OB訪問前日までに何をする?質問リスト送付のメールテンプレ付き!

2023/11/27
OB訪問
OB訪問のマナー
企業研究
目次
1.
OB訪問は事前準備が重要
2.
‌(1)事前学習を入念に行う
3.
(2)OB訪問の質問を準備しておく
4.
(3)OB訪問前日にメールを送る
5.
【テンプレート】OB訪問前日に送るメール
6.
(4)待ち合わせ場所について事前にチェックしておく
7.
‌‌【注意】OB訪問中で失礼にあたるマナー違反行為
8.
効率的にOB訪問ができるMatcher(マッチャー)
「はじめてのOB訪問で何をやったらいいのか分からない」
「OB訪問の前に準備しておいた方がいいことってあるの?」

せっかくOB訪問をするなら、充実した時間にするためにも準備万端で挑みたいですよね!
‌でも何をしておくべきなのか分からない方も多いのではないでしょうか?

そんな方のために、この記事ではOB訪問の前にやっておくべきことについてご紹介します!

事前に送付しておきたい質問リストのメールテンプレートもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

・実際にどんな質問をするか悩んでいる
・気を付けた方がいいマナーについて知りたい
このような方には以下の記事もオススメです。

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OB訪問は事前準備が重要

会社説明会や採用HPでは得られない情報を得るために有効なOB訪問。業界や企業のリアルな実態、現場社員の本音を知ることができる貴重な機会です。
‌限られた時間のなかで質の高い情報をいかに引き出せるかが、OB訪問の鍵となります。OB訪問を有意義なものとし、就職活動に活かすためには、事前の準備が必要不可欠。
‌この記事では、準備としてどのようなことをしておくべきなのか、4つのトピックに分けてお伝えします。これら全てを実行することで、有意義なOB訪問にしてください。
OB訪問で事前にしておくべき4つのこと

‌(1)事前学習を入念に行う

事前の調査をしても見つからない情報こそが、OB訪問で聞くべきことです。

何が『見つからない情報』なのかを知るためには、入念に企業や業界について調べる必要があります。

先ほども述べたように、OB・OGの方に確保してもらえる時間には限りがあります。
‌この限られた時間の中で、できるだけ価値があり、会社について深く知ることのできる質問をしたいところです。

具体的な方法としては、まず業界の全体像を知り、その上で各企業の特徴について理解を深めるのが良いでしょう。
‌ここでは、業界・企業研究の際に持つべき視点についてお伝えします。

‌①業界研究の視点

‌まず業界としての市場規模、プレイヤーの数、具体的な企業名や事業内容を大枠で捉えます。‌
‌また、現状どのように売上を立てているかという業界の「構造」、今後どのように発展していく「機会」があって、衰退していく「脅威」があるのか、将来性について調べると良いでしょう。
‌業界研究の定番の本といえば、日本経済新聞社から出版される「日経業界地図」が有名です。
業界地図は世の中がどのような仕組みで成り立っているのかの全体像が見えるため、1冊持っておくと損はないでしょう
‌また、NewsPicksを使って、業界ごとの最新のニュースをキャッチアップするのも業界研究の1つの手法としておすすめです。

‌②企業研究の視点

‌業界の全体像が見えたら、業界の中の個別の企業について深堀していきましょう
‌採用HP→「どんな人物を求めているか」
‌IR資料(Investor Relations)→経営状況や財務状況、今後の戦略が見えてきます。
‌Vorkers 「社員による会社評価」 就職・転職クチコミ→その企業に在籍した人が感じたその企業の雰囲気や組織体制などの本音を知ることができるでしょう。
‌東洋経済から出版される『就職四季報 2021年版』も定番の企業研究本です。

‌どんな情報が欲しいかで、取るべきアプローチも変わってきます。様々な手法から企業研究を進めてみましょう。

‌③職種の視点

‌その企業で興味のある職種、もしくは話を聞きにいく社会人の部署や職種を事前に知っている場合は、職種について調べておくと良いでしょう。
‌例えば、「営業職」のOBの方に会いに行く際、営業のやりがいや、難しさ、つらいところなどを聞くことで、その人自身のエピソードに紐づいたリアルな働き方を知ることができます

‌より具体的な、パーソナルな情報を得るために、最低限の職種への理解をしておきましょう。

(2)OB訪問の質問を準備しておく

事前の調査が終わったら、OB訪問で聞きたい質問をまとめていきましょう。

‌質問をするうえでオススメの軸としては、①会社と自分がマッチするのかを確認する質問と、②就活の実際の選考で役に立つ質問が挙げられます。
‌ここでは、上記2つの軸を見極めるためのいくつかの質問例をご紹介します。‌

①会社と自分がマッチするか、確かめる質問例

・総合職入社の社員のキャリアパスのモデルを教えてください。
・会社に向いている人の特徴があるとすれば、どんなものがありますか?
・仕事や会社に対して、どのような想いを持って普段の業務に取り組まれていますか?
・この会社で成し遂げたい目標はありますか?

②就活の選考に役立つ質問例

・御社への自己PRと志望動機を作ってみたのですが、添削していただいてもよろしいでしょうか?
・なぜこの会社に入ろうと思ったのですか?
・〇〇さんの仕事で、最も魅力に感じていることは何ですか?
・どうしても御社に入りたいので、アドバイスがあればご教示いただけますと幸いです‌

‌‌もっと、質問の引き出しを増やしたい人は下記記事を参考にしてください。
‌【参考】【最新版】OB訪問の質問80選!聞くことリストをご紹介

(3)OB訪問前日にメールを送る

‌OB訪問で聞きたい質問がまとまったら、挨拶を添えて、事前に質問事項を送っておきましょう。アポイントの設定や日程の調整とは異なるこの前日のメールには2つの意図があります。
OB訪問の質問内容を用意する様子

①質問の回答の準備をしてもらう‌

‌事前にみなさんの聞きたいことを伝えていれば、どんなことを話そうか考えてくれる可能性が高まります。

‌もしかしたら、その質問により詳しい人に話を聞いておいてもらえるかもしれません。
‌限られた時間の中で、どんなトピックについてどれくらいのボリュームで話せばよいかをお互いに共有できるため、面談する目的が明確になります

‌また、話が長引いたり、脱線したりと、聞きたいことが聞けないという事態を防ぐことができるでしょう。

②OB訪問のリマインドができる‌

‌社会人は毎日の業務に追われていたり、急遽対応しなければならない案件が入ったりと、不確実なスケジュールの中で動いています。

‌万一、当日になって時間が調整できないとのことがあると、みなさんにとっても時間の無駄遣いになってしまいます。
‌そのため、事前に質問事項を送る際に、「◯月◯日はよろしくお願いします」とのリマインドの挨拶を送りましょう

‌ドタキャンのリスクをお互いに減らすことができます。

【テンプレート】OB訪問前日に送るメール

‌【明日のOB訪問に関しまして】就活大学 抹茶太郎
××株式会社
○○部△△課
山田 二朗 様
平素よりお世話になっております。
就活大学の抹茶太郎と申します。
‌明日のOB訪問の日時と場所の確認と
お聞きしたい‌話の内容を共有したく、ご連絡いたしました。
<‌日時>
‌1月17日(水)17:00~ 
‌<場所>
‌〇〇喫茶店 新宿西口店
‌上記でお間違いないか、ご確認くださいませ。
‌また、以下のような流れでお話をお伺いできればと
思っております。
‌・××会社の風土、人、キャリアパスについて
‌・山田様の仕事内容、やりがいについて
‌・山田様自身の就職活動について
‌・私の志望動機や自己PRの深堀
‌こちら、ご検討いただけると幸いでございます。
‌明日、お会いできるのを楽しみにしております。
‌何卒よろしくお願い申し上げます。
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【大学】就活大学法学部政治学科
【氏名】抹茶太郎
【電話】090-7654-3210
【メール】taro-matcha@shukatsu .jp
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①メールを送るタイミングは『3日前〜前日』

「質問リストはもっと前から送っておいた方がいいのかな?」
「でもリマインドは前日に送った方がいいだろうしな…」

メールを送るタイミングについて、このような疑問もあるかもしれません。

OB訪問を依頼する社会人は、仕事の合間を縫って時間を調整してくれています。

そのため質問リストとリマインドメールを複数に分けて確認の手間を増やすよりも、簡潔な1通のみをOB訪問の3日前〜前日の間に送るのがベストです。

また、他のメールに埋もれてしまわないように件名はOB訪問についての要件であることを強調して記載すると良いです。

②質問の数は『5〜7個』

「たくさん質問を送ったら、相手の負担になってしまうかも…」
「質問が少なすぎたら、やる気がないように見えちゃうかな?」

実際のOB訪問で聞きたい質問をまるまる全部送る必要はありません。

当日の話の方向性や流れが相手に伝わるような質問を5〜7個程度送るのがオススメです。

細かい質問内容までメールで送ってしまうと、当日のOB訪問が事前の質問に回答するだけの機械的な雰囲気になってしまう可能性があります。

例えば「今までの仕事で一番やりがいを感じた出来事はなんですか?」「仕事をしていて辞めたいと思ったことはありますか?」などの質問は、「仕事のやりがいについて」という一文にまとめて送りましょう。

もし質問をまとめきれない場合は、特に聞きたい内容を抜粋して送ると良いです。

③メールを送るのはなるべく『日中』に

ビジネスマナーに則り、夜中や早朝にメールを送ることは避けましょう。

基本的には朝8時〜夜9時の間であれば、メールを送るタイミングによって印象を悪くすることはないです。

また朝にメールをチェックする時間を設けている社会人も多いため、始業時間の少し前にメールを送るとすぐに返信が返ってくる可能性が高いです。

土日にメールを送る場合は「お休みのところ失礼いたします」という文章を冒頭に入れましょう。

‌Matcher(マッチャー)のOB/OG訪問はメールでのやりとりが不要

‌慣れないメールを使って社会人とやりとりするのは、時間がかかり少し面倒だと感じる方も多いのではないでしょうか。
OB・OG訪問サービスMatcher(マッチャー)では、社会人とチャット上でメッセージのやりとりができるので、メールの使用はありません
そのためOB訪問をする際の手間が省けるでしょう。
ほかにも、MatcherのOB訪問には
・出身大学・学部・学年関係なく興味ある社会人にOB・OG訪問ができる
・企業や業界研究以外にも面接練習など就活対策として利用可能
・プロフィールを登録すると企業からスカウトがくる
といった特徴があります。

是非Matcherを利用して、就活を進めてみてください!

(4)待ち合わせ場所について事前にチェックしておく

‌OB訪問において遅刻はご法度。絶対に遅刻することがないよう、事前に準備しておきましょう。

‌・待ち合わせの場所や日時
‌・電車の時刻や路線、乗り換え


このようなことについて調べておくと、当日慌てずに約束の場所へと向かうことができます。
‌また、天候や混雑の様子を見ながら家を出る時間を調整したり、何番出口を出れば、目的地に確実にたどり着けるかを把握したりと、細やかな意識が必要になります。
‌余裕を持った行動は、心に余裕をもたらすもの。心の余裕はOB訪問中の態度や仕草に良い影響を与えてくれるはずです。

‌‌【注意】OB訪問中で失礼にあたるマナー違反行為

OB訪問の事前にすべき準備内容やマナー、するべき質問についてご紹介しました。
とはいえ、社会人に対して失礼なことをしてしまったら心配と考えている方も多いでしょう。
ここからOB訪問中に失礼にあたるマナー違反行為について、就活生が悪意はないけど、ついやってしまいがちなこと3つをご紹介します。

①フランクな言葉遣い

「〜しましょう」「いいですね」「大丈夫です」
など、少し上から目線にも捉えられるようなフランクな言葉遣いは避けましょう
特に「大丈夫です」は普段から使うことが多いかもしれませんが、敬語ではありません。
学生と違い、社会人は日々言葉遣いに気を付けているので、きちんと敬語、丁寧語が使えていないとすぐに気付かれてしまいます。
OB訪問に限らず、選考でも言葉遣いは見られているので気を付けましょう。

②会社HPを見ればわかるような質問

「御社の企業理念について教えてください」「御社の主力事業はなんですか」
など、会社のHP(ホームページ)を見ればすぐにわかるような内容の質問は避けましょう。
そもそも会社のHPに記載されていることは、会社の基本的な情報であり、完璧には覚えていなくとも知っていて当たり前の情報です。
そのため、本当は会社に興味がない、熱意がない人だと思われてしまいます
社会人側も忙しい中、就活生に向き合おうと時間を割いてくれているので、会社のHPには載っていないような情報を得られる質問をしましょう。

③社会人が回答しづらい質問をする

社会人が回答に困るような質問は避けましょう。
回答に困るような質問とは、OB訪問を受けてくれた社会人の所属部署とは関係ない部署の質問や、年収・インターネットにある会社の噂など、相手の立場を無視した質問です。
その会社で働いているとはいえ、会社全体を詳しく知っているわけではありません。
またOB訪問ではオープンソースではない情報を得られるとはいえ、なんでも聞いていいというわけではないです。
質問する際も、相手への配慮を忘れないようにしましょう。

効率的にOB訪問ができるMatcher(マッチャー)

「‌会社説明会に行くとどの企業も良く見えてしまう・・」
‌「選考突破のイメージが全く湧かない・・」
‌こうした悩みを抱える人におすすめしたいのが、就活相談プラットフォームのMatcher。‌

‌Matcherでは、所属大学や学年に関係なく、気になる社会人や内定者に就活相談のお願いができます

‌身近に志望企業の社会人や先輩がいなくても、簡単に繋がりを作ることができます。


【社会人の所属企業例(一部)】

ゴールドマン・サックス証券、マッキンゼー、Google、三菱商事、電通、日本テレビ、P&G、味の素、サントリー、トヨタ自動車、オリエンタルランド、任天堂、リクルート、集英社、AGC、SONY、全日本空輸、外務省、DeNA、メルカリなど約6000社

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