【就活】内定ブルーになってしまう原因と7つの解消法を詳しく解説

2024/04/11
就活の悩み
就活がつらい
就活がうまくいかない
目次
1.
‌「内定ブルー」とはそもそも何?
2.
‌「内定ブルー」に陥る7つの原因
3.
‌内定ブルーを事前に防ぐ3つの方法
4.
内定ブルーに陥りやすいタイミング
5.
「内定ブルー」の解消法7つ
6.
‌Matcherを利用して内定先の社会人にお話を聞いてみよう
7.
【6選】内定ブルーを乗り越えた学生の例
8.
もし内定を辞退するのであれば...
9.
終わりに
10.
Matcherを使ってOB・OG訪問をしよう
内定をもらって自分と向き合う時間が生まれたことで「本当に内定先の企業でうまく働けるかな」と一度は考えたことがありますよね?

‌内定をもらってから先のことを考えると不安になることを「内定ブルー」と言います。

‌内定ブルーの原因、どのように解決するべきか紹介していきます!

‌「内定ブルー」とはそもそも何?

「内定者ブルー」とは、内定を貰ったのに急に「ここの企業で良かったのだろうか..」「就職したくない...」と感じてしまうことを指します。

たとえ第一志望の企業に内定を貰ったとしても、内定ブルーに陥ってしまう学生は多いです。
‌しかし、内定ブルーは、最適な対処をすればすぐに乗り越えられることができます。

「内定ブルー」はどのような気持ちになるのか

「内定ブルー」とは、感情的なものです。具体的な物事や迷いではなく、心の中から湧き出てくるものです。

つまり、特別な理由がないからこそ不安に陥ってしまうことが内定ブルーですね!

(※実際には、新たな選択、新たな可能性を捨てたことに不安になってしまうことが主な原因ですが、そもそも「不安になってしまうこと」について今回は言及しています。)

人間は、漠然としている状況に不安を抱えてしまい、漠然としているからこそ解消していくことがとても難しいです。そのため、突如現れたよくわからない不安に、なぜ不安なのか、「不安の根拠」を後付けして安心しようとします。

「内定ブルー」は、感情的で抽象的なもので、データや具体的な情報を論理的に説明するなど、表面的な解消法では効果が無いのです。

‌内定ブルーや企業とのミスマッチを減らすために、内定前に企業研究を行うこともおすすめです。
企業研究を行うことで、自分自身の企業に対する理解が深まります。
企業研究のやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

「内定ブルー」になる人は就活生の半分以上!?

内定ブルーになった人の割合を表すグラフ‌【参考】マイナビキャリアリサーチLab「マイナビ 2024年卒内定者意識調査」
‌実は、内定ブルーになってしまう人は、就活生の半分以上もいるんです!
‌24年卒の就活生では、約59.2%の学生が内定ブルーに陥りました...

‌なぜ、多くの学生が内定ブルーに陥ってしまうのでしょうか。
その原因を理解しておくことで、内定ブルーの解消や事前の予防につながります。

‌不安になってしまった理由を上位からご紹介

内定ブルーに陥って不安になってしまった理由を上位から以下のグラフにまとめました。

将来に対する不安や企業の条件、内定先との交流について多くあげられています。
上記の理由も次の見出しでご紹介する「内定ブルー」に陥る7つの原因に分類することができます。

‌「内定ブルー」に陥る7つの原因

「内定ブルー」になぜ陥ってしまうのか7つの原因を紹介します!
先ほどご紹介した不安になってしまった理由(就活生の声)も7つの原因に分類してご説明いたします。

①内定先に納得できていない
②時間に余裕ができて考える時間が増える
③企業の悪いところが目についてしまう
④内定先との交流が少ない
⑤働くことに対して不安になる
⑥複数の内定をもらっていた
⑦理想と企業の実態がマッチしていないと感じた

‌①内定先に納得できていない

考えられる原因として「内定先に納得できていない」ことが挙げられます。

内定承諾をしたものの「本当にここでいいのかな..」「もっといい企業に行けたかもししれない...」などと考えてしまうパターンがあります。

内定先の全てに対して納得することは難しいですが、事前に企業研究やOB/OG訪問をすることで企業とのギャップが生まれることを防げるでしょう。
OB・OG訪問をする際におすすめなのがMatcherです。
また、OB訪問のやり方についても以下の記事でご紹介しています。ぜひ参考にしてください。

【参考】

【就活生の声】

・自分がこの仕事に向いているかどうか
内定先が本当に自分にあっているのかが不安になっている様子が読み取れます。
・この企業を選んだことに対する自信がなくなってきた
内定先に対する不安から自分の選択に自信がなくなっています

②理想と企業の実態がマッチしていないと感じた

働く姿を想像するべく、内定者や社員さんとの交流が増えることで、理想の企業とのギャップが生まれてきて内定ブルーになるパターンもあります。
内定承諾前は、内定獲得することが目標となり、企業のネガティブワードを避けていたり、「自分の理想の企業だ」と思い込むことで企業の実態を知れていない場合があります。
この場合は、企業とのミスマッチが原因となっているケースが多いです。
この対策としては、内定承諾前に企業分析を徹底的に行うことで自分が理想とするイメージとのギャップを埋めていくことが挙げられます。

企業のことをしっかり知っておくことで内定ブルーにならないための対策にもなりますね!
企業研究する際に有効なものとして企業研究ノートがあります。
以下の記事では、企業研究ノートの作り方について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

【就活生の声】

・勤務地が希望と合わない/明示されない 
勤務地が自分の希望と合わない場合や、明示されない場合には不安な気持ちになってしまいます。
・給与/福利厚生が良くない
自分の理想として持っている基準よりも給与・福利厚生が良くない場合には企業に対して不安な気持ちを抱いてしまうことが多いです。

③企業の悪いところが目についてしまう

時間ができることで、企業の悪いところが見えてしまうパターンも多いです。

志望動機などを考える際に、多くの学生は、企業研究に専念したと思いますが、良いところを見ようとする傾向にあり、企業の悪いところを見過ごしてしまう学生は多いです。

さらに、内定承諾後に自分がどのように働けるかインターネットで検索することで、ネガティブワードを見たり、口コミなどを確認することで悪いところばかりを見てしまうことがあります。

インターネットは、信ぴょう性が低かったり、書く人によって情報が操作されますので、あまり深く考えないことがポイントですね!

またインターネットで内定先を調べる他に、周りの意見に流され、企業に対して迷いが生じる場合もあります。
就職は人生において大きな決断であり、周りの意見に耳を傾けることも必要です。
しかし周りの意見に流され、自分の決断を誤ってしまうのは避けましょう。

就活において、最終的に決断を下すのは自分自身です。
また決断に迷ってしまった時には周りを頼るのも1つの方法と考えておきましょう。

【就活生の声】

・ネットで良くない評判・口コミを見て
内定先の情報を収集しようと、口コミをみる学生は多いです。口コミを鵜呑みにするのではなく、さまざまな見方があるのだと参考にする程度にすると良いでしょう。

④内定先との交流が少ない

‌内定先からしばらく連絡がない場合や交流が少ない場合には不安に感じてしまいますよね。
そのまま内定ブルーに陥ってしまう可能性もあります。

どうしても不安な場合には、内定先に問い合わせをすることも1つの方法です。
また、実際に働いている人とOB/OG訪問をすることもおすすめです。

【就活生の声】

・内々定の取り消しがあるかもしれないと思って
・内々定を通知する書類やメールがない 
・内々定後に連絡が来ない
・他の内々定者と会う機会がない
​​内定先から連絡がなかったり、他の内定者と会う機会がない場合には、企業に対して不安な気持ちが募ります。

‌⑤複数の内定をもらっていた

複数内定を貰っていたことで内定ブルーになる学生も多いです。この現象は、実際に作家のパトリック・マクギニス氏が提唱しました。
パトリックマギウス氏の提唱
‌「Fear of better options」(以降FOBO)は、まさに就職活動後の内定承諾する際に置き換えられるでしょう。選択肢がたくさんあるからこその悩みです。

例えば、第一志望企業の内定を承諾した時でさえも、違う選択をすればもっと良かったのではないかと考えてしまうことでFOBOの現象が現れます。

しかし就活において、実際に就職して働いてみないとどの選択が良かったなんてわからないです。事前に考えても答えがすぐに出るものではありません。

逆に自分が選択した道をより良くしようと考えることが重要です!

‌【就活生の声】

・思ったよりあっさり内々定が出た 
・自分の就職活動について後悔(心残り)がある
複数の選択肢の中から決断する場合には、本当にその決断で良いのかと迷いが生じることもあります。

⑥時間に余裕ができて考える時間が増える

次に考えられるのが、就活という大イベントを終えて、改めて自分の将来について考える時間ができたりすることで、内定先に疑問を抱えてしまうことです。

就活中は、目の前にある内定を獲得することに熱中してしまい自分の将来について向き合う時間が少なくなっていることも原因の一つです。

よくあるパターンとして、就職活動中には考えてもいなかった新たな業種や業界に興味をもったり、進学を考える学生もいます。

【就活生の声】

・なんとなく漠然と
時間に余裕ができるといろいろなことを考えて不安になりやすいです。

⑦働くことに対して不安になる

内定先の企業に不安を抱くだけではなく、「社会人として働くこと」に不安を感じてしまうパターンもあります。

アルバイトやインターンシップに参加していたとはいえ、社会人として企業の一部として働く責任の重さは変わりますよね!

それに対して不安になってしまうのは当たり前です。自分たちにとって未知の世界に行くのと同じような感覚でしょう。

また、内定者同士での交流を経て、優秀な同期と一緒に頑張れるのかなと不安に感じてしまう人も多いですが、自分もその中に選ばれていることを自覚して、自信を持ちましょう!

【就活生の声】

・社会人としてやっていけるかどうか 
・入社後の生活環境(一人暮らし、寮生活など) 
これからのことを考えると漠然とした不安に襲われてしまいますよね。新生活に対する不安は誰しもが経験することです。

内定ブルーを事前に防ぐ3つの方法

続いて、内定ブルーを事前に防ぐためにできることを3つご紹介します。
①納得できるまで就活する
②口コミや評判を鵜呑みにしない
③入社までの大学生活を楽しむ

①納得できるまで就活する

就活を終えたときに、「やりきった、これ以上できることはない」と思えたら、企業に対して内定ブルーに陥りにくいです。
周りの状況を気にして就活をするのではなく、自分自身と向き合って就活をすることが大切です。
自分が納得できるまで就活をすることが内定ブルーを防ぐことにつながります。

②口コミや評判を鵜呑みにしない

口コミや評判を鵜呑みにして内定ブルーに陥ってしまうこともあります。

少しでも内定先の情報を得ようと、口コミや評判を見たくなりますよね。
しかし、口コミや評判には悪い評判が目立ちやすいです。なぜなら、何かしらの不満を持っている人の方が評判を書き込もうとするからです。
口コミや評判を見る際には、鵜呑みにせずに悪い意見もあるのだと参考にする程度にしましょう。

③入社までの大学生活を楽しむ

これからの新生活を考えて不安を感じるのではなく、最後の大学生活を楽しむことで内定ブルーを防ぐことにつながります。

今後のことを考えて不安になっても、完全に不安をなくすことは難しいです。
ならば、最後の大学生活を楽しんでみてはどうでしょうか。

内定ブルーに陥りやすいタイミング

内定ブルーに陥りやすいタイミングは3つあります。
・内定承諾後
・内定式前後
・入社前

上記のタイミングでは、内定ブルーに陥ってしまう方が多いです。
自分だけではなく、他の人も不安に感じています。
次の項目では、内定ブルーの解消法についてご紹介します。

「内定ブルー」の解消法7つ

‌‌それでは、内定ブルーの7つの解消法について紹介します。
①不安に感じるのは当たり前と考えよう
②内定者同士/内定先の社員さんと交流する
③人事に自分の評価をもらう
④家族や友達に相談する
⑤口コミや評判など周りの目を気にしない
⑥新しいことに挑戦してみる
⑦就活再開も1つの方法

最適な解消法で内定ブルーを直しましょう!
内定ブルーになった際の最適な解決法を上記の7つにまとめました。

①不安に感じるのは当たり前と考えよう

内定ブルーに陥り、不安に感じてしまうのはあなただけではありません。
そのため、不安を恐れる必要はないです。

また入社後に一切不満を感じない企業はありません。
どんなにホワイトな企業であっても、何かしらの不満を感じてしまうものです。

そのため、入社後を想像して不安になることは当たり前です。

まずそもそも社会人という新しい環境に変わるのも不安になるのに、さらに、自分が志望する企業でもやっていけるのかな..と不安が重なります。

しかし、みんな同じように不安を乗り越えていきます。一緒に乗り越えられるように頑張りましょう!

実際に、内定者同士や内定先の社員さんと話すことで74%の先輩が不安を乗り越えられました。そのほかにも自分のスキルを身に付けることに力を入れた先輩もいます!
入社を想像して不安になる理由
‌【参考】リクナビ「就活準備ガイド」

②内定者同士/内定先の社員さんと交流する

入社後に同期になる予定の内定者同士で交流することで、不安を共有しあったり、互いの志望動機を共有することで働くことのモチベーションを向上できます!

モチベーションが上がることでおのずと内定ブルーから解消することができます。

内定先の社員さんと交流をすることで、実際にどのように働かれているか実感することができます。社員さんも就活を乗り越えてきた先輩方です。

そのため、どのように不安を抱えているのか共感できる社員さんも中にはいると考えられます。先輩としてアドバイスをいただくことで不安解消に繋がります。

内定者、内定先の社員さんとの交流が図れる機会としては、内定先が用意したイベントに参加することです。積極的に顔を出して交流を深めましょう。

イベントや交流会がない場合や企業によっては、採用担当等に連絡することで個別での社員さんとの連絡が取れることがあります!まずは、社員さんと連絡をしてみてください!

③人事に自分の評価をもらう

採用担当や社員さんと連絡を取り自分の評価を聞くことで、自分の意外な性格を評価していたり、新しい自分を見つけるきっかけとなります。

採用人事の方々も内定を出しているということは、理由があって評価されています。自分をどのように評価したのか聞くことでモチベーションの向上にも繋がりますね!

‌また、不安になった場合は人事に問い合わせることで、直接不安が解消できます。
就活の時に聞けなかったことなどを積極的に聞き、不安要素を減らしていきましょう。

人事も内定者が不安なまま入社することは望んでいないです。内定しているからには、しっかりと聞きづらい福利厚生や待遇について聞く権利があります。直接問い合わせしてみてください!

問い合わせについては、電話やメールで「待遇について、〇〇と記載されていますが、詳しくお聞きしてもよろしいでしょうか?」などと聞いてみましょう。

どのように聞くべきか不安な人は、ぜひこちらの記事を参考にして失礼に当たらないメールを作成してみてください。

④家族や友達に相談する

自分がなぜその企業を志望したのか、企業に対してどのような想いがあるのか家族や友達など身近な人に聞いてみることで、内定を承諾した時の想いを思い起こすことができます。

家族や友達に自分がどのような人でどのように企業で働いていくのか聞いてみることで、より自分が働いている姿を想像することができるようになります。

自分がどのように活躍していくのかわかることで、自信にも繋がります。

他己分析を効果的に発揮する方法について確認しておきましょう!

⑤口コミや評判など周りの目を気にしない

内定ブルーになる原因として、内定先の悪い口コミや評判を聞くことが挙げられます。

悪い口コミや評判は、その書き込んだ人がそのように考えているだけで、あなた自身にとっては、悪い企業であるとは限りません。

SNSが普及していく中で、内定先の口コミや評判はすぐに見つけることができますが、どの情報が本当なのかは人によって変わります。

いっそのこと見ることをやめることが最適な解消法です!
入社してからじゃないとわからないことだらけです。

⑥新しいことに挑戦してみる

前述で紹介したように、結局は入社後に自分自身がどう感じるかは人によってそれぞれですよね!

わからないことをさらに考えてしまうと不安が募るだけです。気分転換に、新しいことに挑戦してみたり、趣味や遊びに没頭するのも良い対処方法ですね!

学生は自分の時間がたくさん取りやすいので新しいことを始めるチャンスです。時間を最大限使ってみましょう!

⑦就活再開も1つの方法

選択肢の1つとして就活再開もありです。
どうしても内定先に納得できない場合や、他のことに挑戦したくなった場合には就活再開も検討してはどうでしょうか。

‌Matcherを利用して内定先の社会人にお話を聞いてみよう

内定先に対して不安を感じている場合に、効果的な解消法として内定先の社会人の話を聞くことがあげられます。

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【6選】内定ブルーを乗り越えた学生の例

ここでは、内定ブルーを乗り越えた学生の例をご紹介します。
内定ブルーになり、どのように乗り越えているのかを例を使って説明していきます。

①就職活動をやり直した学生
②自分のやりたいことを見つけられた学生
③後悔しない選択をした学生
④「安定」と「堅実さ」を重視した学生
⑤挑戦して失敗VS挑戦しないを天秤にかけた学生
⑥自分にしっかりと向き合った学生

‌①「仕事に熱中できること」を重視した学生

広告代理店内定→音楽系事業会社就職

クリエイティブな仕事をしたいことから、広告代理店、芸能事務所や映画会社を志望していた。就活中は、クリエイティブな仕事に就きたい一心から広告代理店の志望度は高く、その想いが叶い広告代理店から内定をもらった。

しかし、周りから「広告代理店は激務」「クリエイティブな仕事本当に好きなの?」「好きなことを職業にするとしんどくなる」など言われて内定ブルーに陥り、こっそりと就活を再開。

昔からずっと好きであった音楽会社を受けることで、自分が自信持って仕事に熱中できることを根拠に音楽系事業会社から内定をもらう。

広告代理店と音楽系事業会社と迷った結果、最終的に自分が恋愛をする際に考えていた「2人の人が好きになったら2人目を選ぶ。最初の人が好きなら2人目はできないはず。」に当てはめて音楽系事業会社に就職した。

〜まとめ/その後について〜
・内定ブルーになって再度就活
・再度就活した場合は、後に受けた企業を選ぶ人が多い印象

‌②自分のやりがいを見つけた学生

大手電気メーカー→中堅半導体商社

彼は、ものづくりが好きであり、電機メーカー、半導体などを扱う企業に就職することでもっとものづくりを好きになれると思い受験し、内定。

ある日、大学内で電鉄会社から内定をもらった友人が内定をもらっていたのにも関わらず、就活をしている姿を見たことをきっかけになぜ就活をしているか聞いたところ「内定者イベントに参加した時にイメージと全く違かった。」と知った。

自分も本当に大丈夫なのか不安になり他社の電機メーカーのインターンに参加して、どのような業務があるのか体験しました。

最終的に、自分は、新たな商品企画やマーケティングを通してものづくりするのではなく、営業する方がやりがいを感じると気づき、内定先の営業部について調べ直す。

すると、営業部署は、自社で行なっておらず他社に代行していることを知り内定を辞退して、再度就活後、中堅半導体商社に内定をもらう。

〜まとめ/その後について〜
・イメージで企業を志望するのは危険!
・「大手」という言葉に引っ張られず自分の実力が発揮できる環境を選ぶ
・インターンや企業研究を積極的に行うことが重要である

企業分析をする方法やインターンではどのようなことを心がけるべきかまとめて確認しましょう!
‌以下の記事では、企業研究のやり方やインターンシップについて解説しています。ぜひ参考にしてください。
【参考】

③後悔しない選択をした学生

外資系消費財メーカー→中堅出版会社

彼は、小さい頃から数字に触れる機会が多く、自ずと数学が得意としていた。大学、ゼミでもマーケティングを専攻していたことで、マーケティング職を採用する企業に漠然と応募。

就活をした時に、最も敬愛していた叔父が若くしてなくなったことをきっかけに、今までの日常はいつ変わるかわからないと痛感し、自分もいつ死ぬかわからないと思い始めた。

今死んでも、後悔しないかと振り返った時に、自分のやりたいことを全くできていないと気づき、自分が本来やりたかった文学の世界に挑戦することを決め、「就活留年」をし、翌年中堅出版会社に就職。

〜まとめ/その後について〜
・出版社では、新人は、営業を行い結果が残せる人が編集者という仕組みの中で持ち前のマーケティング力を活かし、すぐに編集者に昇格
・自分のやりたいことがあるだけで仕事のモチベーションとなった

就職先に正解はありません。内定ブルーに陥り、就職先を変更しても、そのままその企業に就職してもどちらも正解です。自分がやりきったと思える、後悔のない就職活動にしていきましょう。

④「安定」と「堅実さ」を重視した学生

金融ベンチャー企業→地方銀行

学生時代から金融系ベンチャーでインターンに参加したことをきっかけに、金融の仕事内容やそれに携わるメンバーにも魅力を感じ、インターン先に就職することを決意。

しかし、インターンにて新しい学生が入社した際に、次々と結果を出す一方で、自分たちが担当した新規事業の立ち上げでは大赤字を出してしまったことをきっかけに「自分はできる」という自信が一気になくなる。

お金の重要性を十分に理解した上で、「安定して長期に渡ってお金を稼げる」ことの安心感を求め、最終的に地方銀行に就職。

〜まとめ/その後について〜
・地方銀行に務めることで、結果を求められることがなく自分で勉強する時間を活用できる
・早々に結婚もでき、家族の時間も大切にできるようになった

⑤挑戦して失敗VS挑戦しないを天秤にかけた学生

人材採用ベンチャー→大手人材サービス

「自分の実力をつけたい」「伸びている業界を置く」「自分の強み、得意分野を最大限発揮する」ことを重視して就職活動に励み、人材採用ベンチャーに内定。

自分の重視した3つの要素について、有名な方々の考えと親和性が高いと感じ、自信を持っていたが、周りからは、「名前の聞いたことがない企業」、彼女からは「結婚しないつもり?」と言われる。

そして、極め付けは兄の存在。兄は、周りからも大物になると期待されて、実力で戦っていくことを決意し、ベンチャー企業に就職するも、結果が出せず心身共に廃れていた。

また兄の周りの友人は、大手企業に就職をして、安定的に収入を得て、同級生の楽しそうな姿に嫉妬に狂う日に襲われ、「大手企業に行っていたら、人生は変わっていた」と言っていたこをきっかけに、最終的に大手人材サービス企業に就職することを決意。

〜まとめ〜
・「挑戦して失敗するのと挑戦しない後悔」が物差しとなる

⑥自分にしっかりと向き合った学生

専門商社→専門商社(受け直しなし)

総合商社を志望していたものの、縁がなく専門商社の内定を承諾。

しかし、周りの総合商社への内定者と会話をすることで自分の満足度にコンプレックスを抱くようになってしまいました。

学校の先生に事情を話すと、「周りによく見られたい、評価を得たいという、ただのプライドのために時間もお金も、自分が積み上げてきた努力、人の思いを無駄にするのは許せません」と的確な指摘を受け、専門商社も誰かが行きたくて仕方なかった場所なのに自分は感謝もせずにくだらないプライドで自分勝手なことは言えないと気づく。

最終的に、内定をもらった企業に就職。

〜まとめ/その後について〜
・内定ブルーになってすぐに選考を受け直すのではなく自分と向き合うことが大切
・周りの目を気にしない/自分の勝手なプライドで後悔しないようにする
・どこの企業ではなく、どの仕事をするのかが重要

どちらかしか選べないからこそ自分が後悔しないように選択していくのは、逃げではなく、自分の人生をちゃんと考えられている証拠になります!

どちらの道に行ったとしても後悔しないように行動しましょう!

もし内定を辞退するのであれば...

‌今までの実例を知って、内定を辞退するのも考えた人はいるはずです。

内定を辞退する際の伝え方や、連絡するときの例をご紹介します。
・連絡を必ず行う
・伝える際のポイント
・電話で連絡する際の例
・メールで連絡する際の例

‌連絡は必ず行う

内定を辞退するのは、気がひけるものですが、連絡をしないのが一番のNGな行動です。絶対に連絡をしましょう。

先方の担当者が電話に出れない場合や不在の場合は、メールでやりとりをしましょう。

エージェントサービスなどを経由し就職活動をしていた場合は、まずは、エージェントに連絡をするのが一般的です。

求人サイトなどに自分から応募した場合は、自分で連絡をしましょう。

タイミングとして、内定通知から遅くとも1週間以内には連絡をするべきです!

伝える際のポイント

伝える時のポイントとして、はっきりと「内定を辞退したいです」と伝えましょう。理由に関しては、「検討の結果」など抽象的な言い回しをすることが一般的です。

「他社の内定を受けることにした」と言っても問題はないですが、内定先の社名まで示さない方が無難です。

 家庭の事情など、止むを得ず辞退する場合は、しっかりと状況、理由をお伝えしましょう。また、前向きな姿勢を示すことで再度応募するのも可能性があります。

電話で連絡する際の例

電話で連絡する場合は、お昼休憩の時間、退社間際の時間を避けて連絡しましょう。

電話の場合の一連の流れを例として紹介します!

内定者:
「お世話になります。内定の通知をいただきました山田太郎と申します。
採用担当の〇〇様は、いらっしゃいますでしょうか?」

担当者に変わる

内定者:
「この度は、内定のご連絡をいただきまして、誠にありがとうございます。

大変申し上げにくいですが、検討の結果、この度は御社よりいただきました内定を辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

本来ならば、直接お詫びに伺うべきところですが、取り急ぎお電話でご連絡を差し上げました。御社にはたいへんご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございません。

何卒よろしくお願い申し上げます」

詳しくは、面接辞退する際の電話マナーを参考にしてみてください!
‌【参考】‌
  • 面接辞退の電話をストレスなく済ませるために
  • メールで連絡する場合の例

    極力、電話、直接お伺いするのが理想です。

    しかし、担当者が不在の場合は、メールでご連絡しましょう。

    不在のためメールでご連絡する場合は、「先ほどお電話させていただきましたが、お忙しそうなためメールで失礼いたします」と言ったような一言を添えましょう。

    メールを送る際の例を紹介します。

    件名:内定辞退のご連絡
    本文:
    ○○株式会社 人事部
    ○○様

    お世話になっております。内定の通知をいただきました、堂田です。
    先ほどお電話させていただきましたが、ご多忙のようでしたので、メールにて失礼いたします。

    この度は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。
    このようなうれしいお知らせをいただき誠に恐縮なのですが、検討の結果、内定を辞退させていただきたくご連絡を差し上げました。

    本来であれば貴社へお伺いし、直接お詫びをするべきところではございますが、メールでのご連絡となるところを、何卒ご容赦いただきたくお願い申し上げます。

    面接をご担当いただいた○○様をはじめ、採用に関わってくださった皆さまには、心より感謝しております。
    最後になりますが、貴社の益々の発展を心よりお祈り申し上げます。


    -----------------------
    署名

    このようにメールでご連絡しましょう。

    就活でメールを使うことは多いです。
    ‌以下の記事を読み、しっかりとマナーを学んでおきましょう!
    ‌【参考】
  • (例あり)就活メールで押さえておくべき件名の条件
  • 終わりに

    いかがでしたか?
    内定ブルーに陥った際には、本記事を読んで解消していただければ幸いです。
    就活は人生の中でも大きな決断であるため、後悔しない選択をしましょう。

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