【厳選・一覧表付き】就活で使える自分の長所「19選」を大公開!

2023/07/18
就活で伝える長所
長所の例文
長所一覧
目次
1.
‌【19選!】就活で使える長所を一覧で紹介します!‌
2.
‌‌長所の見つけ方5選
3.
長所を通して企業が見ている評価ポイントとは?
4.
‌長所を伝える基本の流れ
5.
おすすめできない長所一覧
6.
【例文あり】ESで長所をアピールするコツ
7.
まとめ
‌「あなたの長所を教えてください!」‌就活で必ずと言って良いほど聞かれることになる長所。みなさんは長所を聞かれたらどう答えるのか、決めているでしょうか?

”自分の長所が思いつかない”
”長所を交えたエピソードの伝え方が難しい”
”自分の長所を言語化できていない”

どのような長所をアピールすれば良いのか分からず、悩んでいる人も多いのではないかと思います。上記のお悩みを抱えている方は本記事で解決することができます。

本記事の内容は以下の通りです。
・伝えたい長所ごとの例文
・長所の見つけ方のポイント
・面接官にウケが良い長所19選の紹介
・長所の評価ポイントを伝授
・ESでの長所の伝え方

またOB・OG訪問サービス Matcherを運営する会社で就活を終えたインターンをしている私が面接で好印象に繋がった長所を合わせて紹介していきます。
みなさんが自分の長所を考える際の参考になれば幸いです。

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‌気軽にOB・OG訪問ができるMatcher(マッチャ―)では、社会人の方に模擬面接を依頼して面接対策を行うことができます。

「面接で緊張して上手く話せない」「質問に対して自分の受け答えが不自然な気がする」「自分の長所が伝わっているか不安」
こんなお悩みをお持ちの方はぜひ、Matcher(マッチャ―)に登録してみてはいかがでしょうか。

‌【19選!】就活で使える長所を一覧で紹介します!‌

「長所が思いつかない」「長所は分かってきたけど、伝え方がわからない」
という人のために、アピールしたい長所ごとに例文を紹介します。

それぞれ詳細のページのURLを記載しているので、気になった長所はそちらを確認してみてください。‌‌

長所 一覧の画像‌ここから、表で紹介した長所について詳しく解説していきます。
‌各長所に、ポイントを解説したページが用意されているので、もっと詳しく知りたい方は、クリックしてチェックしてみてください!

‌①協調性

‌とあるデータによると、およそ50%の企業が求める学生の人物像として協調性があることを重視しています。
‌それほど協調性は仕事で必要になる長所と言えるでしょう。

‌自分の長所として協調性があることをアピールする場合は、どのようなことを意識し、それによってどんな結果になったか伝えることを意識してください。

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②コミュニケーション能力

協調性と同じく、コミュニケーション能力は多くの企業が選考の評価基準としている重要な要素です。

しかし、コミュニケーション能力は漠然とした言葉であるため、注意が必要になります。
自分の中でコミュニケーション能力とはどんな能力か明確な定義を持ったうえでアピールすると良いでしょう。

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③向上心‌

‌仕事ができるようになる上で、向上心は決して欠かすことはできません。

持っていることが前提とされるものなので、長所としてアピールするのには物足りないと思われる恐れがあります。向上心があることを基本として、成長するための具体的な方法について詳しく説明すべきでしょう。

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‌④真面目

‌真面目という性質は、良くも悪くも取られるもの。
‌例えば、「言われたことを言われた通りにするだけ。」と捉えられたらマイナスの評価になりかねません。

‌真面目なことによって評価されるポイントは、物事に真剣に向き合って成果がでるまでやりきれるところなので、エピソードからその様子が伝わるよう心がけてください。以下の記事では回答例と合わせて真面目さを伝えるときのポイントを紹介しています。

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⑤責任感

‌「向上心」と同じく、責任感は仕事をする上でなくてはならないものです。
‌それ故、長所として説明するのに責任感だけをアピールするのは得策ではないでしょう。

‌責任感を持って物事に取り組んだ際に培った強みを伝えるなど、切り口を変えてアピールした方が良いかもしれません。
‌以下の記事では回答例と合わせて責任感を伝えるときのポイントを紹介しています。

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⑥忍耐力

‌体育会の部活動を経験してきた人など、忍耐力をアピールしたい人は多いのではないでしょうか?
‌忍耐力が評価されるか否かは業界や企業によって大きく変わります

‌長所を伝える企業がどのような社風なのか調べた上で、忍耐力を伝えるべきか否か判断することをおすすめします。

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⑦負けず嫌い

負けず嫌いの画像‌負けん気を持って仕事に取り組むことは多くの企業が評価されるはず。
‌ただし、どんなに負けず嫌いでも、正しいプロセスで仕事に打ち込めなければ成果は出ません。

‌エピソードでは負けず嫌いであることと共に、結果を出すための考え方と行動についても言及するようにしましょう。

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⑧行動力

‌大学時代にたくさんの経験をしてきた人のなかには行動力をアピールしたい人は多いのではないのではないでしょうか?
‌しかし、よくよく考えると、行動力は非常に抽象的な言葉。それ故何が強みになっているのか分かりにくくなります。

‌自分の中で行動力を突き詰めて何が強みになっているのか言語化してみてください。

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‌⑨気配り

‌人と円滑な人間関係を構築するのに気配りができることは有効なはずです。

‌しかし、ただ気配りができると言っても活躍するイメージと結びつかないので、エピソードを通してどんな強みなのか説明できるようにしておくことが大切です。

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⑩リーダーシップ

‌企業採用ページや説明会で、リーダーシップがある人を求めているというメッセージをよく見聞きします。
‌しかし、リーダーシップの定義は人それぞれ。

‌長所としてリーダーシップがあることを伝えるときは、自分なりにリーダーシップとは何か答えを持っている状態にしておきましょう。

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‌⑪継続力

‌何か一つの物事を続けてきた人は、長所として自分の継続力をアピールしたいと考えるでしょう。しかし、企業が知りたいのはあくまで資質や能力

続けてきたという事実ではありません。物事を続けてきた努力から培った強みが何か考え、切り口を変え、別の強みとして伝えるのが得策です。

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⑫努力家

‌仕事でも何でも努力できることは大きな強みになります。
‌努力なしに成長することなどあり得ないからです。

‌努力家であることを長所として説明するときは、努力する前と後の状態を明確に説明することと、その変化を生んだプロセスを具体的に説明すると良いでしょう。以下の記事では努力家を伝えるときのポイントと自己PRの回答例を紹介しています。

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⑬計画性

‌会社に入ってからは、計画を立ててそれを遂行することの繰り返しです。
‌目標を達成するために計画を立て、実行に移して成功した経験は企業からも評価されるはずです。

‌エピソードを整理して説明して、どんなことを意識したのかが分かりやすくなるよう心がけてください。

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‌⑭好奇心

‌興味を持って1つのことを突き詰めることをアピールしたいときに好奇心を伝える人は少なくありません。

‌ただし、好奇心を持っては取り組めるか否かは対象によって異なるので、企業でも好奇心を持って取り組めることもアピールすると良いでしょう。

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‌⑮粘り強さ

‌長所として粘り強さをアピールするときに大切なのは、実際に取り組んだこととそれに伴う結果について的確に説明すること。
‌「粘り強く頑張った」と言うだけでは仕事でそれが再現できるか不明瞭なままになります。

‌仕事の現場でも活かせることが伝わるような表現になるよう意識してください。

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⑯チャレンジ精神

チャレンジ精神の画像‌‌難しいことに果敢に挑むことはプラスのことです。しかし仕事では、チャレンジしたからと言って成果に結びつくわけではありません。

‌達成が難しい目的に対してどのような思考プロセスを辿り、その結果どう行動したのか。エピソードから理解できるような伝え方を意識しましょう。

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‌⑰諦めない

‌困難な状況に置かれても諦めずにやりきる力は仕事でも求められます。

‌しかし、単に「諦めないです!」と言っても説得力がないので、どのような思考を経て諦めないと決断したのか、そしてそれに伴ってどんなアクションをとったのかを詳細に説明するようにしてください。

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⑱‌素直

‌仕事の経験がない大学生を採用する新卒採用では、最初のうちは戦力にならないことが前提となっています。

‌できるだけ早く戦力になってもらう必要があり、企業はそれを、素直さで測ります。素直さを長所としてアピールする際は、謙虚さを持って学び、それによって得られた結果について詳しく説明することをおすすめします。

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⑲慎重

‌上で説明した真面目であるという性質がそうであったように、慎重さはマイナスに評価されるリスクがある資質です。

‌マイナスの評価を受けないためにもエピソードを可能な限り具体的にし、物事に対して抜かりなく取り組めることをアピールするようにしてください。以下の記事では慎重さを伝えるときのポイントと自己PRの回答例を紹介しています。

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【ES例文アリ】自己PRで「慎重さ」を魅力的に言い換えるコツ

‌‌長所の見つけ方5選

‌長所を伝える以前に、「アピールできるような長所なんて自分にはない...」と考えている人もいるかもしれません。
長所がない人の多くは、長所が見つけられていないことを錯覚しているだけです。

「長所 一覧」と調べて本記事を見ている方は「多すぎて、何を選べばいいか分からない」と悩むことがあるでしょう。

そんな方に向けて簡単にできる長所の探し方を5つ紹介します。

‌①マッチャーでOB・OG訪問をして自分の長所を見つける

‌長所の伝え方は理解しているものの、自分自身の長所が明確に定まらないという方もいるのではないでしょうか?
‌この原因として考えられるのは①自己分析が非効率的、②他己分析をお願いしていないことが考えられます。
自己分析&他己分析を実施するうえで有効なツールとしてお勧めするのがMatcher(マッチャー)です。

Matcherは、所属大学や学年に関係なく社会人に就活相談にのってもらえるサービスです。自己分析・他己分析をはじめ、ES添削や面接対策に35,000人以上の社会人が協力してくださいます。
世に出て活躍している社会人に話を聞いて、あなたの長所を見つけてもらいましょう。
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 ②社会人基礎力から探す

経済産業省が提唱している社会人基礎から当てはまる自分の長所を見つけることも一つの手です。

「新・社会人基礎力」とは人生100年時代と言われる世の中で、個人の企業・組織・社会との関わりがあるライフステージで活躍し続けるために経済産業省が定義付けたものです。

必要な基礎的な力(3つの能力/12の能力要素)を表した図が下の通りです。
社会人基礎力の図‌【参考】経済産業省「社会人基礎力」

<3つの能力と12の能力要素>
1.前に踏み出す力
主体性
働きかけ力
実行力

2.チームで働く力
発信力
傾聴力
柔軟性
情報把握力
規律性
ストレスコントロール力

‌3.考え抜く力
課題発見力
計画力
想像力

上記で挙げた能力から、自分に当てはまる力を探してみると、面接官にとって好印象に繋がる長所が見つかるかもしれません。

 ③身近な人に聞く

自分で長所を探すことは難しいですよね。そんな時は、周囲の人に自分の長所や性格を聞いてみることをおすすめします。

家族や友人、アルバイトの店長、ゼミの教授など、あなたの周りの人は、自分自身では気付いていない長所を見つけ出してくれるでしょう。
様々な人に聞くことで、必ずよく言われる絶対的な長所や、自分が抱いていなかった性格が見つかります。

④成功体験を書き出す

今までの人生で成功した経験から、長所を見つけ出す方法もあります。

成功体験を振り返る際におすすめの手段を紹介します。

・自分はそこでどんな役割を果たしたか
・どんな課題意識を持ったか
・具体的に起こしたアクションは何か

例えばこの例に当てはめた成功体験を述べると、

<成功体験>
部活動で部長として練習の指揮をとり、全国大会に出場した

<長所>
・チームワーク力
・人に寄り添うことができる傾聴力
・90人の部員をまとめたリーダーシップ力
・練習日程を管理した調整力

成功を導く際に、どんな働き掛けをしたのかを考えることで、自分なりの長所を見つけることができます。ぜひやってみてください。

▼下記の記事はさらに詳しく長所を見つける方法を紹介しています。

⑤短所を長所に変える

長所の裏返しで短所を考えるといった話を耳にしたことがある人が多いのではないでしょうか。
なぜそうするべきなのか、長所と短所の関係性について解説していきます。

短所と長所はなぜ表裏一体にするべきなのか?​​

前述の通り、短所と長所は表裏一体です。
長所を裏返した短所になっている方が、人柄や性格が想像しやすく、説得力が上がります。

自分の短所をあげて、それをポジティブに考えて長所として言い換えられる言葉に変えるといった方法(リフレーミング手法)は有効であるといえます。

しかし、必ずしも長所にもなるような短所を伝えることはおすすめできません。
長所にもなるような短所を伝えることは、「短所はない」と思われてしまう可能性もあります。

そのため、嘘や誤魔化しを行うことは避けて、素直に短所を伝えると良いでしょう。
短所に対して「今どう克服しているのか」など、短所とどう向き合っているのかを伝えることがポイントです。

▼短所についての記事はこちらからチェックしてみてくださいね。
面接で伝えるのにちょうどいい短所の選び方【例文あり】

長所を通して企業が見ている評価ポイントとは?

企業が魅力を感じる長所を考えるためには、長所を通して何を見ようとしているのかを把握する必要があリます。
‌企業がみなさんの長所を通して見ているポイントとは、何なのでしょうか?‌

‌長所を通して企業が見ているもの。それはずばり、入社後に活躍するポテンシャルです。
具体的には

‌・自己分析ができているか
企業が求める人物像にあっているか
‌・
伝える能力が備わっている(準備ができているか)

の3つの観点で判断しています。‌

‌中途採用と異なり、新卒採用は仕事の経験が全くない状態で企業に入社することになります。
‌そこで企業が注目するのが、今までに経験してきたこと。
‌今までの経験とそこから培われた資質・能力を知れば、仕事をするとなったときのパフォーマンスを推測することができます。

‌3つの観点を1つずつ説明していきます。

‌①自己分析ができているか

自分の長所を正しく理解することで、入社後にどのスキルを重点的に伸ばしていくべきか、逆に苦手をいかにカバーしていくか考えることができます。

自己分析ができている人は、企業にとって「自立できる人」という印象を与えます。
困難な状況でも、自分の長所を活かして行動ができるので、課題解決状況打破能力が高いと期待されるためです。

しかし、最初から自己分析がサクサクできる人は多くありません。
自己分析に苦手意識を持っている人にこそ、自己分析ツールの活用をおすすめします。

こちらの記事で紹介しているツールは主に5つ
・自分史の活用
・他己分析による客観的視点
・これからやりたいこと、将来なりたい自分の想像
・モチベーショングラフの活用
・エニアグラム診断

自己分析の方法にも相性があり、過去の経験をもとに分析したい場合は「自分史」「モチベーショングラフ」を活用することをおすすめします。

今の自分の感情や、周囲からみた視点を使って分析したい場合は「他己分析」「これからやりたいこと、将来なりたい自分の想像」をしてみるとよいと思います。

自分や周囲がまだ見えていない、自分の潜在的な一面を探りたければ「エニアグラム診断」などのテストを受けてみるのもよいかもしれません。ただし、注意すべきなのが、この診断は統計によって導かれた傾向であって、完璧に性格を分析しているわけではありません。

複数のツールを掛け合わせて、多面的に自分と向き合うことで、自己分析が行いやすくなるでしょう。

②企業が求める人物像にあっているか

企業が求める人物像に合っているかの画像‌会社の業界、募集職種によって、企業が求める人物は異なります。

短時間で、複数の成果を求められる場合もあれば、じっくり考えて、長期的に成果につなげていくことを求められる場合もあります。

その求める人物像と照らし合わせて、学生の長所が会社とマッチしているかを、企業は選考で判断しています。そのため、異なる会社で同じ内容の長所を伝えたとしても、選考の合否が変わることもあります。

③伝える能力が備わっているか(準備ができているか)

長所に限らないですが、エントリーシートや面接で自分のことを伝える能力があるかどうかは、企業が注目するポイントです。たとえ、自己分析を正確にできていて、自分で自分のことを理解できていたとしても、伝えられないともったいないです。

交際に例えてみましょう。
相手と付き合う中で、普段は性格がよくても、いざパートナーを目の前にすると緊張して人が変わってしまう場合、あなたの良さを理解してもらえず、お別れする可能性があります。

企業は、400文字程度のエントリーシートの内容、30分~1時間程度の面接で、学生の能力を見極め、入社後の伸びしろや、活躍の可能性を判断しなければいけません。そのために、学生がどれだけ準備をしているか、伝える能力があるかを見極めています。

‌就活の中で長所をなんとなく伝えている人は少なくありませんが、決して安易に考えてはいけません。企業で求められる強みと自分が持つ強みを熟慮した上で、伝える長所を考えるようにしてください。

‌長所を伝える基本の流れ

‌企業が長所を通して見ているポイントが分かったところで、実際に長所を伝えるときの基本的な流れを説明します。

‌①「私の長所は〇〇です。」

‌長所を伝えるときは、「私の長所は○○です。」というかたちで、結論を一番初めに持ってくるようにしてください。

‌結論を先にするのは、長所に限らず物事を伝えるとき全般に言えることです。こうすることで、その後に続く説明が何を伝えるものなのか理解を促すことができます。

‌②長所を裏付けるエピソード

‌長所に続き、それを裏付けるエピソードを伝えます。
‌ここで自分の長所が発揮された場面を的確に伝えられるか否かで長所から受ける印象が大きく変わります。

‌ただざっくばらんにあった出来事を伝えるのではなく、以下の4点に整理することを意識すると良いでしょう。

‌・長所が発揮された場面
‌・長所が発揮されたきっかけ
‌・実際にとった行動
‌・それによってもたらされた結果


‌面接では、説明したエピソードについて深く質問されることになります。どんな質問をされても答えられるよう、そのときのことを思い出し、内省することをおすすめします。

③長所をどう活かすのか

‌企業が長所を聞くのは、みなさんが入社後に活躍するかを判断するため。長所の締めとしてそれをどう活かすのか的確にアピールできれば、企業側も入社したときに活躍するイメージを想起しやすくなるでしょう。

自分の長所例文集を表す画像です

おすすめできない長所一覧

以下は、長所としてあまりおすすめできない資質の一覧です。何度も伝えている通り、企業は長所を通して企業で活躍する見込みを判断しています。

‌「笑顔」や「明るい」といった性格は人として好ましいですが、仕事で活躍するイメージには繋がりません。印象を形成する上では大切ですが、長所として伝えるには適切ではないでしょう。

‌⑳笑顔

‌笑顔が素敵なのは素晴らしいことです。しかし、それは面接官があなたの表情を見て判断すること。

‌会社が期待している強みはより仕事に活きてくる強みです。長所として伝えることは避けるようにしましょう。‌

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【ES】自己PRで「笑顔」をアピールしてはいけない理由

㉑思いやり

‌思いやりがあることは人として大切です。しかし、企業に伝える長所としては不十分。

‌より企業の業績に貢献できる印象を与えられる長所をアピールしてください。

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‌㉒‌明るい

‌明るいか暗いかは面接官が判断すること。また明るいだけでは、企業に貢献しているイメージがわきません。

‌長所として伝える資質には企業に対し直接的に貢献できるイメージを与えられるものを選択しましょう。

‌‌▼関連記事
【ES】自己PRで「明るいこと」をアピールするのはアリ?

‌ポジティブ‌‌

‌ポジティブであることは仕事に活きる部分も当然あるでしょう。しかし、長所として伝えるのは不適切です。

‌なぜなら企業への貢献があまりにも間接的だから。よりダイレクトな資質を示す長所を伝えましょう。

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【ES】自己PRで「ポジティブ」を伝えるのはアリ?

【例文あり】ESで長所をアピールするコツ

【例文あり】ESで長所をアピールするコツ
ここまで長所の質問に対して、どう答えるのかについてポイントを紹介してきました。
ここでは、ESでの長所をアピールする時のコツについて紹介します。

ES(エントリーシート)で自分の長所を伝える場合、文字数が制限されることが多いです。
‌少ない文量にしたいが、内容の漏れはなくしたいと、葛藤する人も多いと思います。

そこで、最低限おさえておくべきことは、

・長所は具体的に記載する
・「長所(現在)」→「エピソード(過去)」→「長所の活かし方(未来)」の順番
・長所とエピソードに一貫性を持たせる
・企業の求める人物像を意識する
の4つです。

‌例えば、
私の長所は責任感があることです。学生時代には、大学のイベント集客を任され、当初20人程度しか集まっていなかった状態から、課題を特定し、改善を繰り返すことで、最終的に200人の集客を達成しました。
‌という長所の説明において、

①責任感がエピソードのどこで発揮されていたのかわかりづらい
②過去の話しかしていないので、入社後どのように活躍するかわかりづらい
③そもそも企業で「責任感」を長所とする人が求められているのか、わからない

などの点が指摘できます。
自分の長所とエピソードに一貫性があれば、エピソードの成果の大きさを気にしすぎる必要はありません。

上記の指摘点を注意して文章を修正すると
私の長所は困難な状況におかれた時でも諦めることなく打開する方法を考え、行動に移せる点です。大学のイベント集客を計画していたときに、この強みを発揮しました。開催2週間前の段階で、参加予定者が目標人数の2割程度の20人しか集まっておりませんでした。①学生にイベントが認知されていない②認知されても、魅力が伝わっていない、の2つの点に注目して、大学の各講義の前に生徒の前でイベント告知をしたり、学生数名を集めて、プレイベントを開催して魅力を伝えたりしました。イベント当日も予約数が目標の9割程度だったため、午前中に校内でイベント告知やビラ配りをして、なんとか目標数を超える人数を集客することができました。このように、『諦めず最後まで取り組み続ける力』を御社の営業職で活かしていきたいと考えております。クライアントから提案を拒まれつづけても、提案方法を改善しつづけ、成約に結び付けられると考えています。」(397文字)のようになります。

同じ責任感をもって取り組んだ内容でも、具体的にエピソードのどこで発揮されているのか、さらにその長所が入社後のどの場面で活かされるのか記入することで、企業側も学生の長所を理解しやすく、その後の選考でも注目する点がわかりやすくなります。

まとめ

本記事では、長所の一覧や長所の見つけ方、おすすめできない長所などを紹介してきました。
自分の長所や性格に対しての質問に答えるためには、徹底的な自己分析をする必要があります。

▼自己分析については以下の記事を参考にしてみてください。

本記事が、自分なりの長所を見つける手助けになれれば幸いです。

Matcher-OB/OG訪問の新しい形

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