
【ES/面接】信用金庫の志望動機を書く3つのポイントを解説!
2022/08/31
信用金庫とは?

地域で集めた資金を地域の企業や個人に還元することにより、地域社会の発展に繋げるといった目的があるため、大企業や地域外の企業・個人への融資は行っていません。
信用金庫の役割
信用金庫の主な役割としては、地域貢献です。中小企業の発展に寄与したり、会員や国民の生活を豊かにしたり、地域社会の繁栄に奉仕するといった役割があります。信用金庫の役割
銀行と信用金庫の違い

信用金庫でなければならない理由を説明するためには、銀行と信用金庫の違いを理解する必要があります。
ここでは信用金庫と銀行の違いを2点にまとめたいと思います。
したがって、企業活動で生み出された利益は株主に還元されます。
一方信用金庫は、相互扶助を目的とした金融機関で、株主はいません。
銀行とは異なり、利益は信用金庫が管轄する地域に還元されます。
エリアの限定性
銀行、とりわけメガバンクは、全国に展開し、支店が各地に散らばっています。一方信用金庫は、地域に貢献することが目的となっているため、店舗が置かれるエリアも特定の地域限定になります。
信用金庫の志望動機を書くポイント3選
信用金庫の選考を通過するには、志望動機が洗練されているのかがカギです。
以下で信用金庫の志望動機を書くポイントについて解説していきます。
①金融の中でもなぜ信用金庫でなければいけないのかを明確にする
そのため、なぜ金融の中でも信用金庫なのかを明確にすることが重要です。
信用金庫にしかない仕事や、そのやりがいについて理解を深めた上で、入社後の目標や計画について考えておくといいでしょう。
②地域貢献の想いをわかりやすく伝える
信用金庫は地域の発展を目指して日々取り組んでいます。
地域貢献に対する想いを何か一つ以上は用意しておくことで、信憑性の高い志望動機を作ることが可能です。
地域貢献に対する想いを何か一つ以上は用意しておくことで、信憑性の高い志望動機を作ることが可能です。
ただ、「この地域を盛り上げたい」や「この地域の住人が過ごしやすい環境を構築したい」といった少し漠然とした想いでは、嘘っぽく思われてしまいます。
地域貢献したい想いに至った理由を、その地域で実際に起きた問題など事例を取り上げながら伝えるなど、より具体的に落とし込んで、信憑性ある志望動機を作成しましょう。
③他社との違いを明確にする
その地域によって信用金庫の特徴は大きく異なります。そのため、1つの志望動機を使いまわす行為は簡単にばれるでしょう。
信用金庫が存在することで、その地域にどんな影響を与えているのか、地域に貢献できているのかなど、特徴を抑えて他社との違いを明確にすることが重要です。
信用金庫の選考に通過したES
※上記でESをみるには会員登録(無料)が必要です。
地元以外の信用金庫を受ける場合
自分の地元でない地域の信用金庫に受けたいという方も多いのではないでしょうか?例えば、「大学がその地域にあり興味を持った」「その地域のボランティアに参加したことがあって魅力を感じた」などです。
自分の地元ではない地域の信用金庫を受けることは、もちろんできます。
なぜ、この地域の信用金庫を受けたいのかを明確にしておけば、問題ありません。
ただ、「この地域に住みたいから」といった理由はNGです。
その地域の理解を深めておく
その地域に興味を持っていることをアピールするために、信用金庫が行っている地域貢献の取り組みだけでなく、その地域の特徴や伝統文化などもある程度、理解しておきましょう。地元ではないから不利といったことはありませんが、地元ではないと、その地域の理解や関心が浅いと思われやすいです。
信用金庫は地域と密着しているため、地域の興味や理解が必要になってきます。
特に倍率が高い中部地方では、企業研究だけでなく地域研究も徹底して行いましょう。
信用金庫の面接対策3選
信用金庫の面接対策について3つご紹介します。信用金庫は人事との面接に加え、役員による面接を設けているところが多いです。
そのため、少しでも対策をしないと選考を通過することは難しいので、必ず面接対策はしておきましょう。
①学業やゼミの話を簡潔に話せるようにする
信用金庫は経済や金融について知っておく必要があるため、学習が欠かせません。そのため、入社後も地道に学習ができるかという点を見ています。
大学の講義やゼミ活動を通して学んだことを、簡潔に話すことで、学習意欲があることをアピールできるでしょう。
もし、経済の学習や簿記検定を取得した経験がある場合は、その経験をアピールして問題ありません。
②頻出されている質問を確認する
面接全般において重要なことですが、頻出している質問については確認して、答えられるように準備をしておきましょう。
信用金庫含め金融業界の面接は、各質問に対して具体性が求められます。
「自身について漢字1文字で表すと?」「10年後のキャリアプランについて教えてください」など、少し変わった質問も具体的に答えられるようにしましょう。
③信用金庫で働く社員に直接話を聞く
信用金庫で働く社員に直接話を聞くことで、実際に面接で聞かれたことや、どんなところを評価しているのかがわかります。
またどんな仕事をしていて、どのような能力が必要なのかを知ることで、より差別化されたアピールができるのです。
信用金庫で働く社員に直接話を聞く方法の一つとして、OB・OG訪問をご紹介します。
Matcherは、出身大学や学年関係なく簡単に、OB・OG訪問ができるアプリです。
信用金庫における就活の相談をすることも可能なので、是非活用してみてください!
信用金庫の求める人物像3選
信用金庫の求める人物像について解説していきます。
①貢献意識が高い
信用金庫は、地域貢献に重きを置いている組織のため、貢献意識の有無は重要視されます。貢献意識が高いとは、これまでにボランティア活動や地域の行事に積極的に参加したり、誰かのために行動を起こせたり、他者に寄与する意識をしきりに持てることです。
貢献意識が高いことは、何事もやりがいをもって働いてくれるという印象を与えるので、求められるでしょう。
②親しみやすさとコミュニケーション力がある
信用金庫の顧客にあたる会員は、基本地域の住民や中小企業で、地域との密着が濃いです。そのため、地域の人が安心して頼れるような、信頼ある存在になる必要があります。
その信頼を構築するには、地域の人とのコミュニケーションがカギです。
普段から明るく、人とのコミュニケーションを楽しんだり大切にしたりしている人は、求められるでしょう。
③課題を把握する力がある
地域の人や企業、または全体の課題を把握し解決に向けて取り組むことが、信用金庫の存在価値の1つとしてあります。そのため、常に人と向き合い、課題を把握する力が求められるのです。
ただ、学生のうちに課題を理解し解決策を考えるといったことは難しいでしょう。
ニュースなどで取り上げられるような社会問題について、常に関心を持つだけでも課題を把握する力は備わります。
信用金庫や銀行、証券など金融業界の理解を深めるために
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競合他社の多い金融業界は、その会社でないといけない志望動機が求められるでしょう。
OB・OG訪問を通して、企業研究を深めることで、洗練された志望動機を書くことができます。
また、企業研究以外にも就活の相談や面接対策にも乗ってくれるので、是非Macherを使って就活をしてくださいね。
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