【一般職の志望動機】ESや面接対策におすすめ|例文付き
2023/07/18
目次
1.
「一般職だからどの企業でもサポート業務。。」
「この会社じゃなきゃいけない理由がない。。。」
企業の一般職を受けようと考えている人のなかには、このような悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?
たしかに、業務面から見ると、他の会社と差別化して、その会社でなければならない理由を説明するのは難しいかもしれません。
ES(エントリーシート)や面接で苦戦する理由はここにあるのだと思います。
しかし、ポイントをおさえれば、一般職でもこの会社でなければならない理由を伝えることができます。
この記事を読み、ぜひポイントを押さえて、説得力のある一般職の志望動機を考えてみてください。
そもそも一般職とは?
まず最初に、一般職の仕事内容や総合職との違いなどの理解を深めましょう。1.具体的な業務内容
一般職とは、総合職のサポート業務を中心に行う職を指します。マニュアルに沿って行うルーティンワークであることが多いことが特徴です。
例えば、書類作成や顧客対応など、仕事の範囲が限定されています。営業部では見積書や資料の作成、総務部であれば備品管理や保守管理というように、同じ一般職でも配属される部署によって主となる業務が異なります。
一般職は支店などの事業所単位で採用されることが多いです。
そのため転勤や異動がほとんどなく、結婚や出産といったライフスタイルの変化にも対応しやすい職であるといえます。
2.一般職と総合職の違い
先ほど一般職は、総合職の補助的な仕事内容であるとお伝えしましたが、総合職との違いは、
・判断力が求められる機会の多さ
・責任が大きく伴う仕事の多さ
という点です。
総合職は、会社の中でもたくさんの部署や仕事を経験して、様々な場面で的確な判断力を発揮できるような力を身に付けます。
また、総合職の人は、将来、企業の方向性や重要な判断を下す幹部候補生の人材として期待されています。
一方で、一般職はマニュアルに沿って行う業務が多いことから、経験に基づく判断力が求められることが少ないです。
しかし、一般職の補助的な業務があってこそ、総合職の仕事のパフォーマンスが向上します。
以上のことから、一般職は会社にとっても必要不可欠な存在です。
ここまでで総合職と一般職の関係性は理解できたでしょうか。
3.一般職に向いている人の特徴
①コツコツと仕事をこなすことが得意
②仕事とプライベートの両立を重要視している
③転勤を考えていない
④目立つことに苦手意識がある
⑤サポート業務にやりがいを感じる
一般職の志望動機で書くべき3つのポイント
さっそく、志望動機を作る際のポイントを紹介します。今から紹介するポイントは総合職でも一般職でも変わらない考え方なので、ぜひ覚えるようにしましょう。みなさんの受けようと思っている会社と照らし合わせながら考えてみてください。
志望動機の書き方に悩んでいる方はこの記事もおすすめです。
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ポイント①:その会社が取り組んでいる事業について書く
1つ目は事業に対する熱意を盛り込むことです。熱意を伝えるために行うのが、業界研究や企業研究です。
業界研究・企業研究を行い、その会社がどういった事業に取り組み、どのような強み・特徴を持っているのか理解しましょう。
企業への理解を深めた上で、その企業でしかできないことを挙げて、他の人の志望理由と差別化を図ることができます。
「他の企業でも同じことがいえる志望動機だな」と思われてしまうと、印象は良くありません。
他社と差別化を図った志望動機であれば、志望度の高さを十分に伝えることができます。
ポイント②:入社して自分が貢献できることを書く
2つ目は、入社後に自分が貢献できることを書くことです。先にも述べた事業内容を理解できていると、どのような能力が求められるのか、イメージを働かせることができますよね。
そのイメージを基に、自分の強みをアピールをするエピソードを入れると説得力が上がります。
自分の強みが活かせると思ってその会社を志望したという伝え方は、志望動機を補強するのはもちろん、自分の長所を伝えることができるメリットがあります。
面接の場合は自分の長所について、面接官が突っ込んだ質問をしてくれることもあるので、自分の魅力をより一層アピールすることができます。
ポイント③:OB ・OG訪問で社員の人柄を知る
説得力のある志望動機を作るにはOB・OG訪問も、一般職の志望動機を書く際の重要なポイントの1つです。企業を知る時に、ネットを使ったり、説明会に参加したりと方法がありますが、OB・OG訪問は、その企業で働く人のリアルな情報を得ることができます。
OB・OG訪問をすることで、新たな会社の風土や考え方を見つけることができるかもしれません。
志望動機の作成について相談できることもあるので、ぜひ積極的にOB・OG訪問をしてみてください。
OBOG訪問のやり方やマナーを知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
【完全保存版】商社・銀行・メーカーの一般職の志望動機
商社の一般職の志望動機例
具体的な商品例を挙げることによって、その企業ならではの志望動機であることが分かります。
注意点として、上記の志望動機が面接で突っ込まれた時に「〇〇の商品のどこがそんなに好きなのか?」という質問がされる場合があります。
商品名を挙げる際には、しっかり答えられるように準備が必要です。
後半部分の英語を勉強している姿勢を見せることで、積極性をアピールできます。
銀行の一般職の志望動機例
銀行の一般職の志望動機が述べられています。銀行の一般職のメインの業務は窓口業務です。
上記の志望動機の前半は、その企業ならではの特徴を理解し志望動機が語られているため、他の企業との差別化が図れています。
また、後半の部分ではマネージャーとして活動してきたことから、素早くお客様のニーズを満たすスキルがあるということをアピールできています。
メーカーの一般職の志望動機例
メーカーの一般職の業務は事務作業などがメインになることが多く、裏方のサポート作業になることが多いです。
上記の例文では、裏方の仕事に前向きである姿勢と、企業に貢献したいという気持ちが伝わります。
企業の仕事内容を具体的に挙げることで、企業で働くイメージがつきやすく、好印象を与えることができます。
また、MOSの資格を保有していることを入れることで能力をアピールできており、非常に好印象な志望動機です。
マイナス評価に繋がる一般職の志望動機ってあるの?
志望動機に書く内容の要点が間違っていると、いつの間にかマイナス評価に繋がってしまうことがあります。ここでは、具体的にどのような志望動機がマイナス評価を与えてしまうのか見ていきましょう。
NGな志望動機①:休暇や福利厚生をメインに語っている志望動機
企業選びにおいて、待遇や福利厚生の制度面を重視する人は多いでしょう。もちろん、重要視しても構わないですが、志望動機に全面的に出すことは控えた方がいいです。
例えば、「私が貴社を志望した理由は年に1週間のリフレッシュ休暇が確約されており、福利厚生が充実しているからです」と言うと、採用担当者は、「企業の業務の内容のよりも、休みの方が大事なのかな」と思われてしまいます。
企業の制度面を重視して企業選びをすることは自由ですが、志望動機に盛り込むことは避けましょう。
NGな志望動機②:成長させてもらおうという姿勢
自分の選んだ企業に入社して成長したいという気持ちは大切ですが、伝え方には注意が必要です。
「私はまだまだスキルがないので、御社で学ばせてもらいたいと思っています」と言う方はマイナスの印象を与えてしまいます。
「〜させてもらう」は、謙遜や敬意を示す使い方だと認識している人がいるかと思います。しかし、この表現は、受け身に捉えられてしまう可能性が高いです。
そこで、「学びたい」「多くのことを吸収したい」という表現の方が、積極的な姿勢を伝えることができます。
「〜させてもらう」と言う表現を使っていないかどうか、今一度自分の書いた志望動機を見直してみてください。
「〜させてもらう」と言う表現を使っていないかどうか、今一度自分の書いた志望動機を見直してみてください。
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「身近にOBOGがいない」「志望動機を添削してくれる人が周りにいない」
こうした悩みを抱える人におすすめしたいのが、OB訪問アプリのマッチャー(Matcher)です。
Matcherは、所属大学や学年に関係なく社会人にOB訪問できるサービスです。
学生時代頑張ったことをはじめ、ES添削や面接対策に18,000人以上の社会人が協力してくださいます。
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【社会人の所属企業例(一部)】
ゴールドマン・サックス証券、マッキンゼー、Google、三菱商事、電通、日本テレビ、P&G、味の素、サントリー、トヨタ自動車、オリエンタルランド、任天堂、リクルート、集英社、AGC、SONY、全日本空輸、外務省、DeNA、メルカリなど約5000社
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