【最新版】インターンの時期はいつから?参加方法や事前準備も解説
2023/01/30
目次
1.
高まるインターンの重要度
「来年大学3年生になるけど、就活をいつから始めたら良いのか不安・・・」という不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?
就職活動としてみなさんが一番最初に経験すること。それがインターンです。インターンが就職活動に含まれるのか疑問に感じる人もいるかもしれませんが、インターンはもはや「仕事理解」に留まりません。就職活動の開示時期が後ろ倒しになった今、企業はインターンを採用の場として捉えています。そんな重要なチャンスをみすみす逃すわけにはいきません。
この記事では、
・インターンの実施時期
・インターンに向けていつから準備を始めるべきか
を説明します。
ぜひ早くから準備を始めて、積極的にインターンに参加してください。
【半数以上!?】インターンシップに参加する学生の割合とは!?
一般的に就職活動は、
1、書類選考
2、適性検査
3、面接
4、最終面接
5、内々定
という流れで進んでいくことが多く、インターンシップへの参加が必須となっている企業は一部を除いてありません。
それでも多くの学生は、夏休みや春休み、土日の休みを使ってインターンシップに参加します。
2019年卒の内定者を対象にしたアンケートでは、62%の学生がインターンシップに参加したと回答しています。
インターンシップへの参加が選考フローで必須となっていないにも関わらず、半数以上の学生がインターンシップに参加しているのは以下のような理由が考えられます。
【学生がインターンシップに参加する理由】
・企業によっては本選考の優遇が受けられる
・業務内容、社風を深く知れる
・インターンシップへの参加が本選考の選考フローに組み込まれている
・他社の選考を受ける際のアピール材料にできる
ではそもそもインターンシップとはどんなものなのでしょうか。
続けて紹介していきます。
そもそもインターンとは?
そもそもインターンとは何なのでしょうか?
インターンには、大きく分けて2種類。1つは、アルバイトのようなかたちで企業に入り、社員の方と同じように実際の業務に取り組む長期インターン。もう1つは、企業理解が主たる目的となり、基本的には現場には入らない短期インターンです。長期インターンと短期インターンでは、開催する側も参加する側も持っている目的が異なります。
長期インターンは始めようと思えば、いつからでも始めることができます。この記事で取り上げるインターンは、短期インターンを指します。
短期のインターンは往々にして「夏に企業が開催するもの」という漠然としたイメージを持たれがち。上でも述べた通り、短期インターンは企業が自社の事業内容や組織文化を学生に伝えるために開催するものです。夏に開催するイメージが強いですが、秋や冬に開催している企業もあります。
インターンの形式は様々。1 dayのセミナー形式のものから、1週間にわたってプロジェクトについてのディスカッションをするものまであります。特に後者の長い期間に渡って開催されるインターンや、ハードなプログラムに取り組むことが求められるインターンは、選考に直結している可能性が高いので、心して臨むようにしましょう。
【1Dayインターンシップと複数Daysインターンシップの違い】
インターンシップって具体的にどんなことをするの?
では具体的にインターンシップでは、どんなことが行われるのでしょうか。
紹介していきます。
【セミナー型インターンシップ/1day(半日)】
まずはセミナー型インターンシップです。
セミナー型インターンシップでは、
・会社の説明
・会社が属する業界の説明
・自己分析のやり方など、就活に関するノウハウの共有
などが行われることが多いです。
場合によっては、社員との座談会が開かれるケースもあります。
期間は1日で完結するものがほとんどで、選考も必要ではないケースが多いです。
「業界研究をしたい人」や「企業研究をしたい人」などにおすすめです。
【職場見学型インターンシップ(1day~数日)】
職場見学型のインターンシップは、実際の企業オフィスで行われるインターンシップを指します。
内容としては
・オフィスなどの職場の見学
・業務体験
・社員との座談会
などが行われます。
「特定の会社の社風、強みを詳しく知りたい」という方におすすめのインターンシップです。
【課題解決型インターンシップ(1day~数日)】
課題解決型インターンシップは「企業から出された課題に対する解決策を考え、発表する」形式のインターンシップです。
例えば
・担当する飲食店の売上を伸ばす施策を考えてください
・アメリカで自社の強みを活かした新規事業の立案をしてください
といった形式のインターンシップがこれにあたります。
課題解決型のインターンシップは、4~5名のグループで行われることが多いため、チームで協力しあうことが必要です。
実務に近い課題が出されることが多いので、業務と自分のマッチ度を測ることができるでしょう。
インターン選考の開始は早くて6月から
インターンの選考が始まる時期は企業によって異なりますが、早いところだと6月から始まります。特に、ベンチャー企業や外資系の企業に興味がある人は注意が必要。まだ大丈夫だろうとうかうかしていると、気づいたらESの締切が終わっていたと言うのはよくある話です。ESの締切情報を一覧で見ることのできるサービスなどを用いて、情報を見逃さないようにしましょう。
一般的にインターンシップの申し込み開始時期は、
・8月に開催されるインターンシップの場合は6~7月から
・2月に開催されるインターンシップの場合は11月~1月から
であるケースが多いです。
実際学生を対象にしたアンケートでは「インターンシップの申し込み開始はいつから?」という質問に対し、7月からと答えた学生が29.4%、12月からと答えた学生が28.0%、1月からと答えた学生が27.1%います。
つまり多くの学生が、夏のインターンシップ、または冬のインターンシップに参加し、そのための準備を数カ月前から行っているということです。
【全3STEP!】インターンシップに参加するための手順を紹介!
「インターンシップに多くの学生が参加していることは分かったけど、はじめてでどうやって参加したら良いのかわからない・・・」という方はいませんか。
そんな方に向けて、インターンシップに参加するためのステップを紹介します!
簡単に紹介すると、以下のようなステップを踏んでインターンシップに参加すると良いでしょう。
STEP1;インターンシップにエントリーをする
STEP2;選考の準備をする
STEP3;インターンシップ参加の準備をする
下記にて1つずつ具体的に紹介していきます。
STEP1;インターンシップにエントリーをする
インターンシップに参加するために、まずはエントリーを行いましょう。
インターンシップへのエントリーは企業のホームページだけでなく、マイナビやリクナビといったナビサイト経由でも可能です。
興味のある企業・業界がすでにある場合は、
「○○株式会社 夏季インターンシップ」
「△△業界 冬季インターンシップ」
などと検索すると、情報がでてくるでしょう。
ナビサイトを使用する場合は、業界ごと
興味のある業界・企業がない場合はどうする?
夏のインターンシップなど、就活初期の段階では「行きたい会社・業界が決まってない」という人も少なくないでしょう。
そんな時は「インターンシップの内容・本選考に与える影響」に着目するのがおすすめです。
ここでいうインターンシップの内容・本選考に与える影響とは
・インターンシップの開催場所(オンライン開催か)
・インターンシップのコンテンツ内容に興味が持てるか
・インターンシップ参加による本選考優遇の有無
などを指します。
例えば地方に住んでいる場合、東京のみで開催されるインターンシップに何度も参加するのは、金銭面・時間面で大きな負担となるでしょう。
その場合は、マイナビやリクナビなどでエリア指定をしてから検索し、参加できる範囲でインターンシップにエントリーするのがおすすめです。
オンライン参加にも対応しているインターンシップであれば、日本全国から参加することができます。
またインターンシップの内容に着目して考える、というのもおすすめです。
例えばSDGsに興味があるのであれば「環境問題について考えるインターンシップ」に参加してみるなどがおすすめです。
インターンシップは就活初期に行われることが多いため、志望動機を完璧に固めてから選考を受ける必要はありません。
少しでも興味のある会社・業界は、積極的にエントリーをしましょう。
STEP2;選考の準備をする
エントリーをしてインターンシップに申し込みをしたら、選考の準備を行います。
インターンシップでは主に下記の選考が行われるので、しっかりと対策をしておきましょう。
・書類選考
・SPI、玉手箱、テストセンターなど
・グループディスカッション
・自己PR動画
・面接
上記の詳しい対策方法については、下記の記事をご覧ください。
STEP3;インターンシップ参加の準備をする
インターンシップへの参加が決定したら、参加の準備をしましょう。
特に服装には注意が必要です。
企業から事前に指定がされる場合があるので、その場合は企業の指示に従いましょう。
インターンシップ参加時の服装については、下記の記事で詳しく紹介しています。
その他にもインターンシップ参加前に準備しておくべきことをまとめました。
・筆記用具
・インターンシップに参加する企業の情報を調べておく
・メモ帳
・ハンカチ、ティッシュ
・ストッキング
【重要】インターンシップ当日の注意点
インターンシップでの立ち振る舞いが、その後の選考に影響を与える可能性は非常に高いです。
下記にてインターンシップ当日の注意点をまとめました。参加前に確認しておきましょう。
・遅刻をしない(10分前には会場に到着する)
・敬語を正しく使用する
・挨拶をしっかりとする
・スーツなど、見た目の清潔感に気を配る
・インターンシップ後にはお礼メールを送信する
企業によっては、インターンシップ時の評価が選考に影響を与えます。
今後参加する選考のためにも、インターンシップ時の立ち振る舞いには注意しましょう。
インターンの準備を早い時期から始めるべき理由
インターンの選考開始時期は6月。だからといって6月からのらりくらりと準備を始めるようでは遅すぎます。
なぜなら、人気のインターンは非常に選考倍率が高いから。
倍率が100倍以上のインターンなどざらにありますし、本選考よりも突破することが難しいというのも珍しくありません。人気のインターンに参加するためには、然るべき準備をしなければなりません。早い人は、すでに準備を始めていますよ。
インターンの準備としてすべき3つのこと
インターンの準備を早い時期からすべきとは言ったものの、何をしたら良いのか分からない人も多いはず。ここでは、インターンの準備としてしておくべき3つのことを紹介します。①グループディスカッションの対策
「北海道の観光旅行客を3年で2倍にするためには?」「東京オリンピックまでに10億円の売上が立つビジネスを考えてください」
「夫婦別姓に賛成ですか?反対ですか?」
インターンの選考では、上記のようなテーマを元に、グループディスカッションをします。グループディスカッションは一朝一夕でできるようなものではなく、練習を重ねないと上手くなりません。またグループディスカッションの能力は、インターンの選考のみならず本番でも効果を発揮します。月以降は、グループディスカッションの方法を教えてくれる講座が各所で開催されているので、ぜひ積極的に足を運んでみてください。
②徹底的な自己分析
自己分析というと、就職活動が本格化してから着手するイメージを持っている人が多いはず。しかし実際は、本選考の直前の時期から自己分析を始めるのでは遅すぎますし、インターンの選考でも自己分析は必要です。
なぜなら、自己分析なしには自分の強みを説得力のあるかたちで説明することができないから。自分のことを理解できて初めて自分の長所を伝えることができますし、なぜその企業のインターンに参加したいのか、いわゆる志望動機を考えることができるのです。自己分析のやり方は、下記記事を参考にしてください。
③インターンの説明会に参加する
企業がインターンを開催するにあたって、説明会を開いていることがあります。もし自分が参加したいインターンが説明会を開催していたら、参加義務がなくても足を運ぶようにしましょう。説明会で話される企業の事業内容やインターンの内容は、その後の選考を突破する上でなくてはならない情報です。説明会の効果的な活用方法は、下記記事をご確認ください。準備の時期の早さで、インターンの充実度が決まる
いかがでしたでしょうか?なんとなく参加しようと思っていたインターン。想像に反してすべきことの多さに焦っている人も多いのではないかと思います。しかし、知ることができたから行動できるのもまた事実。ぜひ早い時期からインターンの選考対策を進め、参加したいインターンに参加できるよう準備を徹底してください。
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