
【ケース別】OB訪問の服装、スーツと私服どちらが正解?
2025/03/03
目次
7.
興味のある企業の社会人に話を聞くOB訪問。学生にとって、社会人との出会いはまさに未知との遭遇です。しかし、過度に心配する必要はありません。誠意を持って臨めば、OB訪問は有意義なものになります。
この記事では、OB訪問で社会人に誠意が伝わる服装のポイントを紹介します。これさえ押さえておけば、服装に関して社会人から指摘を受けることはないでしょう。
【ケース別】OB訪問に着ていく服装の見極め方
OB訪問の服装に悩んだ場合はスーツで行くことをオススメします。
スーツを着て怒られることはないですが、私服を着て注意されることは可能性としてゼロではありません。
一方で皆さんの中には「スーツだとフォーマルすぎるのでは?」「話を深掘りして聞けない雰囲気が出ちゃうのでは?」という理由で、私服で参加したいと思う方もいるはず。
そこで、私服でも行っても大丈夫そうなOB・OG訪問の見分け方をご紹介します。
ケース1. 社会人がボランティアで行っているOB訪問の場合
社会人が個人の意思でボランティアとして行っているOB訪問の場合、私服を着ても問題ないでしょう。
▼私服でも良いOB訪問の例
・カジュアルなOB訪問サービスで申請した場合
・以前からのよく知る人物に話を聞きに行く場合
・SNSなどを利用してOB訪問をお願いした場合
もちろん相手によって異なりますが、このような経路で出会った社会人の場合はカジュアルな雰囲気でのOB訪問を想定している可能性が高いでしょう。このようなケースの場合、OB訪問される側の服装もカジュアルなことが多いです。
日程調整時など、相手から来るメッセージの文体などから雰囲気を見て、服装を考えることがオススメです。
MatcherでのOB訪問は基本的に私服でOK
弊社が提供するOB・OG訪問サービス・Matcherは、私服OKな社会人が多いです。実際、弊社で働いているインターン生数名に聞いたところ「Matcherではいつも私服でOB訪問している」と答えていました。
ワンクリックで簡単にOB・OG訪問ができる、社会人側が「お願い」をプランとして提示する、などサービス自体がカジュアルな設計となっていることも理由のひとつでしょう。

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ケース2. 企業が直接関係しているOB訪問の場合
企業が直接関係しているOB・OG訪問は、スーツで行くことが無難です。
▼スーツで行くのが無難なOB訪問の例
・企業公認のサービスを経由してOB訪問を申請した場合
・企業の人事にお願いしてOB訪問することになった場合
・企業説明会などからOB訪問のアポを獲得した場合
以上のようなケースでは、社会人側も「仕事」という意識が強い状態でOB訪問に参加している可能性が高いです。OB訪問される側もスーツを着ていることが予想されます。そのため学生側もスーツを着用して、フォーマルな印象を与えられるように準備をしましょう。
社会人側が「私服で着てください」と提示した場合は、オフィスカジュアルでOKです。
ケース3. オンラインで行うOB訪問の場合
オンラインで行うOB訪問も、どのような経路でOB訪問をすることになったのかに合わせて服装を考えましょう。
オンラインのOB訪問で「服装はその人の第一印象になる。第一印象によって丁寧に説明するか、サクッと伝えて終わるか、人は無意識に判断してしまう」と言われたことがある学生もいます。
スーツを着ることでOB・OG訪問に対する真剣さをアピールしやすいというメリットがあることも覚えておくことがオススメです。
OB訪問でスーツを着る場合の注意点
OB訪問にスーツを着ていく場合、ベーシックなリクルートスーツで行きましょう。
▼スーツを着る際の注意点
・スーツの色や柄はシンプルか?
・スーツのサイズは大きすぎ、小さすぎないか?
・髪型は整っているか?
・靴は綺麗に磨いてあるか?
以下では性別や季節ごとに、どのようなスーツを選ぶべきかを詳しくご紹介します。
男性がスーツを着る場合

スーツは黒色の無地が基本。スーツから見えるシャツは、清潔さを印象付ける白のシャツを選びましょう。
ネクタイも無地かストライプなど、シンプルなものがベターです。靴下は黒か紺。座ったときにパンツの裾が上がって体毛がに見えることがないよう、長めの靴下を選ぶのもポイントとして押さえておきましょう。
男性の髪型について
髪型にも注意が必要です。基本として清潔感のある髪型を意識しましょう。清潔感のある髪型に悩む男性は、おでこが出るくらいのショートヘアーを参考にしてください。髪色は基本的に黒が望ましいです。地毛よりも明るい色に染めている場合は、落ち着いたカラーに戻すことを検討してもよいでしょう。
※デザイン系や美容系の企業に勤めている方と話をする人は、その会社のHPに掲載されている働いている人の雰囲気を参考に髪を整えましょう。
女性がスーツを着る場合

女性がスーツを着る場合のチェックポイントは「スーツ」「ブラウス」「ストッキング」です。
黒のスーツに白のブラウスで落ち着いた印象になるようにしましょう。
パンツではなくスカートを着る場合は、必ず肌の色に近いベージュのストッキングを履くようにしましょう。ストッキングが傷ついた時に履き替えられるよう、何個か持っておくと安心です。
女性の髪型について
女性の髪形は、ロングであれば下の方で一つに結びましょう。ショートやボブで髪が結べない場合は、自分の顔が見えるように髪を耳にかけておくのがベストです。前髪は目を隠さないように切っておくか、左右に分けておきましょう。髪色について、就活時は黒が望ましいとされていますが、地毛に色がある場合に無理して黒染めする必要はありません。
夏にスーツを着る場合
スーツ指定の場合、夏でもシャツは長袖が基本です。移動時間は特に汗をかくので、ジャケット、ネクタイを外して移動しましょう。
訪問する相手から服装指定があった場合は、集合場所につく前や駅のトイレなどで服装を整えてから、向かうようにしましょう。
最近ではクールビズを取り入れている企業も多いので、相手が私服を指定してくれたり、「涼しい服装でお越しください」と連絡してくれる場合があります。その場合は半袖でもOKです。
一方で建物の中はクーラーで冷えている場合があるので、最低限羽織るものを持参していくことも大切です。
冬にスーツを着る場合
寒い日の移動は、スーツだけだと凍えてしまいます。コートやマフラーで防寒、内側にヒートテックなどのインナーを着て体が冷えないようにしましょう。
その時に注意しなければならないのがコートの扱いです。OB訪問は多くの場合、カフェやレストランが待ち合わせ場所になります。お店に入る前に必ずコートを脱いでおくようにしましょう。
服装とは別ですが、ホッカイロをインナーに張ったり、ポケットに入れたりするとより体を温められます。
OB訪問に私服を着る場合の注意点
事前の連絡で、はっきりと服装を指定してくれる場合はわかりやすいですが、中には「私服でもいいですよ!」「動きやすい服装でいらしてください」など曖昧な表現をされる場合があります。こんな場合の準備方法について解説していきます。
「私服でOK」の意図とは
OB訪問をしていると「スーツを着てこなくても良い」と言ってくださる社会人に出会うかもしれません。この場合、「カジュアルな服装で着てもらうことで、リラックスして話を聞いて欲しい」という社会人のご厚意であることが多いので、言葉通り私服で訪問するようにしましょう。(同日に会社説明会や選考会がある場合は、スーツでも問題ありません)
ただし、私服で良いと言っても限度はあります。あからさまに派手な服装や濃い化粧でOB訪問をすると、社会人に良識を疑われる恐れがあります。私服のセンスで人となりを判断されても悲しいので、OB訪問には落ち着いた服装で臨むことをおすすめします。
似た表現で、「私服可」「私服で構いません」「服装自由」といった指定方法があります。こちらの場合も、カジュアルな服装で臨みましょう。
「オフィスカジュアル」は何を着るべき?
服装自由といわれた場合、「オフィスカジュアルな服装」を心掛けましょう。オフィスカジュアルとは、スーツほどフォーマルではないけど、ビジネスシーンでも通用する服装のことです。
オフィスカジュアルの定義も組織によって違うので、一概には言えないですがジーンズを許容してくれる場合もあります。
「動きやすい服装」は何を着るべき?
当日何をするかによっても、この言葉の意味は変わってきます。
農作業やDIYのお手伝いなど全身を動かす作業のための服装であれば、ジャージやTシャツのような伸縮性の高い服装にしましょう。一方で、カフェでお話しのような、激しい動きがない場合は、座っていて疲れない服装というニュアンスを含みます。
なぜ動きやすい服装なのか?相手の意図を考えて準備しましょう。
OB訪問で避けるべき服装4選
スーツでも私服でも、OB訪問で避けるべき服装があります。
▼OB訪問で避けるべき服装
・A4サイズが入らないような小さいカバン
・必要最低限以上のアクセサリー
・高級ブランド品
・ジーンズなどのカジュアルすぎる服装
社会人が印象を悪くしやすい服装に注意し、選ぶようにしましょう。
▼OB訪問で避けるべき服装
・A4サイズが入らないような小さいカバン
・必要最低限以上のアクセサリー
・高級ブランド品
・ジーンズなどのカジュアルすぎる服装
社会人が印象を悪くしやすい服装に注意し、選ぶようにしましょう。
①A4サイズが入らないような小さいカバン
OB訪問に持っていくカバンは、A4サイズが入るものがベストです。資料を渡してもらえる場合などがあるためです。
渡された紙を目の前で折ってカバンに入れるのは、重要ではないものとして扱われたような気分になり、相手の心象を悪くする恐れがあります。
冬であればコートをかけた時に倒れないように、自立するものを選ぶこともオススメです。
②必要最低限以上のアクセサリー
大きめのネックレスや、ピアス、指輪などはOB訪問の際に身につけないようにしましょう。
なるべくシンプルに質素な服装を心がけることで、謙虚さを見た目からアピールすることができ、OB訪問相手にとって話しやすい雰囲気を作ることができます。
時計や小さめのネックレスなどは着けたままでも問題ない場合が多いです。
③高級ブランド品
高級ブランドのロゴが印象強く入ったものをOB訪問に持っていったり、身につけていくことはあまりオススメできません。
高価なものは時として人を緊張させたり、悪い印象を与えてたりしてしまう恐れがあります。
OB訪問をする際の服装や身の回りのものは、高級ブランド品ではなく、一般的なものを選ぶようにしましょう。
④ジーンズなどのカジュアルすぎる服装
「私服で来てください」と言われた際でも、ジーンズやカーゴパンツなどのカジュアルすぎる服装を選ぶことは避け、あくまでもオフィスカジュアルを意識しましょう。
ジーンズなどの服装はかなりラフであり、「自分のする話にそこまで価値があると思っていないのかな」とOB訪問相手の気持ちを悪くさせてしまうかもしれません。
ズボンを履く時はスラックスなどのキレイめなものを選ぶことがおすすめです。
OB訪問の服装に関するよくある質問
ここでは、OB訪問の服装に関して就活生がよく抱える疑問についてお答えしていきます。
Q. 服装について指定されなかった場合はどうする?
事前の連絡で服装が話題にならなかったとき、基本はスーツで向かうことをおすすめします。相手に敬意をはらいすぎて損をするなんてことはありません。
こちらから事前に服装について確認するのも手段の1つです。相手からしても、丁寧な学生という印象がつきますし、当日不安な気持ちを抱えずに済みます。
Q. スーツでOB訪問する際はノーネクタイでも良い?
OB訪問相手にスーツを指定されている場合、ノーネクタイやノージャケットはマナー違反になるためNGです。フォーマルな場面においてネクタイやジャケットがないと、その機会を軽く見ていると判断され、失礼だと思われてしまう可能性があります。
一方で、オフィスカジュアルとしてシャツを着用していく場合は、ネクタイやジャケットがなくても問題ありません。
Q. OB訪問相手が知り合いだった場合の服装は?
すでにOB訪問をお願いする社会人と関係値が築けている場合は、どのような服装でもある程度は許容されるでしょう。
注意すべきなのは、知人の紹介で自分が行きたい企業の社会人を紹介された場合。知人の紹介だからといって礼節を疎かにすると、不快な思いをさせてしまいかねません。この場合はスーツで行くのが無難かと思われます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。OB訪問をする際の服装について説明してきました。
▼本記事のまとめ
▼本記事のまとめ
・OB・OG訪問も就活の一環なので、基本的にはリクルートスーツを着る
・企業や社員から、「私服」や「服装自由」といわれた場合は、オフィスカジュアルな服装を心がける
・A4サイズのものが入らない小さいカバンや、華美なアクセサリー、ジーンズなどはNG
・私服でOB・OG訪問にいくときは、「相手に失礼ではないか」「ビジネスシーンに合うかどうか」などを考える
決して、「OB訪問だから選考には関係ない」と考えず、就活中は、常に服装への気遣いは忘れないようにしましょう。