生命保険会社のOB・OG訪問でしたいデキる質問6選
2023/07/18
生命保険会社のOBに会う前に
この記事では、生命保険会社にOB・OG訪問をする際に聞いておきたい6つの質問を紹介します。OB・OG訪問の良し悪しは、質問の内容によって決まるもの。6つの質問を参考にしながら、OB・OG訪問当日にすべき質問を考えてみてください。①「損害保険会社ではなく生命保険会社を選んだ理由は何ですか?」
損害保険会社ではなく、生命保険会社を選んだ理由を聞く質問。OB・OG訪問でこの質問をすることは非常に有意義です。なぜなら、生命保険会社の選考では、生命保険会社を選んだ理由を頻繁に問われるから。面接で的確に回答することができなければ、生命保険業界に対する志望度を疑われてしまうでしょう。
OB・OG訪問では、生命保険会社に勤める社会人の方から、就活の際に生命保険会社を選んだ理由を聞くことができます。具体的なお話を聞くことで、自分が生命保険会社を志望する理由を考えやすくなるでしょう。
すでに生命保険会社を志望する理由のある人は、社会人にそれを伝えてみてください。自分の意見に賛同してもらうこともあるでしょうし、今まで考えきれていなかった部分を指摘してもらえるかもしれません。いずれにせよ、自身の業界に対する志望動機をブラッシュアップできます。
もちろんOB・OG訪問をお願いする社会人の方が、損害保険会社を志望業界にしていなかった場合もあるでしょう。そのような場合は、就活時代に見ていた業界、及び結果として生命保険会社を選んだ理由を聞くのがおすすめ。自身の業界・企業選びの軸を考える上で参考にすることができるはずです。
②「生命保険会社の将来について〇〇さんご自身はどうお考えですか?」
生命保険業界の将来について危惧する人は少なくありません。マイナス金利政策の導入による資産運用益の減少、日本全体の人口減による生命保険市場の縮小など課題山積です。今後変革が求められていくでしょう。面接の際も「今後生命保険会社はどうなっていくと思う?/どうなっていけばいいと思うか?」という質問は頻出です。この質問に正解はありませんが、自身の考えを根拠を踏まえて説明する必要があります。
まずはOB・OG訪問をする際に、この質問に対する自分なりの答えを用意してください。これを社会人の方にお伝えして、それに対するフィードバックをもらいましょう。そして面接で聞かれた際には、「御社の〇〇さんにもこの話をしたら〇〇と言う意見をいただきました。そこから××と考えました」と伝えることで、業界に対する思考の深さをアピールできます。
③「生命保険会社が数多くある中で御社に入社を決めた理由はございますか?」
本来志望動機とは、以下の2つのステップから成るもの。
1)数多くある業界の中で生命保険業界に入りたい
2)複数ある生命保険会社の中で御社に入社したい
第一生命、日本生命、明治安田生命、かんぽ生命、メットライフ生命、ライフネット生命など、日本に生命保険会社は数多くあります。その中でどういった理由で1つの企業への入社を決めたのかを聞くことで、ご自身の志望動機づくりのヒントにすることができるはずです。
④「ジョブローテーションはどのような仕組みで決まるのでしょうか?」
ジョブローテーションとは、企業内で定期的に職場の異動や職務の変更を行うという制度。生命保険会社は職種が多く、数年に1度部署移動をする可能性があります。
OB・OG訪問の際には、企業のジョブローテーションの仕組みを聞くのがおすすめです。ジョブローテーションの仕組みを知ることによって、自分が企業で働いた際の現実的なキャリアパスをイメージすることができます。自分の歩みたいキャリアを歩めるか否かが判断できるので、企業選びを効率良く行うことができるでしょう。選考時に企業でのキャリアプランを聞かれた際にも、スムーズに回答することが可能になります。
⑤「お客様と接する中でやりがいを感じられたことはありますか?」
生命保険会社の特徴は、大企業の社員や個人のお客様、代理店の社員さんなど、部門によって接する相手が異なること。接するお客さんが異なれば、仕事のやりがいを感じられる部分も異なるでしょう。「代理店の売上を上げること」にやりがいを感じる方もいれば、「個人のお客さんに対してライフステージに沿った保険商品の提案を行うこと」に働く意味を見出す方もいるはずです。
生命保険会社の仕事の中で、魅力に感じる部分は人それぞれ。この質問をすることで、生命保険会社で働く方のやりがいを知り、それが自分のやりたいこととマッチしているのかどうか確認することができます。
⑥「保有しておくと良い資格はありますか?」
生命保険会社に入社すると、FP(フィナンシャルプランナー)や生命保険一般課程試験という資格や試験を受ける機会が多いです。企業によっては新卒から入社数年以内に資格を保有しておかないといけないなど、厳密なルールがある場合もあります。そういった制度を確認しておきたい方は、一度聞いてみると良いでしょう。OB・OG訪問の注意すべきこと
せっかくOB・OG訪問をするのであれば、社会人の方に好印象を抱いてほしいもの。失礼のないよう、以下で説明することに気を遣いましょう。専門用語はあらかじめ理解しておこう
生命保険業界では、「アンダーライティング」や「ホールセール」「リーテイル」など専門的で特殊な用語が多いです。丁寧に解説してくださる社員の方もいれば、知識があって当たり前と考えている社員の方もいるでしょう。職種に関するものなど新卒採用ページに載っている専門用語は理解しておくことをおすすめします。調べて分かる情報は聞かないようにしよう
インターネットで新卒採用ページやIR資料(〇〇会社 IR で検索)を確認すると、今後力を入れていく事業や、社内制度の導入について細かい情報が掲載されています。限られた時間を有意義なものにするためにも、調べて分かる情報は基本的に聞かないようにしましょう。会話の内容を踏まえたお礼のメッセージを送ろう
OB・OG訪問をした際には必ずお礼をするようにしましょう。
①貴重な時間を割いてくれたお礼
②就活時期のパーソナルな情報をお話ししてくれたことに対するお礼
③就活の糧になる知識を教えていただいたことに関するお礼
④飲食代を支払ってくれたお礼
上記のお礼を、できるだけ早くメールや手紙で伝えるよう心がけてください
その際に、OB・OG訪問で話した会話の内容を忘れずに盛り込みましょう。かたちとしては、以下のようなものが挙げられます。
「〇〇という話を聞いて、更に志望度合いが高まりました。」
「〇〇というお話が非常にためになりました。」
上記のような内容を盛り込むことで礼儀がなった学生と評価してもられることでしょう。場合によっては、その後の就活を応援してくれるかもしれません。
生命保険会社のOBに会ってみよう
ここまでOB・OG訪問で聞いておきたい質問6選を紹介してきました。ぜひ生命保険会社の社会人に会いにいくときに、質問してみてください。
ただ、大学のキャリアセンターに足を運んで一からメールを送るのは多少面倒に感じるでしょう。
そんなときに便利なツールがMatcher(マッチャー)です。
スマートフォン1つで生命保険会社の方にOB・OG訪問ができるアプリ。プロフィール欄には経歴・職歴や現在行なっている業務内容について説明が載っています。そのため、相手のことをよく理解してから訪問をすることができるでしょう。
また所属大学や学年に関係なく社会人に就活相談にのってもらうことができますのでぜひご利用ください。
【社会人の所属企業一覧(銀行・信金】
ソニー生命保険、日本生命、第一生命、明治安田生命保険、プルデンシャル生命保険、かんぽ生命保険 他多数
また、Matcherではプロフィールを充実させることで企業からスカウトが届くことも。
これまでES提出のために作成した「学生時代頑張ったこと」や「自己PR」を貼り付けるだけでも、スカウト獲得の確率は大幅に上がるほか、OB訪問の承諾率も高まるので、記入するようにしてください。
これまでES提出のために作成した「学生時代頑張ったこと」や「自己PR」を貼り付けるだけでも、スカウト獲得の確率は大幅に上がるほか、OB訪問の承諾率も高まるので、記入するようにしてください。
社会人に掛け値なしにお願いできるのは、大学生であるこの時期だけ。ぜひ社会人に会いに行って、就活の糧にしてください。
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