【必見】内定辞退はいつまでOK?方法やメール&電話の例文も紹介
2023/06/13
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内定を辞退したい・・・
内定をもらえるのは言うまでもなく嬉しいことですが、その一方で、第一志望でないと複雑な思いをするのではないかと思います。
内定承諾書の期限が迫っているにも関わらず、その期限までに第一志望の結果が分からなければ、思い悩んでしまうでしょう。また、内定をもらったとしても他の会社に決まったとき、いつまでに辞退するべきか分からない人も多いはずです。
この記事では、「内定辞退をいつまでにしなければならないのか」、それに加えて「内定を辞退する際のマナー」についても紹介します。
採用してくださった企業に迷惑をかけないよう、適切な対処をできるようにしましょう。
内定辞退はいつまでにすればいい?
企業からの内定に対する返答期限は、内定通知をもらってから1週間程度と言われています。
内定辞退が決まったらできるだけ早く申し出るようにしましょう。就活生は内定をもらって入社する企業が決まったらそれで終了かもしれませんが、企業側はそういうわけには行きません。研修の準備や配属の調整など、やるべき仕事がたくさんあります。
内定辞退の時期が早ければ、採用人数の増加など、対応がしやすいです。逆に内定辞退の時期が遅ければ、企業側が対応しきれず多大な迷惑をかけることになります。
内定辞退の連絡をするのが気まずいという気持ちはよくわかりますが、連絡を先伸ばしにせず、早急に連絡するようにしましょう。
2週間を切ってからの内定辞退はNG
入社まで2週間を切ってからの内定辞退は厳禁です。
厚生労働省によると、雇用契約は、解約通知、つまり内定辞退をしてから2週間で解約となります。2週間を切ってから内定辞退をすると、4月の初めは二重雇用契約となってしまい、入社しようと思っていた会社に入れなくなる恐れがあるのです。内定辞退は遅くても必ず2週間前にするようにしてください。
厚生労働省によると、雇用契約は、解約通知、つまり内定辞退をしてから2週間で解約となります。2週間を切ってから内定辞退をすると、4月の初めは二重雇用契約となってしまい、入社しようと思っていた会社に入れなくなる恐れがあるのです。内定辞退は遅くても必ず2週間前にするようにしてください。
【参考】厚生労働省 解雇・退職について 民法
【参考】厚生労働省 解雇・退職について 民法
内定辞退の方法ー電話で連絡する
ここからは、内定を辞退する方法について解説していきます。まず、内定辞退の連絡は電話で行うのがマナーです。
面接や面談でお世話になった方へ直接伝えることに抵抗を感じるかもしれませんが、電話の方が誠意が伝わります。また、メールだと相手が見落としている可能性もあるので、確実に伝えるためにも電話での連絡をおススメします。
電話で連絡する際の注意点
ビジネスの場においては、電話マナーが重要です。最低限これらを意識して、最後まで誠実な姿勢を心がけてください。
・営業時間内に連絡する
・忙しい時間(始業直後と定時時刻間際)はできるだけ避ける
・丁寧な言葉遣いで話す
・静かで電波の良い場所からかける
・相手が離席中の場合でも要件をしっかり伝えておく
・かけた場合は自分から切り、受けた電話は相手が切ってから切る
電話例文
電話で内定辞退を伝える際の例文を紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
これはあくまで一例です。辞退の理由を尋ねられる可能性が高いので、しっかりと説明できるようにしておきましょう。内定辞退のよくある理由
内定辞退の連絡をした際に、理由を聞かれた際の答え方について紹介します。
最も無難な回答は、
「一身上の都合で」
「検討の結果」
「自分の適性を考えて」
などです。ただ、これらは抽象的な表現なので、担当者から具体的な理由を求められる場合もあります。
その際は、率直に「他社への就職」などと伝えましょう。しかし、「他社の方が好待遇だった」など失礼に当たるような発言は避けてください。
内定辞退の方法ーメールで連絡する
担当者と電話が繋がらない場合は、早めにメールで連絡しましょう。その際、電話で連絡したが不在だったという旨を記載したうえで、内定辞退の旨を述べましょう。
メールで連絡する際の注意点
メールで連絡する際も、ビジネスマナーを守らなければなりません。文章が完成した後も、数回見直し、誤字や脱字、読みにくいところがないか、などを確認しましょう。
・正しい敬語を使う
・改行や段落分けをしっかりと行う
・営業時間内に送信する
・営業時間外の場合は、「夜分遅くに失礼いたします。」と一言加える
・最低でも24時間以内に返信する
メール例文
メールで内定辞退を伝える際の例文を紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
先ほども述べましたが、電話で連絡したが不在だったという旨を記載したうえで、内定辞退の旨を述るようにしましょう。
内定辞退に関するよくある質問
ここでは、内定辞退を考えている人が疑問に思うであろう点について解説していきます。
「内定承諾後の辞退はできるのか」「辞退を伝えたら怒られるのではないか」そういった不安解決に役立てば幸いです。
内定承諾後の辞退はできる?
企業によっては、内定承諾書にサインを求められる場合があります。内定承諾書は応募者の意思を確認するためのもので、法的な拘束力はなく、入社予定の2週間前までであれば撤回することが可能です。
ただ、サインしたことで入社するものとして、企業側は様々な手続きを進めています。そのため、辞退によって多大な迷惑をかけることになります。
承諾後の辞退は避けるべきですが、やむを得ない場合は、最大限の誠意をもって対応しましょう。
内定を辞退したら怒られる・・・?
結論から言うと、企業によって様々です。
「面接で第一志望だと言ったよね?」と少し詰められた。という話もなきにしもあらず。しかし、それを恐れて連絡をせずに逃げるなんてことはしてはいけません。
キャリタス就活が発表している「2024年卒5月1日時点の就職活動調査」では、内定をもちながらも就職活動を継続している人が、36.1%という結果が出ています。内定が出ても最後まで諦めず、挑戦する人が増加している傾向にあるので、安心して納得のいく就職活動をしてください。
皆さんには「職業選択の自由」という権利が与えられています。自分の人生を大切に、軸をブラさずに進路を選択しましょう。
辞退後に呼び出された・・・
内定辞退の連絡を行い、企業側から話をしたいと言われる可能性があります。これには、優秀な学生を逃さないように説得する、何が要因だったのか探るなどの意図があると思われます。
しかし、この呼び出しに応じる義務はありません。
ただ、その断り方には注意を払いましょう。上述したメールの例文を参考にして、辞退の意思をしっかりと伝えましょう。
まとめ
内定辞退をいつまでにしなければならないか、明確な期限ありません。そして、内定の辞退についての悩みは、多くの就活生が抱えているものなので極端に恐れることはありません。
ただ、企業側は採用人数など、調整しなければならないことが多々あるため、できるだけ早く、誠実な姿勢で内定辞退の連絡をして、かける迷惑を最小限にとどめましょう。
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