面接での志望動機例文10選|答え方の基本や差別化のポイントを解説

2025/07/31
面接でよくある質問
志望動機の例文
面接対策
目次
1.
採用担当者が面接の志望動機で見ているポイント
2.
‌面接で伝える志望動機の作り方
3.
面接で志望動機を答えるときの基本的な構成
4.
面接で志望動機を答える際の話し方のポイント
5.
【業界別例文】面接時の志望動機の答え方例文
6.
【職種別例文】面接時の志望動機の答え方例文
7.
深掘り対策|志望動機に関連する面接での頻出質問と回答例文
8.
‌NG例|面接官に悪印象を持たれやすい志望動機の特徴
9.
Q&A|志望動機に関連するよくある質問集
10.
志望動機を添削してもらうならMatcher
11.
志望動機を上手に伝えよう
就活の面接で必ずと言って良いほど聞かれる志望動機。みなさんはどのように回答していますか?志望動機は面接の合否を決定づける極めて重要な質問です。
本記事では、志望動機の基本的な構成や回答のコツを例文と合わせて解説します。深掘り対策用の質問・回答例、「esと同じ内容で良いの?」といった志望動機に関する質問にも回答していきます。

採用担当者が面接の志望動機で見ているポイント

ほとんどの企業の採用面接で聞かれる志望動機。採用担当者は、候補者の回答から「応募者の熱意や適性」「将来のビジョンが企業と一致しているか」を見極めようとしています。

面接の志望動機で見られているポイント
・なぜこの会社でなければならないのか?
・この会社と応募者の相性は良いか?
・この会社で応募者のやりたいことを実現できるか?

採用担当者は「なぜこの会社でなければならないのか」という明確な理由を求めています。志望動機を自分の経験や目標に紐づけることで、志望度の高さや熱意を伝えましょう。

また、会社の環境や業務内容への適性があるかどうかも重要です。企業でどのように力を発揮し、貢献できるかを具体的に示す必要があります。企業の求める人物像と志望動機の内容が合致するように意識してみることがオススメです。

さらに、応募者のビジョンを実現できる環境がその企業にあるかという視点も評価対象です。「なぜ他社ではダメなのか」という視点を持って差別化ができると、説得力のある志望動機になります。

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‌面接で伝える志望動機の作り方

ES提出の段階で志望動機を作成した人も、面接の前にもう一度内容を整理しておくことがオススメです。志望動機への理解を深めておくことで、面接の深掘り質問にも落ち着いて回答できるようになります。

以下に、志望動機を構成するための重要な質問を4つご紹介します。以下の質問に答えながら、理解を深めていきましょう。

企業選びの軸は?

応募する企業を決める際、どのような軸で選んでいましたか?自分がやりたいこと、仕事を通して実現したいことを書き出し、志望する企業に共通する条件を見つけましょう。

企業選びの軸で考えるべきポイント
・どのような仕事に関わりたいか
・なぜその仕事に関わりたいのか
・どのような時にやりがいを感じるのか
・どんな働き方がしたいか
・どのようなキャリアプランを考えているか

企業選びの軸を決める際は、自分についてよく理解していることが重要です。自己分析をしっかりと行い、一貫性のある志望動機になるよう意識しましょう。

志望企業の競合との差別化ポイントは?

その企業ならではの特徴はどのようなところにあるのでしょうか?競合他社との差別化ポイントを把握しておくことで、志望動機に説得力を持たせやすくなります。

競合との差別化がしやすいポイント
・主力商品やサービスの特徴
・シェア率、収益源、注力領域などにおける強み
・理念、ビジョン、経営方針
・組織風土や働き方の違い
・BtoB/BtoC、ターゲットの違い
・海外展開や業界内での立ち位置
・新規事業、イノベーションの動向

公式HPに掲載されている事業内容や、中長期計画・有価証券報告書などのIR資料も参考にすることがおすすめです。競合他社も同様に調べてみることで、「A社はAIを活用した分析に強く、B社はコンサル機能に特化」というように志望企業との違いが発見しやすくなります。

事業などについて調べていくなかで、専門的でよく理解できない内容も出てくるはずです。そのような際はOB・OG訪問を活用しながら、解像度を上げていきましょう。

志望企業で働きたい理由は?

なぜその企業で働きたいと思ったのでしょうか?志望企業ならではの強みや特徴的なポイントから、理由を考えてみましょう。

志望する理由が見つかりやすいポイント
・どんな事業に魅力を感じたのか?
・自分の経験や強みを活かせそうか?
・企業の理念やビジョンに共感できるか?
・取り組んでいる社会課題や価値提供に関心があるか?
・社員の雰囲気や働き方に惹かれた点はあるか?

企業選びの軸や、競合他社との比較で見つけた特徴をおさらいしながら、その企業で働きたいと思った理由を整理してみてください。

入社後はどうなりたい?

入社後に活躍できるイメージはできていますか?企業の事業成長にどのように貢献できるのかを面接官にアピールできると、高評価を得やすいです。

入社後の活躍イメージを考えるためのポイント
・どのような自分の強みが業務に活かせそう?
・3年後、5年後、10年後、どうなっていたい?
・入社後、どのように成長できそう?
・どのような役割やポジションを目指していきたいか?
・どのような形でチームや組織に貢献できる?

自分が将来取り組みたいことや、目標としたいことを見つけて、イメージを膨らませていってください。入社後について想像しにくい場合は、採用HPに掲載されている社員インタビューを読んでみることもおすすめです。

面接で志望動機を答えるときの基本的な構成

面接で志望動機を伝える時の基本的な構成をご紹介します。志望動機を伝える際には、以下で詳しく解説していきます。の3つのSTEPに沿って話すことをおすすめします。

▼志望動機の構成
①結論
②その会社を選んだ理由
③入社後に成し遂げたいこと

以下で詳しく解説していきます。

①結論を先に述べる

最初に志望動機となる結論を述べます。企業のどんなところに魅力を感じたのか、その会社を志望した理由を完結に伝えましょう。

初めに結論を述べることによって、面接担当者は話の内容を理解しやすくなるでしょう。

志望動機を話し始めるときの例文
貴社で、人の感情を動かす広告企画を通じて、社会との接点をつくる仕事がしたいと考え、志望いたしました。

②その会社を選んだ理由

結論の次には、なぜ他社ではなくその会社を選んだのか、その理由を具体的に伝えるようにしましょう。企業理念や事業内容、商品やサービスなどから、その会社の魅力であると感じたことや共感したことについて具体的に伝えるようにします。

その会社であるべき理由について説得力のある回答ができれば、企業研究をしっかりと行っていることが伝わり、志望度の高さをアピールすることができるでしょう。

‌▼その会社を選んだ理由の例文
大学では心理学を専攻し、ゼミでは「購買行動と感情の関係性」について研究してきました。消費者の無意識に働きかける表現や仕掛けに強い関心があり、大学3年次には広告代理店のインターンで市場調査や企画提案の経験も積みました。中でも貴社の手がけた○○キャンペーンは、商品訴求を超えて社会的なメッセージ性を持ち、人々の共感を呼ぶ力があると感じました。私もそのような「心に残る仕事」ができる環境に魅力を感じ、志望いたしました。

③入社後に成し遂げたいこと

志望動機の締めくくりとしては、自分の強みを活かして入社後にどのようなことを成し遂げたいか、どんな領域で貢献できるかを伝えます。‌

過去の経験の中から目標に向けて行動してきたことを洗い出し、これまでの努力を仕事でも活かせるとアピールしましょう。この時、自己PRやガクチカで話した強みと一貫性のある内容にすることも大切です。

‌▼入社後に成し遂げたいことの例文
入社後は、まずは市場や生活者のインサイトを深く読み解く力を磨きたいと考えています。自分の強みである「観察力」や「共感力」を活かして、チームの中でも信頼される存在を目指します。そして将来的には、企業や社会の課題に対して、人の行動を変えるきっかけとなるようなキャンペーンを企画・実現していきたいです。

具体的な行動計画を組み込む

入社後に成し遂げたいことを伝える際には、具体的な行動計画を一緒に伝えることができるとなお良いです。行動計画を聞くことで、採用担当者は「目標達成に向けて、具体的な施策を打てるか」「業務内容について、適切な理解ができているか」といった点を見極めることができます。‌
‌とは言っても、「入社後のキャリアパスが想像できない」という人もいると思います。その場合は、企業の座談会やOB訪問で実際働いている社員の方のキャリアを質問したり、採用ホームページから社員のキャリアパスを調べ、参考にしてみるといいでしょう。

面接で志望動機を答える際の話し方のポイント

ここでは、面接で志望動機を答えるときに「話し方」で意識すべきポイントについてご紹介します。

「話し方」で意識すべきポイント
①自身の体験に紐付けながら話す
②1分程度で簡潔に答える
③表情や身振り、声のトーンにも気を遣う
‌④口癖が出ないように意識する

以下で詳しく解説していきます。

①自身の体験に紐付けながら話す

‌志望動機を書く上で絶対に外してはならないのは、自身の体験に基づいた、成し遂げたいこと。そして、その企業で成し遂げたいことを実現できると感じた理由です。この要素さえ外さなければ、説得力のある志望動機を自分の言葉で伝えることができます。

‌例えるなら、企業は自分の行きたいところに連れて行ってくれる船。そして、志望動機はその船に乗りたい理由です。その船に乗りたい理由として、その船の特徴を褒めても仕方がありません。
‌自分がどこに行きたいからその企業に入社したいのか、的確に伝えられるよう意識してください。

②1分程度で簡潔に答える

面接で志望動機を1から100まで完璧に一気に答える必要はありません。志望動機を長く説明しすぎると「話を簡潔に伝える能力がない」と評価されてしまう可能性もあります。

基本的に面接で志望理由を答える時間は1分間が目安です。1分バージョンと、もう少し短い30秒バージョンの2パターンを考えておくとよいでしょう。

1分バージョンは250〜300文字程度、30秒バージョンは150〜200字程度で考えます。「志望動機を簡潔に一言で伝える→その志望動機をもった背景→入社後の目標」という流れはどんなに短い志望動機でも必ずおさえるようにしておくとよいです。

③表情や身振り、声のトーンにも気を遣う

どんなに素晴らしい志望動機でも、抑揚なく真顔で伝えてしまったら内容の魅力が半減されてしまいます。

面接で志望動機を話す時は「意欲をアピールするパフォーマンス」だと考え、伝える内容だけではなく、表情や身振り、声のトーンにも気を遣いましょう。具体的には、企業に対して魅力を感じた時の話は笑顔に、第一志望であると伝えるときは真剣さを伝えるために声を少し低めに、などの方法があります。

面接対策を行うときは、伝える内容の確認だけではなく、実際に志望動機を話すところをビデオで撮って確認してみるとよいでしょう。

‌④口癖が出ないように意識する

特に志望動機を伝える場面では、自分の考えや熱意を端的かつ丁寧に伝えることが求められています。つい緊張して「えー」「まあ」「なんか」などの口癖が出てしまうと、話の説得力が薄れたり、準備不足な印象を与えてしまうかもしれません。

事前に面接練習を録音して、どのような口癖が出やすいのか確認してみることがおすすめです。口癖を減らすことで、内容がよりクリアに伝わり、自信のある印象を与えることができます。

【業界別例文】面接時の志望動機の答え方例文

ここからは、志望動機を面接で答える時の例文を業界別にご紹介していきます。

先ほどもお伝えしたように、面接で志望動機を答える時は1分程度(250〜300文字)として考えておくとよいです。

【IT業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

デザイン性の高さと使いやすさをどちらも高水準で実装している御社のアプリに感銘を受け、志望しました。
私は大学でプログラミングの勉強をしており、御社のアプリを参考に課題の制作を行ったことがあります。その際に、シンプルでシックなデザイン性の高さと、視覚的に行動を促す使いやすさに驚き、私もこのようなアプリの開発に携わりたいと強く思いました。
エンジニアとしてのスキルを高め、ユーザーが心地よく、美しく操作できるアプリの開発に貢献したいです。

【商社業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

日本経済の発展に大きく貢献できる仕事がしたいという目標を御社で実現したいと思い志望しました。
幼少期に父の事業が失敗した経験から、経済的な豊かさは人々の心の余裕に直結しているということを強く実感しました。御社は総合商社の中でも特に日本の事業を発展させることに力を入れており、安定的に事業を拡大させているところに魅力を感じました。
長期インターンでテレアポを2年間経験して身につけた粘り強さを生かし、日本の経済的な成長に貢献したいです。

‌【食品業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

食から人々を笑顔にしたいという思いがあり、御社の理念と通ずるものがあると強く感じたため御社を志望しました。
両親が共働きだったため、私は小学生の頃からコンビニで夜ご飯を買い、平日は毎晩一人で食べていました。寂しい夜ご飯の唯一の楽しみは、御社の商品であるマルマルプリンを食べることでした。老若男女誰でも手の届き、なおかつ愛される商品を開発することが、いつしか私の夢になっていました。
フォロワーが1万人いるコンビニ食レポアカウント運用で培ったリサーチ能力を生かして、食を通じた豊かさを届けることに貢献していきたいです。

‌【金融業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

高いパフォーマンスが求められる環境に身を置くことで、営業能力を圧倒的に成長させられると思ったため御社を志望しています。
私は小学生の頃から野球をやっており、週5の練習を15年間続けてきました。甲子園で準優勝をした経験から、チームのために努力をし、それが結果として返ってくることに強いやりがいを感じます。御社は業界最大手でありながら、実力があれば若手のうちから重要な役割が与えられ、組織のために活躍できる環境があるとOB・OG訪問で伺いました。
お客様の期待にこたえながら、自分自身も成長し、御社に貢献していきたいと考えています。

【コンサルティング業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

今あるデジタル技術が最大限に活用される社会作りに貢献したいと思い、業界を牽引し続けている御社を志望しました。
地方に住んでいた頃は「今はネットもあるため、都心と田舎は情報量に差がない」と思っていましたが、大学で上京してからは「情報の取得方法にこそギャップが生まれる」と実感しました。
IT業界ではなく、御社のコンサルティング事業に従事することで、今あるデジタル技術を多くの人が活用できる社会作りに貢献したいと思っています。

‌【不動産業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

地方都市の活性化に携わり、いずれは地元の未来に貢献したいため御社を志望します。
大好きな私の地元は、人口減少が進んでおりシャッター街が増加しつつあります。そんな中ショッピングモールが建設され、街に活気が少し戻ったことを肌で感じた経験があります。
そのためデベロッパーとして経験を積み、地元のさらなる活性化のために「地元民だからこそわかる地域の良さを活かした街づくり」を行いたいです。中でも地方都市での開発事例を多く持つ御社を志望しています。

‌【広告業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

オリンピックやFIFAワールドカップなど、世界中の人々に活力を与えられるスポーツイベントを広告の力で更に盛り上げたいため、御社を志望しています。
地域で開催されるスポーツ大会の広報担当を務めた経験から上記のような思いを抱きました。‌私が担当した大会は、今まで参加者が少なく盛り上がりに欠けていました。そこで自らのアイデアとPR施策によって例年の二倍近くの参加者を集めた際に、多くの地域住民が「参加して本当に良かった」と笑顔で帰る姿を見て、やりがいを非常に感じました。また、内容は同じにも関わらず、PRのによって状況を変化させられる点を非常に面白くやりがいがあると感じました。
‌御社は世界的なスポーツ団体と密接な関係を持つ唯一の会社であり、私の世界中の人々を活力を与えるという目標を、PRの力によって達成できる唯一のフィールドであると感じています。

‌【人材業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

私は企業と労働者の両方のメリットを追求することで、経済に大きなインパクトを与えたいと考えており、御社で実現できると考え志望しました。
訪問営業のアルバイトにて、受注件数を増やしながら顧客に合わせたニーズを考えた経験により、企業利益だけでなく1人ひとりの顧客に寄り添える仕事をしたいと考え、人材業界を志望しています。御社は人材紹介事業だけでなく、webサイトの運営や人材コンサルティングなど、幅広い業種を手がけていることでも有名です。人材にまつわる事業を広く行うことで、同業他社よりも求職者や企業のニーズに寄り添ったサポートが可能になると考えています。
御社に入社した際には、人材紹介事業に携わった後にその経験を活かして新規事業立案に取り組み、より多くの人に価値を提供したいと考えています。

‌【鉄道業界】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

ライフセービングサークルでの経験から、人々の安心を守り、豊かな生活を支える仕事に携わりたいと考えているため、鉄道業界を志望しています。
元々海で泳ぐのが好きだったためライフセービングサークルに入りましたが、誰でも海で安全に遊べる環境をメンバー間で連携しながら守ることにやりがいを感じるようになりました。また海近辺に住んでいる地元民が一丸となって地域を豊かにさせようという取り組みにも参加し、まちづくりにも強い関心を抱くようになりました。
鉄道業界であれば、人々の生活の根底を支えながら、沿線上の地域の街を豊かにできると思い、志望しました。
中でも御社は「安全」を追求し、強い責任感と共に会社全体でその目標に向かって取り組んでいる点に魅力を感じています。ライフセービングサークルや地元の方々の交流から培ったコミュニケーション能力を活かしながら、御社に貢献したいです。

【職種別例文】面接時の志望動機の答え方例文

ここからは、志望動機を面接で答える時の例文を職種別にご紹介していきます。

‌【一般職】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

私は裏方として様々な業務を行うことで、ものづくりの仕事をバックアップしたいと考え、御社を志望しました。御社はおもちゃの製造が業界でもトップシェアを誇っており、高い売上高を維持しています。このことから、御社のおもちゃd栗を裏方から支えることで、多くの子供達に笑顔を届けたいと考えています。
私は学生時代にMOSの資格を取得しており、パソコンスキルには自信を持っています。御社ではパソコンスキルを活かして素早く事務作業を行い、営業の方々をバックアップすることで会社に貢献したいと考えています。

‌【営業職】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

私は自分らしく暮らせる生活をECサイト運営によって実現したいと考え、御社を志望しています。
小さい頃から身に纏うものによって自分を表現することが好きでした。一方で私が小さい頃から住んでいた地域ではショッピングモールしか衣服を手にする手段がなく、学校で周りと同じ洋服を着るしか選択肢がないことを窮屈に感じていました。自分でインターネットが使えるようになってからECサイトを実際に利用してみて、海外にしか店舗がないショップにもワンクリックで手が届くことに感動しました。海外ブランドの出店にも力を入れている御社において、日本にまだ実店のないブランド獲得をしたいと考えています。
私は大学時代に1年間のイギリスへ交換留学をした経験から、英語力や、慣れない環境で人との信頼関係を築いていくコミュニケーション能力を培いました。その経験を活かし、御社の営業職において新規顧客獲得に貢献したいです。

‌【企画職】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

私は、市場のニーズを捉えた商品を開発し、御社の成長に貢献したいため、御社の商品企画職を志望します。過去の経験から、誰もが楽しいと思えるような商品を開発し、人々の生活をより豊かにしたいと考えているからです。
私は、幼いころから食べることが大好きで、料理やお菓子作りをよくしていました。また、カフェでのアルバイトで、お客様のニーズを理解しながら商品を提案する仕事にやりがいを感じてきました。
御社は、長年にわたって多くの人に愛される商品を開発してきた実績があり、その技術力と商品開発への情熱に感銘を受けております。御社に入社後は、大学で専攻したマーケティングの知識・スキルを活かして、市場のニーズを捉えた商品の開発をしたいです。

‌【SE職】面接で志望動機を聞かれた時の回答例文

私には「人生の節目となる結婚式という重要なイベントをより良くしたい」という夢があります。
‌‌大学生時代にブライダルのアルバイトをしていた経験からこのように考えています。当時アルバイトリーダーを務めていた私は、結婚式のマネジメントに大きく関わることがありました。そこで実際に運営を円滑にできたとき、新郎新婦から「最高の瞬間だった」と感謝の言葉を頂いたとき、非常にやりがいを感じました。ただ、このブライダルのアルバイトは携われる結婚式に限りがあり、より多くの結婚式に関わることができるメディア運営に関わりたい。その思いから私が得意としているプログラミングを活用して、御社のメディア事業に携わりたいと考えています。御社に入社した際には、企画制作を行う総合職の形とともに、新郎新婦様が最大限に満足できるようなサイト構築に関わりたいです。

深掘り対策|志望動機に関連する面接での頻出質問と回答例文

面接で志望動機について回答した場合、その回答に関連する質問がいくつかされる場合が多いです。そういった志望動機の関連質問によって面接官は、志望動機に書いてある内容に説得力があるか、筋が通っているかなどを確かめていきます。

ここでは面接で聞かれそうな志望動機に関連する質問とそれぞれの回答例文を5つご紹介します。

「企業選びの軸は何ですか?」

この質問の意図は、以下であると考えられます。
・離職率を低くするため、学生側の理想の職場と企業の実態にギャップがないかを確かめる
・志望度をみるため、企業研究や業界研究を行っているのかを確かめる
・就業に対する意欲をみるため、入社後の目標設定などがあるかを確かめる

これらの意図を踏まえた上で、「企業選びの軸は何ですか?」という質問を聞かれた時の回答例文をご紹介します。

▼回答例文
「地球環境にやさしいプロダクトの提供」と「事業規模の大きさ」を軸に企業選びをしています。
私は海の近くで生まれ、休日は海辺のプラスチックゴミ拾いを近所の人たちとするなど、自然に対する保全意識が強い環境で育ちました。大学では日本におけるヴィーガンプロダクト販売についての研究をしており、多くのエコ商品を生み出してきたニュージーランドへの交換留学も行いました。そのため就職する企業が販売するプロダクトを信頼できるかについて重視しています。また気候変動への対策などは緊急性が高いことから、大きなインパクトが与えられる事業規模の大きい企業に勤めたいと考えています。
御社が販売する商品はほぼ全て植物由来であり、また、量り売りによるプラスチックゴミ対策も行っているところに魅力を感じています。海外の拠点も多く、地球規模でやさしいインパクトを与えられるため、企業選びの軸とマッチしていると感じています。

「他にどのような企業を受けていますか?」

この質問には、このような意図があると考えられます。
・内定辞退可能性を判断するため、他社の選考状況を確かめる
・就活において学生が重視することを知るために、志望先に一貫性があるかを確かめる

具体的な企業名を挙げる必要はありません。この質問を受けた場合は、志望企業の業界や傾向、選考を受ける企業数、他社ではなくその企業を志望する理由を伝えられるとよいです。

▼回答例文
環境にやさしいプロダクトやサービスを生み出している企業を中心に、現在5社の選考を受けています。私は大学でWebマーケティングの勉強をしていたことから、マーケティングのポジションを募集している企業に絞りました。
御社は、その中でも売上高が最も高く、また、規模が大きいながら企業理念に対して誠実にサービスを展開しているところに共感しており、特に魅力を感じています。

「この業界の今後の展望についてどのようにお考えですか?」

「実際にこの業界で働く面接官の知らない情報や考察を言うことなんて到底無理だよ…」と心が折れかけてしまいそうな質問ですが、安心してください。この質問の意図は、この業界について興味があるのか、しっかりとリサーチをしたのか確かめることです。

今後の展望について考える場合、まずは業界が抱える現在の課題、今後影響がありそうな出来事の情報をまとめます。その後に自分の体験や考えなどとともに、今後の見通しを考えていきましょう。

‌「〇〇業界 今後」といったキーワードで検索すると、課題や見通しが記載されたサイトが見られるのでオススメです。また面接準備でOB・OG訪問を行ない、実際にその業界で働いている人がどのような課題感や見通しを持っているのか直接聞いてみることが確実です!

▼回答例文
環境問題に対する意識の高まりがみられる現在、ニーズに応えた「エコ」を称するプロダクトが続々と増えています。しかし同時に、「プラスチックフリーだけどカーボンフットプリントがかなりかかっている」というように、矛盾した「エコ」な商品がたくさん売り出されていることも事実です。そのため今後は、カスタマーの信頼をいかにして獲得するかが鍵になると考えています。商品の透明性を高め、いかに情報を分かりやすく提供できるかが、他社製品と差別化するための手段になるのではないかと思います。

「業界一位の〇〇ではなく弊社を志望する理由はありますか?」

この質問は、志望度を確かめるための質問です。「他社ではなくなぜ自社を受けるのか」という理由からは、みなさん自身の価値観や性格も知ることができます。

同じ業界の他の企業ではなく、なぜその応募企業を志望するのかという理由を、事業内容や社風、制度などの側面から応えられると本気度が伝わりやすいです。

▼回答例文
経済的な豊かさへの追求に対して批判的な態度をもち、精神的な豊かさを目標としているところに共感したからです。〇〇というテレビCMに感動し、広告業界を志望しましたが、消費者の購買意欲をとにかく刺激するといった仕事の態度は私の性格に合っていないと感じています。御社の社長が以前インタビューで「これは本当に消費者のためになる広告なのか?と自問し続けたい」とおっしゃっていたことに深く共感したため、一番に志望しています。

「第一志望の企業はどこですか?」

内定辞退のリスクを把握するための質問です。入社意欲を確かめながら、内定を出す学生を決めたいという思いが企業側にはあります。

第一志望である企業に聞かれた場合は、なぜその企業でなければならないのかということがしっかりと伝わるように、根拠となるエピソードを交えて話しましょう。

無理に「第一志望です」と答える必要はありませんが、「自分との適性が判断しきれず第一志望についてはまだ悩んでいます」など明確な回答は避けるのがベストです。

▼回答例文
第一志望です。中学生の頃から友人の誕生日などに御社の商品をプレゼントしていました。多くの人にとって身近な存在であるほど規模の大きい会社ながら、環境保全や人権に対する活動を盛んに行っている企業は他にないと思い、一番に志望しています。

「不採用だったらどうしますか?」

志望度と覚悟を確認するための質問です。企業側は、あなたがどれだけ本気でその会社に入りたいと思っているか、また、冷静にキャリアを考えられているかを見ています。

「それなら別の会社に行きます」といったあっさりした回答では志望度の低さを印象づけてしまいます。一方で、「御社以外考えていません」と答えるのも現実的でないと判断される場合があります。

ベストなのは「御社が第一志望であること」「しかし不採用になっても学びを活かし前向きに進む姿勢」の両方を伝えること。誠実さと意欲のバランスが重要です。

▼回答例文
第一志望なので不採用になるのは非常に残念ですが、面接を通じてさらに御社で働きたいという思いが強くなりました。不採用になった場合でも、その理由をしっかりと振り返り、今後の自分の成長につなげていきたいと思います。そして、再びご縁をいただけるよう努力を続けていきます。

‌NG例|面接官に悪印象を持たれやすい志望動機の特徴

志望動機は、あなたの熱意や適性を伝える重要な要素です。しかし、内容によってはかえって面接官に「志望度が低い」「自社をよく理解していない」といった悪印象を与えてしまうこともあります。以下のような特徴には注意が必要です。

他企業にも使える汎用性の高い内容

「御社の成長性に魅力を感じました」「人と関わる仕事がしたいです」など、どの企業でも通用しそうな汎用性の高い志望動機は避けましょう。その企業でなければいけない理由がなければ、面接官に熱意が伝わりにくいです。その企業特有の魅力や、自分との接点を具体的に盛り込むことで、志望動機を改善しましょう。

NG例:
「御社は成長している会社だから志望しました。」
改善例:
「貴社がAIを活用した業務改善に取り組んでいることに強く惹かれました。大学で情報工学を専攻し、ゼミではデータ分析のプロジェクトに携わっていた経験があります。自分の専門性を活かしながら、貴社の技術革新に貢献したいと考えています。」

会社への貢献性が見えない内容

「学べる環境があるから」「自分が成長できそうだから」といった自分が得られるものにフォーカスしすぎると、一方通行の印象になってしまいます。面接官は、候補者がどう企業の成長に貢献してくれるかを知りたがっています。「自分の経験をどう活かし、どのように会社に貢献したいのか」を具体的に伝えることが大切です。

NG例:
「成長できる環境が整っていると感じたからです。」
改善例:
「営業インターンで培った提案力を活かし、貴社の新規顧客開拓に貢献したいと考えています。特に貴社が注力している●●分野に自分の経験を結びつけ、実績を出したいです。」

企業理解の浅さが伝わる内容

企業HPの表面的な情報や、採用ページのキャッチコピーをそのまま使うような志望動機は、企業研究の不足を露呈します。「なんとなく雰囲気が良さそう」「福利厚生が充実しているから」といった理由も同様です。競合他社との違いや、自社の独自性に触れたうえでの動機を伝えましょう。

NG例:
「福利厚生がしっかりしている点に惹かれました。」
改善例:
「貴社が業界内でもいち早く●●の技術導入を進めており、現場主導でイノベーションに挑戦する姿勢に魅力を感じました。その環境で、自分も新しい価値づくりに携わりたいと考えています。」

成長意欲が感じられない内容

「安定して働きたい」「指示された仕事を正確にこなしたい」といった姿勢は、悪いことではありませんが、挑戦する姿勢が感じられないと、企業側に「受け身な人材かも」という印象を与えてしまいます。どのように成長していきたいか、そのためにどんな努力をしているかなど、前向きな意欲を示しましょう。

NG例:
「安定して長く働けると思ったからです。」
改善例:
「まずは基本業務を着実に身につけたうえで、将来的にはチームリーダーとしてプロジェクトを牽引できるような人材になりたいです。貴社の研修制度や若手の抜擢環境に魅力を感じています。」

Q&A|志望動機に関連するよくある質問集

ここからは、面接の志望動機に関連したよくある質問に回答していきます。

【Q1】面接でES・履歴書と同じ志望動機を話してもいいですか?

面接で志望動機を聞かれた場合、ESや履歴書で書いた内容と同じことを話しても問題ありません。面接官が志望動機を面接で聞くのは「志望動機について深掘りをしていきたいから」という理由がほとんどです。

文面として書いてある文章を読むのと、実際に志望動機を言葉として紡ぐところを聞くのでは、印象が変わることがありそうですよね。面接官が志望動機を聞く際は、ESを読んでいないから聞くのではなく、より理解を深めるために聞き直していると考えてよいでしょう。そのため、面接で志望動機を聞かれた際は、少し言葉を変えてESと同じ内容を伝えるようにしましょう。

‌もしESに書かれた志望動機と現在思っているものが違う場合は、「この期間でなぜ考えが変化したのか」についても簡潔に補足しましょう。

また志望動機について面接で聞かれた場合は、満遍なく全てを一気に説明しようとしなくても大丈夫です。面接は面接官との会話をすることが大切だとされています。そのため、深掘りされる余地を残した答え方をするのもテクニックの一つなのです。

【Q2】志望理由をカンペを見ながら話してもいいですか?

WEB面接においてカンペを用いることは問題無いでしょう。

カンペがあると伝え忘れを防ぐことができたり、事前に話す流れを用意しているために話がちぐはぐにならなかったりといったメリットがあるでしょう。しかし、面接中ずっと目線がカンペを向いていたり、カンペの文書を淡々と読み上げているように聞こえたりするとマイナスの評価に繋がりかねません。

カンペはあくまで内容を忘れてしまったときに少し見る程度に抑え、志望動機全てをカンペを見ながら読み上げることはやめましょう。

また、対面での面接の場合は、カンペの持ち込みはできない企業がほとんどです。カンペが無くてもすらすらと話すことができるように、実際に口に出して練習を重ねましょう。

【Q3】志望動機が複数ある時はどのように話したらいい?

志望動機は多くても3つ程度に絞ってまとめるようにしましょう。志望動機が多すぎると話の軸がぶれてしまい、何をいいたいのかがわかりにくくなってしまいます。

複数の志望動機を伝える際は、「志望した理由は3点あります」等のように、最初に志望雄の数を伝えるようにしましょう。志望理由にも優先度をつけ、優先順位の高いものから話すようにします。また、すべての志望動機においてはじめに結論を持ってくることでメリハリのある構成となり、採用担当者に魅力的に感じてもらいやすくなるでしょう。

‌【Q4】第一志望じゃない場合は、どう答えるべき?

面接で志望動機を伝えた後、「弊社が第一志望ですか?」と質問されることがあります。本音では第一志望でない場合、どう答えるべきか悩む方も多いでしょう。その場合は、無理に第一志望と偽る必要はありませんが、志望度の高さが伝わるように工夫しましょう

「第一志望群の一つです。〇〇という点で貴社に強く魅力を感じていますが、△△という観点から〇〇社や〇〇社も併せて検討しています。最終的には、自分が最も成長できる環境かどうかを軸に判断したいと考えています。」

というように、検討しているポイントや判断基準を明確に述べることで、素直さと論理性が伝わります。また、「実際に面接を受けてみて、より志望度が高まったと感じています。」といった現在の率直な気持ちを加えると、より前向きな印象を与えることができます。

【Q5】志望動機が聞かれないことはありますか?

可能性としては低いですが、あり得ます。特に短時間の面接やエントリーシートで志望動機をすでに伝えている場合、当日は触れられないこともあります。

ただし、「聞かれなかったから伝えなくていい」というわけではありません。面接中の質問に答える中で、自然に志望動機を盛り込むように意識してみましょう。

【Q6】志望動機と自己PRの違いは?

志望動機は「なぜその会社・職種を選んだのか」という応募理由を説明するものです。一方、自己PRは「自分にはどんな強みがあり、どう活かせるか」という人物アピールが目的です。

たとえば、「過去の経験で培った強み(自己PR)」をもとに、「だからこそ御社で活躍したい(志望動機)」というように、2つを組み合わせて話すと説得力が増します。それぞれの目的を意識して、内容を整理しましょう。

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いかがでしたでしょうか?
‌面接の志望動機の作り方について説明してきました。「志望動機の作り方」と言いましたが、これは「自分に合う会社を選ぶ基準」としても捉えることができます。面接の準備と一緒に、自分が行きたい会社とは何なのか、考えてみてはいかがでしょうか?

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