【外資メーカー内定者監修】面接の緊張を克服する秘訣とは?
2023/08/31
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面接の緊張を乗り越えるために
「明日の面接が気掛かりでなかなか寝付けない・・」「緊張のあまり頭が真っ白になってしまい、何を話したか覚えてない・・」
一発勝負の面接に緊張はつきもの。上記のような経験をしたことのある人は少なくないでしょう。特にあがり症の人にとって、就活の面接は最も神経をすり減らすのではないでしょうか?
たとえみなさんが素敵な資質を持っていたとしても、それが伝わらなければ評価の対象にはなりません。この記事では、緊張という「強敵」との向き合い方を説明します。緊張のせいで自分の魅力を発揮できなかったということがないよう、対処法を身に着けてください。
なぜ人は緊張するのか
そもそも人はどうして緊張するのでしょうか?
緊張とは、体や心が張り詰めた状態にあること。緊張状態に陥ると、手足や声が震える、汗が出る、顔が赤くなる、上手く話せない、喉が渇くといった症状が現れます。
極端に緊張しているときは、お腹が痛くなったり、吐き気を感じたりすることもあるでしょう。心理学の観点からいうと、緊張とは、身の危険を感じた時に起きる、防衛機能の1つとも言われます。
面接のように、自身の将来のかかった場面で、緊張状態に陥るのは当然のことです。初対面の人、特に目上の人と話す機会の多い就活ではプレッシャーを感じるのも仕方ありません。
面接の緊張は自身の将来について真剣に考え、危機感を持って行動している証拠です。まずは、自身の緊張状態を受け入れることから始めましょう。
緊張状態を受け入れるために・・
前のトピックで触れたように、緊張するのは仕方のないこと。まずは、自身の緊張状態を受け入れることが大切です。ここでは、緊張状態を受け入れる上で、大切にしたい2つの点について見ていきましょう。①緊張すること自体は選考の評価に影響しない
緊張しているからといって、不合格になることは基本的にはありませんし、緊張を感じているのが自分1人ということもないでしょう。
就活生のほとんどが緊張と戦いながら面接に臨んでいます。もっと言うと、みなさんの将来の意思決定を担う、面接官も気を引き締めているはず。
適度な緊張状態は、集中力が増し、物事を客観的に捉えられるようになるとも言われます。むしろ、緊張を歓迎するくらいの心持ちでいましょう。緊張するあまり、みなさんの本来の面接のパフォーマンスに影響するようだと、もちろんに評価にも響いてしまいます。
ですが、そんな緊張している自分も魅力の1つだと開き直って、面接に挑むと良いでしょう。
②緊張する原因を分析する
どうして極度の緊張をしてしまうのか、その原因を探ることも自身の状態と向き合う上で大切にしたいことの1つ。
原因を突き止めることができれば、対策をすることができます。なぜ、面接で緊張するのか、自分なりに考えてみましょう。以下に、想定される原因を書き出してみました。こちらも参考にしてください。
面接における緊張の原因
・初対面の人、目上の人と話すのに慣れていない・圧迫気味の質問をされた
・自己分析、企業分析が不十分のため、話す内容に自身が持てない
・自分の伝えたいことが聞き手に伝わっていない
・他の就活生に見られるのが恥ずかしい(集団面接)
・その場で考えて答えるが苦手だ
このように、原因を書き出した上で、克服するための打ち手を考えていきましょう。
緊張を克服するための対策 〜前日まで〜
ここからは、面接の緊張を乗り越えるための具体的な対策について考えていきましょう。まずは、面接「前日」までに対策するべき3つの事項についてお伝えします。①面接で聞かれる定番の質問についてポイントを整理しよう
「面接は、当日のノリとその場の思いつきでいける・・」
確かに、これができる人もいるかもしれません。しかし、普段考えられていないことを一発勝負の面接で、説得力を持たせて回答することは不可能に近いでしょう。
「志望動機」「自己PR」「学生時代がんばったこと」など、定番の質問には入念な準備が必要です。その前段階として、業界/企業研究と自己分析は必須。
業界や企業、仕事内容を深く理解することで、志望に対する熱意を示すことができ、面接で答える内容にも深みがでます。HPを確認し、説明会に参加するのはもちろん、OB/OG訪問を通して、現場の社員の声を実際に聞くのも有効でしょう。
また、自己分析を深めれば、深めるほど、自身を客観視できます。自分の強みや弱みが明確になれば、面接での自信にも繋がるでしょう。こうして、面接で聞かれるポイントを押さえることで、余裕を持って本番に臨むことができます。
②面接の練習を繰り返し行う
話すポイントを押さえても、いざ本番になるとうまく話せないということも頻繁に起こります。やはり、普段からアウトプットする習慣をつけましょう。
この際、気をつけるべき点は、「暗記をしないこと」です。1字1句覚えて、面接でその通りに話すことができても、熱意や人柄が感じられなければ評価はされません。伝えたいことを箇条書きにして、要点として、頭の中に入れて話す練習をすると良いでしょう。
友人と模擬面接をしたり、OB/OG訪問で出会う社会人に面接対策のお願いをしたりするのも効果的かもしれません。筆者がおすすめするのは、自宅の鏡の前で1人面接練習をすること。鏡を介して、自分を見ることで、表情や仕草、話すときの視線など何気ないクセが見えてきます。細かい点を1つずつ修正するのに、鏡や動画を使った面接練習をすると効果的です。
③様々な企業の選考を受ける
もちろん、自分自身や周囲を巻き込んだ練習も必要です。フィードバックを確実に貰えるのも貴重でしょう。
しかし、他の企業の選考に参加することのメリットは「合否が決まること」。どれだけ自分で完璧の自己PRを完成させて、練習しても、それが企業目線で評価されなければ、意味はありません。
人事に評価されるのかを見極めるため、そして、面接自体に慣れるためにも、様々な企業の選考を受けるべきです。それによって、業界の特性や雰囲気だけでなく、自分自身の適性や能力、就活習熟度の相場も分かってきます。本命の企業の選考を迎える前に、場数を積むよう心が掛けていきましょう。
緊張を克服するための対策 〜当日〜
次に、面接当日の緊張を乗り越えるための打ち手について見ていきましょう。こちらは、各自のやり方があると思います。ここでは5つ紹介するので、使えそうなものをピックアップして試してみてください。①時間にゆとりを持つ
1つ目は、面接の時間にゆとりを持つことです。面接会場までの道に迷ってしまったり、定刻ギリギリの時間になってしまったりすると、焦りが生まれます。
そして、心の準備ができないまま面接に臨み、思うように質問に答えられないこともあるでしょう。不要な焦りを抱かなくても良いように、時間に余裕を持って行動するべきです。そのためには、面接会場へのアクセスや、電車の時刻など、事前に調べておきましょう。
逆に面接会場に早く行くと緊張してしまうという人もいるかと思いますが、早めに着いて、時間になったら入れるよう、近くのカフェで待機しておくのも1つの手です。自分にとってイレギュラーな事態を起こさないよう心がけましょう。
②結論ファーストの話し方を意識する
緊張状態に陥ると、自分の魅力を伝えなきゃと一生懸命になって話が長く、まとまらないことが多々あります。
筆者も実際の面接で、話している最中に何について話しているのか迷子になる、という失敗を繰り返していました。そこで、シンプルに質問に対して結論から述べることを意識します。面接官が質問する上で、最も知りたいのは結論の部分です。
面接の最中、緊張を感じても、「結論を最初に持ってくる」ことを徹底するだけで、自然と伝わる話し方になるでしょう。
③深呼吸と笑顔を忘れない
緊張状態にあると、無意識のうちに呼吸が浅くなっています。
深呼吸をし、酸素を取り込むことで、脳に酸素が行き渡り不安感の解消につながるのです。リラックスした状態で、精神を統一して臨めるよう、面接前も面接中も意識的に深呼吸すると良いでしょう。緊張しているのに、笑顔になるというのは不自然に感じるかもしれません。
しかし、笑顔を意識的に作ることで、リラックスする神経を司る副交感神経がはたらきます。これによって、面接中の表情が柔らかくなり、緊張をほぐす効果を生むのです。
④成功するイメージを持つ
このイメージトレーニングはばかにできるものではありません。野球のイチロー選手も、サッカーの本田選手も試合の直前、プレーの始まる前に成功のイメージを脳内に焼き付けるそうです。
不思議なもので、イメージすると緊張感を乗り越えて、ベストなパフォーマンスが発揮できるもの。面接でも一緒です。事前に、「堂々と笑顔で面接官の質問に答えるイメージ」や「志望企業で活き活きと働く自分」を想起しておきましょう。イメージが具体的になればなるほど、面接の完成度も上がっていくはずです。
⑤好きなことをしてモチベーション高める
どれほど入念な準備をしてもやはり、当日の緊張は抑えられないもの。
筆者はリラックス効果とモチベーションを一気に高めるために、好きなことを思いっきりしてから、面接の会場に向かっておりました。例えば、面接の朝にランニングをしたり、電車の中で好きな音楽を聞いたりして、頭の中のモヤモヤをすっきりさせたものです。
特に大事な面接の前には、カラオケで発生練習を兼ねて、歌を歌ったり、面接後に美味しいご飯を食べたりと、気が沈まないよう意識していました。みなさんも、それぞれに好きなことやリフレッシュ方法があるはず。それを当日思いっきりやって臨むというのも1つの方法です。是非、試してみてください。
万全の状態で面接に臨もう
いかがでしたでしょうか?面接での緊張状態への向き合い方と前日まで、当日にできる対策についてそれぞれ見ていきました。緊張はある程度するものですが、日々の対策と訓練によって慣れていくもの。
この記事を参考に、できることを日常生活に取り入れてみてください。
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