【例文付き】金融業界の志望動機の書き方|業種別・職種別で解説
2026/05/27
[著者] Matcher編集部
OB・OG訪問サービス「Matcher」の編集チーム。就職活動やキャリア選択に関する情報を、学生の視点に立ってわかりやすく発信。Matcherの運営を通じて蓄積した知見をもとに、自己分析、業界研究、企業研究、ES・面接対策など、就職活動に役立つコンテンツを企画・制作する。
Matcher株式会社代表取締役。OB・OG訪問サービス「Matcher」の立ち上げおよび運営を担う。就職活動における情報格差・機会格差の解消を目指し、学生が社会人に気軽に相談できる仕組みを構築。自身も学生からの就職活動相談に応じ、自己分析、ES添削、面接対策、キャリア選択など幅広い領域で支援を行う。
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ただ一口に金融業界と言っても、銀行や証券会社、その種類は様々です。志望動機を考える際には、それぞれの特徴とそこでできることを理解しておかなければなりません。
この記事では、金融業界の会社を分類化し、その特徴を検討しながら志望動機の考え方や例文をまとめます。
志望動機は企業への熱意と志望度の高さを伝えるうえで非常に大切なものです。ぜひ要点を押さえた納得感のある志望動機を伝えられるようになりましょう。
金融業界の基礎知識・ビジネスモデル
まずは金融業界について簡単に説明します。
銀行・保険・証券・カード・リースなどさまざまな分野があるため、志望動機を考える際にも「金融業界の中でもなぜ〇〇なのか」ということが重要視されます。
また、金融業界はそれぞれ「どのように利益を得ているのか」というビジネスモデルが異なる点も特徴です。企業研究をする際は、仕事内容だけでなく、「どのような仕組みで収益を上げているのか」まで理解しておくと、業界理解が深まります。
また、金融業界はそれぞれ「どのように利益を得ているのか」というビジネスモデルが異なる点も特徴です。企業研究をする際は、仕事内容だけでなく、「どのような仕組みで収益を上げているのか」まで理解しておくと、業界理解が深まります。
それぞれの分野をしっかりと理解しておきましょう。
①銀行
銀行は皆さんも知っているとおり、顧客から預かった預金を管理したり貸し出したりする金融機関です。ビジネスモデルは以下のようになっています。
▼銀行のビジネスモデル
・個人や企業から預金をしてもらい、そのお金で資金を必要とする個人や企業に利息をつけて貸し出すことで収益を得る
・振込手数料や投資信託販売時の手数料収入
銀行の代表的なビジネスモデルは、「預金」と「融資」の金利差によって利益を得ることです。例えば、預金者には低い金利を支払い、そのお金を企業や個人へより高い金利で貸し出すことで利益を生み出しています。
また、振込手数料や投資信託販売などの手数料収入も重要な収益源となっていることも押さえておきましょう。
さらに銀行は、都市銀行(メガバンク)・地方銀行・信託銀行・信用金庫に分類されます。
以下より一つずつ見ていきましょう。
メガバンク
その名の通り運用している資金が莫大な銀行を指します。大手企業を顧客とし、預金や為替業務、融資などをメインに行います。
また、近年は海外展開が活発で、将来海外を舞台に働きたいと思っている人にとっても興味深い業態だと言えます。
地方銀行
地方銀行は、業務内容自体はメガバンクと似ています。ただ、メガバンクと比較すると規模が小さく、その地域の人々や会社によりそった事業・業務を行うことが特徴です。
例えば地域企業への融資や個人向け住宅ローンの提供などが具体例として挙げられるでしょう。このように地域経済との結びつきが強く、地域活性化や中小企業支援などが地方銀行の重要な役割です。
▼代表的な地方銀行の例
・千葉銀行
・静岡銀行
・コンコルディアFG
信託銀行
信託銀行とは、銀行業務に加えて信託業務と併営業務を行う銀行のことを指します。
信託業務とは、委託者が所有する金銭や土地などの財産を、専門家(受託者)に託して運用や管理を任せるものです。
一方、併営業務とは、不動産仲介や証券代行、相続関連業務などの財産の管理や処分に関する業務のことを指します。
▼代表的な信託銀行の例
・三井住友信託銀行
・三菱UFJ信託銀行
【参考】三菱UFJ信託銀行 信託銀行とは?
信用金庫
信用金庫は、「地域の方々が利用者・会員となって互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関で、主な取引先は中小企業や個人」だと説明されます。
このことから、営利だけを追求するのではなく地域社会への貢献性も特に重視されているといえるでしょう。
このことから、営利だけを追求するのではなく地域社会への貢献性も特に重視されているといえるでしょう。
▼代表的な信用金庫の例
・京都中央信用金庫
・岡崎信用金庫
②保険会社
保険会社は、リスクに備えた商品やサービスを顧客に販売し、その保険料を運用する会社のことを指します。ビジネスモデルは以下のようになっています。
▼保険会社のビジネスモデル
▼保険会社のビジネスモデル
・損害が起きた際のリスク補填として保険金を集める
・集めた保険料を長期間運用し、その運用益と保険料収入によって利益を得る
保険会社は、生命保険会社と損害保険会社に大きく分類されます。
生命保険会社
生命保険会社は、病気や死亡に備えた保険商品を顧客に販売する会社のことです。長期にわたり顧客が保険料を支払うため、安定的な保険料収入を得られる点が特徴です。
▼代表的な生命保険会社の例
・日本生命
・第一生命
・明治安田生命
・住友生命
損害保険
損害保険会社は、事故や災害、トラブルなどに備えた保険商品を顧客に販売する会社のことです。自動車保険や火災保険などが中心で、近年は自然災害リスクへの対応力も求められています。
契約期間は1年契約や数日などの比較的短期な契約が多く、更新の都度保険料を支払う仕組みとなっています。
▼代表的な損害保険会社の例
・東京海上日動火災保険
・損害保険ジャパン
・三井住友海上火災保険
③証券会社
証券会社とは、有価証券の売買や取次ぎや引き受けなどを行う企業のことです。
株式会社と投資家・投資家と投資家を結び、その仲介料で利益を得ています。
株式会社と投資家・投資家と投資家を結び、その仲介料で利益を得ています。
▼証券会社のビジネスモデル
・株式売買時や、M&A時の手数料
・M&Aアドバイザリーや資産運用提案による収益
証券会社のビジネスモデルは、株式売買時の手数料収入や、企業の資金調達支援による引受手数料などが中心です。また、M&Aアドバイザリーや資産運用提案などを通じた収益も拡大しています。
▼代表的な証券会社の例
・野村証券
・大和証券
・SMBC日興証券
④カード会社
カード会社とは、クレジットカードの発行を行っている会社のことです。
カード会員の新規開拓や加盟店の開拓・会員向けのサービスの拡充・不正利用などへの対応などさまざまな業務があります。ビジネスモデルは以下のようになっています。
▼カード会社のビジネスモデル
・加盟店からの決済手数料
・分割払いやリボ払いなどの金利
カード会社のビジネスモデルは、加盟店から受け取る決済手数料や、分割払い・リボ払いなどの金利収入が中心です。また、近年はキャッシュレス決済の普及に伴い、データ活用や金融サービス連携も重要性を増しています。
▼代表的なカード会社の例
・三井住友カード
・JCB
・三菱UFJニコス
⑤アセットマネジメント
アセットマネジメントとは、投資家から預かった資産を株式や債券などで運用し、資産価値を増やすことを目的とする業務です。個人投資家だけでなく、年金基金や機関投資家などの大きな資金を運用するケースもあります。ビジネスモデルは以下の通りです。
▼アセットマネジメントのビジネスモデル
・預かった資産を運用し、運用手数料を得る
アセットマネジメント会社のビジネスモデルは、預かった資産の運用残高に応じて「運用手数料」を得ることです。運用成績が良いほど資金が集まりやすく、運用残高の拡大が収益成長につながります。
また、近年はNISA拡充や資産形成需要の高まりを背景に、投資信託や資産運用サービスへの注目が高まっています。
▼代表的なアセットマネジメント会社の例
・三菱UFJアセットマネジメント
・野村アセットマネジメント
・日興アセットマネジメント
⑥ベンチャーキャピタル
ベンチャーキャピタル(VC)とは、成長が期待されるスタートアップ企業へ出資を行う投資会社のことです。資金提供だけでなく、経営支援や事業拡大のサポートを行うケースも多くあります。ビジネスモデルは以下の通りです。
▼ベンチャーキャピタルのビジネスモデル
・企業の株式の売却による利益
・管理報酬として運用資産額の数%の固定費収入
ベンチャーキャピタルのビジネスモデルは、将来成長した企業の株式を売却し、その売却益(キャピタルゲイン)を得ることです。また、投資先企業がIPOやM&Aを行うことで大きな利益を得られる可能性があります。
近年はスタートアップ支援やオープンイノベーションへの注目が高まっており、大手企業系VCも増加しています。
▼代表的なベンチャーキャピタルの例
・ジャフコ グループ
・グロービス・キャピタル・パートナーズ
・インキュベイトファンド
金融業界の職種
先ほど紹介した企業群によって職種は異なりますが、一般的に以下の職種があります。
▼金融業界の職種例
・個人営業
・法人営業
・商品企画
・商品企画
・ファイナンシャルプランナー
・ファンドマネージャー
・証券アナリスト
以下より一つずつ解説していきます。
個人営業
個人営業は、個人顧客に対して金融商品やサービスを提案する仕事です。銀行では預金や住宅ローン、保険会社では保険商品、証券会社では投資信託や株式などを提案します。
顧客一人ひとりのライフプランや資産状況に合わせて提案を行う必要があるため、金融知識だけでなく、信頼関係を築くコミュニケーション力も重要です。
法人営業
法人営業は、企業に対して融資や資金調達、M&A支援、保険提案などを行う仕事です。
銀行では企業融資や経営課題の解決支援、証券会社では資金調達支援、保険会社では企業向け保険提案などを担当します。企業経営に深く関わることができるため、財務分析力や提案力が求められます。
また、大規模案件では経営層と関わる機会も多く、金融業界の花形職種の一つと言われることもあります。
例えば銀行であれば、企業の資金調達を支援することで事業成長を支えられます。保険会社であれば、病気や事故など万が一に備える安心を提供できます。
ここまで伝えることで、本当に金融業界で働きたいという熱意や将来像が相手に伝わりやすくなります。
それぞれの項目で書くべき内容について、以下で詳しく解説していきます。
商品企画
商品企画は、新しい金融商品やサービスを企画・開発する仕事です。
例えば、銀行の新しいアプリサービス、保険商品の設計、クレジットカードの新サービスなどを企画します。近年はキャッシュレス化やDXの進展により、デジタル領域でのサービス企画も増えています。
顧客ニーズや市場動向を分析し、どのような商品が求められているのかを考える力が重要です。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー(FP)は、顧客の人生設計に合わせて資産運用や保険、税金、相続などのアドバイスを行う仕事です。
結婚・住宅購入・教育費・老後資金など、ライフイベントに応じたお金の相談に乗ることが主な役割です。銀行や保険会社、証券会社など幅広い業界で活躍しています。
結婚・住宅購入・教育費・老後資金など、ライフイベントに応じたお金の相談に乗ることが主な役割です。銀行や保険会社、証券会社など幅広い業界で活躍しています。
顧客の人生に長く寄り添える点が特徴であり、専門知識と信頼性が求められます。
ファンドマネージャー
ファンドマネージャーは、投資信託や年金などの資産を運用する仕事です。
経済や企業の分析を行い、「どの株式や債券に投資するべきか」を判断します。運用成果がそのまま顧客の利益につながるため、大きな責任を伴う職種です。
アセットマネジメント会社や信託銀行、保険会社などで活躍しており、高度な金融知識や分析力が求められます。
証券アナリスト
証券アナリストは、企業や業界、経済動向を分析し、投資判断に必要な情報を提供する仕事です。
企業の業績や財務状況を分析してレポートを作成し、投資家やファンドマネージャーへ情報提供を行います。特定の業界を専門的に担当するケースも多く、深い業界理解が必要です。
市場や企業を分析し続ける仕事であるため、情報収集力や論理的思考力が重要になります。
金融業界に受かる人の特徴やアピールすべきポイント
金融業界で受かる人には以下のような特徴があります。ぜひアピールするべきポイントを意識したうえで、志望動機を作ってみてください。
▼金融業界に受かる人の特徴
・信頼関係を構築できるコミュニケーション能力
・継続的に知識を学び続ける向上心
・変化に柔軟に対応し、新しいことに挑める挑戦心
以下より一つずつ解説していきます。
信頼関係を構築できるコミュニケーション能力
まず、顧客との信頼関係を構築できることは非常に重要です。銀行の融資、保険の契約、資産運用の提案など、どの仕事においても「この人になら任せたい」と思ってもらえるかが成果に直結します。
例えば、金融商品は目に見えるモノではなく、顧客のお金や将来に関わるサービスであるため、信頼性が強く求められます。そのため、単に話す力だけではなく、「相手の悩みやニーズを引き出す力」「相手に合わせて説明する力」なども重要です。
面接では、アルバイトや部活動、ゼミなどで「相手との信頼関係を築いた経験」を具体的に伝えられると評価されやすいでしょう。
継続的に知識を学び続ける向上心
金融業界では、経済情勢や法律、金融商品などが常に変化しています。そのため、入社後も継続的に学び続ける姿勢が欠かせません。
例えば、金利政策の変更やNISA制度改正、新しい保険商品・投資商品など、常に最新情報を把握する必要があります。また、多くの企業ではFPや証券外務員などの資格取得も求められます。
そのため、金融業界では「学ぶことを苦にしない人」が向いていると言えるでしょう。学生時代に資格取得へ挑戦した経験や、自主的に勉強を続けた経験などは、向上心をアピールする材料になります。
変化に柔軟に対応し、新しいことに挑める挑戦心
近年は、DXやキャッシュレス化、AI活用などによって現場が大きく変化しています。従来の窓口業務中心のビジネスモデルから、デジタルサービスを活用した金融へと移行が進んでいるのです。
例えば、銀行ではネットバンキングやアプリ強化、保険会社ではオンライン契約、カード会社ではスマホ決済拡大など、新しいサービスが次々と生まれています。
そのため「変化を前向きに受け入れられるか」「新しい挑戦に積極的か」といった点も重要視されていおり、面接では「未経験のことに挑戦した経験」や「変化の中で工夫した経験」を伝えることで、挑戦心をアピールできるでしょう。
金融業界の志望動機には「他者との関わり」をエピソードを含めよう
金融業界の志望動機を考える際に他者とのかかわりについて言及することを意識しましょう。
金融業界は、モノを直接売る仕事ではありません。銀行なら融資、保険なら将来への備え、証券なら資産形成など、お金を通じて顧客を支える仕事です。そのため、多くの企業では「人との関わり方」や「他者への貢献意欲」が重視されます。
実際、金融業界の志望動機では、以下のような他者とのかかわりを軸にすると説得力が増しやすくなります。
▼他者とのかかわりを軸にする例
・周囲を巻き込みながら成果を出したい
・誰かの人生の重要な場面を支えたい
・お金を通じて多くの企業を支えたい
・長期的な信頼関係を築く力を活かしたい
例えば銀行であれば、企業の資金調達を支援することで事業成長を支えられます。保険会社であれば、病気や事故など万が一に備える安心を提供できます。
このように金融業界は、「自分一人で成果を出す」というよりも、他者を支えることで価値を生み出す業界です。そのため、学生時代の経験を話す際も、「自分が頑張ったこと」だけではなく、「周囲へどのような影響を与えたのか」「誰のためにチームでどのように行動したのか」まで伝えられると、金融業界らしい志望動機になります。
金融業界の志望動機の構成
金融業界は企業ごとの差別化が難しいため、構成が整理されていないと「どの会社にも当てはまる志望動機」に見えてしまいます。以下の流れで組み立てると、説得力のある志望動機を作りやすくなります。
▼金融業界の志望動機の構成
①結論:なぜ金融業界を志望するのか
②原体験:そう考えるようになったきっかけ
③企業選定理由:なぜその企業なのか
④入社後:入社後に実現したいこと
ここまで伝えることで、本当に金融業界で働きたいという熱意や将来像が相手に伝わりやすくなります。
それぞれの項目で書くべき内容について、以下で詳しく解説していきます。
①結論:なぜ金融業界を志望するのか
金融業界の志望動機では、まず「なぜ金融業界を志望するのか」を明確にすることが重要です。
金融業界には銀行・保険・証券・カードなどさまざまな分野があるため、「人を支えたいから」といった抽象的な理由だけでは説得力に欠けてしまいます。金融業界ならではの特徴と、自分の価値観や経験がどう結びついているのかを伝える必要があります。
▼金融業界を志望する理由の例
・多くの企業や人の挑戦を支えたい
・顧客と長期的な信頼関係を築きたい
・人生の重要な意思決定に関わりたい
・地域経済の発展に貢献したい
②原体験:そう考えるようになったきっかけ
金融業界を志望した理由を伝える際は、「なぜそう思うようになったのか」という原体験まで話せると説得力が増します。例えば以下のような原体験が例として挙げられます。
▼金融業界を志望するきっかけ・原体験の例
▼金融業界を志望するきっかけ・原体験の例
・アルバイトで売上管理を担当し、お金の流れに興味を持った
・部活動で経理担当として資金管理を経験し、数字を扱う面白さを感じた
・家族が住宅ローンや保険で金融機関に助けられていた
・投資や資産形成について学ぶ中で金融に興味を持った
・地域復興について学ぶ中で地元企業を支える地方銀行の存在を知った
このように、日常の経験から金融への関心につながっているケースも少なくありません。
特別な経験である必要はなく、「なぜ金融に興味を持ったのか」を自分の言葉で説明できることが大切です。
③企業選定理由:なぜその企業なのか
金融業界は企業ごとの差別化が難しいため、「なぜその会社なのか」を話せる就活生は選考の合格率は高いといえるでしょう。例えば、同じ銀行でも以下のような点に注目することで、企業ごとの特徴を把握することができます。
▼企業ごとの特徴の例
・法人営業に強みを持つ
・地域密着型である
・海外展開を積極的に進めている
・資産運用に力を入れている
・DX推進を強化している
このような情報を得るためには、事業内容だけでなく中期経営計画やIR資料、注力分野まで確認しておくことが重要です。
金融業界ならどこでも良いという印象にならないよう、その企業だからこそ惹かれた理由を具体的に伝えましょう。
④入社後:入社後に実現したいこと
最後に、入社後に何を実現したいのかまで伝えられると、志望動機の完成度が高まります。
具体的には以下のようなことが例として挙げられます。
▼金融業界やその企業で実現したいこと
・中小企業の成長を支援したい
・資産運用を通じて人々の将来を支えたい
・地域経済の活性化に貢献したい
・新しい金融サービスを企画したい
・キャッシュレス化やDXを推進したい
以上が金融業界で実現できることの一覧です。
以上が金融業界で実現できることの一覧です。
しかし、このままではその企業である理由までは含まれてはいません。その企業ならではの経営方針や、サービスと絡めながら志望理由を作成することでその点を網羅できるので、ぜひ自分なりに取り組んでみてください。
志望動機を添削してもらうならMatcher
ここまで金融業界の志望動機の構成についてご紹介してきました。金融業界を志望している学生は、ぜひ参考にして自分なりの志望動機を考えてみてください。
そして、さらに金融業界の志望動機をより深めたいと考えている学生におすすめしたいのが、OB・OG訪問で就活対策ができるMatcher(マッチャー)です。
Matcher(マッチャー)とは
所属大学や住んでいる地域に関係なくOB・OG訪問ができるアプリです。就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?
そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。
金融業界の社会人に会いに行く(無料)
志望動機を書くときのポイントを分野ごとに解説
金融業界の志望動機を書くときのポイントについて各分野ごとに解説していきます。
まずは、金融業界のなかでも最もみなさんに馴染みがあるであろう「銀行」から、業種概要や他業種との差別化ポイント、志望動機例文をご紹介していきます。
銀行の志望動機例文を書くときの場合
銀行の志望動機では、企業や個人をお金の面から支えたいという視点が重要です。
特に銀行は、融資や資産運用提案を通じて顧客の成長や人生に長期的に関わる仕事であるため、「信頼関係を築きたい」「経営を支えたい」といった価値観との相性が良いでしょう。
また、先ほども紹介した通り銀行ごとに役割や強みが異なるため、なぜその銀行なのかまで具体化する必要があります。まずは銀行の種類ごとに特徴を押さえておきましょう。
都市銀行(メガバンク)の志望動機例文を書くときの場合
都市銀行では、大企業向け融資や海外事業、M&A支援などスケールの大きな業務に携われる点が特徴です。そのため、以下のような志望動機の軸が考えられます。
▼都市銀行(メガバンク)の志望動機の軸
・日本企業の成長を大規模に支えたい
・グローバルに活躍したい
・幅広い金融ソリューションを提供したい
また、近年は海外展開やデジタル分野へ力を入れている銀行も多いため、最新の情報まで確認して志望動機を制作することで説得力が増します。
地方銀行の志望動機例文を書くときの場合
地方銀行では、「地域密着」がキーワードになります。地域企業への融資や地域活性化支援など、地域経済への貢献度が高いため以下のような志望動機の軸が考えられます。
▼地方銀行の志望動機の軸
・地元へ恩返しがしたい
・地域企業を支えたい
・地域活性化に携わりたい
また、地方銀行は顧客との距離が近いため、「人と深く関わりたい」という価値観も相性が良いです。
信託銀行の志望動機例文を書くときの場合
信託銀行では、資産運用・相続・不動産・証券代行など幅広い専門領域を扱います。
そのため、以下のような志望動機の軸が考えられます。
▼信託銀行の志望動機の軸
・専門性を高めたい
・資産承継や相続分野に携わりたい
・顧客へ総合的な提案をしたい
銀行業務だけでなく、「資産管理のプロフェッショナル」として働ける点を理解しておくことが重要です。
証券の志望動機例文を書くときの場合
証券会社では、資産運用提案や企業の資金調達支援を行います。市場や経済の動きが成果に直結するため、以下のような志望動機の軸が考えられます。
▼証券の志望動機の軸
・金融知識を活かしたい
・顧客の資産形成を支えたい
・投資家と関わりながら仕事がしたい
・企業成長を資金面から支援したい
また、変化の速い業界であるため、「学び続けたい」という向上心も評価されやすい傾向があります。
保険の志望動機例文を書くときの場合
保険会社では、万が一に備える安心を提供します。そのため、以下のような志望動機の軸があてはまるでしょう。
▼保険の志望動機の軸
・人生に長く寄り添いたい
・顧客へ安心を届けたい
・人を支える仕事がしたい
上記のような価値観と相性が良い業界です。また、保険は長期契約が多いため、「顧客との信頼関係を築きたい」という視点も重要になります。
アセットマネジメントの志望動機例文を書くときの場合
アセットマネジメント会社では、投資信託や年金などの資産運用を行います。そのため、以下のような志望動機の軸が当てはまるでしょう。
▼アセットマネジメントの志望動機の軸
・投資を通じて社会へ貢献したい
・専門性を高めたい
・資産形成を支援したい
また、マーケット分析や経済動向への関心も求められるため、「日頃から経済ニュースを見ている」といった姿勢もアピール材料になります。
ベンチャーキャピタルの志望動機例文を書くときの場合
ベンチャーキャピタルでは、成長可能性の高いスタートアップへ投資を行います。そのため、以下のような志望動機の軸が当てはまるでしょう。
▼ベンチャーキャピタルの志望動機の軸
・新しい産業やサービスを生み出したい
・起業家を支援したい
・成長企業に深く関わりたい
また、単なる資金提供ではなく、経営支援まで行うケースも多いため、「企業成長へ伴走したい」という視点も志望動機に繋がるでしょう。
【業種別】金融業界の志望動機例文8選
ここまでは、志望動機を書くときのポイントを分野ごとに解説してきました。ここからは実際に、志望動機の例文を一つずつ紹介していきます。
都市銀行の志望動機例文
私は、日本企業の成長を大規模な金融支援を通じて支えたいと考え、都市銀行を志望しています。
大学のゼミで日本企業の海外進出について研究した際、資金調達やM&A支援など、銀行が企業成長に大きく関わっていることを知りました。特に都市銀行は、国内外の幅広い企業へ多角的な金融サービスを提供しており、社会への影響力の大きさに魅力を感じています。
中でも貴行は、海外事業支援やDX推進に積極的に取り組んでおり、変化する社会の中でも企業を支えている点に魅力を感じました。
入行後は、顧客との信頼関係を大切にしながら、企業成長を金融面から支えられる行員として活躍したいと考えています。
地方銀行の志望動機例文
私は、地域経済の発展に貢献したいという思いから、地方銀行を志望しています。
大学時代に地域活性化のボランティアへ参加した際、地元企業が人口減少や後継者不足など多くの課題を抱えていることを知りました。その中で、地域金融機関が企業を支えながら地域活性化に貢献している姿に魅力を感じました。
特に貴行は、地元企業への融資だけでなく、地域創生事業や事業承継支援にも力を入れており、地域密着型の金融サービスを展開している点に惹かれています。
入行後は、お客様一人ひとりと長期的な信頼関係を築きながら、地域社会へ貢献できる存在になりたいです。
信託銀行の志望動機例文
私は、お客様の資産や将来設計に深く関われる仕事がしたいと考え、信託銀行を志望しています。
祖父の相続手続きを家族で経験した際、不動産や相続に関する専門知識の重要性を実感しました。その中で、資産承継を専門的に支援する信託銀行に興味を持つようになりました。
貴行は、銀行業務だけでなく、不動産・相続・資産運用など幅広いサービスを提供しており、お客様へ総合的な提案ができる点に魅力を感じています。
入行後は、専門知識を継続的に学びながら、お客様の人生に長く寄り添える存在を目指したいです。
証券の志望動機例文
私は、資産運用を通じてお客様の将来を支えたいと考え、証券業界を志望しています。
大学で経済学を学ぶ中で、株式市場が企業成長や経済発展を支えていることを知り、投資に興味を持ちました。また、NISAをきっかけに自ら投資について学ぶ中で、金融知識によって将来の選択肢が広がることを実感しました。
中でも貴社は、お客様ごとに最適な資産運用提案を行っており、長期的な資産形成を支援している点に魅力を感じています。
入社後は、市場や経済について学び続けながら、お客様から信頼される営業担当として成長したいと考えています。
生命保険の志望動機例文
私は、人々の人生に長く寄り添い、安心を届けられる仕事がしたいと考え、生命保険業界を志望しています。
家族が病気を経験した際、保険によって経済的な負担が軽減され、精神的な安心にも繋がっていることを実感しました。その経験から、人々の人生を支える保険業界に興味を持つようになりました。
特に貴社は、お客様一人ひとりに寄り添ったコンサルティング営業を行っており、長期的な関係性を大切にしている点に魅力を感じています。
入社後は、お客様の不安や悩みに寄り添いながら、安心を提供できる存在として活躍したいです。
損害保険の志望動機例文
私は、事故や災害などのリスクから人や企業を支えたいと考え、損害保険業界を志望しています。
大学時代に自然災害の復興支援ボランティアへ参加した際、多くの人が経済的な不安を抱えていることを知りました。その中で、損害保険が被災後の生活再建を支えていることに大きな社会的意義を感じました。
貴社は、個人向け保険だけでなく、企業向けのリスクマネジメントにも力を入れており、幅広い分野で社会を支えている点に魅力を感じています。
入社後は、お客様との信頼関係を築きながら、万が一の際に安心を届けられる存在になりたいです。
アセットマネジメントの志望動機例文
私は、資産運用を通じて社会や企業の成長に貢献したいと考え、アセットマネジメント業界を志望しています。
大学で金融市場について学ぶ中で、投資によって企業へ資金が循環し、経済発展へ繋がっていることに興味を持ちました。また、ニュースを通じて年金問題や資産形成の重要性を知り、多くの人の将来を支える仕事に魅力を感じています。
中でも貴社は、中長期視点での運用を重視しており、顧客本位の資産運用を行っている点に惹かれました。
入社後は、市場分析力を磨きながら、お客様の資産形成へ貢献できる人材を目指したいです。
ベンチャーキャピタルの志望動機例文
私は、挑戦する企業を支援し、新しい価値を社会へ生み出したいと考え、ベンチャーキャピタル業界を志望しています。
大学時代にビジネスコンテストへ参加した際、優れたアイデアを持つ学生が資金不足によって事業化できないケースを多く見ました。その経験から、成長可能性のある企業を支援する仕事に興味を持つようになりました。
特に貴社は、資金提供だけでなく経営支援にも力を入れており、スタートアップ企業と伴走しながら成長を支えている点に魅力を感じています。
入社後は、企業分析力や提案力を磨きながら、日本の新産業創出へ貢献したいと考えています。
【職種別】 金融業界の志望動機例文4選
続いて職種別に志望動機の例文を紹介していきます。
個人営業
私は、お客様一人ひとりに寄り添いながら、人生設計を支えられる仕事がしたいと考え、個人営業職を志望しています。
大学時代にアルバイトで接客業を経験し、お客様ごとに異なる悩みやニーズへ対応することにやりがいを感じました。
金融業界の個人営業では、資産運用や保険、住宅ローンなどを通じて、お客様の人生に長期的に関われる点に魅力を感じています。特に、信頼関係が成果に繋がる仕事であるため、相手の立場に立って考える力が重要だと考えています。
入社後は、金融知識を継続的に学びながら、お客様から「あなたに相談したい」と思っていただける営業担当を目指したいです。
法人営業
私は、企業の成長を金融面から支えたいという思いから、法人営業職を志望しています。
大学のゼミで企業分析を行った際、設備投資や新規事業には金融機関からの支援が不可欠であることを学びました。
法人営業では、単なる融資提案だけでなく、企業の経営課題を把握した上で最適な提案を行う必要があります。そのため、経営者と信頼関係を築きながら、企業成長へ深く関われる点に魅力を感じています。
入社後は、財務や経済について積極的に学び、企業ごとの課題解決に貢献できる営業担当として成長したいと考えています。
商品企画
私は、多くの人のニーズに応える金融サービスを生み出したいと考え、商品企画職を志望しています。
大学時代にマーケティングを学ぶ中で、消費者ニーズを分析し、新しい価値を提供する仕事に興味を持ちました。
近年はNISAやキャッシュレス決済の普及など、金融業界でも新しいサービスへのニーズが高まっています。その中で、顧客視点を持ちながら新たな金融商品やサービスを企画できる点に魅力を感じています。
入社後は、市場動向や顧客ニーズを分析しながら、多くの人に利用される金融サービスの企画へ携わりたいです。
ファイナンシャルプランナー
私は、お客様の将来設計を長期的に支えられる仕事がしたいと考え、ファイナンシャルプランナーを志望しています。
家族が住宅購入を検討していた際、資産形成や保険、ローンなど幅広い知識をもとに提案を行うファイナンシャルプランナーの存在を知り、興味を持ちました。
ファイナンシャルプランナーは、お客様ごとに異なるライフプランへ寄り添いながら、最適な提案を行う必要があります。そのため、金融知識だけでなく、相手の話を丁寧に聞く力も重要だと考えています。
入社後は、資格取得や知識習得へ継続的に取り組み、お客様の人生を支えられる存在として成長したいです。
【転職者向け】金融業界へ転職する時の志望例文動機例文3選
続いて、転職者の方に向けた金融業界の志望動機をご紹介します。
営業職から銀行へ転職する時の志望動機例文
私は、これまで培ってきた提案力や顧客との信頼構築力を活かし、よりお客様の課題解決へ深く関われる仕事がしたいと考え、銀行業界を志望しています。
前職では法人営業として、お客様の課題をヒアリングしながら提案営業を行ってきました。その中で、企業が事業拡大や設備投資を行う際には、資金面での支援が重要であることを実感しました。
銀行では融資や経営支援を通じて企業成長へ長期的に関われる点に魅力を感じています。
銀行では融資や経営支援を通じて企業成長へ長期的に関われる点に魅力を感じています。
入行後は、これまでの営業経験を活かしながら、企業や地域社会へ貢献できる存在になりたいと考えています。
事務職から銀行へ転職する時の志望動機例文
私は、これまでの正確性やサポート力を活かしながら、より専門性の高い環境で働きたいと考え、銀行業界を志望しています。
前職では事務職として、データ管理や顧客対応を担当していました。業務ではミスのない対応を心掛けており、正確性や責任感を培ってきました。
銀行業界は高い正確性が求められるだけでなく、お客様の資産や企業経営を支える社会的意義の大きい仕事である点に魅力を感じています。
入行後は、金融知識を積極的に学びながら、お客様から信頼される行員として成長したいです。
異業種から銀行へ転職する時の志望動機例文
私は、人や企業を長期的に支える仕事に携わりたいと考え、銀行業界への転職を志望しています。
前職では小売業界で接客・販売を担当しており、お客様ごとに異なるニーズへ対応する力を培ってきました。その中で、単発的な接客だけではなく、より長期的にお客様の人生や企業成長へ関われる仕事がしたいと考えるようになりました。
銀行では、融資や資産運用提案を通じて、お客様と長期的な信頼関係を築ける点に魅力を感じています。
未経験ではありますが、現在は金融知識の勉強を進めており、入行後も継続的に学びながら成長したいと考えています。
転職で金融業界を目指す場合に求められる志望動機のポイント
転職で金融業界を目指す場合は、「なぜ未経験から挑戦したいのか」を明確にすることが重要です。
特に中途採用では、即戦力として活躍できるかが重視されるため、前職経験との共通点を伝える必要があります。例えば、営業経験であれば提案力や顧客折衝力、事務経験であれば正確性やサポート力など、金融業界でも活かせるスキルを具体的にアピールしましょう。
また、金融業界は専門知識が求められるため、「資格取得へ向けて勉強している」「経済ニュースを日常的にチェックしている」といった学習意欲を伝えることも効果的です。
銀行に転職する人が増えている背景
近年の銀行業界では、従来の新卒一括採用だけでなく、中途採用を強化する動きが広がっており、その背景には銀行業務の多様化やDX化の進展があります。
これまでの銀行は、預金や融資を中心とした業務が主流でした。しかし現在は、資産運用提案や事業承継支援、コンサルティング業務など、より専門性の高いサービスが求められています。
また、デジタル化への対応も急速に進んでおり、IT・データ分析・マーケティングなど、金融業界以外で培われた経験を持つ人材への需要も高まっています。
そのため近年は、営業経験や課題解決力を持つ異業種人材を積極的に採用する銀行も増えているのです。未経験からでも、これまでの経験をどのように銀行業務へ活かせるのかを伝えることが、転職時の志望動機では重要になるでしょう。
【NG例文付き】NGな志望動機例文5選
ここからは就活生がやってしまいがちなNGな志望動機の例を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
NGな志望動機理由①経済活動を支えたい
▼NG例文
「私は経済活動を支える仕事がしたいと考え、金融業界を志望しています。金融業界は社会に欠かせない存在であり、多くの人や企業を支えられる点に魅力を感じています。」
▼解説
「経済活動を支えたい」という表現は抽象的で、金融業界以外にも当てはまってしまいます。金融業界の志望動機では、以下のことを明確にしておきましょう。
▼金融業界の志望動機を作るうえで明確にするべきこと
・なぜ金融なのか
・なぜその業態なのか
・なぜその企業なのか
また、その志望動機が過去の自分のどのような体験と結びついているのかも同時に言語化してみましょう。
NGな志望動機理由②数字が得意
▼NG例文
「私は昔から数学が得意で、数字を扱うことが好きだったため金融業界を志望しています。」
▼解説
金融業界では数字を扱いますが、「数字が得意」というだけでは志望理由として弱いです。
企業側は、「数字が得意な能力をどう活用したいのか」「顧客へどう貢献したいのか」
そこまで知りたいと考えています。例えば、以下のように言い換えることができるでしょう。
▼数字が得意を志望動機に言い換える場合
・企業分析を通じて経営課題を解決したい
・資産運用提案で顧客を支えたい
上記のように数字を使う実際の業務を明確にして、その手段の上で実現したいことを伝えるようにしましょう。
NGな志望動機理由③待遇や福利厚生が良い
▼NG例文
「金融業界は給与水準が高く、福利厚生も充実しているため志望しています。」
▼解説
待遇面を志望理由の中心にしてしまうと、「条件が良ければ他社でもよいのでは」と思われる可能性があります。
もちろん待遇を重視すること自体は自然ですが、面接では、「仕事内容への興味」「実現したいこと」「価値観との一致」を中心に伝えることが重要です。
金融業界でどのように顧客へ貢献したいのかを軸に考えましょう。
NGな志望動機理由④どの企業でもあてはまる
▼NG例文
「貴社は多くのお客様を支えており、社会貢献性が高いと感じたため志望しています。」
▼解説
この内容では、他の銀行や証券会社、保険会社にもそのまま使えてしまいます。金融業界では企業ごとに以下の様な特徴から差別化をすることができます。
▼金融業界の中の企業ごとに差別化をするための特徴
・地域密着型
・グローバル展開
・資産運用に強み
・相続分野に特化
なぜその企業なのかを説明できるレベルまで企業研究を行いましょう。
NGな志望動機理由⑤:企業・業界研究不足
▼NG例文
「金融業界は安定しているイメージがあり、人々の生活を支えられると思ったため志望しています。」
▼解説
「安定しているから」という理由など浅い暴動期は志望度の低い印象を与えてしまいます。
近年の金融業界は以下のようなトレンドがあります。
▼金融業界の近年の傾向
・DX化
・NISA拡大
・コンサルティング強化
・海外展開
このような観点から金融業界の業界研究を進めてみてください。また、近年の動向についてはこの後の章の「金融業界の近年の動向」で解説しますのでそちらもぜひ参考にしてみてください。
面接で志望動機を伝える際に気を付けるべきポイント
以下からは、面接で志望動機を伝える際に気を付けるべきポイントについて解説していきます。
結論から伝える
面接で志望動機を話す際は、最初に「なぜその業界・企業を志望しているのか」を簡潔に伝えることが重要です。最初に結論を伝えることで、面接官が話の全体像を理解しやすくなり、内容も伝わりやすくなります。
例えば、「私は、地域企業の成長を金融面から支えたいと考え、地方銀行を志望しています。」のように、まず結論を述べた上で、その理由や原体験を説明する流れを意識しましょう。
具体的な経験やエピソードで志望動機を裏付ける
志望動機では、「なぜそう考えるようになったのか」を具体的な経験と結びつけることが重要です。金融業界は特に、「本当に業界理解があるのか」を見られやすいため、抽象的な表現だけでは説得力が弱くなります。
「投資を始めて資産形成へ興味を持った経験」「家族の病気を通じて保険の重要性を感じた経験」など、自分自身の原体験を入れることで、志望理由に一貫性が生まれます。
自己PRとの一貫性を意識する
志望動機と自己PRの内容がバラバラだと、「本当にその企業へ合っているのか」が伝わりにくくなります。例えば、自己PRでは「挑戦心」をアピールしているのに志望動機では「安定性」を重視している場合、一貫性がなく見えてしまう可能性があります。
そのため以下のような観点に一貫性がある主張ができているのかを確認しておきましょう。
▼自己PRとの一貫性を意識するときに注目すべき観点

▼自己PRとの一貫性を意識するときに注目すべき観点
・自分の強み
・価値観
・将来やりたいこと
企業理解をしていることで志望度を示す
金融業界では、人気な業界であるがゆえに志望度を特に見られています。
特に銀行・証券・保険は似たイメージを持たれやすいため、「なぜその業態なのか」「なぜその企業なのか」を具体的に調べておくことで、志望度の高さを示すことが重要です。
深掘り質問の対応を考えておく
面接では、志望動機を話した後に深掘り質問をされるケースが非常に多いです。
例えば、「なぜ他業界ではなく金融なのか」「なぜ他社ではなく当社なのか」「その原体験からなぜ銀行を目指すのか」などと聞かれることがあります。
そのため、志望動機を作る際は、なぜを繰り返しながら、自分の考えを整理しておくことが重要です。
表面的な理由だけではなく、自分の経験や価値観まで説明できるように準備しておきましょう。
金融業界の近年の動向
ここからは金融業界の近年の動向についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
マイナス金利政策による業績への影響
日本では長らくマイナス金利政策が続いていましたが、2024年に日本銀行が政策を解除したことで、金融業界にも変化が起きています。
これまで銀行は、金利が非常に低い状況だったため、企業へお金を貸しても大きな利益を得にくい状態が続いていました。銀行は「預金金利」と「貸出金利」の差によって利益を出していますが、低金利環境ではその差が小さくなっているためです。
一方で、マイナス金利政策の解除によって、今後は銀行の利益改善が期待されています。貸出金利が上がることで、従来より利益を確保しやすくなる可能性があるためです。
しかしその反面、金利が急激に上昇すると、銀行が保有している債券の価値が下がるリスクもあります。そのため現在の金融業界では、「金利が低い時代」から「金利がある時代」へ変化する中で、どのように収益を伸ばしていくかが重要視されています。
海外進出に積極的になる
国内では人口減少や低金利環境の影響から、金融機関は国内市場だけで大きな成長を続けることが難しくなっています。
そのため近年は、アジアを中心とした海外市場へ進出する銀行も増えています。特に都市銀行では、海外企業向け融資やM&A支援など、グローバル領域を強化する動きが進んでいます。
また、日本企業の海外進出を金融面から支援する役割も期待されており、語学力や国際感覚を持つ人材への需要も高まっています。
金融業界を志望する場合は、こうしたグローバル戦略について理解しておくと、志望動機にも説得力を持たせやすいでしょう。
業務の機械化・自動化が進んでいる
近年の金融業界では、DXが急速に進んでいます。例えば以下のような事例があるでしょう。
▼業務の機械化・自動化の例
・窓口業務のオンライン化
・AIを活用した審査
・キャッシュレス決済
・スマホアプリによる資産管理
このように、従来は人が行っていた業務の自動化が進んでいます。その背景には、人手不足への対応や業務効率化へのニーズがあります。
実際、日本企業全体でも人材不足感は高い水準が続いています。今後の金融業界では、単純業務だけではなく、「コンサルティング」「課題解決提案」「資産形成支援」など、人にしかできない価値提供がより重要になるでしょう。
金融業界の収益・年収ランキング
最後に金融業界の収益と年収についてランキング形式で紹介したいと思います。
金融業界の売上ランキング
まずは、国内金融業界の主要企業から作った経常収益のランキングを見ていきましょう。経常収益の大きさは企業規模や事業の幅広さを知る指標の一つになります。

金融業界の年収ランキング
続いて、年収ランキングについてもご紹介します。
金融業界に受かる志望動機を作るために…

志望動機における「なぜその企業なのか」というポイントは、実際に社員と話すことで魅力に感じた点などを盛り込むことでおさえることが可能です。そのため、なるべく多くのOB・OG訪問を行うことは、志望動機の説得力を増させることに繋がります。
また実際に社員から日々の業務の話や、その企業に勤めている理由などを聞くことで、入社後に感じるギャップが少なくなるため「入ってみたけど自分に合わなかった」というミスマッチを防ぐことができます。
金融業界へのOB訪問はMatcherで

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