【大学3年生必見】インターンシップへの申し込みから当日までの流れ

2024/03/19
インターンのマナー
インターン体験記
目次
1.
はじめに
2.
‌インターンシップの申し込みはいつから?
3.
‌インターンシップの参加日数
4.
インターンシップに参加する5つのメリット 
5.
インターンシップの申し込み方法は?
6.
申し込んだあとの流れ-選考から当日まで
7.
Matcherでインターン対策をしよう 

はじめに

23年卒の学生のうち、内々定先のインターンシップに参加していた割合は48.3%
インターンシップは、希望の会社に内定をもらうために決して無視することができなくなっており、就活におけるインターンシップの重要性は、年々高まっています。

・インターンシップ参加が本選考のエントリーの必須条件になっていた...
・インターンシップ参加から早期選考 / 特別選考に繋がった!
・インターンシップで成果を挙げて内定を獲得!

筆者も就活をする中で、実際に上記のような体験をしてきました。
インターンシップに参加することが就活を進める上で有利になることは間違いありません。しかし、インターンシップにまだ参加したことのない人の中には、インターンシップの探し方や申込方法に不安や疑問点を抱えている人もいるでしょう。
この記事では、インターンシップへの参加の申し込みから参加当日までの流れについて説明します。みなさんがインターンを探す際に参考になれば幸いです。

‌【参考】株式会社マイナビ『23年卒 就職モニター調査7月』

‌インターンシップの申し込みはいつから?

‌本選考が始まると開催されるインターンシップ数が圧倒的に少なくなるため、インターンシップの申し込みは2月頃までを目安にするとよいです。まず重要なのは、今からインターンシップに参加できるのか否かです。

‌そこで、インターンシップの申し込み時期について調査しました。
以下のグラフは、インターンシップの参加時期に関して内閣府が調査を行った結果を示したものです。

こちらを見てわかる通り、約半数の学生が大学3年時の7月から3月にかけて開催されるインターンシップに参加しています。

「インターンシップの申し込みに出遅れないようにしたい」という方はサマーインターンの募集が始まる6月頃から気になる企業の採用情報をチェックしてみましょう。‌

‌インターンシップの参加日数

インターンシップの日時や内容は企業によって様々です。
1日限定で行う1day仕事体験と呼ばれるものがあったり、3日間にわたって行うインターンシップもあったりします。
数日間あるインターンシップは、連日で開催されることが多く、全日程参加が必要となる場合が多いです。

内閣府の調査によると、24年卒の学生にインターンシップの参加日数を聞いたところ、最も多い割合は「1日」と答えた人で3割でした。
インターンシップの参加日数のグラフ

1dayインターンシップと称される、1日で、会社説明から仕事体験やグループワークがあることが特徴です。

一方で、「5日以上」と回答した人は2割という結果でした。
平均して、1日〜5日間の日数で行うインターンシップがほとんどですが、実際何をするのかイメージが湧かない人がいるでしょう。
以下に、5dayインターンシップのプログラムの例を挙げます。

1日目:自己紹介/課題解決に向けたグループワーク/会社説明
2日目: 実務体験/ケーススタディ(実際に行った事例を分析して解決策を探ること)
3日目: プレゼンテーション資料の作成/発表練習
4日目:プレゼンテンテーション実施/フィードバック
5日目:企業訪問/親睦会

インターンシップに参加する5つのメリット 

沢山の企業がインターンシップを開催するに際して、参加しなければと焦っている人は少なくないでしょう。しかし、そもそもインターンシップに参加しなければならない理由を考えていますか?

‌こちらのグラフは、インターンシップに参加して感じた効果について内閣府が調査したものです。
インターンシップに参加して感じた効果

インターンシップに参加した学生の約95%が『業界・業種を理解することができた』と答えています。

他にも『仕事の内容を具体的に知ることができた』『参加した企業から、その季語ゆの採用選考に関する詳細な情報を聞くことができた』などのメリットが挙げられています。

インターンシップに参加することのメリットを、以下の5つに分けてご紹介していきます。

①行きたい業界・会社が見つかる
②本選考が有利に進む・内定に直結する
③本選考にむけた選考対策の練習ができる
④同じ志向性を持った仲間ができる
‌⑤スキルアップできる

①行きたい業界・会社が見つかる

インターンシップでは、会社の業務の疑似体験をし、働く社員の雰囲気を感じることができます。これによって、業界研究・企業研究を実体験をもとに進めることができるはずです。自分の適性を見極め、やりたいことの方向性を定めるのに大いに役立つでしょう。選考が本格化する前に自分の目指す業界や会社を決めることで、非常に効率よく本選考に臨むことができます。

‌インターンに参加することで、企業や職種を理解し、入社後に自分が期待していたものと違うと感じてしまうリスクを減らすことができるでしょう。

少しでも興味がある業界や企業のインターンシップには積極的に応募して、沢山の企業と触れ合うことをおすすめします。

②本選考が有利に進む・内定に直結する

インターンシップに参加しているという事実は、早くから自分の将来を考えて動いている、志望度が高いとの高評価に繋がります。初期の選考をパスできるなど、特別な対応がとられることも珍しくありません。内定獲得の確率を上げるために、志望度の高い企業が開催するインターンシップには参加したほうが良いでしょう。

インターンシップ参加者を対象とした企業からのアプローチには、以下のようなものがあります。

インターンシップ参加者を対象とした企業からのアプローチ

グラフを見ると、「早期選考の案内」が約7割を占めていて、「採用説明会、セミナーに参加した」は約6割となっています。
近年、新卒採用が早期化していることもあり、インターンシップ参加後に「早期選考の案内」がある企業が年々増加傾向にあるようです。

‌インターンシップ参加者限定の選考ルートなどもあるため、気になる企業のインターンには意欲的に申し込みを行った方が良いでしょう。

③本選考にむけた選考対策の練習ができる

インターンシップの選考と就活の本選考。エントリーシート、グループディスカッション、WEBテスト、面接といった一連の流れは非常に似ています。つまり、インターンシップの選考を受けることで、本選考の練習とすることができるのです。本命の企業を受ける前の訓練として、様々なインターンシップの選考を受けることもできます。
選考の中で失敗を犯してしまったら、改善できる点を分析しましょう。改善点を次に活かすことができれば、選考を通過する確率を高めることができるはずです。インターンシップの選考で本選考対策をすることで、本選考に自信を持って臨むことができるでしょう。

④同じ志向性を持った仲間ができる

同じ業界や会社を目指す就活生はライバルである一方、気の合う仲間でもあります。何かしらの共通点があったり、自分とは異なる価値観を持っていたり、素敵な出会いがたくさんあるでしょう。就活は情報戦。いざというときにお互いに情報共有ができるような友人を持てると、精神的にも安定して就活に臨むことができるはずです。

⑤スキルアップできる

‌ インターンに参加するメリットの最後は、スキルアップができることです。
‌特に、長期インターンシップは、入社後に活かせるスキルが身に付く可能性が高いです。
‌ 長期インターンシップでは、短期インターンシップでは体験できないような、より深い業務に携わる機会が多いです。

‌また、インターン生として、現場社員と一緒にプロジェクトに参画し、責任を持って仕事を進める経験を積むことができます。
‌ さらに、長期インターンシップで成果を上げれば、本選考で有利に評価される可能性もあります。

‌このように、長期インターンシップは、スキルアップだけでなく、入社後のキャリアにも役立つ貴重な経験となる可能性があります。

インターンシップの申し込み方法は?

インターンナビサイトを見ている画像です
入社予定先のインターンシップを『インターンシップ情報・就職情報サイト』から発見したという学生は24卒で50.9%です。
次に多いのが、『企業HP』で19.7%、『合同企業説明会』で9.0%となっています。

ここでは、それぞれのツールでどのように申し込むのかについてご紹介します。

①企業HP・ポータルサイトからの申し込み

リクナビやマイナビなどのポータルサイトに多くの企業のインターンシップ情報が掲載されています。仮にこうした媒体になくても、企業名を個別で検索して直接企業のホームページから応募することが可能です。
また、Wantedlyなどのベンチャー企業や中小企業に特化したインターンシップ情報サイトもあります。自分の志望タイプに合わせて検索し、時期や期間、プログラムの内容、選考の内容をチェックしながら申し込みをしてみましょう。

‌【参考】Wantedly

②大学のキャリアセンターからの申し込み

キャリアセンターではその大学にゆかりのある企業の情報を中心に集めることができます。普段出会うことのない他県の企業や民間以外の官公庁、地方自治体のインターンシップ等も選択肢として持つことが可能です。相談に乗ってくれるスタッフがいるため、安心してインターンシップに申し込むことができます。

③OB・OGからの紹介

OB・OGにインターンを紹介してもらうという方法もあります。これについては意外に思われた方も多いかもしれません。実はこの方法、インターンシップの選定と選考突破において非常にお得なのです。

‌なぜなら、すでに就活を終えた社会人が相談にのってくれるとともに、かつおすすめのインターンシップを紹介してくれます。なかには、実際の人事担当者と繋いでくれるケースもしばしば。もし相談にのってくれる先輩がいれば、ぜひ話を聞きに行ってみてください。

‌MatcherでOBOG訪問をしよう

数々のOB訪問アプリなどツールがある中でも、就活生にはMatcher(マッチャー)をおすすめします。
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・会いに行ける社会人数はなんと約3.5万人!

‌詳しくは下記の記事と合わせてご覧ください。

申し込んだあとの流れ-選考から当日まで

スケジュールを表示しています
申し込みをして安心できるのも束の間。やっとスタート地点にたちました。ここからが勝負です。ここでは、インターンシップにエントリーした後の流れと選考について解説します。
‌ナビサイトやメール等でエントリーをすると、しばらくして返事が来ます。インターンシップの特設サイトにログイン登録をし、選考の流れや日程を確認しましょう。選考の流れとしては大きく5つに分かれます。

①説明会の参加

企業の説明やインターンシップの内容に関わるものです。企業がどんな学生を求めているか、インターンシップを通じて何を学びたいかを明確にするための情報収集として使いましょう。参加が必須でない場合もありますが、志望度を示すために参加することをおすすめします。

②ES(エントリーシート)の提出

最初の関門が ES。ESではその学生がどんな考えをもっているのか、それを他人に伝える力があるのかが問われます。ESでよく聞かれる質問は、以下の3つ。

‌・志望動機
‌・学生時代頑張ったこと
‌・自己PR

ESの選考を突破するためには、出題者の意図を踏まえて回答することが重要です。質問と具体的な回答法は、以下の記事を参考にしてください。

③グループディスカッションの実施

グループディスカッションも学生の足切りのために使われる選考の1つ。自分の主張を論理的に伝える力や、仲間と協力して合意形成をしていく力が問われます。グループディスカッション突破のコツは以下を参考にしてみてください。

④WEBテスト・筆記テスト

WEBテストは学生の地頭や性格、志向性を測るツール。自宅のパソコンを利用して受験できるものや、共通の試験会場、企業ごとに会社に訪問しての受験など、様々なタイプがあります。

‌こちらについては、勉強あるのみ。前もって勉強時間を確保して対策しましょう。せっかく、ESや面接が素晴らしくてもそれが発揮されずに落ちるのは悔しいものです。問題集等を利用して早めに取り組むことをおすすめします。

⑤面接

インターンシップ選考の最終関門、面接。ESで記入したことについて、1つ1つ深堀されていきます。

‌・なぜ、この選択をしたの?
・なぜ、部活を頑張れたの?モチベーションの根源は?
・目標を達成するために工夫したことは?
・失敗した要因は?今やり直すとしたらどんな行動を起こす? 

‌上記のような質問に対する準備をし、簡潔に伝える練習を繰り返しましょう。面接では、あなた自身のすべてが表れると思ってください。嘘偽りなく、自然体で臨むこと。そして、自分の苦手や弱みを素直に認める姿勢が大切です。
‌面接対策をしたいと考えている就活生は以下の記事もご覧ください。上記のような選考を突破したら、晴れてインターンシップへの参加の権利を得ることができます。インターンシップ当日は気負うことなく、等身大の自分をアピールすることを心がけましょう。

Matcherでインターン対策をしよう 

インターンシップの申し込みから選考の流れを順に説明してきました。冒頭でも述べた通り、インターンシップは多くのメリットを享受できるもの。ぜひ今回の記事を参考に、インターンシップ申し込みへの1歩を踏み出してみてください。
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Matcherは、社会人や内定者に就活相談ができるサービスです。インターンシップの選び方や選考対策もお願いすることができます。
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下記の記事では、Matcherのスカウト機能を詳しく紹介しています。


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