【テンプレ付き】就活に役立つ企業研究ノートとは!?
2023/10/11
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企業研究とは
みなさんは企業研究と聞いて、どのようなものをイメージしますか?
知っている会社についてインターネットや書籍で調べてみるイメージが強いのではないかと思います。確かにこの調べ作業も企業研究の1つです。
しかし、企業研究ではもう1つやらなければならないことがあります。それはインタビューです。就職活動では、一般にOB・OG訪問と言われています。
その会社で働いている人の生の声を聞き、そこで得た情報を通して企業について理解を深めなければなりません。インターネットから得た情報と実際に聞いた生の情報の両方を把握することによって、深く、偏りのない企業研究をすることができるのです。
この記事では、ノートを使った企業研究の方法を解説していきます。
企業研究をする目的
企業研究ノートの作り方を説明する前に、そもそも「企業研究をする目的」を解説します。
(1)企業理解を深めるため
(2)入社後のミスマッチを防ぐため
大きくはこの2つです。
例えば、志望者の多い商社業界。しかし、商社と一言で言っても、総合商社から専門商社まで様々な企業があります。さらに企業によって事業内容や強み、社風などは全く違います。
そのような点について理解し、比較することで、自分に合った企業を見つけることができるのです。
企業研究ノートを作るメリット
「業界研究や企業研究の重要性はわかったけど、わざわざノートなどにまとめる必要はあるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
ここでは企業研究ノートに情報をまとめるメリットを説明します。
(1)必要な情報が頭に入りやすくなる
これまでのテスト勉強や受験勉強で、暗記事項を書いて覚える人も多かったと思います。これは就職活動においても同じです。ただホームページの情報を目で追うだけより、見つけた情報を書き出す方が記憶に定着しやすいです。
ここで得られた企業に関する情報を面接などで話題に出せば、面接官から「企業研究をしっかりしている人だ!」と好印象を与えられるでしょう。
(2)企業の比較がしやすくなる
後に解説しますが、企業研究ノートはあらかじめ項目を決めておいて、各企業ごとにその項目に合わせた情報を埋めていくことが一般的です。ここで言う項目とは、例えば、売上高や平均勤続年数などです。
こうしておくことで、各企業を共通の項目から比較することができます。自分の就職活動の軸に当てはまるかどうかチェックしていきましょう。
(3)志望動機の作成に役立つ
「志望する業界や企業はあるけど、志望動機がなかなか上手く言語化できない」という人もいるかと思います。これは業界や企業についての理解が足りないことが原因です。
企業研究をしっかりと行えば、企業の魅力が見つかりやすくなります。各企業の魅力を見つけることができれば、「同じ業界の中でもなぜその弊社なのか」という質問にも説得力をもって返すことができます。
(4)どこでも持ち歩ける
企業研究した情報をまとめるのは、紙媒体のノートでもGoogleスプレッドシートやGoogleドキュメント、あるいはOne Noteなどのアプリケーションなどでも問題ありません。ご自身が最も使いやすいツールを利用することが大切です。
ただ、企業説明会や選考の場でスマートフォンやiPad、PCを開くのをためらわれることもあるかと思います。そういった時に紙媒体の企業研究ノートがあれば、新たな情報を手軽に書き込めたり、選考直前まで復習したりすることができます。
特に選考の場は緊張します。その前に自分自身がまとめたノートを見返し、安心につながった経験が執筆者にもあります。
企業研究のための情報を得よう
企業理解を深めるためにおススメしたいのが、Matcher(マッチャー)。
所属大学や学年関係なく、実際に働いている社会人に話を聞くことができるOB・OG訪問アプリです。気軽に日程調整から訪問まですることができるので、ぜひ活用してみてください。
Matcherで社会人に話を聞く
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企業研究ノートの作り方
ノートに情報をまとめるだけで、やったつもりにならないことが最も重要です。企業研究ノートを作る目的は、綺麗なノートを作ることではありません。
そこで、ここでは企業研究ノートのまとめ方を実例を紹介しながら解説していきます。企業ノートを作ろうと考えている方は、以下のテンプレートを活用して、効率的に企業研究を進めていきましょう。
企業研究ノートにおすすめのツール
まずは、企業研究ノートを作成するにあたって情報をまとめる「ノート」を用意しなければなりません。
ここでは、紙媒体のノートに限らず、企業研究ノートを作成する際におススメのツールを紹介します。
①ルーズリーフ
ルーズリーフは、サイズが大きいものがオススメです。
理由としては、情報の追加や並べ替えをしやすくするためです。
ノートが大きければ余白を使って新たな情報を加えていくことができます。また、取り外しが可能なので、ページ自体を追加して1つの企業の情報を分散させずに追加していくことができるでしょう。
②パソコンやiPad
パソコンやiPadにダウンロードできるアプリケーションで情報整理することもおススメです。主に以下の3つを利用している就活生が多いようです。
(1)Google Sheets(2)Microsoft Excel
(3)One Note
このOne Noteというサービスにおいては、公式から就活用のテンプレートが配布されています。
【参考】就職活動必勝ノート
【参考】就活ノート (会社説明会・面接内容メモ)
(1)Google Sheets(2)Microsoft Excel
(3)One Note
このOne Noteというサービスにおいては、公式から就活用のテンプレートが配布されています。
【参考】就職活動必勝ノート
【参考】就活ノート (会社説明会・面接内容メモ)
企業研究ノートに書く項目
企業研究ノートのメリットの一つは、他社と同じ項目で比較できることでした。そのため、項目を揃えて情報を書いていくことが必要です。
上でアプリやサイトを使った企業研究の事例を少し紹介しましたが、ここでは具体的な企業の比較項目を紹介します。
中でも特に重要なのが、会社の理念や求める人物像などの「人軸」と、事業内容やサービス内容、将来の展望などの「事業軸」です。
人軸の企業研究は「背景」を読み取ることを意識
就活生の企業研究ノートでは、企業理念だけ書いて終わりというケースが非常に多いですが、その後に活かすためにはこれだけでは不十分です。その企業理念にはどのような意味が込められていて、どのような考えでその理念に至っているのかを考えなければなりません。
求める人材像も同じです。会社に求められる人材の条件は、内部環境と外部環境によって決められます。これら2つの環境を理解し、なぜこの会社では求める人材の条件がこれなのかといったところまで深く研究しましょう。これをすることによって、面接やエントリーシートで面接官に刺さる自己PRをすることができます。
事業軸の企業研究は「ビジネスモデル」と「強み」を理解することを意識
事業軸も人軸と同様に、事業内容を書いて終わりではいけません。その会社がどのような価値を誰に提供し、どこから利益が発生しているのかを理解しましょう。これを行うことによって、自分がその会社に入ってどのような役割を果たしたいのかイメージすることができます。
また、その会社特有の強みを知っておくことも重要です。強みを知っておくことで、「なぜこの会社でなければならないのか?」という質問に明確に答えることができます。
企業研究ノートの例
ここでは、ここまで紹介してきたことを反映させた企業研究ノートのテンプレートを紹介します。以下に添付しているので、ぜひ活用してみてください。
企業研究ノートに書く内容を集める方法
では、これらの膨大な情報はどこから得られるのでしょうか?
たくさんの方法があるので紹介します。
①企業のホームページや採用ページ
②企業の中期経営計画
③企業のニュースリリース
④就活サイト(One Career・マイナビなど)
⑤テレビニュース
⑥書籍や雑誌・新聞
⑦SNS(Twitterなど)
⑧OB・OG訪問
⑨セミナーや説明会
⑩インターンシップ
それぞれの方法からどのような情報を得ることができるのかが理解できれば、欲しい情報に合わせて情報の取得方法を選択することができます。
例えば、
・企業のホームページや就活サイト⇒企業の基本的な情報や事業内容など
・企業のニュースリリースや説明会⇒最新の取り組みやプロジェクトの詳細
・SNSや一部の就活サイト⇒企業に対する客観的な意見
・座談会やOB・OG訪問⇒他では知り得なかったプロジェクトの裏話や社員さんの体験談など
これらを駆使すれば、他の就活生とは差別化した企業研究をすることができます。
企業研究ノートを作る上で気を付けたいポイント
ここまで企業研究ノートの作り方を解説してきましたが、最後に作るうえで気を付けるべきポイントについて紹介します。
(1)企業研究には自己分析と業界研究が必要
就職活動にかけられる時間は有限です。効率化できるところは極力効率化する必要があります。
企業研究を効率的に進める準備として、自己分析と業界研究が必要不可欠です。なぜなら自己分析と業界研究をしなければ、自分が入りたいと感じる会社の条件が何で、どんな業界の仕事ならそれを満たせるかわからないからです。
行きあたりばったりに知っている会社を調べても、行きたい会社に出会える確率は上がりません。自分の軸・やりたい仕事は何なのか理解してから企業研究、ひいてはノート作成に取り組みましょう。自己分析のやり方と業界研究のやり方は下記記事を参考にしてください。
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(2)ノート作りでは無駄なことは全て排除しよう
多くの就活生が企業研究ノートをつくるときにやってしまいがちなのが、会社概要に載っているような資本金や沿革、設立年などを非常に綺麗にまとめるというものです。理由としては、その情報を書いただけで企業研究をした気になってしまうため。
上に示したGoogleシートやExcelの例には、そういった会社の基本情報も記載していますが、それ以上に大切なのが、「社風や求める人物像」「実際に社員と話した感想」などです。
企業研究ノートを作る目的に立ち返り、自分なりに使えそうな情報を中心に調べていきましょう。
まとめ
企業研究ノートの重要性や作り方は理解できましたか?
自分自身で書き込んで作り上げたノートは、緊張や不安を感じる選考前のお守りのようなものになります。この記事を参考にしながら、ご自身の使いやすいようにアレンジして就職活動を有利に進めてください!
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