OB訪問のメリットは?活用方法や社会人側のメリットまで解説

2023/11/28
OB訪問
OB訪問のメリット
OB訪問のマナー
目次
1.
OB訪問をする学生の割合は?
2.
‌OB訪問のメリットは?
3.
OB訪問の活用方法
4.
OB訪問に適切な時期
5.
OB訪問を行う手順
6.
社会人側のメリットは?OB訪問をうけてくれる理由
7.
‌OB訪問をするべき人の特徴
8.
OB訪問をしない人の特徴
9.
OB・OG訪問サービス Matcherに登録しよう!
企業・業界研究、ES・面接対策など、新卒採用にエントリーする前にやっておくべきことが多く、何から手をつけるべきか分からなくなってしまう学生さんも少なくありません。

この記事では、そういった就活のお悩み全般を解決するための魔法の手段である「OB訪問」のメリットについてご紹介していきます。

またOB・OG訪問サービス Matcherを運営する会社でインターンをしている私が、実際にOB・OG訪問を行って感じたメリットも一緒に記載しています。

皆さんが効果的に就活を行う一助になれたら嬉しいです!

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OB訪問をする学生の割合は?

「ただでさえ就活に多くの時間を取られてるなか、OB訪問って本当にやるべきなんだろうか?」と疑問に思う学生さんも少なくありません。

OB訪問を行うのは、就活生の4人に1人といわれています。マイナビの調査によると23卒でOB・OG訪問をしたことがあるひとは全体の25.7%でした。

4人に1人と聞くと、別にやらなくてもいいのでは?と思う方もいるのではないでしょうか。

しかし、必ずしも行う必要がないからこそ、OB訪問を行うことで得られることやメリットをしっかりと把握した上で、最善の就職活動が行えるようにやるべきことを選択していきたいですよね。

次項ではさっそくOB訪問を行うメリットについて紹介していきます。

‌OB訪問のメリットは?

こちらのグラフは、23卒と22卒にOB・OG訪問を行うメリットについてのアンケート結果をまとめたものです。
OBOGと話すメリットについての調査結果

23卒の43.9%が「人事には聞けない情報/本音が聞ける」をOB・OG訪問のメリットとして挙げています。

他にも約4割が「業界について/具体的な仕事内容を聞ける」を、約3割が「会社で働く雰囲気がつかめる」をOB・OG訪問のメリットとして挙げており、業界研究や企業研究としてOB・OG訪問を利用している学生が多いことがわかります。

それではここから、OB・OG訪問サービス運営会社にいるからこそ分かる、OB・OG訪問を最大限に活用したときに享受できるメリットをご紹介していきます!
OBOG訪問によって得られるメリット

社員の率直な意見が聞ける

先ほどのランキングで1位に挙げられていた通り、やはりOB・OG訪問におけるメリットとして挙げられやすいのは「社員の率直な意見が聞ける」ことです。

・上下関係は厳しいか?
・やりたいことに挑戦できる環境か?
・しっかりと実力を評価してもらえるか?
・社内で協力しあう空気はあるか?
・有給は取りやすいか?

もしこのような質問に対してあまり良くない回答を社会人側が持っていた場合、会社説明会などの公の場ではなかなか本音を伝えにくいですよね。一方で、OB・OG訪問といったカジュアルな状況であれば、隠さずに教えてくれるケースも多いです。

入社してみたら思っていた会社じゃなかった、というミスマッチを防ぐために、実際に働いている社員にOB・OG訪問をすることは、最もオーソドックスな使い方であり、またメリットであると言えるでしょう。

志望理由の説得力が増す

OB・OG訪問を行うことで、企業が今まで行ってきた事業や、今後力を入れていきたい分野などについて詳しく話を聞くことができます。

実際に志望企業で勤めている人から聞いた話を踏まえた上で、自分がなぜその企業に入りたいかをまとめると、志望理由の説得力が格段に上がります。

事業内容やビジョンなどについての理解も深まり、面接でもうまく受け答えができるようになるでしょう。

また企業の現状を知っている社会人に自分の書いた志望理由を見てもらい、添削してもらうことで、企業がいま欲している人材であるとアピールできる内容を書くことができます

「なぜ自分がその企業に入りたいのか」という選考の軸となるような質問に対してレベルの高い回答を行い、採用担当者を納得させるための対策ができることも、OB・OG訪問をするメリットのひとつです。

志望企業に特化した面接対策ができる

OB・OG訪問の上級者にメリットを聞けば、口を揃えて「志望企業に特化した選考対策ができるから」というでしょう。

どの企業の選考にも、聞かれる傾向のある質問や受かりやすい人の回答といった「クセ」があります。その「クセ」を見つけ出し、対策を行うことで、受かりやすいESや面接の回答を用意することが可能です。

特に内定者や過去3年以内に入社した人にOB・OG訪問を行うと、近年の採用選考の傾向を知ることができます。

もちろん志望企業の選考に関する口コミサイトもありますが、自分にぴったりな選考対策方法を見つけやすいのは双方向的なコミュニケーションが取れるOB・OG訪問でしょう。

「アポをとって会う」という多少の面倒臭さはありますが、志望企業に受かりやすいESになるように無料で添削をしてもらえたり、面接練習をしてもらえるのは学生の特権です!

OB訪問の数で本気度を示せる

企業が最終選考などで合否を決める際の重要な判断軸のひとつは「内定承諾してくれるほど自社に入社したい意欲があるかどうか」です。

毎年事業計画に合わせ、目標採用人数を決めている企業がほとんどです。せっかく内定を出しても辞退されてしまったら、目標に達せず、採用活動を再開するなどの手間がかかってしまいます。

そのため選考では「私は御社が第一志望であり、もし内定をもらえたら必ず入社します!」とアピールしておくと効果的です。

このような入社への本気度を示す方法として、OB・OG訪問が役立ちます。企業についてよく調べ、その上で自分にマッチしていると思って採用試験を受けているのだということを担当者に伝えましょう!

OB訪問の活用方法

就活で少しでも悩んだら、OB訪問をぜひ使ってみることをオススメします。

ここでは、OB訪問を最大限に活用する方法をご紹介します。
この後の見出しで紹介されるOB訪問の活用方法が羅列してある

業界研究・企業研究に役立てる

就活をする中で「わざと分かりにくいように書いてない?」と疑いたくなるような企業のホームページをいくつか見たことがあると思います。

専門性が高かったり、事業が複雑だったりする場合、インターネット上の情報だけではなかなか全体像は掴めません。また説明会に参加しても、一方的に話を受けるばかりで働くイメージがつきにくいと感じた方もいるのではないでしょうか?

このような場合に、OB・OG訪問が役立ちます。

「簡単にいえば〇〇みたいなことをやってる」「うちの会社では□□とかができるよ」など、実際にその会社で働いている社会人に的確な言葉で説明してもらうことが可能です。分からない内容があったらその場で聞き直すこともでき、企業や業界へのクリアな理解に繋がります。

自分がやりたいことにマッチしている企業なのか、馴染めそうな社風か、楽しく働く姿がイメージできるか、などを知るための業界研究・企業研究。自分が本当に行きたい企業を見つけるためにも、OB・OG訪問で理解を深めることが大切です!

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選考対策に役立てる

例えば「あの店の炒飯が作れるようになりたい」と思った場合、その店の炒飯の味から調理方法を想像するよりも、その店で働く料理人に直接レシピを聞く方が早いですよね。

このように、「あの企業に受かるための方法が知りたい」と思った場合には、ネット上にある情報や説明会で聞いた情報だけで選考を受けるよりも、既にその企業に内定を貰った人に選考対策方法を聞くと効率よく内定にアプローチできます。

OB・OG訪問はチートだという人もいるように、うまく受かるためのコツを知って対策を取ることで、内定を貰う確率をあげることが可能です。

・ESでどのようなことを書くとウケるのか
・面接では何を伝えるように意識するべきか
・グループディスカッションではどういう態度を取るべきか

OB・OG訪問では、志望企業に勤めている社会人や内定者に、どのようなことを意識して選考に挑んだのかを聞き、ES添削や面接対策をしてもらいながら、効果的な選考対策が行えます。

志望企業の実態を知る

就職活動における本当に重要な問いは「その企業に入社して、自分は幸せになれるのか?」です。

OB・OG訪問は、必ずしも就活対策に役立てるためにするわけではありません。

志望企業の社員に「今までその企業を辞めたいと思ったこと」「留まり続けた理由」「その企業にいてよかったと思うこと」などを聞くことで、自分がその企業を志望するべきかの判断に役立てることができます。

志望企業の実態を把握することで「入社して3ヶ月だけどもう辞めたい」「思っていたことが何もできない」といったミスマッチを防ぐことが可能です。自分が一番入りたい企業に入社するためにも、OB・OG訪問は活用されています。

将来に関する悩みを相談する

新卒での就職活動は自分の将来を決める重要な岐路であると考えている人が多いでしょう。そのようなプレッシャーの中ではとにかく不安も多いはず。

一度就職活動を経験し、乗り越えたことのある社会人だからこそ、現在皆さんが抱えている将来の悩みに共感し、解決方法を教えてくれるかもしれません。

とにかく漠然とした不安がある、キャリアプランをどう決めればいいか分からない、そもそも将来に夢も目標もない、といった場合にもOB・OG訪問が役立ちます。

OB訪問に適切な時期

就活相談から業界研究、選考対策ができるOB・OG訪問。就活全般に使えるからこそ、どの時期にやるべきなのか疑問に思った方もいるのではないでしょうか?

キャリアリサーチLabの調査結果から、OB・OG訪問のニーズが多い時期は以下の3つであると分かります。

1)就活準備を始める時
2)1次面接を受ける前
3)内々定をもらった後

この中で最もニーズが大きかったのは「1次面接を受ける前」です。約60%の学生がこの時期にOB・OG訪問をしたと答えており、業界研究や選考対策として活用する人が多いと想像できます。

こちらのグラフは、実際にOB・OG訪問をした時期と会いたかった時期を、就活フェーズごとにまとめたものです。
OBOG訪問をする時期のアンケート結果

また他にも、「就活準備を始める時」に会いたかったと回答した人が21.0%で、実際にその時期に訪問した割合よりも5%ほど多いです。就活を終えた上で、就活全般のお悩み相談や志望企業決めにもOB・OG訪問が役立つと感じた人が一定数いるということでしょう。

OB訪問を行う手順

今まで、OB・OG訪問をする理由やメリットをご紹介してきました。OB・OG訪問の必要性を感じてきた方もいるのではないでしょうか。

「でも、どうやってOB・OG訪問するんだろう?」

このような疑問をお持ちの方のために、所属大学関係なしにOB・OG訪問ができるアプリ Matcherを例にして、社会人に話を聞きにいく手順をご紹介します。
MatcherでOBOG訪問をする様子

訪問前の準備

ここではOB・OG訪問する社会人の探し方や依頼方法など、OB・OG訪問をする前に行う準備の仕方をご紹介していきます。

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OB訪問の目的を整理

まず「なぜOB・OG訪問」をするのか?という目的を整理しましょう。

・漠然とした就活の悩みを聞いてもらいたい
・業界や企業について分からない点をクリアにしたい
・社員の生の声を聞きながら志望企業の実態を知りたい
・ES添削をしてもらいたい
・面接対策をしてもらいたい

自分でOB・OG訪問の目的を整理し、ゴールを設定しておくことで、話を聞きにいきたい社会人がどのような人かをイメージし、社会人に会った時に聞くべき質問を明確にすることができます。

OB・OGを探す

次に、実際に話を聞きにいきたいOB・OGを探しましょう。Matcherにおいては、社会人が提示してあるプランの中からニーズに合ったものを選び、申請する流れです。

以下は、OB・OG訪問する相手を探す基準の例です。

①志望企業や業界に属する/属したことのある社会人
②志望企業や業界に内定が決まった内定者
③業界関係なく、学歴/経歴が似ている社会人
④業界/学歴関係なく、同じ悩みを持っていた社会人

すでに志望業界や企業が固まっていて選考対策がしたい場合は、絞り込み検索などの方法で①や②に当てはまる人を探しましょう。もし就活の進め方や志望企業の決め方などに悩んでいる場合は、③や④の方法で相談できる相手を探すのがオススメです。

弊社が運営するMatcherでは、社会人側がOB・OG訪問の目的をプランとして設定しています。
Matcherの利用画面イメージ‌以下は、Matcherに登録している社会人が提示しているプランの例です。

・Web広告、マーケティングに興味ある方、一緒に話しましょう
・体育会系就活で就活無双する方法を教えます
・今から他業界も見ようとしてる人へ
・人事がなんでも就活相談に乗ります
・模擬面接で弱みをなくしていきましょう

自分の細かなニーズに合ったプランを申請することも、企業や業界で絞り込んで社会人を見つけることも可能です。

設定したOB・OG訪問の目的に合わせて、使い方を変えてみましょう!

OB訪問を依頼する

OB・OG訪問する相手を決めたら、相手に訪問依頼をしましょう。大学のキャリアセンターなどからOB・OG訪問する場合は、データベースにあるメールアドレス宛てにOB・OG訪問がしたい旨を記載して送ります。

Matcherでは「このプランに申し込む」ボタンを押すだけで簡単に依頼できるため、OB・OG訪問の依頼にかかる負担がかなり少ないです!

依頼ボタンを押すと社会人側に自動で日程調整を依頼するメッセージが送られます。申し込みが承認されたら候補日程を提示するメッセージが返ってくるので、その中から都合の良い日時を選びましょう。

質問を考える

OB・OG訪問する相手が決まり、日程が調整できたら、当日までの間にどのような質問がしたいかを考えておきましょう。

自分が社会人に話を聞きに行く目的を意識しながら、何を聞けば自分が求める情報を得られるのかを整理し、まとめておくと当日の時間をより有益にできます!

どんな質問をしたら良いのか迷っている方は、ぜひ以下の関連記事を参考にしてみてください。

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訪問当日の流れ

MatcherのようなカジュアルなプラットフォームでOB・OG訪問を申し込んだ社会人なら、基本的に当日の服装は私服で大丈夫です。襟がついているシャツなど、少しキレイめなオフィスカジュアルを意識してもいいかもしれません。

オンラインでOB・OG訪問を行う場合は、質問リストのカンペを手元に置いておくのもおすすめです。対面で会う場合は、メモができるノートとペン、印刷したESや履歴書などを用意しておくと良いでしょう。

時間は厳守し、余裕をもって5分から10分前までには待ち合わせ場所に着いておくことがベストです。お互いに気持ちがよいコミュニケーションを取りながら、就活の相談に乗ってもらったり、選考の秘訣を教えてもらったりしましょう。

またMatcherでは、夜9時以降の待ち合わせ、面談時の飲酒、カラオケルーム・自宅等の個室で相談に乗る行為を禁止しています。社会人側からこのような誘いがあった場合は、こちらのフォームから不適切ユーザーの報告をお願いします。

Matcherでは就活生2人で一緒に訪問できるプランを選んだり、身分証明書提出済みの社会人や同じ性別の社会人を絞り込んでOB・OG訪問を行うことも可能です!安心・安全にOB・OG訪問を行い、就活の糧にしてください

訪問後のお礼

OB・OG訪問をした後は、なるべく当日中にお礼を伝えるメッセージを送りましょう

・今日会ってくれたことへのお礼
・学びになったことや発見
・これからの就活に対する意気込み
・改めて、時間を作ってくれたことへのお礼

このようなフォーマットに合わせながら書くと、感謝の気持ちが伝わりやすいかもしれません。またOB・OG訪問後だけではなく、内定後に就活が終わったことの報告連絡も行うと良いです!

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社会人側のメリットは?OB訪問をうけてくれる理由

OB訪問と聞いて「社会人の方はなぜ受けてくれるのだろう?」と思った経験がある人もいるかもしれません。

また「何か意図があるのでは」と勘ぐってしまうことで、なかなか一歩目を踏み出すことができていない、という方もいるのではないでしょうか。

もちろん「就活生の力になりたい」と善意で引き受けてくださる方もいます。
しかし、社会人の方にも以下のメリットがあることが考えられます。

①早くに優秀な学生と接点を持つことができる
②入社後のミスマッチを防ぐことができる
③自己効力感を高め承認欲求を満たすことができる

順番に解説します。

①早くに優秀な学生と接点を持つことができる

1つ目は「優秀な学生と早期に接点を持つことができること」です。

マイナビが行った調査によると、2023年卒の学生の中でOB訪問を行った割合は約25%ととても低いです。

これら少数の学生は、自分から行動することができる主体性を有しているといえるでしょう。

社会人としては、このように優秀な学生と関わることで、自社の採用に繋げられる可能性があります

②入社後のミスマッチを防ぐことができる

2つ目は「入社後のミスマッチを防ぐことができること」です。

OB訪問では、説明会やHPでは知ることができない、より具体的でリアルな情報に触れることができます。

特に、組織で働くうえで、どのような社風であるか、どのような人が働いているのかは重要です。

実際に「こんなはずではなかった」とミスマッチを感じて退職をしてしまうと、企業にとっては大きな損失になります。

そのため、OB訪問によってあらかじめこのようなミスマッチを減らすことは、企業にとっても大きなメリットになるのです。

③自己効力感を高め承認欲求を満たすことができる

「自己効力感を高め承認欲求を満たすことができる」という目的でやっている方も一定数存在します。

OB訪問では、学生側が「話を聞きたい」と意欲を持って社会人の方にお願いをするのが一般的です。

そこで、学生が知りえない業界や企業の内情を教えることで、自己効力感を得ることができます。

また「仕事内容を詳しく知ることができました!」「実際の社員の方とお話できてより興味が湧きました!」とお礼を言ってもらえ、承認欲求も満たされるのです。

‌OB訪問をするべき人の特徴

「OB・OG訪問のメリットや手順は分かったけど、ちょっとめんどくさいかも…」と感じている方に向けて、ここでは特にOB・OG訪問をオススメしたい人の特徴をご紹介します!

自らOB・OG訪問する相手を見つけ、アプローチしなければならないからこそ、最初の一歩を踏み出すことが億劫に感じますよね。

しかし社会人と話すことで得られるものは、自分が想定しているよりも大きいことが多々あります。もし以下でご紹介する特徴に当てはまった場合は、ぜひOB・OG訪問に挑戦してみてください!
コーヒーを前にメモをとる様子。OBOG訪問のイメージ。

就活に対して漠然とした不安がある

OB・OG訪問といえば業界・企業研究にしか使えないイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし実際は、就活全般のお悩みに社会人が答えてくれます。

「就活が不安だけど、何から始めればいいのか分からない」
「業界研究ってどこまでやればいいのかな」
「就活で活用できるアプリとかサービスってあるのかな」

就職活動には大きなプレッシャーが伴うからこそ、誰か相談できる、信頼できる相手が必要です。OB・OG訪問で頼れる相手を見つけ、1人で抱えなければいけない負担をなるべく最小限にして就職活動を進めていきましょう

業界や企業のイメージがあまり想像できていない

「この業界に行きたい」「この企業に行きたい」という思いを持てない場合、業界や企業についてまだよく知れていないことが多いです。

なんとなく興味のある業界に所属する社会人に手当たり次第OB・OG訪問をし、社会人の雰囲気や日々の業務内容の話などから自分にフィットする企業を探すと、より納得感をもって就活をすることができます。

「自分がなぜその業界や企業に行きたいのか」という理由に自分自身が納得していれば、志望動機も力強くなり、選考に通過する確率も高まるでしょう。

志望企業で就職後に実現したい目標が決まらない

「行きたい企業はあるけど、なんで行きたいのか分からない」という理由が定まっていない場合は、企業に入社した後の業務などを詳しく知れていない場合が多いです。

「入社後のキャリアプランは?」「30年後の目標は?」など、将来の計画に対する質問も聞かれる採用試験。選考対策として、志望企業に入るからこそ実現できる目標を用意しておくことも重要です。

OB・OG訪問では、志望企業で働いている人が実際に目標としているものやキャリアプランについて聞くことができます。すでにその企業で働いている人が立てた目標は、業務範囲に沿った現実的なものです。社会人から聞いた目標を参考にしながら、自分のやりたいことを見つけていきましょう。

面接でうまく話せない

無機質な面接会場でよく知らない相手からされるパーソナルな質問に答えなければならない採用面接。緊張してしまうのも仕方ありません。

面接でうまく話せないという悩みは、多くの社会人も乗り越えてきた課題です。そのためOB・OG訪問することで、面接でうまく話すためのコツなどを教えてくれるかも知れません。

また面接で論理的に自分の思いを伝えるためには、様々な角度からくる質問に対する答えを事前に想定し、回答の練習を重ねていくことが必須です。OB・OG訪問で模擬面接を行ってもらい、ベストな回答方法を探っていきましょう。

効率よく志望企業から内定をゲットしたい

志望企業から内定をもらって入社した社会人に選考のコツを聞くことで、効率的な就職活動、そして志望企業からの内定ゲットに繋げていくことができます。

就活スケジュールの立て方や、ESにある質問の意図と効果的な回答方法、面接における頻出質問と対策方法など、OB・OG訪問をしながら、就活におけるあらゆる面を社会人と一緒に整えていきましょう

OB訪問をしない人の特徴

必ずしも就活生全員がやっているわけではないOB訪問。それではOB訪問をしない人はどのような背景があるのでしょうか?

ここではOB訪問をしない人の特徴をご紹介します。

OB訪問にかける時間がない

まずご紹介するのは、OB訪問にかける時間がないというパターンです。

「明日までにES提出しなきゃいけない」
「Webテスト対策に追われている」

このような場合にはOB訪問をせずに、目の前にある対処するべきことを最優先で行っていく必要があります

あくまでもOB訪問は「選考を有利に進めていくため」のプラスアルファの項目です。OB訪問相手である社会人や内定者も忙しいため、「明日面接なので今日対策してください!」とお願いされても答えられない場合も多いです。

逆にOB訪問をしたい場合は、スケジュールに余裕をもって計画する必要があります

社会人と話すことにハードルの高さを感じている

「知らない人に連絡し、話を聞く」という行為は心理的なハードルが高いですよね。

いくらOB訪問が就活に役立つと分かっていても、社会人や内定者に連絡をとってOB訪問をすることが億劫になってしまうこともあります。

しかし現在はアプリなどを経由してカジュアルにOB訪問を行うことも可能です。自分に合う方法を使いながら、最短ルートで内定をもらえるようにぜひOB訪問を活用していただきたいところです。

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本記事では、OB・OG訪問のメリットについてご紹介しました。

▼OB訪問をするメリット
・社員の率直な意見が聞ける
・志望理由の説得力が増す
・志望企業に特化した面接対策ができる
・OB訪問の数で本気度を示せる

‌弊社が運営するOB・OG訪問サービス Matcherでは、気になる経歴やプランを提示している社会人に対して、所属大学関係なく、ワンクリックで簡単にOB・OG訪問を依頼することができます!
OBOG訪問サービスMatcherを紹介する画像。「国内最大級OB・OG訪問アプリ」という文言とサービス利用画面が載っている
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