【初心者向け】WEB面接のマナーを解説(入室から退出まで)
2023/05/22
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新型コロナウイルスの感染リスク防止によりリモートワークが普及するとともに、非対面式の採用方法が増えました。
現在では全体の約7割の企業が対面と非対面式とどちらも採用方法として取り入れています。
Web面接は対面と違い、伝えたいことやその人自身の性格や雰囲気を伝えづらいからこそ、マナーや振る舞いで周りと差をつけませんか?
ここでは、基本的な服装や場所のマナーから入退室や面接中に気をつけるべき点、企業に好印象を与える方法まで紹介します。
面接で主導権を握るためにはどんなことをするべきかもこの記事で紹介しています。ぜひ参考にして見てください。
【参考】
オンライン面接の大まかな流れを紹介
まずオンライン面接を受けたことがない!という方向けに、オンライン面接の大まかな流れを紹介します。
オンライン面接は、対面面接とは異なり、自分が受けたい場所で面接が受けられます。
新型コロナウイルスの影響で、人との接触回数を減らすために、多くの企業がこのオンライン面接を導入するようになりました。
コロナウイルスとDX化の影響により、これからしばらくは、オンラインが中心の面接となるでしょう。
つまり主流化しているオンライン面接の流れを知り、マナーを守ることは、選考を突破するうえで非常に重要なのです。
ここではまずオンライン面接の大まかな流れを紹介します。
【オンライン面接の流れ】
1.面接前に企業から、面接を行うZoomリンクなどがメールで送信される
2.面接開始前に、服装・髪型・背景など身だしなみを整える
3.面接開始約5分前に、送られてきたZoomリンクにログイン
4.面接開始
5/面接が終了したら、接続を切る
上記のような流れで、選考が進みます。
本記事では、オンライン面接のマナーを
(1)面接開始前のマナー
(2)面接中のマナー
(3)面接終了時のマナー
の3つに分けて紹介していきます。
【WEB面接前】に確認すべきマナーとは?
オンライン面接前の事前準備の注意点について、以下6つの項目にわけて紹介します。
①インターネット環境は整っているか
Web面接を受ける前にインターネットの環境やどのツールで面接をするのかしっかりと確認しておきましょう。
インターネット環境を完備するためには、「Wi-Fi」や「LANケーブル」に接続するのがおすすめです。
フリーWi-Fiスポットなどのインターネットを遮断される可能性がある場所より、安定しやすい自宅で受けるのが安心です。
インターネットが遮断されることで、タイムラグやフリーズすることで企業側に悪印象を与え、最悪の場合、面接を中断する可能性がありますので気をつけましょう。
ツールの確認として、Zoomの回線速度は、おおよそ10Mbps〜30Mbpsなどがあれば最適であり、Skypeでは、おおよそ512Kbps〜3Mbpsが最適です。
それぞれの会社でツールが異なりますので、ツールに最適なインターネット環境を整えておきましょう。
②マイクなどのデバイス機器の性能・充電の残量に問題はないか
大前提として、面接時はスマホやタブレットではなく、パソコンを使うことをおすすめします。
パソコンはカメラの位置が安定しており、画面も大きいため、自分がどのように写っているのかも確認することができます。
また、マイクやイヤホンを使うことで音声が明確になり、コミュニケーションを円滑に進めることが可能です。
補足として、面接を受ける際は、パソコンが重くなりシャットダウンしないように、他のアプリやソフトを閉じ、充電が切れないように電源コードを繋いでおきましょう。
③背景・周辺環境に問題はないか
オンライン面接を受ける際の周囲の環境・背景は非常に重要です。
オンライン面接を受ける場合は、以下の3つのポイントを満たす場所でオンライン面接を受けるようにしましょう。
1.周囲に人がいない環境
2.壁を背景にする
3.ポスターなどが映りこまないようにしておく
自宅であれば、事前に家族に面接していることを伝え、面接中は一人で静かに受けられるようにしておくと安心できます。
④面接に使うツールのアカウントを作成しているか
Web面接では、企業から指定されたツールを使用します。
Skype
Zoom
Google Meet
microsoft teams
などがよく使われます。
必ず事前にダウンロードしておきましょう。
また、アカウントを作成しておくとスムーズにミーティングに参加できるため就活用のゲストアカウントを作成しておくとよいです。
日頃から利用しているツールでも、起動した瞬間にアップデートが始まり、面接に間に合わないというトラブルがおきることもあります。
10分前にはツールを起動し、問題なくアクセスできそうかを確認しておきましょう。
⑤服装・身だしなみは整っているか
WEB面接であっても服装や髪型は対面の面接と同じように整えましょう。
下半身は映らないからといって、パジャマのままにしてしまうのは、映り込みのリスクもあるためおすすめできません。
オンラインでは、対面の時よりも顔色が暗く写ってしまいます。
照明の位置や明るさを調整したり、女性であればチークを少しだけ厚めに塗ると明るい印象を与えられます。
また男女問わず、顔をはっきり映すためにおでこを出す髪型がおすすめです。
⑥通知音はオフにしてあるか
アプリやソフトの通知音は、面接官に聞こえてしまいます。
必ず、マナーモードにしておきましょう。
必ず、マナーモードにしておきましょう。
また、タイピング音は、面接官に聞こえるため触らないように心がけましょう。
WEB面接前最終チェックリスト
以下にWEB面接前のチェックリストをまとめましたので、確認してみてください。
✔WIFI環境に問題がないか
✔端末は電源に接続されているか
✔体が移る範囲や目線、角度を確認したか
✔表示名、背景、アカウント名が面接に適したものになっているか
✔背景に映り込みはないか
✔身だしなみに問題はないか
✔雑音が入らない環境か
✔マイク音量は適切か
①入室時のマナー
まずは入室時のマナーについて解説します。
5分前には入室を
オンライン面接を行う場合は、ある程度時間に余裕を持って、事前に送付されたリンクに入室しておくようにしましょう。
目安として、5分〜10分前に入室しておくと、通信回線やカメラの動作、服装、背景などを余裕をもってチェックできます。
また企業によっては、
「開始時間ちょうどに入室してください」
と指示がでるケースがあるので、その場合は指示に従いましょう。
Zoomリンクに入室したら、いつ面接官に繋がっても問題ないように、静かに待機しておきましょう。
入室時に元気よく挨拶をしよう
まず、入室後の最初の挨拶は、第一印象を決めるポイントです。
対面時と同じように元気よく「〇〇〇〇(フルネーム)です。本日はよろしくお願いいたします。」と挨拶をしましょう。
通常の面接では入室時に立ったままお辞儀をしますが、オンライン面接では座ったままの挨拶でOKです。
②面接中のマナー
続いて、面接中のマナーを解説します。
ポイント1:目線
モニターとカメラのどちらを見ればいいのか困っている就活生もいるかもしれません。
WEB面接では、
・自分が話すときはカメラ目線
・相手が話すときは画面を見る
ことを意識すると、相手と目が合った状態になります。
自分が話している際に画面を見てしまうと、相手視点では常に伏し目がちに話しているように見えてしまいます。
暗い印象を与えないように、カメラ目線を意識しましょう。
ポイント2:表情・話し方
大学のオンライン授業で、相手の感情が読み取りづらく感じたことはありませんか?
オンライン上では普段よりもコミュニケーションが取りづらくなるからこそ、普段の1.5倍くらい大げさに表情を出すとよいです。
話し方もハキハキと話し、相手に伝わりやすい音量で話しましょう。
ポイント3:姿勢
対面の面接の際に姿勢を崩すことはないですよね?
オンライン面接でも同様に姿勢を意識して会話をしましょう。
せっかく姿勢を正していても、体が正しく映っていなければ意味がありません。
姿勢に加えて、自分自身がどのように映っているのかを面接開始前に確認しておきましょう。
顔だけが映っている状態では圧迫感が強いため、上半身全体が移るように端末の位置を調整するとよいです。
ポイント4:タイムラグに注意
オンライン授業の際に「会話がかぶって気まずい」「相手が話し終わったと勘違いして、食い気味に発言してしまった」といった経験はありませんか?
これは通信速度によって、声の伝わるタイミングにラグが発生してしまうことが原因です。
面接官の質問にかぶせて発言してしまうと、落ち着きのない印象を与えてしまうでしょう。
2呼吸おいてから、ゆっくり発言し始めると会話がかぶってしまうことを防げます。
また、自身が発言する際は発言の最後に「以上です」と付け加えることで、面接官が安心して次の質問に移ることができ、円滑にコミュニケーションをとることが可能です。
③退室時のマナー
退出時は、企業側が終了される場合と退出を促される場合がありますので、面接官の指示に従い退出を行ってください。
退出をする際は、最後に「ありがとうございました。」と一言挨拶をしてから退出しましょう。
トラブルに備えるために準備すること
万全に準備をしていてもトラブルが起きてしまう可能性は0ではありません。
選考官側もトラブルがある前提で面接を行っているので冷静に対応するとよいでしょう。
トラブルが起きてしまったときのために事前に、
①会社の連絡先をメモする
②履歴書や職務経歴書をプリントアウトしておく
ことをおすすめします。
スムーズに企業側と連絡をとることができ、音信不通で選考打ち切りという事態を避けることができます。
実際にあった失敗談と解決策
実際にあった失敗談の紹介です。
面接官を見下すような画角で入室してしまった
面接官を見下すような角度にならないようカメラの画角には気を付けましょう
パソコンでオンライン面接を受けると、カメラ画面の位置を調節することで目線を変えられるためおすすめです!
また、事前にツールに画像の設定があるので、実際にカメラをオンにして角度の確認をするなどしましょう。
ツールのプロフィール画像に気をつける
ツールのプロフィールの設定に気をつけましょう。
基本、ツールのプロフィールは画像なしがおすすめです。
もしくは、自分の証明写真であれば無難です。面接前に必ず確認することをおすすめします。
自分のことを表せる写真やこだわった写真があれば、自己アピールの素材として使えますが、企業に対して失礼にならない程度にしておきましょう。
最後にオンライン面接でよくある疑問に対し、1問1答形式で回答していきます。
オンライン面接の疑問に「1問1答形式」で回答します!
最後にオンライン面接でよくある疑問に対し、1問1答形式で回答していきます。
オンライン面接で何か迷っていることなどあれば、下記の回答をぜひご覧ください。
Q1 電子機器の通知音が鳴ってしまった!
まず必ず面接に臨む前に、アプリの通知音や着信音は切っておきましょう。通知のオフについては、各アプリまたはパソコンの設定からできます。
万が一選考中に通知音が鳴ってしまったら「大変申し訳ございません」とお詫びをし、すぐに通知音を消しましょう。
Q2 スマートフォンでオンライン面接を受けていいの?
オンライン面接は基本的に、パソコンで参加するのがおすすめです。
パソコンはスマートフォンよりも相手の顔がはっきりと見え、画面共有時の文字もしっかりと見ることができます。
「面接は相手との対話」なので、基本的には相手の顔が良く見えるパソコンで面接に参加するのがよいでしょう。
ただし「パソコンを持っていない」という場合は、スマートフォンで面接に参加することも可能です。
スマートフォンで面接を受ける場合は、
・スマートフォンがブレないように固定しておく
・面接途中で通信制限が発生しないように、Wifi環境下で面接を受ける
といった点に注意をしておきましょう。
Q3 面接中に通信トラブルが発生したらどうする!?
オンライン面接中に通信トラブルが発生し、面接が中断してしまった場合は、すぐに面接を受けている企業に「接続トラブルが発生した旨」をメール・電話をしましょう。
オンライン面接ツールの不具合で、自分もしくは相手の声が途切れた時は、相手に原因がある場合でも「私の通信環境が悪く、申し訳ありません」と一言お詫びをしておくと、相手からの印象を良くすることができるでしょう。
Q4 面接の様子を録画・スクリーンショットしてもよい?
また面接の様子をSNSで公開する行為は、絶対にNGです。
最悪の場合、相手企業から訴えられる可能性があります。
Matcherを活用して、WEB面接対策をしよう
WEB(オンライン)面接時のマナーについて解説してきました。
WEB面接に慣れるためには練習をつむことが一番の近道です。
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ぜひ活用して、面接官に好感を持ってもらえるような面接を行えるようにしましょう。
Matcherとは..
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所属大学に関係なくOB訪問を行えるほか、プロフィールを充実させるだけでスカウトをもらうことができます。
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就活対策にご利用ください。
まとめ
今回は、オンライン面接のマナーについて見てきました。
気をつける点や周りと差がつけられるようなポイントについてご紹介しました。
記事内容を実践するだけで面接官から高い評価を受けることができます!
ぜひ参考にしてみてください!
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