【質問例あり】超初心者向け!3分でわかる集団面接のマナーとコツ
2022/12/20
目次
2.
4.
5.
個人面接と集団面接はなにが違う?
就活の本選考やインターンの選考で度々行われる集団面接。
みなさんは受けたことがありますか?
みなさんは受けたことがありますか?
集団面接で一番重要視しなければならないのは、マナーです。
もちろん個人面接のときもマナーを守らなければならないのですが、集団面接でマナーを守らないと、面接官のみならず、周りの就活生にも迷惑をかけてしまいます。
もちろん個人面接のときもマナーを守らなければならないのですが、集団面接でマナーを守らないと、面接官のみならず、周りの就活生にも迷惑をかけてしまいます。
「でも、集団面接なんてほとんど受けたことないからマナーどころじゃない…」
「個人面接よりなんだか集団面接の方がニガテだな…」
こんなお悩みをお持ちの学生さんも多いのではないでしょうか?
この記事では、「そもそも個人面接と集団面接はどこが違うの?」というギモンを解決すると共に、集団面接が初めてでも評価が高くなるマナーのポイント、質問例などを紹介します。
この記事を読み終わるころには「なるほど!集団面接はこうやって対策すればいいんだ!」と不安が解消できれば幸いです。
面接対策の方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
周りの学生との比較
集団面接と個人面接の最も大きな違いは、他にも学生が参加していることです。周りの学生と比較して目立ちやすいポイントは、回答の内容よりもマナーです。
確かに、同じ質問に対してより優れた回答をした学生が採用されやすくなる可能性はあります。
しかし、それは個別面接でも同じことであり「あの人よりもいい回答をしなければ…」と焦って自分の本来の魅力をアピールできないのはもったいないことです。
一方、基本的なマナーは一目で判断できるため、面接のマナーが良くない学生の評価は低くなりがちです。
あらかじめ一通りのマナーを確認しておくようにしましょう。
アピールできる時間
集団面接は、個別面接よりもアピールできる時間が短いです。参加者が多い場合は「1分程度で話してください」と指示されることもあるため、短い時間でアピールできるよう対策しておく必要があるでしょう。
また、自分をアピールしたいがために長く話しすぎることは、マナーとして絶対にNGです。
他の学生のアピール時間を奪うことにつながり、「この学生は自己中心的だ」と評価されたらもったいないですよね。
他の回答を聞く時間
自分の発言を終えて満足するのではなく、他の人の回答に関心を持って聞くことはメリットが大きいです。メリットの一つとして、他者の話に興味を持って聞くことで、面接官からマナーを評価してもらえる可能性が高まります。
「〇〇さんと同じく、私も~~だと思います」
「〇〇さんのように、私も~~です」
このように、不自然でない程度に周りの学生の意見を踏まえて発言することがオススメです。
また、他の学生の回答を聞くことで面接官の質問の意図がわかり、スムーズに回答できることもあります。
集団面接の流れ5ステップ
ここでは、受付や入退室時の流れを5つのステップに分けてご紹介します。
オンラインの集団面接の流れも紹介しているので、集団面接をまったくやったことがない人や、初心者の方はぜひ参考にしてみてください。
個別面接でも使える、基本的な面接の流れを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
Step1:受付
集団面接は受付からすでに始まっています。
まずは「おはようございます」「失礼します」と一言あいさつをするのがマナーです。
その後、自分の名前と学校名、訪問の目的を伝えるようにしましょう。
面接は余裕をもって指定時間より30分ほど早く会場に着くのが理想です。
しかし、準備が整っていない可能性を考えて、受付は5~10分前を目安に済ませるようにしましょう。
面接会場に向かうときの注意点や到着時間については、以下の記事をご覧ください。
Step2:待機中
受付のあとは、待合室や空き会議室などで面接時間まで待機することになるでしょう。
企業によっては、待機中のマナーも面接の評価につながる可能性があります。
他の学生と必要以上に会話をしたり、姿勢を崩しすぎたりしないよう気をつけましょう。
特に、スマートフォンの扱いには注意が必要です。
自分は面接対策のメモを見ているつもりでも、社員にはSNSやゲームをしているような印象を与えてしまうかもしれません。
受付を済ませたらスマートフォンの電源は切るかマナーモードにして、待機中に不必要に触らないようにしましょう。
Step3:入室
入室は個人面接と違う点があり、特に注意すべきポイントです。
集団面接の場合、入室する順番によってマナーが変わります。
先頭で入室する場合
・ノックをする
・「お入りください」と返事があったらドアを開ける
・「失礼します」とあいさつしてから一礼し、部屋に入る
・指示があるまで、イスの前で立ったまま待つ
2番目以降に入室する場合
・ノックはしない
・ドアのところで立ち止まり、「失礼します」とあいさつしてから一礼し、部屋に入る
・指示があるまで、イスの前で立ったまま待つ
最後に入室する場合
・部屋に1歩入ったらドアの方を向き、静かに閉める
・面接官の方を向き、その場で「失礼します」とあいさつしてから一礼し、イスに向かう
・「お座りください」と着席の指示が出たら座る
カバンやコートなどの荷物のマナーも忘れてはいけません。
カバンは自分の足元に立てて置き、コートはきちんとたたんでカバンの上かそばに置きましょう。
Step4:面接中
面接中の流れは自己紹介、面接官からの質問に回答、逆質問と個人面接とあまり変わりません。
しかし、集団面接中のマナーは以下の点が特に大切です。
(1)指定時間を守ること
(2)他の就活生の話をちゃんと聞くこと
先ほどお伝えしたように、マナーは面接官に向けてのみでなく、周りの学生に向けても大切にしましょう。
他者を思いやる、尊重する態度は仕事をしていく上で大切な要素なので、面接で評価されやすいポイントです。
笑顔で受け答えをする、最後まで姿勢を正す、程よく相づちを打つといった基本的なマナーと共に意識するとよいでしょう。
Step5:退室
面接官から終わりのあいさつがあったら、立ち上がって「ありがとうございました」と一礼しましょう。
その後退室の流れになりますが、入室と同じく順番によってマナーが変わります。
先頭で退室する場合
・ドアまで向かったら面接官の方を向き、「失礼します」とあいさつして一礼する
・ドアを開け、部屋を出る
2番目以降に退室する場合
・最初に退室する人が部屋を出てから面接官の方を向く
・「失礼します」とあいさつして一礼する
最後に退室する場合
・最初に退室する人が部屋を出てから面接官の方を向く
・「失礼します」とあいさつして一礼する
・ドアの方を向き、静かに閉める
面接が終わった後、オフィス内での態度を社員が見る可能性があります。
他の参加者と感想を言い合ったり情報交換をしたりしたい場合は、オフィスを出てからにしましょう。
オンライン集団面接の流れ
就職みらい研究所の調査によると、web面接を実施した企業は78.4%でした。
オンライン面接が高い頻度で行われている中で、集団面接もオンラインで受けることになる可能性は高いでしょう。
オンラインの集団面接に参加する場合でも、基本的な流れは対面の面接と変わりません。
・入室
・面接(自己紹介、面接官からの質問、逆質問)
・退室
上記のような流れになるため「何か特別な準備をしなければ…」と焦る必要はありません。
対面の面接と違う点があるとしたら、面接が開始したらブレイクアウトルームでさらに少人数に分かれる場合があります。
また、他の学生が発言している時はマイクをミュートにする、カメラ目線でうなづくといったマナーも大切です。
オンライン面接のマナーについては、以下の記事に詳しく書かれています。
【参考】就職みらい研究所「就職白書」
面接官が見ている集団面接のマナー3ポイント
ここまで集団面接の流れについてご紹介してきました。
ここでは、面接官がチェックしている集団面接の3つのマナーについてお話しします。
基本的な面接のマナーがおさえられるので、面接初心者の方はぜひご覧ください。
言葉づかい
言葉づかいの中でも、特に敬語のマナーは社会人になっても求められるものです。
面接の時点で「社員にタメ口で話す」や「一人称がオレなど砕けている」といった態度を見せてしまうと、入社後の態度にも不安を持たれてしまいます。
はじめから完ぺきに敬語が使える人はいませんが、よく使われる敬語や、やってしまいがちな敬語のまちがいなど、面接前にチェックしておくと安心です。
面接で注意すべき言葉づかいについては、以下の記事を参照してみてください。
身だしなみ
「集団面接で私服の指定があったけど、他の人がみんなスーツやオフィスカジュアルな服だったらどうしよう…」
面接ではこのような身だしなみの悩みがつきものですよね。
まず、面接での身だしなみは「相手に不快感をあたえないこと」を意識するようにしましょう。
スーツ指定の場合は、シャツやジャケットに目立つしわがないか、靴下やネクタイなどは色や柄が派手でないかなどに気をつけましょう。
私服または自由な場合は、髪の色や服装に清潔感があるか、靴などは汚れすぎていないかなどに気をつけるべきです。
身だしなみを通して自分の個性を見せることは悪いことではありませんが、見た目よりもことばで自分を表現した方が、面接官からの評価が上がりやすくなります。
また、面接中にしわを伸ばしたり糸くずを取ったりするのは、集中力がないように見えるため、面接前までにチェックしておくようにしましょう。
態度・立ち振る舞い
態度・立ち振る舞いは、ほかの学生と比べやすいため、できていないと特に目立ちます。
自分が話しているときは気をつけやすいですが、他の人が話しているときの態度にも注意するようにしましょう。
面接官が他の人に質問しているときに「うつむく、周りを不自然に見回す」「髪や顔をさわりすぎる」などの態度を無意識にとってしまうことがあるかもしれません。
「発言者に目を向ける」「手はなるべくひざの上に置いておく」など意識して保つようにしましょう。
集団面接で使える逆質問例
個別面接と同じく、集団面接でも逆質問の時間が設けられるときがあります。
「他の人の話がすごすぎて、入社したい!というアピールがぜんぜんできなかった…」という方は、志望度の高さをアピールできる最後のチャンスです。
入社意欲をアピールできる逆質問は、以下の例がおすすめです。
具体的には、1回の質問で同時に2つ以上質問することは、よっぽど時間がない限り避けるようにしましょう。
面接で使える逆質問について、以下の記事ではより詳しくご紹介しています。
集団面接で聞かれる質問例
集団面接は一次・二次面接など選考の早い段階で行われることが多いです。
そのため、集団面接では以下のように基本的な質問をされることが多いでしょう。
どれも他の面接でもよく聞かれる質問なので、スラスラ言葉が出るように、またコンパクトに話せるように事前に練習しておくと安心でしょう。
面接でよく聞かれる質問をもっと知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
集団面接で受かるのはどんな人?
「集団面接で自分より面接に慣れてる人が来たら自分が落とされるかも…」
こんな不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?
でも、安心してください!
以下の集団面接で受かる人の特徴をおさえれば、他の人がどんなにうまく話していても受かるチャンスは十分にあります。
集団面接が初心者でも、マナーさえ気をつければ良い人柄であることは伝わります。
企業が選考時に重視する点として、人柄・性格をとても重視すると回答した企業は80.0%でした。
「この学生は他の人を尊重する能力や協調性が高い」と評価されるためにも、ぜひマナーに気をつけて面接対策をしてみてください。
集団面接対策にはMatcherがおすすめ!
集団面接の不安を少しでも減らすには、受け答えやマナーの意識を面接練習できたえることが効果的です。
しかし、面接練習は相手がいなければ始まりません。
「面接練習を頼める人が周りにいない…」
「友だちに頼みたいけど、向こうも就活中でちょっと頼みづらいな…」
と悩んでいる方はいませんか?
OB・OG訪問なら、社会人や内定者の目線で面接練習のフィードバックや、集団面接のアドバイスをしてもらうことができます。
気軽にOB訪問をしたい方は、「Matcher」を活用してみてはいかがでしょうか?
※Matcherご登録後、登録確認メールの添付ファイルにてお送りいたします。
Matcherとは..
OB訪問機能とスカウト機能を兼ね備えた就活プラットフォーム。所属大学に関係なくOB訪問を行えるほか、プロフィールを充実させるだけでスカウトをもらうことができます。就活対策にご利用ください。Matcherに登録する(無料)