人材業界|志望動機例文3選と書き方のコツ、業界の全体像も解説
2023/09/27
目次
3.
人材の会社にお世話になっている一方、会社がどのように利益を得ているのかは案外知らないと思います。
この記事では、「人材業界を志望しているけれど、その理由をどう言語化したらいいのか分からない」という方に向けて、人材業界の志望動機の書き方をご紹介していきます。志望動機は人材業界にとどまらず、どの業界でも重要視されます。志望動機の作り方はどの業界でも通用するので、ぜひ理解を深めてESや面接に生かしてください。
✩この記事を読むと…
-人材業界の志望動機例文が見られる
-人材業界の業種について知れる
-人材業界で行う業務について知れる
-人材業界の志望動機でおさえておくべきポイントがわかる
志望動機だけじゃなくて、ESで色々悩んでいる…という方はぜひ以下の記事も参考にしてみてください!
【職種別】人材業界の志望動機の例文3選
まずはじめに、人材業界の志望動機例文を業種別に3つご紹介します。
人材業界のビジネスモデルや具体的な業務など、志望動機を書くうえで欠かせないポイントについても続けてご紹介しますので、ぜひそちらも参考にしてください。
人材業界の志望動機
私は企業と労働者の両方のメリットを追求することで、経済に大きなインパクトを与えたいです。
訪問営業のアルバイトにて、受注件数を増やしながら顧客に合わせたニーズを考えた経験により、企業利益だけでなく1人ひとりの顧客に寄り添える仕事をしたいと考え、人材業界を志望しています。
貴社は人材紹介事業だけでなく、webサイトの運営や人材コンサルティングなど、幅広い業種を手がけていることでも有名です。
人材にまつわる事業を広く行うことで、同業他社よりも求職者や企業のニーズに寄り添ったサポートが可能になると考えています。
貴社に入社した際には、人材紹介事業に携わった後にその経験を活かして新規事業立案に取り組み、より多くの人に価値を提供したいと考えています。
人材紹介の志望動機
私は求職者1人ひとりのニーズや性質に深く寄り添うことで、仕事に対してネガティブな気持ちで向き合う人をひとりでも減らしたいと考えています。
アルバイト先で事前に聞いていた業務内容と実際の仕事が異なり、自分がやりたいことがなかなかできず苦しい思いをした経験があります。
アルバイトは自分で仕事を探すことがほとんどで不便さを感じており、求職者に本当に合った仕事を提供したいという想いから人材業界を志望しています。
御社は契約している企業の規模や業界が幅広く、他社と比較してより多くの選択肢を求職者に与えることができます。
御社が持つ幅広い人脈により、求職者に対して親身に寄り添いたいという私の想いを実現したいです。
私の得意とする傾聴力を活かし、求職者と企業のマッチ度の高さで評価される人材として、御社で活躍したいと考えています。
人材コンサルティングの志望動機
私は大学時代に身に付けた経営にまつわる深い知識を活かし、あらゆる企業での働き方を改善し、より豊かな社会に貢献したいと考えています。
共働きの両親の姿を見て育ったことで、全ての人が幸せに働ける環境をつくりたいという想いから人材業界を志望しています。
貴社は社員数が業界トップクラスで、人材コンサルティング事業に注力しているとうかがいました。
質の高いコンサルタントを育成している貴社でなら、私のやりたいことが実現できると確信しています。
貴社に入社した際には、人材コンサルタントのエキスパートとなるためいち早く成果を出し、より多くの企業の働き方改革に貢献したいです。
人材業界とは?業種・職種について
人材業界は、主に採用にかかわる「人と企業のつながり」を支える業界です。「社員を増やしたいが、採用したいと思える候補者がなかなか見つからない…」
「候補者はたくさん集まるが、すぐに辞めてしまう人が多い…」
こんな企業の悩みを、人材業界の企業があらゆる方法で解決します。
矢野経済研究所の調査によると、2021年の人材ビジネス主要3業界市場は、前年に比べて6.9%成長しています。
人材業界はコロナ禍の影響を受けつつも、市場は回復傾向にあるようです。
ここでは、そんな人材業界の業種・職種についてそれぞれ説明します。
人材業界の業種
人材業界の業種は以下の通りです。それぞれの役割について詳しく見ていきましょう。
人材紹介
人材紹介は、「就職、転職先を探している」求職者と、「採用できる人材を探している」企業を直接つなぐ役割を持っています。
・求職者を集める企業に、自社の人材紹介サービスの活用を提案する
・人材紹介企業に登録している求職者に対して、マッチしている企業を紹介する
主に上記が仕事内容ですが、求職者に働きかけるのは「キャリアアドバイザー」、企業に働きかけるのは「法人営業」と呼ばれることが多いです。
<人材紹介企業一覧>
・リクルート
・パソナグループ
・パーソルキャリア
人材派遣
人材派遣は、人材派遣会社で雇っている社員を他企業に派遣する役割を持っています。
求職者に仕事先を紹介する、企業に求職者を紹介するといった、人材紹介とよく似た仕事内容です。
しかし、求職者が求人企業に直接採用される人材紹介とは違って、派遣スタッフは人材派遣会社と契約を結んでいます。
よく混同されるので覚えておきましょう。
例外として、今後正社員として雇うことを前提に派遣スタッフとして雇用する「紹介予定派遣」も存在します。
<人材派遣企業一覧>
・リクルートスタッフィング
・パーソルテンプスタッフ
・スタッフサービス・ホールディングス
人材コンサルティング
人材コンサルティングは人材紹介・派遣と違って、求職者とやりとりすることは基本的にありません。
企業に対して、人材育成や採用計画などをアドバイスすることが主な役割です。
企業が抱える悩みを採用や経営の面から解決するため、法律や人事について広い知識を身につける必要があります。
「企業に深くかかわって課題解決をサポートしたい」
「企業の働く環境をより良くする仕事がしたい」
上記にあてはまる人にはマッチしている業種です。
<人材派遣企業一覧>
・リンクアンドモチベーション
・グロービス
・リクルートマネジメントソリューションズ
求人広告
そもそも「求人広告」とは、企業が自社の採用要件などを載せて求人をおこなうときの媒体となる雑誌や情報サイトなどのコンテンツを指します。
求人広告会社は、契約している企業に求人ができる媒体を提供しています。
人事コンサルティングと同じく、主に企業とやりとりする仕事です。
気軽に求人活動ができる点が求人広告の魅力ですが、求職者が自分で応募する形のため、企業と人材が高いマッチ度で出会える可能性は低くなります。
大手企業であればたくさんの求職者からの応募が期待できるため、人気・大手企業の利用率が高いのが特徴です。
<求人広告の一覧>
・求人ボックス
人材業界の2つの仕事
人材業界の志望動機を考えるためには、当然人材業界の仕事について知らなければなりません。このトピックでは、人材業界の仕事を2つに分けて紹介します。
求人案件の開拓
1つ目は、求人情報の開拓です。人材ビジネスは、人材を採用する企業と、職を求めている人の二者があって初めて成り立つものです。
求人案件の獲得は、前者の採用する企業を獲得するために行われます。
企業の課題を聞いて、どんな人材を求めているのかヒアリングし、理想的な人材を採用するためのソリューションを提供します。
ソリューションの内容は会社の事業内容によって異なりますが、採用媒体の提案や転職のエージェントによる人材紹介などがあります。
就職希望者の集客
2つ目は、就職希望者の集客です。新卒採用でも中途採用でも同じですが、人材企業の会社がクライアントにサービスを提供するためには、採用候補者を集めなければなりません。
人材企業は就職希望者を集めるために、インターネット上にナビ媒体を開設するなど、便利なサービスを提供しています。
みなさんが就職活動で使っているWEBサービスも人材企業が採用候補者を集めることが理由となって作られたものかもしれません。
人材業界の日々の業務についてイメージができないなら…
人材業界でどのような業務を日々行うのかについてご紹介しましたが、文字だけだとどうしても働くイメージがつきにくいところもあるかと思います。
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人材業界の志望動機でおさえるべきポイント3選
ここまで、人材業界についてくわしく説明してきました。
ここから紹介するのは、志望動機の書き方です。
人材業界の志望動機では、以下の3つのポイントをおさえましょう。
「人材業界に限らず、志望動機をあまり書いたことがない」
「他の業界の企業でも使える志望動機を考えたい」
こんな悩みがある方は、業界を問わず志望動機のつくり方を紹介した、以下の記事がおすすめです。
①なぜ人材業界を志望するのか
企業の志望動機について考える前に、まずは「人材業界」を志望する理由を考えてみましょう。
これまでお伝えしたように、人材業界には以下のような魅力や特徴があります。
・深く人とかかわり、人の人生をサポートできる
・法律や人事、経営などの幅広い知識が得られる
・働きやすい環境づくりに貢献できる
このような人材業界の特徴のうち、自分にとってどれが魅力なのかを伝えられるようにしましょう。
これまでの経験の中で、ヒアリングや課題解決などを通して人と深くかかわったエピソードがあれば、人材業界の魅力と結びつけて志望動機にすることができます。
②なぜその企業が良いのか
人材業界の志望動機だけだと人事は「同業他社じゃなくてなんでうちの企業なんだろう?」というギモンを持つでしょう。
人材業界にはさまざまな業種があり、企業によってできることが大きく違う場合があります。
その企業の強みやサービス内容、業種や職種についてよく知った上で、どのような点で自分に合っているのか説明できるようにする必要があります。
「人材業界ならどれでもいいのか」
「人材業界についてよく知らないまま企業を選んでいるのか」
このように思われないためにも、大切なのは企業独自の魅力です。
その企業ならではの魅力を伝えることで、志望意欲の高さをアピールしましょう。
③入社後どのように働きたいか
人材業界や企業の魅力を伝えるだけでは、活躍できそうな人材かどうか企業は判断しづらいでしょう。
大切なのは、「自分はどんなスキルを持っていて、その企業に何を提供できるのか」とあわせて伝えることです。
ただし、自分がいかに貢献できるか伝えたいあまりに、自己PRになりすぎないように注意が必要です。
限られた字数や時間の中で、企業や業界への熱意を伝えきることを目標に、入社後どのように働きたいかを考えるようにしましょう。
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人材業界の志望動機の考え方を理解できましたでしょうか?納得感のある志望動機は、採用担当者に熱意を感じてもらうために非常に重要です。
しかし、何が正解か分からないなかで自分1人で志望動機を作っていくのはなかなか難しいもの…
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例えばMatcherを使うと、人材業界の社会人に会って、志望動機を添削してもらうこともできます!
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【社会人の所属企業一覧(一部)】
リクルートキャリア、リクルートジョブズ、インテリジェンス、エン・ジャパン、マイナビ、ビズリーチ、JACリクルートメントなど。
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