【新卒】面接の質問集26選!就活で聞かれる質問とその意図を解説

2023/10/26
面接でよくある質問
逆質問
面接対策
目次
1.
‌‌面接では聞かれる質問の意図を理解することが大切
2.
‌1. 志望動機は何ですか?
3.
‌2. 自己PRをしてください。‌
4.
‌3. 弊社が第一志望ですか?
5.
4. 学生時代頑張ったことは何ですか?
6.
 5. あなたの長所は何ですか?
7.
‌‌6.あなたの短所は何ですか?
8.
7.あなたの性格について教えてください
9.
‌8. 周りからはどんな人だと思われていますか?‌‌‌
10.
9. リーダーシップを発揮した経験はありますか?
11.
‌10. あなたは〇年後どうなっていたいですか?‌‌
12.
‌11.将来の夢は何ですか?
13.
12. あなたにとって働くとは?
14.
13. 就活の軸は何ですか?
15.
14. 大学のゼミではどんなことを研究していますか?
16.
15. 学生生活で得たことは何ですか?‌
17.
16. 学生と社会人の違いは何ですか?
18.
17. 趣味や特技は何ですか?‌
19.
18.休日の過ごし方を教えてください
20.
19. 最近の気になるニュースについて、自分の主張を踏まえて教えてください。
21.
20. あなたを〇〇に例えると何ですか?
22.
‌21. 入社後にやってみたいことはありますか?
23.
‌22.最も苦労した出来事について教えてください
24.
23.尊敬している人はどんな人ですか?
25.
‌24.他社の選考状況を教えてください
26.
‌25. 最後に何か質問はありますか?(逆質問)
27.
26.最後に一言ありますか?
28.
面接で答えに詰まってしまったときは・・
29.
‌‌面接の適切な回答時間は?
30.
採用担当者が面接の質問に回答する際に見ているポイント
31.
【時間がない人向け】対策すべき質問を重要度別に紹介
32.
Matcher(マッチャー)を使って面接対策

‌‌「面接対策をしたい」

「就活始めたてでとりあえず面接で聞かれる想定質問を知りたい」
こんな悩みがある就活生の皆さんは多いのではないでしょうか。

本記事は、面接でよく聞かれる質問想定集をご用意しました。しかし、質問を知っているだけでは意味がありません。本記事を読み、質問の意図をしっかり理解した上で面接対策をすれば、間違いなく選考も優位に進んでいくことでしょう!

またOB・OG訪問サービス Matcherを運営する会社でインターンをしている私が、実際に面接を経験して、受けた質問を一緒に紹介しています。
早速見ていきましょう。

‌‌面接では聞かれる質問の意図を理解することが大切

‌インターンシップや採用の本選考において避けては通れない面接。どんな質問がよく出題されるのか気になっているの人は多いのではないでしょうか?

巷には面接で「よく聞かれる質問集」として頻出質問を列挙しているものがありますが、面接の質問事項を覚えているだけでは意味がありません。

‌本当の意味で面接の対策をしたいのであれば、よく聞かれる質問がどんな意図でされているのかを把握しておくことが必要不可欠です。

面接でよく聞かれる質問の意図を深く理解することで、他の質問にも応用することが可能になります。
‌これから説明する「26」の質問の意図、及び回答する上でのポイントを把握し、面接の対策に活かしてください。‌

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1. 志望動機は何ですか?

面接で志望動機を聞いている質問の様子です。‌‌就活において、志望動機を聞かれない面接はないといっても過言ではありません。

志望動機を答える際のポイントは、なぜその企業でなければならないかを徹底的に突き詰めること。
‌この企業でなければならないという熱意が強く伝われば伝わるほど、面接官の印象はアップします。
‌志望動機の考え方と実際の作り方は、下記記事を参考にしてください。

‌【志望動機

‌‌‌‌「志望動機は何ですか」と似ている質問例

・弊社を志望するきっかけがあれば教えてください
・業界内でもいくつもの企業がありますが、その中でなぜ弊社を選びましたか
・弊社を知った経緯を教えてください

‌2. 自己PRをしてください。‌

「自己PR」という自由度の高い質問のため、何を話せば良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
‌ 企業が自己PRを聞くのは、求める採用要件を満たす資質や適性が見られるかを確かめるためです。

‌転職と違い、過去の仕事の実績で評価できない新卒採用では、自己PRと過去の体験が一貫しているか、その精度が問われます。
‌自己PRの作り方に関してはこちらを参考にしてください。
‌【自己PR

「自己PRをしてください」と似ている質問例

・自身のアピールポイントについて教えてください
・強みを教えてください

3. 弊社が第一志望ですか?

就活で問われる質問を解説している図第一志望であることを伝えるようにしましょう。
‌自分の会社が第一志望かどうか聞く質問は、最終面接で聞かれることが多いです。
‌この質問の意図はただ一つ、内定を出したら入社してくれるかどうかの確認です。

‌採用担当者はその年に採用しなければならない人数を目標値として課されています。
‌この目標を達成するためには、優秀で、かつ内定を出したら入社してくれそうな学生に内定を出す必要があります。

第一志望はなかったら?

‌第一志望の企業ではなかったとしても、なるべくその場では「第一志望」と伝えた方が良いです。
‌採用担当者も第一志望ではない人を合格させたいとは思わないでしょう。
‌「どうしても嘘をつきたくない」という方は、まだ検討をしていることとその理由について回答しましょう。

‌「弊社が第一志望ですか?」に似ている質問例

・もし弊社で内定が出た場合、就活はどうされますか?
・業界内でも多くの企業が存在しますが、なぜ弊社が第一志望なのですか?

4. 学生時代頑張ったことは何ですか?

‌4つ目は学生時代に頑張ったことです。
‌学生時代頑張ったことを聞く質問は自己PRと似ていて、学生が会社に入ったときにどのように活躍してくれそうか判断する材料となります。

‌したがって、頑張ったことをただ言うのではなく、自分の強みや価値観がしっかりと伝わらなければなりません。
‌そして、この質問はさらに突っ込んだ質問をされることが多いので、嘘をつくのは絶対にやめましょう。‌

学生時代頑張ったこと
  • ‌「‌学生時代頑張ったことは何ですか?」に似ている質問例

    ・学生時代に最も力を入れたエピソードを教えてください
    ・卒業論文や研究のテーマ、内容を教えてください
    ・学生時代苦労したことは何ですか

     5. あなたの長所は何ですか?

    みなさんの長所を問う質問は、面接で非常に頻繁に聞かれます。
    ‌長所を質問されたときのポイントとして挙げられるのは、ありきたりな表現で長所を伝えないことです。
    ‌自分の過去のエピソードに紐づいた長所を自分の言葉にすることが大切です。

    ‌長所を自分ならではの表現にすることで、説得力をより強くすることができます。
    ‌詳しくは以下の記事を参考にしてください。

    長所

    ‌6.あなたの短所は何ですか?

    ‌面接において、短所は長所と同じくらい聞かれる質問です。
    企業は、短所からみなさんが自己理解をしているか否かを見極めています

    ‌短所が出てしまう要因をしっかりと分析できていれば、自分のことを深く理解していると高い評価を受けることができるでしょう。

    ‌また、短所を伝える際におすすめなのが、長所と短所に一貫性を持たせることです。
    ‌長所と思われる強みが、短所として現れることもあります。
    ‌そのため、長所と短所に一貫性を持たせることで、面接官は納得感を持って聞いてくれるはずです。‌
    短所
    【短所一覧】面接対策はもう安心!就活で役立つ「短所」例文一覧!

    ‌「あなたの短所を教えてください」と似ている質問例

    ・改善しなければならないと思うことはありますか
    ・自身の能力やスキル面で不安な点はありますか

    7.あなたの性格について教えてください

    自分の性格を聞かれたときに最も注意しなければならないのは、何も考えずに自分の性格を伝えることです
    ‌例えば、「とてもほんわかした性格です」と回答したときに、面接官がどのように捉えるか考えてみてください。

    ‌面接官は、ほんわかした性格の学生を積極的に採用しようと考えるでしょうか?
    ‌「性格」と言っても、見極めているのはみなさんの資質。その点を意識して自分の性格を伝えるようにしてください。ここでは、回答例を紹介します。
    あなたの性格について教えてくださいの画像

    「あなたの性格について教えてください」に似ている質問例

    ・あなたの性格を一言で表すとなんですか

    ‌8. 周りからはどんな人だと思われていますか?‌‌‌

    ‌この質問は他己分析が出来ているかの有無を確認するための質問です
    ‌自分のことは自分が1番理解していると思いがちですが、意外とできていないもの。
    ‌周囲の人からの評価をしっかりと受け止められるかも評価軸となります。

    ‌というのも、仕事は様々な人との関わりによって成立するものだから。
    ‌周囲の人との関わりから、その人の志向性や適性を見極め、どの仕事やポジションがマッチしそうかの仮説を立てるという採用側の意図もあるのです。

    ‌‌‌「周りからはどんな人だと思われていますか?」に似ている質問例

    ・周りからは自分についてなんと言われることが多いですか?
    ・集団で何かをするとき、どんな立ち位置にいることが多いですか

    9. リーダーシップを発揮した経験はありますか?

    リーダーシップを象徴する画像です。‌「人前に出て指示を出すのは苦手だった・・」
    「これといった代表経験やリーダー経験がない・・」

    ‌リーダーシップに関して、実際の役職経験がないために、答えられないと感じている人も少なくないでしょう。
    ‌しかし、そんなことは決してありません。
    ‌この質問を通じて最も面接官が知りたいのは、「組織へ貢献するための思考や行動」です。
    ‌自分なりのリーダーシップを定義し、どのように自分の強みを発揮してきたかを伝えるようにしましょう。
  • ‌10. あなたは〇年後どうなっていたいですか?‌‌

    「あなたは〇年後どうなっていたいですか?‌‌」の質問は面接している会社に入るイメージが具体的になっているのか確かめる質問です
    ‌面接官はみなさんの描きたいキャリアビジョンが明確か、またそれを会社として叶える環境を提供できるかの擦り合わせも兼ねて聞いていると考えられます。

    ‌この質問に答えるためには、企業研究を通して、ジョブローテーションなどの仕組みを知っておく必要があります。
    ‌また、OB訪問などを通してロールモデルを知っておくと具体的に答えやすくなるので、事前にしておくとよいでしょう。

    【キャリアプラン

    13. 就活の軸は何ですか?

    ‌「就活の軸」とは企業を選ぶで自分が働くにあたって絶対に譲りたくない要素のことです。
    ‌具体的には、
    ‌「自分が誰にどんな価値を与えて仕事をしていきたいのか」
    ‌「どんな人とどんな環境で働きたいか」
    ‌を言語化したものが、その人自身の軸となるでしょう。
    ‌軸を踏まえて、志望の意欲を伝えることができれば、説得力も高まります。

    ‌軸を決めるのにおすすめなのが、モチベーショングラフを活用した、自身の軸探しです。
    ‌軸を決めるには、過去の原体験の整理が必要です。
    ‌ミスマッチの企業を受験しないためにも、以下を参考に自己分析と軸の整理を進めてください。
    【就活の軸】
    【超簡単】就活の軸を的確に設定するための方法や例文一覧をご紹介

    14. 大学のゼミではどんなことを研究していますか?

    「大学のゼミではどんなことを研究していますか?」という質問から採用担当者は、なぜそうした学問に興味を持ち、その興味を満たすためにどんな取り組みをしてきたのかを知りたいのです。

    ‌大学の専攻と志望企業の職種がリンクしている場合は、より研究内容の具体性や課題意識、学びを仕事にどう活かしたいのかという詳細な内容が求められるでしょう。

    ‌仮に、専攻と志望企業の職種が直接的にリンクしていなくても、何かしらの学びはあるはず。それを今後にどう活かしていきたいのか、ポジティブな発言をするよう意識しましょう。

    ‌【学業・勉強】

    15. 学生生活で得たことは何ですか?‌

    学生生活で得たことを示す図です。‌「学生生活で得たことは何ですか?‌」という質問は学生生活で得たことという質問もかなり自由度の高いものです。
    ‌質問から面接官が読み取ろうとしているのは、「働いた際に学びを活かし続けられる人か」という点です。
    ‌過去の原体験をもとに、その学生はどう次に活かし、新しい学びを得ているのか、を知ろうとしています。
    ‌働く上でも多くの気づきがあるはず。それを自身の学びとして蓄える素質があるか、見極めています。
    【学生生活で得たこと】

    ‌「学生生活で得たことは何ですか?‌」に似ている質問例

    ・社会人になった時に活かせると思う、学生生活での経験について教えてください

    16. 学生と社会人の違いは何ですか?

    この学生と社会人との違いを求められる質問は、回答の切り口がたくさんあるため、答えづらいと考える人も多いのではないでしょうか?

    ‌どんな点を違いだと感じ、それをどう伝えるかによって、その人の志向性や思考力が見えてきます。
    ‌「大学生は比較的自由ですが、社会人は忙しいです」
    ‌のような、当たり前の回答ではなく、自分の切り口と言葉で伝えるよう意識しましょう。
    ‌‌【 学生と社会人の違いは何ですか?の回答例】
    様々ありますが、一番の違いは求められるものだと考えます。
    学生は主に学ぶことを求められますが、社会人は学んだことを社会に活かすことを求められます。

    17. 趣味や特技は何ですか?‌

    趣味と特技を示す写真です‌‌趣味/特技は人それぞれのため、それ自体を評価することはありません。
    面接で趣味や特技について聞くことで、みなさんがどんな分野に興味を持っていて、それに対してどう取り組んでいるかを知ることで、その人の資質を見ています
    ‌また、自分の好きなものを他人に伝える説明能力が評価のポイントとなるでしょう。

    ‌【趣味・特技】

    18.休日の過ごし方を教えてください

    休日の過ごし方は、趣味/特技と同様、それ自体で評価が決まることはなく、アイスブレイクの一環でされることが多い質問です。
    ‌分かりやすい説明を心がければ問題ないでしょう。

    ‌ただし、時間を使う上での意識は見られることがあるので、怠惰な印象を与えないように注意してください。
    【「休日の過ごし方を教えてください」の回答例】
    ‌日中は飲食店のアルバイトに時間を割き、夜は趣味である読書をしています。最近は○○という本を読んでいます。翌日大学の授業や大切な予定がある場合が多いので、支障がでないよう寝る時間を決めてゆっくりと過ごすことが多いです。

    19. 最近の気になるニュースについて、自分の主張を踏まえて教えてください。

    こうした時事問題に関する質問も多くの面接で問われます。
    ‌社会人にとって、身の回りの情報を収集し、インプットしていくのはとても大切なこと。
    こうした習慣を学生のうちに持てているかを面接官は見ています。

    ‌また情報収集だけでなく、ある事象に対する理解力があるか、それに対して自分の意見を持てているかが、高評価を得られるポイントとなるでしょう。

    ‌【時事質問】

    20. あなたを〇〇に例えると何ですか?

    「あなたを色に例えると何ですか?」
    「あなたを動物に例えると何ですか?」
    「あなたを自転車の部品に例えると何ですか?」

    ‌こうしたトリッキーな質問もまれに飛んでくるでしょう。
    ‌こうした時に、押さえたいのが面接官の意図。この質問の場合は、自身の「強み」や「弱み」を別のものに象徴化させるとどうなるか、という説明能力が求められています。

    ‌まずは、自分自身の「特性」について捉えること、その上で「例え」を用いてユーモアに表現するようにしましょう。

    ‌【変化球質問】

    ‌21. 入社後にやってみたいことはありますか?

    就職活動は内定がゴールではなく、入社してからの活躍やビジョンが重要となります

    面接官はこの質問によって、「企業のネームバリューだけが魅力でとにかく入社できればOK」な学生をふるいにかけているのです。

    入社してすぐできることで、やってみたいこと
    長期的なキャリアを見据えてやってみたいこと

    上記の2種類について、ある程度自分の言葉で答えられるようにしておきましょう。
    仕事ぶりや働く姿がイメージしやすく、具体的な話ができると高評価です。

    〈回答例〉
    私は入社後、営業部の社員としてIT業界のクライアントを担当したいです。
    理由としては、大学での専門分野の知識を活かすことができるため、最も成果を発揮しやすいと考えております。
    深い知識理解により、親身な対応を評価される営業職に誰よりも早く成長したいです。

    「入社後にやってみたいことはありますか?」に似ている質問例

    ・当社の業務の中で携わりたい業務や希望の配属があれば教えてください
    ・入社後のキャリアプランがあれば教えてください

    ‌22.最も苦労した出来事について教えてください

    この質問の意図は、学生の困難に対する姿勢や精神力を探ることです
    「学生時代に頑張ったこと」として考えているエピソードを、課題に触れて取り上げることもできます。

    しかし、可能であればより苦労や課題が大きいこと、そしてそれを自らの根性で乗り越えたことが強くアピールできるエピソードを話せると良いでしょう。
    また、そこから何を学んだかを、どう成長したかを話せると更に好印象となります。
    最も苦労した出来事について教えてくださいの回答例の画像

    「最も苦労した出来事について教えてください」と似ている質問例

    ・挫折経験はありますか?
    ・大変な状況でもモチベーションを維持して取り組み続けた経験はありますか?

    23.尊敬している人はどんな人ですか?

    面接官は、尊敬している人そのものが聞きたいわけではありません。
    この質問から、面接官は学生の人となりや価値観を探っています。
    そのため、歴史上の人物や家族、先輩など、どのような人を選んでも問題ないです。
    大切なのは、「その人を尊敬している理由」と、「その人に影響を受けてどんな取り組みを行っているのか」ということです。
    ただし、歴史上の人物の中でもマイナスイメージが強い悪人や犯罪者について話すことは避けた方が良いでしょう。
    自分が尊敬する人物を列挙し、その人物を通してどんな印象を面接官に与えたいのかを考えると話を組み立てやすくなります。

    ‌尊敬している人は芸能人や漫画・アニメの登場人物でもいいの?

    結論から言うと、尊敬している人が芸能人やアニメ・漫画の登場人物でも問題ありません。
    尊敬している理由や尊敬している部分、性質などを答えられれば良いのです。

    ‌「尊敬している人はどんな人ですか?」と似ている質問例

    ・これまで魅力を感じた人の特徴を教えてください
    ・尊敬する人や憧れの人と自分を比べたとき、足りないと感じるものは何ですか?

    ‌24.他社の選考状況を教えてください

    他社の選考状況を知りたいと考える面接官の意図は次のことが考えられます。

    ・自社に入社する可能性があるのか知るため
    ・他社の評価を知るため

    逆質問を求める面接官の意図は、他社の選考状況を確認して、自社をどれぐらい志望しているのかを判断するためです。

    また、学生が他社でどのような評価を受けているのかを知りたがっていることから、選考でどの段階まで残っているかを踏まえて伝えると面接官側の納得度が増します。ここでは、回答例を見ていきましょう。
    他社の選考状況を教えてくださいの回答例の画像

    ‌企業名は言わなくてもいい?

    選考状況を聞かれた際に企業名まで聞かれるケースは多いですが、受けている会社の業界とは全く異なる業界を受けていた場合など、企業名までは言いたくないという方も多いかもしれません。
    結論から言うと、企業名までは言わなくても問題ないです。
    「企業名についてはお答えしかねます」と丁寧に答えましょう。
    ただ「なぜ企業名は教えてくれない?」と疑問に思う面接官もいるかもしれないため、簡単に理由を述べられると良いです。

    ‌25. 最後に何か質問はありますか?(逆質問)

    面接で逆質問をされている様子面接の終わりに何か質問はないかと聞かれることがあります。いわゆる逆質問です。

    ‌逆質問は会社への熱意を確かめることと、会社とのミスマッチを極力減らすことを目的としてされることが多いです。
    ‌逆質問を求められたときに質問をしないと、会社への熱意が疑われ、全体として悪い評価になってしまいます。

    ‌会社を深く理解する質問や、会社で貢献していきたいという思いを感じさせるような質問をしてみてください。
    ‌ただし、調べればわかるような質問をしてしまうと逆効果なので、ご注意を。ここでは、逆質問の例を紹介しますね。

    ‌好印象な逆質問

    ・「○○の資格を取得していますが、御社で貴社で活かせる場面はありますか?」
    ・「○○様(面接担当者の名前)が、仕事をしていて印象的だったこと(嬉しかったこと)を教えていただけませんか?」
    ・「内定をいただいた場合、私が入社までに特に学んでおくべきことがございましたらぜひ教えてください。」
    ・「本日の面接で私が今後御社で働くにあたって改善した方がいいところや気を付けた方がいいところはありますでしょうか?」

    NG逆質問

    採用HPや説明会で話していることを、聞くことは避けましょう。お給料・福利厚生・休暇等の逆質問もNGです。
    また、「勉強したい」や「大丈夫ですか?」このような自信がない質問はマイナスに繋がりかねません。
    勉強するといった考えはビジネスの世界では通用しないので、今の自分ができること、会社で活かせることは何かを逆質問で用意しましょう。
    ここで、NGな逆質問の例文を紹介します。

    ・「御社の企業理念を教えてください。」
    ・「御社の強みは何ですか。」
    ・「入社してから勉強できる環境はありますか?」

    【逆質問】
  • 26.最後に一言ありますか?

    ‌面接の終盤では、逆質問に加え、自ら一言伝えたいことを伝えられる時間を設けられることがあります。
    ‌ここで何も言わないのはご法度。何も伝えなければ、企業に対する熱意がないのだと判断されかねません。

    ‌面接を通して感じたことや企業に対する思い、面接の時間をとってもらったことに対するお礼等を必ず伝えるようにしてください。

    ‌【最後に一言】

    面接で答えに詰まってしまったときは・・

    面接でつまったらどうする?‌‌抽象的な質問ばかりで即座に答えを出せない・・
    ‌意表な質問がきて、言葉に詰まってしまった・・


    ‌面接をしていると、用意していない質問が来ることもしばしば。
    ‌答えに詰まった焦りから、本来の落ち着きを失ったという方も少なくないでしょう。

    ‌そのように答えに窮したときは、深呼吸をし、しかるべき対処をしましょう。

    ‌‌面接の適切な回答時間は?

    「面接の回答時間って理想どれくらいだろう」
    「適切な回答時間で応えるためのコツってあるのかな」
    このように回答時間を気にしている就活生が多いと思います。
    結論からいうと、回答時間についてはシチュエーションごとに、適切な回答時間が異なります。

    志望動機やガクチカなどの質問は、1分程度が理想の回答時間です。あらかじめESでも書くケースが多いため、必要以上に長く話す必要はありません。
    ESをほぼ暗記してスラスラと話せる学生が多いと思いますが、面接用に話し言葉で用意しておくことをおすすめします。

    その他の質問に関しては、面接官とのコミュニケーションによって生まれる質問が飛び交います。そのため決まった回答時間はありません。
    「面接官と会話をすること」を念頭に置いて「はい」「いいえ」で応えられる質問は、必要以上に話さないことを意識してみましょう。

    適切な回答時間の例

    【志望動機】
    回答時間:1分〜1分半

    【自己PR】
    回答時間:30秒〜1分半

    【ガクチカ】
    回答時間:1分

    【その他の質問】
    回答時間:なし

    採用担当者が面接の質問に回答する際に見ているポイント

    質問に回答する際に、採用担当者が見ているポイントは主に
    ・話に一貫性があるか
    ・論理的に考えて話を組み立てられているか
    ・端的に話しているか
    の3つです。
    どんなに話す内容が良くても、話し方が良くないと相手には全く伝わりません。
    それぞれ具体的に説明するので、確認しておきましょう!

    話に一貫性があるか

    いくら頑張って説明しても話に一貫性がないと
    ・聞き手側は話を理解するのに苦労
    ・話の信ぴょう性が薄くなる
    ということになります。

    質問に回答する時には、話に一貫性を持たせることを意識しましょう。

    論理的に考えて話を組み立てられているか

    「論理的に考えて話を組み立てる」とは、物事を体系的に整理し主張に向けた根拠を筋道立てて話すことです。
    1つ目の「話に一貫性を持たせる」に似ていますが、論理的に考えられていることで理解しやすくなります。
    話を組み立てる時に有効な方法として、よくPREP法などが使われています。
    PREP法を意識してみてください。

    端的に話せているか

    面接や回答に制限時間がないからといって、時間をかけて説明してはいけません。
    要点をまとめ、端的に話すことを心掛けましょう。
    質問に対する回答に補足的な情報を入れてしまい、つい長くなってしまう人も多いです。
    補足的な情報は面接官が気になったら質問をしてくれるはずなので、その時に回答すれば問題ありません。

    【時間がない人向け】対策すべき質問を重要度別に紹介

    面接の予定が近くて1つ1つ対策している余裕がない人も多いのではないでしょうか。
    ここでは今回紹介した26個の質問の中で
    優先的に対策すべき重要度の高い質問を紹介します!

    採用担当者が面接の中でする質問にはどれも意図があり、どの質問も内定を出す上で必要です。
    そのため、重要度が低いからといって手を抜いてはいけないことを理解した上で見ていただけると幸いです!

    優先的に対策すべき重要度の高い質問

    ①志望動機は何ですか?
    ②自己PRをしてください
    ④学生時代に頑張ったことは何ですか?
    ⑧周りからはどんな人だと思われていますか?
    ⑪将来の夢は何ですか?
    ⑬就活軸は何ですか?
    ⑮学生生活で得たことは何ですか?
    ⑰趣味や特技は何ですか?
    ⑲最近の気になるニュースについて、自分の主張を踏まえて教えてください
    ㉑入社後にやってみたいことはありますか?
    ㉒最も苦労した出来事について教えてください
    ㉕最後に質問はありますか?

    上記は頻出度が高く、企業の採用条件とマッチするかを図ることができる質問です。
    徹底的に対策しておきましょう。

    Matcher(マッチャー)を使って面接対策

    面接を練習するには、実際に社会人に会い、自分に対し質問してもらうのが一番です。
    ‌しかし、まわりに面接対策をお願いできる社会人がいないという方も少なくないのではないでしょうか?

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    所属大学や学年に関係なく、気軽にOB訪問をできるMatcherを使えば、面接対策をお願いすることができます。‌

    【社会人の所属企業例(一部)】

    ゴールドマン・サックス証券、マッキンゼー、Google、三菱商事、電通、日本テレビ、P&G、味の素、サントリー、トヨタ自動車、オリエンタルランド、任天堂、リクルート、集英社、AGC、SONY、全日本空輸、外務省、DeNA、メルカリなど約5000社

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