【自己分析シート3つ】ここから始めよう!効果的な分析法も徹底解説

2023/09/26
自己分析シリーズ
自己分析のやり方
自己分析
自己分析シート
目次
1.
‌就活に必須!自己分析のやり方は?
2.
‌そもそも自己分析とは?
3.
自己分析における3つの目的とは?
4.
自己分析を通して得られる3つの効果とは?
5.
選考突破率を上げる自己分析の方法3選
6.
‌【時代別】自己分析を深める質問例
7.
Matcherで自己分析を磨き上げよう!

‌就活に必須!自己分析のやり方は?

‌就職活動をするうえで必須となる「自己分析」

とは言われても、「実際に何をすればいいのかわからない」「どのようにすれば効率的に進められるのかわからない」という人も多いのではないでしょうか?

本記事では、そんな人に向けて有効な自己分析の方法を解説していきます。ぜひ、参考にして内定獲得へ前進しましょう!

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‌そもそも自己分析とは?

‌まず、「自己分析」とは、

過去の経験や思考から導き出される自身の「長所・短所」、「得意・不得意」、「価値観」などを整理するために用いられる分析手法

のことです。では、何のために就職活動では自己分析が求められるのでしょうか。

自己分析における3つの目的とは?

自己分析に悩む女性
ここでは、自己分析をする意義を解説します。

自己分析の目的(1)「将来やりたいこと」の解像度を上げる

1つ目は、「将来やりたいこと」の解像度を上げるためです。

‌過去の経験から自分の行動指針を見つけ、これからの選択の基準とすることが目的となります。
就職の目的は、人それぞれです。「どんな目標を持って人生を歩むのか」「どんな人と過ごすと心地よくいられるのか」「そもそも就活は何のためにやるのか」それを明確にし、自分の中で整理しなければ、就活する意義が分からなくなってきます。

‌ここが明確になるとどのような企業・職種で働けばいいのか見えてくるので、これからの就活のためにもしっかりと明確にしておきましょう。

‌自己分析の目的(2)自分の適性や志向性を客観的に把握する

2つ目は、自分の適性や志向性を客観的に把握するためです。

‌今まで培った経験や価値観をもとに、自身の特徴や性質を言語化しておくことで、自分のことを知らない企業の人に「自分は●●な人物です」とわかりやすく伝えることができるようになります。

‌自己分析の目的(3)企業や仕事とのミスマッチを防止する

3つ目は、企業や仕事とのミスマッチを防止するためです。

‌入社前に業界や業種、働く環境や人材との相性を知ることによって、入社後のミスマッチをなくすことにつながります。そのため「自己分析」だけでなく、「企業研究」も同時に重要となります。

「企業が求めていること」「自分が成し遂げたいこと」の需給がマッチするところはどこか、考えてみるのも一つでしょう。

自己分析を通して得られる3つの効果とは?

自己分析の効果を実感している人ここまで自己分析をやる意義や目的を解説してきましたが、ここでは具体的な効果について紹介していきます。

自己分析は選考通過に大きく関わるステップですが、途中で「これって意味あるのかな」となってしまうこともあるかもしれません。その際は、これから述べる効果を思い出して、地道に頑張りましょう!

‌(1)自己PRの材料が見つかる

エントリーシートや面接で度々求められる自己PR‌ですが、どの話をすれば良いのか悩む人も多いと思います。自己分析をすることなく企業にウケそうな自己PRをしていると、内容が薄くなり魅力に欠けるものになってしまいます。

自己分析をすれば、過去のエピソードから自分が持っている強みが何なのか認識し、それが今どう活きているのか深く考えることができます。面接などで自己PRで話した強みの根拠を問われたとしても、エピソードを踏まえてきちんと対応することが可能となるのです。

‌(2)自分の長所・短所が分かる

自己分析とは、過去に自分が経験してきた事柄を振り返ることで今の自分を知る作業に他なりません。過去のエピソードを振り返るなかで、自分が経験をして得たもの・強みを知ることができるでしょうし、過去の失敗から自分の弱みも認識することができるでしょう。

これは、エントリーシートや面接で伝えることになる長所や短所の役に立ちます。自己分析を通して認識した自分の長所や短所は、採用担当者に強い納得感を与えることができます。

(3)企業選びの軸ができる

多くの就活生は、1人で何十通ものエントリーシートを出して、通過したところをひたすら受けに行くというスタイルをとっています。どこにも内定がもらえないという事態を恐れてのことだと思いますが、これだと全ての企業の対策が手薄になってしまいます。

‌一方で、自己分析がしっかりと出来ていれば自分の志向に合った企業を効率的に探すことができ、周到に準備ができるので選考の確率が高まります。

また、事前に企業のことを深く調べられることから、入社後のミスマッチも少なくなるでしょう。

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選考突破率を上げる自己分析の方法3選

自己分析をする様子を表す画像
ここまで、自己分析の重要性を述べてきましたが、いきなり自己分析をしろと言われても、すぐに動き出すことは難しいかもしれません。
‌そこで、自己分析を深めるための以下の3つの方法を紹介します。

①自己分析シートを使う
②友人など自分以外の他者に依頼する
③自己分析アプリや書籍を利用する

どれも大きな効果を発揮するものなので、ぜひ参考にしながら取り組んでみてください。

(1)自己分析シートを使う

自己分析シートとは、その名の通り自己分析をする際に有効なテンプレートのようなものです。いくつかの自己分析手法を紹介し、そのテンプレートも例として付けているので、参考にしてみてください。

①自分史

まず、有効なのが「自分史」です。自分史とは、生まれてから現在に至るまでの出来事を洗いざらい書き出し、それらをまとめたものです。自分史を作成することによって、今まで自分が経験してきたエピソードを可視化することができます。

‌そして、エピソードを書き出すだけではなく、それぞれのエピソードにおいて感じたことなどを深掘りしていきましょう。

‌自分史を書き出す手順
‌1.要素を出す:時系列ごとに印象的だった過去の行動や出来事を書きだす
‌2.要素をつなげる:エピソードごとに「なぜ?」と過去の行動の動機を深ぼっていく
‌3.要素を分類する:上記の内容から導き出される行動の背景にある価値観や考え方を洗い出す

‌以下がテンプレートなので、活用してみてください。
自分史のテンプレ

‌②モチベーショングラフ

続いて紹介するのが、「モチベーショングラフ」です。モチベーショングラフを使えば、価値観や行動特性を見ることができます。
モチベーショングラフの記入例

‌上のように、過去から現在までのモチベーションをグラフに書き出し、モチベーションが高まった時期や低くなった時に「何があったのか」、その時の情景をしっかりと思い出すようにしてください。

モチベーションが高まったときに共通するもの、低くなった時に共通するもの、を洗い出すことができれば、
「自分自身はどんな環境であれば、モチベーション高く働けるのか」
「自分自身はどんな仕事であれば、モチベーション高く頑張ることができるのか」
これらを知ることができます。

‌‌以下がテンプレートなので、活用してみてください。

‌③will・can・must

これは、「やりたいこと、できること、せねばならないこと」この3つの要素から、自分自身のキャリアを見つけ出す方法です。

具体的には、
will:自分自身の欲求
can:自分自身の能力、スキル、強み
must:社会的に必要とされていること
これを洗い出してどのようにキャリア選択につなげていくのか、想像しやすいために、一例を紹介します。

‌例)
will:人の役に立ちたい、チームで仕事をしたい
can:リーダーシップがある、部活動で培った精神力・体力に長けている
must:グローバル化に対応できる語学力、変化を読み解ける分析力・思考力
→これらが重なる「商社の営業マン」を目指す

‌‌以下がテンプレートなので、活用してみてください。will can mustのフォーマット

‌(2)友人など自分以外の他者に依頼する

2つ目の自己分析の方法は、友人など自分以外の他者に依頼するというものです。
‌これは、自分の感じている自分像と、周りから見る自分像の差異に気付くのに非常に有効。みなさんが自分の強みだと感じていたことが実はそうとは感じられていなかったり、逆もあったりと、自分像のギャップに驚くことがあると思います。

‌おススメの他己分析ツール

もちろん、直接周囲の人に自分自身の印象を直接聞いてみることも効果的ですが、友達や家族に簡単に他己分析をお願いできるツールがあります。

マイナビが提供しているツールで、LINEで共有し、回答を頼むだけで他己分析を簡単に行うことができます。以下から挑戦してみてください。

【参考サイト】「お願い!他己分析」

‌また、OB訪問の際に他己分析をしてもらうのも非常に有効な方法です。OB・OGの先輩方はみなさんとは初対面の場合が多いでしょうし、強みや弱みを分かっているわけではありません。
‌だからこそ、あなたの初対面での印象を率直に聞くことができるのです。初対面での印象は面接での合否に直結するもの。これを選考が始まる前に把握できるのは非常に貴重なことです。

‌Matcherを使おう

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
近くに頼れる人がいないという人は、OB・OG訪問アプリ「Matcher」を活用してみてください。

‌Matcherは、所属大学や学年に関係なく社会人に就活相談にのってもらえるサービスです。他己分析をはじめ、ES添削や面接対策に様々な社会人が協力してくださいます。

Matcherで社会人に話を聞く(無料)

(3)自己分析アプリや書籍を利用する

選考突破率を上げる効果的な自己分析の方法3つ目は、自己分析アプリや書籍を利用することです。

‌①自己分析ツールーエニアグラム診断

‌エニアグラム診断は、質問にYesかNoで答えるもので、これによってみなさんの性格を9つに分類してくれるというもの。一見ただの心理テストに見えるかもしれませんが、一般の企業も導入しているような信憑性の高い診断になります。
‌簡単にエニアグラム診断ができるサイトがいくつかあるので、ぜひ試してみてください。

【参考サイト】簡単エニアグラム診断

ただし、エニアグラム診断はみなさんの性格の傾向は示してくれますが、そこからの深い自己分析はみなさん自身で取り組まなければなりません。エニアグラム診断はあくまで切り口として捉え、そこからどんなときにその性格が出るのか考えるなどの深掘りをしてみてください。

‌②適性診断ツールーAnalyzeU+

この適性診断ツールは、オファーボックスが提供しているものです。これまでの100万人の診断結果に基づいた客観的なデータと、251個の網羅的な質問で、強みや弱みを正確に分析してくれます。

また、アドバイスつきなので、自己PR作成の参考にすることもできます。時間がある時に、ぜひやってみてください。

【参考サイト】【AnalyzeU+】

‌③就活生におススメ書籍ー「絶対内定2025」

おススメしたい書籍が、「絶対内定2025 自己分析とキャリアデザインの描き方」です。大学生協14年連続売上第一位のベストセラーの自己分析本です。

自己分析のワークシートがついていて、企業の選考までたっぷり時間がある人におススメの書籍です。

‌【購入サイト】絶対内定2025 自己分析とキャリアデザインの描き方

‌④就活生におススメ書籍ー「メモの魔力」

次におススメしたい書籍が、前田裕二さんの「メモの魔力」です。メモをテーマに、自己分析の方法を詳しく解説してくれています。

巻末に自己分析を深める質問集がついているので、こちらも選考まで時間がたっぷりある人は活用してみてください。きっと自己理解が深まるはずです。

‌【購入サイト】メモの魔力

‌⑤就活生におススメ書籍ー「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」

この書籍では、全世界で活用されている「ストレングスファインダー」というテストを通して、自分の強みを見える化してくれます。
‌本の中にシリアルコードが載っていて、そのシリアルコードにアクセスしてWEB上でテストを受けます。本の内容は、このテストの診断結果が詳しく説明されるかたちになっていて、該当するページを読むと、自分の特性や強みの活かし方などについて深く知ることができる仕様です。
‌一般的にビジネスの現場で活用される事が多く、就活用の自己分析本ではありません。非常に精度が高いので、ぜひ試してみてください。ただし、中古品だとシリアルコードがすでに使われている場合があるので、テストを受けるなら新品を購入することをおすすめします。

【購入サイト】
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0

‌【時代別】自己分析を深める質問例

質問に答える就活生の画像‌これが回答できれば、一定程度の深掘り質問にも対応できるようになります。ぜひ参考にして、さらに自己理解を深めていきましょう。

‌幼少期

‌・親御さんや先生からどのような子どもだと言われていきましたか?
‌・どのようなことに興味を持っていましたか?
‌・幼少期に感じた嬉しかったことはなんですか?
‌・幼少期に感じた悲しかったことはなんですか?
‌・親御さんから言われて覚えていることはありますか?
‌・友だちといるときはどのような振る舞いをしていましたか?
‌・外で遊ぶことと部屋で遊ぶこと、どちらが好きでしたか?
‌・どのような習い事をしていましたか?
‌・なぜその習い事を始めようと思ったのですか?
‌・印象的だった出来事はなにかありますか?

‌小学校

‌・得意な教科は何ですか?
‌・苦手な教科は何ですか?
‌・ご家族や周りの方からどのような子どもだと言われていましたか?
‌・クラスではどのような存在でしたか?
‌・クラブ活動や委員会にはどのようなものに所属していましたか?
‌・どういうときに褒められることが多かったですか?
‌・通信簿にはどんなことが書かれていましたか?
‌・夏休みの宿題はどのように進めていましたか?
‌・学校行事への取り組み姿勢はどうでしたか?
‌・どんな友だちとなにをして過ごすことが多かったですか?

‌中学校

‌・なぜその中学校へ進学しましたか?
‌・進路はどのように決めましたか?
‌・得意な教科は何ですか?
‌・苦手な教科は何ですか?
‌・どのような部活動をしていましたか?
‌・特にどんなことへ注力した学生生活でしたか?
‌・クラスでの立ち位置はどのようなものでしたか?
‌・どんなモノゴトに関心を抱いていましたか?
‌・友人に対して手を差し伸べた具体的なエピソードはなにかありますか?
‌・中学校生活を一言で振り返ると?

‌高校

‌・なぜその高校へ進学しましたか?
‌・得意な教科は何ですか?
‌・苦手な教科は何ですか?
‌・部活動に入っていた場合、なぜその部活へ入部しましたか?
‌・部活動ではどのような役割を担っていましたか?
‌・アルバイトをしていた場合、どんな目的で始めましたか?
‌・挫折した出来事はなにかありますか?
‌・その挫折をどのように乗り越えましたか?
‌・チームでなにか成し遂げた経験はありますか?
‌・大学受験についてどのように考えていましたか?

‌大学

‌・なぜその大学へ進学しましたか?
‌・なぜその学部・学科へ進学しましたか?
‌・どのようなゼミに所属していますか?
‌・どのようなサークルに所属していますか?
‌・大学外の活動ではどんなことをしていますか?
‌・どんな活動にいちばん力を注いできましたか?
‌・その活動の中で直面した困難はなにかありますか?
‌・その困難をどのように乗り越えましたか?
‌・その経験を通して得た学びは何ですか?
‌・その学びを会社でどう活かせそうですか?

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Matcherとは‌..

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