「就活が不安」という人へ。すぐにで実践できる解消法を紹介
2023/11/15
目次
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就活が不安だという人へ
就職活動をしていると、「志望企業に落ちてしまった」「インターンに全く参加できていない」「周りが優秀なのに自分は…」「このままで就職できるのか怖い」などの悩みや不安が尽きません。
実際、24卒で就職活動をしていた執筆者も就活中ずっと不安を抱えていました。
また、株式会社学情(スカウト型就職サイト「あさがくナビ」を提供する企業)が24卒の学生に対して行った調査では、約9割の学生が「就職活動に不安がある」と回答したようです。
【参考】約9割が「就職活動に不安がある」と回答。
【参考】約9割が「就職活動に不安がある」と回答。
人によって不安を感じる要因はさまざまだと思いますが、不安な気持ちを抱えているのは自分だけではないのです。
就活で不安を感じる本当の理由
高校や大学受験とは違う不安を感じていませんか?その理由は、
●人間性を評価されるから
●正解がないから
●周囲と比較してしまうから
これらが根本的な理由になっているのだと考えられます。
人間性を評価される
受験の際は、テストの点数という分かりやすい評価点で合否が決まっていました。一方で、就活においては、企業によって評価ポイントが異なります。
また、特に新卒採用の場合は、学生を「人間性」や「ポテンシャル」で見極めて採用活動を行います。
そのため、不合格のメール、いわゆるお祈りメールが届き続けると自分の人間性や過去の経験すべてを否定されているような気になってしまいます。
正解がない
就職活動において、この基準を満たせば内定できる、などという正解はありません。明確な評価基準がないために、「何をすればよいのか」「このままやっていて上手くいくのか」と不安になってしまうこともあるでしょう。
また、選考に落ちてしまった場合も「自分の何がだめだったのか」、企業が明示してくれるわけではありません。そのため、結果を次回に生かすことも簡単ではありません。
周囲と比べてしまう
企業によって選考時期や内定を出す時期が異なります。さらに、同じ企業の中でも「優遇ルート」が存在するなど、人によって選考時期が変わってきます。
そのため、「あの人はもう内定をもらっているのに、自分はまだ1次面接の結果待ちだ」「周りは内定が出て就職先が決まっているのに、自分は1つも内定がない」など、周囲の就活生と比較し、不安になることがよくあります。
また、インターンシップや集団面接で他の就活生の能力を実感したり、SNSなどの情報を見たりすることで、自分は全然だめだと落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
周囲の就活生と自分を比較して、徐々に自信をなくし、投げやりになってしまう時期が執筆者にも執筆者の友人にもあったことを覚えています。
就活で不安になる具体的な原因と解消法
ご自身で不安の原因が理解できている人もいるかもしれませんが、漠然とした不安に襲われている人が多いのではないでしょうか。
その漠然とした不安を解消するためには、まずご自身が不安を感じている本当の原因を突き止める必要があります。その上で適切な対策を行っていきましょう。
ここでは、よくある就活で不安になる以下4つの原因とその解決方法を紹介します。
①何をすべきかわからない
→就職活動の全体像を見直す
②将来やりたいことが見つからない
→自己分析やOB訪問をする
③アピールできるところがない
→自己分析やOB訪問をする
④選考に落ちてしまった
→それぞれのフェーズに合わせた対策を行う
①何をすべきかわからない
就活をこれから始めようとしている人は「やることが多いと聞くけど、何をいつの時期にすればいいのかわからない」と不安になることがあります。
解消法
就職活動を始めたばかりで「何をすべきかわからない」という人は、改めて就職活動の全体像を見直してみましょう。
インターンシップの開催時期やエントリー開始日などをしっかりと理解し、そこから逆算してエントリーシートの作成や面接対策などの予定を立てていきます。
以下の記事に、25卒就活生に向けた就活スケジュールと、各時期にやるべきことについて記載しています。ぜひ参考にしてみてください。
【参考】【2025卒】就活スケジュールと進め方を徹底解説!
ただ、この記事に記載されているスケジュールはあくまで理想です。「まだ動き出せていない」という人でも取り組み方次第で、志望企業の内定を獲得できる可能性があります。
【参考】【自己分析シート3つ】ここから始めよう!効果的な分析法も徹底解説
ただ、この記事に記載されているスケジュールはあくまで理想です。「まだ動き出せていない」という人でも取り組み方次第で、志望企業の内定を獲得できる可能性があります。
②将来やりたいことが見つからない
「そもそも将来やりたい仕事が見つからない」という不安を持っている人もいるでしょう。就活がはじまって急に、「志望業界は?」「将来やりたいことは?」と聞かれて混乱するのは当たり前といえます。
しかし、ずっと自分自身のやりたいことがよくわからないまま選考を続けるのは危険です。なぜなら、志望動機がうまく話せなかったり、就活に対するモチベーションが下がってしまうためです。
解消法
やりたいことが見つからないという人は、時間をかけた自己分析をしてみてください。自分だけでは難しいという場合は、家族や友人、OB・OGなどと話しながら、ご自身を客観視することが大切です。
以下の記事で、自己分析の詳しいやり方を解説しています。ぜひ参考にしてみてください
【参考】【自己分析シート3つ】ここから始めよう!効果的な分析法も徹底解説
Matcherで自己分析をしよう
Matcherとは、所属大学や住んでいる地域関係なくOBOG訪問ができるアプリです。あらゆる業界の社会人・内定者が登録しており、就活生の持つ悩みに応じて訪問することができます。
「人と話すことで自己分析を深めたい」という方は、Matcherで「自己分析を手伝います」というプランを提示している人に訪問依頼を送信してみてください。きっと、あらゆる視点から質問を投げかけてくれ、これまで見えていなかったご自身の長所や短所を見つけ出してくれるはずです。
以下のボタンから無料で簡単に登録できるので、ぜひ活用してみてください。
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③アピールできるところがない
ESや面接などの選考において、「自己PRをお願いします」「あなたの長所と短所はなんですか?」と質問されることがよくあります。
そのたびに、「自分にはアピールできるほどの良さがない」「この強みって就活で通用するのか」など不安を持っている人もいます。
解消法
ご自身の強みや長所を見つけるためには、徹底的に自己分析を行うことが重要です。既に自己分析をやったという人も改めて丁寧に過去の自分を見つめ直してみてください。
長所がないと不安になっている人は、以下の記事を参考にしてみてください。長所を見つける方法と、自己PRの組み立て方を解説しています。
【参考】【就活】長所がないと考えている人に試して欲しい3つの解決策
【参考】面接突破の確率を格段にあげる自己PRの5つの極意
【参考】【就活】長所がないと考えている人に試して欲しい3つの解決策
【参考】面接突破の確率を格段にあげる自己PRの5つの極意
④選考に落ちてしまった
選考に落ちてしまって自信を失ってしまう。これは就活においてよく起こりうることです。何がいけなかったのか、冷静に分析する必要があります。
ここでは、適性検査や面接など選考の各フェーズごとに解説していきます。
ここでは、適性検査や面接など選考の各フェーズごとに解説していきます。
(1)適性検査で落ちてしまった
「なんとかなるだろう」と後回しにしてしまいがちな適性検査の対策ですが、しっかり対策をしていなければ落ちてしまうことがあります。
また、計数や英語などの問題が解けていたとしても、性格検査の結果が企業にあまりにも当てはまらなければ落ちてしまいます。
解決法
適性検査の対策は後回しにせずに、日々コツコツと取り組むことが大切です。エントリーシートや面接対策に力を入れ、勉強を後回しにしてしまう人が多くいるのではないでしょうか。
以下の記事では、適性検査の対策方法やおすすめの参考書を詳しく解説しているので、ぜひ目を通してみてください。
以下の記事では、適性検査の対策方法やおすすめの参考書を詳しく解説しているので、ぜひ目を通してみてください。
エントリーシートで落ちてしまった
採用担当の方と直接話す前に書類選考で落ちてしまうと不完全燃焼になってしまいますよね。
解決法
まずは、エントリーシートで落ちてしまっても落ち込みすぎないことが大切です。選考の初期段階なので、通過率がとても低い企業もあります。
そして改めてエントリーシートを見返し、同級生や先輩、OBの方に添削をお願いしましょう。客観的な視点で読むと、意味が通らなかったり、状況が想像しにくい場合があります。その点を指摘してもらい、「誰が読んでも話が伝わる文章」「志望度を感じるより具体的な文章」を書きましょう。
以下の記事で、詳しいエントリーシートの書き方を解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
グループディスカッションで落ちてしまった
書類選考から一次面接の間にグループディスカッションを取り入れている企業もあります。対策方法が難しかったり、自分の立ち回り方に悩んだりと苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。
解決策
まずは落ち込みすぎないことです。書類選考から一次面接の間ということもあり、選考人数が多く、落ちる人数も多いです。そのため、切り替えて前向きになりましょう。
その後は、
●企業の評価ポイントを理解すること
●自分に合った立ち回りを見つけること
が大切です。グループディスカッションについての詳しい説明は以下の記事を参考にしてみてください。
一番の練習方法は、恐れずにグループディスカッション選考を取り入れている企業の選考に参加することです。選考の場ということもあり、緊張感や周囲の学生の本気度も味わうことができ、良い練習ができるでしょう。
「もっと頻繁に練習したい」という人は、sokumeeというサイトを使ってみてください。SNSに就職活動に関する情報を上げている方が立ち上げたサイトで、いつでも学生とマッチして面接対策やGD対策ができるものです。
就活を必死に頑張っている学生ばかりが登録しているので、相手の実力を見て刺激を受けることもできますし、情報交換の場にもなります。
面接で落ちてしまった
面接は多くの場合、複数回に分けて行われます。
「面接官ととても話が盛り上がったにも関わらずお祈りメールが来た」、「経験を積んでもなかなか言葉が出てこない」と落ち込むこともあるかもしれません。
解決策
練習段階において、以下の方法を実践してみてください。
●自分の面接を録音
●zoomでご自身が話している時の顔を見る
気を付けているつもりでも実際の録音を聞いてみると、結論ファーストになっていなかっただとか、話がわかりにくかったなど客観的な視点で自分の面接を見ることができます。
また、
●OB訪問アプリ
●先ほど紹介したsokumee
などを使って面接対策を行いましょう。OB訪問アプリであれば、選考を経験してきた社会人や内定者の方から的を射た質問が飛んできたり、的確なフィードバックをもらうことができるでしょう。
sokumeeであれば学生同士で練習し合うため、相手の面接官役を担当することで、面接官の気持ちを味わうことができます。どのような表情の就活生が印象的か、どのような言い回しが心に残るかなど勉強になることがたくさんあるはずです。
【おまけ】他の不安解消方法
ここまで不安の原因とそれに対する対策法を紹介してきました。
ここからは、就職活動を経験した執筆者が実際に行っていた
●就活系のYouTubeを見る
●就活系のYouTubeを見る
●内定者の方に相談する
この2点の不安解消法を紹介します。気軽にできることなので「なんとなくモヤモヤする」「不安で仕方ない」という人はぜひ実践してみてください。
この2点の不安解消法を紹介します。気軽にできることなので「なんとなくモヤモヤする」「不安で仕方ない」という人はぜひ実践してみてください。
就活系のYouTubeを見る
選考に落ちたショックや今後の不安に襲われた時、執筆者は就活系のYouTubeチャンネルを見ていました。
チャンネルやコンテンツにもよりますが、同年代の学生が就職活動に苦戦している様子、内定獲得に向けて努力している様子などを見ることができます。
また、チャンネルコンテンツのコメント欄には、「私も就活中です。志望企業のインターンに全く参加できず不安だらけでしたが、この動画を見て頑張ろうと思いました!」など、同じ境遇にいる就活生のコメントがたくさん見受けられます。
執筆者のおすすめチャンネルは、『しゅんダイアリー就活チャンネル』です。
他の人の境遇に共感し、仲間がいるということを認識できたことから、執筆者自身は心が軽くなり、前を向くことができました。
内定者の方に相談する
選考に落ちて辛かったとき、OB・OG訪問アプリを通じて「内定者」に相談を聞いてもらったことがあります。
実際に企業で働かれている社会人となると、「質の高い質問をしなければ」とかしこまってしまったり、「これも選考に関係してくるのではないか」と素直な話をすることが難しい場合があります。
しかし内定者であれば、数か月前まで必死で就職活動をしていた学生です。就活時代の記憶も鮮明ですし、まだ入社前なので選考されているなんてこともありません。
執筆者自身は、「何をすれば良いかわからない」と不安が大きくなったときに、内定者の方に「〇〇業界を目指しているのですが、インターンには行けませんでした。でもやっぱり行きたいのでここからどのような対策をしていけば良いか知りたいです。」と素直な悩みを打ち明けました。
そうすると「同じ内定者にもインターン行かずとも内定した人もいる」「この会社の選考ではこういった質問をされるから、実際にこういうことをしておいたほうがいいよ」など、的確で前向きなアドバイスをいただくことができました。
特に、弊社が提供するMatcherというOB・OG訪問アプリには内定者が多く登録しています。ぜひ活用してみてください。
詳しい使い方は以下を参考にしてみてください。
執筆者はこのスカウトのおかげで、自分の取り組みなどを肯定してもらった気がして、前を向くことができたという経験があります。
【参考】ビズリーチ・キャンパス
まとめ
本記事では、就活においてつきものである「不安」とその解消法について解説してきました。
就職活動に不安は付きものです。ここまで読んでくださったみなさんの心が少しでも軽くなっていたら幸いです。
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業界研究や企業研究のため、就活相談をするためにはOB・OG訪問をすることが大切だと前述しました。
そこで、弊社が提供するMatcher(マッチャ―)をおすすめします。
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