【就活早期化】大学2年生の夏こそインターンに行くべき5つの理由

2022/09/02
OB訪問のマナー
目次
1.
‌①大学2年生からのインターン応募は意味無い?
2.
②インターンの種類の紹介 (長期、短期)
3.
‌③長期インターンに参加するメリット
4.
‌⑤長期インターン生は就活にも強い?
5.
⑥長期インターン参加時の注意点
6.
‌⑦どんな企業がおすすめ?
7.
⑧長期インターンの探し方
8.
Matcherで長期インターンシップ経験者の先輩のお話を聞いてみよう

就活の早期化に伴い、「大学2年生だけどインターンに参加すべき?」「長期インターンの探し方がわからない」という声を多くいただくようになりました。


そこで今回は就活に不安を持つ大学2年生向けにインターンシップの種類や内容から探し方、注意点まで1から解説していきます。

インターン参加時の参考になれば幸いです。


就活を成功させるために欠かせない存在となりつつあるインターンシップ。マイナビの調査によると、2018年卒の学生のインターンシップ参加率は5年連続増加の65.2%となっています。多くの学生が早期からインターンシップに参加しているのです。

みなさんの中にもインターンシップへの参加を検討している人が少なくないでしょう。

ところで、みなさんが参加を検討しているインターンシップ。どのような目的で参加するのでしょうか?目的意識を持ち、その目的を実現するための目標設定ができていなければ、インターンシップは有意義なものになりません。


せっかく時間を割いてインターンシップに参加するわけですから、多くの学びを得たいところ。この記事では、インターンシップにおける目標設定のポイントについて説明します。記事を参考に、インターンシップを有意義なものにしていただければ幸いです。

‌①大学2年生からのインターン応募は意味無い?

インターンシップは文系・理系問わず大学2年生から参加することが可能なため、決して無意味ではありません。
むしろ早くから行動することができれば、就活本番で周りに大きな差をつけられるでしょう。 
ただし、3年生のみをインターンとして受け入れる企業も少なくないため、大学2年生を受け入れる企業を調べた上、応募する必要があります。
時間の余裕がある今のうちに就活の第一歩を踏み出してみませんか?

②インターンの種類の紹介 (長期、短期)

‌インターンは期間ごとに「短期インターン」「長期インターン」に大別されます。
短期インターンの場合は、企業側の採用活動の一環であることが多く、長期の場合は就業体験の側面が強いです。

(1)短期インターンシップとは 

短期インターンは大学3年生から4年生を対象とした、いわゆる「1dayインターン」「サマーインターン」「ウィンターインターン」と呼ばれるイベントを指します。

これは企業理解を目的としているため、内容は説明会やグループワーク等の内容が主であり、実際の仕事を体験することはできません。
また、期間は1日から1ヶ月程度であることがほとんどです。
そのため気軽に参加することができ、様々な企業を効率よく理解できる点に強みがあります。

(2)長期インターンシップとは

長期インターンは、全学年を対象としており、就業体験を通じたビジネススキルの獲得を目的としています。
アルバイトと異なり社員と同様の裁量権が認められるため、経験の幅が広がることで実務経験やスキルを身につけることができます。
基本的に実務に携わるので、社風や仕事内容が自分に合うかを見極められることがメリットです。
インターンシップを調べる様子

‌③長期インターンに参加するメリット

‌インターンシップの種類・特徴について解説してきました。個々からは大学2年生でも参加できる長期インターンに取り組むメリットを紹介します。

(1)お金を稼げる

 短期インターンは無償での参加になるのに対して、長期インターンはアルバイトと同様に時給が支払われます。
多くの企業では時給1000〜1500円程度に加えて、交通費が支払われるという形式のようです。
‌社会人に近い経験をしながら給料を受け取ることが出来るのは魅力的ですね。
ただし、雇用形態が時給制か業務委託制かによって働き方や扶養範囲の基準が変動しますので応募先企業の雇用形態は注意深く確認しましょう。

(2)スキルが身につく

 長期インターンの職種は営業からシステムエンジニア、デザイナーまで多種多様です。そのため自分自身の興味関心や、将来の志望に合わせたインターン先を見つけられます。
‌長期インターンを通じて一足早く実務経験を積むことで、他の志望者と差別化が可能です。

 社会人と働くことを通じ、実践の中でビジネスマナーの基礎を身につけることができます。誰も教えてくれない「正しいスーツの着方」や「飲み会の席順」など、社会人にとって必要なルールを数多く経験することになります。
この経験は就職活動本番はもちろん、社会人になってからも役立つでしょう。

‌(3)リアルな職場の雰囲気を知ることができる

職場の雰囲気を肌で感じることが出来る点も、長期インターンシップならではの経験です。
既に志望業界や職種を定めている方にとっては、その仕事の現実を知ることができます。
‌それを通じて「○○の仕事は自分に向いていなさそう」「やっぱりこの業界が自分にはあっているな」といった新たな発見があると考えられます。
加えて、2年生であれば志望先が変わってしまっても本番に影響はほぼありません。
そのため、実情を知ることが出来る点においてもなるべく早く長期インターンに参加するべきでしょう。

(4)人脈が広がる

長期インターンシップでは、企業の社員と同じように働き、長い時間を一緒に過ごします。そこで、社員との人脈を掴むことができれば、関連する企業のOB訪問、人事の方とお話する機会もあるかもしれません。

そのため「〇〇という企業に行きたいから、〇〇出身の方が代表を努めている企業で長期インターンしよう!」といった基準でインターン先を選ぶのも良いでしょう。
また、インターンシップ生との人脈が得られることも大きいです。

インターンで知り合った友人と企業の情報を共有できれば、数年後の就職活動を有利に進めることができます。

以上のようにインターンで得た人脈は就職活動に活かせることはもちろん、その後の社会人生活においても大きな財産になります。
インターンシップ採用

‌(5)安定して働ける

長期インターンは、少なくとも3ヶ月間、長いものでは2年以上続けることができます。
中には大学1年生の夏から4年生まで継続して働き、大きく成長して卒業していく学生も少なくありません。
 就業期間に関しては一般的なアルバイトと同様の認識で問題ないでしょう。
また、企業によってはリモートワークを導入している場合があり、居酒屋やコンビニなどの接客業に比べて柔軟に働くことができます。

‌⑤長期インターン生は就活にも強い?

長期インターン生は就活に強いのか?
‌そんな皆さんの疑問に答えるべく、長期インターンに参加することで他の学生と差がつくポイントを解説します。

(1)再現性をアピールできる

 会社が学生を新卒で採用する際、その学生の強みが入社後に発揮されるかを重視しているため、学生の再現性を評価しています。
その再現性をアピールする際にも長期インターンを役立てることができるでしょう。
例えば、営業職の面接の際に長期インターンでの営業経験を話せば、それは「再現性」に直結します。
つまり、ビジネス経験のある学生の方が、企業に入ってからどんな働き方をするのかがイメージしやすいため内定に繋がりやすいのです。

(2)ガクチカとして話せる

長期インターン生の仕事は企業の利益を上げることです。
‌そのため売上を何%上げた、閲覧数を何回改善したなど、実績を定量的に話すことができます
面接官がその成果をイメージしやすく、評価が高くなる傾向にあります。
それに加え、志望動機に、実際に企業で働いた経験をもとに述べることが出来るため、説得力をもたせることも可能です。

(3)他の学生との差別化につながる

多くの学生は就活時、サークル、部活、バイトでの自分の活躍を話します。これらの経験が悪いわけではないのですが、どうしても内容が似てしまい、面接官の記憶に残りにくいです。

‌一方長期インターン経験者は、全体的に見てまだ数%と少なく、参加するだけで他の学生と差別化した経験を話すことができます。
また、業務経験を通じてついた実力は面接官の興味を引き、知識面、技術面からもアピールすることもできるため、大きな武器になります。

⑥長期インターン参加時の注意点

長期インターンは参加メリットも大きい一方で、注意点もいくつか存在します。
ここで注意事項をしっかりと確認し、充実した長期インターンシップライフをおくりましょう!

‌(1)【落単に注意】学業とのバランスをとろう

インターンに熱中しすぎると、授業の欠席や課題未提出がかさみ単位を落とすリスクが高まります。
2年生で単位を取りこぼしてしまうと、3年次に履修しなくてはならないコマ数が増加してしまいます。
そうなると、就職活動に専念できなくなってしまい、まさに本末転倒の状態に陥ってしまいます
‌インターンは責任も重く、業務内容も充実しており力を入れすぎてしまいがちですが、未来の自分のためにも学業最優先でインターンに取り組みましょう
インターンシップの注意点

‌(2)【土日は基本お休み】時間を上手に活用しよう

長期インターンの参加の最大の障壁は基本企業の就業時間内、つまり「平日の日中」しか働けないというところにあります。
それに加え、強いコミットメントが求められており、長期インターンの採用基準は「週平日20時間程度の勤務を6か月間以上続けられること」となっている場合が多いです。
そのため、できる限り午前中に講義を詰める、2コマ以上休み時間を確保する、全休の日を設けるなどの工夫が求められます。

(3)【バイト感覚では危険】やりがいの分重い責任が

アルバイトには基本マニュアルがあり、それに基づいた行動が求められます。一方インターンは企業の利益に直接関与する業務を行っているため、成果を出すことが求められ大きな緊張感があります。
アルバイトとは違い、インターンでは社員同等の働きが求められるため、バイト感覚で働くと周りとのギャップに苦しむことになります。その事態を避けるためにも長期インターンへの目的を定めてから参加することが重要です。

‌⑦どんな企業がおすすめ?

「インターン生を募集している企業が多すぎる…」初めてのインターンを応募する学生が抱える悩みの1つです。
ここでは、インターン先企業選びの評価基準や選ぶ際のヒントをいくつかピックアップしました。

(1)興味のある業界の企業

いくら成長意欲があったとしても、全く関心のない業務でのインターンを継続することは難しいでしょう。
そこで自分が将来働いてみたい業界の企業の中からインターン先を選定することは必須になります。
まだ興味のある業界をつかめていない場合は、知っているアプリを運営している企業にインターンに行くというパターンも考えられますね。

(2)自分の強みを活かせる企業

初めてインターンシップに参加する大学生は、難しく考えずに自分の特技を活かせる企業を探しましょう。
例えば、文章を書くことが好きだからライター職、人と話すことが好きだから営業職に挑戦してみるといった流れです。
自分の強みを伸ばすことでさらなる付加価値をつけられることも、特技を生かしたインターン先選びのおすすめポイントの1つになります。

(3)自分の目的にあったフェーズの企業

同じベンチャー企業であっても経営のフェーズや規模感は異なります。例えば、創業1年目で社長を含めて5人程度のスタートアップもあれば、既に上場を果たし、100人規模の企業も存在します。

前者であれば、かなり裁量権が大きく社長との距離も近いため、成長に繋がりやすいです。
一方インターンの受け入れ体制が整っていない、マンションの一室にあるオフィスに出勤することになるなどのデメリットも多くあります。

一方で上場済みの企業の場合、 社内環境が整っており、ロールモデルになりやすい先輩社員が多数います。
その反面規模が大きくなる分裁量が縮小していくというデメリットもあります。

⑧長期インターンの探し方

そもそもどうやって仕事を探せば良いのかわからない方向けに、長期インターンの調べ方を徹底解説していきます。

(1)インターン専用サイトで検索

インターンシップ専用の求人サイトの利用を利用して仕事を探してみることが一番手っ取り早いでしょう。
インターンシップ専用の求人サイトには以下のようなサイトがあります。

ただし以上のサイトも求人のほとんどが首都圏や大阪に立地しているという弱みもあります。

(2)SNS応募

SNSをを活用して直接応募するというパターンもあります。
‌ツイッターの検索にて、「◯◯(都道府県名) インターン」と入力すると、住んでいる場所に応じた求人が流れてきます。
とくに起業したてほやほやのベンチャー企業では、ツイッター経由で募集している場合が多いため、裁量権を重視する学生におすすめです。

(3)紹介

もし、友人や先輩に長期インターンシップを行っている人がいればお願いして面接につなげてもらうことも可能です。
業務内容や雰囲気についてフランクに聞くことができるため、おすすめのフローになっています。
紹介者インセンティブを設けている企業もあり、そこで働いている友人なら快く職場に紹介してくれるでしょう。

Matcherで長期インターンシップ経験者の先輩のお話を聞いてみよう

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