自分の人生を一本の樹木に例えます。貴方が今いる時点はどの部分でしょうか。私は土の中からようやく芽を出す直前にあると思います。これからどんな土壌(業界、業種、仕事内容)で、どんな木(人生)を育てていくか、。そういう意味では就活とは土壌選びとも言えます。自分の性格や価値観をしっかり分析し理解した上で自分に合った土壌を見付けて下さい。よく分からない世の中(マスコミ、ニュース)の雰囲気の中で煽られやみくもに動くと、合わない土壌で貴方という芽が育たなくなります。根が枯れたり腐ったりして、木はまともに育ちません。そして、もう一つ大切なこと。それは、そこ会社の人間関係がどうかということです。過度な緊張感が続く職場だったり、ギスギスしてたり、経営者や上司の悪口や同僚同士の批判が横行する職場はダメです。なぜか?そんな会社に就職し仕事をし給料を得てる自分を否定することになるからです。そんな会社に働く自分に誇りが持てないからです。そういう意味では、社風、人間関係、風土って、まさしく土壌を構成する養分のようなものだと思います。では、自分に合った土壌の見つけ方とは?それは貴方のしっかり考えた上での行動にかかっています。多くの人と会い、語り、職場見学に行き、観て、感じ、最終的には人で決める。それも、その会社の経営者(役員)の人柄や考え方に共感できるかが最終的かポイントになると思います。なぜ?どんなに目の前にいる若手社員の人たちが魅力的でもその社員を最終的に評価するのは経営陣だから。その経営陣の価値観や考え方が結果的にその会社の風土(土壌を構成する養分)を作っているからです。