ベンチャー企業ウケの良い志望動機の書き方やエピソードを紹介

2023/11/29
志望動機の書き方
志望動機の例文
ベンチャー
目次
1.
ベンチャー企業の志望動機に組み込むべき3つの要素
2.
ベンチャー企業の志望動機の書き方〜4STEP〜
3.
ベンチャー企業が求める人物像とは?
4.
【職種別】ベンチャー企業志望動機の例文
5.
ベンチャー企業でNGな志望動機の内容
6.
志望動機を書く際に参考にするべき3つのポイント
7.
‌【番外編】よくあるベンチャー企業への質問
8.
そもそも「ベンチャー」とは
9.
ベンチャー企業が多い4つの業界
10.
ベンチャー企業で働く3つのメリット
11.
早速志望動機の構成を考えてみよう!
近年「スタートアップ」という言葉が世に浸透し、それに伴ってベンチャー企業を志望する学生が増えてきました。

ベンチャーに入れば成長できる

ベンチャーなら大きな裁量を持てる

確かにこれらはベンチャー企業の側面であり、魅力です。しかし、このようなことを志望動機で言われたところで、企業側はみなさんに熱意を感じてくれません。なぜなら、これらを叶えることができる環境はそこら中にあるからです。その会社でなければならない理由があって初めて、みなさんの本気を感じてもらうことができます。

この記事では、ベンチャー企業の志望動機を考える際に意識すべき3つのことを紹介します。ぜひ実践して、周りと差のつく志望動機をつくってください。

ベンチャー企業の志望動機に組み込むべき3つの要素

ベンチャー企業の志望動機を考える際の3つのポイントについて紹介します。

①ベンチャー企業を選んだ理由

ベンチャー企業で働くことはたくさんのメリットがある中で、デメリットもあります。例えば、新しい開発・事業を展開していくため、経営が不安定になるリスクがあることや多忙になりやすいなどです。

様々なリスクがある中でも、ベンチャー企業にいきたい理由を伝えましょう。自分の努力次第で若いうちから役職につけることや、幅広い業務に携われることなど、なぜベンチャー企業に魅了されているのか明確にしましょう!

②志望業界を選んだ理由

次に志望業界を選んだ理由について考えましょう。前述したように、ベンチャー企業でも、IT業界・教育業界・不動産業界・人材業界など多数あります。

なぜその業界を選んだのか明確にしましょう!業界を選んだ理由を考える際には、その業界の市場の現状や課題、今後どのようになるのか盛り込むことで、説得力のある志望動機を書くことができます!

なぜその業界を選んだのか明確にするためには、業界分析がおすすめです。下記にて詳しく紹介してあるので、業界研究に悩んでいる人はご覧ください。

‌【参考】【完全版】就活に必須!効果的な業界研究のやり方を3ステップで徹底解説

③ベンチャーの中でもなぜその企業を選んだのか明確にする

ベンチャー企業・業界を志望する理由が明確になったあとは、「なぜその企業を選んだのか」を明確にしましょう。

「ベンチャー企業で裁量権を持って若いうちから働きたい」と伝えるだけでは、他社との志望動機との差がないです。人事側は、別にうちの会社じゃなくてもいいと思ってしまいます。

応募先のどんなところに惹かれたのか考えましょう!

深く企業のことを知るためには、企業分析が必要です。また、実際に働いている人と話すことでより自分がどのように働きたいのか、どんなところに惹かれているのか知るきっかけになります。ぜひMatcherを使ってOB・OG訪問をしてみてください!


‌◇【OB・OG訪問】Matcherについて知る
【公式】OBOG訪問アプリMatcherとは?使い方を徹底解説!

ベンチャー企業の志望動機の書き方〜4STEP〜

ベンチャー企業の志望動機の書き方を4つのSTEPで紹介します!

STEP1:志望理由|結論から述べる

ベンチャー企業に問わず、志望動機を書く際は「志望理由/結論」を冒頭で書きましょう。後回しにすればするほど、評価が下がります。最初に提示することで人事側にもインパクトを残すことができます。就活に置いて「結論ファースト」が重要なポイントです!

STEP2:熱意・情熱・思いを伝える

仕事に対する情熱や熱意をアピールするだけではなく、どのように仕事に取り組むのか伝えることで、より効果的なアピールをすることができます。

ただ単に「仕事に精一杯取り組みたい」「積極的にチャレンジしたい」と抽象的に伝えるのではなく、具体的にどのような仕事をしてどのように取り組みたいのか書きましょう!

STEP3:企業にどのように貢献するのか伝える

仕事への熱意や情熱を伝えたあとは、自分がどのように入社後活躍するのか伝えましょう!STEP2同様に、具体的に伝えることで、人事側はこの人を採用したらこのように貢献してくれると想像がつきやすくなります。

自分の持っている能力やスキルをアピールするためにも自己分析をすることが重要です。自身の能力やスキルが企業での仕事に活かせるほど、高く評価されます。

‌改めて自分の強みは何なのか知りましょう!
【参考】
  • 【自己分析シート付】選考通過率を上げる自己分析のやり方とは?
  • STEP4:なぜ業界・企業を選んだか理由を述べる

    前述にて紹介した、志望動機を書く際のポイントでもあげましたが、「なぜこの業界」「なぜこの企業」なのか明確にしましょう!

    業界分析・企業分析をし、その業界、その企業にしかないものを理由として伝えることで志望度の高さを人事に伝えることができます。その業界・企業にしかない魅力を述べましょう!

    ベンチャー企業が求める人物像とは?

    次にベンチャー企業が求める人物像について4つ紹介していきます!

    ‌求める人物像を把握した上で、志望動機のなかでどのように自分のアピールを組み込むべきかの戦略を立てましょう。

    自分の意志を持って行動できる人

    ベンチャー企業は、「積極性」「自主性」を重視しています。そのため、自分の考えを持って行動できる人を求めています。

    ベンチャー企業では、若いうちから裁量権を持って仕事ができるため、自分で何をするべきか考え、成功に結びつけることが必要です。

    要するに、受動的な態度で仕事を待っているだけでは、活躍できない環境です。上からの指示を待つのではなく、自分で考えて行動することがベンチャー企業で活躍するために必要な能力といえます。

    ‌「主体性」をアピールしやすいエピソード

    例えば「アルバイト先で、手作業で行っていたシフト管理を効率化してミスを減らすために、エクセルでシートを作って簡単に管理できるようにした」というような経験があったとします。

    これは、店長などに指示されたのではなく、自分で「これは作る必要がある」と判断して行動し、実際にパフォーマンスを改善できた経験です。ベンチャー企業においても、誰に言われずとも自分で考えて行動できる能力は重宝されるでしょう。

    アルバイトの他にも、サークル活動や長期インターンなど、ある目的を元に形成された組織において、自ら行動して変化を起こした経験がある場合は「主体性」をアピールできます。

    ‌変化に恐れず対応できる人

    変化に臨機応変に対応できる人が求められます。ベンチャー企業は、既存の業界にイノベーションをおこし新たな開発や事業展開をするため、変化の多い仕事が多数です。そのため柔軟性を持って仕事に取り組める人がベンチャー企業で活躍することができる人材です。

    志望動機を書く際にも「変化を恐れずに対応できること」をアピールすると効果的でしょう。

    ‌「柔軟性」をアピールしやすいエピソード

    例えば「長期インターン先のテレアポで、電話口の相手に合わせた対応を心がけたことで、商談獲得数がNo.1になった」経験は、柔軟性をアピールできる最高のエピソードです。

    インターンの他にも、留学、ゼミ、アルバイトなどで、トラブルに対応した経験やマニュアルにはない対応を行った経験がないか思い出してみましょう。

    向上意欲が高い人

    「積極性」「自主性」が求められるように「向上意欲が高い」ことも重視されます。向上意欲が高いことは、ベンチャー企業の仕事の特性と大きく関係しています!

    ベンチャー企業の仕事の特性である「既存している業界に新しいイノベーションをおこす」ためには、「向上心」が必要不可欠な要素になります。向上心を持って努力をし続け、会社と一緒に成長できるような人材が求められます。

    ‌「向上心」をアピールしやすいエピソード

    例えば「宅地建物取引士の資格を取得するために、3ヶ月のあいだ毎朝2時間早起きして勉強した」経験は、自分の目標に向かって努力することのできる向上心をアピールすることができます。

    資格取得の他にも、部活動やボランティア活動など、目標を持って取り組んだことのある経験は、より自分を高めていくために行動していくことができることを表すのにうってつけです。

    特に、実力評価主義の環境が売りのベンチャー企業であれば、向上心を持って物事に取り組んだ経験は高く評価されるでしょう。

    楽しむことが好きな人

    楽しむことがうまい人もベンチャー企業に求められる人物像です。ポジティブさを重視する傾向があるため、仕事をポジティブに楽しめる人は高評価です。
    ‌仕事だけではなく、プライベートも充実させながら仕事の時はしっかり切り替えて集中して取り組むことができる人も向いています。

    ‌「ポジティブさ」をアピールしやすいエピソード

    例えば「フランス語が全くわからない状態でパリに留学し、1年でビジネスレベルの仏検準一級を取得した」経験からは、何とかなるだろう!というポジティブさを読み取ることができます。

    失敗するかもしれない、と思いがちなところで踏みとどまらずに挑戦してみることができることは、手探りながらも進み続ける力が必要なベンチャー企業において強みになります。

    留学経験の他にも、限界突破した経験やとりあえず挑戦してみた経験などを思い返し、志望動機に使えるエピソードがないか探してみましょう。

    【職種別】ベンチャー企業志望動機の例文

    ベンチャー企業の志望動機の例文を紹介します。

    【IT/Web向け】志望動機例文

    結論/志望理由:
    私は、ITインフラの整備で社会をより豊かにしたいというビジョンを掲げています。貴社の高度な技術を活用することでビジョンを達成できると考え、貴社を志望しました。

    熱意・情熱・思い:
    現在インフラは生活に必要な存在ですが、過去に敷かれたインフラはすでに飽和状態となっていると考えます。そこで私は、新たな基盤を構築することが重要であるため、新規事業提案や開発部門で活躍したいです。

    企業にどのように貢献するか:
    私は、大学のゼミでインフラと一般消費者との関係について研究し、実際に大学のバスの到着予想時刻をスマートフォンで見れるアプリの制作をしました。社会をより豊かにするために新たな基盤が必要です。そこで貴社の高度な技術を一般マーケットに解放することで新たな基盤作りにチャレンジできると考えています。

    ‌なぜ業界・企業を選んだのか:
    私は、貴社の高度な技術を活用して、より多くの人をインフラを通して豊かにしていきたいと思います。

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    今まで志望動機に組み込むべき要素や、志望動機例文をご紹介してきました。

    「いざ書いてみようとすると、何から始めたらいいのか分からない」
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    ベンチャー企業でNGな志望動機の内容

    次にベンチャー企業の志望動機でNGとされる内容を紹介します。

    安定志向だと思われる内容

    安定思考が強そうと思われる志望動機は避けましょう!前述にて紹介したように、ベンチャー企業の特徴、仕事の内容から求められる人物像は「積極性」「向上心」「変化に臨機応変できる」ことがあげられます。

    そのため、安定思考と思われるような内容は志望動機を書かないようにしましょう。

    自発的だと感じられない内容

    志望動機から受け身な姿勢を感じさせないことです。ベンチャー企業の志望動機でありがちなものに、「成長できる環境で学びたい!」というものがあります。

    しかし、これはあまり良い志望動機とは言えません。そもそも企業は学生を成長させるために採用活動をしているわけではありません。企業の成長に貢献するために活躍してくれる人を求めているのです。

    自らの成長はもちろん企業の成長を求めているのに、おんぶにだっこな学生は採用してもらえないでしょう。

    むしろベンチャー企業は大手企業のように研修制度が整っていないケースがほとんどです。志望動機は、受け身な姿勢を示すのではなく、むしろ自分が会社を引っ張りたいというようなモチベーションでつくると良いでしょう。

    自分の主張が強すぎる内容

    自分のメリットだけを述べるような志望動機は避けましょう。例えば「会社から家が近い」「休みが多い」「給与が高い」などです。

    自分のメリットだけを伝えても、人事には何も共感することができないです。人事の心を動かすためにも相手の立場になって志望動機を考えてみることも重要です。

    「会社で学びたい」と「会社で貢献する」は大きく違います。会社で学びたいのは、自分のメリットしか伝えていません。会社は学ぶ教育の場ではないので気をつけましょう。

    志望動機を書く際に参考にするべき3つのポイント

    志望動機を考える際に、どんな情報を参考にするべきか3つのポイントについて紹介します。
    ‌①社長のことを調べよう
    ②ビジネスモデルを調べよう
    ③企業のビジョンや方向性への共感をアピールする

    ‌①社長のことを調べよう

    ‌企業の大きな魅力の一つに、社長との距離が近いということが挙げられます。社長がどのような考えを持っていて、どんなことを実現したいのか、採用ページやインタビュー記事などで知ることができます。運営する事業が変わったり、一緒に働く人が変わることはありますが、ベンチャー企業において社長が変わることはそうそうありません。
    ‌社長の考え方に賛同し、一緒に働きたいと考えたという志望動機は非常に説得力があります。企業研究ならぬ社長研究をぜひ実践してみてください。‌

    ‌②ビジネスモデルを調べてみよう

    「ベンチャー企業」というと、非常にふわっとした印象になってしまいますが、その企業がどのような価値を生み出しているのか理解することは非常に重要です。
    ‌いわゆるビジネスモデルを研究することで、その事業を通して世の中にどんな価値を生み出すことができるのか、自分のモチベーションになりうるか確認することができます。もし事業の目指すところにモチベーションが高まるのであれば、企業に入社してからも楽しく働くことができるはずです。これも有力な志望動機の材料になります。‌

    ‌③企業のビジョンや方向性への共感をアピールする

    企業のビジョンやクレドへの共感、親和性を持つことなどをアピールすることが重要です。応募先の公式サイトでビジョンやどんな想いを持っているのか知ることができます!

    ベンチャー企業は、少ない人数で協力して事業・会社を成長させていきます。そのため、企業理念や社長の考えに共感することが必要です。面接でビジョンやクレドに共感していることをアピールすることで自分の能力が足りなくても人事には印象を残すことができます。

    ‌【番外編】よくあるベンチャー企業への質問

    よくあるベンチャー企業への質問をまとめました!ぜひ参考にしてみてください!

    面接ではどんなところをみているのか?

    A.会社とどれくらいマッチをしているのか見ています。

    また、最終面接では、社長面接をすることがあります。面接対策として、改めてWill-Can-Mustというフレームワークで自己分析することをオススメします!

    〜Will-Can-Must〜
    Will:やりたいこと/ビジョン
    Can:できること
    Must:すべきこと

    このフレームワークを活用して自己分析すると、考えを整理できるので面接前に再度確かめると効果があります!

    ‌どのくらいの人が新卒でベンチャーを志望する?

    A.「大手企業とベンチャー企業、どちらを志望しますか」の質問の結果

    大手企業のみ→10.3%
    主にベンチャー企業→35.9%

    そもそも「ベンチャー」とは

    まずは、ベンチャー企業とはどのような企業なのか把握しましょう!

    ベンチャー企業とは

    「ベンチャー企業」と聞くと、若くて勢いがある会社を指している印象を持ちますよね?実際に「ベンチャー企業」は、勢いがある企業が多いですが、それだけではありません。既存の業界で新たな開発や事業展開をする会社でもあります。つまり、既存の業界に最先端のサービスや商品を開発・展開していく会社です。

    基本的にベンチャー企業は、設立してそれほど年数が経っていないものがほとんどですが、ベンチャー企業から成長し、大企業になる企業もあります。このように成長と共に規模が拡大したベンチャー企業を「メガベンチャー」と呼びます。

    中・小企業との違い

    日本は昔から大企業、中小企業と分けて呼ばれることが多いです。しかし、ベンチャー企業は、大企業・中小企業どちらにも含まれるため、ベンチャー企業・大手企業・中小企業と区別することができません。

    大企業・中小企業は「企業の規模」を表し、中小企業は「中小企業基本法」で定められます。以下の中小企業基本法に該当するベンチャー企業は、中小企業になります。

    〜中小企業基本法〜
    ◇製造業・その他:資本金額または、出資総額が3億円以下/または、従業員が300人以下
    ◇卸売業:資本金額または出資総額が1億円以下/または、従業員が100人以下
    ◇小売業:資本金額または出資総額が5000万以下/または、従業員が50人以下
    ◇サービス業:資本金額または出資総額が5000万以下/または、従業員が100人以下
    ‌ベンチャー企業は会社の大小ではなく「企業の性格である」と覚えておくとよいでしょう。

    このように、ベンチャー企業と大手企業、中小企業とを、明確に区別することは困難です。

    一般的に中小企業は、既存の事業を行い堅実な経営をする企業とされており、ベンチャー企業は、新しい分野にも攻め込む企業と使い分けられることが多いです。

    スタートアップ企業との違い

    次にベンチャー企業とスタートアップ企業の違いについて解説します!

    ベンチャー企業とスタートアップ企業で明確な違いがあるわけではありません。

    スタートアップは、新しいビジネスモデルにイノベーションを起こし、成長していく企業のことを指すことが多いです。例えば、Google、Facebook、Amazonはスタートアップ企業に含められます。

    一方で、ベンチャー企業は、既存の業界、ビジネスモデルを踏襲しながら収益性を高めています。

    ベンチャー企業が多い4つの業界

    ベンチャー企業が多い業界を4つ紹介します。
    ①IT業界
    ②教育業界
    ③不動産業界
    ④人材業界

    IT業界

    IT業界自体が新しい業界なため、ほとんどがベンチャー企業です。時代と共に新しい技術が続々と開発・展開されるIT業界では、機動力があり、トレンドをキャッチできる優れた若い世代が経営をしていることが多いです。

    IT業界で「メガベンチャー」まで成長した企業としては、サイバーエージェント、ヤフー、楽天やぐるなびなどが挙げられます。

    教育業界

    教育業界は、少子高齢化にも関わらず需要が高く、ベンチャー企業が多い業界です。学習塾や予備校、オンライン講座などを運営するベンチャー企業が多数あります。

    教育業界では、「EdTech」という市場が拡大しています。「EdTecc」とは、EducationとTechnologyを掛け合わせた造語で、ITを活用して教育にイノベーションをおこすシステムやサービスです。「EdTech」として人気を集めるサービスは、オンライン授業やVRを活用する場合が多いです。
    コロナによって対面授業が難しくなったことが、EdTechを加速させた1つの要因といえるでしょう。教育業界についてもっと知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください!
    【参考】
  • 【業界研究】教育業界の現状と注目すべき今後の動向


  • 不動産業界

    不動産業界は、大手企業が多数あるように歴史が深い業界ですが、新たな個性的なリノベーションを手がけるベンチャー企業が増えています。

    従来は、不動産の開発・販売、不動産コンサルティング、ディベロッパーやハウスメーカーなどがメインでした。しかし、不動産投資会社やネットを積極的に活用する不動産がベンチャー企業として開拓しています。

    不動産業界のベンチャー企業で盛んに行われているのが、業務や事業のデジタル化です。不動産業界の業務や事業がデジタル化するために導入されるデジタルシステムは、「不動産テック」と呼ばれます。

    「不動産テック」のサービス例としては、オンラインで入居の審査を実施できたり、物件に足を運ばずにVR・ARで内覧や家具の配置をシュミレーションができたりすることが挙げられます。

    不動産業界についてもっと知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください!
    【参考】
  • デベロッパーとは?-仕事内容や今後の動向を理解しよう
  • 人材業界

    人々のライフスタイルや働き方が多様化しているため、人材業界は拡大しています。人材側が企業側の希望に合わせた人材を送り出せるように、ベンチャー企業が幅広いサービスの開発・展開をしています。

    就職活動を例にあげると、従来では、一般採用をメインに採用活動してきましたが、近年では、通年採用の導入が盛んに行われています。通年採用できるようになったのは、ベンチャー企業が開発した、新たな管理システムがあるからです。

    また、人材を集める方法も求人広告だけではなく、人材派遣、エージェント、クラウドソーシング、企業が直接スカウトするダイレクトソーシングなどが注目を集めています。

    人材側・企業側の細やかな対応で双方を素早くマッチングすることが求められるようになったことで、ベンチャー企業が新しい開発や事業を展開しています。

    ベンチャー企業で働く3つのメリット

    ベンチャー企業で働くメリットについて3つ紹介します!

    ‌①裁量権が大きい

    ベンチャー企業は、規模が拡大していない企業が多数あります。そのため、少数精鋭で採用することが多いです。

    少数精鋭だからこそ、一人一人の裁量権が大きいです。また、年功序列よりも実力主義・成果主義が多く、若いうちから裁量権を持って活躍するチャンスが多いです!

    設立してからそれほど年数が経ってないため、自分の考えやスタイルで仕事に取り組めるところも魅力的です。

    ②「会社と共に成長」できる

    ベンチャー企業の多くが、厳しい上下関係がなく、社長や役職者と一般社員が同じように働ける環境です。

    一般社員と役職者との風通しが良いことで、意見や提案、要望を伝えやすく、何か質問がある際はすぐに聞きに行くことができます。

    また、部署を超えての連携も迅速に取れるため、ビジネスチャンスがあった時も迅速に対応することが可能です。
    ‌社長や役職者の仕事が間近で見れることで、自分が将来起業したいと考えているようになった際も役に立ちます。

    会社と共に自分も成長していくことができます。

    ③一般事務職も活躍ができる

    総理職や事務職でも豊富な経験を積むことができます。大企業の場合は、業務が細分化されることで日々同じ業務をすることが多いです。

    一方ベンチャー企業では、やる気があればあるほど、会社全体の管理や財務にも関わることができます。また、一般社員と同じように社長や役職者と近い距離で仕事ができることで、一緒に会社を大きくしていく実感を得られます。

    新しい開発や事業を展開していくことで、事務職であっても幅広い業務を任せられることが多いです。多忙にはなってしまいますが、豊富な経験を積みたい、幅広い業務をこなしていきたい場合は、ベンチャー企業をおすすめします!

    早速志望動機の構成を考えてみよう!

    本記事では、ベンチャー企業を志望する就活生向けに志望動機の書き方やコツなどをご紹介してきました。
    ‌ぜひ志望動機を書く際に、参考にしてみてください!

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