【25卒】効率的な就活のやり方とは?手順をステップごとに徹底解説
2023/10/11
目次
6.
効率よく就活を進めるために
就職活動は年々早期化が進んでいます。実質的には長期化しており、夏の段階でエントリーシートや説明会に追われて、あたふたしている学生さんも多いことでしょう。秋、冬、春と日を追うごとに就活も本格化していくことと思います。
しかし、慌ててはいけません。しっかりと戦略を立てて、今何をすべきなのかを理解する必要があります。
ここでは、2025卒のみなさんがいかにして就活を乗り切るか、そのやり方について説明します。OB訪問や自己分析、面折対策など、取り組むべき順序にも気をつけて読んでもらえると幸いです。
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25卒の就職活動のスケジュール
まずは、就職活動の全体感を知ることが大切です。では、25卒の皆さんの就活スケジュールはどのようになっているのでしょうか。
ここでは、日系民間企業の就活を想定したスケジュールを紹介します。コンサル志望、外資系企業志望、公務員志望の方は少しスケジュールが異なるので、注意してください。また、ベンチャー企業も会社によって選考スケジュールが違う場合があるので、ホームぺージを確認したり問い合わせてみることをおすすめします。
一般的な採用スケジュールは以下の図のようになっています。
本選考は4年生の6月から開始というイメージがあるかもしれませんが、3年生の夏からインターンシップや説明会、冬から早期選考やエントリーを開始している企業もあるのです。
各時期に就活生がやるべきこと
ここでは、早く就職活動を始めた人のスケジュールを紹介します。
「夏・秋になったけどまだ始められていない」という人は焦らず、就職活動においてどのようなことをすればよいのか見てみてください。
「夏・秋になったけどまだ始められていない」という人は焦らず、就職活動においてどのようなことをすればよいのか見てみてください。
3年6月〜7月
・自己分析
・業界研究
・サマーインターン応募
・面接練習
・ウェブテスト対策
3年8月〜9月
・インターン選考振り返り
・サマーインターン参加
・オータム、ウィンターインターン準備
・夏休みの期間を活用したOB訪問
3年10月〜12月
・オータム、ウィンターインターン参加
・ベンチャー早期選考
・夏インターン・早期選考振り返り、自己分析
3年10月〜12月
・オータム、ウィンターインターン参加
・ベンチャー早期選考
・夏インターン・早期選考振り返り、自己分析
3年1月〜2月
・日系企業早期選考参加
・本選考に向けた業界研究
・面接対策
4年4月〜
・本選考参加
・夏・秋採用応募
・内定承諾
就活のやり方を6ステップで解説
ここまで、大まかな就職活動のスケジュールを説明してきました。
就活生がやるべきことについても簡単に触れましたが、「やるべきことが多すぎる」「このままで本当に内定は貰えるのだろうか」など就活の進め方に悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか。
そういった人に向けて、ここでは効率的な就職活動の進め方について、6ステップで詳しく解説します。
STEP1 :自己分析で会社選びの軸を見つける
就職活動を通して、みなさんが達成すべき一番大切なことを考えたことはありますか?
それはずばり、自分に最も合う企業を探し、そこから内定をもらうことです。これを達成するためにはまず、「自分に合った」という企業がどのような条件で判断されるのかを認識していなければなりません。それを可能とするのが自己分析なのです。
自己分析で企業の判断軸を認識していなければ、行きたい企業を適切に選ぶことができず、無駄な時間を浪費してしまうことにもなりかねません。限られた時間の中で効率的な就活をするためには、まずはじめに自己分析を行いましょう。
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STEP2 :業界研究で志望する業界を把握する
自己分析で自分の軸が定まってから業界研究・企業研究に取り組み、興味の持てる企業を探しましょう。多くの就活生は1番に企業研究から始めますが、これは間違ったやり方です。
軸を確立させずに企業研究をしていたら、いくら時間があっても足りないからです。業界研究ではまず、市場の流れとして今後どのようになりそうか把握します。
そして、自分がその業界で働くとなったときに楽しむことができそうか、仕事内容の確認をします。業界研究でこの二つに取り組むことで、志望する業界が見えてくることでしょう。
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業界研究で業界を絞ることができたら、企業研究に入ります。自分の軸に沿って、自分が入社していきいきと働けそうな環境を精査していきましょう。
STEP3: 企業研究を行う
いわゆる業界研究や企業研究では、四季報やコーポレートサイトなどの情報収集にとどまり、会社で働く人の生の声を聞くことができません。それを実現するのが、OB訪問や会社説明会、会社訪問です。
何かを読んで情報収集するのに比べて、より新鮮な情報を得ることができます。ただし、情報収集のやり方によって、情報に偏りが出てしまうので注意が必要です。
OB訪問のやり方や会社説明会の有効な活用法、全体的な企業研究のやり方については、下記記事を参考にしてください。
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また、これらを有効に活用する一つのポイントは、「質問の質」です。いかに就職活動に役立つ質問や、自分と会社の相性が良いのかを判断できる質問ができるのかが大きなカギとなります。
質問の質を高める方法は以下の記事を参考にしてください。
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STEP4 :自己分析・企業研究をもとにES・面接の準備をする
今までの流れを通して、行きたい企業、選考を受けたい企業がリストアップされているはずです。
こうなればES(エントリーシート)や面接は簡単。なぜなら、この時点でESや面接で必要になってくる志望動機や自己PRの材料は揃っているからです。徹底した自己分析と企業研究をすれば、質の高い志望動機や自己PRをすることができます。
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就活初期におすすめのツール3選
ここでは、「そろそろ就活を始めたいが、何からすればいいかわからない」という人へ向けて、就活の初期段階におすすめしたいツールを3つ紹介します。
これらを用いれば、秋以降に就職活動を始めた人でも効率的に内定へ近づくことができます!
①就活対策本
まずは、取り掛かるハードルが低い就活対策本を買って読むことをおすすめします。対策本にも、就活全般の情報が記載されているもの、ESや面接対策ができるものとさまざまあるので、ジャンルに分けて紹介します。
就活の全体像がわかる
・「確実内定 就職活動が面白いほどうまくいく」
執筆者自身も就活を始める際に購入しましたし、周りの就活生もこぞってこの本を購入していました。著者は4,000人から就活に関しての相談を受けてきたスペシャリスト、トイアンナさんです。
大変に思える就職活動の攻略法が記載されています。企業はどのような人材を欲しているのか、そのためにガクチカではどのようなことを話せばよいのかなど、就活の具体的な手法を解説してくれています。読みやすくてとてもおすすめの一冊です。
・「絶対内定2025 自己分析とキャリアデザインの描き方」
大学生協15年連続売上第1位の自己分析本です。やりたい仕事や自分の強みなどが見つかる94の豊富なワークシートがついているので、徹底的に自分自身と向き合うことができます。
これほどまでに自己分析を深めておけば、選考で自分自身について深掘りされた際にも、論理的に説得力のある受け答えをすることができるでしょう。
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業界研究に役立つ
東洋経済新報社の「会社四季報」と、日本経済新聞社の「日経業界地図」。これらはみなさんも一度は書店などで見たことがあるのではないでしょうか。
さまざまな業界や業種の情報が記載されているので、業界研究をしながら自分に合った仕事を見つけることができます。客観的な視点で業界や企業について分析されているので、内容としても興味深いです。
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②就活エージェント
2つ目は、就活エージェントに頼ることです。
就活エージェントとは、求職者一人ひとりに、プロのアドバイザーがつき、就職活動を包括的に支援してくれるサービスのことです。
エージェントによってサービスの幅に違いはあるものの、企業紹介やES添削、面接対策に加えて、オンラインの個別カウンセリングで就職活動に関する相談をすることができます。
就活エージェント5選
利用者数の多い就活エージェントを5つ紹介します。就職活動に対して大きな不安を抱えている人は、1度頼ってみてもよいかもしれません。
③OB・OG訪問アプリ
OB・OG訪問アプリで、内定者を訪問することも、就活の初期段階においては有効だと言えます。
OB・OGの方を訪問するのはハードルが高いと思っている人でも、内定者であればOB・OG訪問の際に選考されるなんてこともないので、気軽に始めることができます。
また、内定者は就職活動を終えたばかりで、就職活動で悩んだこともよく覚えています。そのため、皆さんの悩みに親身に寄り添ってくれるでしょう。
OB・OG訪問アプリ2選
実際に内定者に話を聞くことができるOB・OG訪問アプリを紹介します。
・ビズリーチ・キャンパス
・ビズリーチ・キャンパス
ビズリーチ・キャンパスは、内定者はもちろん、大手企業で働く社会人がOB・OGとして多く登録しているアプリです。そのため、大手企業への就職を目指している人におすすめのアプリだと言えます。
ただ、大学のメールアドレスを利用してアカウントを作成する仕様になっており、利用できる大学が限られています。ご自身の所属する大学に対応しているか確認してくみてください。
【参考】ビズリーチ・キャンパス
【参考】ビズリーチ・キャンパス
・Matcher(マッチャー)
マッチャ―は、実際に働いている社会人はもちろん、内定者がたくさん登録しているアプリです。ベンチャー企業への就職、就職活動に関する相談を主に行いたい人におすすめです。
ビズリーチ・キャンパスと違い、所属大学関係なく誰でも登録して無料で利用できます。
これらのアプリで積極的に内定者へ訪問依頼を送り、素直な現状の悩みを打ち明けることでストレスを溜め込まずに就職活動を進めていきましょう。
【25卒就活準備】就活を始める前にこれだけはやっておこう
就職活動では、これまでの人生で経験したことがないほど多くの企業に足を運び、多くの社会人と対面することになるかと思います。
そんな就職活動を始める前にやっておくべきことについて、24卒の執筆者が解説します。
①リクルートスーツを買う
みなさん、リクルートスーツは持っていますか?入学式のために、就活でも使えるスーツを購入したという人もいれば、そうでない人もいるかと思います。
持っていない人は、すぐに購入することをおすすめします。人からもらったものでも問題はありませんが、お店で採寸してもらって自分の体に合うものを選ぶことがベストです。体型に合っていなければ、だらしなく見えてしまったりすることがあります。
また、スーツの色や柄については、「黒または紺色の無地」を選んでください。
また、スーツの色や柄については、「黒または紺色の無地」を選んでください。
鞄に関しても同様です。書類やPCを持ち歩く場合もあるので、黒の無地であることに加え、丈夫でマチの広いビジネスバッグを購入しましょう。
【参考】就活に最適なスーツとは?スケジュールに沿って選ぼう|洋服の青山
【参考】就活時のカバン選びで押さえておきたいポイントとおすすめアイテム|洋服の青山
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②就活専用のメールアドレスを作る
執筆者が特に大切だと感じたのが、この就活専用のメールアドレスを作ることです。既に就活関連のサイトに登録し、毎日大量のメールが届くことに驚いている人もいるかも知れません。
執筆者も就活生の頃、多い日には100件以上の就活関連メールが届いていました。私用のメールと、就活関連のメール、どちらも混同して大切な情報を見逃すことがないよう、分けておくことが必須です。
そして、就活専用のメールには、「Gmail」などのフリーメールを使いましょう。簡単に登録してすぐに使い始めることができます。
③頭髪など身だしなみを整える
就職活動中、どうしても身だしなみは見られてしまいます。
髪型、髪色には特に注意が必要です。近年では、寛容になっている企業は多いものの、派手な髪色や、伸びきった髪型では好印象を与えることはできません。
美容院で暗めの髪色に染めたり、選考前は整髪料で髪を整えてください。
また、女の子はメイクやネイルなどにも注意しましょう。派手なメイクやネイルも良い印象を与えることが難しいです。あくまで「ナチュラル」に、かつ清潔にを意識した身だしなみを心がけましょう。
④証明写真を撮っておく
就活のエントリーシートには必ず証明写真が必要です。就活用の証明写真は、一般的に撮影時から6か月以内のものとされているため、大学3年生の2月ごろに撮ったものが無難だと言えます。
また、エントリーシートは企業によって、データで提出する場合もあれば、紙媒体での提出を求められる場合もあります。どちらの場合にも対応できるよう、証明写真はデータと写真の両方を受け取っておきましょう。
⑤基礎的なビジネスマナーを学ぶ
特に知っておきたいのが、メールや電話のマナーです。私たちは普段、LINEなどを使って人とやり取りをしているため、メールや電話に慣れていない人が多いのではないでしょうか。
以下の記事を参考に、メールや電話のマナーを学んでください。
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就活のメールで押さえておきたい基本的な5つのマナー
就活を成功に導く! OB・OG訪問のすべて
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⑥就活ノートを用意する
就職活動に関する情報を整理するためのノートを用意しておきましょう。
スマホやiPadなどにダウンロードできる情報整理アプリでも構いませんが、執筆者の経験上、企業の座談会や説明会では紙媒体のノートに書き込んでいる人がほとんどでした。
この就活ノートには、業界研究や企業研究で得た情報・座談会やOB・OG訪問で聞いたこと、ご自身の志望動機などを書いていきます。詳しい作り方や書くべき内容については以下の記事を参考にしてください。
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まとめ
2025年卒のみなさん、就活のやり方について理解していただけましたか?
不安になること、周りと比較して焦ることもたくさんあるかもしれません。しかし、たくさんの先輩に話を聞いてストレスを溜め込みすぎず、本記事で解説してきたやるべきことを着実にこなしていけば、必ずいい結果が得られるはずです。
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