【ES/面接】信託銀行の志望動機で押さえるべき要点

2019/07/19
志望動機の書き方
志望動機の例文
各業界の志望動機
金融業界
銀行
信託銀行
目次
1.
信託銀行の志望動機を考える前に
2.
信託銀行の仕事内容を理解しよう
3.
‌信託銀行の志望動機の例文
4.
Matcherで金融業界の社会人に会いに行こう

信託銀行の志望動機を考える前に

この記事では、ESや面接で信託銀行の志望動機を伝える際のポイントについて説明しますが、その前におさえなければならないことがあります。それは、業界研究企業研究のやり方です。業界研究や企業研究は、企業とのミスマッチを防ぎ、ESや面接で揺るがない志望動機を伝えるために欠かすことができません。

その志望動機なら他の企業でもいいのではないかと面接官に思われてしまった時点で、その企業に対する熱意が疑われてしまいます。ESや面接で、その信託銀行でなければならないという意思を志望動機で伝えるためには、徹底的に企業研究をし、他の信託銀行と何が違うのかを理解しなければなりません。

‌他の信託銀行との比較・研究を経て完成した志望動機はそう簡単には崩れません。この考え方は信託銀行の志望動機にとどまらず、他の業界や企業でも有効なので、ぜひ実践してください。

信託銀行の仕事内容を理解しよう

信託銀行の仕事を説明していますここからはいよいよ、ESや面接で信託銀行の志望動機を伝える上でのポイントについて説明していきます!前提として、信託銀行の志望動機を書くためには、信託銀行がどのような仕事をしているのか知らなければなりません。

‌下記記事に詳細が記載されていますが、ここでは抜粋して、信託銀行の仕事内容を二つに分けて説明します。

銀行業務

一つ目は銀行業務です。銀行業務には、銀行と共通する業務で、お客様のお金を預かる預金業務、資金を必要とする法人や人に融資を実行する貸付業務、口座の送金や小切手や手形の受け取りを代理で行う為替業務の三つがあります。

‌みなさんのほとんどがお金を銀行に預けていると思いますが、信託銀行にもこのような機能が備わっているのです。

信託業務

二つ目は信託業務です。信託業務とは、お客様に任された資産を目的に沿って管理する業務のことです。ここでいう資産とは、金銭や有価証券、動産・不動産など多岐に渡ります。運用して発生した利益を受益者に還元します。

これらの業務からわかることは、信託銀行の仕事が、お客様の資産を管理することによって、より豊かな生活をサポートできることです。さらに、他の金融業界の会社よりも幅広い商品を扱えるという魅力を持っていると言えるでしょう。

‌信託銀行での仕事には高度な専門性と幅広い知識が必要となりますが、それだけやりがいのある仕事と言えそうです。

‌もしこのような特徴に魅力を感じるのであれば、ぜひこれを信託銀行の志望動機に盛り込んでください。どの信託銀行においても説得力を増させる大きな要素となるはずです。

ただし、これだけでは信託銀行の志望動機として不十分です。なぜなら、これだけだとどの信託銀行でもいいと判断されてしまうからです。ESや面接の志望動機には、信託銀行の志望動機ではなく、〇〇信託銀行への志望動機が求められます。次のトピックでは、ESや面接で特定の信託銀行の志望動機を伝えるための具体的な例文を紹介します。

信託銀行の志望動機の例文

信託銀行の志望動機の例文を示している図ここでは、三菱UFJ信託銀行と三井住友信託銀行の志望動機を具体例とし、そのポイントについて解説します。まずは二つの信託銀行の志望動機を読んでみましょう。

三菱UFJ信託銀行の場合

・なぜ金融か
目に見えない商品を提供するため、自分の人間性をその商品の付加価値として提供できるので、自分の人間性を高めることができると思ったから。また、金融の知識は自分の人生でも必要不可欠であり、自分の人生を豊かにするためにも仕事をしながら金融の知識を吸収することができる。

・なぜ信託銀行か
業務の幅広さとお客様と長期的にお付き合いできることに魅力を感じているため。様々な業務に関わりながら自分の本当の適性を発見することができ、お客様と長期的に深く関わることで真の信頼関係を構築できるのではないかと考えたため。

・なぜ三菱UFJ信託銀行か
第一に「人」に魅力を感じたから。OG訪問、セミナー、支店訪問を通して多くの社員とお会いし、人を大切にする会社であると感じた。また、長く働きたいという思いがあるので、福利厚生や人事制度が整っていることにも魅力を感じている。このような会社で信託テラーになりたいという目標を持って仕事をしたいと思った。
‌ 
‌出典:企業研究のやり方【ポイント】

三井住友信託銀行の場合

なぜ金融か
人生で1~3番目に大事な「お金」を扱うことで、よりお客様と深く関わることができる。
そこにやりがいとモチベーションを感じるため。

なぜ信託銀行か
銀行=お金、信託=お金+知識
営業をしたい自分には、お客様に合わせたオーダーメイドな提案ができる信託銀行が向いていると思った。

なぜ三井住友信託銀行?
独立系だからなせるスピード感と、営業の声が商品開発まで反映できるスタイルが向いていると思った。

‌出典:企業研究のやり方【ポイント】

この二つの志望動機で共通しているのは、なぜその信託銀行でなければならないのかという理由についてしっかり言及されていることです。金融業界、とりわけ信託銀行を志望する動機に触れられているのはもちろん、その信託銀行でなければならない根拠が明示されています。これによって、採用担当者を納得させる志望動機をつくることができるのです。

‌この、この信託銀行でなければならない理由の考え方は、信託銀行にとどまらず、どんな企業のESや面接でも通用します。志望動機を考える際にはぜひ下記記事を参考にしてみてください。

Matcherで金融業界の社会人に会いに行こう

‌‌信託銀行の志望動機は、なぜ金融業界のなかで信託銀行を選んだのか、そしてなぜその信託銀行なのかを述べることが不可欠です。

‌説得力のある志望動機を考えるためには、実際に現場で働く人に話を聞きに行くのが一番。Matcherでは、所属大学に関係なく、金融業界の社会人に話を聞きに行くことが出来ます。

‌【社会人の所属企業(金融)】

‌三菱UFJ信託銀行、三井住友信託銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、オリックス銀行、野村證券、SMBC日興証券、大和証券、明治安田生命、日本生命、富士火災、クレディセゾン、りそなカードなど


‌今までのOB訪問よりもカジュアルに会いに行けるのが嬉しいポイント。ぜひ社会人から話を聞いて企業への理解を深め、志望動機を考えてみてください。
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