【例文15選】履歴書の志望動機の書き方を徹底解説|新卒就活生向け
2024/09/17
目次
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企業へのエントリーが終わり、選考初期に訪れる難関がES提出です。
「貴社?御社?書き方のマナーが複雑すぎる...」
「志望動機書くことないって...」
このように感じている人も多いのではないでしょうか?
中でも志望動機は、企業ごとに作らなければならないもの。
自己PRは同じでも、志望動機が同じになることはあり得ません。
この記事では、時間と労力の負担が大きい志望動機の作成をスムーズにするためのコツをお伝えします。
みなさんが履歴書の志望動機を書く際のお役に立てば幸いです。
☆この記事でわかること
➀選考を通過する志望動機の書き方
➁志望動機に盛り込むべき内容
③業界・職種・志望理由別の志望動機の例文
採用担当者が志望動機で見ているポイント3選
そもそも、企業は志望動機の何を見ているのでしょうか。
ここでは、採用担当者が志望動機から何を知ろうとしているのか、見ているポイントを解説します。
▼採用担当者が見ているポイント
➀なぜ自社を魅力的に感じたか
➁自社で実現したいことは何か
③仕事へのモチベーションがあるか
以下で詳しく解説していきます。
➀なぜ自社を魅力的に感じたか
企業は、『自社の何に魅力を感じているか』を知りたいと思っています。
企業に対して魅力を感じた理由には、その人のなんらかの価値観や判断基準が存在しています。
その価値観や判断に至った経緯を知ることでその人の人柄や考え方をつかもうとしているのです。
➁自社で実現したいことは何か
企業は志望動機を通じて、入社後に自社で実現したいことも見ています。
実現したいことが書かれていない志望動機は、入社の目的が見えずらく、意欲が感じられない印象になってしまいます。
また、実現したいことへの熱量や想いが薄い学生は入社の目的が見えず、自社で働くイメージが湧きづらいです。
入社後に挑戦したいプロジェクトや、将来的に達成したい目標を述べることで、企業側に自分がどのように貢献できるのかを明確に伝えることができるでしょう。
③仕事へのモチベーションがあるか
「自社で働くにあたって十分なモチベーションを持っているか」ということも見ています。
仕事の成果は、能力はもちろんですが、モチベーションによっても最大化されるものです。
企業は志望動機を通してどんな事に対してモチベーションをもって取り組んでいるか、仕事で大変なことがあっても踏ん張って頑張ってくれそうかどうかを判断しています。
「ちょっとした興味で」のようなものだと、踏ん張りが利かないのではないか、という評価になるのです。
志望動機で書くべき5つの要素
志望動機に何を書くべきかわからない、そんな時はありませんか?
ここでは、志望動機に盛り込むべき5つの要素についてご紹介します。
▼志望動機に盛り込むべき5つの要素
①応募先の業界・職種を志望した理由
②企業でなくてはならない理由/他社との違い
③原体験について
④就活の軸について
⑤入社後の目標
①応募先の業界・職種を志望した理由
まずは、自分が応募する職種に対する興味や関心を示しましょう。
・職種に興味を持ったきっかけや経緯
・職種に関する知識や理解度
・職種に挑戦したい理由や目的など
を明記すると、自分のモチベーションや適性が伝わります。
②企業でなくてはならない理由/他社との違い
志望理由にはただ自分のやりたいことや興味のあることを書くだけでは不十分です。
志望理由において、自分がその企業を選んだ理由や、その企業が他社とどう違うのかを示す必要があります。
企業は、自分の事業や文化に合った人材を求めています。
自分がその企業の特徴や強みに魅力を感じた点や、その企業の理念や方針に共感した点を示すことで、企業に対する理解度をアピールできるでしょう。
③原体験について
志望理由に就活の軸の関係性を示すのは、企業が採用する際に、志望動機だけではなく、その志望動機がどのように形成されたかを知りたいからです。
企業は、自社のビジョンやミッションに共感できる人材を求めています。
そのためには、志望理由だけではなく、その背景にある就活の軸を明確に伝えることが大切です。
例えば、ある人が「この企業に入りたい理由は、社会貢献度の高い事業を行っているからです」と言ったとします。
これだけでは、その人がどうして社会貢献度の高い事業に興味があるのか、どういうスキルや経験を持っているのか、どういう役割や責任を果たしたいのかが分かりません。
しかし「私は大学時代にボランティア活動に参加しており、社会問題に関心があります。その中で、この企業が行っている事業に感銘を受けました。」と言えば、その人の就活の軸と志望理由の繋がりが明確になります。
志望動機に原体験を加えることで、就活の過程や結果に対する納得感が高まるでしょう。
④就活の軸について
就活の軸とは、自分が仕事で何をやりたいか、何を大切にしたいか、どんなキャリアを目指したいかということです。
企業は、自分のビジョンや方針に合致する人材を採用したいと考えています。
そのため、志望理由では
・自分がなぜその企業で働きたいのか
・どんな仕事ができると思っているのか
・その企業でどんな成長ができると期待しているのか
ということを具体的に書く必要があります。
志望理由に就活の軸との繋がりを示すことは、自分の価値観や目標を採用担当者に伝える際に効果的です。
志望理由は、自分自身と企業とのマッチングを高めるための重要なツールです。就活の軸との繋がりを示すことで、自分らしく魅力的な志望理由を書くことができます。
⑤入社後の目標
自分が応募する企業や職種で働くことで、どのような目標やビジョンを持っているかを述べましょう。
目標やビジョンは、短期的なものと長期的なものの両方を設定するとよいです。
目標やビジョンを伝える際には、それらを達成するためにどのような行動や努力をするかもあわせて説明すると具体性が高まります。
採用される志望動機の構成・書き方
履歴書を書く上で意識すべきことを説明してきました。ここからは本題。人事の心を動かす志望動機の書き方をお伝えします。
志望動機は以下の5つのステップで作成することがおすすめです。
志望動機の例を1つ紹介すると下記の様になります。
【上記STEPに沿った志望動機の例】
(Step1)広告運用部で、法人営業に取り組みたいです。
(Step2)具体的には、クライアント企業の広告効果を最大化させるためのサポートを行いたいと考えています。
(Step3)OB訪問で、貴社の広告運用部で部長をされている○○様に「クライアントの課題解決のために考えていること」や「成果を出すために必要なこと」を伺い、ぜひ貴社で働きたいと思いました。
私は大学時代、約2年間WEB系のベンチャー企業にて、長期インターンシップを行ってきました。長期インターンシップでは「数値分析に基づいた、効果的なWEB施策」を実践し続け、インターン生50名の中でMVPを受賞したこともあります。このような「数値を分析する力」や「ユーザー目線に立って考える力」は、貴社の顧客の課題解決にも活かすことができると考えています。
(Step4)貴社に入社した場合は、日々業務の勉強を重ね、顧客から信頼される社員になることを目指しています。将来的には○○さんの様に、20代からマネージャーになり、多くの部下をまとめられるようなマネジメント力も身に付けたいです。
それぞれのステップについて、1つずつ詳しく見ていきます。
Step1:その会社に惹かれた部分を簡潔に伝えよう
まずは「なぜその会社を志望するに至ったのか」を明確にしましょう。
「何となくその会社を受けてみようと思った」という場合でも、数万社を超える企業の中で、その会社を受けている訳ですから、何かしらの理由があるはずです。
「その会社になぜ惹かれたのか、言語化が難しい・・・」という場合は、以下の例を参考にしてみてください!
上記の例をもう少し具体的にすると、以下のようになります。
<例①>法人営業がしたい。具体的には、広告戦略を提案し、クライアントの売上を伸ばす提案営業を行いたい。
<例②>OB訪問で、法人営業部の○○さんの話しを伺った時に、○○さんの提案がクライアントの売上向上に貢献したという話しを聞いて、貴社の業務内容に興味を持った。自分も○○さんの様に、クライアントの売上向上に貢献できる人材になりたい。
志望した理由を1つに絞る必要はありません。
むしろ複数個ある方が、独自性のある志望動機になり、他の就活生との差別化にも繋がります。
志望動機が2以上ある場合は、最初に志望理由が複数あることを文章内で提示しましょう。
例文は次のようになります。
<例③>私が貴社を志望する理由は2つあります。
1つ目は、貴社の企業理念である「時代の要請に応える」に共感したからです。
2つ目は、グローバルに挑戦できる機会が多いと感じたからです。
Step2:自分の経験とその会社に惹かれた部分を繋げる
その会社を志望した理由をある程度明確にできたら、その内容と自身の「過去の体験」を繋げましょう。
やりたいこと、実現したいことに説得力を持たせるためには、過去の原体験が重要です。
「過去に○○という経験があったから、貴社の業務で法人営業に従事したい」
とはっきり言うことができれば、その言葉に説得力が増します。
逆に過去の経験とマッチしないような理由だと、面接官に「この子は本気で自社を志望してないな」と思われる可能性が高くなるでしょう。
では自身と、企業に惹かれた部分はどのような点で繋がるのでしょうか。
具体例を挙げてみていきます。
<自身と企業の惹かれた点を繋げる要素>
・過去に取り組んだこと (勉強・部活動・サークルなど)
・役職経験 (部長・キャプテンなど)
・達成したこと (部活動での優勝経験、成績優秀者など)
・性格(好奇心旺盛、負けず嫌い)
・資格、研究分野
上記のような例が考えられるでしょう。
下記にて、具体的に文章で表してみました。
例
・大学時代野球部のキャプテンを勤め、万年2部リーグだったチームを、1部リーグに昇格させた。(過去の経験)
⇒多くの利害関係者を巻き込む必要のある貴社の業務が、キャプテン経験で培ったリーダーシップ力を発揮できると思った。
・IT・WEBに関するニュースを、毎日欠かさずチェックするほど好奇心旺盛である(自分の性格)
⇒変化の激しいこの業界で、自身の強みである好奇心旺盛な所を発揮できると思った。
「その会社に興味を持った理由」と「自身の過去の経験」を結びつけることで、志望動機の根拠づけを行うことができます。
自身の経験を話す場合は、数字を用いて定量的に話すと、より説得力が増しますよ。
Step3:他社ではなく、なぜその企業なのかを明確にしておく
ここまで会社に興味を持った理由と、過去の経験を繋ぐ大切さを解説してきました。
これまでの内容でも、志望動機を作成するには充分ですが、より説得力を持たせるために重要なことがあります。
それが「他社ではなく、なぜその企業なのかを明確にしておくこと」です。
例えば「自身のリーダーシップを発揮したいから、チームで業務に取り組む会社に行きたい!」と考えたとしても、あてはまる業界は多数あります。
なぜ他社ではなく、その会社なのかを明確に出来ていないと、
「それ、他の会社でもできるよね?」
という疑問を面接官に抱かせかねません。
なぜその会社なのかを明確にするためには、下記の3つをしっかりやっておくのがよいです。
▼その会社であるべき理由を明確化するための3つの方法
・OB・OG訪問
・自己分析
・企業研究
1つずつ見ていきましょう。
OB・OG訪問
まずおすすめなのが、OB・OG訪問です。
メリットとしては、
①会社ホームページや説明会では聞けないような、具体的な業務の話を聞けること
②選考に有利になる可能性があること
③「貴社の社員にOB・OG訪問をした」と選考で話すことで、志望度の高さを示せること
などが挙げられます。
1対1で社員と話すことができるOB・OG訪問は、会社の業務理解を深めるチャンスです。
ぜひ積極的に行いましょう。
自己分析
自己分析も「志望動機の差別化」において重要です。
自己分析はをしっかりと行っておくと、漠然としていた入社理由が、段々と明確になってきます。
▼おすすめの自己分析方法
・自分史を書く
・モチベーショングラフを書く
・自己分析ツールを活用する
・自己分析本を活用する
企業研究
なぜその企業なのかを明確にする上では、企業研究も欠かせません。
その会社が、業界でどんな立ち位置にいて、どのような点に強みがあるのかを知っておくことで、説得力のある志望動機になるでしょう。
「商社に元々興味があったが、その中でも食品に強みのある御社で働きたい!なぜ食品に強みのある商社で働きたいかというと~」
というようにその会社が持つ業界内での強みと、その強みを持つ会社でなぜ働きたいのかを過去の経験と紐づけて話すことが重要です。
Step4:会社での具体的な目標を記載する
続いて、入社したら具体的に何をやっていくのかをアピールしましょう。
企業に入社してからのキャリアパスについて真剣に考えていることが伝わるので、企業に対する志望度を理解してもらえるはずです。
また、この行動計画を聞くことで、人事側は「目標達成に向けて、具体的な施策を打てるか」「業務内容について、適切な理解ができているか」といった点を見極めています。
過去の経験の中から行動してきたことを洗い出し、これまでの努力を仕事でも活かせるとアピールしましょう。
目標を記載する上で重要になるのが「実現可能性」です。
例えば、
「3年後にはマネージャーになって、年収を1000万円にしたい!」
という目標を面接で言ったとしても、その会社で過去に「3年後にマネージャーとして年収1000万円になった人」がいない場合、その目標は実現が難しいと考えられます。
「掲げた目標がその会社で実際に実現可能なのか」は、志望動機で目標を伝える際に重要です。
ただ、企業のHPやナビサイト等を見ただけでは、実際社員がどんなキャリアを歩んでいるか理解するのは難しいでしょう。
そのため、実際に働いている人から話を聞くことがおすすめです。
先ほども説明したように、OB訪問をすることでより深いところまで企業を理解することができます。
Step5:志望動機をまとめよう
最後にこれまで考えた志望動機をまとめます。
これまでのstep1〜4までの内容をまとめれば良いので、そこまで時間は掛かりませんが、履歴書やESなど文字に起こす場合は、下記のポイントに注意しましょう。
▼注意ポイント
①日本語を間違えないようにする
②「結論⇒理由⇒締め・まとめ」の順で書く
③「貴社」と記載する
④一文を長くしすぎない
⑤誤字・脱字に気を配る
特に①と⑤には注意しましょう。
日本語が間違っていたり、読み手に伝わらないような形で文章で書いてしまうと、面接官が「この子は読み手のことが考えられない学生だな・・・」という印象を抱き、マイナス評価を受ける可能性が高くなってしまいます。
ただ自分1人で文章の間違いに気付くのは難しいものです。
志望動機を書いたら、友人・家族・社会人・就活エージェント、誰でも良いので必ず第3者のチェックを受けるようにしましょう。
Matcherを使って最強の志望動機を作ろう
志望動機をよりよいものにするためには、企業理解が必要です。
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Matcher(マッチャ―)とは
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【業界別】志望動機の例文
ここからは、志望動機の例文を確認していきましょう!
まずは業界別に志望動機をご紹介します。
▼業界別志望動機例文
➀【旅行業界】
➁【コンサルティング業界】
③【IT業界】
➃【自動車業界】
➄【商社業界】
➀【旅行業界】の志望動機例文
私は「旅行」という非日常体験を世の中に広めていきたいです。私は1年間の留学をした際に、日本の文化に対する解釈力の低さを痛感したと同時に、異なる生活圏の人々に「日本文化の奥深さ」をを広げていく楽しみを感じてきました。その中でも、東南アジアを旅して感じた、親日のスタンスと経済の急速な発展に伴う、今後の余暇産業への可能性を感じ、日本文化を知ってもらうきっかけづくりに携わりたいと考えるようになりました。
貴社は、国内市場を堅調に維持しつつ、他社に先駆けて、東南アジア・アフリカへ積極的な海外展開をされております。貴社でなら、「旅行」を通じて、日本文化の素晴らしさを途上国の人々に届けられると感じ、魅力を感じております。
貴社でお仕事させていただく際には、留学時代に培った語学力と旅を通じて得た異文化への適応力を活かして、海外の駐在員として世界各地のニーズに合わせた、非日常体験のプランニングをしていきたいです。
10年後には、OB訪問させて頂いた○○さんのように、発展途上国で駐在をし、多くの観光客を呼べる旅行プランを作成できるような社員になりたいです。
➁【コンサルティング業界】の志望動機例文
私は「組織の課題解決」を軸に、日本の中小企業の活性化に貢献する貴社の業務に興味を持ちました。
私は工場の経営者だった祖父の背中を見て育った背景から、「経営」や「組織」にぼんやりと関心を抱いていました。
高校、大学と部活動の主将として、チーム運営と課題の改善に日々取り組んできたことから、「経営層」を相手に「組織の課題解決」ができるコンサル業界が自分の経験を最も活かせるフィールドだと考えています。
その中でも貴社を第一志望とする理由は2つあります。
1つは、若手社員に「仕事を任せる風土」が浸透しており、実際に入社3年でマネージャーに昇格される方もいるとのことで、早くからマネジメント経験を積めるからです。
2つ目は、貴社のクライアント企業の多くが、技術力に強みを持った中小企業であり、祖父が経営していた小さくも誇れる強みをもった企業のスケールにより深く携われると考えたからです。
貴社でお仕事させていただく際には、学生時代に培った課題解決のノウハウを活かし、高齢化と売り手市場に伴う労働力不足の中でも、中小企業が成果を挙げる仕組みを生み出したいです。
5年後には「中小企業が売上をあげるための方法」を自分の中で確立し、どのような業界のクライアントでも対応できるコンサルタントになりたいと考えています。
③【IT業界】の志望動機例文
私はテクノロジーの力で、幅広い業界の業務を効率化する貴社の業務に興味を持ちました。特に貴社の営業サポートツール○○に、強い興味があります。私は自営業を営む父と、その会社で経理を行う母の下で育っています。そんな家庭で育った私は、父の「経営者としての苦悩」を間近で感じてきました。特に父が悩んでいたのが「人手不足」です。これは父の会社が地方にあり、若者が地元を離れ都会に出てしまうことが原因でした。そんな状況で父は「ITがもうちょっと分かれば、人手不足でも何とかなるんだろうけど、年寄りには分からないからな・・・」と家で話していたのをよく覚えています。
日本にはこのような「売上をもっと上げられるはずなのに、人手不足のため上手くいっていない会社」が多数あると考えています。このような経験から、私はIT業界に入って、人手不足に悩む企業をIT・テクノロジーの力でサポートしていきたいと考えるようになりました。
数あるIT企業の中でも、貴社を志望する理由は2つあります。
1つ目の理由が、私の持つプログラミング言語○○の知識を発揮できると考えるからです。私はIT企業の長期インターンシップに約2年間参加をしており、○○の知識を蓄積してきました。貴社の業務内で○○に触れる機会が多いということを、OB訪問を通じてお伺いしたため、自身の能力が発揮できるのではないかと考え志望いたしました。
2つ目の理由はOB訪問を通じて、貴社の社員の方が「顧客目線のプロダクト開発」を行っていると感じたためです。特に○○事業部の○○さんが、金融業界でのプロダクト開発を行っていたお話は、私の心の中に深く残っています。
貴社でお仕事をさせて頂く際には、学生時代に培った○○の知識を活かし、人手不足に悩む企業を少しでもサポートしていきたいと考えています。10年後には、OB訪問させて頂いた○○さんのように、プロジェクトを統括するプロジェクトマネージャーになりたいです。
➃【自動車業界】の志望動機例文
私は高性能で壊れない車を作る、貴社の技術の高さと長年の伝統に興味を持ち志望しました。
大学生時代、約1年間アフリカの○○という国で留学をしていた経験から、車は「人々の命を守り、幸せを実現するために欠かせないものである」ということを実感しました。貴社の車は、○○国では中古車として販売されていることが多いにも関わらず、とても壊れにくかったため、アフリカの人たちに人気があったのを思い出します。
その経験から、私もそんな「世界で評価される技術力」を持つ企業で働きたいと感じるようになり志望いたしました。
数多くある車メーカーの中でも、貴社を志望する理由は2つあります。
1つ目の理由が「世界中どの国に行っても、高い支持を受けている」点です。貴社の技術力は、多くの人の生活を助けています。私もそんな会社で働きたいです。
2つ目の理由は環境に配慮した車など、次世代を見据えた新しい技術力の開発を、他社に先駆けて行っている点です。既に高い技術力があるにも関わらず、それに甘んじることなく先を見据えて技術開発していく貴社の先見性に魅力を感じています。貴社でお仕事をさせて頂く際には、3年以内で海外駐在を経験し、10年後にはOB訪問させて頂いた○○さんのように、1つの国ではなく、地域全体に貴社の技術力を広げる営業統括部長になりたいと考えています。
➄【商社業界】の志望動機例文
私は貿易を通じて、日本と世界を繋ぐ貴社の業務に興味を持ちました。
大学時代、私は東南アジアに留学をしており、その際に世界には必要なものが必要なだけ届けられていない地域がたくさんあるということを学びました。その経験から、将来は自らの力で商品を届けられるようになりたいと考えるようになりました。
貴社は貿易を通じて、世界中に商品を届けています。そのような貴社の業務に興味を持ち、志望いたしました。
多くの商社の中で貴社を志望する理由は2つあります。
1つ目が、貴社が他社に比べて食品の貿易に力を入れていることです。私は東南アジアへの留学経験から、食こそが人の生活の根底を支え、最も欠かせないものであると学びました。その経験から食品に強みがある貴社に入社したいと考えるようになりました。
2つ目の理由は、社員の「自主性」を尊重する文化があるという点です。OB訪問で○○さんにお話をお伺いした際、入社1年目にも関わらず自身が行った提案が社内で実現したというエピソードを聞き、貴社の自主性を尊重する文化の魅力を感じました。
貴社でお仕事をさせて頂く際には、1年目から積極的に自身のアイディアを提案し、1つでもそのアイディアを採用して頂けるように業務に励みたいと考えています。10年後までには、OB訪問させて頂いた○○さんのように、1つの地域に留まらず世界中の食品事情を変えていけるような社員になりたいと考えています。
【職種別】志望動機の例文
次に、職種別に志望動機の例文をご紹介します。
▼職種別志望動機の例文
➀営業職
➁研究・開発
③エンジニア
➃事務職
➄マーケティング
➀【営業職】の志望動機例文
貴社で、お客様の不安を解消し、より豊かな未来を築くお手伝いをしたいと考えています。保険は、単なる商品ではなく、お客様の人生を支える大切なものだと考えています。
私は、テーマパークで案内係のアルバイトをしていました。お客様の困りごとを解決し、笑顔になっていただく経験を通して、人々の役に立ちたいという想いを強く抱くようになりました。お客様の表情一つ一つに心を揺さぶられ、その笑顔が私の何よりのやりがいでした。
テーマパークでの経験で培った、お客様とのコミュニケーション能力や、相手の立場に立って考える力を活かし、お客様に信頼される保険のプロフェッショナルを目指します。また、常に新しい知識を学び、お客様に的確なアドバイスができるよう、自己研鑽を積み続けます。貴社に入社した際には、お客様一人ひとりのライフプランやリスクに対する考え方、そして将来の夢を丁寧に聞き出し、最適な保険プランをご提案することで、お客様の安心安全な生活を支えていきます。
➁【研究・開発】の志望動機例文
貴社は、革新的な新薬の開発を行っているという点で、私が最も尊敬する製薬企業です。大学院で製薬学を専攻し、医薬品の研究開発に携わることを夢見てきました。大学院では、遺伝子型と副作用発現との関連性に関しての研究に取り組み、医薬品研究の面白さ、そしてその難しさを実感しました。
私は、新しい薬を世に出すことで、多くの患者さんのQOL向上に貢献したいと考えています。そのためには、日々変化する科学技術の進歩に目を向け、常に最新の知識を習得し続けることが重要だと考えています。貴社の一員として、優秀な研究者の方々と共に、最新の知識と技術を駆使し、副作用を抑え、効果の高い医薬品開発に貢献したいと考えています。
③【エンジニア】の志望動機例文
お客様のニーズを的確に捉え、最適なシステムを提案・開発することで、社会の発展に貢献したいと考えています。特に、貴社のようにお客様とのコミュニケーションを重視し、チームでシステムを開発するという特徴を持つ企業で、社会に貢献できるシステムを開発したいと考えています。
私は、幼少の頃からコンピューターに触れる機会が多く、ITの世界に強い興味を持っていました。大学時代にはプログラミングサークルに所属し、C++言語を用いてオリジナルゲームを複数作成しました。これらの経験を通して、アルゴリズムの設計やデバッグ、チームでの共同開発など、プログラマーとして必要な基礎的なスキルを習得しました。特に、自作プログラミングゲームのコンテストでは、応募総数500作品の中から2位となる優秀賞を受賞し、私の開発能力に対する評価を得ることができました。
貴社に入社後は、これまでの経験を活かし、より高度なプログラミングスキルを習得し、お客様の課題解決に貢献したいと考えています。具体的には、WEBアプリケーションの開発に興味があり、クラウドサービスや動画共有サービスの開発を目指したいと考えています。
貴社でお客様と密接にコミュニケーションを取りながら、チームの一員として、革新的なシステムの開発に貢献したいと考えています。
➃【事務職】の志望動機例文
事務職として、社会インフラを支える貴社のサポートをしたいと考え貴社の事務職を志望しました。私は、高校時代からパソコン操作に興味を持ち、ワードやエクセルなどの基本的なソフトウェアを使いこなせるようになりました。実際に、高校3年生のときには、ワードでレポート作成のコンテストに参加し、県内3位の成績を収めました。また、大学では学生会の書記として、会議の議事録や会計報告書などの文書作成や管理を担当しました。この経験から、事務職は情報の整理や伝達に欠かせない重要な役割であると感じています。貴社は、業界トップクラスのシェアを持つ優良企業であり、事務職も高いレベルのスキルと責任感が求められると思います。私は、貴社で事務職として活躍し、お客様や社内の方々から信頼される存在になりたいと強く希望しております。
➄【マーケティング】の志望動機例文
貴社で、消費者の心に響くデジタルマーケティング戦略を立案し、ブランドの成長に貢献したいと考えています。
私は、大学時代の車販売営業インターンを通じて、消費者の行動や心理に興味を持つようになりました。特に、オンラインでの車の売買サイト運営を通して、デジタルマーケティングに関する知識と経験を身につけることができ、特に、広告運用に力を入れてきました
貴社では、新規顧客の目標獲得数を達成するために、データ分析ツールを駆使し、市場調査を行い、効果的なマーケティング施策を立案・実行していきます。
また、最新技術を積極的に学び、それらをマーケティングに活用することで、革新的な施策を生み出したいと考えています。貴社に入社した際には、消費者の心を捉え、企業の成長に貢献するデジタルマーケターとして活躍し、部門の責任者を目指したいと考えています。
【感じた魅力別】志望動機の例文
最後に、志望理由別に志望動機の例文をご紹介します。
しかし、これから紹介する志望理由だけでは、内容が薄くなってしまいがちです。
その企業であるべき理由の補足として、今まで紹介してきた例文に付け加えて書くことをおすすめします。
▼志望理由別志望動機の例文
➀「先輩社員に惹かれた」
➁「社風に惹かれた」
③「企業理念・事業戦略に惹かれた」
➃「商品・サービスに惹かれた」
➄「評価制度に惹かれた」
➀「先輩社員に惹かれた」ことを伝える志望動機例文
貴社の説明会でお話を伺った社員の皆さんが、共通して「新しいことにチャレンジし、会社の成長に貢献したい」という熱い思いをもっていらっしゃる点を魅力的に感じ、志望します。私は、新しいことに対して常に好奇心を持っており、積極的に学ぶ姿勢を持っています。大学時代にプログラミングを独学で学び、簡単なWebサイトを制作しました。最初は全くわからなかったプログラミング言語ですが、オンラインのチュートリアルやコミュニティを活用しながら、少しずつ理解を深めていきました。貴社の「新しいことに挑戦する」という社風は、私の強みである「学習意欲」と「変化を恐れずに挑戦する精神」を活かせる絶好の環境だと感じています。貴社で、自分の能力を最大限に発揮し、組織の成長に貢献したいと考えています。
➁「社風に惹かれた」ことを伝える志望動機例文
貴社の「新しいことに挑戦する」という社風に強く共感したため、志望いたします。私は、大学時代にボランティアサークルで、従来の活動に満足せず、新しいイベントを企画・運営した経験があります。その際に、周囲の意見を聞きながら、新しいアイデアを生み出し、成功に導いた経験は、私にとって大きな自信となりました。貴社でも、このようなチャレンジ精神を持って、革新的な製品やサービスを生み出すことに貢献したいと考えています。
③「企業理念・事業戦略に惹かれた」ことを伝える志望動機例文
貴社の『クリーンで安全な商品の提供を使命とし、あらゆる企業活動を通じて、住みよい地球と豊かな社会づくりに取り組む』という企業理念に深く共感いたしました。大学時代に、ボランティア活動を通じて環境問題に関心を持ち、環境問題に関する講演会や緑化活動を行った経験があります。貴社で働くことで、社会貢献という観点から、自分の経験を活かしたいと考えています。特に、貴社のオーガニックコットン製品は、環境負荷を低減しながら、人々の生活を豊かにしている点に感銘を受けました。貴社の製品開発に携わり、より良い社会の実現に貢献したいです。
➃「商品・サービスに惹かれた」ことを伝える志望動機例文
貴社がお客様に最適な不動産を提供し、その後の生活までもサポートする姿勢に惹かれたため、志望いたしました。私は、テニスサークルで練習メニューを作成した経験があります。初心者と経験者の両方の意見を聞きながら、それぞれのレベルに合ったメニューを組み、全員が満足できるような練習環境を作り上げました。この経験から、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、最適な物件をご提案できるようになりたいと考えています。貴社で、お客様のライフプランや価値観に寄り添い、理想の住まい探しをサポートしたいです。特に、投資用不動産の提案に力を入れて、お客様の満足度向上に貢献したいと考えています。
➄「評価制度に惹かれた」ことを伝える志望動機例文
個人の成果を正当に評価し、挑戦を後押ししてくれる点に共感したため、志望いたします。私は家電量販店の携帯契約のアルバイトで、契約件数に応じて時給が上がり、より責任のある仕事を任せてもらえることに大きなやりがいを感じました。貴社においても、自分の成果が組織の成長に直結し、評価されることでさらなるモチベーションに繋がることを確信しています。積極的に学び、挑戦しながら、組織に貢献できる一因になりたいです。
採用担当者の印象に残る志望動機を書く3つのコツ
採用担当者は多くのES・履歴書を読んでいます。
そのため、ありきたりな内容では、書類選考を突破することが難しいでしょう。
以下では人事の記憶に残る志望動機を書くための3つのコツについて解説しています。
▼採用担当者の印象に残る志望動機を書くコツ
①具体的な内容で志望動機を伝える
②企業のコアな部分にフォーカスする
③「自分」について深堀して差別化する
①具体的な内容で志望動機を伝える
企業に興味を持った理由や魅力を感じた点を志望動機として書く場合は、できるだけ具体的な内容で伝えることが大切です。
例えば「商品が素晴らしいから」「社風が良いから」というような抽象的な表現では、企業に対する理解度が低いと思われてしまいます。
また、ESでの選考がある場合は、具体性に欠けた志望動機では、選考通過の可能性が低くなってしまうでしょう。
そこで、志望動機を書く際は「どの商品がどう素晴らしいのか」「どんな社風がどう良いのか」など、具体的なエピソードや根拠を添えて書くようにするとよいです。
これにより、企業に対する熱意や関心が伝わりやすくなります。
②企業のコアな部分にフォーカスする
志望動機で「何に魅力を感じたのか(=what)」を伝える際は、企業のコアな部分にフォーカスすることがオススメです。
企業のコアな部分とは、
・企業の理念
・社内文化
・社風
・事業上の目標
など、長期的で安定的なものです。
これらの部分は、企業が自分たちの魅力としてアピールしたいと思っているポイントでもあります。
したがって、これらの部分に魅力を感じているということを志望動機で示すことで、企業と自分の価値観や方向性が一致していることをアピールできます。
逆に、最近始まったばかりの事業や制度、説明会で会った社員個人など「変わりやすいもの」は、志望動機で強調しない方が良いでしょう。
これらのものは、企業にとっては「1番の魅力ではない」ポイントです。
これらのものを志望動機で強調すると「この人は本当にこの企業を理解しているのか?」「この人は将来的にもこの企業に満足して働けるのか?」などと、企業側も疑問に思ってしまいます。
もしも、変わりやすいものに魅力を感じている場合には、「きっかけ」として捉えて、「それがどんな企業のコアな部分につながっているのか」を探ってみましょう。
例えば、出会った社員から企業の姿勢を感じたならその姿勢を、制度に魅力を感じた場合はその制度から見える企業の文化や社風を志望動機で伝えると良いです。
③「自分」について深掘りして差別化する
志望動機で「それはなぜか(=why)」を伝える際は、「自分」について深掘りすることが大切です。
自分のこれまでの経験に基づいた「それはなぜか」を伝えることで、他の学生との差別化ができます。
学生の皆さんが陥りがちなのは、「この企業しかダメだ」という気持ちを伝えようとして、その企業でないといけない唯一無二の理由を無理やり作ってしまうことです。
これは、志望動機に事業説明を書いてしまう一因でもあります。
自分に合う企業が複数あるのは当たり前です。
そこで、志望動機で「何に魅力を感じたのか(=what)」を伝えた後は、「それはなぜか(=why)」を自分のこれまでの経験に基づいて説明しましょう。
そうすることで、企業側に自分の個性や志望動機の根拠を理解してもらえるだけでなく、自分自身も志望動機を深めることが可能です。
志望動機NG例
ここでは、就職活動の志望動機のNG例を考えてみましょう。
▼志望動機のNG例
・自分の弱みや欠点を強調する
・企業や職種に関係のないことを述べる
・後ろ向きな理由を提示する
・企業のベタ褒め
▼志望動機のNG例
・自分の弱みや欠点を強調する
・企業や職種に関係のないことを述べる
・後ろ向きな理由を提示する
・企業のベタ褒め
自分の弱みや欠点を強調する
志望動機では、自分の強みや長所をアピールすることが大切です。
反対に自分の弱みや欠点を強調すると、採用担当者に不安や疑問を抱かせることになります。
例えば、「自分はコミュニケーション能力が低いので、この企業で学びたいです」というような志望動機はNGです。
自分の弱みや欠点は、改善策や対策をあわせて述べるか、避けるべきです。
企業や職種に関係のないことを述べる
志望動機では、企業の事業や理念に関係のあることを述べることが大切です。
それらに関係のないことを述べると、採用担当者に企業に対する関心が薄いと思われることになります。
例えば、「本社が家から近いので、入社したいです」というような志望動機はNGです。
志望動機は、企業分析を行い、本質的な要因を提示できるように準備しましょう。
後ろ向きな理由を提示する
志望動機では、ネガティブな言葉や感情を表さないことが大切です。
ネガティブな言葉や感情を表すと、採用担当者に「この子は採用しないほうがいいかも」と思われる可能性があります。
ネガティブな言葉や感情は、ポジティブな言葉や感情に置き換えるか、避けるべきでしょう。
企業のベタ褒め
「志望動機」と言うと、ひたすら企業の良いところを列挙してしまう人が少なくありません。
残念ながらこれはNG。
たしかに、素敵な理念や社風、事業や福利厚生など、調べれば企業の魅力的なポイントはたくさん出てくるでしょう。
残念ながらこれはNG。
たしかに、素敵な理念や社風、事業や福利厚生など、調べれば企業の魅力的なポイントはたくさん出てくるでしょう。
しかし極論を言うと、企業を褒めることは、調べれば誰でもできます。
ただ紹介された魅力をそのまま伝えるだけでは、志望動機として納得感に欠けるものとなるでしょう。
ただ紹介された魅力をそのまま伝えるだけでは、志望動機として納得感に欠けるものとなるでしょう。
志望動機を書く上で絶対に外してはならないのは、自身の体験に基づいた、成し遂げたいこと。
そして、その企業で成し遂げたいことを実現できる理由です。
これらがあれば、説得力のあるかたちで自身の志望動機を伝えることができます。
そして、その企業で成し遂げたいことを実現できる理由です。
これらがあれば、説得力のあるかたちで自身の志望動機を伝えることができます。
志望動機でよくある5つの悩みと対処法
ここでは志望動機を考える際に出てくるよくある5つの悩みを確認し、それぞれの対処法をご紹介します。
▼志望動機を考える際のよくある悩み5選
①志望動機が思いつかない
②志望動機をうまく文章化できない
③書き出し方がわからない
④どのように締めればよいかわからない
⑤どのくらいの長さがよいかわからない
①志望動機が思いつかない
志望動機が思いつかない、そんな時は企業研究を行いましょう。
企業研究を行うことで、企業の特徴を押さえることができます。
【対処法】
志望動機を組み立てるための企業研究のやり方についてご紹介します。
企業研究の主な方法として、以下の2つがあげられます。
・企業研究ノートを作る
・OB/OG訪問をする
②志望動機をうまく文章化できない
志望動機はなんとなくあるが、文章にまとめられない、そんな時はありませんか?
そのような状況になってしまった際には、情報の整理が必要です。
【対処法】
志望動機をスムーズに文章化するためには、要素の箇条書きがおすすめです。
要素を箇条書きすることで、自然と情報が整理できます。
情報を整理することで志望動機がスムーズに組み立てられるようになるでしょう。
③書き出し方がわからない
志望動機の書き出し方に迷ったことはありませんか?
そんな時には、結論ファーストを心がけましょう。
【対処法】
志望動機の書き出しでは、読み手や聞き手の注意を引くような書き出しを工夫しましょう。
基本的には「〜という理由から貴社を志望する」から書き始めると、ひとめで結論がわかるので好印象です。
④どのように締めればよいかわからない
志望動機の締め方で迷った時には、応募する企業や職種に対する熱意や意欲を強調するのがおすすめです。
どのように締めればよいかわからない場合には、これからご紹介する3つの対処法を試してみましょう。
【対処法】
以下の3つの方法で締めるのがおすすめです。
・あなたが応募する企業や職種の魅力や強みを再度述べる
・あなたが応募する企業や職種の目標やビジョンに共感することを表明する
・ あなたが応募する企業や職種で働くことへの期待や希望を伝える
⑤どのくらいの長さがよいかわからない
志望動機で迷った際には、以下の目安を参考にしてみましょう。
履歴書やエントリーシートの場合→制限字数の8割以上
面接で話す場合→1分以内に収まる程度(300字程度)
【対処法】
上記で示した目安を参考に志望動機を作りましょう。
長すぎると読み手や聞き手の興味を失わせる可能性があります。
また、字数の制限がある場合にはそれに従うようにしてください。
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終わりに
いかがでしたか?
本記事では、志望動機の基本的な書き方についてご紹介しました。
以下の3点を押さえて、最強の志望動機を作ってみましょう。
①志望動機にはこれらを書くべし!
・応募先の業界・職種を志望した理由
・他社との違い
・原体験・就職活動の軸との関係
・入社後の目標
②企業は志望動機で自社への理解度と、業務への適正を評価している!
③志望動機に書くことがない時はMatcherでOB訪問をしてみるのがおすすめ!