面接の効果的な練習方法とその注意点

2019/02/07
面接対策
就活準備
目次
1.
面接練習は必要ない?
2.
‌‌友達同士で面接の練習をする
3.
‌ビデオで撮影する
4.
面接対策セミナーに参加する
5.
‌OB訪問で面接練習をお願いする
6.
Matcherに登録して面接対策をしよう

面接練習は必要ない?

選考の象徴とも言うべき、採用面接。みなさんは練習をしたうえで臨んでいますでしょうか?

‌面接で聞かれることが分からない以上、練習は必要ないという意見もありますが、「正しい面接練習」であれば、積極的にするべきです。では、正しい面接練習とはどのような練習なのでしょうか?面接練習で満たすべきポイントは、下記の2つです。

‌(1)改善すべきポイントが見つかること

面接練習で最も無意味なのが、振り返りをしないこと。振り返りをしない面接練習は、改善すべきポイントが見つからないので、本番に向けてのレベルアップが見込めません。

‌折角練習をするのなら、自分が足りてないことが見つかり、それを克服出来るような練習を心がけましょう。

‌(2)一字一句回答を覚えようとしないこと

面接練習が必要ないという人の多くは、練習の再現性のなさを理由として挙げています。つまり、何を聞かれるか分からないのに対策してもしょうがないということです。

‌たしかに、面接では何を聞かれるか分からないですし、それ故一字一句丸暗記するような練習は無意味かもしれません。しかし、受け答えの仕方や自分の考えていることを説明するやり方は、練習で十分鍛えることができます。

‌丸暗記するのではなく、自分の伝えたいことを伝えられるように練習をしましょう。

‌この記事では、上記2つのポイントを押さえられるような面接の練習方法を紹介します。ぜひポイントを押さえて、有意義な面接練習をしてください。

友達同士で面接の練習をする

最も気軽にできる友達との面接練習。友達に面接官役をお願いし、想定される質問を投げかけてもらうのがオーソドックスなやり方です。友達同士での面接練習で気をつけなければならないのは、2点。

(1)改善点を遠慮なく指摘すること

面接官役が変な気を遣って悪いところを指摘しないのはご法度。就活生役の友達があまり良いと思えない回答を述べたにも関わらず、指摘ができない。

‌これは、友達が改善できるところを見つけるチャンスを潰してしまうことに他なりません。友達の就活が成功してほしいと思っているのであれば、しっかりと改善点を指摘し、どうすれば良くなるかアドバイスをしてあげましょう。改善点を見逃してしまっては、面接練習が無意味なものになってしまいます。

‌(2)友達との練習でも緊張感を持って

友達との面接練習の弱点は、あまり緊張感が出ないこと。ゆるい雰囲気で行う面接練習はリラックスして臨むことができますが、面接本番で成果を発揮することが難しくなります。

‌慣れている関係だとしても、極力緊張感をもって面接練習をするようにしましょう。面接官役もしっかりと考えて質問をし、回答に対する追加の質問も積極的に行うこと。就活生側も友達を本当の面接官だと思って真摯に回答することが大切です。

ビデオで撮影する

友達と面接練習をしている様子面接に回答している姿をビデオで撮影するのも効果的な練習方法。自分が面接練習で話しているところを撮影する効果は2つ。

‌1つは、客観的に自分を見ることで、表情や仕草などを意識するようになることです。無意識の仕草や落ち着きのなさは、実際に見てみて初めて気づくもの。気づいたら意識して直そうと心がけることができるようになります。

‌もう1つは、話していることに矛盾がないか気づくことができることです。自分では論理的に話しているつもりでも、傍から聞いていると一貫性のないものになっているということは多々あります。自分が受け答えをしている様子を見て、説得力がないと感じたら、どうすれば改善できるか考えるようにしましょう。

面接対策セミナーに参加する

選考が近づくと、大学のキャリアセンターや人材系の企業が面接対策セミナーを開催します。

‌面接対策セミナーに参加するメリットは、面接について総合的なノウハウを身につけることができること、そして練習の際にすぐにアドバイスをもらえること。就活の専門家が面接のノウハウを教え、受け答えに対するアドバイスをくれるので、友達と練習するよりも多くの改善点に気がつくことができるでしょう。

ただ注意しなければならないことは、指摘されたアドバイスを鵜呑みにしないこと。講師の方とは言え、完全に客観的なアドバイスをすることはできません。自分が納得感を得られない指摘受け入れると、本番の自己PRや志望動機でうまくいかない恐れがあります。納得できるアドバイスを受け入れるだけでも、十分レベルアップが期待できるはずです。

OB訪問で面接練習をお願いする

OB訪問で社会人に面接練習をお願いしている図OB訪問では本番の形式通りの面接練習はできませんが、志望動機や自己PRなど、社会人の視点から率直な意見をもらうことができます。これによって、面接官にアピールすべきポイントが分かったり、志望動機の適切な表現が分かったりします。

‌また、自分と年代が近い社会人であれば、面接のときにどんなことを言って内定を得ることができたのか聞くことも可能です。

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