【例文5選】食品業界に受かる志望動機の書き方を解説

2023/09/13
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志望動機の書き方
志望動機の例文
各業界の志望動機
食品業界
目次
1.
‌そもそも食品業界とは? 
2.
‌食品業界の志望動機を書く時のポイント
3.
‌【例文5選】魅力のある志望動機を紹介します
4.
‌【職種別】食品業界の魅力ある志望動機|例文付き
5.
要チェック!志望動機に向かないアピール内容‌
6.
‌食品業界の主な4つの職種
7.
‌【必見】食品業界で求められる人材の4つの特徴
8.
‌食品業界で働く3つのメリット
9.
【志望動機で使える】食品業界の今後の課題
10.
‌食品業界の志望動機はマッチャー(Matcher)で添削を依頼しよう!
‌食品業界は、就活生に根強い人気があり、選考を受ける人も多いのではないでしょうか。

シキホーmineの調査によると、大手食品メーカーの採用倍率は、約150〜300倍であるといわれています

このような就職難易度が高い業界を志望していると、

「私には無理かも、、」
「何を書けば他人と差別化できるかな、、」

といった悩みが出てくるかもしれません。

この記事では、食品業界の志望動機を書くポイントについて解説しながら、魅力ある志望動機の作成に役立つ情報をお伝えします。

対策をしっかり取って内定を掴み取りましょう!

‌そもそも食品業界とは? 

まずは、食品業界で働くための基礎的な知識を、本記事で身につけましょう。

食品業界とは

食品業界は、
原材料から製造する乳製品や、菓子、パン、レトルト、冷凍食品の加工食品、
清涼飲料水やアルコール類の飲料、調味料や小麦粉などの食品原料などを製造する企業全体のことを指します。

製造した商品は、小売店を通じて消費者に販売します。

食品業界の企業についてもっと理解を深めたい人はこちらの記事もご覧ください。

食品業界のビジネスモデル

食品業界のビジネスモデルが分かる図


食品業界は基本的に、BtoBのお仕事です。

まず、製品を製造するために日本の食品メーカーは、海外で原料の買い付けを行います。

第一産業で作られた原材料の仕入れは、商社が仲介します。

食品メーカーで製造された食品は、食品卸業者を通してスーパーやコンビニなどの小売店に販売され、消費者のもとに届く仕組みです。

‌食品業界の業績

食品業界の業績推移のグラフ


上のグラフは、財務省の法人企業統計調査をグラフで表したものです。

2021年度の食品製造業の売上高は、41兆6,385億円、営業利益率は前年と比べて2.9%アップしました。

2020年度から2021年度のコロナ禍の食品業界は、経済活動再開が見込まれた頃から、業務用食品の需要は増加しています。

安定しているといわれている食品業界の平均年収は約「585万円」です
とはいえ、あくまで平均なので、大手企業の平均年収は600〜1000万円と高水準です。

また、食品業界は、福利厚生や住宅手当制度などが充実していて働きやすい環境であることから、
‌平均勤続年数は「18年」と長く、他企業と比べても高い水準であることが分かります

‌食品業界の志望動機を書く時のポイント

志望動機を書く時は以下の4つの要素を入れることがポイントです。
①食品業界に興味を持った理由
②学生時代の経験
③食品業界の中でもなぜその企業を明らかにする
④入社後どう企業に貢献するのか

この4つの要素を志望動機に盛り込むことで、納得感のある志望動機を作ることができます。
食品業界の志望動機では、特に④の「入社後にどう企業に貢献するのか」をアピールできるようにしましょう。
近年の物価高騰や海外ブランドの参入などで、新商品の開発だけでなくどれだけ商品を維持し続けられるかも課題になってきています。
そのため、どの企業も即戦力となる人材を探しているため「なぜその企業なのか」を明らかにすると良いです。

‌【例文5選】魅力のある志望動機を紹介します

‌主にカテゴリーが異なる食品業界の志望動機の例文を4つ紹介します。

例文①:サントリーの志望動機


‌「私が御社を志望する理由は、安全な食事によって人々に健康な生活を送っていただきたいと考えているからです。
私は大学2年生の時、フィリピンでの子ども支援ボランティアに参加しました。実際に現地で、貧しい家庭の子どもたちと交流し、彼らの食生活の衛生問題に気がつきました。傷んだ食べ物でも口にし、栄養も偏っているため、病気になってしまう子どもが多いということを知り、自分にできることはないかと考え続けてきました。
御社は、高品質な食品を安価で提供しています。また、海外への支援も積極的におこなっていると説明会で伺っています。
私は、フィリピンで目にした現状をもとに、より安全で栄養バランスの取れた食品を世界中の子どもたちに届けたいと考えています。そのために、業界内で最もSDGsに力を入れている御社で、より高品質な食品を提供し、世界の食問題の解決に貢献していきたいです。」

実体験での出来事を元に、食品の品質の大切さを重要視していることが伝わる内容です。

世界の食環境や現状に話が偏っている印象を受けたので、もう少し目の前の現状に沿った課題についての話を盛り込むと、より納得感が出るでしょう。

例文②:日清食品の志望動機

「海外事業を希望した理由は◯◯に◯年間住んでおり、海外の人に日本の製品を届けることで健康を届けたいという夢があるからです。
現地では経済格差が大きく、満足に食事が取れない人や、肥満で悩む人も多く、健康志向も高まりつつあります。
そこで、美健賢食の考えの元作られた安価で健康志向に応える製品を売ることで、途上国の人の健康を支えたいと考えています。
また、海外トレーニー制度にも挑戦し若手のうちから経験値を積み、駐在までにどのようなスキルを磨くべきか明確にしたいです。
セールスを希望した理由は、最前線でお客様のニーズを汲み取れる職であるからです。自分ならではの視点でお客様の潜在的ニーズにいち早く気づき、真に求められる商品を提供したいです。」

例文②は、日清食品の営業職志望の人の志望動機です。

就職希望先の企業の制度と、自分の体験から課題と感じたことを、うまく織り交ぜた説得力がある志望動機ですね。

商品開発に必要な営業職の業務の視点にも触れていることで、企業分析がよくできていると読み取れます。

‌例文③:マルハニチロの志望動機


‌「理由は2点あります。
1点目は、カテゴリー問わず幅広い商品を扱っているからです。
私は、年代や生活スタイルを問わず多くの人に健康と笑顔を提供したいと考えています。そのため高い商品開発力や世界屈指の調達力を持つ貴社で、健康で笑顔になれる食を多様な形で提供できると思い志望しました。
2点目は、誇り高く挑戦し続ける社員の方々の姿勢に感銘を受けたからです。インターンシップや社員交流を通して出会った全ての社員の方から、貴社の一員としての誇りを持ち、社内外問わず様々な人と協働しながら挑戦し続けようとする熱い思いを感じました。
また、活発で明るい社風と和を大切にする人想いな社員の方々の人柄に強く惹かれ、共に向上心を持って働きたいと感じました。」

例文③は、マルハニチロの志望動機です。インターシップや社員訪問を通して、社員の人柄に惹かれたことを志望動機として書いています。

‌入社してから「自分のどういった強みを貴社の業務で活かすことができるか」についても触れると、より好印象な志望動機になるでしょう。

例文④:明治グループ(技術系)の志望動機

「貴社を志望した理由は、食品メーカーとして国内外で大きな影響力を持つ貴社で、技術面からおいしさと楽しさを提供することで世界中の人々を笑顔にしたいからです。
学生時代カンボジアを訪れ、出会った子供たちの手足の細さに、何かしてあげたいと強く思いましたが、当時の私にできたことはお菓子を配ることだけでした。しかし、お菓子を目にしたときの彼らの満面の笑みを見て、私は確信しました。国籍や年齢を超えて世界を笑顔で幸せにできると。食品メーカーの中でも特に貴社を志望したのは、生産工程の設計から立ち上げまで一貫して携われるなど、働き方の幅広さに魅力を感じたからです。様々な職種を経験して自分自身も成長していきたいと考えています。国内でも特にブランド力や高い技術力を持ち、世界に向けて成長し続けている貴社のおいしさや高い品質を生み出す技術力を自ら吸収して、日本だけでなく世界で親しまれる食品の生産に携わりたいです。」

例文④は、明治グループ(技術系)の志望動機です。
‌学生時代の経験が、今後の自分のキャリアプランと結びついていることを述べている志望動機です。

自分の夢を、企業で叶えたいという熱意を感じる志望動機で、説得力がありますね

例文⑤日本ハムの志望動機

「全ての人の生活に寄り添える」「人生100年時代には不可欠な企業である」の2点から「老若男女問わず全ての人の笑顔を生み出したい」という私の想いを実現できると考え、貴社を志望しました。
私は「食」に対し多くの人と関わり生活を支えることができるという魅力を感じ食品業界を志望しています。中でも貴社は食肉を中心に13もの食のフィールドを展開し、年代や性別に関わらず多くの人を支えてきました。また、食品業界の中で売上が1位であり、食を通して世の中に1番影響を与えている企業なので魅力を感じました。また最近は、人生100年時代と言われるほど健康志向の世の中であることから、私はそこに貢献できる人材になりたいと考えています。貴社は食肉を軸に五大栄養素の1つであるタンパク質を日本で1番多く提供し、海外展開もしています。そのうえ健康食品も取り扱い人々の「体の健康」を支えています。このように貴社は心身両方の健康を支えている点で、不可欠な存在で笑顔を生み出せると感じたため、貴社を志望します。

‌例文⑤は食肉、ハム、ソーセージで国内トップクラスのシェアを誇っている日本ハムに志望動機です。
業界と企業の志望動機がとても明確で、入社志望度の高さが伝わっています。

‌【職種別】食品業界の魅力ある志望動機|例文付き

上記では、主にビジネス職(営業やマーケティング、事務、企画など)の志望動機を中心に紹介しました。
食品業界を志望する方の中には、製造業など技術職を志望している方も多いかと思います。
ここでは、食品製造業の志望動機についてご紹介します!

食品製造業の志望動機

私が貴社を志望した理由は、身体に優しく美味しい食品を作りたいと思ったからです。母は昔からの偏食が原因で病気を患いました。病気をきっかけに、食生活を見直した際に塩分や栄養価に気を付けながら、見た目だけでなく味も美味しい健康食品の存在に気付きました。この経験を機に母のような病気で食事制限のある人も楽しんで味わえる食品を作りたいという想いを持ちました。貴社はこれまで「身体に良いが苦手な人が多い食べ物」を美味しく食べやすい形で世に送ってきました。貴社に入社することで自分の想いを実現できると考え、貴社を志望します。

志望動機を書いたらMatcherで添削してもらおう

‌志望動機は自分では完成度の高いものができたと思っても、他の人から見ると魅力を感じなかったり、何が言いたいのかが伝わらなかったりする可能性があります。

そのため、志望動機が完成したら必ず添削してもらうようにしましょう。
OB・OG訪問サービス「Matcher(マッチャー)」を使えば、食品業界で働く社会人に志望動機の添削をしてもらうことが可能です。

‌ちなみに、Matcherに登録している社会人ユーザーの中で食品業界に所属している人は1000名以上です!
またアプリ内のメッセンジャー機能を使って直接やりとりができるので、添削してもらうまでに時間や手間がかかりません。
OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
是非Matcherを使って志望動機を添削してもらい、完成度の高いものを作りましょう!

要チェック!志望動機に向かないアピール内容‌

要チェック!志望動機に向かないアピール内容の画像ここまで、志望動機の良い例について紹介しました。続いては、食品業界の志望動機のNG例について見ていきましょう。

1|「御社の製品が好きだから」という理由

「御社の製品のファンです」というと、一見好印象を与えるのではないかと考える人もいるでしょう。

もちろん、志望動機で貴社の商品が好きだと伝えること自体が、NGというわけではありません。

しかし、「御社の製品が好きだから」という理由で終わってしまうと、ただ消費者の立場から、「商品のファンだ」というアピールしか伝わっていません。

志望動機にはただ製品が好きだと伝えるのではなく、世の中の課題や、自分のどのような強みが企業に貢献できるのかといった要素が必要です

2|「ものづくりに携わりたいから」という理由

「ものづくりに携わりたいから」がアピールにならない理由は、食品業界を志望している意図が伝わりにくいからです。

ものづくりを行っている企業は、食品業界だけではありません。

‌そのため、志望動機に「ものづくりに携わりたいからです」とアピールしてしまうと、「他の会社でも同じことが言えるじゃん」と思われてしまう可能性が非常に高いので注意が必要です。

‌食品業界の主な4つの職種

‌食品業界の主な4つの職種について紹介します。
食品業界に限った話ではありませんが、職種別採用を行うために希望職種を問う企業が増えています
その際に答えられるよう、各職種どのような仕事内容なのか理解しておきましょう。

①企画・マーケティング部門

主に商品のコンセプトや販売施策を立案する仕事です。
商品の中身となる食品や、外見のパッケージ・デザインなどの考案を行っています。
また商品が売れるために、どこでどのような宣伝をするのかなど、売れるための仕組みづくりなども担っています。
企画・マーケティング部門は、開発部や営業部など他部署だけでなくデザイナーや広告代理店など社外とのつながりもあるため、とてもマルチタスクです。

②開発・生産部門(技術職)

新商品の開発や生産、また既存商品の管理、リニューアルなどを行う仕事です。
限られた予算の中で、安全を担保した商品を開発します。
企画部門と比較すると「作る」がメインになりますが、ヒットする商品を生み出すために
・消費者の嗜好をリサーチする分析能力
・アイデアを生み出す柔軟性
・競合商品との差別化するための施策
などが求められる仕事です。

③営業・販売部門

食品業界での営業は主に、商社やコンビニ、スーパーといった小売店に自社製品を販売する仕事です。
営業では、顧客に自社製品を取り扱ってもらうために、その製品の魅力を顧客にしっかりと伝える必要があります。
実際に売り場に足を運んで販売状況をチェックしたり、販売促進のために小売店に提案を行ったりします。

④管理部門

管理部門は主に、経理や人事、法務、経営企画など会社が運営し続けられるように支える仕事です。
食品業界は基本的に一般消費者向けに商品を出すため、
・完成した商品を売るための商標登録
・お客様相談センターなどクレーム対応
・マスコミへの対応
が必要です。
上記のような食品を販売する上で重要な役割を、管理部門が担っています。

‌【必見】食品業界で求められる人材の4つの特徴

ここでは、志望動機を深掘りさせていくために、食品業界で求められる人材を把握していきましょう。

食品業界で求められる人材の4つの特徴   

まずは、求められる人材の特徴を、4つに分けて紹介していきます。

①食への強い関心がある

食品業界で働く場合、食への強い関心があることは、大きなアドバンテージであることが確かです。

食への強い関心があるからこそ、熱意が生まれます。

食品業界の志望動機でも、食への強い関心を伝えることが大切です。
以下は、強い食への関心を伝える良い例文とNG例文を紹介します。

良い例
・美味しいものをたくさんの人に届けたい
・手軽に作れる食品を開発したい
・まだ知られていない美味しいものを探したい

NG例
・食べることが好き
・思い入れのある商品がある

NG例に取り上げた理由は、消費者目線の関心であり、志望動機として書くことはおすすめできません。

‌②慎重さがある

2つ目の特徴として、慎重さが挙げられます。

食品は、消費者の口に入る商品であるため、万が一危険物が入っていた場合、大きな事故につながることがあります。

また、アレルギー持ちの人や乳幼児、年配の方々などにも、配慮した商品開発が求められます。

万が一、安全性の低い商品だと分かった場合、企業の信用を失うことにつながりかねません。

そのため、食品業界で働く人は、食品に対して慎重な姿勢で、自社の製品の品質を保つ努力をしています

③不可能を可能にするチャレンジ精神がある

3つ目は、チャレンジ精神がある人です。

新商品の開発や既存の商品のリニューアルを行う時、今まで誰もが考えたことがなかったコンセプトで、消費者の目を引くことを目的としています。

食品業界で活躍する人は、自社製品の売上をより伸ばすために、リニューアルや新商品の開発に対して積極的にチャレンジをする姿勢を持っています

④責任感が強い

食品業界は、主にものづくりに携わる企業です。

製造された商品が、消費者のもとに届けられた後も、その製品に対して責任を負う必要があります。

未然の事故を防ぐことはもちろんですが、もしも、製品の不備や事故が起きてしまった場合、責任を持って迅速に対応することが求められます。

‌食品業界で働く3つのメリット

食品業界で働く3つのメリットの図‌食品業界の志望動機で悩んでいる方に向けて、食品業界で働くメリットを紹介します。

①食品を通して人々の健康を支えることができる

食品業界は、人々の生活を支え、健康を保つための役割を果たしています。

近年、健康食品へ関心が集まっているのはご存知でしょうか。

長寿社会の今、医療だけではなく、人々に欠かせない食生活の重要性が注目されているのです。

栄養バランスの取れた食品を製造して、人々の健康を支えることができることは、食品業界ならではの強みです。

また、食品業界は、介護食や、病院で使用される流動食などの製品開発に期待がされています。


‌②社会へ大きな影響力がある

2つ目は、食品業界で働くと、社会への影響が大きいことを感じることができる点です

例えば、新型コロナウイルスの影響により、「免疫力を高める食品」が一段と注目を浴びたことで、一時期その商品が売り切れてしまうといった現象が起きました。

「食」は、人々の生活になくてはいけない要素の1つであることから、食品が社会に与える影響は必然的に大きくなります。

食品業界で働くと、常に大きな責任が伴いますが、社会全体に貢献しているという自覚を持つことができます。

③グローバルな仕事をすることができる

食品業界は、海外と取引を行っている企業が多いです。

原材料の仕入れを行うときに現地の国に行ったり、海外の視察を行ったりすることがあります。

また、ビジネスモデルのところで述べたように、商社や第一産業とのやり取りも業務の一環であるため、幅広い範囲で仕事をすることが求められます。

社会がグローバル化していく中で、徐々に多くの企業が海外進出を狙っているので、海外で働くことに興味がある人は、おすすめです。

食品業界は、グローバルな仕事を通して自分自身のキャリアも積むことができるのも、魅力の1つです。

【志望動機で使える】食品業界の今後の課題

‌食品業界は社会情勢やトレンドに左右されやすい業界のため、志望動機を考える際は業界の動向や課題などについて知っておく必要があります。
業界が抱えている課題は当然企業も抱えているため、どう解決するかを考えることで即戦力としてアピールできるかもしれません。
ここでは、食品業界の今後の課題についてご紹介します。

原材料費や物流費の価格高騰

日本に限った話ではありませんが、食品の原材料価格は高騰しています。
食品原材料の価格高騰している原因として
・気候変動
・農業や畜産業の運営にかかるコスト上昇による生産コストの上昇
・世界人口の増加や食品習慣の変化による、食品需要の増加
・ロシア・ウクライナ情勢の影響
・コロナ禍にうおる生産体制の縮小
などが挙げられます。

また日本は近年、燃油価格の高騰やドライバーの不足により物流費の価格が高騰しており、食品を生産し送り出す過程全てに費用がかかってしまうのです。

今後はどれだけ価格を抑えられるかが重要なテーマとなり、そのために長期間の保存が効く冷凍食品の開発などが各企業で進められています。

人口減少や高齢化による国内市場の縮小

一般的に食品の総消費量は人口と比例するため、日本の人口減少、少子高齢化は大きな課題となっています。
ただ世界の人口は今後も増加傾向にあるため、海外展開は重要になるでしょう。
農林水産政策研究所は、世界の飲食料市場は2030年に1,360兆円に成長することが予測されると発表しました。
またFOODS CHANNELによると、世界の調理済み食品の市場は2030年までに3710.8億米ドルの価値があると予想されています。
国内の市場は縮小しつつも、世界での市場は拡大しているといえるため、どれだけ海外展開をうまく進められるかが重要になるでしょう。

‌食品業界の志望動機はマッチャー(Matcher)で添削を依頼しよう!

‌ここまで食品業界の企業に関する選び方、志望動機の伝え方について説明してきました。みなさんが自分にあった企業を選び、説得力のある志望動機を考える上での参考になっていれば幸いです。
食品業界の志望動機が考えられたら、実際に現場で活躍する社会人に見てもらい、アドバイスをもらいましょう。

Matcher(マッチャー)は、気になる業界の気になる社会人に就活相談ができるサービスです。たくさんの社会人が、面接対策やES添削など、就活生の悩みを解決してくださっています。

‌【‌‌社会人の所属企業一覧(食品業界一部)】
味の素、ニチレイフーズ、住商フーズ、日清食品HD、明治、ネスレ日本、オイシックスドット大地、日本ハム、敷島製パン、亀田製菓、ハウス食品、など
‌【利用者の声】
‌・食品メーカーが気になっていることもあり、食品メーカーのイメージなど教えてもらいました。就活の話もたくさん教えてくれたので、私にとってとてもプラスな話ばかりでした。何でも丁寧に答えてくれて嬉しかったです。ありがとうございました。
‌・私が食品企業を志望していることもあり、経験談も兼ねて選考のこと、企業の特徴などと具体的なことについて教えて頂きとても参考になりました。
‌・食品業界の営業、優秀な社会人像など多岐に渡るお話を聞かせて頂きました。特に就職活動で大切な事に関して、もっと自分も取り組んでいこうと思いました。

食品業界の志望動機をブラッシュアップするために、ぜひ話を聞きに行き、みなさんの就活の糧としてください。

OB・OG訪問したいと思った方は、こちらの記事も見てみてください。
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