仕事の意味を考える際に有名な寓話として、
「3人の石切り職人」の話があります。
私も社内研修等で時々取り上げる話です。
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旅人がある町を通りかかりました。その町では、新しい教会が建設されているところであり、建設現場では,3人の石切り職人が働いていました。その仕事に興味を持った旅人は、1人の石切り職人に尋ねました。「あなたは、何のためにこの仕事をしているのですか?」
その問いに対して、石切り職人は、何を当たり前の事を聞くのだと、不愉快そうな表情を浮かべ、ぶっきらぼうに答えました。「生活をするために決まっているじゃないか。俺には食べさせないといけない家族がいる。そのために金を稼がないとな!」
旅人は、2人目の石切り職人に、同じ事を尋ねました。「あなたは、何のためにこの仕事をしているのですか?」その問いに対して、石切り職人は汗を拭いながら、こう答えました。
「この大きくて固い石を切る為に、一生懸命努力しているのさ。腕を上げて、いつか村一番の職人になるんだ!」
旅人は、3人目の石切り職人に、同じ事を尋ねました。「あなたは、何のためにこの仕事をしているのですか?」その問いに対して、石切り職人は、目を輝かせ、こう答えました。「ええ、いま、私は、多くの人々の安らぎの場となる素晴らしい教会を造っているのです。」
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就活生の皆さん!
貴方は何人目(1人目?2人目?3人目)の
石切職人になりたいですか?