【例文あり】面接の志望動機の答え方|回答や差別化のポイントを解説

2024/12/13
面接でよくある質問
志望動機の例文
面接対策
目次
1.
採用担当者が面接の志望動機で見ているポイント
2.
【3STEP】面接で志望動機を答えるときの基本的な構成
3.
‌面接で志望動機を答えるときに「話し方」で意識すべきポイント
4.
面接で志望動機を答えるときに「内容」で注意すべきポイント
5.
‌他社との差別化で確認したい5つの着眼点
6.
【業界別例文】面接時の志望動機の答え方例文
7.
【職種別例文】面接時の志望動機の答え方例文
8.
志望動機を添削してもらうならMatcher
9.
【深掘り対策】面接で聞かれそうな志望動機に関連する質問と回答例文
10.
【Q&A】志望動機に関連するよくある質問3選
11.
Matcherに登録して面接対策をしよう
12.
志望動機を上手に伝えよう
「弊社を志望する理由を教えてください。」
‌就活の面接で必ずと言って良いほど聞かれる志望動機。みなさんはどのように回答していますか?志望動機は面接の合否を決定づける極めて重要な質問です。
本記事では、志望動機の基本的な構成や回答のコツを例文と合わせて解説します。深掘り対策用の質問・回答例、「esと同じ内容で良いの?」といった志望動機に関する質問にも回答していきます。

採用担当者が面接の志望動機で見ているポイント

ほとんどの企業で聞かれる志望動機ですが、なぜこれほどまでに志望動機が聞かれるのでしょうか。

面接において最も重要なことは、聞き手の糸を理解し、伝えるべき内容を的確に伝えることです。志望動機の作成の前に、採用担当者が志望動機を聞く意図を把握し、採用担当者が知りたい情報を盛り込めるように準備しましょう。

企業の採用担当者が面接の志望動機で見ているポイントを3点ご紹介します。

▼面接の志望動機で見ているポイント
①志望動機に熱意が感じられるか
②業界・会社への適性があるか
③学生のビジョンと企業の将来性が一致しているか

以下で詳しく解説していきます。

①志望動機に熱意が感じられるか

「学生が本気でうちで働きたいと思っているか」、応募者の志望度を測るために面接官は「うちの会社でなければならない理由」になる志望動機を聞きます。

採用は単に優秀な人材を集めることではありません。‌その本質は、仕事に熱意を持って、共に会社に貢献してくれる同志を探すことです。つまり、一緒に働きたい仲間を探すこととも言えます。

志望度は、動機の具体性や伝え方で容易に見極められるものです。‌自身の過去の体験に紐付き、将来やりたいことが明確に伝わる志望動機は自然とその熱意が伝わるでしょう。

②業界・会社への適性があるか

どれほどの熱意があっても、能力や適性が一致しなければ、入社後の活躍は見込めません。面接官は志望動機から、思考力や志向性を感じ取り、評価を下します。
‌また、面接官はどんな仕事を任せたいかをイメージしながら、話を聞いていることでしょう。自分の特長がその会社で発揮できることを示し、一緒に働いている姿を想起してもらえるかが、重要になってきます。
‌そのためには、事前に企業の求める人材像や具体的な仕事内容の理解が必要です。志望動機を固める前に、業界研究、企業研究を入念に行うよう意識してください。

③学生のビジョンと企業の将来性が一致しているか

適性の有無を確認した上で、最後に確認したいポイントが学生のビジョンと企業の将来性が一致しているかです。

応募学生の将来やりたいことが、どれほど素晴らしくても、それを成し得る環境を企業が提供できなければ、元も子もありません。‌「なぜ、その企業でなければならないのか」「他の企業では実現できないか」を考え抜くと良いでしょう。この他社との差別化が明確にできているかが、志望動機の納得度に大いに影響します。

【3STEP】面接で志望動機を答えるときの基本的な構成

面接で志望動機を伝える時の基本的な構成をご紹介します。志望動機を伝える際には、以下で詳しく解説していきます。の3つのSTEPに沿って話すことをおすすめします。

▼【3STEP】志望動機の構成
①結論を先に述べる
②その会社を選んだ理由を伝える
③入社後に成し遂げたいことを伝える

以下で詳しく解説していきます。

①結論を先に述べる

最初に志望動機となる結論を述べます。企業のどんなところに魅力を感じたのか、その会社を志望した理由を完結に伝えましょう。

初めに結論を述べることによって、面接担当者は話の内容を理解しやすくなるでしょう。

▼志望動機を話し始めるときの例文
「〇〇という業務に携わりたいと考え志望しました。」
「〇〇という点に魅力を感じたため志望しました。」

②その会社を選んだ理由を伝える

結論の次には、なぜ他社ではなくその会社を選んだのか、その理由を具体的に伝えるようにしましょう。企業理念や事業内容、商品やサービスなどから、その会社の魅力であると感じたことや共感したことについて具体的に伝えるようにします。

その会社であるべき理由について説得力のある回答ができれば、企業研究をしっかりと行っていることが伝わり、志望度の高さをアピールすることができるでしょう。

③入社後に成し遂げたいことを伝える

志望動機の締めくくりとしては、自分の強みを活かして入社後にどのようなことを成し遂げたいか、どんな領域で貢献できるかを伝えます。‌

過去の経験の中から目標に向けて行動してきたことを洗い出し、これまでの努力を仕事でも活かせるとアピールしましょう。この時、自己PRやガクチカで話した強みと一貫性のある内容にすることも大切です。

具体的な行動計画を組み込む

入社後に成し遂げたいことを伝える際には、具体的な行動計画を一緒に伝えることができるとなお良いです。行動計画を聞くことで、採用担当者は「目標達成に向けて、具体的な施策を打てるか」「業務内容について、適切な理解ができているか」といった点を見極めることができます。‌
‌とは言っても、「入社後のキャリアパスが想像できない」という人もいると思います。その場合は、企業の座談会やOB訪問で実際働いている社員の方のキャリアを質問したり、採用ホームページから社員のキャリアパスを調べ、参考にしてみるといいでしょう。

‌面接で志望動機を答えるときに「話し方」で意識すべきポイント

‌「志望動機」と言うと、ひたすら企業の良いところを列挙してしまう人が少なくありません。残念ながらこれはNG。たしかに、素敵な理念や社風、事業や福利厚生など、調べれば企業の魅力的なポイントはたくさん出てくるでしょう。
‌しかし極論を言うと、企業を褒めることは、調べれば誰でもできます。ただ紹介された魅力をそのまま伝えるだけでは、志望動機として納得感に欠けるものとなるでしょう。

ここでは、面接で志望動機を答えるときに「話し方」で意識すべきポイントについてご紹介します。

▼「話し方」で意識すべきポイント
①自身の体験に紐付けながら話す
②1分程度で簡潔に答える
③表情や身振り、声のトーンにも気を遣う

以下で詳しく解説していきます。

①自身の体験に紐付けながら話す

‌志望動機を書く上で絶対に外してはならないのは、自身の体験に基づいた、成し遂げたいこと。そして、その企業で成し遂げたいことを実現できると感じた理由です。この要素さえ外さなければ、説得力のある志望動機を自分の言葉で伝えることができます。

‌例えるなら、企業は自分の行きたいところに連れて行ってくれる船。そして、志望動機はその船に乗りたい理由です。その船に乗りたい理由として、その船の特徴を褒めても仕方がありません。
‌自分がどこに行きたいからその企業に入社したいのか、的確に伝えられるよう意識してください。

②1分程度で簡潔に答える

面接で志望動機を1から100まで完璧に一気に答える必要はありません。志望動機を長く説明しすぎると「話を簡潔に伝える能力がない」と評価されてしまう可能性もあります。

基本的に面接で志望理由を答える時間は1分間が目安です。1分バージョンと、もう少し短い30秒バージョンの2パターンを考えておくとよいでしょう。

1分バージョンは250〜300文字程度、30秒バージョンは150〜200字程度で考えます。「志望動機を簡潔に一言で伝える→その志望動機をもった背景→入社後の目標」という流れはどんなに短い志望動機でも必ずおさえるようにしておくとよいです。

③表情や身振り、声のトーンにも気を遣う

どんなに素晴らしい志望動機でも、抑揚なく真顔で伝えてしまったら内容の魅力が半減されてしまいます。

面接で志望動機を話す時は「意欲をアピールするパフォーマンス」だと考え、伝える内容だけではなく、表情や身振り、声のトーンにも気を遣いましょう。具体的には、企業に対して魅力を感じた時の話は笑顔に、第一志望であると伝えるときは真剣さを伝えるために声を少し低めに、などの方法があります。

面接対策を行うときは、伝える内容の確認だけではなく、実際に志望動機を話すところをビデオで撮って確認してみるとよいでしょう。

面接で志望動機を答えるときに「内容」で注意すべきポイント

ここまで、志望動機の作り方や例文を紹介してきましたが、志望動機の内容次第で選考突破できない可能性があります。

内容に関してどのようなことに注意するべきなのか、ポイントを確認していきましょう。

▼内容に関して注意すべきポイント
①商品が好きだというだけでは不十分
②給与や福利厚生の話ばかりではダメ
③他の企業を卑下しない

以下で詳しく解説していきます。

①商品が好きだというだけでは不十分

志望動機が「その企業の商品やサービスが好き」というだけでは、他の就活生と差別化することができません。この気持ちがあることが前提なのです。

また、会社が働く人材として欲しいのは、商品やサービスが好きな消費者ではなく、商品やサービスを営業する提供側の人材です。そのため、製品やサービスが好きなことに加えて、企業の事業自体や強みに興味を持っていることが重要です。

「御社にはこういった商品を作る高い技術や世間からの信頼があるため、私の夢である〇〇が叶うと感じた」などのように、企業の強みを見極めた上で伝えることが重要です。

②給与や福利厚生の話ばかりではダメ

企業を選ぶ本当の軸として給与や福利厚生を大切にしている就活生も多いかと思います。しかし、これを面接で話してしまうと、「業務内容には興味がないのではないか」「やる気がないのではないか」と思われかねません。

業務内容や理念、ともに働く人への興味を示しましょう。

③他の企業を卑下しない

他の企業よりもなぜうちの企業がいいのか、を聞いて志望度を確かめられることがあります。その際に、他の企業のことを悪く言うことは避けてください。

「〇〇社のこの点は大変魅力に感じましたが、私の目標である〇〇を叶えるためには〇〇という点で御社の方が合っていると感じました。」などと伝えるとよいのではないでしょうか。

‌他社との差別化で確認したい5つの着眼点

志望動機を書く時に、「他社ではなくなぜその会社を志望しているかを明確にすることが難しい」と感じている人はいませんか?

ここからは、志望企業を他社と差別化するときに見ておきたい5つの着眼点についてご紹介します。

▼他社との差別化で確認したい5つの着眼点
①事業内容
②理念
③働く環境
④企業の強み
⑤その会社で働く人

以下で詳しく解説していきます。

①事業内容

どの会社にも、主力事業というものがあり、得意分野がある一方で、弱い分野もあるでしょう。こうした会社の主力事業や事業構造の特徴は企業研究を通して、すぐに把握できます。
‌最も大切なのは、事業内容の特性を踏まえた上でなぜその事業に関わりたいかを示すことです。事業の将来性なのか、専門性なのか切り口は多分にあります。どこに惹かれたのかを明確に示すと良いでしょう。

②理念

会社の理念は、その会社がこうあるべきだという指針を表現したものです。

これに共感できるか否かは就職する際に非常に重要になります。‌会社の考え方に合わなければ、会社も入社した学生も両方とも不幸せなことになるからです。

逆に理念に共感できるのであれば、会社の掲げる目標にワクワクするはずです。そのような気持ちになるのであれば、積極的にアピールしていきましょう。‌

③働く環境

働く環境は会社によっても、企業の規模によっても全く異なります。

従業員が50人の会社と1000人の会社では、仕事の任され方も出世や部署異動などキャリアの積み方も違うでしょう。‌年功序列で調和を意識した職場なのか、実力主義の競争環境で働きたいのか、志向性も人それぞれのはずです。

自分が働く上で望む環境を明確にし、それを満たしているかを事前に把握しておくことが大切です。‌

‌④企業の強み

面接を受ける企業の強みと自分のやりたいことがマッチしているということをアピールできれば、「なぜうちの企業なのか」が論理的に伝わります。

例えば、海外で現地のステークホルダーと働きたいと思っている人であれば、業界内でも海外事業に強みを持ち、海外駐在をしている社員が多い会社でその点をアピールするのです。

企業の強みを見つけるためには、どのような業界に属していてその中でどのようなポジションにいるのかを分析します。業界の規模やトレンド、その中で企業がどのような商品やサービスを提供しているのかを見るのです。

ある程度分析したら、それが企業の認識と合っているのかを確かめます。座談会やOB訪問などで、「入社してから感じた御社ならではの強みは何ですか?」と質問してみるとよいでしょう。

⑤その会社で働く人

「その会社で働く人に憧れた」これも立派な志望動機です。なぜならその憧れた人はその会社にしかおらず、ここでなくてはならない理由になるからです。
‌執筆者自身も1~2つ志望理由を述べた後、「ありきたりにはなりますが・・・」と会社で働く人を志望動機にしていました。大抵、「どんな人柄を感じましたか?」「具体的な場面を教えてください」などの深掘りがあったので、魅力的に感じた社員の方の人柄と具体的なエピソードを語れるようにしていました。これは聞いている面接官も悪い気はしないと思うので、おすすめです。

【業界別例文】面接時の志望動機の答え方例文

ここからは、志望動機を面接で答える時の例文を業界別にご紹介していきます。

先ほどもお伝えしたように、面接で志望動機を答える時は1分程度(250〜300文字)として考えておくとよいです。

▼業界別志望動機例文
・IT業界
・商社業界
・食品業界
・金融業界
・コンサルティング業界
・不動産業界
・広告業界
・人材業界
・鉄道業界

【IT業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

デザイン性の高さと使いやすさをどちらも高水準で実装している御社のアプリに感銘を受け、志望しました。
私は大学でプログラミングの勉強をしており、御社のアプリを参考に課題の制作を行ったことがあります。その際に、シンプルでシックなデザイン性の高さと、視覚的に行動を促す使いやすさに驚き、私もこのようなアプリの開発に携わりたいと強く思いました。
エンジニアとしてのスキルを高め、ユーザーが心地よく、美しく操作できるアプリの開発に貢献したいです。

【商社業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

日本経済の発展に大きく貢献できる仕事がしたいという目標を御社で実現したいと思い志望しました。
幼少期に父の事業が失敗した経験から、経済的な豊かさは人々の心の余裕に直結しているということを強く実感しました。御社は総合商社の中でも特に日本の事業を発展させることに力を入れており、安定的に事業を拡大させているところに魅力を感じました。
長期インターンでテレアポを2年間経験して身につけた粘り強さを生かし、日本の経済的な成長に貢献したいです。

‌【食品業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

食から人々を笑顔にしたいという思いがあり、御社の理念と通ずるものがあると強く感じたため御社を志望しました。
両親が共働きだったため、私は小学生の頃からコンビニで夜ご飯を買い、平日は毎晩一人で食べていました。寂しい夜ご飯の唯一の楽しみは、御社の商品であるマルマルプリンを食べることでした。老若男女誰でも手の届き、なおかつ愛される商品を開発することが、いつしか私の夢になっていました。
フォロワーが1万人いるコンビニ食レポアカウント運用で培ったリサーチ能力を生かして、食を通じた豊かさを届けることに貢献していきたいです。

‌【金融業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

高いパフォーマンスが求められる環境に身を置くことで、営業能力を圧倒的に成長させられると思ったため御社を志望しています。
私は小学生の頃から野球をやっており、週5の練習を15年間続けてきました。甲子園で準優勝をした経験から、チームのために努力をし、それが結果として返ってくることに強いやりがいを感じます。御社は業界最大手でありながら、実力があれば若手のうちから重要な役割が与えられ、組織のために活躍できる環境があるとOB・OG訪問で伺いました。
お客様の期待にこたえながら、自分自身も成長し、御社に貢献していきたいと考えています。

【コンサルティング業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

今あるデジタル技術が最大限に活用される社会作りに貢献したいと思い、業界を牽引し続けている御社を志望しました。
地方に住んでいた頃は「今はネットもあるため、都心と田舎は情報量に差がない」と思っていましたが、大学で上京してからは「情報の取得方法にこそギャップが生まれる」と実感しました。
IT業界ではなく、御社のコンサルティング事業に従事することで、今あるデジタル技術を多くの人が活用できる社会作りに貢献したいと思っています。

‌【不動産業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

地方都市の活性化に携わり、いずれは地元の未来に貢献したいため御社を志望します。
大好きな私の地元は、人口減少が進んでおりシャッター街が増加しつつあります。そんな中ショッピングモールが建設され、街に活気が少し戻ったことを肌で感じた経験があります。
そのためデベロッパーとして経験を積み、地元のさらなる活性化のために「地元民だからこそわかる地域の良さを活かした街づくり」を行いたいです。中でも地方都市での開発事例を多く持つ御社を志望しています。

‌【広告業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

オリンピックやFIFAワールドカップなど、世界中の人々に活力を与えられるスポーツイベントを広告の力で更に盛り上げたいため、御社を志望しています。
地域で開催されるスポーツ大会の広報担当を務めた経験から上記のような思いを抱きました。‌私が担当した大会は、今まで参加者が少なく盛り上がりに欠けていました。そこで自らのアイデアとPR施策によって例年の二倍近くの参加者を集めた際に、多くの地域住民が「参加して本当に良かった」と笑顔で帰る姿を見て、やりがいを非常に感じました。また、内容は同じにも関わらず、PRのによって状況を変化させられる点を非常に面白くやりがいがあると感じました。
‌御社は世界的なスポーツ団体と密接な関係を持つ唯一の会社であり、私の世界中の人々を活力を与えるという目標を、PRの力によって達成できる唯一のフィールドであると感じています。

‌【人材業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

私は企業と労働者の両方のメリットを追求することで、経済に大きなインパクトを与えたいと考えており、御社で実現できると考え志望しました。
訪問営業のアルバイトにて、受注件数を増やしながら顧客に合わせたニーズを考えた経験により、企業利益だけでなく1人ひとりの顧客に寄り添える仕事をしたいと考え、人材業界を志望しています。御社は人材紹介事業だけでなく、webサイトの運営や人材コンサルティングなど、幅広い業種を手がけていることでも有名です。人材にまつわる事業を広く行うことで、同業他社よりも求職者や企業のニーズに寄り添ったサポートが可能になると考えています。
御社に入社した際には、人材紹介事業に携わった後にその経験を活かして新規事業立案に取り組み、より多くの人に価値を提供したいと考えています。

‌【鉄道業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

ライフセービングサークルでの経験から、人々の安心を守り、豊かな生活を支える仕事に携わりたいと考えているため、鉄道業界を志望しています。
元々海で泳ぐのが好きだったためライフセービングサークルに入りましたが、誰でも海で安全に遊べる環境をメンバー間で連携しながら守ることにやりがいを感じるようになりました。また海近辺に住んでいる地元民が一丸となって地域を豊かにさせようという取り組みにも参加し、まちづくりにも強い関心を抱くようになりました。
鉄道業界であれば、人々の生活の根底を支えながら、沿線上の地域の街を豊かにできると思い、志望しました。
中でも御社は「安全」を追求し、強い責任感と共に会社全体でその目標に向かって取り組んでいる点に魅力を感じています。ライフセービングサークルや地元の方々の交流から培ったコミュニケーション能力を活かしながら、御社に貢献したいです。

【職種別例文】面接時の志望動機の答え方例文

ここからは、志望動機を面接で答える時の例文を職種別にご紹介していきます。

▼職種別志望動機例文
・一般職
・営業職
・企画職
・SE職

‌【一般職】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

私は裏方として様々な業務を行うことで、ものづくりの仕事をバックアップしたいと考え、御社を志望しました。御社はおもちゃの製造が業界でもトップシェアを誇っており、高い売上高を維持しています。このことから、御社のおもちゃd栗を裏方から支えることで、多くの子供達に笑顔を届けたいと考えています。
私は学生時代にMOSの資格を取得しており、パソコンスキルには自信を持っています。御社ではパソコンスキルを活かして素早く事務作業を行い、営業の方々をバックアップすることで会社に貢献したいと考えています。

‌【営業職】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

私は自分らしく暮らせる生活をECサイト運営によって実現したいと考え、御社を志望しています。
小さい頃から身に纏うものによって自分を表現することが好きでした。一方で私が小さい頃から住んでいた地域ではショッピングモールしか衣服を手にする手段がなく、学校で周りと同じ洋服を着るしか選択肢がないことを窮屈に感じていました。自分でインターネットが使えるようになってからECサイトを実際に利用してみて、海外にしか店舗がないショップにもワンクリックで手が届くことに感動しました。海外ブランドの出店にも力を入れている御社において、日本にまだ実店のないブランド獲得をしたいと考えています。
私は大学時代に1年間のイギリスへ交換留学をした経験から、英語力や、慣れない環境で人との信頼関係を築いていくコミュニケーション能力を培いました。その経験を活かし、御社の営業職において新規顧客獲得に貢献したいです。

‌【企画職】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

私は、市場のニーズを捉えた商品を開発し、御社の成長に貢献したいため、御社の商品企画職を志望します。過去の経験から、誰もが楽しいと思えるような商品を開発し、人々の生活をより豊かにしたいと考えているからです。
私は、幼いころから食べることが大好きで、料理やお菓子作りをよくしていました。また、カフェでのアルバイトで、お客様のニーズを理解しながら商品を提案する仕事にやりがいを感じてきました。
御社は、長年にわたって多くの人に愛される商品を開発してきた実績があり、その技術力と商品開発への情熱に感銘を受けております。御社に入社後は、大学で専攻したマーケティングの知識・スキルを活かして、市場のニーズを捉えた商品の開発をしたいです。

‌【SE職】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

私には「人生の節目となる結婚式という重要なイベントをより良くしたい」という夢があります。
‌‌大学生時代にブライダルのアルバイトをしていた経験からこのように考えています。当時アルバイトリーダーを務めていた私は、結婚式のマネジメントに大きく関わることがありました。そこで実際に運営を円滑にできたとき、新郎新婦から「最高の瞬間だった」と感謝の言葉を頂いたとき、非常にやりがいを感じました。ただ、このブライダルのアルバイトは携われる結婚式に限りがあり、より多くの結婚式に関わることができるメディア運営に関わりたい。その思いから私が得意としているプログラミングを活用して、御社のメディア事業に携わりたいと考えています。御社に入社した際には、企画制作を行う総合職の形とともに、新郎新婦様が最大限に満足できるようなサイト構築に関わりたいです。

志望動機を添削してもらうならMatcher

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
どんな内容の志望動機を話すかを決めたら一度第三者に聞いてもらいましょう。わかりにくい部分が明確になったり、より伝わりやすい言い回しを提案してもらえたりするでしょう。

周りに志望動機を添削してもらえる人がいないという方におすすめしたいのが、OB・OG訪問で就活対策ができるMatcher(マッチャー)です。Matcherでは、企業研究や面接対策、ES添削をお願いすることができます。

Matcher(マッチャ―)とは

所属大学や住んでいる地域に関係なくOB・OG訪問ができるアプリです。
就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?

そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。
OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
Matcherをおすすめする5つの理由
・大手企業からベンチャー企業の社会人3.5万人が登録している!
・出身大学関係なく、OB・OG訪問できる!
・住んでいる地域に関係なく、オンラインでOB・OG訪問できる!
・ワンクリックで簡単にOB・OG訪問依頼できる!
・あなたにマッチ度が高い企業のみから特別選考スカウトが届く!

以下のボタンから登録して、内定獲得への一歩を踏み出しましょう!

【深掘り対策】面接で聞かれそうな志望動機に関連する質問と回答例文

面接で志望動機について回答した場合、その回答に関連する質問がいくつかされる場合が多いです。そういった志望動機の関連質問によって面接官は、志望動機に書いてある内容に説得力があるか、筋が通っているかなどを確かめていきます。

ここでは面接で聞かれそうな志望動機に関連する質問とそれぞれの回答例文を5つご紹介します。
面接で聞かれそうな志望動機に関連する質問

「企業選びの軸は何ですか?」

この質問の意図は、以下であると考えられます。

・離職率を低くするため、学生側の理想の職場と企業の実態にギャップがないかを確かめる
・志望度をみるため、企業研究や業界研究を行っているのかを確かめる
・就業に対する意欲をみるため、入社後の目標設定などがあるかを確かめる

これらの意図を踏まえた上で、「企業選びの軸は何ですか?」という質問を聞かれた時の回答例文をご紹介します。

▼回答例文
「地球環境にやさしいプロダクトの提供」と「事業規模の大きさ」を軸に企業選びをしています。
私は海の近くで生まれ、休日は海辺のプラスチックゴミ拾いを近所の人たちとするなど、自然に対する保全意識が強い環境で育ちました。大学では日本におけるヴィーガンプロダクト販売についての研究をしており、多くのエコ商品を生み出してきたニュージーランドへの交換留学も行いました。そのため就職する企業が販売するプロダクトを信頼できるかについて重視しています。また気候変動への対策などは緊急性が高いことから、大きなインパクトが与えられる事業規模の大きい企業に勤めたいと考えています。
御社が販売する商品はほぼ全て植物由来であり、また、量り売りによるプラスチックゴミ対策も行っているところに魅力を感じています。海外の拠点も多く、地球規模でやさしいインパクトを与えられるため、企業選びの軸とマッチしていると感じています。

「他にどのような企業を受けていますか?」

この質問には、このような意図があると考えられます。

・内定辞退可能性を判断するため、他社の選考状況を確かめる
・就活において学生が重視することを知るために、志望先に一貫性があるかを確かめる

具体的な企業名を挙げる必要はありません。この質問を受けた場合は、志望企業の業界や傾向、選考を受ける企業数、他社ではなくその企業を志望する理由を伝えられるとよいです。

▼回答例文
環境にやさしいプロダクトやサービスを生み出している企業を中心に、現在5社の選考を受けています。私は大学でWebマーケティングの勉強をしていたことから、マーケティングのポジションを募集している企業に絞りました。
御社は、その中でも売上高が最も高く、また、規模が大きいながら企業理念に対して誠実にサービスを展開しているところに共感しており、特に魅力を感じています。

「この業界の今後の展望についてどのようにお考えですか?」

「実際にこの業界で働く面接官の知らない情報や考察を言うことなんて到底無理だよ…」と心が折れかけてしまいそうな質問ですが、安心してください。この質問の意図は、この業界について興味があるのか、しっかりとリサーチをしたのか確かめることです。

今後の展望について考える場合、まずは業界が抱える現在の課題、今後影響がありそうな出来事の情報をまとめます。その後に自分の体験や考えなどとともに、今後の見通しを考えていきましょう。

「〇〇業界 今後」といったキーワードで検索すると、課題や見通しが記載されたサイトが見られるのでオススメです。

また面接準備でOB・OG訪問を行ない、実際にその業界で働いている人がどのような課題感や見通しを持っているのか直接聞いてみることが確実です!

▼回答例文
環境問題に対する意識の高まりがみられる現在、ニーズに応えた「エコ」を称するプロダクトが続々と増えています。しかし同時に、「プラスチックフリーだけどカーボンフットプリントがかなりかかっている」というように、矛盾した「エコ」な商品がたくさん売り出されていることも事実です。そのため今後は、カスタマーの信頼をいかにして獲得するかが鍵になると考えています。商品の透明性を高め、いかに情報を分かりやすく提供できるかが、他社製品と差別化するための手段になるのではないかと思います。

「業界1位の〇〇ではなく弊社を志望する理由はありますか?」

この質問は、志望度を確かめるための質問です。「他社ではなくなぜ自社を受けるのか」という理由からは、みなさん自身の価値観や性格も知ることができます。

同じ業界の他の企業ではなく、なぜその応募企業を志望するのかという理由を、事業内容や社風、制度などの側面から応えられると本気度が伝わりやすいです。

▼回答例文
経済的な豊かさへの追求に対して批判的な態度をもち、精神的な豊かさを目標としているところに共感したからです。〇〇というテレビCMに感動し、広告業界を志望しましたが、消費者の購買意欲をとにかく刺激するといった仕事の態度は私の性格に合っていないと感じています。御社の社長が以前インタビューで「これは本当に消費者のためになる広告なのか?と自問し続けたい」とおっしゃっていたことに深く共感したため、一番に志望しています。

「第一志望の企業はどこですか?」

内定辞退のリスクを把握するための質問です。入社意欲を確かめながら、内定を出す学生を決めたいという思いが企業側にはあります。

第一志望である企業に聞かれた場合は、なぜその企業でなければならないのかということがしっかりと伝わるように、根拠となるエピソードを交えて話しましょう。

無理に「第一志望です」と答える必要はありませんが、「自分との適性が判断しきれず第一志望についてはまだ悩んでいます」など明確な回答は避けるのがベストです。

▼回答例文
第一志望です。中学生の頃から友人の誕生日などに御社の商品をプレゼントしていました。多くの人にとって身近な存在であるほど規模の大きい会社ながら、環境保全や人権に対する活動を盛んに行っている企業は他にないと思い、一番に志望しています。

【Q&A】志望動機に関連するよくある質問3選

ここからは、面接の志望動機に関連したよくある質問に回答していきます。

【Q1】面接でES・履歴書と同じ志望動機を話してもいいですか?

面接で志望動機を聞かれた場合、ESや履歴書で書いた内容と同じことを話しても問題ありません。面接官が志望動機を面接で聞くのは「志望動機について深掘りをしていきたいから」という理由がほとんどです。

文面として書いてある文章を読むのと、実際に志望動機を言葉として紡ぐところを聞くのでは、印象が変わることがありそうですよね。面接官が志望動機を聞く際は、ESを読んでいないから聞くのではなく、より理解を深めるために聞き直していると考えてよいでしょう。そのため、面接で志望動機を聞かれた際は、少し言葉を変えてESと同じ内容を伝えるようにしましょう。

‌もしESに書かれた志望動機と現在思っているものが違う場合は、「この期間でなぜ考えが変化したのか」についても簡潔に補足しましょう。

また志望動機について面接で聞かれた場合は、満遍なく全てを一気に説明しようとしなくても大丈夫です。面接は面接官との会話をすることが大切だとされています。そのため、深掘りされる余地を残した答え方をするのもテクニックの一つなのです。

【Q2】志望理由をカンペを見ながら話してもいいですか?

WEB面接においてカンペを用いることは問題無いでしょう。

カンペがあると伝え忘れを防ぐことができたり、事前に話す流れを用意しているために話がちぐはぐにならなかったりといったメリットがあるでしょう。しかし、面接中ずっと目線がカンペを向いていたり、カンペの文書を淡々と読み上げているように聞こえたりするとマイナスの評価に繋がりかねません。

カンペはあくまで内容を忘れてしまったときに少し見る程度に抑え、志望動機全てをカンペを見ながら読み上げることはやめましょう。

また、対面での面接の場合は、カンペの持ち込みはできない企業がほとんどです。カンペが無くてもすらすらと話すことができるように、実際に口に出して練習を重ねましょう。

【Q3】志望動機が複数ある時はどのように話したらいい?

志望動機は多くても3つ程度に絞ってまとめるようにしましょう。志望動機が多すぎると話の軸がぶれてしまい、何をいいたいのかがわかりにくくなってしまいます。

複数の志望動機を伝える際は、「志望した理由は3点あります」等のように、最初に志望雄の数を伝えるようにしましょう。志望理由にも優先度をつけ、優先順位の高いものから話すようにします。また、すべての志望動機においてはじめに結論を持ってくることでメリハリのある構成となり、採用担当者に魅力的に感じてもらいやすくなるでしょう。

Matcherに登録して面接対策をしよう

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
志望動機の作り方や面接での話し方はわかりましたか?

完成したらあとは練習あるのみです!第三者に聞いてもらって、意味が伝わりにくいところはないか、深掘りされそうなところはどこか、確認していきましょう。

その作業のために、ぜひMatcherを使ってみてください!

Matcher(マッチャ―)とは

所属大学や住んでいる地域に関係なくOB・OG訪問ができるアプリです。
就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?

そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。
OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
Matcherをおすすめする5つの理由
・大手企業からベンチャー企業の社会人3.5万人が登録している!
・出身大学関係なく、OB・OG訪問できる!
・住んでいる地域に関係なく、オンラインでOB・OG訪問できる!
・ワンクリックで簡単にOB・OG訪問依頼できる!
・あなたにマッチ度が高い企業のみから特別選考スカウトが届く!

以下のボタンから登録して、内定獲得への一歩を踏み出しましょう!

志望動機を上手に伝えよう

いかがでしたでしょうか?
‌面接の志望動機の作り方について説明してきました。「志望動機の作り方」と言いましたが、これは「自分に合う会社を選ぶ基準」としても捉えることができます。面接の準備と一緒に、自分が行きたい会社とは何なのか、考えてみてはいかがでしょうか?

記事一覧