(例あり)就活メールで押さえておくべき件名の条件

2019/02/08
就活のメールマナー
目次
1.
メールの件名に気を遣わなければならない理由
2.
件名で伝えなければならない2つのこと
3.
‌【シーン別】就活で役立つメールの件名集
4.
‌件名以外で気をつけるべきメールのポイント
5.
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メールの件名に気を遣わなければならない理由

就活が熱気を帯びるに連れて多くなる企業とのメールとのやりとり。LINEやFacebookなどのSNSでのコミュニケーションが主流になっている今、メールの正しい書き方・送り方が分からず困ってしまう就活生が多いのが現状です。

‌この記事では、就活でメールを送る際に気をつけるべき件名のつけ方について説明します。メールでやりとりをする習慣がない人にとって、件名にこだわる必要性を感じられない人も多いはず。

‌しかし、1日数十通ものメールを受信する社会人にとって、メールの件名は読むべきメールか否かを判断している極めて大切なものです。適切な件名づけができなければ、せっかく書いたメールが読んでもらえないということになりかねません。

‌ぜひ最後まで読んで、適切な件名をつけられるようになりましょう。

件名で伝えなければならない2つのこと

冒頭でも述べた通りメールの件名は、メールを開封してもらえるか否かに大きく影響するもの。では、どのような件名をつければ、メールを開封してもらえる可能性が高くなるのでしょうか?メールの件名に盛り込むべき事項は以下の2点です。

‌どんな用件で送ってきたのか

‌1つは、メールの用件。メールにつけられた件名から、どのような目的で送られてきたメールなのか把握できなければなりません。当たり前のことに感じるかもしれませんが、これができない人は意外と多い。

‌例えば、翌日に控えた面接の場所についてメールで質問したいとしましょう。本来は、「明日の面接の集合場所に関するご質問」と、件名をつければメールの概要を把握することができます。しかし、「ご質問」や「面接について」といったように、十分にメールの概要を把握できない件名をつけてしまう人が多いのです。

‌どんな件名であれば概要を理解してくれるか考えて、メールの件名をつけるようにしてください。

誰が送ってきたのか

‌もう1つは、メールの送り主。つまり、メールを送ったみなさんが何者であるかを件名で示さなければなりません。【〇〇大学 山田太郎】といったように、自分の所属や氏名が分かるように、上で説明したメールの用件とセットにして盛り込むようにしてください。

‌【シーン別】就活で役立つメールの件名集

メールの件名を考えていますメールの件名に入れるべき内容を説明してきました。ここでは、実際の就活のなかで役立つ件名を取り上げていきたいと思います。良い例と悪い例の両方を紹介していくので、何が違うのか確認してみてください。

‌インターンに関するメールの件名

申し込みメールの件名

◯:【〇〇大学 三井一朗】サマーインターンへの申し込み
‌×:インターンについて

‌質問メールの件名

‌◯:【〇〇大学 後藤大輔】明日のインターンの集合場所についてのご質問
‌×:ご質問

‌インターンのお礼メールの件名

◯:【〇〇大学 田中大貴】先日のインターンの御礼
‌×:先日のお礼

‌OB訪問に関するメールの件名

依頼メールの件名

◯:【〇〇大学 遠藤一郎】OB訪問のご依頼
‌‌‌×:OB訪問について

‌OB訪問のお礼メールの件名

◯:【〇〇大学 高橋建太】 本日のOB訪問のお礼
‌‌‌‌‌×:今日はありがとうございました!(*´∀`*) (※)

※OB訪問や座談会では、社会人と親しくなることもあるでしょう。しかし、いくら仲良くなったからと言ってメールの件名に顔文字や絵文字をつけてはなりません。また、仲良くなると「本日はありがとうございました!」といった件名をつけたくなりますが、誰の何に対するお礼なのか分からないので、上で説明した件名のつけかたを守るようにしてください。

‌面接に関するメールの件名

日程調整メールの件名

◯:【〇〇大学 斎藤達也】 二次面接の日程提案につきまして
‌‌‌‌‌×:次の面接について‌

‌面接のお礼メールの件名

◯:【〇〇大学 鈴木花子】 本日の面接のお礼
‌‌‌‌‌×:お礼

‌件名以外で気をつけるべきメールのポイント

今まで就活のメールの件名で意識すべきポイントについて説明してきました。ところで、就活のメールで意識すべきことは件名の他にもあるのでしょうか?以下に、件名以外で意識すべきことを2つ取り上げます。

‌返信は迅速に

企業の採用担当者やOB訪問を受けてくださる社会人は、非常に忙しい中で時間を調整してくださります。日程調整や内定承諾等の返信に時間がかかってしまうと、仕事に支障をきたしてしまうかもしれません。相手に迷惑をかけることがないよう、遅くても24時間以内に返信するようにしましょう。

宛名・署名を忘れずに

宛名とは、メールの文頭に置く誰に宛てたメールかを示すもので、署名とはメールの締めに自身の氏名や連絡先をまとめたもののことを言います。宛名には、①所属企業名、②所属部署名、③氏名を書き、署名には①所属大学・学部学科、②氏名、③住所、④メールアドレス、⑤電話番号(携帯・自宅)を記入するようにしてください。

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