業界別!OB・OG訪問でしておきたい質問

2023/06/07
OB訪問のマナー
質問
選考対策
OB・OG訪問
目次
1.
OB・OG訪問の質問が思いつかない?
2.
‌質問は事前準備がすべて
3.
OB・OG訪問の準備が出来たら
4.
【2タイプ】OB・OG訪問ですべき質問
5.
‌【業界別】OB・OG訪問の質問集‌
6.
Matcherを使ってOB・OGへの質問を円滑に

OB・OG訪問の質問が思いつかない?

‌就活において多くの学生が行うことになるOB・OG訪問。実際に社会に出て働いている先輩の話を通じて、業界や企業、また仕事内容に対する理解を深めることができます。

‌しかし社会人の先輩に対し、どのような質問をすればいいのか迷ってしまう人もいらっしゃるのではないでしょうか?働くイメージが出来ていない中で、社会人に具体的な質問をするのは難しいものです。

この記事ではOB・OG訪問でするべき質問を業界ごとに紹介していきます。記事をしっかりと読んで、OB・OG訪問を有意義なものにしてください。

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‌質問は事前準備がすべて

‌働くイメージが出来ていない中で、社会人に対して具体的な質問をするのは至難の業。しかし、OB・OG訪問は学生から働きかける形で進んでいくため、社会人からの積極的なアクションはあまり期待できません。

‌つまり、OB・OG訪問を成立させるためには下調べが必須ということになります。以下では訪問前の下調べで使いたい、便利なツールを紹介していきます。

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①企業ホームページ‌

‌会社の基本的な情報を集めるのに最も適しているのが企業ホームページです。企業の概要を把握するという意味では、非常に充実したコンテンツと言えるでしょう。

‌募集要項や求める人物像など、就活に関する詳細な情報については、新卒採用サイトで紹介していることがほとんどです。多くの場合企業ホームページから容易にアクセスできるようになっているので併せて確認するようにしましょう。

‌これらのサイトを用いて基礎的な情報を把握し、分からない点、気になった点を質問として準備してください。
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‌②統合報告書(アニュアルレポート)‌

‌‌上場企業から出されている情報として統合報告書というものがあります。企業によってはアニュアルレポートや年次報告書といった名前でこれに近しいものとして公開されています。

‌売上や営業利益のほか扱っている商材、また商材それぞれが全体の売上に占める割合なども記載されており、その企業の概要が掴める資料になっています。また、中長期の経営計画の進捗など今後の展望についても語られています。

‌かなり細かく書かれている部分もあるので必ずしも全てを詳細に理解する必要はありませんが、その企業の状況や目指している姿を把握することは企業選びをするうえで重要なことです。決して難解な文書ではないので、ぜひ目を通してみてください。

OB・OG訪問の準備が出来たら

OB・OG訪問の準備が出来たら、さっそく社会人にアポを取って会ってみましょう。

‌しかし、やったことがある方はお分かりと思いますが、アポ取り連絡から日程決め等々、非常に手間がかかります。電話での連絡は緊張するという方もいらっしゃるでしょう。

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【2タイプ】OB・OG訪問ですべき質問

‌事前に下調べをする中で分からないこと、疑問に思うことが出てくると思います。それをOB・OG訪問で社会人にぶつけましょう。

‌多くの場合2つに大別されます。1つは企業とのミスマッチを防ぐ質問。もう1つは‌‌選考を突破するための質問です。

‌①企業とのミスマッチを防ぐ質問

‌OB・OG訪問の大きな目的の1つが企業とのミスマッチを防ぐこと。

‌企業が行っている事業や掲げている理念に共感したとしても、実際に従事することになる業務や理念の浸透度合いが想像と異なることは往々にしてあります。

‌実際にその企業で働いている人たちが、どのような雰囲気でどのような仕事をしているのかを質問を通じて確認してみてください。

‌質問例‌

「○○の事業に関心があるのですが、そこではどのような業務につくことになるのでしょうか?」
‌「△△という理念を掲げられていますが、実際に従業員の間で浸透していると感じますか?」
‌「若手の意見に寛容な企業風土だと感じますか?」

‌‌②‌選考を突破するための質問

OB・OG訪問での質問を通じて選考を突破するための情報を十分に収集することができます。

‌‌社会人の先輩方も、かつては同じ就活生。各自工夫を重ねて選考を突破し、その企業に入社しています。‌当時行っていた対策や志望動機を聞き出して選考対策の参考にしましょう。

‌また、会社や仕事の魅力も聞いてみてください。社会人に聞いた具体的な話を根拠とした志望動機には説得力があります。話の具体性は会社に対する興味へのアピールにもなるので、積極的に質問し、ESや面接に活かしましょう。

‌質問例‌

「御社に入社するためにどのような努力をなさりましたか?」
‌「私の志望動機やガクチカを聞いてどのような印象を受けましたか?」
‌「御社に入社しようと思ったのはなぜですか?」

‌【業界別】OB・OG訪問の質問集‌

‌ここまで、OB・OG訪問ですべき事前準備と質問のポイントについて説明してきました。意識しながらOB・OG訪問を行ってみてください。

‌一方で業界ごとに聞いておきたい質問も存在します。特に学生と企業の相互理解を重視している企業ではOB・OG訪問を実質的に選考フローに組み込んでおり、OB・OG訪問における質問の質が合否に直結します。

‌‌以下では業界ごとに聞いておきたい質問をまとめました。興味のある業界のOB・OG訪問についてチェックしてみてください。

‌【質問例】商社業界

‌学生に人気のある総合商社は特にOB・OG訪問が重要。優秀な学生がしのぎを削るなか、企業はOB・OG訪問の回数で自社への本気度を判断する場合もあります。社員への訪問も選考の一部と考え、積極的に足を運んでください。

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【質問例】広告業界

‌広告業界も就活生から人気を集める企業の一つです。商社同様、企業への熱意をOB訪問の頻度で判断する可能性があります。OB・OG訪問を行うこと自体が選考に影響すると考え、情報収集に努めましょう。
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テレビ業界

‌多くの学生から絶大な人気を誇るテレビ業界。激務であるとも言われており、企業風土の確認も必要です。積極的にOB・OG訪問を行い、選考突破に役立ててください。

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‌【質問例】生命保険業界

‌多くの学生が受ける生命保険業界。しかし、実際の仕事のイメージがついていない方も多いと思います。OB・OGへの質問を通じて、具体的に業界、仕事について把握してください。

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‌【質問例】損害保険業界

‌‌IT化が進む損害保険業界。企業によっては人員削減を進める中で入社後どのような仕事をすることになるのか。ミスマッチ防止を含め、積極的に質問してみてください。

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【質問例】証券業界

‌ネット証券の躍進などIT化の波が訪れている証券業界。証券業界も選考に大学の先輩へのOB・OG訪問が組み込まれています。選考に限らず、ミスマッチを防ぐ意味でもOB・OG訪問を効果的に利用してください。‌

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‌‌【質問例】出版業界

‌出版業界は作文を課すなど選考が特殊なほか、勤務形態もやや特殊。ミスマッチの防止や選考への綿密な対策が必要になるなかでOB・OG訪問は有効な手段となりえます。積極的に行いましょう。

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‌【質問例】印刷業界

‌印刷業界は大手を中心に多角化を進めています。これまでのイメージとは大きく異なる事業にも進出しているなかで、実際の仕事内容が想像しづらいという方も多いはず。事前に質問を整理して、社会人に聞いてみましょう。

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【質問例】通信業界‌

‌IoTや5Gなど技術革新の波が押し寄せている通信業界。今後の社会革新のなかで通信各社は有力なプレイヤーとなるでしょう。今後の展望や具体的な業務内容についてOB・OGに積極的に質問をしてみてください。‌

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‌【質問例】食品業界

学生から絶大な人気を誇る食品業界。応募者に比して採用数が非常に少ないため、極めて高倍率な選考になっています。OB・OG訪問を行って情報収集を徹底し、選考対策に活かしましょう。

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‌【質問例】飲料業界‌

‌飲料業界も食品業界と同様、人気のある業界です。toCむけのマーケティングに携われる可能性があるのは魅力の1つ。社会人から情報をもらい、選考突破に役立ててください。

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【質問例】化学業界

高い技術力により世界的に大きな影響力を持つ、日本の化学業界。近年メーカーを中心に人気業界となってきています。業界研究を積極的に行ってください。
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‌【質問例】鉄鋼業界‌‌

‌鉄鋼業界は選考フローに大学別のOB・OG訪問が組み込まれています。ここでの印象や質問内容が評価されているので、心して臨みましょう。

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‌【質問例】自動車業界‌

‌自動車業界の企業の中には大学別のOB・OG訪問を採用フローの中に組み込んでいる企業があります。それらを経た面接では、かなり踏み込んだ質問がなされます。面接にしっかり対応できるよう、OB・OG訪問の質を高めましょう。

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‌【質問例】鉄道業界

‌鉄道業界は配属によって業務が大きく異なる業界です。また、JRか私鉄かでも雰囲気が大きく異なると言われています。OB・OGの話を聞いて業務に対する具体的にイメージをして、ミスマッチを未然に防いでください。

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【質問例】不動産業界

街づくりに関わるなど、規模の大きな仕事に関わることになる不動産業界。ディベロッパーは採用数が少なく、難関企業といえます。OB・OG訪問を通じて情報を集め、選考対策に活かしてください。

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‌【質問例】建設業界

‌五輪後の動向が気になる建設業界。建設業界も選考フローにOB・OG訪問が組み込まれている業界の1つです。質問の質を高め、選考を突破してください。

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【質問例】国家公務員

国を支える国家公務員。東大出身者ばかりのイメージがあると思いますが、実態は少し異なるようです。興味のある方はOB・OG訪問を行い、選考やその仕事について質問してみてください。
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‌【質問例】独立行政法人

‌JICAやJETRO、JAXAなどが分類される独立行政法人。公的な仕事に関わることになりますが、公務員試験を課さない採用も多くなっています。仕事を通じて社会貢献をしたいと考えている方はぜひ検討してみてください。

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‌【質問例】教育業界‌

‌デジタル教育の発展や少子化などで再編も進む教育業界。子供の将来に携われるやりがいのある仕事です。OB・OG訪問を通じて、仕事のイメージを膨らませてください。

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Matcherを使ってOB・OGへの質問を円滑に

OB・OG訪問の心得や業界別のポイントについてご紹介してきました。

‌既存のOB訪問では、訪問を依頼する社会人がどんな人で、どんな業務に従事しているのかは知ることができません。またやったことがある方はお分かりと思いますが、アポ取り連絡から日程決め等々、非常に手間がかかります。

このような課題を解決するのが、日本最大級のOB訪問支援サービス、Matcher(マッチャー)です。
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【社会人の所属企業例(一部)】

ゴールドマン・サックス証券、マッキンゼー、Google、三菱商事、電通、日本テレビ、P&G、味の素、サントリー、トヨタ自動車、オリエンタルランド、任天堂、リクルート、集英社、AGC、SONY、全日本空輸、外務省、DeNA、メルカリなど約5000社
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‌社会人に掛け値なしにお願いできるのは、大学生であるこの時期だけ。ぜひ社会人に会いに行って、就活の糧にしてください。
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