パナソニック創業者で経営の神様と言われる松下幸之助さんに『なぜ、あなたは成功したのですか?』という問いを記者の方がされたそうです。
松下さんは3つの理由をあげました。
①貧乏だったから
②病弱だったから
③学歴がなかったから
①理由
貧乏で、丁稚奉公だからこそ、人としての在り方を学んだ。お金の大切さを学んだ。
②理由
病弱だったからこそ、人の力を借りました。一人でなく、人の協力のもとでやってきました。
③理由
学歴がなかったからこそ、人の話をよく聴きました。
この話を聞いて貴方はどう感じましたか?
私が今就活をされている貴方に伝えたいこと、
それは、自分PRというものを「自分の凄さ、賢さ、優秀さを寄せ集めてストーリーを作ることだ」と勘違いをされてませんか?
弱さや失敗があるのが人間だと私は思います。
そこに蓋をする必要はないし、貴方の良い所、成功体験ばかりを聞きたがる、そこしか評価しない企業があるならそんな企業はこちらから願い下げって私なら思います。
大切なことは弱さや失敗、自分ではどうにもならなかった環境面やもって生まれた体質、個性を自分ができない理由にするのではなく、それを逆手に取って発想を変えて、成功に導く、行動する力ではないでしょうか?
失敗=隠すこと、ではなく、そこから何を得て学んで未来を変えようとしているのか?そのプロセスが大切だと思うのです。
それを評価してくれる会社に私なら入社したい。人の血が通った会社って感じがするから。