こいつはデキる!と思わせる、OB訪問時のマナー
2020.02.05

【目次 OB訪問マナー】
【マナー総集編】こいつはデキる!と思わせる、OB訪問時のマナー←Now
【服装】
【時間調整】
【メール】
【電話】
【手土産】
【お礼】

OB訪問で失敗しないために

本選考に影響する可能性を考えると尚更緊張することかと思います。しかし、折角の貴重な機会を悔いの残る形で終えてしまうのはもったいないでしょう。聞きたいことを全て聞ける有意義な出会いにするために、まずは最低限のビジネスマナーを守ることが大切。
この記事では、OB訪問におけるマナーを①前日までの準備、②OB訪問当日、➂OB訪問後、④Matcherの4つに分けてお伝えします。これらのマナーを理解し、実践することで、意義のあるOB訪問ができるようにしましょう。
(1)OB訪問前日までにやっておくべきこと


①業界/企業研究をしよう
話を聞く前提として、会いに行く社会人が勤める業界とその企業についての知識はインプットしておきましょう。何も知らないまま話を聞いても浅い学びしか生まれません。
採用HPや説明会で情報を収集した上で、分からない点や気になる点を聞くことで、OB訪問の効果は高まります。実際にその社員の方が「どんな仕事」を任せられていて、どんな「想い」を持って取り組んでいるのかは実際に話を聞いてわかることです。深い学びと気づきを得るために、事前学習は必ずやるようにしましょう。
②質問リストを作成しよう
業界/企業研究を通して、出てきた疑問点を質問リストとしてメモしておきましょう。質問リストを作成したら、限られた時間の中で、できるだけ必要な情報を聞き出すため、優先度をつけましょう。話を進める流れを意識しながら、質問する事項の順番までつけられると良いかもしれません。(2)OB訪問当日のマナー
ここでは、OB訪問当日のマナーについてご紹介します。ビジネスの基本として押さえるべきポイントや、目上の方とのコミュニケーションを円滑にするための情報を盛り込みました。しっかりと理解して、実践するようにしましょう。
①集合場所には10分前に到着しよう
どうしても遅れる場合や場所が分からなかった際は、速やかに連絡し、謝罪の意を伝えるのが賢明です。
②OBの名刺を正しく受け取ろう

学生がやってしまいがちなミスに、受け取った名刺をすぐに財布や名刺入れに入れてしまうというのがあるのですが、これは絶対に辞めましょう。受け取った名刺はすぐにしまうのではなく、自分から見て左側に置きます。
話している最中に名刺の上に手や物を置くということは絶対に避けてください。OB訪問の終了時に改めて、「お名刺頂戴します」と伝え、自分の名刺入れにしまうのが基本的なマナーです。
③相手を不快にさせない注文を心がけよう
その際に、相手の注文した商品以上の価格帯のものを選ぶこと、面談に支障をきたすようなものを選ぶことはやめましょう。OB・ OG訪問をスムーズに進めることが最優先事項です。
④OBとの会話はキャッチボールを意識しよう
学生がOB訪問でやってしまいがちなミスとして、OBの先輩を質問攻めにしてしまうというものがあります。聞きたいことをリストアップし、準備を徹底すると、それらをちゃんと聞かなければと考え、焦ってしまうのです。
しかし、OBの方はそのように質問攻めにされて楽しいでしょうか?きっと、会話の中で皆さんに伝えたい話を話せた方が楽しいはずです。また、どの質問をするかに気を取られるがあまり、せっかくOBの先輩が有意義な話をしてくれていても、耳に入ってこない恐れもあります。
無理にOBの先輩を楽しませようとする必要はありませんが、OBの先輩が気持ちよく自分の話をできるような場づくりを意識しましょう。これが達成できれば、話してくれる先輩に、楽しく自分の話をしてもらえるはずです。
⑤人を紹介してもらうときは明確な理由を伝えよう

なぜなら、わざわざ時間を作り質問に答え、ご馳走までしたのに別の人を求められるということは、自分のOB訪問に満足しなかったと解釈できるため。厚意でしたことを無下にされたら、誰しも不快になってしまうでしょう。
しかし、OB訪問をして、もっと他の人の話を聞きたいと感じることは多々あると思います。
そのような時は、「なぜ他の人に会いたいのか」、「どんな人に会いたいのか」、「どんな話を聞きたいのか」を必ず説明するようにしましょう。これらを明瞭に伝えることで、相手に嫌な思いをさせないだけでなく、自分が話を聞きたい人を的確に紹介してもらうことができます。
⑥お会計の際の態度に注意しよう
ご馳走してもらって当然という態度は禁物。会計の前に、「おいくらですか?」と聞くなど、お金を払う意思があることを伝えるようにするのがマナーです。たとえそれが、自腹であっても、会社の経費であっても、時間を調整してくれたこと、ご馳走してくれたことへの感謝をきちんと伝えましょう。
(3)押さえておくべきOB訪問後のマナー

①OB訪問の学びや気づきをまとめよう
OB訪問での学びや気づきはすぐにまとめるようにしましょう。エビングハウスの忘却曲線によると、記憶は1時間後に56%、1日後に74%忘れ去られると言われています。
社会人の方が語ってくださったエピソードや言葉はその人からしか聞けない貴重な情報です。今後の選考の志望度や熱意を示すためにも、現場の社員の声は大きな武器になります。そのために、話を聞いている最中に、メモに残すという作業も忘れないようしてください。
②お礼のメールを送ろう
感謝の意を伝えるメールをその日のうちに送ることを徹底しましょう。その際に、OB訪問を通して学びになったことを明記するよう心がけましょう。
面談を通して、どんな学びや気づきがあったのか伝えることは、自身のアウトプットに役立つとともに、OB・ OG訪問を受け入れてくださった社会人にとっても、自分の話が役にたったと知ることができ、安心感を与えます。
また、メールの最後にまた「話を聞きたい」旨を伝えると、今後長く付き合っていけるかもしれません。
この繋がりを、将来に活かすためにも、感謝を心から伝えるようにしましょう。

(4)OB訪問支援サービス、Matcherでのマナー

ここでは、先に述べたOB訪問時のマナーを前提に、Matcherを使う際のルールについて見ていきましょう。
①メッセージはこまめに返そう

Matcherでは、従来のOB訪問と異なり、1クリックで気軽に社会人にOB訪問の依頼をすることができます。また、依頼が承認されると、チャットルームが開かれ、日時や場所の調整が可能です。
しかし、気軽に連絡できるからこそ、最低限のマナーを守ったやりとりが必要になります。OB訪問の依頼が承認されたら、最初に承認してくれたことへのお礼と、挨拶をしましょう。もし社会人が先にメッセージを送ってくださったら、できるだけ早く返信するようにしてください。間違っても、メッセージを無視するようなマナー違反は厳禁です。
①レビュー機能でお礼を伝え、学びをシェアしよう

OB訪問を受け入れてもらった後は、必ずお礼をするようにしましょう。メッセージで感謝の気持ちを伝えるのは最低限のマナーですが、MatcherではOB訪問後にレビューを書くことができる機能もあります。
多くの就活生に魅力的な社会人を伝えることができるのはもちろんのこと、何よりOB訪問を受け入れてくれた社会人に喜んでもらえるでしょう。ぜひ記入して、OB訪問を受け入れてよかったと思ってもらいましょう。
Matcherを活用しよう
就活は決して1人でやるものではありません。過去に就活を成功にさせてきた社会人や内定者も多くの人との支えがあって、納得できる1社を決められたと口を揃えて言います。Matcherでは、素敵な人生の先輩がみなさんの進路選択に全力で向き合ってくれるでしょう。
【社会人の所属企業例(一部)】
ゴールドマン・サックス証券、マッキンゼー、Google、三菱商事、電通、日本テレビ、P&G、味の素、サントリー、トヨタ自動車、オリエンタルランド、任天堂、リクルート、集英社、AGC、SONY、全日本空輸、外務省、DeNA、メルカリなど約5000社
社会人に掛け値なしにお願いできるのは、大学生であるこの時期だけ。ぜひ社会人に会いに行って、就活の糧にしてください。
OB訪問を有効活用しよう
いかがでしたでしょうか? OB訪問時に押さえるべきマナーについて、それぞれのシーン別に紹介してきました。マナーを守れる学生は「当たり前の基準」が高いと、好印象を持ってもらえるはず。
OB訪問受ける社会人としても、素敵な学生であればあるほど、少しでも価値を届けようとしてくれます。是非、OB訪問という就活生の特権を最大限活用して、納得のいく就活をしてください。
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