インターンシップに応募する流れは?申し込み方法と準備を解説!

2025/12/03
インターンのマナー
インターン体験記
目次
1.
‌インターンシップの応募・申し込みはいつから?
2.
インターンシップの応募・申し込み方法は?
3.
インターンシップに参加するメリット 
4.
インターンシップに応募するために必要な準備
5.
インターンシップに申し込んだあとの流れ-選考から当日まで
6.
インターンシップに応募するときの注意点
7.
インターンシップにメールで応募する際に確認したいこと
インターンシップに応募する時期や流れが分からず、いつから、どこで申し込めば良いのか迷っていませんか。本記事では、インターシップの応募・申し込み方法から、応募するための必要な準備、インターンシップ申し込んだあとの流れについて解説します。初めての応募でもスムーズに進められるよう、キャリア形成に役立つ情報をまとめています。

‌インターンシップの応募・申し込みはいつから?

インターンシップの申し込み時期に迷う学生向けに、企業の募集開始のタイミングや大学生の平均的な応募スケジュール、近年進む早期化の傾向を整理しました。あわせて、応募前に押さえておきたい準備のポイントも分かりやすく解説します。

インターンシップ開催の3.4か月前に探し始めて応募する学生が多い

26卒の学生を対象にした調査によると、サマーインターンシップの募集情報を探し始めた時期について、大学3年の4月が最も高く24.6%で、続いて5月が21.7%、6月が21.2%と言う結果になりました。このことから、8月、9月に開始されることが多いサマーインターンシップの情報を、大学3年生の4月から6月にかけてインターンシップの募集情報を探し始め、応募していたということが分かります。
募集情報を探し始めた時期
インターンシップの応募開始時期は企業によって違いがありますが、大学3年の4月から6月にかけてインターンシップを探し始め、各企業の募集開始時期を把握することで、参加したいインターンシップを逃さず応募することができるでしょう。

長期の日程で参加する学生が増加

インターシップ等の参加状況
上のグラフは、27卒のインターンシップ等の参加状況について調査したものです。

インターンシップ等の参加状況として最も多いのは「1日以内のプログラム」の86.4%でした。前年の昨年の89.6%を下回る結果となっています。一方で、「5日間以上のプログラム」の参加状況は41.8%と前年の36.4%を5.4ポイント上回っています。

このことから27卒の学生の傾向として、1日以内の短期のプログラムへの参加ではなく、長期のプログラムに参加する学生が増えていることが分かります。

また、インターンシップの参加時期は8月が90.4%(前年から3.3ポイント上昇)、9月が78.3%(前年から1.9ポイント上昇)となり、7月の55.9%から大きく差をつけた結果となりました。これは学生の長期日程への参加志向が影響していると考えられます。

‌秋冬インターンシップの予定応募社数は3社前後

今後のインターンシップの参加意向
今後、インターンシップに参加したい時期
‌27卒の秋冬インターンシップ等の今後の参加意向として、「1日以内のプログラム」と回答した学生は77.7%、「2~4日間のプログラム」と回答した学生は68.0%と、短期のインターンシップを中心に意欲が高い結果となりました。

また、今後インターンシップに参加したい希望の時期は「12月」(80.5%)が最多で、「11月」「10月」も7割超でした。複数企業に応募する動きは続く一方、志望企業に絞る傾向もみられ、秋冬の応募社数は平均3社前後に落ち着く学生が多いと考えられます。

インターンシップの応募・申し込み方法は?

インターンシップの応募をするにもさまざまな媒体や申し込み方法があります。そこで、ここではどのような媒体でインターンシップに応募できるのか解説していきます。
27卒学生を対象にした調査によると、インターンシップ情報を得る際に最も利用しているのは「就職情報サイト」で、9割超(93.2%)と圧倒的に多い結果となりました。次いで「企業のホームページ」(60.2%)、「就職準備イベント」(54.1%)と続いています。
‌さらに、大学のキャリアセンターやガイダンス、先輩・友人からの口コミ、SNSなど、多様な手段を組み合わせて情報収集を行う学生も多く、複線的に情報を集める傾向がみられます。
【参考】株式会社キャリタス『7月後半時点の就職意識調査』

‌ここではそれぞれのツールでどのようにインターンシップに申し込むのかについてご紹介します。

インターンシップの応募・申し込み方法
・企業HP・ポータルサイトからの応募・申し込み
・大学のキャリアセンターからの応募・申し込み
・OB・OGからの紹介

‌①企業HP・ポータルサイトからの応募・申し込み

リクナビ・マイナビなどの就活ポータルサイトには、多くの企業がインターンシップ情報を掲載しています。もし掲載がなくても、企業名を検索すれば、企業の採用サイトから直接応募できる場合もあります。
また、ベンチャーや中小企業の募集を探したい学生向けに、インターン特化型サイトも便利です。以下のようなサービスを併用し、自分に合ったプログラムを見つけましょう。
インターンシップが探せる主なポータルサイト
・マイナビ:大手企業が多く、募集数が豊富
・リクナビ:全国の幅広い業界の企業が掲載
・Wantedly:ベンチャー・スタートアップの長期インターンシップに強い
・キャリタス就活:インターンシップの口コミや企業情報が充実

志望業界や働き方に合わせて複数サイトを活用し、時期・期間・プログラム内容・選考プロセスをチェックしながら申し込みましょう。
【参考】マイナビ
【参考】リクナビ
【参考】Wantedly

‌②大学のキャリアセンターからの応募・申し込み

キャリアセンターではその大学にゆかりのある企業の情報を中心に集めることができます。普段出会うことのない他県の企業や民間以外の官公庁、地方自治体のインターンシップ等も選択肢として持つことが可能です。
相談に乗ってくれるスタッフがいるため、安心してインターンシップに申し込むことができます。

③OB・OGからの紹介

OB・OGにインターンシップを紹介してもらうという方法もあります。これについては意外に思われた方も多いかもしれません。実はこの方法、インターンシップの選定と選考突破において非常にお得なのです。
‌なぜなら、すでに就活を終えた社会人が相談にのってくれるとともに、かつおすすめのインターンシップを紹介してくれます。なかには、実際の人事担当者と繋いでくれるケースも存在します。もし相談にのってくれる先輩がいれば、ぜひ話を聞きに行ってみてください。
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インターンシップに参加するメリット 

沢山の企業がインターンシップを開催するに際して、参加しなければと焦っている人は少なくないでしょう。しかし、そもそもインターンシップに参加しなければならない理由とは何なのでしょうか?

インターシップに参加して感じた効果
こちらのグラフは、インターンシップに参加して感じた効果について内閣府が調査したものです。インターンシップに参加することで、「将来のキャリアを考えるきっかけになる」「実務的な知識・スキルが身につく」などの感想があります。
さらに、調査結果ではインターンの参加日数が長いほど、その効果が高まる傾向が示されています。それらを踏まえた上で、インターンシップに参加することのメリットを、以下の4つに分けてご紹介していきます。
▼インターンシップに参加することのメリット
 ①行きたい業界・会社・理想のキャリアが見つかる
 ②本選考が有利に進む・内定に直結する
 ③本選考にむけた選考対策の練習ができる
 ④同じ志向性を持った仲間ができる

①行きたい業界・会社・理想のキャリアが見つかる

インターンシップでは、会社の業務の疑似体験をし、働く社員の雰囲気を感じることができます。これによって、業界研究・企業研究を実体験をもとに進めることができるはずです。

選考が本格化する前に自分の目指す業界や会社を決めることで、非常に効率よく本選考に臨みましょう。

また、‌インターンに参加することで、企業や職種を理解し、入社後に自分が期待していたものと違うと感じてしまうリスクを減らすことができるでしょう。

少しでも興味がある業界や企業のインターンシップには積極的に応募して、沢山の企業と触れ合うことをおすすめします。

‌②本選考が有利に進む・内定に直結する

インターンシップに参加しているという事実は、「早くから自分の将来を考えて動いている」「志望度が高い」などの理由から高評価に繋がります。初期の選考をパスできるなど、特別な対応がとられることも珍しくありません

内定獲得の確率を上げるために、志望度の高い企業が開催するインターンシップには参加したほうが良いでしょう。
インターンシップ参加者を対象とした企業からのアプローチには、以下のようなものがあります。
インターンシップ参加後に受けたアプローチ
【参考】内閣府『学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)』

③本選考にむけた選考対策の練習ができる

インターンシップの選考と就活の本選考。エントリーシート、グループディスカッション、WEBテスト、面接といった一連の流れは非常に似ています。

つまり、インターンシップの選考を受けることで、本選考の練習とすることができるのです。本命の企業を受ける前の訓練として、様々なインターンシップの選考を受けることもできます。

選考の中で失敗を犯してしまったら、改善できる点を分析しましょう。改善点を次に活かすことができれば、選考を通過する確率を高めることができるはずです。
インターンシップの選考で本選考対策をすることで、本選考に自信を持って臨むことができるでしょう。

④同じ志向性を持った仲間ができる

同じ業界や会社を目指す就活生はライバルである一方、気の合う仲間でもあります。何かしらの共通点があったり、自分とは異なる価値観を持っていたり、素敵な出会いがたくさんあるでしょう。就活は情報戦ともいいます。
いざというときにお互いに情報共有ができるような友人を持てると、精神的にも安定して就活に臨むことができるはずです。

自分に合ったインタ-シップの選び方

自分に合ったインターンシップを選ぶためには、まず業界・職種の理解を深めることが大切です。
たとえば、メーカー・広告・金融といった業界では求められるスキルや働き方が大きく異なりますし、営業・企画・エンジニアといった職種でも日々の業務内容が大きく変わります。
興味のある業界や職種の「何に惹かれているのか」「どんな働き方を望むのか」を言語化すると、選ぶべきインターンの方向性が見えてきます。
また、OB・OG訪問で企業の雰囲気や社員の価値観を知ることも非常に有効です。自分と相性の良い人柄の社員が多いか、働き方・キャリア観が合いそうかを確かめることで、興味のある企業をさらに絞り込めます。
さらに、応募に選考があるタイプのインターンシップでは、OB訪問の際に以下の点を押さえておくことも大切です。

▼OB訪問で聞きたいインターンシップのポイント
・選考の流れ
・面接やESで重視されるポイント
・その企業が大切にしている価値観

 これらの情報を聞いておけば、その情報を元に対策ができ選考通過率を大きく高めることができます。
こうした情報を効率よく集めたい場合は、Matcherの活用がおすすめです。実際の社員や就活経験者に相談でき、企業のリアルな雰囲気や選考対策まで直接聞けるため、自分に合ったインターンを選ぶ判断材料が増えます。
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インターンシップに応募するために必要な準備

インターンシップの応募では、ただ情報を探すだけでなく、業界・企業選び/書類準備/企業理解の3つを早めに進めておくことが重要です。選考が早期化しているため、準備の早さが参加できるインターンの幅を大きく広げます。

▼インターンシップに応募数ために必要な準備
・業界・企業を選ぶ
・履歴書やエントリーシートを作成する
・企業理解を深める

業界・企業を選ぶ

まずは興味のある業界や職種を大まかに絞りましょう。業界を選ぶ際の軸例として以下のようなものがあります。
▼業界を選ぶ際の軸例
・仕事内容(営業・企画・エンジニアなど)
・価値観(裁量・安定性・スピード感など)
・興味分野(広告・IT・メーカー・金融など)

履歴書やエントリーシートを作成する

応募には 履歴書・エントリーシート(ES)がほぼ必須です。サマーインターンは特に倍率が高く、提出準備の早さが有利に働きます。準備のポイントとしては以下のようなことを意識して書いていきましょう。
▼ESの準備ポイント
・ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を深掘りしておく
・志望動機の「汎用的な型」を用意する
・Webテスト(SPI/GAB/玉手箱)を並行して対策をすすめる

企業理解を深める

まずは企業HPや採用サイトで事業内容・ビジネスモデル・求める人物像を確認し、企業が何を大切にしているのか把握しましょう。続いて、プレスリリースやニュースをチェックすると、直近の動き・成長領域・新規事業など、企業がどの方向に向かっているのかを理解できます。
さらに、口コミや社員インタビューのような第三者の情報からは、社風や働き方、現場のリアルな雰囲気をつかむことができます。
加えて、OB・OG訪問では以下のような具体的な内容を聞いておくと、理解が一段と深まり、志望理由にも説得力が増します。
また、OB訪問では次のような内容を聞けると効果的です。
▼企業理解を深めるためにOB訪問で聞いておきたいこと
・実際の働き方
・評価される価値観
・インターン選考で重視されるポイント

インターンシップに申し込んだあとの流れ-選考から当日まで

申し込みをして安心できるのも束の間。やっとスタート地点にたちました。ここからが勝負です。ここでは、インターンシップにエントリーした後の流れと選考について解説します。
‌ナビサイトやメール等でエントリーをすると、しばらくして返事が来ます。インターンシップの特設サイトにログイン登録をし、選考の流れや日程を確認しましょう。選考の流れとしては大きく5つに分かれます。

▼インターンシップに申し込んだあとの流れ
1.説明会の参加
2.ES(エントリーシート)の提出
3.グループディスカッションの実施
4.WEBテスト・筆記テスト
5.面接

①説明会の参加

企業の説明やインターンシップの内容に関わるものです。企業がどんな学生を求めているか、インターンシップを通じて何を学びたいかを明確にするための情報収集として使いましょう。参加が必須でない場合もありますが、志望度を示すために参加することをおすすめします。

②ES(エントリーシート)の提出

最初の関門が ESです。ESではその学生がどんな考えをもっているのか、それを他人に伝える力があるのかが問われます。ESでよく聞かれる質問は、以下の3つです。
▼ESでよく聞かれる質問
‌・志望動機
‌・学生時代頑張ったこと
‌・自己PR

ESの選考を突破するためには、出題者の意図を踏まえて回答することが重要です。質問と具体的な回答法は、以下の記事を参考にしてください。

③グループディスカッションの実施

グループディスカッションも学生の足切りのために使われる選考の1つです。自分の主張を論理的に伝える力や、仲間と協力して合意形成をしていく力が問われます。グループディスカッション突破のコツは以下を参考にしてみてください。

④WEBテスト・筆記テスト

WEBテストは学生の地頭や性格、志向性を測るツールです。自宅のパソコンを利用して受験できるものや、共通の試験会場、企業ごとに会社を訪問しての受験など、様々なタイプがあります。
‌こちらについては、勉強あるのみです。前もって勉強時間を確保して対策しましょう。せっかくESや面接が素晴らしくても、それが発揮されずに落ちるのは悔しいものです。問題集等を利用して早めに取り組むことをおすすめします。

⑤面接

インターンシップ選考の最終関門、面接。ESで記入したことについて、1つ1つ深堀されていきます。

▼インターンシップ選考の面接で聞かれやすい質問例
‌・なぜ、この選択をしたの?
・なぜ、部活を頑張れたの?モチベーションの根源は?
・目標を達成するために工夫したことは?
・失敗した要因は?今やり直すとしたらどんな行動を起こす? 

‌上記のような質問に対する準備をし、簡潔に伝える練習を繰り返しましょう。面接では、あなた自身のすべてが表れると思ってください。嘘偽りなく、自然体で臨むこと。そして、自分の苦手や弱みを素直に認める姿勢が大切です。
‌面接対策をしたいと考えている就活生は以下の記事もご覧ください。
上記のような選考を突破したら、晴れてインターンシップへの参加の権利を得ることができます。インターンシップ当日は気負うことなく、等身大の自分をアピールすることを心がけましょう。

インターンシップに応募するときの注意点

応募の流れでつまずきやすいポイントをあらかじめ理解し、スムーズに参加するための注意点をまとめました。インターン参加前に見返し、失敗を防ぎましょう。

インターンシップに応募するときの注意点
・募集開始後は早めに応募してチャンスを逃さない
・自己分析・企業研究を事前に行い、目的を明確にする
・インターンシップ応募後のキャンセルは避ける
・インターンシップの日程の重複に注意する

募集開始後は早めに応募してチャンスを逃さない

インターンシップの募集は企業によって申し込み受付や定員がすぐ埋まることが多いです。

迷っている間に募集が締め切られてしまう可能性が非常に高いため、募集を見つけたらできるだけ早く応募フォームを送ることが重要です。質の高い応募書類と合わせて、早めのアクションが応募の流れをスムーズにします。

自己分析・企業研究を事前に行い、目的を明確にする

応募前に「なぜこの企業のインターンに参加したいか」「インターンで何を学びたいか」を整理しておくことで、エントリーシート(ES)や面接での説得力が増します。

事前にキャリアの方向性や企業理解を深めておくことで、自分に合った職種や仕事内容を見極めやすくなり、応募後のミスマッチも防げます。 

インターンシップ応募後のキャンセルは避ける

一度応募したインターンを安易にキャンセルしたり無断欠席したりするのは、企業に悪印象を与える原因となります。やむを得ず辞退する場合は、必ず電話またはメールで早めに連絡し、誠意を持って対応することが基本マナーです。

無断でのキャンセルは、将来的な選考にも影響する恐れがあるため、注意が必要です。

インターンシップの日程の重複に注意する

人気企業のインターンは夏期・冬期に集中し、複数企業で日程が重なりやすい傾向があります。応募前にスケジュールを必ず確認し、授業・ゼミ・アルバイトや他のインターンシップと重ならないかチェックしましょう。
特に複数の短期プログラムに参加する場合、移動時間や事前課題の量も考慮して計画を立てることが大切です。もし重複がわかった場合は、早めに調整・判断することで余裕をもって参加できます。

インターンシップにメールで応募する際に確認したいこと

インターンシップへメールで応募する場合、企業に対して初めて連絡を取る人がほとんどです。そのため、マナーや必要情報に不足がないかを丁寧に確認しておくことが大切です。メールはあなたの印象を左右する重要な接点になるため、基本構造や注意点を事前に把握しておきましょう。

インターンシップの応募メールに記載するべき項目

応募メールには、担当者が一目で内容を理解できるように、必要な情報を分かりやすく整理して記載する必要があります。過不足があると返信が遅れたり、選考に進めなかったりする可能性もあるため、以下の項目を必ず押さえておきましょう。

▼インターンシップの応募メールに記載するべき項目
・件名
・宛名と署名
・挨拶と自己紹介
・志望動機
・締めの挨拶

件名

件名はメールの内容を簡潔かつ正確に伝える部分です。採用担当者が大量のメールを処理する中でも内容を把握しやすく、開封してもらいやすい表現を心がけましょう。

宛名と署名

メールの宛名は企業名や担当者名を正式名称で記載します。また、文末にはあなたの氏名・大学名・連絡先を含んだ署名をつけ、社会人としての基本マナーを示します。

挨拶と自己紹介

メールの冒頭では簡単な挨拶とともに、あなたが何者なのか(大学・学年・学部など)を明確に示します。相手があなたを識別しやすくなるため、丁寧にまとめましょう。

志望動機

なぜその企業のインターンに応募するのかを説明します。長文になる必要はありませんが、興味を持った理由や学びたい姿勢をはっきりと示すことが好印象につながります。
インターンの志望動機の書き方や内容については以下の記事を参考にしてみましょう。

締めの挨拶

「お忙しいところ恐縮ですが、ご検討のほどよろしくお願いいたします。」など丁寧な締めの言葉で終わるようにしましょう。最後に「署名欄」をもう一度確認し、連絡先漏れがないかも必ずチェックするのが良いでしょう。

インターンシップの応募メールでのマナー

応募内容が正しくても、メールマナーが守れていないと印象が悪くなることがあります。特に時間帯や返信速度は、学生よりも社会人のほうが厳しく見ているポイントです。基本的なマナーを押さえて、丁寧で誠実な対応を心がけましょう。

返信する時間帯に注意する

企業へのメールは、一般的に営業時間である 平日の9時〜18時頃 に送るのが無難です。深夜や早朝の連絡は相手の通知タイミングによっては負担になる場合があるため、翌朝に送信予約を設定するなどの配慮をすると好印象につながります。

企業から返信が来たその日中に返信をする 

担当者から返信が来たら、可能な限り 当日中、遅くとも翌営業日 には対応しましょう。迅速な返信は、社会人としての基本姿勢を示すと同時に、「この学生は誠実だ」と信頼を得やすいポイントです。内容を急いで書きすぎて誤字脱字が多くならないよう、丁寧さも忘れないようにしましょう。

インターンシップの応募メールの例文

応募メールを書く際は、状況に応じて構成や言い回しが少し変わります。ここでは、よくある三つのシーンごとに例文を紹介します。自分の状況に合わせてアレンジして使ってください。

インターンシップの応募メールの例文
・インターンシップの参加希望をメールする場合
・インターンシップに関して質問がある場合
・インターンシップ参加後にお礼を伝えたい場合

インターンシップの参加希望をメールする場合

インターンの募集を見て応募する際は、結論(応募したい)を冒頭に明確に伝え、そのうえで自己紹介や志望理由を簡潔に記載するのが基本です。応募職種や希望日程を具体的に書くと、担当者がスムーズに対応できます。

件名:インターンシップ参加希望(△△大学△△学部 △△△△)
株式会社〇〇
 人事部 インターンシップご担当者様
突然のご連絡失礼いたします。
 △△大学△△学部△年の△△△△と申します。
この度、貴社のインターンシップ募集を拝見し、ぜひ参加を希望したくご連絡いたしました。
私は「課題を見つけ、自ら改善策を考えて行動できる力」を伸ばしたいと考えています。貴社が取り組まれている〇〇事業は、生活や産業を支える重要な領域であり、学生のうちから実務に近い業務を経験できる点に大きな魅力を感じております。
また、大学では□□の基礎を学び、簡単な〇〇の制作に取り組んだ経験がございます。貴社のインターンシップに参加することで、現場で求められる視点や仕事の進め方を学び、将来のキャリア形成につなげたいと考えております。
お忙しい中恐れ入りますが、ご検討いただけますと幸いです。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーー
 △△大学 △△学部 △△学科
 △△△△
 電話:000-0000-0000
 Mail:×××××@×××××.com
 ーーーーーーーーーーーーーーー

インターンシップに関して質問がある場合

質問メールは、要点を短く整理し「何を確認したいのか」を一文で示すことが大切です。曖昧な聞き方をすると、担当者の負担が増えて返信が遅れやすくなります。丁寧に質問しつつ、公式サイトや募集要項で確認できる内容は読み込んだうえで送ると好印象です。


件名:インターンシップについてのご質問(△△大学△△学部 △△△△)
株式会社〇〇
 人事部 インターンシップご担当者様
お世話になっております。
 △△大学△△学部△年の△△△△と申します。
貴社のインターンシップ募集内容を拝見し、参加を検討しております。
 つきましては、以下2点について確認させていただきたく、ご連絡いたしました。
プログラム内で予定されているワーク内容の詳細


参加に際して必要な事前準備の有無


公式サイトや募集要項は拝見しておりますが、上記について理解を深めたいと考えております。お忙しいところ恐れ入りますが、ご教示いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
ーーーーーーーーーーーーーーー
 △△大学 △△学部 △△学科
 △△△△
 電話:000-0000-0000
 Mail:×××××@×××××.com
 ーーーーーーーーーーーーーーー

インターンシップ参加後にお礼を伝えたい場合

参加後のお礼メールは、ビジネスにおける基本的なマナーです。特にワーク内容や学びになった点を一つだけ具体的に書くことで、形式的でない誠実な印象になります。長文にする必要はありませんが、「学びを今後どう生かしたいか」を添えるとさらに好印象です。


件名:インターンシップ参加のお礼(△△大学△△学部 △△△△)
株式会社〇〇
 人事部 インターンシップご担当者様
お世話になっております。
 先日インターンシップに参加いたしました、△△大学△△学部△年の△△△△です。
この度は貴重なプログラムに参加させていただき、誠にありがとうございました。
 特に〇〇のワークでは、実務における思考プロセスやチームでの連携の重要性を学ぶことができ、大変有意義な経験となりました。
今回得た学びを今後の大学生活や就職活動に活かしていきたいと考えております。
 企画・運営に携わった皆さまへ、改めて御礼申し上げます。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーー
 △△大学 △△学部 △△学科
 △△△△
 電話:000-0000-0000
 Mail:×××××@×××××.com
 ーーーーーーーーーーーーーーー


Matcherでインターンシップ選考対策をしよう

ここまでインターンシップの申し込み方法や準備について見ていきました。実際にインターンシップに申し込んだあとは、選考への対策が必須です。そこでおすすめしたいのが、OB・OG訪問アプリのMatcherです。

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