【例文】「短所は緊張しやすいこと」を面接/ESで伝えるポイントとは?

2023/03/13
就活で伝える短所
短所の例文
目次
1.
面接で「短所は緊張しやすいこと」って言っても大丈夫!
2.
面接官はなぜ短所を聞くのか?
3.
「短所は緊張しやすいこと」が与えるイメージとは?
4.
面接で使える!緊張しやすいことを伝える例文
5.
緊張しやすいことを伝えるときのポイント
6.
短所を魅力的に伝える話し方
7.
短所を伝えるときの注意点
8.
Matcherに登録して面接対策をしよう

面接で「短所は緊張しやすいこと」って言っても大丈夫!

就活の中で度々聞かれることになる自分の短所。
「正直に自分の短所を伝えたらマイナス評価が大きくなるかも」
「短所はないって言った方がいいのかな」

‌このように、どう短所を伝えるべきなのか悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

‌結論、面接で「わたしの短所は緊張しやすいことです」と伝えても大丈夫です。
緊張しやすいことを短所として面接で伝えることは、伝え方によってはアピールポイントになります。

‌この記事のテーマは、緊張しやすいこと(あがり症)を短所として伝えるときのポイント
‌緊張しやすい性格は致命的な悪印象とならないため、無難な短所と捉えている人が多いです。
‌実際のところ、面接が苦手な理由として「緊張する」と答えた人が最も多く、62.4%の人が緊張を課題としています。
‌同じ短所でも伝え方の工夫によって与える印象は変わるもの。
‌ぜひポイントをおさえて、みなさんが短所を考える際に役立ててください。


面接官はなぜ短所を聞くのか?

面接で短所を聞かれている画像です
面接官は、短所の内容そのもので合否を決めるわけではありません。
「私に短所はありません。」
‌「私の短所は過剰に努力をしてしまうところです。」
上記のように短所をごまかすと、くわしく聞かれたときに答えられなくなってしまいます。
面接官が短所を聞く意図がわかれば、短所をごまかさず好印象を残すことができます。

(1)仕事をする上で致命的な短所はないか

企業が短所を聞く意図の1つは、入社後の業務に取り組む上で致命的な短所を確認することです。

‌みなさんが短所を聞かれたときに身構えてしまうのはこのためではないでしょうか。
‌社会人としてのマナーや態度を疑われてしまう短所や、仕事においてマイナスになる短所は控えたほうがいいでしょう。
例えば、時間を守れない、努力が嫌い、営業職を希望しているのに人と話すのが嫌い、などがあげられます。

‌‌(2)自分の短所に向き合い、改善する方法を考えているか

もう1つは、自分の短所を改善する力を確認することです
‌自分の短所について突き詰めて考えられる人は、改善するための行動を取るのが早いです。
面接官が短所を聞くときに評価しているポイント‌面接官は短所について聞くとき、上記をよく見ています。
自分の短所を伝えるときは、これらを意識して文章を組み立てましょう。

面接でのわかりやすい受け答えに自信がない方は、以下の記事がおすすめです。

「短所は緊張しやすいこと」が与えるイメージとは?

緊張しやすいという短所が、面接官にどのようなイメージを与えるのかについて解説します。

良いイメージ

・用意周到である

緊張しやすい人は「失敗を恐れる」傾向があるため、周到に準備ができる人と思ってもらえます。
面接時も準備を徹底することで、面接官に良い印象を与えましょう。

・真面目
緊張してしまうのは「物事に本気で取り組める」ことの証拠という見方もできます。
真面目なだけでなく柔軟性もあることをアピールできるとよいでしょう。

悪いイメージ

・コミュニケーションが苦手
緊張しやすい人は「上がってしまいうまく話せないのではないか」というイメージを持たれています。
面接時はゆっくりでもよいのではっきり自分の意見を伝えられるようにしましょう。

本番で失敗しやすい
緊張しやすい人は「本番で失敗するのではないか」という不安を持たれてしまう可能性があります。
面接も立派な本番の場面です。
面接官に「この子なら営業本番でもうまくやれるだろう」と思ってもらえるように、面接練習を重ねられるとよいでしょう。
用意周到な人

‌ここでは、面接ですぐに使える、緊張しやすいことを伝える例文をご紹介します。
以下の例文を参考にしつつ、自分の言葉に置きかえるようにしましょう。

「緊張しやすい」以外の短所についての例文は、以下の記事をご覧ください。

エピソード➀「人前での発表が苦手」

【例文】
‌私の短所は、大勢の前で話すときに緊張してしまうところです。
‌私は英会話サークルに所属しており、半年に一度、英語のスピーチコンテストに出場しています。
コンテスト当日には大勢の人の前で話すのですが、緊張のあまり実力を発揮することができないということがありました。
この経験から、日々の練習の中で本番を想定し、緊張感を持って取り組む必要性を痛感しました。
‌現在は、あがり症な性格をカバーするため、コンテスト前の練習ではイメージトレーニングを徹底しています。
練習中に本番スピーチのイメージをすることで、当日の緊張を緩和することが出来るようになりました。

‌エピソード②「人前で意見が上手に言えない」

【例文】
緊張しやすく、人前で意見を述べることが苦手であることです。これは、私が失敗を恐れて、話す前に深く考え込んでしまうためであると考えています。実際にゼミの際にも考えが間違っているのではと不安になり、発言をすることができず悔しい思いをしたことがありました。そこで、私はこの短所に取り組むために、積極的にコミュニケーションスキルの向上に努めています。例えば、自分の意見を整理するために、事前に資料やメモを作成することで、自信を持って発言できるよう工夫をしました。
事前準備を徹底することで、大勢の前でも意見を言えるようになり、ゼミにも貢献することができました。
人前での発表

エピソード③「初対面の人と話すのが苦手」

【例文】
私の短所は、緊張しやすいところです。
緊張しやすく、初対面の人と打ち解けるのに時間がかかりやすいという課題がありました。
この短所を改善するために、積極的にゼミサークルなどの社交的な場に参加し、新しい人と話す経験を積んでいます。また、自分が話すことが苦手な場合には、相手に質問を投げかけることで、会話をスムーズに進めることができるようにしています。
改善にむけた取り組みによって、少しずつ短所が克服されつつあり、傾聴力も身に着けることができています。
この能力を社会に出てからの営業活動にも生かしていきたいです。

緊張しやすいことを伝えるときのポイント

では、実際に面接で緊張しやすいことを伝えるために、どんなことを話せばよいのでしょうか。
ここでは、短所をアピールに変えるコツをご紹介します。
短所の例文を表現しています

(1)長所として言いかえる

実は短所には、長所としての面も隠されています。
以下の4つは、緊張しやすい人の主な長所です。‌‌緊張しやすい人の主な長所一覧‌ただ短所を伝えるだけだと、相手にマイナスな印象を与えるかもしれません。
そのため、「短所があるからこそ、こんな力があります!」という伝え方をすることがおすすめです。

‌(2)克服するために行っていることを伝える

「あがり症を克服するために、アルバイトでは毎日10人以上のお客様に声をかけるように努力しています」

このように、克服するための取り組みを話すことで、課題を乗り越える力をアピールするチャンスになるのです。

しかし、「あがり症なので人となるべく話さないようにしています」といったネガティブな解決策は、かえってマイナスイメージになる可能性があります。

弱点をわかった上で自分を変えようとする姿勢は、ビジネスパーソンとしての今後の成長を期待してもらえるでしょう。

短所を魅力的に伝える話し方

短所を伝える際には話の構成が、その内容と同じぐらい重要になります。

せっかく良いエピソードを持っていても、構成が破綻していると面接官に理解してもらえないためです。
ここでは、わかりやすく短所を伝えられる話の組み立て方を解説します。
面接をする人

1.結論から話す

面接で短所を聞かれた際には、「私の短所は○○です」と結論から伝えることが重要です。

結論から伝えなければ要点が伝わらず「結局彼は何を言いたかったのだろう」と面接官に思われてしまいます。

自分のことを100%伝えるためにも、必ず結論から話すようにしましょう。

2.短所がでてしまうタイミングを伝える

次に「どんな時に自分の短所が表に出てしまうのか」を面接官に伝えます。
これにより、エピソードがより面接官に伝わりやすくなります。

3.短所によって起きたトラブルを話す

自分の短所によって起きた問題を話します。
「論文発表の時に、緊張してうまく話せなかった」
「周りが見えておらず、チームメンバーのモチベーションを下げてしまった」
など、面接官がイメージしやすいように、できるだけ具体的に話すことができるとよいでしょう。

4.短所をカバーするための努力を具体的に説明する

課題に対してどのように対応したのかを伝えます。
「緊張してしまうのでできるだけコミュニケーションを避けました」といったネガティブな打ち手は避けましょう。

5.改善のための打ち手の成果を話す

 短所克服のための取り組み結果、自分自身がどのように成長したのかを伝えましょう。

成長によって身に着けた力を「社会に出てからどのように生かせるのか」まであわせて話せるとなおよいです。

短所を伝えるときの注意点

就職活動において、短所は正直に話すことが重要です。
しかし、短所を伝える際に「就職後に支障が出てしまう」欠点には言及しないようにしましょう。
以下にNG例を掲載します。

・コミュニケーションが苦手
・引っ込み思案
・マイナス思考をしてしまう
・時間にルーズ
・ウソをついてしまう

採用視点に立って、不安にさせないような短所を伝えるのがベターです。

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