【行きたくない人に捧ぐ】インターンに参加するメリットは?
2019/02/08
目次
とはいえ、就職活動の期間が短期化している今、インターンに行きたくないとも言っていられない状況になってきました。
この記事では就職活動に向けて、インターンに参加するべきメリットを紹介します。みなさんが少しでもインターンに前向きになれれば幸いです。
知っておくべき2種類のインターン
前提として知っておかなければならないことは、インターンには2種類に分けることができます。
1つは、短期インターン。みなさんが「インターン」というときは、大抵この短期インターンを指している場合が多いです。短期インターンは短いものだと1 dayから、長いと数週間に渡って行われます。取り組むことは様々で、セミナー形式で業界を理解するものもあれば、プロジェクト形式で与えられたお題に対してアウトプットを出すものも。主に企業理解を目的に行われます。
もう1つは長期インターン。長期インターンとは企業の現場に入り、現場の社会人と同じように仕事をする形式で行われるものです。一般的に期限は設けられておらず、給料をもらいながら働くことができるものもあります。
長期インターンや短期インターンは形式も期間も異なります。それ故、享受できるメリットも異なるのです。これ以降では、短期インターンと長期インターンに参加することのメリットをそれぞれ紹介していきます。
短期インターンに参加する3つのメリット
まずは、短期インターンに参加するメリットを紹介します。メリットは大きく3つです。業界への理解が深まる
1 dayのコンテンツとしてよくある業界研究セミナー形式のインターン。こういったインターンは参加する意味がないという意見が多くありますが、実際はそのようなことはありません。
確かに1 day インターンは参加者の能力や資質を見ることを目的としていないため、直接的には選考に良い影響をもたらさないでしょう。しかし、業界について知り、どんな仕事があるのか理解するためにはこれほど分かりやすいコンテンツはありません。
業界研究の本を読んだことがある人は分かるかもしれませんが、とにかく内容が難しい。市場規模や業界の中のシェアなど、細かい数字がたくさん出てきてどこに着目して良いのか分かりません。インターンの業界理解のセミナーは、業界の知識がない人にも分かるように説明してくれるので、概要をつかむのためにはもってこいなのです。
ただし、これらのセミナーでは、開催している企業の立ち位置に偏った見方で説明されることがあるので注意が必要。1つの見方として捉え、主体的に情報を取捨選択する意識を持ちましょう。
本選考の対策が早期からできる
エントリーシート、面接、テスト、グループディスカッション。インターンの選考には、たくさんの関門が課されます。中には、本選考よりも突破するのが難しいインターンも。
インターンの選考のなかでこれらに慣れておくことは非常に有効です。なぜなら自分の苦手なことを認識することで、本選考に向けて対策ができるから。
本選考の時点で苦手が露呈するとかなり苦しいですが、インターンの段階であれば本選考前にリカバリーをすることができます。ぜひ積極的にインターンの選考を受けて、自分の課題を認識できるようにしてください。
就活友達ができる
就職活動は情報戦。自分の就職活動に有益な情報をたくさんしることで、然るべき対策をとることができるように。
インターンの選考やインターンの当日で知り合った人達は、その後協力して情報を教え合うことのできる仲間となります。同じインターンに興味を持つということは、本選考でも近しい企業を受ける可能性が高いので、ぜひ参加して、出会った人とは積極的に繋がると良いでしょう。
また、このような損得感情をなしにしても、インターンで出会った人は良い友人になることが多いです。筆者自身、インターンで会った友達とは未だに遊びに行ったり飲みに行ったりしています。みんなバックグラウンドが違うので会話が楽しく、就職活動が終わったあとでも付き合うことができる仲間です。
インターンでは、かけがえのない友達ができるチャンスがある。行きたくないと感じている人も、ぜひ参加して、そういった仲間に出会ってください。
長期インターンに参加する2つのメリット
続いては、長期インターンに参加するメリットを2つ紹介します。自分の向き不向きが分かる
長期インターンに参加する最大のメリット。それは、自分の向き不向きが分かることです。
自分がどんな仕事に楽しみを感じ、逆にどのような仕事だとつまらないと感じるのかといったことは、実際に経験してみないと分からないことです。楽しめる仕事とそうではない仕事を肌感覚で分かっていることは、自分が企業選びをするときに大いに役立ちます。
なぜなら、楽しい仕事の軸を知っているので、それに合った会社だけを受ければ良いからです。これによって、入社後の満足度は非常に高くなるでしょう。
学生時代頑張ったことや自己PRを具体的な成果で説明できる
企業はなぜ学生時代頑張ったことや自己PRを聞くのか。それは、みなさんが企業の利益に貢献してくれるかを判断したいからです。長期インターンは、それを説得力のあるかたちで伝えることができます。
長期インターンで働くということは、企業の売上に貢献するということ。つまり、いかにして売上に貢献したかということを説明できれば、自ずと評価されるということです。
ただし、長期インターンに参加さえすれば良いということではありません。自分が企業に貢献するためにはどうすべきか真剣に考えて働いてみてください。そうすれば、必然的に自信を持って説明できるエピソードになるはずです。
目的意識をもってインターンへ
いかがでしたでしょうか?
インターンに積極的に参加したいと感じてくれていたら幸いです。インターンのメリットを享受するためには、しっかりとそのメリットを享受しようという意思が不可欠です。ぜひインターンから多くを学ぼうという主体的な姿勢で参加してみてください。
より効率的なインターンの選考対策をするために
就職活動はわからないことだらけ。インターンを意識する段階ではほとんどの人がこのような状態なのではないでしょうか?
まさに八方塞がりな状態。これを解決してくれるのがOB訪問です。OB訪問とは、すでに現場で働いている社会人から就職活動に役立つ話を聞きに行く活動のことを指します。
本来OB訪問は就職活動が本格化したときにするものと見なされていますが、それは大きな間違い。話を聞きに行く時期が早ければ早いほど、インターンの先行突破のコツや、その後の本選考の話も沢山聞くことができるのです。
Matcherは所属大学や学年、そして時期に関係なく、OB訪問でインターンの相談にのってもらうことができます。見返りなしに社会人に相談できるのは、学生である今だけ。ぜひMatcherで話を聞きに行って、選考対策を進めてください。
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