面接で入室するときに守るべき3つのマナー
2020/02/10
目次
面接の入室があなたの印象を左右する
みなさんは、人の印象がどれくらいの時間で形成されるか知っていますか？諸説あるものの、一番最初の印象は数秒以内に決まると言われています。面接において、面接官がみなさんの印象を形成するのが入室のタイミングです。
入室のマナーをおろそかにして、面接が始まる前から悪い印象を持たれるのは避けたいものです。ここでは、面接の際に守るべき入室・退出のマナーを紹介していきます。
入室退出の流れを覚えて、余計なことに気を取られず、面接の内容に集中できるようになりましょう。
面接の入室前に気をつけるべきマナー
面接の入室の流れを説明する前に、そこに至るまでに気をつけるべきマナーについて解説します。会場に入った時点で見られているという意識を持って臨みましょう。
(1)コート・スーツのマナーに注意する
一つ目は、冬のコート・夏のスーツに関するマナーです。たとえ寒くても冬は会場に入る前にコートを脱いでおくようにしましょう。逆にたとえ暑くても、夏は汗を拭いて、スーツを着た上で会場に入るようにしてください。
(2)受付の対応も丁寧に
面接の外だからといって、気を緩めてはなりません。会場に入ったらもう見られていると考えてください。とある会社では、面接の態度と受付での態度があまりにも違ったので、選考から外されるというケースもあったそうです。
礼儀は面接だからしっかりするのではありません。人として必ず身につけなければならないことなので、どこでも礼儀を忘れないようにしましょう。
(3)ドアのノックは3回すること
入室の際のドアのノックは3回しましょう。あまり回数を意識していない人は2回のノックで入室してしまいますが、これは間違い。
2回のノックはトイレノックと呼ばれ、正しいノックの仕方ではないのです。今まで意識していなかった人もいるかと思いますが、これを機にぜひ直してみてください。
(4)鞄（かばん）の扱い方に注意
面接の入室の際に就活生の皆さんが戸惑うこととして、鞄の扱い方があるのではないかと思います。このトピックでは、面接の入室における鞄に関する注意事項をお伝えします。
ファスナーは閉めておく
一つ目は、会場に入室する前に、鞄のファスナーを閉めておくことです。面接会場に入室する前に鞄を開けて荷物を出し入れしていることがあるかと思います。それを忘れて会場に入ると、荷物が散らばって大惨事ということになりかねません。
入室する前に鞄のファスナーが閉まっているか確認しましょう。
鞄はちゃんと立ちやすいものを選ぶ
面接のときに鞄は自分の座る椅子の真横に置きます。このときに鞄の底がなよなよしているものだと、うまく立たずに倒れてしまいます。
立たせようと何回も鞄を触るのは不格好なので、面接のときはきちんと立つ鞄で臨みましょう。
挨拶のタイミングを覚えよう！
面接の入室の際、どのタイミングで挨拶するべきかご存知ですか？挨拶のタイミングを知っているだけで緊張感がほぐれると思うので、全部覚えてしまいましょう！(1)入室する直前、ドアの前で挨拶
一番最初の挨拶は、会場に入室する直前のドアの前です。
ドアを3回ノックした後、面接官が入室するよう促してくれますので、その際に「失礼いたします！」と言ってドアを開けます。このときのポイントは2つ。
ひとつは、①はきはきとした声で挨拶すること、もうひとつは②挨拶とドアを開ける動作を別々にすることです。ドアを開けながら挨拶すると、てきぱきした印象がなくなってしまうので、注意しましょう。
(2)入室後、ドアを閉めて挨拶
会場に入室して、ドアを閉めた後は、面接官に「よろしくお願い致します！」とハキハキ挨拶をしましょう。
このときも挨拶と礼を別々にすること（分離礼）を意識しましょう。また、ドアを閉める際に自分のお尻が面接官に向かないよう、ドアに対してやや斜めになりながら閉めるようにしてください。
(3)着席するタイミングで挨拶
入室後の挨拶が済んだら、面接の際に座る椅子の真横に立ちます。そのまま座ってはいけません。
面接官が座るように促してから、着席します。その際に、「失礼いたします！」と言ってから座るようにしてください。
入室のマナーをマスターして、面接の内容に集中しよう
いかがでしたでしょうか？
面接で最も大事なのは、紛れもなくその内容です。しかし、マナーやその他細かいところに気をとられると、本来出したかったパフォーマンスが発揮できないかもしれません。ぜひ入室のマナーを覚えて、面接で本来の力を存分に発揮してください。
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