博報堂に内定するためにOB訪問は重要?選考フローも詳しく解説!

2023/09/13
広告業界
面接対策
目次
1.
博報堂のOB訪問はなぜ重要なのか
2.
広告業界、博報堂について
3.
MatcherでOB訪問をしよう
4.
博報堂の選考フロー
5.
終わりに
6.
Matcher(マッチャ―)とは、
博報堂は多くの就活生から人気を誇る企業です。
この記事を読んで、博報堂の内定を獲得するためにできることを確認しましょう!

博報堂のOB訪問はなぜ重要なのか

合意をイメージした、サラリーマン同士が手を繋いでいる画像
博報堂のOB訪問はなぜ重要なのでしょうか。OB訪問の前にやっておくべきことも合わせて紹介します!

OB訪問は必須?

博報堂は多くの就活生から人気のある企業です。競争の激しい中で、内定を獲得するためには対策が必要です。そこで大きな力になるのは、OB訪問です。博報堂では、OB訪問を重視する傾向があります。面接時にOB訪問の経験回数を聞かれる場合もあるようです。
OB訪問の回数を聞くことで志望度の高さをチェックしているのだといえます。
その企業に入りたいと考えている人なら、企業研究など情報収集をするためにOB訪問するのは当然ですよね。だからこそ、OB訪問をすることは有効と考えられているのです。

OB訪問する前にやっておくべきこと

OB訪問をする前にやっておくべきことについて確認しましょう!

‌博報堂について事前に調べる

一般的に知られていることや、ホームページに記載されている情報は知っていて当然だと考えているOBは多いでしょう。そのため、調べてすぐに解決するような最低限の知識は頭に入れておく必要があります。また博報堂だけでなく、広告業界についても知識を深めておいてください。
OB側は優秀な就活生に会えると楽しみにしていると思います。対策をせずに基本的なことばかり聞いてしまったら、OBをがっかりさせてしまうでしょう。
だからこそ、事前に博報堂について理解を深めていくことが重要です。

メールで聞きたいことを連絡する

OB訪問の時に聞きたいことを事前に連絡することで、より詳しく答えてくれる可能性があります。そのため、踏み込んで聞きたいことやどうしても知りたい情報については事前にメールしておくことが有効です。
また、OB側も事前に聞かれることを把握できるため、正確な情報かどうか確認する時間が生まれます。
以下の記事では、OB訪問について紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
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聞いておくべき内容

OB訪問をすることで、実際に博報堂で勤務している人の話を聞くことができます。一般的なイメージと実際に働いていて感じることでは大きな差があるかもしれません。そのため、OB自身の経験について詳しく聞くことが重要です。また現在の会社の雰囲気なども聞くことができるでしょう。以下、質問例をあげています。参考にしてみてください。 

・自身の就活について教えてください
・就活中に意識していたことはありますか
・志望理由は何でしたか
・面接ではどのようなことを聞かれましたか
・その質問に対してどのように答えていましたか
・これからどんな案件に関わっていきたいですか
・同期や先輩で活躍している人の特徴はありますか
・好きな広告は何をあげていましたか(理由も教えてください)
・仕事で意識していることはなんですか
・どんな後輩と働きたいですか
・入社してから会社で達成感を感じたことや苦労したことはありますか
・最近気になっている広告はなんですか

広告業界、博報堂について

OB訪問の前に知っておきたい博報堂の基本情報を紹介します。
博報堂は、日本を代表する広告代理店の一つです。

広告業界の国内一位の電通と合わせて、広告代理店の二大巨頭という意味で
「電博(でんぱく)」と総称されることがあります。
博報堂は1895年に設立されており、1901年に設立された電通と比べて長い歴史を持っています。

また博報堂は、博報堂DYホールディングスの完全子会社であり、博報堂DYグループの一社として大きな影響力を持っています。

電通やサイバーエージェントとの違いは?

博報堂と電通、サイバーエージェントの違いは何でしょうか。違いを以下の5つのポイントで比較して紹介します。

①社風
②注力分野
③強み
④弱み
⑤選考

①社風

博報堂の社風は自由とクリエイティブ性を重視していると言われています。
生活者起点、クライアントファーストの理念が徹底されていて、よりクリエイティブな製品を作り出そうという姿勢を重視しています。自由な雰囲気の中で、自分を成長させたい人に向いているでしょう。

一方で、電通の社風は体育会系で、熱量が高いことが特徴です。また上下関係がはっきりとしているため、厳しい環境で成長したい人に向いている企業といえます。

サイバーエージェントはベンチャー精神を持つ社風です。年齢に関係なく、実力や熱意が認められれば、管理職になることができるのが特徴です。

②注力分野

博報堂は広義でのデジタル領域が注力分野です。
従来の広告代理店としての機能に加え、多様化していくニーズに応えるために新たなデジタルソリューションを提供しています。

生活者目線を理念とする博報堂は生活者データの蓄積に取り組んでおり、そのデータを用いて価値を生み出すことを目指しているのです。また、個人データを中心にデジタル領域での事業拡大に注力していることも特徴です。

一方、電通では特に海外事業でのデジタル領域に注力しています。
サイバーエージェントはインターネット広告事業では国内1位を誇ります。

③強み

博報堂はインターネット広告が強みです。インターネット広告の業界売上高では、広告業界でサイバーエージェントに次いで2位を計上しています。また、インターネット広告は、広告業界の中でも最も大きな市場であり、博報堂が今後どれほど成長できるかに期待が高まっています。
一方で、電通の強みは海外事業を展開していることです。電通は国内トップの広告代理店の地位を確立していますが、世界の広告代理店でも第5位の売上を誇り、高い地位を築いています。ちなみに博報堂は、第10位の売上です。

④弱み

博報堂の弱みは海外への事業進出が弱い点です。電通は海外145カ国と地域に進出し、順調に売上を伸ばしているのに対し、博報堂が進出しているのはわずか21カ国です。

また、海外売上高の比率をみても、電通は60%を占めているのに対して、博報堂は10.8%にとどまっています。

⑤選考のポイント

博報堂の選考はES→WEBテスト→一次面接→グループディスカッション→二次面接といった形式が一般的です。選考フローについては後ほど詳しく解説します。

選考で重視しているポイントとして以下の二点があります。
・個性があるかどうか
・生活者目線ができるかどうか

博報堂の人材は「粒ぞろいより、粒違い」が重要とされていて、個性が重視される傾向にあります。

いろいろな価値観を持つ人がともに業務を行うことで、新しい切り口からアイデアを練ろうとする姿勢を大事にしているのです。そのため、面接では自分の個性を中心に話すと良いでしょう。

生活者目線ができるかどうかでは、流行文化の背景や消費者の購買理由を分析する力が問われています。

一方で、電通では二つのポイントが重視されています。
・プレゼン能力があるか
・ストレス耐性があるか

入社後にクライアントに対してプレゼンを行う機会が多いため、この能力を判断材料としているようです。また、電通は仕事量が多く体力が必要なため、これまでの部活動の経験や日頃の運動習慣を聞かれることもあります。

電通の選考フローについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を参照してください。

博報堂の年収

初年度の給与は年俸360万円で、超過勤務手当と業績賞与(年1回)がつきます。

360万円を月給換算に直すと30万円なので、初任給としては国内上場企業トップクラスの高水準です。

研修期間が終われば残業代がつき始めるので、手取りが50万円を超える月も出てきます。

MatcherでOB訪問をしよう

博報堂のOB訪問について解説してきました。

もっと博報堂について詳しく知りたい。
実際に博報堂で働いている人に話を聞いてみたい。

そんな時におすすめなのが、OB・OG訪問のマッチングサービス、Matcher(マッチャー)。
OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
Matcherでは、所属大学や学年に関係なく、社会人の方にお話を聞きに行くことができます。
知りたい疑問などを気軽に相談することができます。

博報堂の選考フロー

‌博報堂は本選考ルートとインターンルートの二つの選考フローがあります。

本選考ルート

本選考フローはエントリーシート→Web適性検査→一次面接→グループディスカッション→最終面接の形式が一般的です。

①エントリーシート

博報堂のエントリーシートを書く上では、「この先の選考を見越して書くこと」と、「簡潔でキャッチーな内容にすること」が求められます。
のちの面接では、エントリーシートから質問されるため、深掘りされてもいいような内容を書くことが求められます。
また、博報堂のエントリーシートは文字数の少なさが特徴です。また、面接官は全ての就活生のエントリーシートを熟読することはできないため、面接官の目に留まりやすいようなキャッチーな言葉を吟味する必要があるでしょう。

②Webテスト

博報堂のWebテストは「言語・非言語・性格・構造的把握力」の4種類が課されるテストセンターであるSPIで計1時間半程度行われます。
一つの特徴として、構造的把握力を課している点があります。
あまり多くの企業で課されているものではないため、別途対策する必要があります。

③一次面接

博報堂の一次面接は、社員一人に対して学生一人で行われます。所要時間は30分程度で、内容は志望動機やエントリーシートの深掘りがメインです。

先ほど述べたように、博報堂は「粒ぞろいより粒違い」を人材に集めているため、粒違いをアピールできるような具体的な原体験を述べると良いでしょう。

④筆記テスト

筆記テストでは、博報堂オリジナルのWeb課題が出されます。内容はケース課題とキャッチコピー課題で、所要時間は2時間程度です。二次面接では、Web課題に関する質問が全体の八割以上を占めると言われているため、徹底的な準備をしていく必要があります。

⑤二次面接

二次面接は、社員一人に対して学生一人で行われます。所要時間は30分程度です。
二次面接では、広告業界への志望度を徹底的に深掘りするため、しっかりとした志望理由を作っていくことが求められます。

また、博報堂の面接官は鋭いツッコミやトリッキーな質問をしてくる傾向にあります。「広告業界でなくても良いのでは?」「博報堂である必要はある?」などに対して論地的に返答できる力がが求められます。

また、トリッキーな質問をすることでストレス耐性をみているとも言われています。予想外の方向からの質問に対しても論理的に答えられることが営業職に求められているストレス耐性であると考えているようです。
焦って答える必要はないので、落ち着いて自分の意見をしっかりと述べるように心がけましょう。

以下で、実際に聞かれた質問などを確認しておくのも良いでしょう。

インターンルート

博報堂のインターンは夏と冬の2回行われます。
夏・冬ともに複数のコースがありますが全体で150人弱が参加します。
インターン参加者の特徴は、個性的で自由な性格の人が多いと言われています。

早期選考に関しては、インターン参加者全員がエントリー可能です。
早期選考は、初めに書類選考があり、面接に進めるかどうかはインターン中の評価が関係していると推測されています。
内々定は夏と冬のインターンでそれぞれ約50人がもらっています。
職種に制限はなく、クリエイティブ職から総合職まで幅広く内々定をもらえるようです。

早期選考では、書類審査、面接、そして最後に赤坂の本社オフィスでの最終面接が行われます。
早期選考で勝ち抜くためには、インターン中に自分の実力を発揮しつつ、志望度の高さを伝えることが重要です。

終わりに

ここまで博報堂のOB訪問の必要性や選考フローについて解説してきました。
他の就活生とは異なること、自分だけが持っているもの、など粒違いな面を見つけることが面接において重要です。
解説したことを実際に活用してOB訪問の回数を重ねてみてはどうでしょうか?

Matcher(マッチャ―)とは、

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