【食品業界】例文11選|志望動機の書き方を徹底解説!

2025/09/22
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志望動機の書き方
志望動機の例文
各業界の志望動機
食品業界
目次
1.
‌そもそも食品業界とは? 
2.
【志望動機に使える】食品業界の最新情報
3.
食品業界の主な職種
4.
【必見】食品業界で求められる人材の4つの特徴
5.
食品業界で働く3つのメリット
6.
‌食品業界の志望動機を書く時のポイント
7.
【職種別】食品業界の魅力ある志望動機|例文付き
8.
【企業別】食品業界の魅力ある志望動機|例文付き
9.
【NG例】志望動機に向かないアピール内容
10.
食品業界の志望動機はMatcherで添削を依頼しよう!
食品業界は、就活生に根強い人気があり、選考を受ける人も多いのではないでしょうか。
このような就職難易度が高い業界を志望していると、

「私には無理かも、、」
「何を書けば他人と差別化できるかな、、」

といった悩みが出てくるかもしれません。

この記事では、食品業界の志望動機を書くポイントについて解説しながら、魅力ある志望動機の作成に役立つ情報をお伝えします。対策をしっかり取って内定を掴み取りましょう!

‌そもそも食品業界とは? 

まずは、食品業界で働くための基礎的な知識を、本記事で身につけましょう。

食品業界とは

食品業界は、
原材料から製造する乳製品や、菓子、パン、レトルト、冷凍食品の加工食品、
清涼飲料水やアルコール類の飲料、調味料や小麦粉などの食品原料などを製造する企業全体のことを指します。

製造した商品は、小売店を通じて消費者に販売します。

食品業界の企業についてもっと理解を深めたい人はこちらの記事もご覧ください。

‌食品業界のビジネスモデル

食品業界のビジネスモデル
食品業界は基本的に、BtoBのお仕事です。まず、製品を製造するために日本の食品メーカーは、海外で原料の買い付けを行います。

第一産業で作られた原材料の仕入れは、商社が仲介します。

食品メーカーで製造された食品は、食品卸業者を通してスーパーやコンビニなどの小売店に販売され、消費者のもとに届く仕組みです。

【志望動機に使える】食品業界の最新情報

ここでは、食品業界の最新情報についてご紹介します。

最新の情報を踏まえることで、より深みのある志望動機を作成でき、効果的な就活をすることができます。自分でもニュースなどを通して、チェックしてみましょう!

食品業界の現状

はじめに、食品業界の業績と課題について解説していきます。

食品業界の業績

食品製造業の業界売上高
上のグラフは、食品製造業の2010年〜2023年までの売上高を示したものです。2023年度の食品製造業の売上高は47兆7,817円でした。

コロナ禍で2019年度から2021年度は売上高が下降していましたが、2022年度は前年から売上高の増加率が9.1%、2023年度は5.2%と、順調に上昇しています。

食品製造業の売上高は横ばい傾向で推移してきています。また近年は、原材料費の価格高騰により、利益率の減少や食品の価格の値上げといった影響が生じています。

売上高は、企業の事業規模を測る最も基本的な指標です。売上高が大きい企業は、多くの顧客を持ち、市場で大きなシェアを占めていることを示唆します。企業ごとの売上高を比較すると、業界内での競争力などを客観的に把握することができます。
ぜひ、自身の志望企業の売上高も調べてみましょう!

食品業界の課題

日本の食品業界は、人口減少と高齢化によって国内市場が縮小するという課題に直面しています。市場の縮小による急速な需要の減少が、日本の食品産業に大きな影響を与えることは不可避であることから、新たなビジネスの創出が重要となっています。

また、食品産業の労働生産性は他産業と比べて低い状況であり、欠員率も高いため人材の確保が引き続き厳しい状況です。

食品業界の動向

次に、食品業界の動向について説明していきます。
これから、業界全体がどのように変化していくのかを抑え、自身の方向性とマッチしているのかを考えてみましょう!

▼食品業界の動向
・健康・ウェルネスがトレンド
・食の簡便化
・社会課題に配慮した食の拡大

健康・ウェルネスがトレンド

新型コロナウイルス感染症の拡大によって、健康・ウェルネスがトレンドとなっています。健康や免疫への関心が高まっただけでなく、新生活様式によって生じたストレスや睡眠の質、運動不足による肥満への対策需要も高まっています。

また、機能性食品市場はヒット商品や特定保健用食品や一般食品・飲料からの切り替えにより成長を続けています

食の簡便化

2024年の日本政策金融公庫のアンケートによると、38.2%の人が「料理や後片付けの手間・時間を省きたい」と回答しており、2023年の35.9%よりも2.3%増加しました。

簡便化思考の割合は過去最高値となり、年代別では60代が35.9%で前回から8ポイント上昇しました。簡便化志向が年々高まっています

社会課題に配慮した食の拡大

日本総研によると社会課題に配慮した食への需要は約1兆円規模になると試算されています。

また、SDGsへの関心の高まりを背景に、大豆由来の植物性食品や細胞性食品の開発など、持続的な食料供給への取り組みが進むほか、生産性の向上や健康的な食生活の実現に向けた新たなビジネスの創出が期待されています

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食品業界の主な職種

食品業界の主な職種として5つに分けることができます。

▼食品業界の主な職種
1.研究開発職
2.商品開発・マーケティング職
3.生産管理・品質管理職
4.営業・販売職
5.事務職

①研究開発職

新しい食品の創出や既存製品の改良、新技術の開発を行います。

食の安全を守るための品質評価や衛生管理の研究も重要な仕事です。食品科学や化学、生物学などの専門知識を活かし、消費者のニーズに応えるおいしく安全な食品を生み出します。

②商品開発・マーケティング職

市場調査や消費者動向を分析し、新商品のコンセプトを企画するだけでなく、試作品の作成やパッケージデザイン、価格設定まで、商品化に関わる全工程をディレクションします。

消費者に響く魅力的な商品を考え、その魅力を効果的に伝えるための戦略を立てるのが仕事です。

③生産管理・品質管理職

生産ラインがスムーズに稼働するように管理し、生産計画の立案や人員配置を行います。

また、食品の安全と品質を確保するため、製造工程における衛生管理や品質検査を担当します。常に高い品質の製品を安定して供給できるよう、生産現場を支える重要な役割を担います。

④営業・販売職

食品業界での営業は主に、商社やコンビニ、スーパーといった小売店に自社製品を販売する仕事です。
営業では、顧客に自社製品を取り扱ってもらうために、その製品の魅力を顧客にしっかりと伝える必要があります。そのため、顧客とのコミュニケーションが重要となってきます。

⑤事務職

企業の活動を円滑に進めるためのサポート業務全般を担います。具体的には、経理、人事、総務、広報など、企業活動を裏側から支える重要な役割です。データ入力、書類作成、電話応対など、多岐にわたる業務を通じて、組織全体の効率化に貢献します。

【必見】食品業界で求められる人材の4つの特徴

食品業界で求められる人材の特徴は、以下の4つです。

▼食品業界で求められる人材の特徴
1.食への強い関心がある
2.慎重さがある
3.不可能を可能にするチャレンジ精神がある
4.責任感が強い

ひとつずつ詳しく解説していきます。

①食への強い関心がある

「食」を扱う業界であるため、「食」に関する強い関心は良い評価をもたらします。そのため、志望動機でも食への強い関心を伝えることをお勧めします。

以下で、強い食への関心を伝える良い例文とNG例文を紹介します。

▼志望動機で食の関心を伝える良い例
学生時代に飲食店でアルバイトをしていた際、お客様が料理を口にして『また来ます!』と言ってくれた経験が、私にとっての原点です。料理によって、お客様の心を満たすことにやりがいを感じたため、美味しいものをたくさんの人に届ける仕事に携わりたいと考えています。

▼志望動機で食の関心を伝えるNG例
私は食べることが好きで、特に貴社の製品を幼い頃から食べてきました。貴社の美味しい商品を通じて、より多くの人に食の喜びを届けたいと思い、志望しました。

NG例は、消費者目線の関心であり、志望動機として書くことはおすすめできません。「食を通して、何に貢献するか」という観点で志望動機を作成しましょう。

②慎重さがある

2つ目の特徴として、慎重さが挙げられます。

食品は、消費者の口に入る商品であるため、万が一危険物が入っていた場合、大きな事故につながることがあります。

また、アレルギー持ちの人や乳幼児、年配の方々などにも、配慮した商品開発が求められます。万が一、安全性の低い商品だと分かった場合、企業の信用を失うことにつながりかねません。

そのため、食品業界の企業は「慎重さ」のある人材を求めています。

③不可能を可能にするチャレンジ精神がある

3つ目は、チャレンジ精神がある人です。

新商品の開発や既存の商品のリニューアルを行う時、今まで誰もが考えたことがなかったコンセプトで、消費者の目を引くことを目的とする場合があります。

そのため、自社製品の売上をより伸ばすために、リニューアルや新商品の開発に対して積極的にチャレンジをする姿勢が求められます。

④責任感が強い

食品業界は、主にものづくりに携わる企業です。

製造された商品が、消費者のもとに届けられた後も、その製品に対して責任を負う必要があります。

未然の事故を防ぐことはもちろんですが、もしも、製品の不備や事故が起きてしまった場合、責任を持って迅速に対応することが求められます。

食品業界で働く3つのメリット

ここからは、食品業界で働く3つのメリットについて解説していきます。

▼食品業界で働く3つのメリット
1.食品を通して人々の健康を支えることができる
2.社会へ大きな影響力がある
3.グローバルな仕事をすることができる

①食品を通して人々の健康を支えることができる

食品業界は、人々の生活を支え、健康を保つための役割を果たしています。

近年、健康食品へ関心が集まっているのはご存知でしょうか。長寿社会の今、医療だけではなく、人々に欠かせない食生活の重要性が注目されています。

日本政策金融公庫の調査によると、「健康に配慮したい」と回答した人は45.7%であり、前回より3.4ポイント上昇し、コロナ禍で最も高い水準となりました。

年代別では30代を除く全ての世代で上昇しており、年代が高くなるほど健康志向の割合が高くなる傾向となりました。

このことから、食生活に対する健康志向は年々高まっていることが分かります。


栄養バランスの取れた食品を製造して、人々の健康を支えることができることは、食品業界ならではのやりがいです。

②社会へ大きな影響力がある

2つ目は、食品業界で働くと社会への影響が大きいことを感じることができる点です。

「食」は、人々の生活になくてはいけない要素の1つであることから、食品が社会に与える影響は必然的に大きくなります。

食品業界で働くと、常に大きな責任が伴いますが、社会全体に貢献しているという大きなやりがいがあると言えます。

③グローバルな仕事をすることができる

食品業界は、海外と取引を行っている企業が多いです。

原材料の仕入れを行うときに現地の国に行ったり、海外の視察を行ったりすることがあります。また、ビジネスモデルのところで述べたように、商社や第一産業とのやり取りも業務の一環であるため、幅広い範囲で仕事をすることが求められます。

社会がグローバル化していく中で、徐々に多くの企業が海外進出を狙っているので、海外で働くことに興味がある人は、おすすめです。

‌食品業界の志望動機を書く時のポイント

ここでは、食品業界の志望動機を作成する際に、大切なポイントをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください!

食品業界の志望動機を書く時のポイントは以下の4つです。

▼食品業界の志望動機を書く時のポイント
・食への関心の強さをアピールする
・志望企業である理由を明確にする
・食を通して何がしたいかを伝える
・入社後のビジョンを述べる

食への関心の強さをアピールする

「食」に関する関心は、食品業界の志望動機と結び付けやすく、企業側にも情熱が伝わりやすいです。

単に「食が好き」ではなく、「なぜ、食が好きなのか?」を原体験を踏まえて説明できるようにしておきましょう。

食に関心を持った原体験の例

・辛い時に、母の料理に励まされた経験
・旅先で食べた郷土料理に感動した経験
・過去に病気を患い、食生活がいかに健康に直結するかを感じた経験
・料理教室に通う中で、料理の楽しさを感じた経験

志望企業である理由を明確にする

食品業界の企業は数万社あります。その中で、なぜあなたがその会社を志望するのか、その理由を明確にすることは、面接官にあなたの熱意を効果的に伝えるために不可欠です。

志望する企業を深く研究し、その企業ならではの強みや独自性を理解するようにしましょう。

食を通して何がしたいかを伝える

ただ「食に関わりたい」という思いではなく、食を通して具体的に「何に貢献したいのか」を明確に伝えましょう。

その際、原体験を踏まえることで、あなたの熱意を面接官に効果的にアピールすることができます。

また、志望動機の社風や方向性を事前に確認しておくことで、あなたの目指す方向性と企業とのマッチ度を示すことができ、さらに説得力が増します。

入社後のビジョンを述べる

食品業界の志望動機を作成する際には、入社後にどのようなビジョンを描いているのかを具体的に述べることが重要です。

あなたがどのように成長し、会社に貢献していくかを語ることで、入社への本気度をアピールすることができます。

その際、具体的な行動や目標を盛り込むことで、面接官はあなたが企業にとってどのように貢献してくれる人材なのかをイメージしやすくなります。

【職種別】食品業界の魅力ある志望動機|例文付き

ここでは、職種別に食品業界の志望動機の例文をご紹介します。自分の志望している例文を参考にしてみてください!

例文①:商品企画職の志望動機

私が食品業界、中でも貴社の商品企画職を志望する理由は、食の多様化するニーズに応え、人々の日常に「選ぶ楽しさ」と「新しい発見」を提供したいからです。

カフェでのアルバイトで、お客様一人ひとりの好みやその日の気分に合わせたドリンクをおすすめする中で、言葉にされないニーズを汲み取り形にすることの面白さに目覚めました。実際に私が考案した季節限定のドリンクが人気メニューとなり、お客様の「美味しい」という笑顔に直接触れられた経験は、大きなやりがいとなりました。

貴社の、定番の価値を守りつつも常に消費者を驚かせる斬新な商品を次々と生み出す企画力に、大変魅力を感じています。アルバイトで培った「顧客を深く観察する力」と「ニーズを形にする企画力」を活かし、まだ世にない新しい食の体験を創出し、貴社の次のヒット商品を生み出す一員として貢献したいです。

例文②:研究開発職の志望動機

私は大学での研究で得た専門知識を活かし、「美味しさ」と「健康」という価値を科学的に両立させることで、人々の豊かな食生活に貢献したいと考え、貴社の研究開発職を志望します。

大学では食品栄養学を専攻し、〇〇(特定の食品成分)が持つ機能性について研究してまいりました。思うような結果が出ず、失敗を繰り返す日々もありましたが、粘り強く仮説検証を続けることで、最終的に新たな効果を発見できた時の達成感は、私にとって研究の道を志す大きな原動力となりました。

貴社が長年培ってきた独自の発酵技術や、健康機能性を追求した製品開発へのこだわりに強く惹かれています。研究活動で培った「論理的思考力」と「粘り強さ」を活かし、貴社の技術基盤のさらなる発展に貢献したいです。そして、科学的根拠に基づいた、これまでにない付加価値を持つ製品を開発し、世界中の人々の健康寿命の延伸に貢献したいと考えております。

例文③:マーケティング職の志望動機

作り手の想いが詰まった製品の価値を、最適な形で消費者に届け、長く愛されるブランドを育てたいという想いから、貴社のマーケティング職を志望します。

大学のゼミで、地方の特産品をプロモーションする活動に取り組みました。品質は高いものの認知度が低い商品の魅力を伝えるため、SNSやWebコンテンツを駆使してターゲット層に合わせた情報発信を行った結果、ECサイトの売上を倍増させることができました。この経験を通じ、優れた製品を「届ける」ことの重要性と面白さを実感しました。

貴社の主力製品である「〇〇」が、時代に合わせて広告戦略やパッケージを変化させながらも、ブランドの本質的な価値を守り続けている点に、マーケティングの理想形を見ております。ゼミで培った「データに基づいた戦略立案能力」と「デジタルチャネルへの理解」を活かし、貴社製品の新たなファン層を開拓し、ブランド価値のさらなる向上に貢献したいです。

例文④:生産管理・品質管理職の志望動機

私は、食の「安全・安心」という揺るぎない基盤を支えることで、お客様が心から食事を楽しめる社会作りに貢献したいと考え、貴社の生産管理・品質管理職を志望します。

学生時代、食品工場でのアルバイトを通じて、徹底された衛生管理やミリ単位での品質チェックの重要性を現場で学びました。一つひとつの細やかな確認作業が、最終的な製品の信頼に繋がり、お客様の食卓に届いているという事実に、強い責任感とやりがいを感じました。

貴社が業界に先駆けて国際的な品質認証である「〇〇」を取得し、常に最高水準の品質管理体制を追求されている姿勢に、食の安全に対する真摯な想いを感じ、深く共感しております。アルバイトで培った「細部への注意力」と「強い責任感」を活かし、貴社の生産ラインの安定稼働とさらなる品質向上に貢献したいです。将来的には、生産効率の改善にも繋がる提案ができる人材になることを目指します。

例文⑤:営業・販売職の志望動機

私は、お客様である小売店様や卸店様と深く関わり、その先にいる消費者の笑顔を創り出す「架け橋」のような存在になりたいと考え、貴社の営業職を志望いたします。

飲食店でのアルバイトでは、お客様との日々の会話の中からメニューにはないニーズを汲み取り、料理長に提案して特別メニューとして採用された経験があります。お客様から直接「ありがとう、また来るね」という言葉をいただけたことに、大きな喜びを感じました。

貴社の営業は、商品をただ納品するだけでなく、店舗の売場づくりや販売促進企画まで深く提案し、お客様と二人三脚で売上向上を目指すスタイルだと伺いました。アルバイトで培った「相手の立場に立ってニーズを汲み取る傾聴力」と「課題解決のための提案力」を活かし、お客様との強固な信頼関係を築きたいです。そして、貴社の素晴らしい製品を通じて、お取引先様と消費者の双方に喜びを届けられる営業担当者になりたいです。

例文⑥:事務職の志望動機

食を通じて人々を笑顔にする社員の方々を「縁の下の力持ち」として支え、事業全体の成長に貢献したいという想いから、貴社の事務職を志望します。

私は幼い頃から貴社の製品が大好きで、その味が私の食卓の思い出の一部となっています。大学のサークルで会計係を務めた際、部員が活動に専念できるよう、予算管理や経費精算を正確かつ迅速に行うことに注力しました。活動が円滑に進み、仲間から「いつもありがとう、助かるよ」と感謝された時に、人を支える仕事のやりがいを実感しました。

貴社の美味しい製品を生み出し、世の中に広めている社員の方々が、それぞれの業務に最大限集中できる環境づくりをサポートすることに、大きな魅力を感じています。サークル活動で培った「正確な事務処理能力」と「仲間を思いやるサポート精神」を活かし、データ管理や資料作成補助などを通じて、部署全体の業務効率化に貢献し、貴社のさらなる発展を支える一員となりたいです。

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【企業別】食品業界の魅力ある志望動機|例文付き

‌主にカテゴリーが異なる食品業界の志望動機の例文を4つ紹介します。

例文⑦:サントリーの志望動機

‌私が御社を志望する理由は、安全な食事によって人々に健康な生活を送っていただきたいと考えているからです。
私は大学2年生の時、フィリピンでの子ども支援ボランティアに参加しました。実際に現地で、貧しい家庭の子どもたちと交流し、彼らの食生活の衛生問題に気がつきました。傷んだ食べ物でも口にし、栄養も偏っているため、病気になってしまう子どもが多いということを知り、自分にできることはないかと考え続けてきました。
御社は、高品質な食品を安価で提供しています。また、海外への支援も積極的におこなっていると説明会で伺っています。
私は、フィリピンで目にした現状をもとに、より安全で栄養バランスの取れた食品を世界中の子どもたちに届けたいと考えています。そのために、業界内で最もSDGsに力を入れている御社で、より高品質な食品を提供し、世界の食問題の解決に貢献していきたいです。

実体験での出来事を元に、食品の品質の大切さを重要視していることが伝わる内容です。

世界の食環境や現状に話が偏っている印象を受けたので、もう少し目の前の現状に沿った課題についての話を盛り込むと、より納得感が出るでしょう。

例文⑧:日清食品の志望動機

海外事業を希望した理由は◯◯に◯年間住んでおり、海外の人に日本の製品を届けることで健康を届けたいという夢があるからです。
現地では経済格差が大きく、満足に食事が取れない人や、肥満で悩む人も多く、健康志向も高まりつつあります。
そこで、美健賢食の考えの元作られた安価で健康志向に応える製品を売ることで、途上国の人の健康を支えたいと考えています。
また、海外トレーニー制度にも挑戦し若手のうちから経験値を積み、駐在までにどのようなスキルを磨くべきか明確にしたいです。
セールスを希望した理由は、最前線でお客様のニーズを汲み取れる職であるからです。自分ならではの視点でお客様の潜在的ニーズにいち早く気づき、真に求められる商品を提供したいです。

例文⑧は、日清食品の営業職志望の人の志望動機です。

就職希望先の企業の制度と、自分の体験から課題と感じたことを、うまく織り交ぜた説得力がある志望動機になっています。商品開発に必要な営業職の業務の視点にも触れていることで、企業分析がよくできていると読み取れます。

例文⑨:マルハニチロの志望動機

‌‌理由は2点あります。1点目は、カテゴリー問わず幅広い商品を扱っているからです。
私は、年代や生活スタイルを問わず多くの人に健康と笑顔を提供したいと考えています。そのため高い商品開発力や世界屈指の調達力を持つ貴社で、健康で笑顔になれる食を多様な形で提供できると思い志望しました。
2点目は、誇り高く挑戦し続ける社員の方々の姿勢に感銘を受けたからです。インターンシップや社員交流を通して出会った全ての社員の方から、貴社の一員としての誇りを持ち、社内外問わず様々な人と協働しながら挑戦し続けようとする熱い思いを感じました。
また、活発で明るい社風と和を大切にする人想いな社員の方々の人柄に強く惹かれ、共に向上心を持って働きたいと感じました。

例文⑨は、マルハニチロの志望動機です。インターシップや社員訪問を通して、社員の人柄に惹かれたことを志望動機として書いています。

‌入社してから「自分のどういった強みを貴社の業務で活かすことができるか」についても触れると、より好印象な志望動機になるでしょう。

例文⑩:明治グループ(技術系)の志望動機

貴社を志望した理由は、食品メーカーとして国内外で大きな影響力を持つ貴社で、技術面からおいしさと楽しさを提供することで世界中の人々を笑顔にしたいからです。
学生時代カンボジアを訪れ、出会った子供たちの手足の細さに、何かしてあげたいと強く思いましたが、当時の私にできたことはお菓子を配ることだけでした。しかし、お菓子を目にしたときの彼らの満面の笑みを見て、私は確信しました。国籍や年齢を超えて世界を笑顔で幸せにできると。食品メーカーの中でも特に貴社を志望したのは、生産工程の設計から立ち上げまで一貫して携われるなど、働き方の幅広さに魅力を感じたからです。様々な職種を経験して自分自身も成長していきたいと考えています。国内でも特にブランド力や高い技術力を持ち、世界に向けて成長し続けている貴社のおいしさや高い品質を生み出す技術力を自ら吸収して、日本だけでなく世界で親しまれる食品の生産に携わりたいです。

‌例文⑩は、明治グループ(技術系)の志望動機です。

学生時代の経験が、今後の自分のキャリアプランと結びついていることを述べている志望動機です。自分の夢を、企業で叶えたいという熱意を感じる志望動機で、説得力がありますね。

例文⑪:日本ハムの志望動機

「全ての人の生活に寄り添える」「人生100年時代には不可欠な企業である」の2点から「老若男女問わず全ての人の笑顔を生み出したい」という私の想いを実現できると考え、貴社を志望しました。
私は「食」に対し多くの人と関わり生活を支えることができるという魅力を感じ食品業界を志望しています。中でも貴社は食肉を中心に13もの食のフィールドを展開し、年代や性別に関わらず多くの人を支えてきました。また、食品業界の中で売上が1位であり、食を通して世の中に1番影響を与えている企業なので魅力を感じました。また最近は、人生100年時代と言われるほど健康志向の世の中であることから、私はそこに貢献できる人材になりたいと考えています。貴社は食肉を軸に五大栄養素の1つであるタンパク質を日本で1番多く提供し、海外展開もしています。そのうえ健康食品も取り扱い人々の「体の健康」を支えています。このように貴社は心身両方の健康を支えている点で、不可欠な存在で笑顔を生み出せると感じたため、貴社を志望します。

‌例文⑪は食肉、ハム、ソーセージで国内トップクラスのシェアを誇っている日本ハムに志望動機です。

業界と企業の志望動機がとても明確で、入社志望度の高さが伝わっています。

【NG例】志望動機に向かないアピール内容

‌①「御社の製品が好きだから」という理由

「御社の製品のファンです」というと、一見好印象を与えるのではないかと考える人もいるでしょう。

もちろん、志望動機で貴社の商品が好きだと伝えること自体が、NGというわけではありません。

しかし、「御社の製品が好きだから」という理由で終わってしまうと、ただ消費者の立場から、「商品のファンだ」というアピールしか伝わっていません。

志望動機にはただ製品が好きだと伝えるのではなく、自分のどのような強みが企業に貢献できるのかといった要素が必要です。

②他のメーカーと差別化できていない理由

競合の企業と差別化できない志望動機だと、入社への熱意が低いと判断されかねません。

例えば、「食を通じて人々の生活を豊かにしたい」といった漠然とした理由だと、採用担当者に「この学生は、うちの会社でなくても良いのかもしれない」という不信感を与えてしまいます。

それぞれの企業の特徴をしっかりと研究し、その企業でなければならない理由を明確にしてから志望動機を作るようにしましょう。

③業界の安定性が理由

食品業界は生活に不可欠なため、「安定していそう」というイメージを持つ人も多いかもしれません。しかし、志望動機で「安定性」を前面に出すのは避けるべきです。

‌安定性を求める姿勢は、企業から「受動的で挑戦意欲が低い」「現状維持を望む保守的な人材」と見なされるリスクがあります
企業は、安定至高の人材というよりは、会社の成長のためにチャレンジをしてくれる人材を求めています。
志望動機を作る際は、「業界の安定性」ではなく、企業に貢献したいという姿勢を示すようにしましょう。

④自分の成長が軸となっている理由

一見すると「成長したい」という軸は意欲的なように聞こえますが、場合によってはネガティブな印象を与えてしまいます。

企業は「社員を成長させる」ことが目的でなく、「利益を増やす」ことが目的です。そのため、「成長したい」といった自分本位な理由ではなく、会社に対する貢献意欲を示すことのできる志望動機を作成しましょう。

食品業界の志望動機はMatcherで添削を依頼しよう!

‌ここまで食品業界の企業に関する選び方、志望動機の伝え方について説明してきました。みなさんが自分にあった企業を選び、説得力のある志望動機を考える上での参考になっていれば幸いです。
食品業界の志望動機が考えられたら、実際に現場で活躍する社会人に見てもらい、アドバイスをもらいましょう。
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‌【‌‌社会人の所属企業一覧(食品業界一部)】
味の素、日清食品、マルハニチロ、ネスレ日本、日本ハム、亀田製菓、日本たばこ産業(JT)など
‌【利用者の声】
‌・食品メーカーが気になっていることもあり、食品メーカーのイメージなど教えてもらいました。就活の話もたくさん教えてくれたので、私にとってとてもプラスな話ばかりでした。何でも丁寧に答えてくれて嬉しかったです。ありがとうございました。
‌・私が食品企業を志望していることもあり、経験談も兼ねて選考のこと、企業の特徴などと具体的なことについて教えて頂きとても参考になりました。
‌・食品業界の営業、優秀な社会人像など多岐に渡るお話を聞かせて頂きました。特に就職活動で大切な事に関して、もっと自分も取り組んでいこうと思いました。

食品業界の志望動機をブラッシュアップするために、ぜひ話を聞きに行き、みなさんの就活の糧としてください。

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