【新卒】就活ノートって意味ある?作り方と活用方法を解説
2023/12/28
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就活ノートって意味ある?
「就活ノートを書いている人が周りにいるけど、自分も書いたほうが良いのかな」
「ノートを書きたいけど何をすればいいのかわからない」
と思っている人はいませんか?
就活生の63.3%が就活ノートを活用しているということがリクナビの調査によって明らかになりました。
しかし、ただ就活の記録をまとめるだけでは就活ノートを作成する意味はありません。
この記事では、就活ノートの書き方や、目的、作成時のポイントなどについて解説しています。
デジタルでの就活ノートの作り方についても触れているので「手書きでノートを書きたくない」と思っている人もぜひ参考にして、就活ノートを作ってみてくださいね。
就活ノートとは?
就活ノートとは、就職活動で必要な情報を整理しておくノートのことです。
自己分析や説明会などに参加して得た情報、企業情報、選考スケジュールなど、就職活動に必要な情報を記録します。
就活ノートに記載する内容は大きく分けて、次の3つです。
①自己分析に関すること
②業界・企業研究に関すること
➂スケジュールや進捗管理に関すること
就活ノートには、企業ごとのページを作って選考内容を書き込むことで、振り返りや比較がしやすくなります。これにより、業界や企業への理解を深めることもできます。
書き方や、記載する内容などはこの後詳細に解説します。
就活ノートを作るメリット
就活ノートを作成するメリットは
・スケジュール管理がしやすくなること
・自己分析につながること
・就活の情報を網羅的に確認できること
の3つです。
それぞれ説明します。
スケジュール管理がしやすくなること
1つ目はスケジュール管理がしやすくなることです。
複数社に並行して選考に参加するうえ、サークルや学業などで就活生のスケジュールはパンパンです。
就活ノートを作成することで自分の就活のスケジュールを把握できます。
適切な方法でスケジュールを管理することで
「面接の存在を忘れてぶっちしてしまった」「SPIの締め切りを逃してしまった」といった就活のあるあるトラブルを回避できるのです。
自己分析につながること
2つ目は自己分析につながることです。
就活ノートに自分自身の考え方や面接時の感想を書いておくことで、
自分がどんな雰囲気の企業と相性がよいのか
自分のキャリアに対する考え方
を客観的に把握することができます。
もちろん選考時も参考になりますが、内定を複数獲得した際に比較検討する材料にもなります。
就活の情報を網羅的に確認できること
3つ目は就活の情報を網羅的に確認できることです。
ノートに情報を整理しておくことで、情報を把握するための手間を減らし、面接対策などより本質的な選考対策に時間をかけられます。
就活ノートはいつから書き始めるべき?
就活ノートは就活を始めるタイミングで書き始めるのがおすすめです。
就活が本格化して来ると、SPIや面接対策などやるべきことが増えていき、就活ノートの作成に時間を割くのが難しくなります。
そのため、3年生の夏までには就活ノートの作成に着手し、就活が本格化した際に就活ノートをうまく使いこなせるように準備をしておくとよいでしょう。
なお、就活のスケジュールについては以下で詳しく解説していますので参考にしてください。
就活ノートの主な機能・書くべきこと
就活ノートの重要性を説明してきました。
ここからは就活ノートの機能や書くべき要素について解説します。
①スケジュール管理
1つ目の機能はスケジュール管理機能です。
就活生は複数の企業を並行して受けているため、スケジュール管理に苦労している人もいるのではないでしょうか。
就活ノートに選考スケジュールや、イベント日程、学業・部活動等の予定をメモしておくことでスケジュール管理ミスによるトラブルを防げます。
【記載すべき事項】
・インターンシップの日程
・インターンシップ選考の日程
・会社説明会の日程
・エントリーシートの提出期限
・Webテスト・筆記試験の日程
・面接試験の日程
・内々定の承諾期限
・正式内定の予定日
②企業研究
2つ目は企業研究です。
企業研究をした内容をノートにまとめておくことで、面接前に見返すことができたり、志望動機を書く際に役立ちます。
【記載すべき事項】
・基本情報
・経営理念
・業績
・事業内容とその特徴
・強み
・弱みや課題
・同業他社との違い
・求める人物像
・社風
・将来性
・給与・年収
・福利厚生
・勤務地や転勤について
・休日など
・選考フロー
企業研究ノートの書き方については以下の記事でさらに詳しくまとめているので参考にしてください。
➂自己分析
3つ目は自己分析です。
自己分析では自分の長所や短所、自己PRや自己紹介など、自分に関連している事柄をまとめていきます。
自己分析は段々掘り下げていく中で変化することもあるため、自己分析の変遷をまとめる点においても、就活ノートに書いておくことで自分のことをより深く知ることができるようになるでしょう。
業種や職種、どんな働き方がマッチしているかを知るためにも、ノートにまとめておくと便利です。
【記載すべき事項】
・will:自分自身の欲求
・can:自分自身の能力、スキル、強み
・must:社会的に必要とされていること
・興味・関心(就活の軸)
・長所・短所(アピールポイント)
・将来の目標(キャリアプラン)
・他己分析の結果
④選考振り返り
4つ目は選考の振り返り機能です。
面接で聞かれた質問やその対応、よかったところや改善点を記録しておきましょう。
それによって、選考のたびに改善点を洗い出すことができ、面接やグループディスカッション等でのふるまいを改善できる可能性があります。
【記載すべき事項】
・面接で聞かれた質問とその返答
・面接官の反応
・面接官によるフィードバック内容
・面接でうまくいったこと
・面接で失敗したこと
・面接時に感じた企業の印象
・面接の感想
・インターンシップでの実施事項
・自分の役割
⑤OB・OG訪問の記録
5つ目はOB・OG訪問の記録です。
【記載すべき項目】
・話を聞いた社員の名前
・部署
・特徴
・相手の印象
・質問で印象に残った回答
・OB・OG訪問の感想
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就活ノートに使えるアプリ
「就活ノートを手書きするのはめんどくさい」という方向けに就活ノートとして活用できるアプリを紹介します。
Trello
1つ目はTrelloです。
『Trello』はタスク管理アプリのことで、無料で活用できます。
Trelloはボードと呼ばれる画面上にリストを作成し、その中に志望企業の単位でカードを作成しましょう。
カードの中にはメモやスマホで撮った写真、PDFなどが格納できます。
Trelloを活用することで、企業ごとの情報を簡単に集約・整理することが可能になります。
Onenote
2つ目はOnenoteです。
Onenoteは、microsoftが提供している無料デジタルノートアプリです。
Onenoteは、単に文字を入力するのみならず、表や画像を挿入できます。
好きな場所に図表を入れたり、文字を入力できるため、まさにノートと同じ使い方ができるのもメリットの1つといえます。
また、手書きで書き込むこともできるため、手書き派の方にもオススメです。
就活ノートのテンプレートは以下のページからダウンロード可能です。
就職活動ノート - 無料テンプレート公開中 - 楽しもう OfficeNotion
3つ目はNotionです。
Notion(ノーション)は、メモやタスク管理、Wiki、データベースなどさまざまな機能を一元的に使うことができるクラウド型の万能アプリです。
たくさんの機能が1つのサービスに集約されているため、就活ノートをNotionで完結できます。
タスクにタグを付けることで、就活のこまごまとしたタスクを適切に管理・実施できるようになるでしょう。
テンプレは以下のサイトからダウンロードできます。
就活ノートの選び方
ノートは手書き派!な皆様のためにオススメの就活ノートをまとめました。
就活手帳
就活手帳は「絶対内定」という就活のベストセラー本から生まれた手帳です。
手帳内には
月間・週間カレンダー
今月やることリスト
就活ノウハウ集
直前チェックリスト
企業管理シート
が盛り込まれており、自己分析、業界選び、エントリーシート、面接、インターンシップ対策、スケジュール管理まで1冊で完結できます。
就活TECHO
2つ目は就活TECHOです。
手帳が上下に分離しているため、上下の組み合わせ次第で「月間予定」「週間予定」「面接スケジュール」「企業情報」を同時に確認・管理できます。
手帳が上下に分離しているため、上下の組み合わせ次第で「月間予定」「週間予定」「面接スケジュール」「企業情報」を同時に確認・管理できます。
日付フリー方式なので、購入したタイミングにあわせて手帳を使い始められるのも特徴です。
大学の時間割を書き込める欄もあるため、就活以外のタイミングでも便利なアイテムです。
【参考】就活TECHO 時間管理の決定版
無印良品・100均のノート
もちろん、就活用のノートだからといって特別なものを用意する必要はありません。
無印良品のノートや100均で購入したノートであっても、就活ノートとして活用できます。
そういった市販のノートを活用する際は、下図のようなルーズリーフを補充できるリフィルノートがおすすめです。
就活生は様々な企業の選考に参加するため、ルーズリーフを補充できる形のノートのほうが利便性が高いためです。
オススメの就活ノートの大きさは?
就活ノートのサイズに規定はありませんが、A5サイズ(A4の半分)程度がおすすめです。
OB訪問やインターンの時など、就活ノートを持ち歩く場面はままあります。
それを考慮すると、ある程度の情報を書き込むことができ、かつ持ち運びに便利なA5サイズのノートがおすすめといえるでしょう。
就活ノートを効果的に活用するために
最後に就活ノートを効果的に活用して、内定に近づくためのポイントを解説します。
就活ノートを作ることを目的にしない
最も重要なのが就活ノートの作成を目的にしないことです。
就活は情報量が多いため、ノートを作成するのにはある程度手間がかかります。
そのため、就活ノートを作って満足という状況に陥りやすいです。
就活ノートはあくまでも自分自身の選考の参考になるものです。
就活ノートの作成をゴールにしないように注意しましょう。
就活ノートは1つにまとめる
就活ノートは1つにまとめるようにしましょう。
例えば、スケジュールは手帳で管理して、ESはword、企業研究はメモアプリで、、、という風にツールを複数取り入れると管理が追いつかなくなってしまい、見落としが起きてしまう可能性があります。
テンプレを活用する
就活ノートを作成する際は、積極的にテンプレを取り入れて作業を効率化しましょう。
繰り返しになりますが、就活ノートは情報の網羅性が重要です。
しかし、自分で必要事項を洗い出してまとめる作業には時間がかかります。
テンプレを活用することで作業の手間を削減し、ノートの内容を深めることに時間を割くことができるでしょう。
おわりに
いかがでしたか?
この記事では効果的な就活ノートの書き方について説明してきました。
是非この記事を参考に就活ノートを作成して、納得の内定を獲得しましょう。
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