OB訪問のマナーとは?準備から当日の流れまでを4STEPで解説
2023/10/31
目次
9.
OB訪問で失敗しないために
OB訪問は興味のある企業の社会人と、1対1で話すことができる貴重な機会です。一方で顔見知りではない社会人を訪問し、話を聞きに行くというのは、なかなか勇気がいることではないでしょうか?
この記事では、OB訪問におけるマナーを以下のステップで解説します。
①OB訪問依頼時のマナー
・連絡時間に配慮する
・自己紹介と目的を明確に伝える
・1度の電話で日時・場所を決める(電話の場合)
・電話を切る前に確認とお礼をする(電話の場合)
②OB訪問前日までにやっておくべきこと
・業界/企業研究をする
・質問リストを作成する
③OB訪問当日のマナー
・集合時間には10分前に到着する
・OBの方の名刺を正しく受け取る
・食事の注文内容はOBの方に任せる
・お会計の際の態度に注意する
④OB訪問後のマナー
・お礼のメールを送る
①OB訪問依頼時のマナー
OB訪問の依頼のマナーはOB訪問の実現の可否に大きな影響を与えます。
ここでは、電話で依頼する場合とメールで依頼する場合の2パターンに分けて解説します。
電話で依頼する場合
電話で依頼する際には以下の4つのマナーを押さえておきましょう。
(1)連絡時間に配慮する
電話でOBOG訪問を依頼するときは、相手の都合を考えて適切なタイミングを選びましょう。一般的には、平日の午前中や午後の早い時間帯が良いとされています。
逆に、夕方以降や休日は避けるべきです。また、繁忙期も避けるようにしましょう。
(2) 自己紹介と目的を明確に伝える
電話でOBOG訪問を依頼するときは、まず自己紹介と目的を明確に伝えましょう。
自己紹介では、自分の名前と学校名・相手を知った経緯についてなどを簡潔に述べます。それに加えて、OBOG訪問をしたい理由や興味のある分野や職種などを具体的に述べます。
(例)
「〇〇大学〇年〇組の△△と申します。キャリアセンターを通じて、貴社で働かれている〇〇様のことを知りました。そこで、〇〇は私と同じ専攻であり、私が将来目指している〇〇部門で活躍されていると聞きました。そこで、〇〇の仕事内容や経験についてお聞きしたく思いました。もしよろしければ、OBOG訪問させていただきたいのですが、可能でしょうか?」
(3)1度の電話で日時・場所を決める
電話でOBOG訪問を依頼し、相手が了承したら、1度の連絡ですむように必要事項を確認しておきましょう。
OBOG訪問において決めておくべきことは以下の通りです。
・訪問の日時
・会場
・緊急連絡先
(4)電話を切る前に日程確認とお礼をする
電話でOBOG訪問を依頼するときは、電話を切る前に確認とお礼をしましょう。
これまでのやり取りで決まった、訪問の日時や場所などの内容をもう一度繰り返して、間違いがないか確かめます。
(例)
「それでは、来週の水曜日の午後2時に貴社の本社にお伺いします。当日はよろしくお願いします」
電話を切る前には、OB訪問を快く引き受けてくださった方に向けてお礼のあいさつも忘れずに行いましょう。
社会人に対する電話マナーをさらに深く知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
そのまま使える!訪問依頼の電話テンプレ
突然のお電話で失礼いたします。
私は〇〇大学〇〇学部〇年の髙橋健太と申します。現在、就職活動を行っており、企業研究にて御社に大変興味を持ちました。
大学のキャリアセンターで〇〇様を紹介していただき、OB訪問の依頼でお電話させていただいたのですが、お繋ぎしていただくことはできますでしょうか。
(はい、〇〇様にお繋ぎしますので少々お待ちください。)
突然のお電話で失礼いたします。
私は〇〇大学〇〇学部〇年の髙橋健太と申します。就職活動をしていて、〇〇業界に興味があり、OB訪問をさせていただきたいと思っていたところ、キャリアセンターを通じて、貴社で働かれている〇〇様のことを知りました。
そこで、〇〇の仕事内容や経験についてお聞きしたく思いました。もしよろしければ、OB訪問させていただきたいのですが、可能でしょうか?
(はい、ぜひお願いします)
こちらからいくつか日程を提示させていただいてもよろしいでしょうか。
(はい)
(日程、場所の調整)
では、来週水曜日、〇月〇日の〇〇時に〇〇駅に伺います。当日はどうぞ、よろしくお願い致します。
メールで依頼する場合
メールを送る際も、ビジネスマナーに沿った体裁で送る必要があります。
以下に依頼時のテンプレートを作成しましたので必要に応じて書き換えて活用してみてください。
メールを送る際も、ビジネスマナーに沿った体裁で送る必要があります。
以下に依頼時のテンプレートを作成しましたので必要に応じて書き換えて活用してみてください。
そのまま使える!訪問依頼のメールテンプレ
件名:【〇〇大学 高橋建太】 OB訪問のお願い
○○社○○部○○様
初めてメールをお送りいたします。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科の髙橋健太と申します。
大学のキャリアセンターにて〇〇様のことを知り、
OB訪問のお願いでご連絡を差し上げました。
貴社の事業内容に大変興味を持ち、OB訪問をさせていただきたく存じます。私は、特に部門に関心があり、そこで働く先輩方の詳しい仕事内容や職場の雰囲気などをお聞きしたいと思っております。
下記日程でご都合よろしい日時はございますでしょうか?
5月20日(月)12:00~20:00
5月21日(火)13:00~20:00
5月22日(水)10:00~15:00
また、場所に関して、〇〇様のご都合に併せてご提示いただけますと幸いです。
お忙しいところ大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。
--------------------------------------------------
【大学】〇〇大学 〇〇学部〇〇学科
【氏名】髙橋健太
【電話】000-1234-5678
【メール】hanako-yamada@shukatsu .jp
--------------------------------------------------
メールの書き方について不安な方は以下のマニュアルも確認してみてください。
②OB訪問前日までにやっておくべきこと
OB訪問の価値を最大化するためには事前の準備が大切。ここからは、OB訪問前日までに、最低限のマナーとしてやっておくべき準備についてお伝えします。①業界/企業研究をしよう
話を聞く前提として、会いに行く社会人が勤める業界とその企業についての知識はインプットしておきましょう。
実際にその社員の方が「どんな仕事」を任せられていて、どんな「想い」を持って取り組んでいるのかは実際に話を聞いてわかることです。深い学びと気づきを得るために、事前学習は必ずやるようにしましょう。
具体的にどのように業界研究や企業研究をすればよいのか知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。
【参考】
②質問リストを作成しよう
業界/企業研究を通して、出てきた疑問点を質問リストとしてメモしておきましょう。質問リストを作成したら、限られた時間の中で、できるだけ必要な情報を聞き出すため、優先度をつけましょう。
話を進める流れを意識しながら、質問する事項の順番までつけられると良いかもしれません。
以下の記事にOB訪問ですると良い質問をたくさん紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
【参考】【最新版】OB訪問の質問80選!聞くことリストをご紹介
③OB訪問当日の流れとマナー
OB訪問を初めてする人は、「どんな服装で行くべきか」「どんな立ち居振る舞いをするべきか」など不安なことがたくさんあるかもしれません。
しかし、当日の流れと気を付けるべきことを少し頭に入れておくだけで、心の余裕ができてOBの方との会話を楽しみ、有意義な時間を過ごすことができます。
当日の流れ
以下が、カフェやレストランを利用して、対面でOB訪問を行う場合の当日の流れを示した図です。
6つのマナー
OB訪問当日のマナーについてご紹介します。
①集合場所には10分前に到着しよう
②OBの名刺を正しく受け取ろう
③食事の注文内容はOBに任せる
④OBとの会話はキャッチボールを意識しよう
⑤人を紹介してもらうときは明確な理由を伝えよう
⑥お会計の際の態度に注意しよう
ビジネスの基本として押さえるべきポイントや、目上の方とのコミュニケーションを円滑にするための情報を盛り込みました。
ビジネスの基本として押さえるべきポイントや、目上の方とのコミュニケーションを円滑にするための情報を盛り込みました。
しっかりと理解して、実践するようにしましょう。
①集合場所には10分前に到着しよう
就業時間内の場合や終業後のカフェや居酒屋で時間を割いていただくケースもあるかと思います。
集合場所と時間を事前に、入念に確認し、遅れることのないようにしましょう。どうしても遅れる場合や場所が分からなかった際は、速やかに連絡し、謝罪の意を伝えるのが賢明です。
集合場所と時間を事前に、入念に確認し、遅れることのないようにしましょう。どうしても遅れる場合や場所が分からなかった際は、速やかに連絡し、謝罪の意を伝えるのが賢明です。
②OBの名刺を正しく受け取ろう
OBの先輩が渡す名刺を正しく受け取り、正しく扱えるかどうかは非常に重要です。ビジネスマンにとって名刺は自分の顔そのものであり、これをぞんざいに扱っては、非常に失礼な行為にあたってしまいます。
学生がやってしまいがちなミスに、受け取った名刺をすぐに財布や名刺入れに入れてしまうというのがあるのですが、これは絶対に辞めましょう。受け取った名刺はすぐにしまうのではなく、自分から見て左側に置きます。
話している最中に名刺の上に手や物を置くということは絶対に避けてください。
OB訪問の終了時に改めて「お名刺頂戴します」と伝え、自分の名刺入れにしまうのが基本的なマナーです。
より詳しい名刺に関するマナーは以下の記事をご覧ください。
【参考】【就活マナー】手土産は不要!その他OB訪問のお悩みもすべて解決
学生がOB訪問でやってしまいがちなミスとして、OBの先輩を質問攻めにしてしまうというものがあります。
聞きたいことをリストアップし、準備を徹底すると、それらをちゃんと聞かなければと考え、焦ってしまうのです。
どの質問をするかに気を取られるがあまり、せっかくOBの先輩が有意義な話をしてくれていても、耳に入ってこない恐れもあります。
無理にOBの先輩を楽しませようとする必要はありませんが、OBの先輩が気持ちよく自分の話をできるような場づくりを意識しましょう。これが達成できれば、話してくれる先輩に、楽しく自分の話をしてもらえるはずです。
⑥お会計の際の態度に注意しよう
ここでは、OB訪問後すぐに取り組むべき2つのことについてご紹介します。
①OB訪問の学びや気づきをメモしておこう
社会人の方が語ってくださったエピソードや言葉はその人からしか聞けない貴重な情報です。今後の選考の志望度や熱意を示すためにも、現場の社員の声は大きな武器になります。
面談を通して、どんな学びや気づきがあったのか伝えることは、自身のアウトプットに役立つとともに、OB・ OG訪問を受け入れてくださった社会人にとっても、自分の話が役にたったと知ることができ、安心感を与えます。
また、メールの最後に「また話を聞きたい」旨を伝えると、今後長く付き合っていけるかもしれません。この繋がりを、将来に活かすためにも、感謝を心から伝えるようにしましょう。
具体的なお礼メールの書き方は以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
【参考】【例文あり】OB訪問で喜ばれるお礼メールの書き方
ここでは、先に述べたOB訪問時のマナーを前提に、Matcherを使う際のルールについて見ていきましょう。
しかし、気軽に連絡できるからこそ、最低限のマナーを守ったやりとりが必要になります。OB訪問の依頼が承認されたら、最初に承認してくれたことへのお礼と、挨拶をしましょう。もし社会人が先にメッセージを送ってくださったら、できるだけ早く返信するようにして ください。間違っても、メッセージを無視するようなマナー違反は厳禁です。
多くの就活生に魅力的な社会人を伝えることができるのはもちろんのこと、何よりOB訪問を受け入れてくれた社会人に喜んでもらえるでしょう。ぜひ記入して、OB訪問を受け入れてよかったと思ってもらいましょう。
そのため、スケジュールの約束をした段階で「念の為、前日にリマインドのメッセージをお送りさせていただきます!」と、リマインドメッセージを送る確認を前もってしておくとスムーズでしょう。
③食事の注文内容はOBにあわせる
OB訪問の際に何を頼めばいいか悩んだら、OBと同じものを注文することをお勧めします。決定権は社会人の方に委ねつつ、要望を求められたときは素直に注文したいものを伝えましょう。
その際に、相手の注文した商品以上の価格帯のものを選ぶこと、面談に支障をきたすようなものを選ぶことはやめましょう。OB・ OG訪問をスムーズに進めることが最優先事項です。
④OBとの会話はキャッチボールを意識しよう
聞きたいことをリストアップし、準備を徹底すると、それらをちゃんと聞かなければと考え、焦ってしまうのです。
どの質問をするかに気を取られるがあまり、せっかくOBの先輩が有意義な話をしてくれていても、耳に入ってこない恐れもあります。
無理にOBの先輩を楽しませようとする必要はありませんが、OBの先輩が気持ちよく自分の話をできるような場づくりを意識しましょう。これが達成できれば、話してくれる先輩に、楽しく自分の話をしてもらえるはずです。
⑤人を紹介してもらうときは明確な理由を伝えよう
OB訪問で学生がやってしまいやすいマナー違反に「むやみに人を紹介してもらおうとする」というものがあります。これは失礼にあたる場合もあります。
しかし、OB訪問をして、もっと他の人の話を聞きたいと感じることは多々あるかもしれません。
そのような時は
「なぜ他の人に会いたいのか」
「どんな人に会いたいのか」
「どんな話を聞きたいのか」
を必ず説明するようにしましょう。これらを明瞭に伝えることで、相手に嫌な思いをさせないだけでなく、自分が話を聞きたい人を的確に紹介してもらうことができます。
⑥お会計の際の態度に注意しよう
面談が終わり、会計時に社会人の方がご馳走してくれるケースも少なくありません。その際は、きちんとお礼の意を伝えること、そして自身も支払おうとする姿勢を示します。
ご馳走してもらって当然という態度は禁物。
会計の前に、「おいくらですか?」と聞くなど、お金を払う意思があることを伝えるようにするのがマナーです。たとえそれが、自腹であっても、会社の経費であっても、時間を調整してくれたこと、ご馳走してくれたことへの感謝をきちんと伝えましょう。
ご馳走してもらって当然という態度は禁物。
会計の前に、「おいくらですか?」と聞くなど、お金を払う意思があることを伝えるようにするのがマナーです。たとえそれが、自腹であっても、会社の経費であっても、時間を調整してくれたこと、ご馳走してくれたことへの感謝をきちんと伝えましょう。
④押さえておくべきOB訪問後のマナー
OB訪問を終えたからと言って、気を抜いてはいけません。ここでは、OB訪問後すぐに取り組むべき2つのことについてご紹介します。
①OB訪問の学びや気づきをメモしておこう
OB・OG訪問での学びや気づきは、話を聞きながらメモをとっておきましょう。ただ、食事などをしながら話を聞く場合、メモを取っていると行儀が悪いと思われてしまう可能性があります。そういった時は、訪問後、忘れないうちにまとめるようにしてください。
訪問後忘れないうちにエビングハウスの忘却曲線によると、記憶は1時間後に56%、1日後に74%忘れ去られると言われています。
②お礼のメールを送ろう
感謝の意を伝えるメールをその日のうちに送ることを徹底しましょう。その際に、OB訪問を通して学びになったことを明記するよう心がけましょう。
面談を通して、どんな学びや気づきがあったのか伝えることは、自身のアウトプットに役立つとともに、OB・ OG訪問を受け入れてくださった社会人にとっても、自分の話が役にたったと知ることができ、安心感を与えます。
また、メールの最後に「また話を聞きたい」旨を伝えると、今後長く付き合っていけるかもしれません。この繋がりを、将来に活かすためにも、感謝を心から伝えるようにしましょう。
【参考】【例文あり】OB訪問で喜ばれるお礼メールの書き方
OB訪問支援サービス、Matcherでのマナー
Matcher(マッチャー)は所属大学に関係なく、気になる企業の社会人のお願い事を叶えることで、簡単にOB訪問が出来るサービスです。現在、15000人以上の社会人・内定者の方々が就活相談を受け入れてくれています。
ここでは、先に述べたOB訪問時のマナーを前提に、Matcherを使う際のルールについて見ていきましょう。
①メッセージはこまめに返そう
Matcherでは、従来のOB訪問と異なり、1クリックで気軽に社会人にOB訪問の依頼をすることができます。また、依頼が承認されると、チャットルームが開かれ、日時や場所の調整が可能です。
しかし、気軽に連絡できるからこそ、最低限のマナーを守ったやりとりが必要になります。OB訪問の依頼が承認されたら、最初に承認してくれたことへのお礼と、挨拶をしましょう。もし社会人が先にメッセージを送ってくださったら、できるだけ早く返信するようにして ください。間違っても、メッセージを無視するようなマナー違反は厳禁です。
②レビュー機能でお礼を伝え、学びをシェアしよう
OB訪問を受け入れてもらった後は、必ずお礼をするようにしましょう。メッセージで感謝の気持ちを伝えるのは最低限のマナーですが、MatcherではOB訪問後にレビューを書くことができる機能もあります。
多くの就活生に魅力的な社会人を伝えることができるのはもちろんのこと、何よりOB訪問を受け入れてくれた社会人に喜んでもらえるでしょう。ぜひ記入して、OB訪問を受け入れてよかったと思ってもらいましょう。
Matcherを活用してOB・OG訪問をしよう
Matcherとは、所属大学や住んでいる地域関係なくOB訪問ができるアプリです。
少し面倒な訪問依頼がワンクリックでできたり、まだ学生である内定者に相談に乗ってもらえたりと、就活を始めたばかりの人でも気軽に始めることができます。
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OB訪問の際のよくある質問
B訪問をする際に「細かいマナーが気になるが、調べても出てこない」ということも少なくありませんよね。
ここからは、就活生がOB訪問をする際に生じる疑問について1つ1つ解消していきます。
前日にOB訪問のリマインドメッセージを送ったほうがいい?
スケジュールが忙しそうな社会人だからこそ、OB訪問の約束を忘れてしまわれていないか不安、ということもありますよね。
基本的にはリマインドメッセージを送って大丈夫です。
しかし、コミュニティによっては目上の人に対してリマインドすることが失礼となる場合もあるそう。
基本的にはリマインドメッセージを送って大丈夫です。
しかし、コミュニティによっては目上の人に対してリマインドすることが失礼となる場合もあるそう。
そのため、スケジュールの約束をした段階で「念の為、前日にリマインドのメッセージをお送りさせていただきます!」と、リマインドメッセージを送る確認を前もってしておくとスムーズでしょう。
休日にメールを送ってもいい?
メッセージのやり取りを重ねるうちに休日になってしまった場合に、休日でも相手にメールを送って大丈夫なのか不安になる方も少なくありません。
基本的には「相手が社用アドレスを使用している場合はOK」です。
メールは電話とは異なり相手の都合で開封するタイミングを決めることができますので、基本的には日時などを気にしなくても大丈夫です。
相手が社用アドレスを使用している場合は、次の週の月曜日の朝に確認することになると思っていいでしょう。
一方で「お休みのところ失礼いたします」と冒頭に加え、相手が休みの日にメールを送ったことに対して気遣う文章を入れることは忘れないようにしましょう。
OB訪問で聞いてはいけないことってある?
企業がセッティングする会社説明会などでは聞けないような踏み込んだ質問ができるOB訪問。そんなOB訪問で聞いてはいけないことってあるのでしょうか?
OB訪問で聞いてはいけないこととして「ネットなどで調べれば分かる質問」「プライベートなことに関する質問」「残業や休日に関する過度な質問」などが挙げられます。
会社説明会や企業HPで分かるような事業内容についてや業績についてなど、基本的な情報をOB訪問で質問することは避けたほうがいいです。せっかくその企業に勤める人に直接話せる機会なので、その相手でなければ聞けないことを聞くように意識しましょう。
また「休日はどのように過ごしていますか?」「恋人はいますか?」などのプライベートに関する質問は仕事とは関係がないことなのでやめましょう。
「残業は実際月にどれくらいありますか?」「有給休暇はどれほど取れていますか?」といった質問は気になるところですが、このような残業や休暇について過度に質問すると、働く気がないのかもなと思われてしまう可能性があります。
OB訪問で「奢る」と言われたら一度断るべき?
カフェなどでOB訪問を行った場合、お会計の際に「奢るよ」と言われることも少なくありません。そういった時は断るべきでしょうか?
そういった際は断らなくても失礼には当たりません。ただし、奢ってもらえることに対する感謝は伝え忘れないようにしましょう。
「本当ですか?ありがとうございます!」というように、しっかりと謙虚な態度を示すようにすると、相手も気持ちよく支払えます。
OB訪問をする時期はなるべく早いほうがいい?
本格的に就職活動が始まる3月や4月からは相手が採用担当者の場合、忙しくなるからOB訪問を控えたほうが良いという話を聞いたことがある方も多いと思います。
その場合、OB訪問をする時期はなるべく早く、大学3年次の夏くらいにしたほうがいいのでしょうか?
OB訪問をするベストな時期は、大学3年次の11月〜2月です。大学3年次の6〜10月は前年度の採用を行っており、大学3年次の3月以降は今年度の採用が本格化します。
年度末やお盆、クリスマスなどのイベント前後は忙しくなる社会人が多いため、このような時期も避けながら、OB訪問の申請を行いましょう。
ミーティングリンクは学生側から送るべき?
オンライン上でOBOG訪問をする際に「ミーティング用のリンクは送ったほうがいいのだろうか」と悩んだり「送ったけど、社会人の方から自社のリンクを使うと言われてしまった!」といった経験がある人もいるかもしれません。
リモートでOBOG訪問をする際は、依頼メール上で「ミーティングリンクはこちらからお送りしますか?」と確認をとることをおすすめします。
事前に確認を取っておくことで、最小限のやり取りでOBOG訪問を実施することができるでしょう。
OB訪問の所要時間は?
OB訪問の所要時間は、一般的には30分から1時間程度です。
しかし、これはあくまで目安であり、訪問するOBの状況や質問内容によって変わります。例えば、OBが忙しい場合や、質問が多くない場合は、これより短くなることも考えられます。
逆に、OBが時間に余裕がある場合や、質問が多くて話が盛り上がる場合などは、長くなることもあるでしょう。
【番外編】OB訪問の時間に遅刻しそうになったときのマナー
OB訪問に遅刻しそうな時の対応について、以下の3つのポイントがあります。
1. 早めに連絡する
2. 謝罪と理由を伝える
3. 到着時間を明確にする
1. 早めに連絡する
OB訪問に遅刻しそうな時は、まず早めに連絡することが大切です。
連絡が無ければ、無断欠席したと思われ、相手はあなたに対して不信感や不快感を抱くかもしれません。
そうならないためにも、遅刻が分かったらすぐに電話やメールで連絡しましょう。
2. 謝罪と理由を伝える
連絡する際は、まず謝罪の言葉を述べましょう。
遅刻は相手の時間を奪うことで、大きなマナー違反です。
遅刻は相手の時間を奪うことで、大きなマナー違反です。
そのため、まずは心から申し訳ないという気持ちを表現する必要があります。
次に、遅刻の理由を伝えましょう。ただし、理由は事実を端的に述べるだけで十分です。
3. 到着時間を明確にする
最後に、遅刻時間を明確にすることも重要です。
相手はあなたが何時に到着するか知りたいはずです。
そのため、現在地や移動手段、到着予定時刻などを具体的に伝えましょう。
例えば、「今○○駅にいます。次の電車で向かいますので、15分後に着く予定です」というように伝えるとよいです。
ただし、遅刻を重ねないためにも、到着予定時刻は余裕を持って伝えることが望ましいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか? OB訪問時に押さえるべきマナーについて、それぞれのシーン別に紹介してきました。マナーを守れる学生は「当たり前の基準」が高いと、好印象を持ってもらえるはず。
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