【テーマ別】ガクチカの書き方を紹介!例文や自己PRとの違いも解説

2026/06/08
ES対策
自己PRの書き方
自己PRの例文
Matcher編集部
[著者] Matcher編集部
OB・OG訪問サービス「Matcher」の編集チーム。就職活動やキャリア選択に関する情報を、学生の視点に立ってわかりやすく発信。Matcherの運営を通じて蓄積した知見をもとに、自己分析、業界研究、企業研究、ES・面接対策など、就職活動に役立つコンテンツを企画・制作する。
西川 晃平
[監修] 西川 晃平
Matcher株式会社代表取締役。OB・OG訪問サービス「Matcher」の立ち上げおよび運営を担う。就職活動における情報格差・機会格差の解消を目指し、学生が社会人に気軽に相談できる仕組みを構築。自身も学生からの就職活動相談に応じ、自己分析、ES添削、面接対策、キャリア選択など幅広い領域で支援を行う。
目次
1.
ガクチカとは?
2.
ガクチカと自己PRの違いとは?
3.
‌就活でガクチカが聞かれる理由
4.
‌ガクチカで高評価を得るポイント5選
5.
‌【テンプレ】ガクチカの書き方・構成を7STEPで紹介
6.
【テーマ別6選】ガクチカの例文・書き方のコツを紹介
7.
‌ガクチカと自己PRに一貫性を持たせる書き方のコツ
8.
ガクチカ・自己PRの探し方3選
9.
どうしてもガクチカがないときの対処法3選
10.
ガクチカを書くときの注意点
11.
‌【Q&A】ガクチカ・自己PRを書く時のよくある疑問
12.
‌ガクチカと自己PRの違いを理解して就活を進めよう!
「ガクチカをESで求められたけど、書き方がわからない…」
「自分のエピソードをガクチカに仕上げたい」
「ガクチカと自己PRの違いは何?」
とお悩みの就活生も多いのではないでしょうか?

本記事では、ガクチカの書き方やポイントをテーマ別に紹介しています。また、ガクチカと自己PRの違いや、企業が評価するガクチカの要素なども説明しています。

ぜひこの記事を参考に、自分のエピソードをガクチカとして仕上げていきましょう!

ガクチカとは?

ガクチカとは、「学生時代力を入れたこと」の略です。

ガクチカはその意味のとおり学生時代に力を入れたこと・頑張ったことをアピールする項目です。授業やゼミ・サークルを含めた大学生活、アルバイトやインターンなどの就業経験、ボランティアなどの社会貢献活動など、大学時代の経験や困難を乗り越えたエピソードがガクチカの回答になります。

株式会社学情の調査によると、大学 2 年生の 7 割以上がガクチカを意識した活動を実施しており、一方で自分のガクチカに自信を持てる学生は全体の 1 割強にとどまるというデータがあります。

このことから、多くの学生が「ガクチカ」の重要性を理解して行動している一方で、「自分の経験を企業にどう伝えればよいのか分からない」と悩んでいることが分かります。そのため、どのように書くべきか構成やコツなどをつかむことが非常に重要といえるでしょう。

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ガクチカと自己PRの違いとは?

ガクチカと自己PRは何が違うのでしょうか?
以下はガクチカと自己PRの違い一覧表になっています。
ガクチカと自己PRの違い一覧表
‌以下より詳しく解説していきます。

‌ガクチカは「プロセス」を重視

ガクチカでは、どのように物事に取り組める人なのかという再現性が重視されます。企業が見ているのは成果の大きさではなく、そこに至るまでのプロセスです。

具体的には、課題に対してどのように向き合い、どんな工夫や行動をしたのかが評価のポイントになります。単に「頑張った」という事実だけでなく、「なぜその行動を選んだのか」「どんな考えで意思決定したのか」といった思考の部分まで言語化できているかが重要です。

面接では「他に方法はなかったのか」「なぜその選択をしたのか」といった深掘りがされるため、行動の背景にある価値観や判断基準まで整理しておくことが求められます。プロセスを具体的に伝えられるかどうかが、ガクチカの評価を大きく左右します。

自己PRは「能力・スキル」を重視

一方で自己PRは、「入社後にどのように活躍できる人材か」を伝えるものです。ガクチカとは異なり、主役はエピソードではなく「能力・スキル」といった強みそのものにあります。

エピソードはあくまで、その強みを裏付けるための材料です。そのため、「自分にはどんな能力があり、それをどのように発揮してきたのか」を明確に伝えることが重要になります。

また、自己PRでは強みを述べるだけでなく、「その強みを活かして企業にどう貢献できるのか」まで示す必要があります。例えば、「コミュニケーション能力がある」といった抽象的な表現では不十分で、「どのような場面で発揮し、どんな成果につなげたのか」まで具体化することで、説得力が高まります。

企業ごとに求める人物像に合わせて、強みの活かし方を言語化できるかが評価の分かれ目です。

‌ガクチカと自己PRに一貫性は必要か

結論として、ガクチカと自己PRで異なる強みをアピールすること自体は問題ありません。ただし、まったく関連性がない内容だと、面接官が人物像をイメージしにくくなってしまいます。

そのため重要なのは、「大枠での一貫性」を持たせることです。たとえば、ガクチカでリーダーシップを、自己PRで課題解決力をアピールする場合でも、「チームで成果を出すために主体的に動ける人」という共通点があれば、一貫した人物像として伝わります。

つまり、エピソードや強みが異なっていても、「どんな価値観で行動する人なのか」という軸がぶれていなければ問題ありません。むしろ、この軸が明確であるほど、企業側にも再現性のある人材として評価されやすくなります。

このように、ガクチカと自己PRは役割こそ異なりますが、最終的には一人の人物像としてつながっていることが重要です。次の章では、具体的に一貫性を持たせる方法について解説していきます。

‌就活でガクチカが聞かれる理由

では、なぜ企業はガクチカを聞くのでしょうか?ここからは、企業がガクチカを聞く理由について解説します。

▼企業がガクチカを聞く理由
・求める人物像にマッチするか確認するため
・人間性や価値観を知るため
・何に挑戦し、どのように努力してきたか知るため

以下で詳しく解説していきます。

求める人物像とマッチするか確認するため

企業は、エピソードから自社が求める人物像とマッチしているかを判断しようとしています。

例えば、ミスなく完璧な仕事をすることを目標としている企業があるとします。そんな中で、失敗を恐れずにチャレンジ精神をもって物事に取り組む行動特性を持っている学生が応募してきたとしましょう。この場合、求める人物像とはマッチしないと判断され、不合格となることがあります。

求める人物像や企業文化と一致しない人材の採用は、企業と学生の双方にとって良くない結果を生んでしまいます。そのためガクチカを聞いて学生の物事への取り組み方を知ることで、企業と学生のミスマッチを防いでいるのです。

人間性や価値観を知るため

企業はガクチカを通し、就活生の人間性や価値観を知ろうとしています。

企業側は人間性が低い人や価値観が自社の社風と合っていない人を採用したくはありません。就活生の過去のエピソードを聞き、それを深掘りしていくことで、その人の個性・物事に対する考え方・大切にしていることなどを探っています。

何に挑戦し、どのように努力してきたかを知るため

企業はガクチカを知ることで、学生がどのように努力してきたかを知ろうとしています。

リクルート就職みらい研究所の就職白書2023によると、『学生時代に力を入れたこと(いわゆる「ガクチカ」)で評価すること』として、80.9%の企業が『力を入れたことへの取り組み方』を、78.5%の企業が『力を入れたことから学んだこと』と回答しています。
学生時代に力を入れたこと(いわゆる「ガクチカ」)で評価すること
【参考】就職みらい研究所『就職白書2023』
企業は力を入れたことそのものやそれによる成果ではなく、どのように取り組み、努力してきたかを重視しているのです。ガクチカでは自分がどのように努力したかが伝わるようにアピールしましょう。

‌ガクチカで高評価を得るポイント5選

ここでは、高評価が得られるガクチカを書くポイントを5つご紹介します。さらに、企業がガクチカを見る際に評価している要素も説明しています。

▼ガクチカで高評価を得るポイント5選
①数字・固有名詞を用いて具体的に書く
②取り組んだプロセスを軸に伝える
③企業が求める人物像に合わせる
④論理的な文章を意識する
⑤語尾をととのえる

以下で詳しく解説していきます。

①数字・固有名詞を用いて具体的に書く

ガクチカから得た学びはほかの学生と内容が被ることがあります。そこで大切になってくるのが、エピソードの具体性です。最終的に同じような学びがあったとしても、その内容にオリジナリティや具体性があれば、採用担当者の印象に残りやすくなります。

例えば、下記のような具体性のないガクチカではどう力を入れたのか想像しにくく、魅力的なガクチカとは言えないでしょう。

【具体性のないガクチカの例】
私が学生時代に力を入れたことは、アーチェリー部の活動だ。試合で勝つために必死で練習を行った。その結果、大会で優秀な成績を残すことができた。

【具体性のあるガクチカの例】
私が学生時代に力を入れたことは、アーチェリー部の活動だ。関東1位を目指すため、週5の部活動の練習に加え、毎日1時間の自主練習を3年間毎日続けた。その結果、練習の成果が実を結び、大学3年の大会では関東1位を達成することができた。
【具体性のないガクチカの例】では、アーチェリー部の活動を頑張っていたことは分かりますが、どれくらい頑張ったのか、どれくらい凄い賞をとったのかイメージがつきにくいですよね。
【具体性のあるガクチカの例】では、「必死で」「優秀な成績」などのあいまいな表現を減らし、具体的な数値や実績を用いています。誰でも分かる数値や実績を用いることで、より場面がイメージしやすく、魅力が伝わりやすくなりますよね。

エピソードに具体性を持たせることが説得力のあるガクチカを作成するコツです。

②取り組んだプロセスを軸に伝える

企業担当者は、ガクチカを通じて就活生の人柄や価値観を測ります。そのため、出した成果と同じくらい、プロセスも重要です。

ガクチカを書く際は、結果だけでなく「どのようなことを考え」「どのように行動し」「どのように改善したのか」と、過程をしっかりを伝えるようにしましょう。

③企業が求める人物像に合わせる

3つ目のコツは、企業が求める人物像に合わせてアピールすることです。

採用担当者に魅力的に感じるガクチカを作成するためには、企業の求める人物像を理解する必要があります。採用担当者に「この学生は自社で活躍してくれそう」と思ってもらえるよう、なぜそのような人物像を設定しているのかという、背景まで考えてみると良いでしょう。

自分の長所や強みが企業が求める人物像と合致しているかを見極め、適切にアピールしましょう。

④論理的な文章を意識する

ESを書く際は、ガクチカや自己PRの内容がどれほど優れていても、論理的に整理されていなければ採用担当者には伝わりません。読み手がスムーズに理解できる構成を心がけましょう。

以下は、一般的に言われる論理的な文章の特徴です。ぜひこれらを意識して、ガクチカや自己PRを書いてみましょう

▼「論理的」な文章の特徴
・結論が先に書かれている(結論ファースト)
・主張・理由・根拠・結果が整っている
・抽象→具体の流れが明確である
・一文が長すぎない
・前提が整っている

ガクチカの具体的な構成は「【テンプレ】ガクチカの書き方・構成を7STEPで紹介」でご説明していますので、ぜひご覧ください。

⑤語尾をととのえる

ガクチカを書き終わったら、語尾が整っているか確認しましょう。

ガクチカを書く際は「です・ます調」と「である調」のどちらを使って書いても問題ありません。しかし、同一エントリーシート上では、「です・ます調」もしくは「である調」のどちらかに統一しましょう。統一されていない場合、文章が読みにくく、稚拙に感じられてしまいます。

どちらの文体で書くかを事前に決め、しっかりと伝わりやすい文章に仕上げるようにしましょう。

‌【テンプレ】ガクチカの書き方・構成を7STEPで紹介

ガクチカが見つかったら、実際にガクチカを書いていきましょう。ガクチカを書く時には、以下の7つのSTEPで書き進めていきます。
‌ぜひ基本構成やガクチカの例をそのまま用いて、自分のエピソードでガクチカを書いてみましょう

▼ガクチカの基本構成
STEP1:結論
STEP2:挑戦したきっかけ
STEP3:目標や問題
STEP4:解決に向けた具体的な行動
STEP5:行動により得た結果・成果
STEP6:経験から学んだこと
STEP7:入社後どのように活かすか

▼7STEPに沿って書いたガクチカの例
STEP1:結論
私は居酒屋のアルバイトで主体的な行動力を身に付けました。

STEP2:挑戦したきっかけ
アルバイトを始めたきっかけは、人と話をすることが好きで、お客様との会話を楽しみながら接客のスキルを身に付けたいと考えたためです。

STEP3:目標や問題
店舗としては、常連のお客様が80%以上であり、売上がなかなか伸びないことが課題となっていました。

STEP4:解決に向けた具体的な行動
そこで、アルバイトのメンバーで協力しながら、料理や店内の雰囲気、接客の様子をInstagramで発信し、新規のお客様の獲得を目指しました。

STEP5:行動により得た結果・成果
その結果、新規のお客様が40%となり、売上も3割伸ばすことができました。

STEP6:経験から学んだこと
この経験から、自ら提案し、実行に移す姿勢が重要であることを学びました。

STEP7:入社後どのように活かすか
貴社でも、積極的に新しいアイデアを試行して現状を打破し、新しい結果を得るために行動します。

以下で詳しく解説していきます。

STEP1:結論

まずは、自分が何を頑張ってきたのか、何を得たのか結論を伝えましょう。

最初に結論を述べることによって採用担当者はその後の話の流れを掴みやすくなります。エピソードの背景から話し始めてしまうと、結論までの時間が長くなり、結局学生時代に何を頑張ったのかが伝わりづらくなってしまいます。

これはガクチカだけに限らず、自己PRや長所でも同様です。就活では結論ファーストを意識しましょう。

STEP2:挑戦したきっかけ

次に、なぜそれを頑張ろうと思ったのか、挑戦したきっかけを伝えます。

きっかけはできるだけ完結にまとめ、この後の「課題」や「解決に向けた行動」をメインに伝えるように意識しましょう。

STEP3:目標や問題

続いて、どのような目標を掲げたのか、どんな問題があったのかを伝えます。目標や問題を伝える際には、その時の状況をわかりやすく書くようにしましょう。
具体的には、「日商簿記準1級の合格」や「サッカー部員のモチベーションの差から練習がスムーズに進まなかった」等です。

STEP4:解決に向けた具体的な行動

次に、ガクチカで最も大切な要素である、解決に向けてどのように行動したのかを書きましょう。

目標を達成するため、問題を解決するために具体的に「どのような行動を起こしたのか」「なぜその行動を起こしたのか」は、採用担当者が一番気になるポイントです。
「努力した」「頑張った」といった抽象的な表現ではなく、具体的にどのような工夫を凝らしたかを伝えるように意識しましょう。

STEP5:行動により得た結果・成果

次に、その行動によって、どのような結果・成果が出たのかを伝えましょう。

この時、必ずしも大きな結果である必要はありません。思った結果が出なかったとしても、努力や工夫の過程を伝えることによって、内容に厚みを持たせることができます。

STEP6:経験から学んだこと

次に、この経験から得た学びを伝えましょう。

「主体的に行動することの重要性を理解した」「リーダーシップを培うことができた」など、端的にわかりやすくまとめましょう。この時、企業の求める人物像と関連させて、強みを伝えられると、企業とのマッチ度の高さをアピールすることができるでしょう。

STEP7:入社後どのように活かすか

最後に、この経験を入社後にどのように活かしていくかを伝えましょう。

ガクチカでは「経験から得た学びが企業の仕事に活かせるものである」ということをアピールする必要があります。具体的にどのような業務に活かすことができるのかを伝えることで、企業で活躍する姿をイメージしやすくなるでしょう。

文章構成を決めずに書き始めてしまうと、最終的に何を伝えたいのかわからない冗長な文章になってしまいます。ガクチカを書く時には、この7STEPに当てはめて考え、エピソードを整理して伝えましょう!

【テーマ別6選】ガクチカの例文・書き方のコツを紹介

ここからは、ガクチカの例文を頑張った内容別にご紹介します。ここで紹介する例文は、全てガクチカの書き方で紹介した7STEPに沿って書いています。
例文を参考に、自分だけのガクチカを書いていきましょう!

①「アルバイト」のガクチカ例文

アルバイトのガクチカを書くときのコツ・例文は以下の通りです。

▼「アルバイト」ガクチカの書き方のコツ
・課題を数字や具体的な状況で示す
・自分が主体的に改善した行動を明確にする
・成果は「定量+定性」のセットで書く

▼「アルバイト」のガクチカ例文
‌私が学生時代に力を入れたことは、カフェのアルバイトです。特に忙しい時間帯の業務効率を向上させるために、スタッフ間の連携に関する取り組みを行いました。
現行のシステムでは注文の取り込みや処理に時間がかかり、スタッフ間の連携ミスが原因でクレームが多発していました。この問題を解決するために、まず新しいオーダーシステムを提案しました。さらに、スタッフ間の連携ミスを改善するため、定期的なミーティングを設け、情報共有やフィードバックの機会を確保しました。
これらの取り組みの結果、クレーム数は半減し、売上は20%向上しました。この経験を通じて、チームでの連携の大切さと、問題解決に向けて自発的に行動することの重要性を学びました。貴社に入社後も、チームで連携することでより大きな成果を残したいと考えています。

②「サークル活動」のガクチカ例文

サークル活動のガクチカで書くときのコツ・例文は以下の通りです。

▼「サークル活動」ガクチカの書き方のコツ
・サークル特有の課題を提示する
・企画性・発信力・巻き込み力をアピールする
・組織の変化や人数増加など明確な成果を書く

▼「サークル活動」のガクチカ例文
‌私が学生時代に力を入れたことは、サークル活動です。所属する〇〇サークルでは入会者が年々減少しており、前年は定員の半数しか集まりませんでした。最大の課題は「活動の雰囲気が伝わりにくい」点にあると考え、私は「参加しやすさ」と「親しみやすさ」を重視した企画を立案しました。交流メインのゲームやワークショップを実施し、SNSで活動内容も発信。さらに、全メンバーに役割を分担することで、効率的な準備体制を整えました。その結果、参加者は前年の1.5倍、入会者は2倍となり、サークルの雰囲気も明るくなったと好評を得ました。この経験から、課題を的確に捉え、周囲を巻き込みながら解決に導く力を学びました。貴社でも、現場課題に主体的に取り組み、成果に繋げていきたいと考えています。

③「ゼミ・研究室」のガクチカ例文

ゼミ・研究室のガクチカで書くときのコツ・例文は以下の通りです。

▼「ゼミ・研究室」ガクチカの書き方のコツ
・研究の目的や課題を初学者でも分かる言葉で説明する
・自分の役割や工夫した学習方法を示す
・ゼミ全体への波及効果を書く

▼「ゼミ・研究室」のガクチカ例文
‌私が学生時代に力を入れたことは、ゼミの研究活動です。分子化学研究室に所属し、ゼミのメンバーとともに、新規蛍光性化合物の設計と合成を行いました。
研究を本格的に始動するためには、応用的な理論を取得する必要があり、ゼミに入って4か月間は勉強に時間を割かれてしまいました。私と同じような状況の学生が多くいたため、専門書を購入して分かりやすいようにまとめ、ゼミ生に共有しました。その結果、ゼミ生の理解が広くなり、ゼミ全体の質も向上しました。
次年度も同じような状況が続くと考えられるため、後輩にも引き継いでいきたいと考えています。

④「学業」のガクチカ例文

学業のガクチカで書くときのコツ・例文は以下の通りです。

▼「学業」ガクチカの書き方のコツ
・学業に取り組む目的を明確にする
・学習方法や工夫を具体例で示す
・成績や資格などの結果を数字で出す

▼「学業」のガクチカ例文
‌私が大学時代に力を入れたことは、心理学の勉強です。将来は、臨床心理士として苦しむ人を救いたいと考えています。しかし、私の家庭は決して裕福ではなく、無理を言って現在の大学に進学させてもらいました。私は、自分の夢を諦めずに、親の負担を減らしたいと考え、入学後1年間の成績によって支給が決定する奨学金の取得を目指しました。そのためには400人中1位の成績を取る必要がありました。臨床心理士という夢をかなえるためには、実践的な難しい授業も取得する必要がありましたが、日々の努力を欠かさず、ひたすらに勉強に取り組みました。その結果、目標としていた奨学金をいただくことができました。
この経験から、大きな目標を達成するためには、日々の努力の積み重ねが不可欠であることを学びました。今後もどんなに困難な課題にぶつかっても、粘り強く努力を続けることで目標を達成していきます。

⑤「ボランティア活動」のガクチカ例文

ボランティアのガクチカで書くときのコツ・例文は以下の通りです。

▼「ボランティア」ガクチカの書き方のコツ
・支援対象の課題を客観的に説明する
・相手のために工夫した点を強調する
・相手の変化を成果として書く

▼「ボランティア」のガクチカ例文
‌私が学生時代に力を入れたことは、地域の子どもたちへの学習支援ボランティアです。学習塾には通うことのできない小学生に向けて学習支援を行いました。
参加者は10名で、みんな算数に課題を抱えていたため、算数に特化した学習支援を行いました。まずは、算数に興味を持ってもらうための工夫として、一緒に買い物に行きながらお金の計算をしたり、ケーキを切り分けながら分数について理解を深めたり、実践学習に重きをおきました。
その結果、ほとんどの生徒が40点から80点へと点数が上がり、何より、算数を学ぶことが楽しいと、笑顔で訪ねてくる子が増えました。
この経験から、自分の成長のためだけでなく、相手の成長のためにできることは何かを考え行動する視点を身に付けることができました。貴社でも、顧客の成長のために行動していきたいと考えています。

⑥「留学」のガクチカ例文

留学のガクチカで書くときのコツ・例文は以下の通りです。

▼「留学」ガクチカの書き方のコツ
・文化・言語の壁という課題を明確にする
・語学力向上や主体的なコミュニケーション努力を示す
・語学スコアや役割など数値・立ち位置で成果を書く

▼「留学」のガクチカ例文
‌私が学生時代に力を入れたことは、カナダへの留学です。Matcher大学へ1年間の留学を行い、法律について勉強をしました。
クラス内でグループディスカッションを行う機会がありましたが、様々な国の人が集まっているため、ちょっとした発音の違いやスラングによって、コミュニケーションが取れないといった問題がありました。実践経験を積むこと、TOEICの点数を伸ばすことが解決の近道であると考え、日々の勉強と積極的にコミュニケーションを取ることを意識して行動しました。
その結果、留学が終わるころにはグループのリーダーを務められるほどにまで語学力が上がり、円滑なコミュニケーションを取ることができるようになりました。また、帰国後のTOEICでは900点を取ることができました。
この経験は、貴社の国際的なビジネス環境で活かしていきたいと考えています。

ガクチカと自己PRに一貫性を持たせる書き方のコツ

ガクチカと自己PRは役割が異なるものの、最終的には「どんな人物か」を伝える点でつながっています。そのため、それぞれをバラバラに考えるのではなく、一貫した人物像を意識して書くことが重要です。

ここでは、一貫性を保ちながら評価を高めるための具体的なコツを解説します。
文章構成に違いを出す
同じエピソードを使う場合でも、構成を変えるだけでガクチカと自己PRは別物として伝わります。

自己PRでは、強みを軸にした構成が効果的です。
「強み → エピソード → 結果 → 入社後の活かし方」という流れにすることで、「何ができる人か」が明確に伝わります。

一方、ガクチカは経験のストーリーを重視します。
「結論 → 課題 → 行動 → 結果 → 学び」という構成にすることで、「どのように物事に取り組む人か」が伝わりやすくなります。

このように構成を意図的に変えることで、自己PRは能力の話、ガクチカは経験の話として整理され、読み手にも違いが明確に伝わります。
ガクチカと自己PRで強調する箇所を変える
一貫性を持たせるといっても同じ内容を繰り返すのではなく、強調するポイントを変えることが大切です。先ほども書いた通りガクチカでは、以下のような「プロセス」に焦点を当てます。

▼ガクチカで強調するべき「プロセス」の具体例
・どんな課題に直面したのか
・なぜその方法を選んだのか
・困難にどう向き合ったのか

こうした過程を丁寧に伝えることで、「粘り強く取り組める人」「工夫できる人」といった人物像が浮かび上がります。

一方、自己PRでは「能力・スキル」にフォーカスします。

‌▼自己PRで強調するべき「能力・スキル」の伝え方の例
・どんなスキルを発揮したのか
・どの場面で強みが活きたのか
・その結果どんな成果につながったのか

つまり、ガクチカは「どう頑張ったか」、自己PRは「何ができるか」を軸に書き分けることで、内容にメリハリが生まれます。

同じ強みや長所をそれぞれ言い換えて伝える

一貫性を持たせる最もシンプルな方法は、同じ強みを別の言葉で表現することです。例えば以下のような表現ができるでしょう。

▼「粘り強さ」という強みの例
・ガクチカ:粘り強く課題に向き合った経験
・自己PR:最後までやり抜く継続力
このように言い換えることで、同じ本質を保ちながら異なる切り口で伝えられます
全く違う強みをアピールしてしまうと、「結局どんな人なのか」が分かりづらくなってしまいます。そのため、軸となる強みは共通させつつ、表現や切り口で差をつけることが重要です。

【例文】ガクチカと自己PRの書き分け方

ここでは実際に一貫性がある場合とない場合の例文を見てみましょう。

【一貫性がある場合の例文】
【自己PR】
私の強みは、目標に向かって継続的に努力できることです。
私は大学祭実行委員として協賛企業集めに取り組みましたが、最初は断られることが続きました。しかし、提案方法の○○を課題として特定し、○○を改善しながら地道に行動を続けた結果、前年以上の協賛金獲得につなげることができました。
貴社に入社後も、困難な状況でも粘り強く努力を続け、成果につなげていきたいと考えています。

‌【ガクチカ】
私が学生時代に力を入れたのは、大学祭実行委員として協賛企業集めを担当した経験です。
当初は企業へのアポイントがなかなか取れず苦戦しましたが、企業ごとに提案内容を見直し、○○の改善を重ねながら粘り強く交渉を続けました。
その結果、前年を上回る協賛金を集めることができました。私はこの経験から、課題に対して諦めずに行動し続ける大切さを学びました。

‌【一貫性がない場合の例文】
【自己PR】
私の強みは、思い立ったらすぐ行動できる決断力です。
私は直感を大切にしており、その場の状況に応じて柔軟に判断しながら行動できます。
貴社でも、スピード感を持って新しいことに挑戦していきたいと考えています。

【ガクチカ】
私が学生時代に頑張ったのは、資格試験の勉強です。
毎日学習スケジュールを立て、苦手分野を少しずつ克服しながら継続的に勉強を続けました。
その結果、目標としていた資格に合格することができました。この経験から、計画的に努力を積み重ねる重要性を学びました。


「一貫性がある例文」では、「粘り強く努力を続けられる」という共通した人物像が伝わっています。
一方で、「一貫性がない例文」の自己PRでは瞬発力や直感的な行動力を強調しているのにもかかわらず、ガクチカでは計画的にコツコツ努力する姿勢をアピールしています。

このように、アピールする強みが大きく異なると、「結局どんな人物なのか」が伝わりにくくなってしまいます。軸となる強みは統一しつつ、切り口を変えて表現することが大切です。

ガクチカ・自己PRの探し方3選

いざ、ガクチカを書こう!と思っても、「自分は何を頑張ってきたんだろう?」「ガクチカが見つからない」と困っている方も少なくないと思います。

ここでは、ガクチカ探しに困っている人に向けて、就活で採用担当者に刺さるガクチカの見つけ方を紹介します。

▼ガクチカの探し方
①目標に向かって努力した経験を振り返る
②ほめられた経験を思い出す
‌③企業の求める人物像から過去を振り返る

以下で詳しく解説していきます。

①目標に向かって努力した経験を振り返る

ガクチカを探す際には、目標に向かって努力した経験を振り返ると良いでしょう。

部活動やサークル活動、バイトや日常生活で「大会で優勝する」「毎日ランニングする」のように、目標を定めて努力した経験はありませんか?

目標に向けてどのように努力し、努力したのかを具体的に伝えることで採用担当者に成長意欲を伝えることができるでしょう。

②ほめられた経験を思い出す

周りからほめられた経験をもとにガクチカを作成することも可能です。自分では当たり前と思って行動していたことが、周囲の人にとって優れた能力であると評価されることがあります。

例えば、「何事にも全力で取り組んでいて素晴らしい」とほめられた経験があった場合、真剣に物事に取り組む真面目さを示すエピソードとして伝えることができます。

これまでの出来事を振り返り、過去に自分を褒めてくれた人がいないか思い出してみてください。褒められた経験から自分の長所や強みを見つけ、説得力のあるエピソードとともにガクチカを作り上げましょう。

③企業の求める人物像から過去を振り返る

どうしてもガクチカとしてアピールする内容が思い浮かばないという時には、まずは企業の求める人物像を把握します。そして、その求める人物像に合致する行動をした経験がないかを振り返りましょう。

例えば、「新しいことに進んで挑戦する人」を求めている企業があるとします。そんな時には、自ら進んで挑戦した過去の経験が無いかを思い出してみてください。その経験をもとにガクチカを作成することによって、企業の求める人物像に合わせたアピールをすることができるでしょう。

‌ガクチカ探しに困っている人へ

‌ガクチカがなかなか見つけられない…という人はOB・OG訪問アプリのMatcherで社会人に相談してみましょう!
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どうしてもガクチカがないときの対処法3選

ここでは「ガクチカや自己PRのネタがどうしても見つからない…」という就活生に向けて、ガクチカがないときの対処法をご紹介します。

▼ガクチカがないときの対処法3選
①今までの経験を深掘りする
②気乗りしなかった経験も振り返る
③目標を決めてガクチカを作り出す

以下で詳しく解説していきます。

①今までの経験を深掘りする

まずは、バイト・サークル・授業・趣味・日常の習慣など、すでに取り組んできた経験を細かく振り返ってみましょう。大きな成果がなくても、課題に向き合った行動や工夫があれば立派なガクチカになります。

「なぜその行動をしたのか」「どんな工夫をしたか」といった視点で深掘りすると、意外と多くのエピソードが見つかるでしょう。

②気乗りしなかった経験も振り返る

気が進まなかったことや苦手だったことも、実はガクチカにつながるネタです。面倒なレポートやチームの雑務など、やりたくないことにどう向き合ったかは、企業が知りたい人柄を表します。

「苦手と向き合う力」は、社会人にとって高く評価されるポイントになります。

③目標を決めてガクチカを作り出す

本当にネタが見つからない場合は、これからガクチカを作っても問題ありません。短期間のものであっても、目標を設定し、計画的に行動すれば立派なガクチカになります。
例としては、資格勉強、SNS運用、運動習慣など、日常の中で挑戦できることがたくさんあります。

目標→工夫→成果の流れさえあれば、企業に評価されるストーリーが作れるでしょう。

「ガクチカ=強いエピソード」である必要はない

ガクチカというと「表彰された」「大きな成果を出した」といった強いエピソードが必要だと考える就活生は少なくありません。しかし、企業が本当に知りたいのはすごい成果ではなく、「どのように物事に向き合い、行動し、成長してきたのか」というプロセスです。

むしろ華々しい実績よりも、日常の中の小さな挑戦や、一見地味な取り組みのほうが、あなたらしさが伝わることもあります。例えば、苦手科目の克服、アルバイトでの小さな改善提案、生活習慣の見直しなども立派なガクチカです。

成果や実績、インパクトにとらわれず、どのように取り組んで成長したのかを素直にアピールしましょう。

ガクチカを書くときの注意点

ここでは、ガクチカを書いて提出する際に、気を付けるべき注意点をご紹介します

▼ガクチカを書くときの注意点
・社風や仕事内容にマッチしたエピソードを選ぶ
・大学以降のエピソードを使う
・盛りすぎないように書く
・専門用語はわかりやすく言い換える
・指定文字数の9割以上で記入する
・誤字・脱字に気をつける

以下で詳しく解説していきます。

社風や仕事内容にマッチしたエピソードを選ぶ

ガクチカは「その企業に合う人材か」を示す材料です。企業が求める人物像や働き方に近いエピソードを選ぶことで、選考の納得度が高まります。完全に志望企業に寄せる必要はありませんが、含めるワードは、採用HP・ミッションビジョンなどから引用できるとよいでしょう。

大学以降のエピソードを使う

原則ガクチカでは大学以降のエピソードを使うようにしましょう。

中学・高校のエピソードを中心に話してしまうと、直近で頑張ったことがないという印象を持たれてしまいます。ただし、設問で指定がある場合は大学以前のエピソードを書いてかまいません。

盛りすぎないように書く

成果をアピールしたいあまり、事実以上に話を盛ってしまうのはNGです。

不自然な数字や過度な誇張は、面接で深掘りされた際に矛盾が生まれ、評価を落とす原因になります。事実を正確に、かつプロセスを丁寧に説明することを意識しましょう。

専門用語はわかりやすく言い換える

専門用語を多用すると伝わりにくくなるため、読んだ人がパッと理解できるような工夫が必要です。自分のガクチカを初めて知る人に向けて、わかりやすく伝える意識を常に持ちましょう。

特に研究やゼミをテーマにガクチカを書く際は、簡単な言葉で説明したり、補足を加えたりする工夫が必要です。

指定文字数の9割以上で記入する

エントリーシートの設問には文字数指定があることが多いですが、その9割以上は埋めるのが基本です。短すぎると「思考が浅い」と判断されることもあります。

必要以上に長く書く必要はありませんが、文字数を活かしてしっかり伝える姿勢が求められます。

誤字・脱字に気をつける

どんなに良い内容でも、誤字・脱字があるだけで印象がマイナスになります。特に提出前は必ず見直し、できれば第三者にチェックしてもらうと安心です

基本的なビジネススキルとしての丁寧さを示す意味でも、誤字・脱字の確認は必須です。

‌【Q&A】ガクチカ・自己PRを書く時のよくある疑問

ここでは、ガクチカ・自己PRを書く時に学生の皆さんが疑問に思っていることを解決していきます!

‌Q1:ガクチカと自己PRは同じエピソードを扱っても良い?

同じエピソードを使っても問題ありません。ただし重要なのは、「何を伝えるか」を明確に分けることです。

実際、学生時代に最も力を入れた経験が一つというケースも多く、その場合は同じエピソードを深掘りして使うほうが、内容に一貫性が出て説得力も高まります。
ただし、先ほども書いた通りガクチカと自己PRでは見るべきポイントが異なります。紹介した視点を意識して書き分けることで、同じエピソードでも印象は大きく変わります。

逆に、書き分けができていないと「同じ話を繰り返しているだけ」と捉えられてしまうため注意が必要です。

Q2:ガクチカと自己PRが似た内容になってしまう場合の対処法は?

「企業がその質問で何を見ているのか」を明確にしてから書くことが重要です。

ガクチカと自己PRが似てしまう原因の多くは、「エピソードを変えなければいけない」と考えてしまうことにあります。しかし本来大切なのは、エピソードそのものではなく、質問の意図に合わせて視点を変えることです。

ガクチカは、「どんな課題にどう向き合い、どのように乗り越えたのか」というプロセスを見るための質問です。したがって、経験そのものを主語にしてストーリーとして伝えることが求められます。

一方、自己PRは「あなたの強みは何か、それをどう活かせるのか」を確認するための質問です。そのため、自分の強みを主語にして、エピソードはあくまで裏付けとして使うのがポイントになります。

もし内容が似てしまっていると感じた場合は、「今の回答は企業の質問意図に答えられているか?」と立ち返ってみてください。エピソードを無理に変えるよりも、この視点を意識することが、最も効果的な対処法です。

Q3:ガクチカと自己PRはどちらに力を入れるべき?

どちらか一方に偏るのではなく、役割の違いを理解したうえで両方をバランスよく磨くことが重要です。

ガクチカは、あなたがこれまでどのような経験をしてきたのかを伝えるパートです。一方で自己PRは、その経験を通じて培った強みや価値観を企業に示す役割があります。

企業はガクチカと自己PRの2つをセットで見ることで、「どんな行動を取ってきた人なのか」と「どんな力を持っているのか」を判断しています。つまり、ガクチカと自己PRはそれぞれ単体で評価されるものではなく、組み合わせて初めて意味を持つものです。

例えば、ガクチカで具体的な経験を詳しく説明できていても、そこから得た強みが曖昧であれば「結局何が強みなのか分からない」と判断されてしまいます。逆に、自己PRで強みをしっかり語れていても、それを裏付ける経験が弱いと説得力に欠けてしまいます。

まずはガクチカで伝えるエピソードを整理し、その中で発揮した行動や工夫を明確にします。そのうえで、そこから導ける強みを自己PRとして言語化すると、自然と一貫性のある内容になります。

どちらに力を入れるかで悩むよりも、2つをセットで磨き上げることが内定に近づくポイントと言えるでしょう。

Q4:ガクチカ・自己PRは使いまわしても良い?

ガクチカは使いまわしても問題ありません。

就活が本格的に始まると、時間との勝負になってきます。締め切りまでに何枚ものESを作成しなくてはならず、「ガクチカを使いまわしたい!」と考えるのはごく自然なことです。

しかし、志望動機や企業独自の質問は、企業に合わせて回答することで志望度の高さがアピールできるため使いまわさないほうがいいでしょう。その一方で、ガクチカや自己PRは、自分自身についてアピールすることなので、使い回しても問題ありません。

ただし、企業によっては書き換えることも必要です。企業は求める人物像とマッチしているか、どのように業務で生かしてくれるかを評価をしています。

相反する経験を重視している2つの会社にESを提出する際、2社それぞれでガクチカを書き換えることによって、どちらの会社からも良い評価を得ることが可能です。
そのため、ベースとなるエピソードは使い回して大丈夫ですが、企業の質問や求める人物像に合わせて微妙に表現を変えるようにしましょう。

Q5:ガクチカ・自己PRで嘘をついたらばれる?

「ガクチカで書く経験がみつからないけど、嘘をついてもバレなければ大丈夫」と考えてしまっている人はいませんか?
必ずばれるというわけではありませんが、ガクチカのエピソードの深掘りをされた際に、嘘であるとばれる可能性は十分あります。
‌ここでは、嘘をつくことでどのようなリスクがあるのかをお伝えします。
リスク①嘘をつく行為がストレスになる
嘘をつくと、後ろめたさや不安などの精神的な負担がかかります。内定・入社後も「嘘がばれてしまうかもしれない」と不安な気持ちが付きまといます。
リスク②企業にバレた場合、不合格になる可能性がある
企業は、採用する社員の誠実さや信頼性を重視しています。そのため、嘘をつくと業務上でも嘘をつく人物であると判断され、不採用になるかもしれません。

内定をもらった後でも、嘘がバレてしまうと内定取り消しのリスクが生じます。
リスク③深掘り質問に対応出来ない
基本的にガクチカの深掘りは選考が終盤に近づく程厳しくなります。

「バイトリーダーとして収益を改善したのに、何をどのように改善したのか、その結果どれくらい収益が改善されたのか話せない」
「部活動で成果を上げたのに、その過程を分かりやすく説明できない」

など嘘のエピソードは具体性に欠けており、深堀り質問に対応できないケースが多いです。

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‌ガクチカと自己PRの違いを理解して就活を進めよう!

‌これまでガクチカや自己PRについて説明してきました。
ガクチカは、実際に自分の手で書いてみることが大切です。‌この記事を参考に、ガクチカと自己PRに一貫性を持たせたESを作りましょう。

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