
【最新版】内定がもらえる企業研究のやり方を徹底解説
2023/07/11
目次
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本記事では、企業研究のやり方をご紹介します。
マイナビが行った2024卒の学生就職モニター調査では、2月までの活動状況を聞いたところ、「企業研究をした」と回答した人は87.1%でした。
企業研究は、就活をする上で重要で、欠かせないことです。
本記事を読んで、企業研究をするべき目的をおさえて、早めに企業研究を進めて、内定を掴み取りましょう。
企業研究と業界研究の違いは何?
企業研究と業界研究の違いが分からず、混同してしまう人が多いと思います。
業界研究とは、1つの業界について理解を深めることです。
企業研究とは、「1つの企業」に対して調べ上げることです。
業界研究をしてから、志望業界を絞って企業研究をしていくのが一般的な就活スケジュールです。
企業研究をする4つの目的は?
就職活動で絶対に欠かすことができない企業研究。みなさんはなぜ、企業研究が必要か考えたことはありますか?企業研究をすべき理由は下記の4つです。

(1)説得力のある志望動機を作成するため
1つ目は企業研究が説得力のある志望動機を伝えるために欠かせないものだからです。
就職活動のエントリーシートや面接では、頻繁に会社の志望動機を聞かれます。
就職活動のエントリーシートや面接では、頻繁に会社の志望動機を聞かれます。
企業研究ができていない状態で志望動機を伝えても、採用担当者に自分の印象を残すことができません。
実際に企業に足を運んで話を聞くなど、熱心に企業研究をして作成した志望動機は、その深さがまるで変わってきます。加えて、採用担当者にも、自社のカルチャーと合う人と評価してもらえる可能性が高まります。
実際に企業に足を運んで話を聞くなど、熱心に企業研究をして作成した志望動機は、その深さがまるで変わってきます。加えて、採用担当者にも、自社のカルチャーと合う人と評価してもらえる可能性が高まります。
なぜなら、企業研究をすることで、企業の理念や事業内容、社風などをより深く理解することができるからです。また、実際に企業に足を運ぶことで、社員の様子や会社の雰囲気を直接感じることができます。
志望動機は、採用担当者に自分のことを知ってもらうための大切なツールです。熱心に企業研究をして、自分の言葉で志望動機を書きましょう。
(2)入社後のミスマッチを防ぐため
2つ目は、企業研究は入社してからのミスマッチを防ぐ効果があるからです。
企業の採用ページや会社説明会は、企業の良い面にフォーカスする傾向があります。これは、優秀な人材を採用したい企業の意図であり、ある意味仕方のないことです。
だからこそ、企業研究をしっかりとすることで、企業の悪い面も知っておかなければなりません。入社した後に企業と自分のミスマッチに気づいても、時すでに遅し。企業研究を徹底して未然に防ぐ必要があります。
(3)企業への本気度が伝わるため
企業研究をしっかりと行う目的3つ目は、志望度が高いことが伝わりその会社が第一志望であることをアピールすることができるからです。
面接官は人事のプロであるため、企業研究の浅深の度合いがすぐに分かります。「この学生はしっかりと企業研究して調べてきているな」と思わせることができた場合、好印象を与えることができます。
(4)志望企業を絞るため
企業研究を行うことで、企業の違いや、社風を知ることができます。それに従い、志望業界の中から就職したい企業を絞ります。また、自分に合った環境を見つけやすくなるため、企業研究を徹底的に行うことで入社後のミスマッチがなくなるでしょう。
企業研究の全体像
「企業研究をやろうと思っているけど、どこから手をつければいいか分からない」
「企業研究で知っておくべき項目を全て知りたい」
このような悩みを抱えている就活生の皆さんに、企業研究のやり方の全体像を簡単にご紹介します。
下の図をご覧ください。

以下では「企業研究で調べる情報」からご紹介していきます。まずはどのような情報をなぜ得るべきなのかについて知っておくことが重要です。
企業研究のやり方│調べるべき6つのこと
企業研究を行う際に調べるべき6つの情報について順にご紹介していきます。

(1)企業概要やどのような事業があるのか知ること
就職活動では、企業の基本情報について知ることが重要です。企業の基本情報には、
企業名、代表者、設立年、所在地、事業内容、売上高、従業員数、企業理念などがあります。
これらの情報を知ることで、企業の概要や方向性を理解し、自分が企業に適した人材であることをアピールすることができます。
また、企業の基本情報だけではなく、事業内容についても理解しましょう。

企業が求める人材は「企業に利益を生む人」であるため、どのように自分が貢献できるかを伝えることができると、アピールポイントに繋がります。
事業内容を把握するためには、「誰に」「何を(どんなサービス・商品)」「どうやって」を理解しておくことが大切です。
「誰に」は、企業がターゲットとしている顧客層。
「何を(どんなサービス・商品)」は、企業が提供しているサービスや商品。
「どうやって」は、企業がどのようにしてサービスを提供したり、商品を販売したりしているのか。
これらの3つの要素を理解することで、企業の事業内容を大まかに知ることができます。
(2)企業の強みを知る
企業の強みを把握できていることで、志望動機やESで自分が何を書くべきか知ることができます。
企業の強みを知るためには、以下のように調べることがおすすめなので確認しておきましょう!
・業界紙で企業のポジションを知る
・業界紙で企業のポジションを知る
・企業情報が掲載されている書籍と他社を比較する
・主力サービス・製造商品を把握する
・IR 情報で企業の将来性や実績を数字で確認する
企業の実績と将来性を判断することも重要です。その際は、企業の財務状況を示す「IR情報」を参考にするとよいでしょう。IR情報には、企業の売上高や利益、資産、負債などの情報が記載されています。これらの情報を参考にすることで、企業の実績と将来性を判断することができます。
また、IR情報には、企業の成長戦略や今後の展望などの情報も記載されていることがあります。これらの情報を参考にすることで、企業がどのような方向に進もうとしているのかを知ることができます。
企業の実績と将来性を判断することで、より具体的で説得力のある志望動機やESを書くことができます。
(3)業界内の立ち位置、動向を把握する
企業の立ち位置を知ることで、企業の動向や競合と比べて勝っているところや、劣っているところが見えてきます。そのため、しっかりと企業の立ち位置を理解することで、企業の動向も理解できるようになります。
企業の立ち位置を知るには、以下の情報を参考にするとよいでしょう。
・企業の業界内におけるシェア
・企業の売上高や利益
・企業の競合他社
・企業の成長戦略
これらの情報を参考にすることで、企業の立ち位置を理解することができます
(4)経営者の考え方を理解する
企業を率先して引っ張っていく「経営者」を知ることも企業研究には効果的です。企業は、利益を生むことができる人材を求めています。経営者はまさに利益を生む人材です。そのため、経営者の考え方ややり方を学ぶことで、利益を生むためのヒントを得ることができます。
経営者の考え方ややり方を学ぶには、以下の方法があります。
・経営者の著書を読む
・経営者の講演を聞く
・経営者のインタビューを読む
・経営者のブログを読む
(5)社風や企業に勤めている社員さんを知る
企業の事業内容や基本情報だけではなく、社風や社員さんの雰囲気などが自分に合っているか確認することも重要です。
社風を知るツールとして「会社説明会」「OBOG訪問」「インターンシップ」などが挙げられます。
(6)制度や採用情報についても把握しておく
企業研究では制度制度や採用情報についても調べておくことをおすすめします。主に「教育などの制度」「休業についての制度」「福利厚生」などです。
入社が決まった後に「知らなかった!」ということが無いよう企業研究の段階で把握しておきましょう。
採用情報は、選考に関して大変重要な情報源です。「採用人数」「選考フロー」「選考書類」「募集職種」など、選考に進むための様々な情報も確認しておいてください。
どうやって調べる?情報収集の7つのやり方
続いては、企業研究で調べておくべき情報を、どこで調べるのか解説していきます。


(1)コーポレートページや新卒採用ページ
企業研究の1つ目のやり方は、会社HPや新卒採用ページのチェックです。これらのサイトを見ることによってわかることは、主に2つです。
「企業が学生にアピールしたい情報」と「企業が求める人材像」です。
企業が学生にアピールしたい情報
企業が学生側にアピールしたいポイントは、企業研究で押さえておくべき重要事項です。新卒採用ページには、企業が伝えたいことやアピールしたいことが詰まっています。ポイントが明確で、理解しやすいのも魅力です。
これらを踏まえて志望動機を作れば、企業側に企業研究を最低限していることが伝わるでしょう。ただし、多くの就活生がこの採用ページを見て企業の志望動機を作るので、ここでは差がつくことはほとんどありません。あくまでも必ず知っておくべき情報として押さえておきましょう。
企業が求める人材像
採用ページに掲載されている企業が求める人材像も確認しておくべきポイントの1つです。これ企業が求める人物像を把握しておくことで、エントリーシートや面接で伝える自己PRを作るうえで参考になります。
ただし、あからさまに求める人物像に近い人物であることを伝えるのはNG。あくまでも求める人物像は材料なのでこれを元に伝えるエピソードを考えたり、企業に評価されそうな強みを考えたりしましょう。
例えば、求める人物像が「コミュニケーション能力が高い人」であれば、以下のようなエピソードを伝えることができます。
・学生時代に、ゼミの活動でリーダーを務め、メンバーと円滑にコミュニケーションを取りながら、プロジェクトを成功させた。
・アルバイトで、接客のアルバイトを経験し、お客様と楽しく会話しながら、商品を販売することができた。
また、求める人物像が「チームワークを大切にする人」であれば、以下のような強みを伝えることができます。
・学生時代に、部活動で、チームメイトと協力しながら、目標に向かって努力し、全国大会に出場した。
・アルバイトで、チームで仕事をする機会が多く、チームメンバーと協力して、仕事を効率的に進めることができた。
このように、求める人物像を元に、伝えるエピソードや強みを工夫することで、より分かりやすく、かつ企業に評価されやすい文章を作成することができます。
(2)就職情報サイト
就職情報サイトでは、多くの企業の情報がまとめられているため、簡単に比較することができます。
また、スマホでも見やすい仕様になっているので、電車や空き時間に企業研究ができます。
(3)新聞や書籍、ニュースなどのメディア
企業の動向は、より最新の情報をみることが重要です。そのため、最新の情報を確認するためには、「新聞やニュースのメディア」を確認することです。
新聞記事は、切り抜くこともできるので、重要な内容は切ってノートに貼っておき、いつでも見返せるようにすると良いでしょう!
ニュースなどは、たくさんの情報が集められているため、どれが正しいのか見極めることにも注意しましょう。ニュースで拾った情報をさらに調べると安心ですね。
書籍や雑誌も確認しましょう。最近では、「業界地図」や「会社四季報」など、すでに情報がまとめられている書籍や雑誌があるのでそれを使うとより理解が深まるかもしれません。
「業界地図」を見ていると、業界を絞るためではなく、違う業界を知るきっかけになります。視野が広がり、選択肢が増える可能性もあるので、企業研究に生かしてみると良いでしょう!
(4)企業説明会
企業説明会に参加するだけで、企業の理解をより深めると共に実際に働いている社員さんの姿を観察できることで、社風や環境を見ることができます。
また、働いている方々の意見は企業選び、志望するに当たって大きな要因になると考えられるので、積極的にお話をして、メモをしっかりと取りましょう!
企業説明会で聞いておくべき項目についてまとめました。こちらの内容は説明会で聞き漏れないようにしておくのがおすすめです!

また、合同説明会では、企業の採用担当者と直接話すことができます。企業の採用担当者と話すことで、企業の雰囲気や社風をより詳しく知ることができます。
このように、合同説明会は、就職活動において非常に重要なイベントです。企業説明会だけでなく、合同説明会にも積極的に参加し、就職活動を成功させましょう。
会社説明会で効果的な質問
企業説明会では、社員の方と直接話すことができる貴重な機会です。この時間を有効に活用するために、事前に質問を準備しておくとよいでしょう。
ここでは、企業説明会で効果的な質問を2つ紹介します。

この質問をすることで、企業が求める人材像を知ることができます。また、自分の強みや経験が、企業の求める人物像と合っているかどうかを判断することができます。

この質問をすることで、社員の方のモチベーションや仕事に対する意欲を知ることができます。また、社員の方の目標や考え方に共感できるかどうかを判断することができます。
これらの質問は、企業研究の際に役立つだけでなく、自分の志望動機や自己PRを固めるためにも役立ちます。企業説明会では、これらの質問を参考に、効果的な質問を準備しておきましょう。
また、質問をする際には、以下の点に注意しましょう。
・質問は1つに絞る
・質問は簡潔に
・質問は敬語で
・質問は事前に確認する
(5)OB/OG訪問
企業研究の2つ目のやり方は、OB/OG訪問です。OB/OG訪問では、社会人の話を聞くことによって、その人が働く企業への理解を深めるもの。
企業研究としてOB/OG訪問をするメリットは、会社説明会や採用ページではわからない、現場の本音を聞くことができることです。
現場の本音から見えてくる情報は、みなさんが企業を選ぶうえで非常に重要な判断材料になります。働く現場の実情を知ることによって、具体的に働くときのイメージをすることができるのです。
OB訪問をする際には、必ず事前に質問を用意して、聞きたいことをすべて聞けるように準備をしておきましょう。ここでは、企業研究を深める質問を2つ紹介します。
OB/OG訪問で効果的な質問

この会社全体の方針が分かっていないと、後々後悔するリスクが高まります。企業研究として、OB訪問で事前に聞くことで、会社の方針が自分に合っているのか確かめるようにしましょう。

とはいえ、たくさんの社会人にアポを取るのは簡単なことではありません。そんなときにおすすめなのが、OB訪問のマッチングサービス、Matcher(マッチャー)です。
Matcherは、所属大学に関係なく、気になる企業の社会人に話を聞けるサービス。大手企業からベンチャーまで、約3,5000人の社会人が企業研究をはじめとする就活相談にのってくださっています。

【社会人の所属企業例(一部)】
三井物産、伊藤忠商事、三菱商事、住友商事、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、マッキンゼー、リクルート、電通、博報堂、日産自動車、サントリー、フジテレビ、日本テレビなど3500社
1クリックでOB訪問の申請ができるので、簡単に気になる社会人が会いに行くことが可能に。ぜひ沢山OB訪問をし、企業への理解を深めてください。
(6)座談会
企業研究の6つ目のやり方は座談会です。座談会とは、会社説明会や会社訪問と一緒に開催されるもので、現場の社員の声を直接聞くことができる貴重な機会です。実際にその会社で働くことになったときのことをイメージできるように、積極的に質問しましょう。ここでは、企業研究で現場を知るために有効な質問を2つ紹介します。

みなさんが理想とする働き方を実現できるか確かめるためには、人事制度をしっかりと知っておくことが有効です。例えば、たくさんの仕事を短い期間で体験したい人はジョブローテーションの制度について聞くべきでしょう。自分の将来的な目標が叶えられる会社なのか確かめてみてください。

女性の働きやすさに関する人事制度がカバーするところですが、制度と現場に乖離がある場合は少なくありません。つまり、制度として女性の働きやすさが担保されていても、実際はその制度が機能していないというケースがあるのです。
座談会を利用した企業研究では、女性の働きやすさについて、多面的に深く質問することができるので、積極的に質問すると良いでしょう。具体的な事例を聞くことができると、実際に自分が入社したときのイメージがしやすくなります。
座談会で質問すべき内容についてより詳しく知りたい方はこちらの記事をみてみてください。
座談会で質問すべき内容についてより詳しく知りたい方はこちらの記事をみてみてください。
(7)インターンシップ
インターンシップに参加することで、企業の中に入り自分自身で企業を感じられます。特に、長期インターンシップに参加することで、実際にお仕事をできるので、自分に職種が合っているのか感じることができます!
また、インターンシップに参加することで、選考の面接時に以前から興味があるということも示せる一つの根拠にもなります。
内定が取れる!企業研究におすすめのツール3選
ここでは企業研究におすすめのツールを3つ紹介します。全てのツールは執筆者(24卒)が、就活をしていた時に企業研究で役に立ったものです。ぜひ活用して、納得内定をもらいましょう。1.業界動向サーチ
業界動向サーチとは、各業界の動向や、市場規模、売上比較などが見れるサイトです。データがグラフ化、ランキング化されていて簡単に企業研究ができます。
気になっている業界や企業を検索して調べると企業研究ができますが、今成長している業界や、主な業界のシェアも見ることができるので、是非活用してみてください。
【参考】業界動向サーチ
2.企業口コミサイト
企業口コミサイトは、社員が企業の年収や、社風、将来性などについて投稿している口コミを見ることができるツールのことです。
代表的なサイトは、就活会議やOpenWork などが挙げられます。
しかし、口コミサイトはあくまで個人の意見や経験に基づいた情報です。全てを信じることは避け、自分の判断で情報を取捨選択することが大切です。
信頼できる情報を手に入れたい方は、OB・OG訪問をすることをおすすめします。
3.企業が運営するSNS
近年、新卒の就活生向けに、InstagramやTwitterのアカウントを開設する企業が増えています。
それぞれの企業は、質問を受け付けるライブ配信や、働いている社員の様子、会社の取り組みなどの投稿で、就活情報サイトやパンフレットでは分からないような情報が得られます。
就職活動をする際は、ぜひ企業のInstagramやTwitterアカウントをチェックしてみてください。就活生にとって、貴重な情報源となるでしょう。
企業研究をした後に活用する3つの方法
企業研究をした後に次はどう動けばよいのかわからない方に3つの方法を伝授します。
以下の3つの方法をまとめました。
(1)競合と比較して明確に企業について知る
(2)自己分析とセットで企業分析を見比べる
(3)収集した情報を自分用にまとめる
(1)競合と比較して明確に企業について知る
志望企業の企業分析を元に丸暗記するだけでは、説得力が乏しく様々な角度で切り込まれる質問に答えるのが難しくなります。そのため、企業分析をしてそのあとに他社と比較することが重要です。
その企業でなければならないことを明確にすることで説得力が増します。
(2)自己分析とセットで企業分析を見比べる
企業分析で最も大切な目的は、入社後も「ここに来てよかった。」と思える企業に出会うことです。自分が活躍できる可能性があるところに行かなければなりません。
そのため、企業分析と「自分がどんな環境が働きやすいのか」をマッチさせることが大事ですね!
「自分がどんな環境が働きやすいか」などの自分の理想や自分ができることを知ることができるのが「自己分析」です。
自己分析は、下記の記事を見て進めていきましょう。
(3)取集した情報を自分用にまとめ上げる
収集した情報を自分用にまとめ上げて有効活用しましょう!
自分に必要な情報を取捨選択をして、自分だけの企業研究ノートを作成することで、企業を選ぶ際も、志望動機を作り上げる際も「軸」がぶれずできます。
内定をもらうために強く固めていきましょう。
実際の企業研究ノートの例
実際に企業研究をした方の書くべき項目をまとめたフォーマットを見てみましょう!

企業研究を行う上での2つの注意点
企業研究を行う上での注意点である「信用性が高く、最新の情報を入手する」「知っている情報と知らない情報を明確にする」ことについて紹介していきます!
(1)信用性が高く、最新の情報を入手する
公式サイトやコーポレートサイトなどを活用するのは信用性が高いですが、メディアで発信されている情報などは、再度信用性が高いのか調べるなど、都合良く情報を入手するのではなく、真実の情報であるか確かめてから活用しましょう!
また、企業も社会に合わせて変化し続けます。変化していく中で最新の情報であるか確認することが重要です。
誤った情報を入手してしまうと選考時に不利になったり、自分が企業とマッチしていないと勘違いを引き起こしてエントリーを避けてしまう事態になることもあります。
<信用度が高く、最新の情報が入手できる媒体>
・公式サイト、コーポレートサイト
・新聞の情報
・会社の公式SNSアカウント
⑵知っている情報と知らない情報を明確に
知っている情報と知らない情報を明確にしておくことで情報を効率よく網羅できます。
たくさん情報を集めて、「十分企業研究ができた」と思い込んでしまいますが、いざまとめ上げると、「あれここの情報足りないな。」「この情報あんまり必要なかったな。」などと不足や無駄な情報が出てくる可能性があります。
必要な情報をちゃんと網羅できるようにまずは、ノートに必要な情報を書き上げてそれを基に深堀していくことで必要な情報をしっかりとキャッチできます。
企業研究をしたあとに、するべき就活に効果的な方法を紹介します!
企業研究で終わっちゃうのは勿体無いです!!
以下の3つの方法をまとめました。
-競合と比較して明確に企業について知る
-自己分析とセットで企業分析を見比べる
-収集した情報を自分用にまとめる
また、【企業研究で役立ったと思うインターンシップ・仕事体験情報・就活情報サイトのコンテンツ】の回答結果は以下の通りです。
【参考】株式会社マイナビ「マイナビ 2024年卒 学生就職モニター調査 5月の活動状況」
24卒が教える企業研究をする上でのコツ
ここでは、先輩方の企業研究の実態について紹介します。
マイナビが行った23卒、24卒の就活生を対象にした学生就職モニター調査で、「企業研究に用いたもの」の問いに対する回答は以下のグラフの通りです。
【インターンシップ・仕事体験情報・就職情報サイト(マイナビなど)】を利用した人は23年卒、24年卒どちらも80%を超えています。また次に多い【個別企業の採用ホームページ】を用いた人は65%以上。
あまり年度で差はないですが、前年よりも回答数が多い項目は【インターンシップ・仕事体験】【SNS(LINE、Facebook、Twitter、Instagram等)】【就職エージェントサービス(新卒紹介)】などが挙げられます。
また、【企業研究で役立ったと思うインターンシップ・仕事体験情報・就活情報サイトのコンテンツ】の回答結果は以下の通りです。

【事業内容・会社データ等の企業情報画面】は、23年卒76.1%、24年卒77.6%(↑1.5%)です。【インターンシップ・仕事体験 情報画面】は23年卒37.7%、24年卒55.6%(↑17.9%)であることが分かりますね。
企業のホームページや採用ホームページの情報画面は企業の情報を調べる上でとても役立ちます。採用ホームページには、企業の理念、事業内容、業績、社員のインタビューなど、様々な情報が掲載されています。
これらの情報を参考にすることで、企業をより深く理解することができます。また、採用ホームページでは、インターンシップや説明会などのイベントも開催されています。
イベントに参加することで、企業の雰囲気や社員の様子を直接見ることができます。
就職活動を成功させるためには、企業をよく理解することが大切です。採用ホームページを活用して、企業研究を進めましょう。
Matcherで企業研究をしよう

OB・OG訪問をするにあたっておすすめしたいのがMatcher(マッチャー)。
Matcherは、所属大学や学年に関係なく社会人に就活相談にのってもらえるサービスです。
業界研究や企業研究、ES添削や面接対策に35,000人以上の社会人が協力してくださいます。
OB訪問機能とスカウト機能を兼ね備えた就活プラットフォーム。所属大学に関係なくOB訪問を行えるほか、プロフィールを充実させるだけでスカウトをもらうことができます。就活対策にご利用ください。
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