【例文付き】自己PR動画で評価されるポイントや撮影のコツを解説

2023/09/28
面接対策
目次
1.
自己PRを動画で提出する企業が増えている
2.
企業が自己PR動画で企業が見ているポイント3選
3.
‌【初心者向け】自己PR動画選考の流れを解説します!
4.
‌自己PR動画を突破するために必須の6つのこととは?
5.
【時間別】台本の作り方を紹介
6.
‌【例文】自己PR動画の具体例を紹介します!
7.
企業の印象に残る撮影のコツとは?
8.
‌【1問1答】よくある動画面接の疑問に答えます!
9.
【対策】MatcherでOB訪問をして自己PR対策をしよう
10.
‌企業が録画選考を設けている意図5選
11.
まとめ
「最近企業から自己PR動画の撮影を求められるけど、中々うまくいかない・・・」
とお悩みの方はいませんか。

実はその悩み、多くの就活生が抱えています。

本記事ではそんな就活生の方に向けて「受かる自己PR動画のポイント」を紹介しています。

本記事を読んで、自己PR動画を、苦手から得意に変えましょう!

自己PRを動画で提出する企業が増えている


‌本記事をご覧になっている皆さんの中にも、動画選考を行った経験のある方は少なくないでしょう。

近年は、これまで動画選考を取り入れてなかった業界・企業でも、動画選考を行うケースが増えています。

特に新型コロナウイルスの感染が拡大した影響で、対面面接が困難になったことから、動画選考導入の動きは顕著になったといえるでしょう。

事実、21卒の就活生を対象に「自己PR動画の選考を行った経験」を聞いたアンケートでは、30.2%の就活生が自己PR動画を経験したと答えています。

つまり就活生の3人に1人は、自己PR動画選考を経験しているのです。


将来的にも、増加していくと思われる動画選考・自己PR動画ですが、

「ESなら書けるけど、動画になると自分の思いが伝わりづらい」

という方も少なくはないと思います。

ただし自己PR動画にも、ESと同じように「型」があり、形式を学んでしまえば難しいものではありません。

本記事を読んで、自己PR動画の「型」を学び、選考に活かしていきましょう。

‌録画/動画選考を実施している業界・企業

‌録画/動画選考を実施することが多い業界、またこれまで実施した企業について以下でまとめたので、ご覧ください。

【録画/動画選考を実施することが多い業界】
商社・コンサルティング・広告・不動産・金融

【録画/動画選考を実施している企業】
伊藤忠商事・住友商事・SBI新生銀行グループ・Works Human Intelligence・デジタル・アドバタイジング・コンソーシアムなど

動画/録画選考は幅広い業界や企業で実施されているため、特定の業界や企業で実施されているということはありません。
ただ共通して、お客さまとのコミュニケーション機会が多い営業職が主要職種の1つとしている企業・業界で実施されている傾向があります。

自己PR動画は面白い方がいいの?

よく「自己PR動画は面白い方が評価されるの?」と疑問を持つ学生が多いです。
面白い自己PR動画の方が、他の学生との差別化を図り採用担当者に覚えてもらうためにも効果的といえます。
ただし、ここでいう「面白い自己PR動画」とは自己PR動画の中でどれだけ面白い工夫ができているかということです。
そのため、変にふざけることは勿論評価されませんし、面白くても話すことに中身がなければ評価されないということです。

本記事では、自己PR動画を撮る上でのポイントについても解説しているので、是非最後までご覧ください!

企業が自己PR動画で企業が見ているポイント3選

‌企業は自己PR動画から応募者のどんなところに注目しているのでしょう。
企業が自己PR動画で見ているポイントについて解説します。

①人柄や雰囲気

多くの企業は最終的に内定を出す際に、人柄や雰囲気、話し方などを重視しています。
動画選考がなかった以前は、応募が多い企業はすべての応募者と会うことが難しく、書類選考の段階で人柄や雰囲気を知るのが難しかったです。
しかし動画選考が可能になったことで、人柄や雰囲気を見られるため採用担当者は重要視しているでしょう。

②熱意

実際に話す姿を見て、企業への志望度や熱意を図る採用担当者も多いです。
エントリーシートでの志望動機は、既存のテンプレートに沿っているものや書き方、内容が似ているものが多く、志望度の高さや熱意の有無を図ることが難しいです。
ただ動画選考では、書類選考と比較すると話し方などから図りやすいため、よく見ています。

③コミュニケーション力

多くの企業は採用を行う中で応募者に求める能力として「コミュニケーション能力」を挙げています。
2018年に日本経済団体連合会が発表した「2018 年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」の中で調査した「選考にあたって重視した点」によると16年連続で「コミュニケーション能力」が第1位でした。
動画選考ではコミュニケーション力についてよりリアルに知ることができるため、話し方などに注目して見ています。

‌【初心者向け】自己PR動画選考の流れを解説します!


‌まずは自己PRの動画選考の流れについて解説していきます。

こちらの内容は「動画選考を受けたことがない」という初心者に向けての記事となっておりますので、経験のある方は飛ばしてしまっても結構です。

動画選考は、大きく分けると以下の5STEPで進んでいきます。

①話す内容の原稿を作る
②原稿を読んで練習する
③パソコン、スマホで撮影する
④動画を確認する
⑤企業に動画を送信する

1つずつ具体的に見ていきます。

‌①話す内容の原稿を作る

まず自己PR動画で話す内容を、原稿にまとめます

通常の面接と同じように、何も準備せずにいきなり自己PR動画を撮影するのは避け、しっかりと準備してから臨むようにしましょう。

原稿は、自己PR動画の制限時間が何分かによって「型」が変わります。

詳しくは、下記にて解説してますので、そちらをご覧ください。

‌②原稿を読んで練習する

続いて、作成した原稿を音読して、話す練習をしましょう。
「動画だから原稿を読むだけなのに、なんで練習がいるの?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、本番は案外緊張して話せなくなるものです。

緊張してもしっかりと声が出るように、事前に自身の原稿を音読しておきましょう。
練習は1人でやるのも良いですが、友人や家族など、人とやるのも効果的です。

自己PR動画は、相手の顔が見えないため、一方的に自身のアピールをしてしまいがちです。
しかし、自己PR動画の合否を判断するのは、人である面接官です。
そのため、対人で自己PR動画で話す内容を伝える、というのは「伝わりやすさ」を測る意味でも、非常に重要といえます。

‌③パソコン、スマホで撮影する

‌続いて、自己PR動画をパソコン、スマホで撮影します。
スマートフォンで撮影する場合は、手ブレしないように注意しましょう。

また、顔が暗くならないようにする、背景が汚くない場所を選ぶ、といった点も重要です。
詳しくは、本記事後半で解説してあります。

④動画を確認する‌

‌自己PR動画を撮影したら、忘れずに確認しましょう。

・顔は暗すぎないか
・雑音は入っていないか
・画質が乱れている箇所はないか

といった点を、確認しましょう。

‌⑤企業に動画を送信する

動画を確認できたら、企業に自己PR動画を送信しましょう。

企業によって、動画の画角の指示やファイルの大きさの制限等があるケースもあります。
動画提出前にしっかりと確認して、ミスの無いようにしましょう。

‌自己PR動画を突破するために必須の6つのこととは?

では、自己PR動画の選考を突破するには、どのようを意識して受ければよいのでしょうか。

具体的には以下の6つのポイントを意識しましょう。

①動画の「出だし」と「締め」は元気よく!
②笑顔と明るさを絶やさない
③カメラのレンズを見て話す
④背筋を伸ばす
⑤台本は完璧に覚えてから臨む
⑥結論を最初に話す

1つずつ具体的に見ていきます。

‌①動画の「出だし」と「締め」は元気よく!


動画選考でも、通常の選考と同じように「第一印象」が大切です。
必ず動画選考の最初に「こんにちは!」「はじめまして!」と元気よく挨拶をしましょう。

また選考終了時には「ありがとうございました!」といった、お礼を忘れずに言うようにしましょう。
自己PR動画の撮影時には、相手の顔は見えませんが、必ず人の目を通して合否が決定します。

人の目に触れる以上、第一印象と感謝の気持ちは非常に重要なのです。

‌②笑顔と明るさを絶やさない

笑顔と明るさを絶やさず、元気よく話すというのも自己PR動画では非常に重要です。

企業がESだけでなく、動画選考を実施する意図として「書面からは見えてこない、その人の人柄・雰囲気を知りたい」といったものがあります。

笑顔で元気よく明るさを絶やすことなく話せれば、企業に「明るく印象の良い学生」という印象を残すことができます

動画という性質上、印象が伝わりやすいので、内容以前の人柄面でマイナス評価を受けないように、注意しましょう。

③カメラのレンズを見て話す

カメラのレンズを見て話す、というのも動画選考では非常に重要です。

インカメラで撮影すると、多くの人が自分の顔を見てしまい、カメラのある場所よりも目線が下になりがちです。

自分の顔ではなく、スマートフォンやパソコンのレンズをみて話すと、カメラ目線になります。

カメラから目線がそれてしまうと「明るい印象」が薄まってしまう可能性もあるので、チェックが必要です。

④背筋を伸ばす

動画を撮影する場合は、必ず背筋を伸ばすようにしましょう。

猫背になっているだけで「暗い印象」を与えてしまう可能性もあります。

背筋を伸ばし元気よく話すことで「明るい印象」を残せるようにしましょう。

⑤台本は完璧に覚えてから臨む

自己PR動画を撮影する場合は、台本を完璧に覚えてから本番に臨むようにしましょう。

企業によっては、動画の撮り直しができないケースがあります。

そのようなケースでも、慌てず自己PR動画の撮影が行えるように、作成した台本はなるべく覚えてから動画撮影に臨むようにしましょう。

また話す内容を覚えていないと、思い出すことに気を取られ、話し方に自信がなくなり、目線も定まらなってしまうことがあります。

そのような事態を防ぐためにも、台本はなるべく覚えてから選考に臨むようにしましょう。

⑥結論を最初に話す

通常の選考と同様に「結論から最初に話す」のも非常に重要です。

自己PR動画の選考時も、まずは「私の強みは○○です」というように、結論から話すようにしましょう。

結論から伝えることで、合否判定者の頭が整理され、後続の内容を評価しやすくなります。

【時間別】台本の作り方を紹介

‌先ほども紹介しましたが、自己PRの動画選考において台本は欠かせません。

ではその台本は、どのような構成で作成したらよいのでしょうか。

ここでは自己PR動画の台本の作り方を

・1分、3分で話せる文字数は何文字なのか
・1分、30秒の場合の時間配分

といった2点から紹介していきます。

話せる文字数は「1分間で300字」「3分間で1000字」

就活で企業が求める自己PR動画の時間は、多くが30秒〜3分です。

目安ですが、時間別に話せる文字数は以下の通りです。

・30秒:約150字
・1分:約300字
・2分:約600字
・3分:約1000字

上記の文字数を参考に、受験する企業の制限時間に合わせて、自己PRを組み立てていきましょう。

音読する前に、まずは文字に起こしてみて「指定された時間でも話しきれるか」を文字数から確認するのがおすすめです。

自己PR動画は、ゆっくり話し過ぎても、早口になりすぎてもいけません。

無理のない文字数で、自身をアピール出来るようにしましょう。

自己PR動画の配分はどう決める?

自己PR動画は、制限時間に合わせた時間配分が重要です。

下記にて制限時間が1分と30秒の場合の例を示すので、参考にしてみて下さい。

1分のケース

挨拶と自己紹介 10秒
自己PR 5秒
強みの裏付けとなるエピソード 20秒
強みをどう活かすか 15秒
挨拶 10秒

自己PRとその強みを表すエピソードは、一番大切なので時間を多く取るようにします。
挨拶や自己紹介は簡潔にすると、自己PRの時間が長く取れるでしょう。

30秒の場合

挨拶と自己紹介 5秒
自己PR 5秒
強みの裏付けとなるエピソード 10秒
強みをどう活かすか 5秒
挨拶 5秒

制限時間が30秒だと、かなり時間が限られます。

自己紹介は名前と大学を述べるにとどめるなど、なるべく短くするのがよいでしょう。

場合によっては、最後の挨拶を削るなどしても良いかもしれません。

自己PRの伝え方に関しては、通常の選考と同じ流れでよいです。

自己PRについては、下記の記事にて紹介してあるので

・自己PRの伝え方に不安がある
・自己PRで何を話せば良いか困っている

という方は、ぜひ下記の記事をご覧ください。

‌【例文】自己PR動画の具体例を紹介します!

‌では、自己PR動画では具体的にどのような内容を話したらよいのでしょうか。

1分と30秒の場合の具体例を用いて、紹介していきます。

どのような流れで話すか悩んでいる方は、必見の内容です。

‌1分の場合

‌まずは1分の場合の例文です。



‌30秒の場合

‌続いて30秒の場合の例文です。


企業の印象に残る撮影のコツとは?

これまでは、自己PR動画の選考に突破するために「必須の要素」について紹介してきました。

続いてここでは、
「自己PR動画の撮影方法は分かったけど、他の就活生に差を付ける方法を知りたい」

という人に向けて、企業の印象に残る自己PR動画の撮影のコツについて紹介していきます。

具体的には、以下の4つのポイントを行うのがおすすめです。

①清潔感のある服装で受ける
②服装や小道具を使ってアピールを行う
③ライトと三脚を使用する
④「相手」をいつもより意識して話す

①清潔感のある服装・身だしなみで受ける


まず必ず行ってほしいのが「清潔感のある服装・場所・身だしなみ」で自己PR動画を撮影することです。

これは「できたらよい」ではなく、必須の項目です。

「清潔感がない」と面接官から判断されるようなことがあれば、動画の内容を問わず選考に落ちてしまう、ということが発生しかねません。

最低でも以下の項目は、自己PR動画を撮影する前にチェックしておきましょう。

【自己PR動画の撮影前にチェックする項目リスト】
・服にしわがないか
・髪の毛は整っているか(長い人は結ぶ、目にかからないようにする)
・動画の背景はきれいか、整理整頓されているか
・ひげはそれているか、メイクは濃すぎないか

上記のポイントは、自己PR動画を撮影する前に必ずチェックしておきましょう。

②服装や小道具を使ってアピールを行う

企業から服装や動画の撮影方法について指定がない場合は「服装や小道具」に工夫を加えて、自身をアピールするのがおすすめです。

例えば以下の方法を使うと、自身を効果的にアピールできます。

・紙を使って、自身のアピールポイントを目立たせる
・自己PRで話したエピソードと関連のある服を着用する
・自己PRに沿って、紙芝居形式で自身をアピールする
・自己PRと関連のある本や道具が、動画で映るようにする

小道具を使う場合は、上記のようなアピール方法がおすすめです。

ただ小道具を使う場合でも、企業に対して失礼な印象を与えないように注意しておきましょう。

‌③ライトと三脚を使用する


動画内で自身の印象を良くするためには、

1、ライトを使って顔を照らす
2、動画がブレない工夫をする

という2つを行うのがよいです。

ライトを使って印象を明るくする

自身の印象を良くするためには、明るさをアピールすることが大切です。

話し方や笑顔も明るさをアピールするには重要ですが「実際に顔が明るいか」も、明るさをアピールするには重要です。

普段皆さんが、オンラインで人と話すときも、暗くて顔がよく見えない人には、暗い印象を持つはずです。

それは自己PR動画を撮影する場合も同様です。

ライトを使うなどして、顔を照らし明るい印象を持ってもらうようにしましょう。

動画がブレないようにする

自己PR動画を撮影する場合は「動画がブレないようにする」というのも重要です。

動画がブレてしまうと、面接官の注目は「自己PRの内容」よりも「動画がブレていること」にいってしまいかねません。

そうならないためにも、自己PR動画を撮影する場合は、ブレないように注意しましょう。

ブレを防ぐためには、

・スマホではなくパソコンを使って撮影する
・スマホを使う場合は、固定する
・カメラを使う場合は、三脚を使って撮影する

といった点に注意しましょう。

④カメラの向こうに「面接官」がいることを意識する

最後に「カメラの先にいる面接官」を思い浮かべて動画を撮影する、ということが重要です。

自己PR動画は、話している時に相手がいるわけではないため、台本を時間内に読み切ることや、自身の話したいことを話すこと、等に意識が向きがちです。

しかし自己PR動画を撮影している先には、皆さんの合否を決める選考官がいます。

「時間内に台本を読み切れればいいや」という意識は捨て、面接官に伝わる話し方をしましょう。

面接官に伝えるためには、以下のポイントを押さえておくことがおすすめです。

・常に笑顔で話す
・聞き取りやすいスピードで話す
・常にカメラ目線
・身振り、手振りを交えて話す

上記のポイントを意識して、動画撮影に臨みましょう。

‌【1問1答】よくある動画面接の疑問に答えます!


動画選考は、他の就活にはない独自の選考のため、就活生の皆さんの疑問は尽きないはずです。

ここでは1問1答形式で、よくある動画面接の疑問に答えていきます

①カンペを見ながら話してもいいの?

就活生の皆さんは、自己PR動画を撮影する前に、台本を作成するでしょう。

ではその台本・カンペを、見ながら撮影してもよいのでしょうか。

結論からいうと「できるだけ台本・カンペは見ない方がよい」です。

多くの面接官は、皆さんの目線・話し方で台本、カンペに気付きます。

カンペを読むために目線が定まらなかったり、単調な話し方になってしまうと、印象が大切な自己PR動画ではマイナスの評価を受けてしまいます。

カンペ・台本を作成すること自体は問題ないですが、本番の撮影時には、なるべく見ないようにしましょう

②動画の撮影は複数回できる?

動画の撮影が複数回できるかは、企業によって異なります。

OB訪問などを通じて、動画選考の撮り直しが可能なのか、事前に確認しておくことをおすすめします。

③動画の編集・加工は必須?

「自分を少しでも良く見せるため、加工をした動画を提出したい!」という就活生の方も少なくはないでしょう。

企業によりますが、自己PR動画の編集・加工は、行う必要はありません

自己PR動画の選考基準は、皆さんの編集力・加工力ではなく、話している内容や印象です。

余計な編集・加工を行って、マイナスな評価を受けないためにも、編集・加工は行わないのが無難でしょう。

④服装は私服でもいいの?

服装は企業の指定した服装に従いましょう。

「服装自由」などと表記がある場合は、私服で受けても問題ありません

⑤撮影はスマホ?パソコン?

パソコンがおすすめです。

先ほども触れましたが、スマホで撮影すると、動画にブレが発生してしまう可能性があります

万が一スマホで撮影する場合は、ブレが発生しないように、しっかりと固定しておきましょう。

【対策】MatcherでOB訪問をして自己PR対策をしよう

上記の1問1答で触れた内容以外にも、

「そもそも自己PRをどうやって伝えたらいいのか分からない・・・」
「自分の志望する業界に特化した、自己PR動画の撮影方法を知りたい!」

といった悩み、疑問は尽きないでしょう。

そんな皆さんにおすすめなのが、OB訪問です。

OB訪問は、働く生の社員の声が聞けるだけではなく、面接や書類選考対策にも効果的です。

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‌企業が録画選考を設けている意図5選

そもそもなぜ近年、動画選考を導入する企業が増加しているのでしょうか。

その背景には、以下のような意図があります。

①書類では伝わらない人柄をみる
②自社の志望度を知りたい
③採用活動を効率化させたい
④コロナウイルスの影響
⑤地方学生でも選考に参加しやすくするため

1つずつ具体的に見ていきましょう。

企業がなぜ動画選考を導入しているのか、意図を知ることで、より効果的な自己PR動画を撮影することが可能です。

①書類では伝わらない人柄を見る

動画選考を企業が導入する理由として、まず「書類では伝わらない人柄を知る」ことが挙げられます。

これまでの書類中心の選考では「書類上の印象と面接での印象がまったく違った」という事案が発生していました。

そのような事態を防ぐために、書類では伝わってこない「雰囲気」や「印象」「明るさ」などを確認できる動画選考は、重要なのです。

②自社の志望度を知りたい

自社への志望度を測るためにも、動画選考は効果的だと言われています。

というのも、動画では書類からでは伝わってこない、就活生の本気度をより感じ取ることができるからです。

「その人が本当に自社に入りたいと思っているのか」を知るために、動画選考が増えているという側面もあるのです。

③採用活動を効率化させたい

採用活動を効率化させたい、という意図も動画選考の導入企業が増えている理由の1つです。

有名企業や人気業界の企業には、毎年多くの就活生の応募があります。

1人でも多くの学生と面接したい!というのが企業の本音ですが、面接できる学生の数には限りがあります。

これまでは面接を受けてもらう学生を、書類選考で判断していましたが、書類だけでは学生の魅力が十分に伝わらないという課題もありました。

そこで導入されたのが、多くの学生を対応することができ、なおかつ学生の人柄・雰囲気を知ることができる動画選考です。

動画選考は30秒〜3分程度と、そこまで時間が長くないため、1人の選考官が多くの学生に対応できます。まさに人気企業・業界に打ってつけの選考方法といえるでしょう。

④コロナウイルスの影響

新型コロナウイルスの影響も、動画選考が増加した一因といえます。

コロナウイルスにより、対面での面接・選考は実施しづらくなりました。

そこで導入されたのが、人柄を知ることができ、なおかつオンラインで受験することができる動画選考です。
新型コロナウイルスは、動画選考を導入する企業が増えた大きな要因の1つといえます。

④地方学生でも選考に参加しやすくするため

動画選考を導入する背景には「地方学生や外国に住む学生が、積極的に選考に参加できるようにしたい!」という意図もあります。

グローバル化や少子高齢化が進む現代の日本において、多様な人材の確保は、企業にとって課題の1つです。

動画選考は全国・世界中から選考に参加できるため、多様な人材の確保に有効なのです。

まとめ

今回は、自己PR動画の受け方・注意点について見てきました。

自己PR動画は、書類選考や通常の面接と比べると、少し異質な選考ではありますが、押さえるべきポイントを押さえておけば、選考を突破するのは難しいことではありません。

本記事を何度も読み返し、ぜひ「受かる自己PR動画」を作成してください!

もし1人で作成するのが不安なら、MatcherでOB訪問をして、社会人・内定者にアドバイスをもらいましょう!

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