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出版取次について説明した記事です。

【業界研究】本の商社?出版取次の仕事内容を知ろう

学生に大人気の出版社。しかし、業界を支えているのは出版社だけではありません。この記事では、本の商社こと出版取次をご紹介。取次の仕事を正しく理解して、出版業界への理解を深めてください。

2018.04.04

出版取次について説明した記事です。

【出版業界 目次】

第1章
第2章
第3章
【業界研究】本の商社?出版取次の仕事内容を知ろう←Now

第4章
第5章
‌第6章
第7章

はじめに

多くの学生から人気を集める出版業界。前回記事は学生からの人気が高い、出版社について説明しました。
‌今回の記事では、出版業界で流通の中核を担う出版取次をご紹介します。出版業界において、大きな役割を果たす出版取次。ぜひ、出版取次についても理解を深め、選択の幅を広げてみてください。

‌出版業界の構造

‌出版取次は出版業界の川中産業です。出版社が発行した本を書店に集約し、書店に送り届けるのが主な役割です。近年、出版業界全体が不況にあり、その影響もあって出版取次の再編も進んでいます。
  • 【業界研究】就活生が知っておくべき出版業界の構造
  • 取次は何をしているの?~出版取次の事業~

    出版取次は本の商社と言われており、流通機能のほか情報伝達の機能も果たしています。

    流通機能

    出版社が発行した本を仕入れて書店へと送品するのが主な役割です。また、その際発生する代金の請求、回収を行います。そのほかにも書店の店舗運営や出店に関する相談、出版社や書店の企画販売促進を担うなど、果たしている役割は多岐にわたります。

    情報伝達機能

    本の商社の名のごとく、情報を集めてそれらを出版社、書店の双方に提供します。
    日本全国にある出版社、書店は膨大な数に上ります。これらが適切な情報に基づいて個別的にやり取りすることは不可能です。取次会社が情報を集約し、出版社や書店に集めた情報を送ることによってスムーズな流通や取引が可能になります。

    出版取次の代表的な企業例

    日本出版販売、トーハン、大阪屋栗田※1
    ※1 日本出版販売、トーハンが業界大手で、市場規模の7割を2社で占めています。

    出版取次社員の業務は?~出版取次の業務~

    出版取次の中には、出版社からの仕入や書店に送る本の量を決める配本、そして書店を訪ねて売り上げ促進の提案を行う営業といった役割があります。
    これらの他にも情報の分析や出版社の垣根を超えた販売企画の立案など、多岐にわたる仕事が存在するのが出版取次の特徴です。

    業界特有、出版業界のルール

    再販制度

    著作物の再販制度(再販売価格維持制度)とは、出版社が書籍・雑誌の定価を決定し、小売書店等で定価販売ができる制度です。この制度によりどの書店でも同じ価格で書籍が販売されています。しかし、電子書籍を扱う書店が定額読み放題プランを提供するなど、制度の適用がなされない部分が生じ始めています。

    委託販売制度

    委託販売制度とは、出版社が取次を通して配本する出版物を書店が販売し、一定期間後に売れ残りを返品として受け取った取次が、販売した分の代金を回収して出版社に返品する制度です。この制度により、書店は在庫を気にすることなく多様な商品を取りそろえることができます。

    新領域、「電子書籍取次」とは?

    ここまで述べてきたのは紙媒体の発行物に関する話です。しかし、紙媒体の市場規模は年々縮小しており、現在はピーク時の6割ほどの売上にまで落ち込んでいます。そのような中で市場が拡大しつつあるのが、電子書籍です。電子書籍を取り扱う出版社や書店が出現する中で、電子書籍取次も台頭してきています。
    一般的な出版取次とは異なり発行物の物理的な移動がないため、在庫管理などの物流機能を電子書籍取次が担う必要ありません。その代わりに、出版社から提供されるデータを基に書店に送る電子書籍データを作成するなど、電子書籍に合わせた業務を行っています。

    電子書籍取次の代表的な企業例

    パピレス、メディアドゥ

    ‌さいごに

    ここまで出版取次について説明してきました。出版業界のなかで取次が果たしている役割をご理解いただけたと思います。

    ‌次回記事では、本を読者の手元に届ける書店の役割を解説します。出版業界の会社の中で、最も読者と近い距離にあるのが書店です。その一方で、私たちが知らない範囲でも大きな役割を果たしているのです。書店についてより理解を深め、キャリア選択の参考にしてみてください。
  • 【出版業界】書店の仕事内容を知ろう
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