【自己PR例文集】ES/面接で使える魅力的な自己PR27選

2023/11/20
面接対策
ES対策
自己PRの書き方
自己PRの例文
目次
1.
自己PRはしっかり考えよう!
2.
‌企業が選考で重視することとは!?
3.
 企業が求める人物像とは!?
4.
自己PRの基本的な流れ
5.
【強み27選】自己PRの例文
6.
‌【エピソードのシーン別】自己PRの例
7.
‌ESの自己prで採用担当者がチェックする3つのポイント
8.
‌ESの自己prで採用担当者の興味を惹くコツ3選‌
9.
MatcherでOB訪問をして自己PR対策をしよう!

自己PRはしっかり考えよう!

‌「あなたの強みを教えてください。」

ESや面接など、就活で必ずと言って良いほど求められる自己PR。みなさんは企業にどんな強みをアピールするか決めていますでしょうか?なんとなくしっくりきたものを選び、深く考えずに伝えてしまっている人もいるかもしれません。


自己PRはみなさんの選考突破の可否に大きな影響を与える重要なものです。どのような強みが評価されるのか戦略的に考えなければなりません。


この記事では、企業が魅力を感じる自己PRを伝える上でのポイントを説明します。そして、アピールしたい強みごとに例を挙げて紹介します。最後まで読んで、みなさんが自己PRを考える際に役立ててください。

‌企業が選考で重視することとは!?

企業が就活生を選考している様子

みなさんは企業が選考において重要視しているのは何だと思いますか?


以下が、就職みらい研究所が出している「企業が採用基準で重視する項目」を表したデータです。企業が採用基準で重視する項目

【参考】就職みらい研究所|就職白書2023|企業が採用基準で重視する項目/学生が面接等でアピールする項目

‌このデータからわかるとおり、企業が選考で重要視することは「人柄」や「企業への熱意」です。

‌ そしてこの「人柄」をアピールできるのが、選考における言動などと自己PRなのです。採用担当者は自己PRを通じて、その人の人柄を知り、「入社後に活躍してくれそうか」「社風に合いそうか」を判断します。

‌ そのため、「アピールできるような経験がない…」という悩みを抱えている人もいるかもしれませんが、経験として話すエピソードはご自身の強みを補足する材料なのです。どんな経験でも話し方次第で、「採用したい!」と思ってもらえる自己PRを作ることができます。

 企業が求める人物像とは!?

コミュニケーション能力がある人
ここまで、企業は「人柄」を重視していると述べてきましたが、どのような人柄をアピールすればよいのでしょうか?

「コミュニケーション能力」と「意欲的」がトップ

以下は帝国データバンクが、2022年の9月2日から5日までの3日間で実施したアンケート結果です。
企業が求める人物像
‌【参考】帝国データバンク|求める人物像アンケート

‌採用活動において、どのような人物像を求めているかという質問に対して、「コミュニケーション能力」、「意欲的である」が4割を超えてトップでした。

この中に、ご自身に当てはまる強みがあれば、ぜひ話してみましょう!

自己PRの基本的な流れ

自己PRをしている様子

自己PRを伝える際の勘所が分かったところで、実際に自己PRを伝えるときの基本的な流れについて説明します。項目としては、以下の3つです。

‌(1)私の強みは〇〇です

(2)強みを裏付けるエピソード

(3)仕事における強みの活かし方


‌(1)私の強みは〇〇です

自己PRでは、結論部である自分の強みを最初に伝えます。

‌自己PRを伝えるときに、具体的なエピソードから入ってしまう人が少なくありません。しかし、これだと最後まで何が伝えたいのか把握できません。それ故長ったらしい印象を与えてしまう恐れがあります。

「私の強みは〇〇です。」と先に伝えておくことで、その後に続くエピソードが何を示すものなのか理解してもらえるでしょう。

‌(2)強みを裏付けるエピソード

‌エピソードの伝え方も工夫が必要。ただ経験したことの羅列では、強みを裏付けることができません。エピソードを伝えるときは以下の4点に整理するのがおすすめです。

・強みが発揮された場面
・掲げていたゴールや、克服すべき課題
・ゴールや課題について取ったアクション
・それによってもたらされた結果


‌面接で自己PRのエピソードを伝えた場合、大抵の場合より詳細な質問がされます。

‌どんな質問をされても的確な回答ができるよう、その時の状況を振り返っておいてください。

‌‌(3)仕事における強みの生かし方

強みとそれを裏付けるエピソードを伝えたら、それを仕事でどのように生かすのかについても言及すると良いでしょう。

‌企業について調べ、業務内容を踏まえて説明すると、しっかりと企業を調べていることが伝わります。
‌みなさんが強みを生かして活躍するイメージを想起してもらうことができるはずです。

‌自分で自己PRを書いたあとは…

‌自己PRを自分で書いたあとは、誰かに見てもらい、添削してもらうことがおすすめです。

‌第三者的な視点から自己PRを見てもらうことで「この経験をもう少し具体的に書いてほしい」「経験とそこで発揮された能力の繋がりを分かりやすく示してほしい」など、自分だけでは気付けないようなポイントを指摘してもらうことができます。

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【強み27選】自己PRの例文

自己PRを書いている様子
ここからは、強みに合わせて自己PRの例文を紹介します。‌

‌さらに、それぞれのリンクから詳しい説明を確認することができます。みなさんがアピールしたい強みに近しいものをチェックしてみてください。

‌①主体性があること

主体性は、自主性と言葉の意味が似ていますが「何もない状況で自ら自発的に行動したかどうか」の違いがあります。

‌自主性:誰かが決定したことを、誰に言われなくてもする
‌主体性:今までなかったあことを自ら考えて実行する


そのため、主体性をアピールする場合は「自ら考え実行した経験」を伝えるようにしましょう。

<OK例>
アルバイト先の離職率を下げるために、これまでなかった独自のマニュアルを自発的に作成した

<NG例>
アルバイト先の先輩から頼まれた用事を、同僚よりも多く行った

自己PRで主体性を伝える時のポイント・注意点

自己PRで主体性を伝える場合は、協調性が欠けていると思われないよう注意しましょう。

‌主体性に優れている場合、面接官から「この子は協調性がないからチームに入ったら問題を起こしそうだな」と思われる可能性があります。

‌「自分の意見ばかりで、他人の意見を聞かない人」という印象を持たれないようにするためにも、

①自身が主体性を発揮した際に、周りも一緒にサポートしてくれた経験
‌②結果的に成果を出すことができた経験

‌の2つを併せてアピールすることが重要です。

主体性を伝える自己PRの例文

私の強みは、組織の中で主体性を発揮できることです。

大学2年生の時、所属している野球部で雰囲気が悪くなり、その結果試合に勝てない時期がありました。雰囲気が悪くなっている原因として、私は「レギュラーメンバーと控えメンバーでモチベーションに差があること」があるのではないかと考えました。それを解決するために、私は「控えメンバーのみが出れる練習試合の実施」を監督・部長に提案しました。

最初は交渉に困難を要しましたが、控えメンバーの実力がアップすることでチーム全体の底上げになるということを強調し、最終的には説得に成功しました。結果として控えメンバーだった内の3名が、レギュラーメンバーになり、チーム内競争をさらに激しくすることに成功しました。

この経験を活かして、御社でもより良い組織作りに貢献していきたいと考えています。

②協調性があること

協調性は企業が最も求めている強みの1つ。

‌とあるデータでは、48.2%の企業が協調性を重視しているというものもあります。

‌「協調性」という言葉は抽象度が高く、それ故漠然としてしまいます。より具体的な表現に落とし込み、いかにして仕事で生かすかに踏み込むよう心がけてください。

‌協調性があることを伝える自己PR例文

‌私の強みは、組織の中の足りない役割を実行できる協調性です。

大学時代には、ゼミのプロジェクトリーダーとして、メンバーのスキルや得意分野を把握し、役割分担を行いました。私は、資料をわかりやすくまとめたり、人前で話すことが得意だったので、パワーポイントづくりや発表を担当しました。また、メンバーとこまめに連絡を取り合い、作業進捗を管理しました。その結果、プロジェクトは期限までに問題なく完成し、教授から高い評価をいただきました。

この経験から、チームで何かを成し遂げるには互いの強みを活かし、足りない部分を補い合うことが大切だと、改めて感じました。貴社に入社できた際には、この強みを活かし、チームの目標達成に全力で貢献したいと思っています。

‌こちらの記事に、協調性があることを伝える自己PR例文が掲載されています。
‌【参考】【これでOK】自己PRで協調性を効果的に伝えるコツ|ES例文3選

③真面目であること

真面目という性質は良くも悪くも捉えられる言葉。

‌物事に真剣に取り組めるというイメージを持つ人もいれば、遊び心がないというイメージを想起する人もいるかもしれません。真面目という言葉のマイナスイメージを削ぎ落とすため、自分ならではの言葉で真面目であることを表現することが大切です。

‌真面目であることを伝える自己PR例文

‌私の強みは、真面目に取り組む姿勢です。与えられた仕事は、最後まで責任を持ってやり遂げることができます。

大学時代には、硬式野球部に所属し、主将を務めました。私は、練習や試合で常に全力でプレーし、チームの目標達成に貢献しました。特に、3年生の時には、部員数が減少し、チームの士気が低下していました。そこで、私は、毎日の練習メニューを工夫し、部員一人ひとりに声をかけ、士気を高める活動に取り組みました。

その結果、チームは団結し、リーグ戦で優勝することができました。貴社に入社した際には、この真面目な姿勢を活かして、自分の仕事に誇りと責任を持ち、貴社の成長に貢献していきたいです。

‌こちらの記事に、真面目であることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】‌【ES例文つき】自己PRで「真面目さ」を伝えるときのポイント

④負けず嫌いであること

ここぞというときに負けん気を発揮し、成果を上げることは仕事の場面でも求められるはず。

‌負けず嫌いであることに加え、成果を出すための思考プロセスも一緒に伝えると良いでしょう。

‌負けず嫌いであることを伝える自己PR例文

‌私の強みは、負けず嫌いなところです。困難な課題や、ライバルに負けたくないという気持ちから、努力を惜しまずに、最後までやり抜くことができます。

大学時代には、硬式野球部に所属し、レギュラーを目指して練習に励みました。しかし、同期には、私よりも実力のある選手が多く、なかなかレギュラーを獲得することができませんでした。そこで、私は、練習メニューを自分で考えて、自主練習に取り組みました。また、試合では、常に全力でプレーし、チームの勝利に貢献しました。

その努力のかいあって、3年生の時には、レギュラーを獲得し、リーグ戦で優勝することができました。貴社でチームを組んで働く際には、メンバーと切磋琢磨しながら、目標達成を目指していきたいと思っています。

‌こちらの記事に、負けず嫌いであることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【ES例文あり】自己PRで負けず嫌いを伝えるときのポイント

⑤コミュニケーション能力があること

「コミュニケーション能力」を求めているという企業はたくさんあります。
‌しかし、あまりにも漠然とした言葉であるため、自己PRとしてアピールする際は注意が必要。

‌自分の強みにするときは、コミュニケーション能力とは何か明確に定義した上で伝えるようにしてください。

‌コミュニケーション能力があることを伝える自己PR例文

‌私の強みは、コミュニケーション能力があることです。年齢・国籍などが異なる人にも自分から話しかけ、会話のキャッチボールをすることを常に心がけています。

大学時代には、留学生との交流会を企画・運営しました。留学生が抱えている悩みを解決して、日本での生活をよりよくして欲しいという思いがあった私は、留学生20名にヒアリングを行いました。そして、見つかったニーズをもとに、留学生が日本語を練習できるようなプログラムや、日本の文化を紹介するプログラムも企画しました。その結果、交流会は大成功し、留学生からは感謝の言葉をいただきました。

貴社に入社した際には、このコミュニケーション能力を活かして、社内外の人と円滑にコミュニケーションをとり、業務に貢献していきたいです。また、グローバルに活躍する企業として、世界中の人とコミュニケーションをとり、新たな価値を創造していきたいです。

‌こちらの記事に、コミュニケーション能力があることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【例文あり】ESの自己PRでコミュニケーション能力をアピールする方法とは!?

⑥責任感があること

責任を持って仕事をすることは、社会人として当たり前のこと。
‌それ故、責任感単体でアピールしてもあまり良い自己PRにはなりません。
‌責任感を持って何かに打ち込んだことで培った強みの方がより良い自己PRになるでしょう。‌

‌責任感を伝える自己PR例文

‌私の強みは、責任感があることです。与えられた仕事は、最後まで責任を持ってやり遂げることができます。

大学時代には、硬式野球部に所属し、主将を務めました。私は、練習や試合で常に全力でプレーし、チームの目標達成に貢献しました。特に、3年生の時には、部員数が減少し、チームの士気が低下していました。そこで私は、毎日の練習メニューを工夫し、部員一人ひとりに声をかけ、士気を高める活動に取り組みました。

その結果、チームは団結し、リーグ戦で優勝することができました。貴社に入社しチームで働くことができた暁には、この強みを活かしてメンバーのサポートを惜しみなく行いながらチームの目標達成に貢献していきたいです。

‌こちらの記事に、責任感を伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【ES例文あり】自己PRで「責任感」を伝えるときのポイント

⑦継続力があること

何か1つのものに打ち込んだ経験がある人は、就活で高く評価されることが多いです。
‌ただし、何でもかんでも継続してできるわけではありません。

‌継続力をアピールする際には、継続力が発揮される条件、そして、選考を受けている企業でも熱中できる理由についても言及することをおすすめします。‌

‌継続力があることを伝える自己PR例文

私の強みは継続力です。一度「やる」と決めたことは最後までやり抜くという信念を持っており、困難にも屈せず、目標達成のために努力を続けています。

大学時代には、英語力を強化するために1年間でTOEICのスコアを200点アップさせました。最初は思うようにスコアが伸びず諦めそうになったこともありましたが、強い信念をもって毎日コツコツと勉強を続けました。具体的には、英語で映画やドラマを見たり、オンライン英会話をしたり、留学経験のある友人と英語でやり取りするなど、あらゆることから英語力強化を図りました。

その結果、目標スコアを達成することができました。貴社に入社した際には、私の継続力を活かして、困難なプロジェクトでも周囲と協力し合いながら最後までやり抜き、貢献していきたいと思っています。

‌‌こちらの記事に、継続力があることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【ES例文あり】自己PRで「継続力」を伝えるときの注意点

⑧好奇心旺盛なこと

1つのことを突き詰めるために不可欠の好奇心。
‌本当に自分が好きな仕事に就けたときに、大きな力を発揮します。

‌好奇心をアピールするときは、1つの物事を突き詰めた理由と、突き詰めるプロセスについて詳細に説明することを心がけてください。

‌好奇心旺盛なことを伝える自己PR例文

‌私の強みは、好奇心旺盛な冒険心があることです。新しいことに挑戦し、未知の世界に飛び込むことに楽しさを感じます。

大学時代、ゼミのプロジェクトで海外の大学と共同で研究を行うことに挑戦しました。私は
英語力が十分ではなかったため、事前にオンライン英会話に登録し、2日に1度は必ず海外の方と話すようにしていました。また、現地の文化や習慣を学ぶため、大学のラウンジへ出向いて留学生と話す機会を積極的に設けました。

その結果、無事に海外の大学生と交流しながら研究を成功させることができ、発表まですることができました。貴社に入社した際には、新しいことに積極的に挑戦し、組織の成長に貢献していきたいです。


‌こちらの記事に、好奇心旺盛なことを伝える自己PR例文が掲載されています。

【参考】【ES例文あり】自己PRで「好奇心」をアピールするときのポイント

⑨努力家であること

努力できることはどんな仕事についても欠かすことができません。
‌しかし、努力は結果が伴って初めて評価されるもの。
‌努力できることに加えて、成果を出すための考え方についても論理的に説明できることが大切です。

‌努力家であることを伝える自己PR例文

‌私は、与えられた課題や立てた目標に向かって、粘り強く努力することができます。

大学時代には、サークルの代表を務め、新規イベントの企画・運営に取り組みました。イベントの成功には、多くの人の協力が必要であると考え、メンバーの協力を得るために、積極的にコミュニケーションを取り、信頼関係を構築しました。また、イベントの成功に向けて、準備期間、時には遅くまで残って作業に取り組みました。

その結果、イベントは成功裏に開催することができ、メンバーからも高い評価を得ることができました。貴社に入社した際には、自身の目標に向けて努力を怠らないことに加え、チームメンバーのサポートを惜しみなく行い、チームの目標達成に貢献できるようになりたいです。

‌こちらの記事に、努力家であることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【ES例文あり】自己PRで「努力家」を伝えるときのポイント

⑩慎重であること

真面目なことと同様、慎重であるという資質は良くも悪くも捉えられ得るものです。

‌企業の求める人物像を調べ、アピールしても良い資質なのか確認するようにしましょう。
‌具体的な表現に落とし込んで、負のイメージを取り除くことも有効です。

‌慎重であることを伝える自己PR例文

‌私の強みは、慎重であることです。物事をよく考えてから行動を起こすことができるため、失敗を最小限に抑えることができます。
アルバイトでは、接客の仕事に携わってきました。私はお客様に満足のいく買い物をしていただくため、要望をしっかりと確認し、丁寧に接客するように心がけていました。ある日、お客様が商品の前で立ち止まって考え事をしているのを見つけました。私はお客様に近づいて声をかけ、相談を受けた結果、お客様の納得のいく買い物ができ、「丁寧な接客をありがとうございました」と言っていただけました。
貴社に入社した際には、この慎重さを活かしつつ、スピード感も忘れずに業務を遂行していきたいです。

‌こちらの記事に、慎重であることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【ES例文アリ】自己PRで「慎重さ」を魅力的に言い換えるコツ

‌‌⑪気配りができること

気配りができることは、人とのコミュニケーションを円滑に進めるうえで大切なこと。
‌しかし、企業で活躍できることを伝える自己PRとしては、強みとして弱くなってしまいます。

‌気配りができることから、仕事で生きる資質や能力をアピールできないか考えてみると、新たな切り口が見つかるかもしれません。‌

‌気配りができることを伝える自己PR例文

‌私は、常に周りを見て気配りをすることを意識しています。

大学時代には、ダンスサークルの副代表を務めていました。サークルの活動では、みんなが楽しめる充実した活動を運営することを心がけていました。あるとき、メンバーの1人が体調を崩し、大会前にも関わらず活動に参加できなくなってしまいました。そのメンバーは、活動に参加できないことを申し訳なく思い、一人で悩んでいました。私は、そのメンバーの心情を察し、代わりにメンバーのパートで練習に参加することを申し出ました。そのメンバーは、私の申し出にとても喜んでくれ、体調も無事回復し、再び活動に参加することができました。

貴社に入社した際には、この気配り力を活かして、お客様や社員の満足度を向上させていきたいです。また、チームで働く際には、メンバーの意見を尊重し、みんなが気持ちよく働ける環境づくりに貢献していきたいです。
こちらの記事に、気配りができることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【ES例文あり】自己PRで「気配り」を伝えるときのポイント

強み⑫計画性があること

計画することなしにプロジェクトが成功することはほとんどありません。

‌自己PRで計画性をアピールする際には、計画を立てることで達成したかったゴールと、そこに到達するまでの計画の立て方について詳しく説明すると良いでしょう。

‌計画性があることを伝える自己PR例文

‌こちらの記事に、計画性があることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【ES例あり】自己PRで「計画性」をアピールするときのポイント

強み⑬リーダーシップがあること

「コミュニケーション能力」と同じく、リーダーシップという言葉は人によって解釈が変わる抽象的な言葉です。
‌自己PRでリーダーシップを伝えるときは、自分にとってリーダーシップとは何なのか、明確に定義した上でアピールしてください。

‌リーダーシップがあることを伝える自己PR例文

‌私の強みは、陰から周りを支えるリーダーシップです。

大学時代には、サークルの副部長を務めていました。私は、部長を支えながら、メンバーのフォローやイベントの運営などに尽力しました。特に、イベントの運営では、メンバーの意見を尊重しながら、スムーズに運営できるよう努めました。また、メンバーが困っている時には、積極的にサポートしました。

その結果、イベントは成功裏に開催でき、部員からの評価も高かったです。貴社に入社した際には、このリーダーシップを活かして、チームの目標達成に貢献していきたいです。

こちらの記事に、リーダーシップがあることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【ES例文あり】自己PRでリーダーシップをどうアピールする?

⑭粘り強いこと

粘り強さとはすなわち、困難な状況に陥っていても諦めることなく行動できること。
‌仕事においても大切な資質になるはずです。

‌粘り強さに加え、目的を達成するためにどのような努力をしたのかに注力して説明すると良いでしょう。

‌粘り強いことを伝える自己PR例文

‌こちらの記事に、粘り強いことを伝える自己PR例文が掲載されています。

【参考】【ES】自己PRで「粘り強さ」をアピールするときのポイント

⑮チャレンジ精神があること

チャレンジ精神を持っているだけでは、成果を出すことができません。

‌チャレンジ精神があるのに加えて、正しい手段を考えて実行に移せることにも言及した自己PRを考えるのをおすすめします。

‌‌チャレンジ精神があることを伝える自己PR例文

‌こちらの記事に、チャレンジ精神あることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【ES例文あり】自己PRや長所で「チャレンジ精神」を伝えるときのポイント

⑯忍耐力があること

忍耐力は成果に結びついて初めて意義を成す資質です。

‌自分が伝えるエピソードを吟味して、我慢強く行動を貫いたことで得られた成果であることを確認したうえでアピールしてください。

‌忍耐力があることを伝える自己PR例文

‌こちらの記事に、忍耐力があることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【ES例文あり】自己PRで忍耐力を伝えるときの注意点

強み⑰諦めないこと

‌仕事では、困難な状況でも諦めずに取り組み続けることが求められる場面が多くあるでしょう。

‌困難を乗り越えるために必要な強みですが、頑張る方向性が間違っていると結果が出ません。
‌エピソード選定の際に、取った行動が妥当なものであったか意識するようにしましょう。

‌諦めないことを伝える自己PR例文

‌こちらの記事に、諦めないことを伝える自己PR例文が掲載されています。

【参考】自己PRや長所で諦めないことをアピールするときのポイント

⑱素直なこと

新卒採用は、何も仕事ができないことが是とされるのが特徴。一方で、早く仕事を覚えて一人前になることが求められます。素直であることは早く成長するために必要なもの。

‌その前提を踏まえて、素直さがアピールできるエピソードを選んでください。

‌素直なことを伝える自己PR例文

‌こちらの記事に、素直なことを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】自己PRで「素直さ」をアピールして大丈夫?ES例文

⑲ポジティブなこと

「ポジティブ」は一種の性格と捉えられるため、具体的な資質として捉えづらい強みです。しかし、ポジティブであるという性格には、仕事でも発揮される強みがあります。具体的な資質として表現を変えることで、企業に刺さる自己PRになるでしょう。‌

‌ポジティブなことを伝える自己PR例文

私の強みは、ポジティブなことです。落ち込む出来事があったとしても、1〜2日で立ち直って前向きに物事を考えることができます。

大学4年間を通して働いていた飲食店のアルバイトで、お客様からクレームをいただいたことがありました。私は初めてのクレーム対応に動揺し、当日は落ち込みをうまく隠しきれずにいたと思います。しかし、翌日には店長としっかりと話し合い、クレームをいただいた原因を分析し、改善案を洗い出して次の行動目標を考えました。そのうえで、お客様に誠意を尽くして謝罪の電話をしました。

新たな目標設定をすることができたことによって、前向きにモチベーション高く働くことができるようになり、お客様から謝罪も受け入れてもらうことができました。貴社に入社した際には、この前向きさで組織の仲間とともに、目標達成を目指していきたいです。
‌こちらの記事に、ポジティブなことを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【例文】【ES】自己PRで「ポジティブ」を伝えるのはアリ?

⑳傾聴力があること

傾聴力は、コミュニケーション能力1つで、聞き上手な人が持っているスキルです。

‌「友人からよく相談を受ける」なんて人もいると思います。相手の話を聞き出すことでニーズを汲み取り、相談者が求めているものを的確に満たしてくれる、そういった才能があるからこそ、人から相談を受けるのです。

傾聴力があることを伝える自己PR例文

私の強みは、相手の本音を聞き出す傾聴力です、相手の話に共感しながら、気持ちに寄り添うことを心がけています。


大学時代に所属していたボランティア団体で、児童養護施設の子どもたちと関わった期間がありました。初めて訪れた際に、子供たちの顔がとても暗くのびのびと生活できていないことを感じました。そこで子供たちは自分の話を聞いてくれる存在に飢えていると感じ、「一人一人の目を見て話しかけ、話してくれたことには共感する」ことを心がけて行動していました。


その結果、最初の頃よりも子供たちの顔が明るくなり、施設のサポートに尽力できたことを実感しました。今もボランティア期間は終わりましたが、定期的に施設を訪問するようにしています。貴社に入社した際には、この傾聴力を生かしてお客様と信頼関係を構築し、お客様から汲み取った的確なニーズをもとに最適な提案をしていきたいです。

㉑行動力があること

自分で考えて主体的に行動できることは、仕事をするうえで求められる能力です。ただし、成果を出すためには行動の方向性が正しいことが重要なので、自己PRの際には、その点についても言及してください

‌行動力があることを伝える自己PR例文

‌私の強みは、怖くても一歩踏み出す行動力です。物事を前に進めるために、時には勇気を出して行動することが重要だと考えています。

大学時代に、学外の研究発表会で初めて英語で発表することに挑戦しました。私は英語が得意なほうではなかったため、最初は上手くできるのか、不安しかありませんでした。しかし、英語が得意な友人にzoomを繋いでもらって毎晩30の練習を行い、アドバイスしてもらいました。

その結果、学外発表でのプレゼンは成功し、外国の審査員の方からも高い評価をいただきました。貴社に入社した際にはこの強みを活かし、自身のスキル向上とともに、組織の目標達成に貢献していきます。

‌こちらの記事に、行動力があることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【ES例文あり】自己PRで「行動力」を魅力的に伝える方法

㉒向上心があること

新卒は、何も仕事ができない状態で企業に入社することになります。

‌多くを吸収し、早く仕事ができるようにならなければならないので、向上心はなくてはならないのものです。従って、向上心だけでなくいかにして早く成長できるのか、そのプロセスも合わせて説明すると良いでしょう。

向上心があることを伝える自己PR例文‌

‌こちらの記事に、向上心があることを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌‌【参考】【例文あり】「向上心」をアピールできる長所の書き方

㉓冷静なこと

冷静であることをアピールする際に注意しなければならないのは、何が強みとなるのかをきちんと説明すること。
‌冷静であることそれ自体が強みになるわけではありません。

‌冷静さを強みとしてアピールするのは、企業に魅力を感じてもらえない恐れがあるので注意しましょう。

冷静なことを伝える自己PR例文‌‌

‌私の強みは、どんな時でも冷静に問題解決できる力です。
大学時代には、ゼミの研究発表で、想定外のトラブルが発生しました。発表当日、発表資料の一部が紛失してしまったのです。私は、パニックに陥ることなく、すぐに他の資料を探し始めました。また、発表内容を簡潔にまとめることで、時間内に発表を終えることができました。
この経験から、どんな困難な状況でも冷静に判断し、行動できる大切さを学びました。貴社に入社した際には、この力を活かして、困難な課題を解決し、会社の成長に貢献していきたいです。

‌こちらの記事に、冷静なことを伝える自己PR例文が掲載されています。

‌【参考】【保存版】自己PRで「冷静さ」は長所になる!言い換え・例文3選


㉔情熱的であること

情熱的であることは、上で述べた「企業が求める人物像」の「意欲的」に合致する部分があります。そのため、強い気持ちを持ち続け、最大限の力を発揮した経験があれば、一度自己PRの案を練ってみてもいいかもしれません。

ただ、情熱があることは漠然としていて、想像することが困難であるので、エピソードを交えながら話すことが大切です。


情熱的なことを伝える自己PR例文

私の強みは、目標達成のために努力を惜しまない情熱があることです。一度立てた目標は、困難があったとしても最後までやり抜くという強い意志を持っています。


大学時代には、サッカー部に所属し関東大会の優勝を目指していました。当初は、思うように試合に勝てず、モチベーションの上がらない日が続きました。しかし、何としても目標を達成したかったため、私はキャプテンとして練習メニューを見直したり、メンバーの能力を考えて戦術の研究を行いました。また、コーチに相談してメンタルトレーニングも組み込んでもらい、試合に臨む心構えを整えました。


その結果、大学3年の時に、関東大会優勝を果たすことができました。貴社に入社できた暁には、この強みを活かして、チームを巻き込みながら目標達成に貢献していきたいと思っています。


㉕発想力があること

商品開発などの職種であれば、発想力が求められることもあるでしょう。しかし、採用担当者によって、あるいは話すエピソードによっては組織の色に染まらない自我の強い人と感じられてしまう場合もあるので注意が必要です。

そうならないためには、「その発想をチームのみんなに共有して話し合った」「発想力がチームの成果に貢献した」など、あくまで独りよがりではないことをアピールすると良いでしょう。

発想力があることを伝える自己PR例文

私の強みは、発想力があることです。既存の考えにとらわれず、新しいアイデアを生み出すことができます。


大学時代には、ゼミのプロジェクトで、新たな商品の開発に取り組みました。私は、既存の商品の欠点に着目し、まったく新しい発想で商品を開発しました。その結果、開発した商品は、ゼミ内で高い評価を得ることができ、大学の文化祭で販売したところ数時間で売り切れてしまいました。


貴社に入社した際には、この発想力を活かして、新たな価値を創造し、貴社の成長に貢献していきたいです。また、チームで働く際には、メンバーのアイデアを尊重し、共に最適解を追求したものを生み出していきたいです。

㉖柔軟性があること

社会に出て働き始めると、これまで以上に自分自身の意見が通らないことがあると思います。そのような時に、自身の意見に固執するのではなく、うまく周りの意見を聞いたり、取り入れたりと関係を構築しながら、よいよいものを追求することが求められます。

‌柔軟性があることを伝える自己PR例文

私の強みは、反対意見も受け入れることができる柔軟性です。自分の考えを曲げずに押し通すのではなく、相手の意見を尊重し、共に良いものを生み出すことができます。


自身が代表を務めていたサークルにおいて、ある時、新規イベントの開催を検討していました。しかし、メンバーの中には「イベントの準備が大変で、参加者が集まらないのではないか」という意見がありました。私は、その意見を真摯に受け止め、イベント内容を検討し直し、イベントに反対していたメンバーとの話し合いを重ねました。


その結果、イベントは成功裏に開催することができ、メンバーからも「やってよかった」という声が集まりました。貴社に入社した際には、この柔軟性を活かして、多様な価値観や意見を尊重し、チームで働く際には、メンバーの意見を尊重し、共に成長していきたいです。


㉗実行力があること

働く中で、何か課題に気づいたとしても、行動に移さなければ何も始まりません。そのため、「実行力」が必要となります。

‌実行力と言っても人によって捉え方はさまざまなので、エピソードなどを取り入れてわかりやすいアピールをしてください。

‌実行力があることを伝える自己PR例文

私の強みは、他人がやりたくないことでも取り組める実行力です。困難な課題や、面倒なことでも、最後までやり抜くことができます。


コンビニでアルバイトをしていた際、誰も清掃をやりたがらず、店舗の汚れが目立っていることを感じていました。清掃は、汚れた床やトイレを掃除する、ゴミを捨てるなどの仕事です。最初は、汚れや臭いに慣れず、嫌になる時もありました。しかし、店が綺麗担っていく様子を見るうちに責任感が生まれ、次第に周りのアルバイトを誘って掃除をするようになりました。


その結果、店舗全体に掃除の習慣がつき、店長からも「清掃がきれいになった」と評価されました。貴社に入社した際には、この実行力を活かして、困難なプロジェクトにも果敢に挑戦し、貴社の成長に貢献していきたいです。また、チームで働く際には、メンバーのサポートを惜しみなく行い、チームの目標達成に貢献していきたいです。


‌【エピソードのシーン別】自己PRの例

自己PRを考えている様子
ここで紹介するのは、特定の出来事をアピールしたいときの自己PRについて。

エピソードを軸にするときは、自分の強みが発揮されているものなのか、確認した上で自己PRを作っていくようにしてください。

1.部活動

‌‌‌部活動のエピソードでは、チームにいかに貢献できたのか、目標をどのように達成することができたのかなどの過程について語ることで、自分の能力をアピールすることが可能です。

「都大会出場に向けてチームの意識改善を行った経験からリーダーシップ力をアピールする」「ベンチだったが地道に努力してスタメンに入った忍耐力」など、自分が部活動を通して特に頑張った経験を思い出し、そこからアピールするポイントを見つけましょう。

特にチームとして協力しながら成果を出していく社風がある企業には、部活動の経験は魅力的に映る傾向があります。

2.アルバイト‌

どの企業に入社したとしても「お金を稼いで企業を成長させる」ことのできる人材が重宝されます。

「アルバイト先の業務を効率化させた経験」「売上増加に寄与した経験」などは、入社後の実務経験に活かされる能力をアピールしやすく、オススメです

現状に満足するのではなく改善を常に求める姿勢、目標を達成できるようにアプローチしていく遂行能力などをアルバイト経験から示していきましょう。

3.学業・勉強

‌‌‌学生の本分である学業や勉強に力を入れていた経験も、企業にアピールできる十分な経験です。

特に学生時代に学んだことが直に活かされる理系の場合は、どのような研究を大学で行っていたのか、どのようなアプローチを行っていたのかについて示しておくとよいでしょう。

学業や勉強の経験から自己PRする能力は、計画性や発想の豊かさなどが挙げられます

‌ESの自己prで採用担当者がチェックする3つのポイント

自己PRにおける企業のチェックポイント

‌これまでは就活の自己prにおいて、どのようにアピールすれば良いのかを見てきました。

ただし、これまで説明した例文や流れをただ実践してみても、上手くはいきません。

「面接官の目線を持って自己prを行うこと」が非常に重要です。

ここではESの自己prで採用担当者が見ているポイントを紹介します。


1.日本語が適切に使えているか
‌2.
自社が求める人物像と、自己prの内容がマッチしているか

3.面接官がESを読んで、入社後活躍している姿を想像できるか


主に上記の3点を抑えておくことが重要です。
1つずつ詳しく見ていきましょう。

1.日本語が適切に使えているか

日本語表現が適切に使えているかは、ESの自己prにおいて重要です。
‌文章力は、社会人になってからも使う重要なスキルであり、最低限の文章力をESで見極めているといえるでしょう。

ESの日本語表現でよくある間違い

「てにおはがおかしい」

×私が学生時代に、サークル活動へ力をいれました。
○私は学生時代に、サークル活動に力をいれました。


「誤字脱字」

×貴社で新しい事業を想像していきたいと思います。
○貴社で新しい事業を創造していきたいと思います。


「のが連続して使われている」

×学生時代に居酒屋のホールの責任者のマネージャーとして、売上の改善に~
○学生時代に居酒屋のホール責任者として、売上の改善に~


「だ、である調とです、ます調が混同して使われている」

×私は学生時代サークルに力をいれました。一番大変だったのは、1年生の時だ。
○私は学生時代サークルに力をいれました。一番大変だったのは、1年生の時です。

2.自社が求める人物像と、自己prの内容がマッチしているか

自己prの内容が、自社の求める人物像とマッチしているかも非常に重要です。
例えば志望企業が「コミュニケーション能力の高い人」を求めている場合、自己prでは「コミュニケーション能力の高さを表すエピソード」を用意するとよいでしょう。

逆に「主体性のある学生」を求めているにも関わらず、そのエピソードがないと、企業側が「この子は自社にマッチしていないな」という判断を下しかねません。

企業が求める人物像は、説明会や社員との座談会、OB訪問などを通じて明らかにしておくとよいでしょう。

3.面接官がESを読んで、入社後活躍している姿を想像できるか

「この学生なら、入社後も活躍してくれそうだな」と面接官に印象付けることも、ESの自己prにおいて非常に重要です。

例えば、自己prでサークル長として団体を引っ張ったとアピールできれば「この子は入社後もチームを引っ張ってくれる存在になりそうだな」と印象付けることができます。

‌経験は人それぞれなので、何をアピールしても構いませんが「自己prでどんな印象を面接官に持ってほしいのか」は明確にしておくとよいでしょう。

‌ESの自己prで採用担当者の興味を惹くコツ3選‌

企業の目を引く自己PR作成のコツ

‌面接官が評価する自己prを学んだ所で、次に「ESの自己prで興味を惹くコツ」について紹介していきます。

ESの書き方を工夫して、何千枚・何万枚のESの中で目立つ自己prを書き上げましょう。

①よくある強みは避ける

自己prで「強みはコミュニケーション能力です!」「強みは協調性です」と書く就活生は非常に多いです。

「周りがやっているから自分も」と他の就活生と同じような強みを伝えてしまうと、面接官が「また同じ強みか・・・」という印象を受ける可能性があります。


採用官は1日に何百枚・何千枚のESをチェックします。それだけ数が多いと、1枚1枚丁寧にチェックしている暇はありません。


そんな忙しい採用官の目に留まるESにするためにも、よくある強みは避けることが重要です。そこでおすすめなのが「よくある強みを違う言葉に言い換える」ことです。


例えば、
コミュニケーション能力 ⇒ 年齢・国籍・出自等が異なる人とでもすぐに仲良くなる力
責任感 ⇒ 同僚が投げ出すような辛い仕事も、目標が達成されるまでやり続ける力

なとど言い換えると、他の就活生にはない独自の強みになります。
この伝え方は、ESだけでなく面接時にも使うことができます。

②キャッチコピーを付けて印象に残す

キャッチコピーを付けることも、面接官の印象に残す上で効果的です。
序盤にキャッチ―な表現を入れることで、採用官に「これってどんな意味だろう?もっと読んでみたいな」と思わせることができます。

キャッチコピーの作り方

① 自分の強みを一言で示す
⇒「リーダーシップ力」


② ①をかみ砕いて表現する
⇒「1つの目標に向かって、異なる属性の人たちをまとめ上げることができる」


③ ②の比喩になる表現はないか考える
⇒「私は灯台です。どんなに辛い状況でも、持ち前の明るさで1つの場所にまとめることができます」


キャッチコピーをいきなり付けるのは難しいでしょう。
そのような場合は、普段から身近な商品・サービスにキャッチコピーを付ける練習をしておくことで、慣れることができます。

③結果に客観的評価を入れて内容に説得力を持たせる

面接官に興味を持ってもらうためには、数値や他人からの評価などを入れるとよいです。
例えば、「この施策の結果、売上が増加しました」という文章より「この施策の結果、売上が前年度比150%になりました」という内容の方が、説得力があるでしょう。

数字や他者からの評価は、取り繕うことが難しいため、説得力を持ちます。


第3者からの評価の例:

・お客様から「あなたがいるからこのお店に来ている」という言葉を頂戴しました。

・同期から「○○さんがいたからサークルに楽しく来れた」といわれました。


数字の評価例:

・前年度にくらべて売上が150%になりました。

・10年間、練習後に自主練習を2時間を行いました。

・1年間で成績をクラス30位から2位にまで上げました。


上記の例のように、成果を強調する場合は、数字・第三者からの評価を盛り込み、内容に説得力を持たせましょう。


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