【テレビ業界】OB・OG訪問で聞くべき質問7選

2023/07/31
会社訪問
OB訪問のマナー
テレビ業界
目次
1.
テレビ業界の就職活動でOB・OG訪問が必要な理由3選‌
2.
‌テレビ業界のOB・OG訪問で聞きたい質問7選
3.
‌‌テレビ業界のOB・OGと繋がる方法
4.
‌テレビ業界のOB・OG訪問に行く前に
5.
‌【例あり】テレビ局の面接で逆質問すべきこととは?
6.
‌これはNG!こんな逆質問は避けよう!
7.
テレビ業界のOBに会いに行こう

テレビ業界の就職活動でOB・OG訪問が必要な理由3選‌

‌テレビ業界の就職活動でOB・OG訪問が必要な理由3選
①テレビ業界の選考では独自性ある発想が求められるから
②リアルな情報を取得し選考で差別化を図れるから
③自分の関心に合わせて質問ができるから
OB・OG訪問でしたい質問をお伝えする前に、そもそもなぜOB・OG訪問をするべきなのかを説明します。
‌インターネット上でも、多くの情報を収集できる今、なぜ直接足を運んでOB・OG訪問をする必要があるのでしょうか?
テレビ業界の就職活動でOB・OG訪問が必要な理由は、主に以下の3つです。

‌①テレビ業界の選考では独自性ある発想が求められるから

テレビ業界では、よりよいコンテンツ制作のために日々、新しいことや面白いことなどを求められます。そのためテレビ業界では、独自性のある発想ができる人を求めています。
ただ、独自性、発想力といっても種類は様々で、それがどんなものか想像しづらい方も多いでしょう。
OB・OG訪問を通して
OB・OGがどのような点を評価され就職したのか
選考過程でどのようなことをアピールしたのか
などを聞くことで、少しでも理解できるかもしれません。

②リアルな情報を取得し選考で差別化を図れるから

テレビ業界は、毎年多くの学生が応募しますが実際に採用される人数は、総合職やアナウンサー、技術職など合わせても30名ほどで倍率は高いです。
しかし、テレビ局など含めマスコミ業界に応募する学生の多くが、マスコミ業界に対して輝かしいイメージなどから志望しています。
実際、テレビ業界などは数字を分析したり、様々な部署の人と打ち合わせをしたり、ADの内は雑用業務が多く体力が必要だったりと、泥臭い仕事内容が多いです。

OB・OG訪問を通してテレビ業界のイメージと現実のギャップを解消し、仕事内容など企業研究を徹底的に行うことで、差別化を図ることができるでしょう。

③自分の関心に合わせて質問ができるから

‌時間と手間がかかるように思えるOB・OG訪問ですが、ご自身のしたい質問や意見に関するフィードバックをもらうことができます
企業選びを進める有意義な時間になるでしょう。
また実際に働いている社会人と話すことで、社風も判断することができます。
‌入社後にミスマッチをおこさないためにも、OB・OG訪問を上手く活用してみてください。

‌テレビ業界のOB・OG訪問で聞きたい質問7選

‌テレビ業界の就活でOB・OG訪問をするべき理由を紹介してきました。ここからはいよいよ、テレビ業界のOB・OG訪問ですべき質問について紹介します。

‌ぜひOB・OG訪問当日の質問に役立ててください。

‌①「仕事内容と1日のスケジュールを教えてください」

‌OB・OG訪問をする前に仕事内容や部署・職種について詳細を把握できるのであれば、確認しておいた方が良いでしょう。ただそれができない場合は、OB・OG訪問が始まり次第、すぐに仕事内容を聞くようにしましょう。そうすることでイメージのズレがなく質問ができます。

合わせて1日のスケジュールを聞くことも有効。テレビ業界は深夜に収録などがあり、スケジュールが一般のサラリーマンとは異なります。例えば、お子さんを産んでも働きたいと考えている女性などはワークライフバランスも含めてしっかりと質問してみましょう。

‌②「入社理由を教えてください」

必ず聞いておきたいのが志望動機について。前回志望動機の書き方の記事で、志望動機に盛り込んでおきたい要素について解説しました。おさらいをしたい人は、以下を参照してください。
‌以下の3つがテレビ業界の志望動機に必ず盛り込みたい要素になります。

‌1)テレビ業界を志望した理由(なぜ映画業界、ウェブエンタメ業界ではなくてテレビ業界なの?)
‌2)〇〇テレビ局を志望した理由(なぜ、TBSではなくてテレビ朝日なの?)
‌3)△△職種/××部署を志望した理由(なぜ、制作サイドではなくて営業職志望なの?)

‌矢継ぎ早に質問すると不愉快に思われてしまうこともあるので、失礼のないように深掘りしていきましょう。

③「入社前と後のギャップはありましたか?ー良かった点、悪かった点について教えてください」

良くも悪くも入社する前と後で何らかのギャップがあるのは自然なこと。それぞれについて聞き出すことで、みなさんとしてはギャップの少ない状態で入社することができるでしょう。特に悪いギャップに関しては、許容できないと入社後すぐに転職活動をすることになります。そういったことのないように社内で働いて感じた本音の部分を聞き出しましょう。

‌「仕事のモチベーションは何ですか?」

‌土日、深夜に収録があるなど、ホワイト企業とは言いづらい印象があるテレビ業界。どこか仕事が辛いと感じたときにモチベーションがなかったら仕事が続かないでしょう。

‌「面白い番組を少しでも多く、世の中の人に見てもらうためにスポンサーを募り拡大したい」
‌「自分の作った報道番組を見て、同じ境遇を抱えている視聴者を救ってあげたい」

‌仕事に対するモチベーションは、人の数だけあるといっても過言ではありません。OB・OG訪問で伺うモチベーションに共感できるか否かを感じることによって、OB・OGの方が所属するテレビ局でモチベーション高く働けるかを判断することができるはずです。事前に相性が判断できれば、入社後にミスマッチに気づくという事態を軽減することができるでしょう。

‌⑤「番組をご視聴/ 制作している中でテレビ局ごとの”差”を感じるポイントはありますか?」

テレビ番組を視聴するだけの人と番組を制作する人では、見るべきポイントが異なります。どういったポイントに各局のテレビ局らしさが出るのか。それを明確にすれば、選考までの間に数多くのテレビ番組を見てテレビ局ごとの特徴を捉えることができるはず。‌

‌「テレビを見ている中で、A局とウチの違いは何?」

‌面接で上記のような質問を受けても玄人目線で回答することができるでしょう。

‌⑥「インターネットテレビが流行していますが、今後テレビ業界はどのように変革されるとお考えですか?」

‌今後、革新が迫られるテレビ業界。近年では、NetflixやAbema TVなど幅広いチャンネルが存在します。テレビ局もスマートフォンで視聴できるコンテンツを登場させたりなど進化を遂げています。

‌若者のテレビ離れと言われて久しいこともあり、各テレビ局は時代に適した変革が求められています。自分が関わりたい業界の将来について考えるのは不可欠。面接でもいわゆるインターネットテレビとの比較を聞かれることもあるので、ぜひ質問してヒントを得ると良いでしょう。

‌⑦「〇〇という理由から志望しているのですが、いかが思われますか?」

特に若手の社員さんなどで、選考対策も相談にのれるという方には、志望動機を簡単に伝えてみると良いでしょう。就活生として、また実際に働かれている社員さんとして様々なアドバイスをしていただけるはず。

‌テレビ局は倍率が高く、書類選考で落ちるということも頻繁にあります。そういったことのないように志望動機を話してフィードバックしてもらうと良いでしょう。

‌‌テレビ業界のOB・OGと繋がる方法

‌ここまでテレビ業界のOB・OG訪問について解説してきましたが
「そもそもテレビ局で働く人とどのように繋がれば良いの?」
と考えている人も多いでしょう。

ここで、テレビ業界で働く社会人と繋がる方法について2つ簡単にご説明します。

①SNS

1つ目はTwitterやFacebook、WantedllyなどのSNSです。
テレビ業界で働く人の中には、積極的にSNSを利用して発信している人が多いため繋がりやすいかもしれません。
またSNSをよく利用している人にとっては、利便性が高いでしょう。

ただ、SNSを利用している人が全員OB・OG訪問を受け入れてくれるかどうかは分かりづらいです。
また、そもそもメッセージに気付かないなどの理由から、OB・OG訪問ができる可能性は低いかもしれません。
OB・OG訪問を依頼する際は、失礼のないようにしましょう。
‌【関連記事】【例文5選】OB訪問メールをラクに書くためのテンプレと注意点

②OB・OG訪問サービス

近年就職活動をしている学生向けに、様々なOB・OG訪問サービスが出ています
サービスに登録している社会人は、学生からのOB・OG訪問を目的として利用しているため、SNSと比較するとOB・OG訪問ができる可能性は高いです。
‌【関連記事】【メール例文付き】OB訪問の日程調整をスムーズに行う方法を解説

Matcherを使ってテレビ局で働く人にOB訪問をしよう

‌Matcher(マッチャー)は所属大学や学部、学年に関係なく、志望する企業や魚介で働く社会人にOB・OG訪問ができます。
MatcherのOB・OG訪問では
・企業、業界研究
・自己分析
・ES添削
・面接練習
など、就活全般の対策が可能です。
また、Matcherにはテレビ局含むマスコミ業界で働く社会人が多数登録しています。
‌【‌社会人の所属企業一覧(一部)】
日本テレビ、NHK、テレビ東京、テレビ朝日、放送作家、他多数
是非Matcherを利用して、テレビ局で働く社会人に話を聞いてみてください!社会人に会いに行く(無料)

‌テレビ業界のOB・OG訪問に行く前に

貴重な時間を割いて、OB・OG訪問を受けていただくわけですから、失礼のないように準備をしていくのは当然のこと。マナーやスケジュール管理はもちろんのこと、以下の2つの点にも気をつけましょう。

‌仮説をもって質問しよう

入社理由やモチベーションについての質問は人それぞれの答えがあるため仮説をもつことは難しいです。ただ先ほど紹介した、「番組をご視聴している中でテレビ局ごとの”差”を感じるポイントはありますか?」や「インターネットテレビが流行していますが、今後テレビ業界はどのように変革されるとお考えですか?」といった質問はご自身なりに答えを用意しておくことが可能なはず。

‌「自分はどう思うの?」

‌と聞かれることもありますので、そういった時に慌てないように事前に回答を準備していきましょう。

‌企業研究は入念に仕上げていこう

各局の新卒採用サイト、企業説明会、インターンシップなど、簡単にアクセスできる情報源が様々あります。そういった情報源から一定の知識を身につけた後にOB・OG訪問に進みましょう。皆さんと、相談にのってくれる社員さんの情報格差が少なくなることで、無駄な情報共有がなくなり、有意義な時間を過ごせるようになるでしょう。

‌【例あり】テレビ局の面接で逆質問すべきこととは?

‌これまでは、OB・OG訪問ですると良い質問について見てきました。

就職活動では、OB訪問以外に面接時の逆質問で、社員に対して質問をすることがあります。

ここではテレビ局の面接で逆質問の時間がある場合、どんな内容を聞くと良いのかについて解説していきます。

具体的には、以下の4つの質問をするのがおすすめです。

①仕事をする上でのやりがいを聞く
②担当する番組をなぜ選んだのか聞く
③成長する人はどんな人なのか質問する
④入社までにしておいた方が良いことを聞く

1つずつ具体的に見ていきましょう。
‌【おすすめ記事】【業界研究】意外と知らないテレビ局の種類と仕事内容

‌①仕事をする上でのやりがいを聞く

‌まずおすすめなのが、仕事上でのやりがいを聞くことです。

テレビ業界で働いている人は、テレビが好きで働いている人が多いでしょう。

「これまで携わってきたお仕事の中で、もっともやりがいを感じた時はいつですか」
「これまでのお仕事の中で、もっとも感動した瞬間を教えてください」

といった質問に対しては、テレビが好きなテレビ局の社員は、本心から想いを込めて答えてくれるでしょう。

視聴者からの目線ではなく、番組を制作する人の「生の感想」は、テレビ局を受けるにあたって大いに参考になるはずです。

ただし人事や経理職など、実際にテレビ制作に携わってきたことが無い人が面接官の場合は、テレビ制作の細かい話についての質問は避けるようにしましょう。

‌②担当する番組をなぜ選んだのか聞く

‌面接官になぜ今の番組を担当するに至ったのか聞くのもよいでしょう。

テレビといっても、バラエティーやニュース番組など、その種類は様々です。

「私は絶対にバラエティー番組を作りたい!」というこだわりを持った方もいるでしょうが、そうでない人もいると思います。

そんな時は、
「なぜ○○さん(面接官の名前)は、現在の番組を担当することになったのですか」
「○○さんはどんなジャンルのテレビ番組が好きですか。その理由も教えて下さい」

と質問すると、ジャンルごとのやりがいや、その番組にかける想いなどが聞けるでしょう。

ジャンルごとのやりがいや目的、意義を聞くことで、自身が将来どのジャンルの番組を制作したいのか、より根拠を持ってイメージすることができるようになるでしょう。

「テレビ局には入社したいけど、どんな番組を作りたいかはまだ決まっていない」という方におすすめの逆質問です。

③成長する人はどんな人なのか質問する‌

テレビ業界で働く人のうち、どんな人が成長しやすく、役職が上がっていきやすいのかを聞くのもおすすめです。

この逆質問を行うと「明るくて素直な人が成長しやすい!」「泥臭く仕事を頑張れる人が成長しやすい!」など、様々な答えがかえってくることでしょう。

重要なのは「成長するためには、必ず○○の要素が必要」と決め切ってしまうことではなく、テレビ業界で成長・出世している人の中で、自分の思考・性格に近い人がいるのかを知ることです。

自身の思考・性格と近い人が成長しているのであれば、自分自身がテレビ局に入社した後も、活躍できる可能性が高まるでしょう。

また「成長・活躍している人にどんな人がいるのか」を質問する際は、自分の意思も併せて伝えるようにするとより効果的です。

具体的には、
「自分は御社に入社して、○○な方向で成長したいと考えているのですが、御社にも同じような方向で成長した方はいらっしゃいますでしょうか」

「私には泥臭く物事に取り組めるという強みがあるのですが、御社にも同じような資質を持った方はいらっしゃるのでしょうか」

というように「自分はこうしたい!」という意思を併せて伝えることがおすすめです。

意思を伝えることで、面接官が「この子は入社後も、自分の意思を持って成長してくれそうだな」という印象をうけやすくなるでしょう。

‌④入社までにしておいた方が良いことを聞く

‌入社まで学生として過ごす間に、何をしていたら良いのか聞くのもよいでしょう。

この逆質問は、テレビ局の逆質問に限らず、様々な業界でおすすめです。

「御社に入社をさせて頂くまでに、なにか勉強したほうが良いことがありましたら教えて下さい」

と面接官に伝えることで、勉強熱心で成長意欲があるという印象を残しやすくなるでしょう。

‌これはNG!こんな逆質問は避けよう!

‌最後に、避けた方がよい面接時の逆質問を紹介します。

避けた方が良い逆質問は大きく分けて下記の2種類です。

①受け身な印象を抱かれる逆質問
②調べればわかる逆質問

①の受け身な印象を抱く逆質問には、下記のような質問が該当します。

「入社後、私の能力を伸ばしていただく環境は整っていますか」
「○○について学びたいのですが、教えてくれる先輩社員の方はいらっしゃいますでしょうか」

上記のような質問は「周りの先輩・上司に成長させてほしい」という意図が透けてみえてしまうため、面接官は受け身な印象を受けやすくなります。

会社は学校ではないため、人に成長させてもらう場でもなければ、勉強だけをする場でもありません。

「新卒だから成長させてもらえる」という意図が透けた逆質問をするのは避けましょう。

②の調べれば分かる逆質問には、下記のような質問が該当します。

「御社の初任給を教えてください」
「御社がメインで行っている事業を教えて下さい」

上記のような質問は面接官に「この学生は、自分で調べる能力が低そうだな」という印象を与えてしまう可能性があります。

また誰もが簡単に知れる情報を質問することは、面接官に「本当に自社に入社したいのかな」という疑念を抱かせてしまう可能性もあります。

以上の理由から、調べれば簡単に分かる内容を面接の逆質問で行うのはNGです。‌

テレビ業界のOBに会いに行こう

いかがでしたでしょうか?

‌ここまで読まれた方はテレビ業界にOB・OG訪問に行くイメージができたと思います。ただ、テレビ業界で働く社会人の数は少なく、友人のツテやゼミの先輩を訪ねてもなかなか多くの人には会うことができないでしょう。‌

そんな時におすすめなのが、OB・OG訪問のマッチングサービス、Matcher(マッチャー)です。‌Matcherでは、所属大学や学年に関係なく、テレビ業界で働く社会人に会いに行くことができます。自分の所属大学にテレビ業界に進んだ先輩がいないという方でも全く問題ありません。
テレビ局のOB・OG訪問でしたい質問7選
【‌社会人の所属企業一覧(一部)】
日本テレビ、NHK、テレビ東京、テレビ朝日、放送作家、他多数

【利用者の声】
‌①テレビの選考の上で【絶対やっておいた方が良いこと】を教えていただけたので早速今日から始めます!
‌今日お会いして話していなければそのまま選考に進んで撃沈することを考えると本当に救われた気持ちです、、、


エントリーシートの添削や、私の番組案についてお話をお伺いすることができ、大変有意義な時間となりました。エントリーシートはご指摘いただいたポイントを踏まえ、すぐに練り直したいと思います。

また、Matcherではプロフィールを充実させることで企業からスカウトが届くことも


‌これまでES提出のために作成した「学生時代頑張ったこと」や「自己PR」を貼り付けるだけでも、スカウト獲得の確率は大幅に上がるほか、OB訪問の承諾率も高まるので、記入するようにしてください。


‌社会人に掛け値なしにお願いできるのは、大学生であるこの時期だけ。ぜひ社会人に会いに行って、就活の糧にしてください。‌‌
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