【金融業界】志望動機の書き方例文、他社との差別化ポイントも紹介
2024/03/15
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ただ一口に金融業界と言っても、銀行や証券会社、その種類は様々です。志望動機を考える際には、それぞれの特徴とそこでできることを理解しておかなければなりません。
この記事では、金融業界の会社を分類化し、その特徴を検討しながら志望動機の考え方や例文をまとめます。
志望動機は企業への熱意と志望度の高さを伝えるうえで非常に大切なものです。ぜひ要点を押さえた納得感のある志望動機を伝えられるようになりましょう。
☆この記事でわかること
①金融業界における各業種の特徴や違い
②金融業界の志望動機の書き方・意識するべきポイント
③金融業界の業種ごとの志望動機の例文
金融業界の基礎知識
まずは金融業界について簡単に説明します。
銀行・保険・証券・カード・リースなどさまざまな分野があるため、志望動機を考える際にも「金融業界の中でもなぜ〇〇なのか」ということが重要視されます。
それぞれの分野をしっかりと理解しておきましょう。
①銀行
銀行は皆さんも知っているとおり、顧客から預かった預金を管理したり貸し出したりする金融機関です。
銀行は、都市銀行(メガバンク)・地方銀行・信託銀行・信用金庫に分類されます。
メガバンク
その名の通り運用している資金が莫大な銀行を指します。大手企業を顧客とし、預金や為替業務、融資などをメインに行います。
また、近年は海外展開が活発で、将来海外を舞台に働きたいと思っている人にとっても興味深い業態だと言えます。
例)三井住友銀行・みずほ銀行・三菱UFJ銀行など
地方銀行
地方銀行は、業務内容自体はメガバンクと似ています。ただ、メガバンクと比較すると規模が小さく、その地域の人々や会社によりそった事業・業務を行うことが特徴です。
例)千葉銀行・静岡銀行・コンコルディアFGなど
信託銀行
信託銀行とは、銀行業務に加えて信託業務と併営業務を行う銀行のことを指します。
信託業務とは、委託者が所有する金銭や土地などの財産を、専門家(受託者)に託して運用や管理を任せるものです。
一方、併営業務とは、不動産仲介や証券代行、相続関連業務などの財産の管理や処分に関する業務のことを指します。
信用金庫
信用金庫は、「地域の方々が利用者・会員となって互いに地球の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関で、主な取引先は中小企業や個人」だと説明されます。
②保険会社
保険会社は、リスクに備えた商品やサービスを顧客に販売し、その保険料を運用して利益を得る会社のことを指します。
保険会社は、生命保険会社と損害保険会社に大きく分類されます。
生命保険会社
生命保険会社は、病気や死亡に備えた保険商品を顧客に販売する会社のことです。
例)日本生命・第一生命・明治安田生命・住友生命など
損害保険
損害保険会社は、事故や災害、トラブルなどに備えた保険商品を顧客に販売する会社のことです。
例)東京海上日動火災保険・損害損保ジャパン・三井住友海上火災保険など
③証券会社
証券会社とは、有価証券の売買や取次ぎや引き受けなどを行う企業のことです。
株式会社と投資家・投資家と投資家を結び、その仲介料で利益を得ています。
株式会社と投資家・投資家と投資家を結び、その仲介料で利益を得ています。
例)野村証券・大和証券・SMBC日興証券など
④カード会社
カード会社とは、クレジットカードの発行を行っている会社のことです。
カード会員の新規開拓や加盟店の開拓・会員向けのサービスの拡充・不正利用などへの対応などさまざまな業務があります。
例)三井住友カード・JCB・三菱UFJニコスなど
金融業界の職種
先ほど紹介した企業群によって職種は異なりますが、一般的に以下の職種があります。
・個人営業
・法人営業
・ファイナンシャルプランナー
・ファンドマネージャー
・証券アナリスト
個人営業・法人営業・ファイナンシャルプランナーは、個人や法人などを顧客として保険や金融商品を販売する職種。
ファンドマネージャーや証券アナリストは、顧客から預かった資金を運用する職種です。
銀行の志望動機
では、金融業界の志望動機について解説していきます。
まずは、金融業界のなかでも最もみなさんに馴染みがあるであろう「銀行」から、業種概要や他業種との差別化ポイント、志望動機例文をご紹介していきます。
銀行の志望動機の書き方
銀行の志望動機を書く際は以下の要素を言語化することが重要です。
詳しい志望動機の書き方は以下の記事に記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【参考】【例文あり】志望動機の書き方|選考通過のポイントを解説
なぜ他ではなく銀行なのか?
様々なかたちでお金に関わる金融業界。そのなかでも「銀行」を最も身近に感じる人も多いのではないでしょうか。
自分のお金を預ける際の接点しかない人が大多数だと思いますが、企業の経営を資金面から総合的に支えることができるのが銀行の特徴です。
自分のお金を預ける際の接点しかない人が大多数だと思いますが、企業の経営を資金面から総合的に支えることができるのが銀行の特徴です。
銀行で行う主な業務は、
預金業務:個人や企業からお金を預かり口座の管理を行う
貸付業務:預かったお金を個人や企業に貸し出す
為替業務:振込・送金などで資金を移動させる
という3つがあります。
具体的には、資金面から顧客の夢の実現をサポートすることができるのです。
相手が個人の場合は「家族で暮らすマイホームが欲しい」「車を持って遠くへ出かけたい」といったものが挙げられます。
また、相手が企業の場合は「新製品を開発したけれど、製品化するための資金が足りない」「新しい店舗を出すための資金が欲しい」といったニーズに対し、企業の発展をサポートできます。
相手が個人の場合は「家族で暮らすマイホームが欲しい」「車を持って遠くへ出かけたい」といったものが挙げられます。
また、相手が企業の場合は「新製品を開発したけれど、製品化するための資金が足りない」「新しい店舗を出すための資金が欲しい」といったニーズに対し、企業の発展をサポートできます。
なぜメガバンク/地銀なのか?
銀行には大きくメガバンクと地銀(地方銀行)の2つに大別することができます。
メガバンク:大規模で世界的なプロジェクトを資金面から支えることができる
地銀:地域の中小企業への融資が主な仕事となり、地域に密着したサービスを提供することができる
よって、特定の地域に思い入れがあり、その地域の経済活性化に貢献したい人は地銀が向いているといえるでしょう。
よって、特定の地域に思い入れがあり、その地域の経済活性化に貢献したい人は地銀が向いているといえるでしょう。
また地銀に興味がある方は、「なぜ信用金庫ではなく、地銀なのか」についても考えておく必要があります。どちらの企業も地域に根付いた金融機関ですが、地銀は「融資を受ける人の制限がない」というところがポイントです。
なぜ〇〇銀行なのか?
各銀行によって強みや弱み、力を入れている事業が異なります。
例えば、三菱UFJは「業界1位の売上高や積極的な海外進出、都市圏の基盤の強さ」などが特徴です。
三井住友は「関西が拠点である・融資スピードが早い」、みずほ銀行は「メガバンクで唯一、国内の全ての都道府県に店舗を構えている」など、同じメガバンクのなかにも違いがあります。
例えば、三菱UFJは「業界1位の売上高や積極的な海外進出、都市圏の基盤の強さ」などが特徴です。
三井住友は「関西が拠点である・融資スピードが早い」、みずほ銀行は「メガバンクで唯一、国内の全ての都道府県に店舗を構えている」など、同じメガバンクのなかにも違いがあります。
各銀行ならではの特徴は、以下の4つのポイントを意識すると見つけやすいです。
・地域性
・各銀行が力を入れている事業
・企業理念
・社風
見つけられたら、インターンや会社説明会・OB訪問などで実際に社員と接して確認してみましょう。そして魅力に感じたポイントなどは志望動機に組み込んでください。
独自性と説得力を持たせることができます。
ぜひ選考前までに、積極的に企業にアプローチしてみてください。
ぜひ選考前までに、積極的に企業にアプローチしてみてください。
銀行の志望動機例文
<メガバンク>
お客様との信頼関係を構築し、最も身近な金融の面から幅広い提案をしたいためだ。
高校時代にサッカー部で副キャプテンとしてチームをまとめた経験において、現状を打破するために選手一人ひとりと信頼関係を築き、目標達成に向けて全力で考え行動することにやりがいを感じた。そのため、お客様の人生に寄り添い、支援する銀行業務に魅力を感じている。
中でも貴行は世界に幅広い基盤を持つことに加え、グループ全体での連携によって顧客のさまざまなニーズに沿った最適な提案をすることができると感じている。金融のプロとしてお客様を支えながら、持ち前の挑戦心を生かして成長していきたい。
<地方銀行>
一番近くでお客様の挑戦を支えるパートナーとして働きたいため志望する。
大学時代4年間を通して塾講師として働いた中で、担当生徒と向き合った末に志望校への進学が決まった時の喜びとやりがいは何にも変えられないものだと感じてきた。そのため、相手との信頼関係を築き、自分の価値を提供しながら働く銀行業界に魅力を感じている。
中でも貴行は、DXなどの新たな技術を導入しながら、長年私が生まれ育った地域のパートナーとして事業を行っている点に魅力を感じている。培ってきたコミュニケーション能力を生かしながら顧客の伴走者となり、貴行の行員として活躍したい。
さらに、以下の2記事にも銀行の志望動機例文が掲載されています。
どのようなアピールをすれば良いのか、どのようなポイントが各銀行の差別化ポイントなのかを注意してみながら、参考にしてみてください。
信託銀行の志望動機
次に、信託銀行について説明していきます。
上でも述べた通り、信託銀行は銀行の業務に加えて、信託業務を行う金融機関です。他の銀行との違いについて注意しながら、特徴を把握していきましょう。
信託銀行の志望動機の書き方
信託銀行が運用する資産は、
退職年金や公益信託などの「金銭」
退職年金や公益信託などの「金銭」
株式や国債などの「有価証券」
リース・クレジット債券などの「金銭債権」
所有する設備や在庫、車両、家畜などの「動産」
土地信託などの「不動産」
特許権などの「知的財産」
です。
銀行も資産運用が事業のひとつとしてありますが、預貯金を中心とした金融商品に限られています。
信託銀行は、「運用できる資産の幅広さ」といった面で、他の金融業界と差別化した志望動機を書くことができるでしょう。
信託銀行は、「運用できる資産の幅広さ」といった面で、他の金融業界と差別化した志望動機を書くことができるでしょう。
信託銀行の志望動機例文
自分自身が付加価値となり、お客様の挑戦と成長を支援したいと考え志望する。
現在長期インターンに取り組んでおり、育成担当を務めている。多くの新インターン生が自身の能力向上を目的に入ってくるため、業務を教えることに加えて頻繁なミーティングを行うことで各々の目標達成を支援することを意識している。その中でインターン生の成長を感じたときに大きなやりがいを感じることから、金融業界の働き方に魅力を感じている。
中でも、専門的で幅広いソリューションを提供できる信託銀行の貴行を志望している。OB訪問を通じて感じた貴行員の相手目線の姿勢に感銘を受けたため、私も貴行の一員として持ち前のコミュニケーション能力を生かして活躍したい。
以下の記事に信託銀行の志望動機例文が掲載されています。
どのようなアピールをすれば良いのか、普通銀行・信用金庫などとの差別化ポイントなのかを注意してみながら、参考にしてみてください。
信用金庫の志望動機
先ほど少し触れましたが、地域に密着した金融機関という面において信用金庫は地方銀行と似ています。信用金庫ならではのポイントを把握し、志望動機を書いていきましょう。信用金庫の志望動機の書き方
信用金庫では、預金業務や貸付業務、為替業務などの銀行が行うのと同様の業務が発生します。銀行との違いは、組織の成り立ちとサービスを提供する対象です。
銀行は株主へ利益を還元することを前提とした金融機関ですが、信用金庫は地域へ利益を還元することを目的とした金融機関です。
また、融資先は従業員300人以下または資本金9億円以下の中小企業の事業者もしくは個人の会員に限られます。地方銀行とは異なり、大企業を相手に融資をすることはできません。
「地元地域の発展に貢献したい」「地域の中小企業を資金面からサポートしたい」という思いがある方は、信用金庫の志望動機をスムーズに書くことができるでしょう。
信用金庫の志望動機例文
私は、地域に密着し地元のお客様を支えたいという思いのもと志望している。
実家が町の小さな企業であったことから、利益だけを考えた取引ではなく地域の活性化によってより良い町作りをしていきたいという思いがある。実際に実家が信用金庫と取引をしていて、銀行よりも親身になってくれると聞いた。
また、貴庫の方へのOB訪問を通じて、一学生である私に真摯に向き合い相談に乗ってくださる姿勢を感じて、そんな職員の方とともに地域を支えていきたいと強く思った。私の強みである挑戦心をも生かしながら、お客様一人一人にしっかりと向き合える職員でありたい。
以下の記事にも信用銀行の志望動機例文が掲載されています。
信用金庫の地域貢献性や、その土地ならではの特徴、自分と地域の関連性などに触れながら、志望動機を書いていきましょう。
証券会社の志望動機
証券会社は、今まで挙げてきた金融機関と異なり、「直接金融」を行う金融機関です。ここから、志望動機を書く際におさえておきたいポイントなどをご紹介していきます。
証券会社の志望動機の書き方
株式の売買の取次や引き受けを行うのが証券会社です。株式の発行元の会社と投資家の間、もしくは投資家と投資家の間を仲介します。
証券会社では、「今はここの株が買い時です」というように投資をする際のコンサルティングを行ったり、投資のための口座を開いたりすることが主な業務です。
証券会社は唯一証券を直接扱える金融機関で、投資活動を活発にすることで、日本経済の活性化に貢献することができます。
一方他の金融機関と比較してノルマが厳しい側面もあります。チャレンジングな環境で働きたい人、大きな規模の仕事に関わりたいという人に向いているでしょう。
証券会社の志望動機例文
金融機関の中でも経済の成長に大きく関われるのが証券会社です。経済に対する興味や、面白いと思うポイントなどを含めながら志望動機を完成させましょう。
私は直接金融業界を主軸に日本の経済発展に貢献し、自身の人間力で仕事ができる証券業界に魅力を感じている。
学生時代の部活動の経験を通して、自身の人間力がお客様の信頼獲得に直結することに大きなやりがいを感じたため、今後もそのやりがいのもとで熱意高く働きたい。中でも、ネット証券の台頭による社会の変化に対して柔軟に対応し、豊富な情報力に強みのある貴社に魅力を感じた。また、競争社会に身を置き成長を感じてきた私にとって、優秀な人材が多く切磋琢磨する環境のある貴社で働きたい。
以下の記事に証券会社の志望動機例文が掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。
保険会社の志望動機
保険会社では、事故や病気などのイベントに備えたい人から保険料を集め、所定のイベントが発生した時に保険金を支払うサービスを提供しています。多くの人のライフイベントに関わり、サポートするという点が他の金融機関との違いです。
ここから、保険会社の志望動機を書く際に意識するポイントや知っておきたい事柄についてご紹介していきます。
保険会社の志望動機の書き方
保険は、「相互扶助の精神」によって成り立つものです。加入者が何かあった時のためにお金を出し合い、実際に困った人にお金を給付するという仕組みで成り立っています。
この仕組みを運営しているのが保険会社です。
この仕組みを運営しているのが保険会社です。
保険会社には、「モノ」を対象とした損害保険と、「人」を対象にした生命保険の2つがあります。いずれも困った人や会社を助けることができる点に魅力があると言えるでしょう。
志望動機では、今まで保険会社を身近に感じた出来事や、なぜ他ではなく「保険」を商材として扱いたいのかという動機を示すと説得力が増すのでおすすめです。
保険会社の志望動機例文
保険会社でも、「損害保険」を扱うのか「生命保険」を扱うのかで志望動機の内容が変わってきます。OB・OG訪問などを行いながら自己分析を深め、どちらに興味があるのかの理由を説明できるようにしておきましょう。
<損害保険>
人に寄り添い、安心を提供したいと考えたため志望する。
学生時代に飲食店のアルバイトで、細かな気遣いに注力した接客をしたことによってお客様にお礼の言葉をいただきやりがいを感じた経験から、人に寄り添える損害保険業界を志望している。
中でも、貴社はダイレクト型保険であり、お客様の声を直接伺うことで、多様化するニーズに迅速かつ的確に対応することができる。貴社でなら、SC社員として、自身の「お客様のニーズを汲み取り行動する力」を活かしながら、お客様に寄り添い、安心していただける対応ができると考える。
<生命保険>
私は塾講師の経験から「人に寄り添う仕事」にやりがいを感じ、人々の人生を長期的にサポートできる生命保険業界を志望している。
中でも貴社を志望するのは、お客さま第一主義を追求すべく、挑戦を続けているためだ。貴社では、将来を見据えた積極的な海外事業の展開やインステックの導入など、業界に先駆けて挑戦をしていると理解している。
また、株式会社として時代の変化に柔軟かつ迅速に対応することが可能となっており、お客さまの多様化するニーズに対応した商品・サービスを提供できると考えている。そうした貴社で、私の強みである「相手の立場になって考える力」を活かし、「一生涯のパートナー」としてお客さまの人生に深く寄り添いたい。
下記の記事に保険会社の志望動機例文が掲載されています。ぜひ参考にしてみてください。
【参考】【生命保険業界】志望動機書き方|日本生命など志望動機実例紹介
志望動機ができたらMatcherで壁打ちしよう
ここまで志望動機を書く際のポイントや例文を見てきて、どのように書けばよいかわかってきたでしょうか?
ぜひ一度書き進めてみてください。そしてある程度完成したら、OB訪問の場「Matcher」を使って壁打ちしてみましょう。
Matcherとは、所属大学や住んでいる地域関係なくOB訪問ができるアプリです。アプリ内のメッセージ機能で簡単に日程調整ができるので、面倒な連絡をする必要がありません。
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NGな志望動機は?
金融業界の志望動機では、「日本経済を回したい」「経済の活性化に貢献したい」と言う人が多いですが、これだけだと志望動機としては内容が薄くなってしまいます。
なぜなら経済活動に寄与しているのは金融業界だけではないからです。他の業界にも言える志望動機であれば、使いまわしているのではないか・志望度は低いのではないかと思われかねません。
他の業界を同時に受けている人も多いと思いますが、金融業界の選考では金融業界でなければならない理由を伝えてください。
「どのような形で経済の活性化に貢献したいのか」「なぜ金融の面に魅力を感じているのか」「どのような実体験からそのように感じるようになったのか」など、
これらが言語化できれば、ありきたりな志望動機ではなくなるはずです。
金融業界では何をアピールすべき?
志望動機と同じくらい頻繁に聞かれる自己PR。
ここでは、「どんなポイントをアピールすべきか」「金融業界が求める人材はどんなものか」を解説します。みなさんが自己PRを作成する際の助けになれば幸いです。
コミュニケーション能力
金融業界では法人や個人の顧客のお金を扱うため、顧客からの信頼が必要不可欠です。
この信頼を獲得するためには、顧客と話をすることでニーズを汲み取り、達成に向けてパートナーとして真摯に向き合うことが大切です。
そのため、潜在的なニーズまでをも汲み取り結果を出すようなコミュニケーション能力が求められていると言えます。
以下の記事では、コミュニケーション能力をアピールするためのポイントを解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
忍耐力
金融業界はお金を扱うため責任が重く、プレッシャーも大きくなります。
また、営業職にはノルマが課されたり、融資業務であれば企業の足きりを行わなければならなかったりします。
また、営業職にはノルマが課されたり、融資業務であれば企業の足きりを行わなければならなかったりします。
そういった状況を乗り切るために体力的・精神的にも忍耐力の強い人材が求められるのです。
以下の記事では、忍耐力をアピールするための例文を紹介しています。
【参考】【ES例文あり】自己PRで忍耐力を伝えるときの注意点
以下の記事では、忍耐力をアピールするための例文を紹介しています。
【参考】【ES例文あり】自己PRで忍耐力を伝えるときの注意点
挑戦心
新たなことに興味を示し挑戦する姿勢を持つ人が求められます。
実際に三井住友銀行の新卒採用サイトを見てみると、『会社と社員が選び選ばれる関係であり続ける為に、会社が社員に求めるものとして、「プロフェッショナル」「チームワーク」「挑戦」を掲げ』ていると示されています。
また、三井住友銀行の2025年卒本選考で課されたエントリーシートに、「プロフェッショナル/チームワーク/挑戦の発揮事例について教えてください」という設問があったことからも、これらの力が強く求められていることがわかります。
学び続ける姿勢を持つ人材も金融業界には必要です。
なぜなら、経済情勢や法律は日に日に変化していくためです。世の中の変化をしっかりと見極めながら、顧客へ最適な提案をすること・資金運用における決断をすることが求められます。
以下は、勤勉さにつながる自己PRの書き方や例文を紹介した記事です。ぜひ参考にしてみてください。
【ES例文あり】自己PRで「努力家」を伝えるときのポイント
【ES例文あり】自己PRで「継続力」を伝えるときの注意点
以下は、勤勉さにつながる自己PRの書き方や例文を紹介した記事です。ぜひ参考にしてみてください。
【ES例文あり】自己PRで「努力家」を伝えるときのポイント
業界の売上高ランキングTOP5
金融業界を志望する上で、どの企業がよく稼いでいるのかというのは気になるポイントですよね。
以下は、2022年度における金融業界の経常収益をランキングにしたものです。各社のデータは、2022年度の有価証券報告書を参考にしています。
企業の平均年収ランキングTOP4
働く会社を選ぶうえで平均年収は気になるところです。ここでは、2022年度の有価証券報告書を参考に、金融業界の平均年収をランキングにしました。平均年齢の指標と見比べながら見てみてください。
金融業界は稼げる業界としても人気です。平均年収トップ4の企業はどれも年収が1200万円以上と、他の業界と比べて高給でした。
金融業界に受かる志望動機を作るために…
志望動機における「なぜその企業なのか」というポイントは、実際に社員と話すことで魅力に感じた点などを盛り込むことでおさえることが可能です。そのため、なるべく多くのOB・OG訪問を行うことは、志望動機の説得力を増させることに繋がります。
また実際に社員から日々の業務の話や、その企業に勤めている理由などを聞くことで、入社後に感じるギャップが少なくなるため「入ってみたけど自分に合わなかった」というミスマッチを防ぐことができます。
金融業界へのOB訪問はMatcherで
OB・OG訪問の重要性がわかったでしょうか?
しかし、訪問する相手をどのように探せばいいのかわからないという人も多いはず。そのような方にオススメしたいのが、所属大学関係なく気になる相手にOB・OG訪問ができるサービス「Matcher(マッチャー)」です。
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