【面接】言葉遣いは重要?|正しい受け答え・マナーを解説

2023/12/22
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目次
1.
面接で言葉遣いは重視される?
2.
面接で使ってはいけない言葉遣い&言い換え7選
3.
面接における正しい受け答え・マナー
4.
若者言葉はNG
5.
二重敬語は使わない
6.
つなぎ言葉はできるだけ使わない
7.
Matcherで社会人の方と面接練習してみませんか?
8.
【基礎】3つの敬語を使い分けよう
9.
面接中に言葉遣いが不安になったら?
10.
‌言葉遣いが悪いから落ちるわけではない
11.
面接で正しい言葉遣いを行うには準備が必要!
12.
Matcherで社会人の方と面接練習をしよう!
13.
‌面接での言葉遣いは重視されるので対策をしよう
「面接で普段の癖が出てしまい、間違った言葉遣いを使ってしまった」
「以前言葉遣いで注意されたことがある」
といった面接での言葉遣いに対して不安を抱える就活生はとても多いです。
面接での正しい言葉遣いは基本なので、間違った言葉遣いは目立ちます。
本記事では、面接での正しい言葉遣いとNGな言葉遣い、また対策法について紹介します!
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面接で言葉遣いは重視される?

‌面接での言葉遣いは重視されます。
なぜなら、言葉遣いはマナーの基本で、「できて当たり前」と思われているからです。
間違った言葉遣いを使うと「社外の人と話すときも、同じように話すかもしれない」と思われてしまいます。

‌面接での言葉遣いは印象を左右する

面接で間違った言葉遣いを使用すると、「マナーがなってない」「話し方が下手」といった悪い印象を与える可能性があります。
そのため、どんなに話の内容がよくても言葉遣いが原因で評価を下げられる可能性もあります。

面接で使ってはいけない言葉遣い&言い換え7選


「面接でこの表現は使っていいの?」
「どのように言い換えたらよいかわからない」
という方は少なくないと思います。

以下は、使ってはいけない表現と正しい言い換えの対応リストです。
言葉遣いを正しく理解し、面接で自信を持てるようにしましょう

面接で使ってはいけない言葉遣い&言い換え表

「ぼく」「自分」⇒「わたし」「わたくし」

仕事上での一人称は「わたし」か「わたくし」が基本です。

そのため、就活の面接でもこのどちらかを使いましょう。

「ぼく」という表現は幼稚な印象を与えかねません。
また、「自分」という表現も適切ではありません。

言い慣れない方は、日頃から意識して使ってみるのがおすすめです。

「なるほど」「確かに」⇒「おっしゃる通りです」「そうですね」

「なるほど」「確かに」という表現も避けるのが無難です。

これらの言葉には「相手の言うことを評価している」という意味を含みます。

そのため、相槌代わりに使ってしまうと、不愉快に感じる人もいるでしょう。

その代わりに「おっしゃる通りです」「そうですね」を用いるのがおすすめです。

「了解しました」⇒「承知いたしました」

「了解しました」という表現を使うのは避けましょう

実は「了解」という言葉には敬意が含まれていません。

目下の人に使う表現であるため、目上の方に使うのは失礼にあたります。

そのため、面接の場では「承知いたしました」と言いましょう

「大丈夫です」⇒「問題ありません」

話し言葉でよく使われる「大丈夫です」を使うのも避けましょう

この言葉は、肯定なのか否定なのか分からない曖昧さを含みます。

そのため、面接官を混乱させてしまう恐れがあります。

代わりに「問題ありません」と言えるととても丁寧です。

「なので~」「だから~」⇒「ですので~」

「なので〜」「だから〜」という言葉も面接では使わないようにしましょう

つなぎ言葉として使われますが、フォーマルな表現とは言えません。

代わりに「ですので〜」を使うのがおすすめです。

「貴社」⇒「御社」

「貴社」と「御社」も正しく使い分けましょう。

貴社:書き言葉|ESや履歴書で使用
御社:話し言葉|面接やOB訪問で使用

ただし、銀行の面接や公務員試験の場合、御社の代わりに以下の表現を使います。

銀行:御行(信託銀行は御社)
市役所:御所、御市役所
省庁:御省、御庁

 「すみません」⇒「申し訳ございません」

何か謝罪をする時「すみません」と言うのは避けましょう

「すみません」という表現は、同等の立場の方に対して使用します。

一方で「申し訳ございません」は、目上の方に謝る時に使う言葉です。

そのため、面接の場では「申し訳ございません」と言いましょう

面接における正しい受け答え・マナー

面接の場では、以下の2つのマナーにも気を付けましょう。

・クッション言葉を用いる
・答える前に「はい」という

これらができると、面接官の方により丁寧な印象を与えることができます。

クッション言葉を用いる

クッション言葉とは「相手に何かを依頼するときに、ワンクッション置く時に使う言葉」です。

例えば、
・お忙しいところ申し訳ございません
・恐れ入りますが、
・差し支えなければ
・大変恐縮ですが
・失礼ですが
・お手数おかけしますが
などがあります。

これらの言葉を自然に使えると、相手を気遣う気持ちを伝えることができるでしょう。

答える前に「はい」と言う

面接官に質問や話を振られたら必ず「はい」という言葉をおいてから、話すようにしましょう。
質問に対してすぐに答えると、質問に対して無視をしているような印象を与える可能性があります
「はい」とつけることで答える側も、落ち着いて話せます。

若者言葉はNG

面接の場で、若者言葉を使うことは絶対にやめましょう
相手に失礼な印象を与え、評価が下がることに繋がるケースも考えられます。

使ってはいけない若者言葉には以下の表現が挙げられます。

・「マジですか」
・「ていうか」
・「~っす」「「~っすね」
・「みたいな」
・「めっちゃ」
・「~的な」

二重敬語は使わない

二重敬語にも気をつけましょう。
二重敬語とは「一つの語に同じ種類の敬語を二重で使われた表現」です。

例えば「おっしゃられる」という語には「おっしゃる」と「~られる」という2つの尊敬語が使われています。

一見丁寧な表現に感じられますが、一般的に適切な表現ではないです

よく間違えてしまうのは、以下の表現です。

・「ご覧になられる」⇒「ご覧になる」「見られる」
・「行かせていただく」⇒「参る」「伺う」
・「送られていただく」⇒「お送りいたします」

ただし、以下の二重敬語は習慣として定着しています

・「お召し上がりになる」
・「お見えになる」
・「お伺いする」

二重敬語に関して、文化庁の以下の記事を参考にしてみてください。

つなぎ言葉はできるだけ使わない

「えっと」「あの」「まあ」というつなぎ言葉は、多用しないことがおすすめです。

これらの言葉を多用してしまうと、相手に自信のない印象を与えてしまいます

例えば「学生時代に頑張ったことは、えっと、ゼミで、あの・・・」と一度口に出すとイメージしやすいかもしれません。

面接では、つなぎ言葉はできるだけ使わず、堂々と話せるようにしましょう

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【基礎】3つの敬語を使い分けよう

言葉遣いを意識する上で、敬語に関する基礎知識の理解は不可欠です。

しかし、敬語にはいくつかの種類があり、全てを完璧にマスターすることは容易ではないかもしれません。

以下で「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」について改めて確認しましょう。

①尊敬語|相手を敬う言葉

尊敬語は「目上の相手を敬う」表現です。

「目上の相手が主語」になる場合に、尊敬語を使用します。

例えば「お書きになる」「聞かれる」「~なさる」「見える」などが該当します。

面接官が主語になる場合には、尊敬語を使えるようにしましょう。

②謙譲語|自分がへりくだる言葉

謙譲語は「自分がへりくだることで相手を尊重する」表現です。

自分や身内が主語になる場合に、謙譲語を使用します。

例えば「伺う」「お聞きする」「いただく」「拝見する」などが該当します。

自分を主語にする場合には、謙譲語を使えるようにしましょう。

③丁寧語|丁寧な言葉

丁寧語は「丁寧な言い回しをすることで相手を敬う」表現です。

語尾に「です/ます」を付けたり、名詞に「お/ご」を付けたりすると、丁寧語にすることができます。

丁寧語は、目上の方だけでなく、対等な立場の人にも使うことができます。

そのため、面接の場では必ず使用しましょう

面接中に言葉遣いが不安になったら?

‌「この言葉遣い正しいかな?」と面接中に言葉遣いに対して不安になる就活生も多いのではないでしょうか?
不安になって声が小さくなったり自信をなくしたりすると、評価がより低くなる可能性があります。
これから、面接中に言葉遣いが不安になってしまった時の対処法をご紹介します!

間違った時には「失礼しました」と言って訂正する

面接中につい癖で間違った言葉遣いで話してしまったと気づいたら、その場ですぐに「失礼しました」と言って訂正しましょう

‌時間をもらって話す内容を整理する

面接で間違った言葉遣いを使用する原因の1つとして、質問に対する話が整理できず焦ってしまうことが考えられます。
面接官に「話す内容を整理したいのでお時間いただいてもよろしいでしょうか?」と伝えて、時間をもらいましょう。

‌ただし、考える時間は長くても30秒程度にしてください。1分を超えると面接官に「頭の回転が遅い」とマイナス評価を与える可能性があります。

‌言葉遣いが悪いから落ちるわけではない

「言葉遣いを間違えたら落ちる?」と悩む方は多いと思います。

しかし「言葉遣いが悪いから落ちるわけではない」です。

では、なぜ言葉遣いが重要なのでしょうか。
それは、言葉遣いには「人柄」があらわれるからです。

以下で詳しくみていきましょう。

言葉遣いには「人柄」があらわれる 

言葉遣いには、その人の人柄が大きくあらわれます

例えば、敬語を正しく使えていない人は「普段から横柄な態度を取っているのかな」という印象を与えてしまいかねません。

また、面接において「えっと/まあ」というつなぎ言葉を多用する人は「十分な準備ができていないから自信がないのかな」と感じられてしまうかもしれません。

そのため、言葉遣いは面接において非常に重要なのです。

ここまで聞くと
「じゃあどうしたらいいの」
「正しい言葉遣いを身に着けたい」
と思うかも知れません。

そのような方は、以下の内容も続けて読んでみてください!

面接で正しい言葉遣いを行うには準備が必要!

言葉遣いを正しくするためには、念入りな準備をする必要があります。

なぜなら、言葉遣いにこそ「人柄」があらわれるのであり、継続的な取り組みが必要になるからです。

そこで、以下の2つの内容を実践してみてください。

言葉遣いを練習して、面接官に好印象を残せるようにしましょう!

録音をして繰り返し練習をする

まず、面接練習をするにあたって、自分がどのような言葉遣いをしているかを把握することが重要です。

しかし、自分の言葉遣いを客観的に把握することは難しいと思います。

そこで、実際に録音をしてみて聞くことがおすすめです。

録音を聞くことで
「この言葉遣いは印象があまり良くない」
「この表現を使った方が面接官に良いイメージを与えられる」
など、改善点が明確になります。

このように、録音を繰り返すことで、面接官にとって心地の良い言葉遣いを自然と使えるようになるでしょう

社会人と面接練習をしてみる

実際に社会人の方と面接練習をしてみる、というのも効果的です。

そもそも、1人で言葉遣いを正すことは非常に難しいです。

実際、面接において
「予想外の質問をされた時に、言葉遣いを間違えてしまった」
という経験をしたことのある就活生は少なくないのではないでしょうか。

そのため、実践的な会話形式での練習が欠かせません

社会人の方と面接練習を繰り返すことで、正しい言葉遣いを身につけましょう!

また、
「気軽に社会人の方と面接練習がしたい!」
という方は、以下で紹介するMatcherというアプリを使ってみてください!

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‌面接での言葉遣いは重視されるので対策をしよう

いかがだったでしょうか?
これまで正しいと思っていた言葉遣いが間違っていたり、普段の口癖が出てしまったり、言葉遣いに対して不注意な就活生は多いです。
面接で言葉遣いが正しくないと、せっかく準備してきた内容も台無しになる可能性もあります。
そうならないためにも、事前に面接対策をして本番に挑みましょう。

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