【完全版】OB訪問の服装|スーツと私服どちらが正解?

2023/10/19
OB訪問のマナー
就活の服装
目次
1.
OB訪問に着ていく服装の選び方
2.
オンライン(zoom)の時のOB・OG訪問の服装は?
3.
OB訪問にはどんなスーツを着ていくべき?‌
4.
私服OKの場合は、オフィスカジュアルで
5.
服装について指定されなかった場合はどうする?
6.
OB訪問相手が知り合いだった場合の服装は?
7.
‌OB訪問で避けるべき服装とは
8.
カジュアルなOB訪問をMatcherで
9.
まとめ
‌興味のある企業の社会人に話を聞くOB訪問。学生にとって、社会人との出会いはまさに未知との遭遇です。
‌しかし、過度に心配する必要はありません。誠意を持って臨めば、OB訪問は有意義なものになります。
‌この記事では、OB訪問で社会人に誠意が伝わる服装のポイントを紹介します。これさえ押さえておけば、服装に関して社会人から指摘を受けることはないでしょう。‌

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OB訪問に着ていく服装の選び方

OB訪問を行う際は、基本的にスーツを着ていくことが無難です。

スーツを着て怒られることはないですが、私服を着て注意されることは可能性としてゼロではありません。

一方で皆さんの中には「スーツだとフォーマルすぎるのでは?」「話を深掘りして聞けない雰囲気が出ちゃうのでは?」という理由で、私服で参加したいと思う方もいるはず。

そこで、私服でも行っても大丈夫そうなOB・OG訪問の見分け方をご紹介します。

見分け方①:企業が直接関係しているOB・OG訪問

企業が直接関係しているOB・OG訪問は、スーツで行くことが無難です。

・企業公認のサービスを経由してOB訪問を申請した場合
・企業の人事にお願いしてOB訪問することになった場合
・企業説明会などからOB訪問のアポを獲得した場合

以上のようなケースでは、社会人側も「仕事」という意識が強い状態でOB訪問に参加している可能性が高いです。

そのため学生側もスーツを着用して、フォーマルな印象を与えられるように準備をしましょう。

社会人側が「私服で着てください」と提示した場合は、オフィスカジュアルでOKです。

見分け方②:社会人がボランティアで行っているOB・OG訪問

社会人が個人の意思でボランティアとして行っているOB・OG訪問の場合は、スーツではなくても大丈夫でしょう

・以前からのよく知る人物に話を聞きに行く場合
・カジュアルなOB訪問サービスで申請した場合
・SNSなどを利用してOB訪問をお願いした場合

もちろん相手によって異なりますが、このような経路で出会った社会人の場合はカジュアルな雰囲気でのOB訪問を想定している可能性が高いです。

日程調整時など、相手から来るメッセージの文体などから雰囲気を見て、服装を考えることがオススメです。

OB・OG訪問サービス Matcherには私服OKな社会人が多い

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
弊社が提供する所属大学関係なくOB・OG訪問ができるサービス Matcher(マッチャー)には、私服OKな社会人が多いです。弊社で働いているインターン生に聞いたところ「Matcherではいつも私服でOB訪問している」と答えていました。

ワンクリックで簡単にOB・OG訪問ができる、社会人側が「お願い」をプランとして提示する、などサービス自体がカジュアルな設計となっていることも理由のひとつでしょう。

特に相手からスーツ着用の申し出がない限りはキレイめな私服でOKだと思いますが、もし心配な場合はスーツでも問題ありません。
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オンライン(zoom)の時のOB・OG訪問の服装は?

オンラインで行うOB・OG訪問も、どのような経路でOB訪問をすることになったのかに合わせて服装を考えましょう

オンラインのOB訪問で「服装はその人の第一印象になる。第一印象によって丁寧に説明するか、サクッと伝えて終わるか、人は無意識に判断してしまう」と言われたことがある学生もいます。

スーツを着ることでOB・OG訪問に対する真剣さをアピールしやすいというメリットがあることも覚えておくことがオススメです。
‌OB・OG訪問のやり方や、アポの取り方についてはこちらの記事をみてみてください。

OB訪問にはどんなスーツを着ていくべき?

‌OB訪問にはスーツで臨むべきだと説明しましたが、具体的にはどのようなスーツが好ましいのでしょうか?ベーシックなリクルートスーツであれば、何の問題もありません。
‌男性・女性に関わらず大切なのは、清潔感を保つことです。

色や柄も大切ですが、ぼさぼさの髪型で、サイズも合っていないスーツを着ていたら、どこかだらしのない印象になってしまいます。自分が相手にどう見られるか意識することが大切です。

男性の場合

‌‌服装の具体的なチェックポイントは、「スーツ」「シャツ」「ネクタイ」「靴下」の4点です。

‌スーツは黒色の無地が基本。スーツから見えるシャツは、清潔さを印象付ける白のシャツを選びましょう。
‌ネクタイも無地かストライプなど、シンプルなものがベターです。靴下は黒か紺
‌座ったときにパンツの裾が上がって体毛がに見えることがないよう、長めの靴下を選ぶのもポイントとして押さえておきましょう。

男性の髪型

‌髪型にも注意が必要です。基本として清潔感のある髪型を意識しましょう。
清潔感のある髪型に悩む男性は、おでこが出るくらいのショートヘアーを参考にしてください。

‌髪色は基本的に黒が望ましいです。地毛に若干色が入っている場合は問題ないですが、明るい髪色は相手にネガティブな印象を与える可能性があります。

※デザイン系、美容系の企業に勤めている方と話をする人は、その会社のHPを参考に髪を整えましょう。

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女性の場合

チェックポイントは「スーツ」「ブラウス」「ストッキング」です。

黒のスーツに白のブラウスで落ち着いた印象になるようにしましょう。
‌ストッキングなしにスカートを履いてしまうのは、フォーマルな服装としてあまりよろしくありません。必ず肌の色に近いベージュのストッキングを履くようにしましょう。ストッキングが傷ついた時に履き替えられるよう、何個か持っておくと安心です。

女性の髪型

‌女性の髪形は、ショートやロングの長さと礼儀は関係がありません。
ただ、ロングの場合は自分の顔がきちんと相手に見えるように結んだりすることが大切です。
前髪は目を隠さないように切っておくか、左右に分けておきましょう。

また、髪を結ばないといけないルールはありませんが、お辞儀や立ち上がる動作のたびに髪が動く可能性があるので、結んで整えておくことをおすすめします。

髪色について、就活時は黒が望ましいとされていますが、男性同様地毛に色がある場合に無理して黒染めする必要はありません。

季節ごとに注意すべき点

冬の寒い日画像
暑い日、寒い日でも、OB訪問でスーツを着なければいけない場面があると思います。
無理して着続けて、体調を崩したら意味がありません。各シーズンにあった格好を選びましょう。

夏の暑い日

移動時間は特に汗をかくので、ジャケット、ネクタイを外して移動しましょう
訪問する相手から服装指定があった場合は、集合場所につく前や駅のトイレなどで服装を整えてから、向かうようにしましょう。

最近ではクールビズを取り入れている企業も多いので、相手が私服を指定してくれたり、
「涼しい服装でお越しください」と連絡してくれる場合があります

一方で建物の中はクーラーで冷えている場合があるので、最低限羽織るものを持参していくことも大切です。

冬の寒い日

‌寒い日の移動は、スーツだけだと凍えてしまいます。
コートやマフラーで防寒、内側にヒートテックなどのインナーを着て体が冷えないようにしましょう

その時に注意しなければならないのがコートの扱いです。OB訪問は多くの場合、カフェやレストランが待ち合わせ場所になります。
‌お店に入る前に必ずコートを脱いでおくようにしましょう。コートのマナーは就活で特に注意すべき点なので、気になった方は以下の記事を参考にしてください。

‌服装とは別ですが、ホッカイロをインナーに張ったり、ポケットに入れたりするとより体を温められます。

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私服OKの場合は、オフィスカジュアルで

事前の連絡で、はっきりと服装を指定してくれる場合はわかりやすいですが、中には「私服でもいいですよ!」「動きやすい服装でいらしてください」など曖昧な表現をされる場合があります。こんな場合の準備方法について解説していきます。

私服で大丈夫と言われた場合

OB訪問をしていると、スーツを着てこなくても良いと言ってくださる社会人に出会うかもしれません。

‌カジュアルな服装で着てもらうことで、
リラックスして話を聞いて欲しい。このような社会人のご厚意であることが多いので、この場合は言葉通り私服で訪問するようにしましょう。(同日に会社説明会や選考会がある場合は、スーツでも問題ありません。)

‌ただし、私服で良いと言っても限度はあります。あからさまに派手な服装や濃い化粧でOB訪問をすると、社会人に良識を疑われる恐れがあります。私服のセンスで人となりを判断されても悲しいので、OB訪問には落ち着いた服装で臨むことをおすすめします。

似た表現で、「私服可」「私服で構いません」「服装自由」といった指定方法があります。
こちらの場合も、わざわざ私服という言葉を使っているので、相手の裏をかいたりせずカジュアルな服装で臨みましょう。

オフィスカジュアルとは

オフィスカジュアルを表す画像
服装自由といわれた場合、「オフィスカジュアルな服装」を心掛けましょう。
オフィスカジュアルとは、スーツほどフォーマルではないけど、ビジネスシーンでも通用する服装のことです。

‌上のイラストのような、白やベージュ、ライトブルー、黒のような落ち着いた色を軸に、アクセサリーもワンポイントで入れる程度に抑えましょう。ジャケットを着る方が多いイメージですが、必須ではありません。

オフィスカジュアルの定義も組織によって違うので、一概には言えないですがジーンズを許容してくれる場合もあります。

動きやすい服装と言われた場合

当日何をするか?によっても、この言葉の意味は変わってきます。

農作業やDIYのお手伝いなど全身を動かす作業のための服装であれば、ジャージやTシャツのような伸縮性の高い服装にしましょう。一方で、カフェでお話しのような、激しい動きがない場合は、座っていて疲れない服装というニュアンスを含みます。

なぜ動きやすい服装なのか?相手の意図を考えて準備しましょう。

服装について指定されなかった場合はどうする?

事前の連絡で服装が話題にならなかったとき、基本はスーツで向かうことをおすすめします。
相手に敬意をはらいすぎて損をするなんてことはありません。

こちらから事前に服装について確認するのも手段の1つです。
相手からしても、丁寧な学生という印象がつきますし、当日不安な気持ちを抱えずに済みます。

OB訪問相手が知り合いだった場合の服装は?

‌OB訪問を受け入れてくださる社会人は、面識のない人だけではありません。大学のサークルやゼミの先輩やアルバイト先の先輩など、知り合いにOB訪問のお願いをすることもあるかと思います。

‌すでに OB訪問をお願いする社会人と関係値が築けている場合は、どのような服装でもある程度は許容されるでしょう。

注意すべきなのは、知人の紹介で自分が行きたい企業の社会人を紹介された場合
‌知人の紹介だからといって礼節を疎かにすると、不快な思いをさせてしまいかねません。紹介してくださった知人の方にも迷惑がかかるので、服装にも気を遣ってください。

‌OB訪問で避けるべき服装とは

スーツでも私服でも、OB訪問で避けるべき服装があります。社会人が印象を悪くしやすい服装に注意し、選ぶようにしましょう。

①A4サイズが入らないような小さいカバン

OB訪問に持っていくカバンは、A4サイズが入るものがベストです。資料を渡してもらえる場合などがあるためです。

渡された紙を目の前で折ってカバンに入れるのは、重要ではないものとして扱われたような気分になり、相手の心象を悪くする恐れがあります。

冬であればコートをかけた時に倒れないように、自立するものを選ぶこともオススメです。

②必要最低限以上のアクセサリー

大きめのネックレスや、ピアス、指輪などはOB訪問の際に身につけないようにしましょう。

なるべくシンプルに質素な服装を心がけることで、謙虚さを見た目からアピールすることができ、OB訪問相手にとって話しやすい雰囲気を作ることができます。

時計や小さめのネックレスなどは着けたままでも問題ない場合が多いです。

③高級ブランド品

高級ブランドのロゴが印象強く入ったものをOB訪問に持っていったり、身につけていくことはあまりオススメできません。

高価なものは時として人を緊張させたり、悪い印象を与えてたりしてしまう恐れがあります。

OB訪問をする際の服装や身の回りのものは、高級ブランド品ではなく、一般的なものを選ぶようにしましょう。

④ジーンズなどのカジュアルすぎる服装

「私服で来てください」と言われた際でも、ジーンズやカーゴパンツなどのカジュアルすぎる服装を選ぶことは避け、あくまでもオフィスカジュアルを意識しましょう。

ジーンズなどの服装はかなりラフであり、「自分のする話にそこまで価値があると思っていないのかな」とOB訪問相手の気持ちを悪くさせてしまうかもしれません。

ズボンを履く時はスラックスなどのキレイめなものを選ぶことがおすすめです。

カジュアルなOB訪問をMatcherで

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
OB訪問の服装における注意点についてご理解できたら、OB訪問をしてみましょう。

弊社が提供するサービス「Matcher」では、オンラインのOB訪問が可能です。OBの方のプランによっては、チャットで対応してくれる場合やツールを使ってオンラインで面談することができます。

Matcher(マッチャ―)とは

所属大学や住んでいる地域に関係なくOB・OG訪問ができるアプリです。

就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?

そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。

Matcherをオススメする5つの理由
・大手企業からベンチャー企業の社会人3.5万人が登録している!
・出身大学関係なく、OB・OG訪問できる!
・住んでいる地域に関係なく、オンラインでOB・OG訪問できる!
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まとめ

いかがでしたでしょうか。O‌B訪問をする際の服装について説明してきました。
‌冒頭でも述べたとおり、「誠意」があれば、OB訪問は充実したものになります。服装への気遣いは、「誠意」を社会人にしっかりと示すのに非常に効果的。今まで説明してきたことを徹底し、OB訪問を有意義なものにしてください。

決して、「OB訪問だから選考には関係ない」と考えず、就活中は、常に服装への気遣いは忘れないようにしましょう。

本記事のまとめ
・OB・OG訪問も就活の一環なので、基本的にはリクルートスーツを着る
・企業や社員から、「私服」や「服装自由」といわれた場合は、オフィスカジュアルな服装を心がける
・A4サイズのものが入らない小さいカバンや、華美なアクセサリー、ジーンズなどはNG
・私服でOB・OG訪問にいくときは、「相手に失礼ではないか」「ビジネスシーンに合うかどうか」などを考える

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