就活生が知っておくべきコンサルタントの仕事内容
2019.02.08

コンサルタントとは?
「コンサルタント」という仕事に、みなさんはどのようなイメージを持っていますでしょうか?「スタイリッシュでかっこいい!」
「非常にハードワークで、生き残るのが大変!」
様々な印象があるかと思いますが、その仕事内容まで理解している人は少ないのではないかと思います。この記事では、コンサルタントの種類や職種、仕事の仕方などについて紹介します。
コンサルタントに興味のあるみなさんの理解が深まれば幸いです。
コンサルタントの種類

ですので、みなさんが想像するような外資系のコンサルティングファームでなくても、企業の課題を見つけ、それを解決していれば立派なコンサルタントです。しかし、大きく大別するのであれば、コンサルタントには4つの種類があります。
①経営コンサルタント
まずは経営コンサルタントです。経営コンサルタントとは、特定の分野に特化しているというよりも、戦略やIT、バックオフィス関連など、横断的に企業の課題に取り組みます。
クライアントは中小企業になることが多く、代表的な会社には船井総研などがあります。資格としては、「中小企業診断士」という国家資格があるので、興味のある人は調べてみてください。
②戦略コンサルタント
戦略コンサルタントは、企業の戦略を見るコンサルタントです。主に大企業がクライアントとなり、社内でプロジェクトチームを組んで仕事が進められます。
代表的な会社には、ボストン・コンサルティング・グループや、マッキンゼー・アンド・カンパニーなどがあります。経営戦略に留まらない幅広い知識、それらを分析・加工・統合しなければならず、非常にハードな知的生産が要求されるのが特徴です。
③ITコンサルタント
ITコンサルタントは、その名の通り、ITを使ってクライアントの課題解決に取り組むコンサルタントです。代表的な企業にはアビームコンサルティングがあります。
ITやマーケティングに造詣が深くなければならず、他のコンサルタント同様に高度な知的生産が要求されます。ERP(業務の効率化を促進するシステム)の導入も主な仕事の一つです。
④バックオフィス・コンサルタント
バックオフィスの課題を解決するコンサルタントもいます。例えば、組織やモチベーションマネジメントに課題のある企業には人事コンサルタント(代表的な企業に、リンクアンドモチベーションやトーマツイノベーション)が課題解決にあたりますし、資金繰りに困っている会社には財務コンサルタント(代表にPwC Japan)があたります。
コンサルティングファームの役職

①アナリスト
みなさんが新卒でコンサルティングファームに入社したら、まずこの職種につくことになります。仕事内容としては、情報収集、その情報を加工し、資料ベースに落とし込んで報告するというものになるでしょう。地味な作業ながらも頭を使いますし、質の高いアウトプットが求められます。②コンサルタント
コンサルタントは問題解決にあたる当人で、アナリストが作成した報告書や仮説をもとにクライアントの問題解決にあたります。新卒入社から3〜4年後にアナリストから昇格することが多く、MBAを所有した中途入社の人もコンサルタントからキャリアを始める人が多いようです。③マネージャー
マネージャーはその名の通りプロジェクトの管理を行います。クライアントとのやりとりは主にマネージャーが行います。プロジェクトの役割分担や納期の管理、利益を担保する予算管理もマネージャーの仕事で、当然コンサルタントよりも重い責任を負います。④パートナー
コンサルティング業界が他の業界と比べて特徴的なのは、上層部がクライアントに対して営業活動をする点です。パートナーはコンサルティングファームの共同経営者のことです。主な仕事としては、クライアントへの営業活動と、コンサルティングファームそのものの経営があります。
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