
【新卒】逆求人サイトおすすめ11選|就活で活用するメリットを解説
2025/01/31
目次
1.
新卒採用における企業の約30%が「逆求人サイト」を利用していることをご存じですか? 学生が就活を効率的に進めるうえでとても便利なサイトで、企業の採用手法のなかで昨年度から利用率が最も伸びている手法でもあります。
ただし、多くの逆求人サイトがあり、その特徴はさまざまです。「どの逆求人サイトを使えばいいのか分からない…」という方も多いでしょう。本記事では、新卒向けにおすすめの逆求人サイト8選と、理系就活生に特化した3選を厳選してご紹介。筆者が実際に利用して比較した各サービスの特徴に加えて、逆求人サイトの効果的な活用方法、利用するメリットや注意点も解説します。
この記事を読めば、短期間で効率よく自分にマッチした企業と出会う方法が分かるでしょう。逆求人サイトを使って効率的に就活を進めたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
新卒向け逆求人サイトとは

2025年卒の企業の採用手法を調査した就職みらい研究所によると、逆求人サイトを利用する企業は約3割にのぼり、企業の採用手法のなかで昨年度から利用率が最も伸びています。今後も利用が拡大することが予想されるため、本記事を最後まで読んで新卒逆求人サイトを使いこなしましょう!
おすすめの新卒向け逆求人サイト8選
「どの逆求人サイトを使えばいいのか分からない…」と悩んでいる方もいるでしょう。数多くのサイトがある中で、自分に合ったサービスを見つけるのは難しいですよね。
ここでは、新卒向け逆求人サイトを8つ厳選しました。逆求人サイトはサイトごとにそれぞれ異なる長所をもっています。そのため、使うサービスを1つに絞り込むのではなく、複数のサイトを併用して良いとこどりをすることをおすすめします!
▼おすすめの新卒向け逆求人サイト
①Matcher(マッチャ―)
②OfferBox(オファーボックス)
③キミスカ
④dodaキャンパス
⑤ababa(アババ)
⑥iroots(アイルーツ)
⑦キャリアチケットスカウト
⑧Lognavi(ログナビ)
下の表は8サービスの学生の登録数・企業の登録数・オファー受診率(※)・平均オファー数をまとめたものです。
下の表は8サービスの学生の登録数・企業の登録数・オファー受診率(※)・平均オファー数をまとめたものです。

※オファー受診率とは、「登録している学生のうち、どれくらいの割合でオファーをもらっているか?」を示した数値です。
オファー受診率が100%であれば、スカウトサイトに登録したすべての学生が1社以上の企業からスカウトをもらえたことを意味します。
数値が9割以上あれば、ほぼすべての学生が1社以上の企業からスカウトが届くと思ってよいでしょう。
それでは各サービスをそれぞれ解説していきます!
①Matcher(マッチャ―)
約400社の企業と45,000人の学生が登録するMatcher。Matcherの特徴は以下の通りです。
▼特徴
・マッチ度の高いスカウトが届く
・日程調整が簡単
・OB・OG訪問ができる
それぞれ解説していきます。
マッチ度の高いスカウトが届く
Matcherでは、学生の就活の軸に合った高品質なスカウトを受け取ることができます。月一回、就活の軸を学生が選択式で回答することで、最新の就活状況をもとに、学生に最適な企業からのスカウトが届く仕組みになっています。
さらに、スカウトには「あなたにマッチしているポイント」が記載されているため、自分の希望や条件に合致しているかどうかをすぐに判断できるでしょう。
日程調整が簡単
一般的な逆求人サイトでは、就活生自身が企業に日程を提示して調整を行う必要があります。しかし、Matcherは、企業側があらかじめ日時を提示するため、就活生は1クリックで簡単に日程調整をすることが可能です。
OB・OG訪問ができる
Matcherは、スカウト機能に加えて、OB・OG訪問機能を提供しています。大学のキャリアセンターに行くことが難しい人や、話せる社会人が近くにいない人にとっても、アプリ上で簡単にOB・OG訪問が可能です。
OB・OG訪問を行うことで、
・実際に働いている人から業界や企業の話を聞ける
・自己分析を深め、自分の強みを明確にできる
・エントリーシート(ES)の添削を依頼できる
・面接の練習を実際の社会人から受けられる
・逆求人サイトのプロフィールを見直し、スカウトが届きやすくなる
など、就活に必要な準備ができるでしょう。
Matcherはこんな人にオススメ!
・スカウトの質を重視する人
・スムーズに選考を進めたい人
・逆求人サイトのほかに、OB・OG訪問もしたい人MatcherでOB訪問できる相手を探してみる(無料)
②OfferBox(オファーボックス)

▼特徴
・登録企業数とオファー数の豊富さ
・適性診断AnalyzeU+の利用
それぞれ解説していきます。
登録企業数とオファー数の豊富さ
・登録企業数:19,242社
・平均オファー数:41件/人
他の逆求人サイトと比べても企業登録数が多く、スカウトを受けるチャンスが広がります。さらに、東証プライム上場企業の68%が利用しているため、大手企業との出会いも期待できます。
適性診断AnalyzeU+の利用
100万人以上が受検した適性診断「AnalyzeU+」を無料で受けられる点も魅力です。251の質問に回答することで、マッチする職種や強み・弱み、自己PR作成に役立つアドバイスがわかります。
【参考】OfferBox 公式サイト
OfferBoxはこんな人にオススメ!
・多くの企業や大企業からスカウトを受け取りたい人
・自己分析を深めたい人
③キミスカ

6,500社の企業と135,000人の学生が登録するキミスカ。キミスカの特徴は以下の通りです。
▼特徴
・企業の熱意がわかる3種類のスカウトが届く
・適性検査TPIが受けられる
それぞれ解説していきます!
企業の熱意がわかる3種類のスカウトが届く
キミスカのスカウトはゴールド/シルバー/ノーマルの3種類に分かれています。企業側はそれぞれのスカウトごとに送信制限があり、ゴールドスカウトは月に50通、シルバースカウトは月に150通、ノーマルスカウトは月に1000通となっています。
そのため、学生は企業の熱意をスカウトで見分けることができ、ゴールドスカウトに絞って選考を受けるというような効率的な使い方もできるでしょう。
適性検査TPIが受けられる
累計400万件を超えるビッグデータから生成された適性検査TPIを提供しています。80問に回答することで物事に取り組む姿勢や資質、考え方や性格などを診断できます。適性検査も一緒に行いたい人に向いているでしょう。
キミスカはこんな人にオススメ!
・企業の熱意を重視して選考を進めたい人
・自己分析を深めたい人
【参考】キミスカ 公式情報
④dodaキャンパス

7,600社の企業と65,000人の学生が登録するdodaキャンパス。dodaキャンパスの特徴は以下の通りです。
▼特徴
・登録企業数が多い
・キャリアサポートが手厚い
それぞれ解説していきます!
登録企業数が多い
dodaキャンパスでは、幅広い業界の企業が登録しており、その数は7,600社以上。大手企業から成長中のベンチャー企業まで、多様な選択肢から自分に合った企業を見つけることができます。
キャリアサポートが手厚い
dodaキャンパスは、求人情報の提供に加えて、キャリアサポートにも力を入れています。
・プロのアドバイザーによるアドバイス
・学生の強みや適性を活かすマッチング
・就活スケジュール管理や面接対策
など、初めての就職活動でも安心して利用できるサポートを受けられるでしょう。
dodaキャンパスはこんな人にオススメ!
・多くの選択肢から自分に合った企業を見つけたい人
・初めての就活で手厚いサポートが欲しい人
【参考】dodaキャンパス 登録画面
⑤ABABA(アババ)

▼特徴
・他社の最終選考実績が評価される
・LINEでやり取りが完結する
それぞれ解説していきます。
他社の最終選考実績が評価される
ABABAの最大の特徴は、学生がこれまで積み重ねてきた努力を評価する仕組みです。他社の最終選考まで進んだ実績をプロフィールに登録できるため、選考でアピールしやすくなります。
実際に、ABABAを利用する学生の94%が、スカウトを受けた企業でエントリーシートや一次面接を省略できています。選考にかかる負担を減らし、効率的に就活を進めることができるでしょう。
LINEでやり取りが完結する
スカウト通知や企業とのやり取りがすべてLINE上で完結します。日常的に使うアプリを活用することで、通知を見逃す心配がなく、迅速な対応ができるでしょう。
ABABAはこんな人にオススメ!
・最終選考まで進んだことのある人
・Lineでスムーズに企業と連絡を取りたい人
【参考】ABABA 登録画面
⑥iroots (アイルーツ)

170,000社の企業と200人の学生が登録するアイルーツ。アイルーツの特徴は以下の通りです。
▼特徴
・プロフィール欄が最大6000字で詳細に書ける
・プロフィールを客観視できる
それぞれ解説していきます!
最大6,000字の詳細プロフィールを作成できる
アイルーツでは、通常の自己PRやガクチカでは伝えきれない魅力を最大6,000文字までアピールすることができます。「カルチャー」や「今後のビジョン」などの記入欄もあり、選考が始まる前から相互理解を深められるため、選考中のミスマッチが起こりにくいと言えるでしょう。
プロフィールを診断できる
アイルーツには「プロフィール診断」という項目があります。ここでは、自分が作成したプロフィールを自然言語処理で解析することで、自分の志向価値観や行動特性を可視化することができます。
テキストを編集すると、表示内容が変わるので、ES添削に役立てることができるでしょう。
irootsはこんな人にオススメ!
・詳細にプロフィールを設定したい人
・プロフィールを磨きたい人
【参考】iroots 登録画面
⑦キャリアチケットスカウト

キャリアチケットスカウトは、価値観を軸にした就活が可能で、計画的に進められる逆求人サービスです。キャリアチケットスカウトの特徴は以下の通りです。
▼特徴
・価値観ベースで就活できる
・計画的に就職活動ができる
それぞれ解説していきます!
価値観ベースで就活ができる
5つの質問に答えることで、キャリアに対する考え方が明確になります。質問数が少ないので、短時間で自己分析をすることができるでしょう。
また、学生の価値観に共感した企業だけがスカウトを送ります。届いたスカウトには、企業がどの価値観に共感したか記載されているため、価値観ベースで就活をすることができるでしょう。
計画的に就職活動ができる
キャリアチケットスカウトでは、毎週月曜日に選考チケットが配布され、最大で保有できる枚数は5枚までという制限があります。同時に選考を受けられる企業が5社までという制限があるため、どの企業の選考に進むべきかを慎重に考えなければならず、計画的に選考に進むことができます。
キャリアチケットスカウトはこんな人におすすめ!
・価値観重視の就活を進めたい人
・計画的に就活を進めたい人
⑧Lognavi(ログナビ)

600社の企業と16万人の学生が登録するログナビ。ログナビの特徴は以下の通りです。
▼特徴
・動画で自己PR
・SNS機能がある
それぞれ解説していきます!
動画で自己PR
ログナビは自己PRを動画で登録します。文章では伝わりにくい人柄や限られた字数では伝えきれない想いを動画で企業に伝えることができます。
企業の紹介動画を見ることもできるため、文章だけでは分かりにくい会社の雰囲気や実際の業務内容を詳しく知ることができるでしょう。
SNS機能がある
ログナビは就活SNSアプリとしても利用することができます。同じ大学の学生を見つけたり、ほかの学生とのやり取りができたりする点が特徴的。
また、タイムラインに自分の疑問や考えを投稿し、他のユーザーからコメントやアドバイスをもらうことができます。たとえば、「この企業のインターンに参加した人はいませんか?」といった質問を投げかけることで、実際の経験者からリアルな情報を得ることができるでしょう。
ログナビはこんな人にオススメ!
・動画で自己PRしたい人
・学生同士で情報交換をしたい人
【参考】ログナビ 登録画面
【理系】おすすめの新卒向け逆求人サイト3選
ここからは、理系学生に向けた逆求人サイトをご紹介します。理系学生におすすめする逆求人サイトは以下の3つです。
▼理系学生におすすめの新卒向け逆求人サイト
①アカリク
②LabBase
③TECH OFFER
それぞれご紹介していきます!
①アカリク

アカリクは、1,000社の企業と200,000万人以上の学生が利用している就活SNSサービスです。アカリクの特徴は以下の通りです。
▼特徴
・分野別の特別イベントがある
・大学院出身のアドバイザーに相談できる
それぞれ解説していきます!
分野別の特別イベントがある
メーカー、IT,コンサル業界を中心に、優良企業とであるイベントを開催しています。オンラインで開催されるため、隙間時間を活用して業界・企業研究も進めることができます。
大学院出身のアドバイザーに相談できる
アカリクでは、大学院出身のアドバイザーに相談できるサービスがあります。面談で自己分析の相談ができたり、ESや面接のアドバイスを頼むことができます。アドバイザーが大学院出身なため、理系の専門性に沿った企業の紹介もしてくれるでしょう。
アカリクはこんな人にオススメ!
・特定の分野に特化した情報を得たい人
・アドバイザーに相談しながら就活をしたい人
【参考】アカリク 登録画面
②LabBase

LabBaseは、700社以上の企業と110,000人以上の学生が利用している就活SNSサービスです。LabBaseの特徴は以下の通りです。
▼特徴
・学生プロフィールが充実している
・「興味あり」で企業にアプローチできる
学生プロフィールが充実している
LabBaseの強みは、研究室訪問を通じて構築された充実した学生プロフィールデータベースです。学生は研究テーマ、スキル、志向性などを具体的に記載することができ、企業は詳細な情報を基に、より精度の高いスカウトを送れます。
この仕組みにより、学生は自分の魅力を効果的にアピールでき、よりマッチした企業と出会えるでしょう。
「興味あり」で企業にアプローチできる
LabBaseでは、「興味あり」という機能を使い、学生側から企業にアプローチできます。受け身ではなく積極的に企業と接点を作ることができるでしょう。
また、LabBaseではどの企業が自分のプロフィールを閲覧したのか履歴として残ります。そのため、興味を持った企業へのアプローチが可能です。
LabBaseはこんな人にオススメ!
・マッチングの精度にこだわりたい人
・積極的に企業と接点を持ちたい人
【参考】LabBase 登録画面
③TECH OFFER

TECH OFFERは700社以上の企業と30,000人以上の学生が利用している就活SNSサービスです。TECH OFFERの特徴は以下の通りです。
▼特徴
・オファー数が多い
・マッチ度が高い
それぞれ解説していきます!
オファー数が多い
TECH OFFERでは、一人あたりの平均オファー数が27社に上ります。この数字は、他の逆求人サービスと比較しても非常に多いのが特徴です。
オファー数が多いほど、自分に合った企業を見つける機会が広がるため、より多くの選択肢の中から納得のいくキャリア選択ができます。また、複数の企業からのスカウトを比較することで、自分の市場価値や強みを再確認するきっかけにもなるでしょう。
マッチ度が高い
TECH OFFERのマッチングシステムは、全国4万件以上の教員や研究室の情報と、100万件以上の技術キーワードを組み合わせた特許取得済みの仕組みを採用しています。学生の特徴や専門性に合致したオファーが届きやすいため、ミスマッチが減るでしょう。
またスカウトの質が高いため、選考がスムーズに進む可能性が高いことに加え、学生自身も興味の持てる企業と効率的に出会えるでしょう。
TECH OFFERはこんな人にオススメ!
・多くの選択肢から最適な企業を選びたい人
・マッチング精度にこだわりたい人
【参考】techoffer 登録画面
Matcherで企業からのスカウトをゲットしよう!

「スカウトの質を重視したい」「スムーズに選考を進めたい」「OB・OG訪問で選考対策もしたい」という人はいませんか?
Matcherであれば、マッチ度の高い企業からのスカウトを受けることができ、効率的に就職活動を進めることが可能です。また、OB・OG訪問昨日もあるため、志望企業の社会人と選考対策を進めることができるでしょう。
Matcher(マッチャ―)とは
プロフィールを入力するだけで自分に合った企業からスカウトが届くアプリです。
就職活動において、「自分に合った企業がわからない」「今から就活をはじめて間に合うのだろうか」などの悩みはありませんか?
そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。
Matcherをおすすめする理由
・あなたにマッチ度が高い企業のみからスカウトが届く!
・選考を一部免除する特別選考スカウトが届く!
・選考の日程調整が簡単にできる!
・出身大学関係なく、OB・OG訪問できる機能も!
以下のボタンから登録して、内定獲得への一歩を踏み出しましょう!
新卒向け逆求人サイトの選び方
これまでに新卒向けの逆求人サイトを11個ご紹介し、それぞれにオススメの人も解説しました。しかし、それでもどれに登録すればいいか迷う方もいるかもしれません。そこでここでは、誰でも役立つ「逆求人サイトの選び方」を分かりやすくご紹介します。
▼新卒向け逆求人サイトの選び方
①利用企業数
②使いやすさ
③評判・口コミ
それぞれ解説していきます!
①利用企業数
利用企業数が多いほど、多種多様な業界や職種の企業からスカウトを受けられる可能性が高まります。また、大手企業が多いのか、中小・ベンチャー企業が多いのかといった特徴もチェックして、自分の志望に合うサイトを選ぶと良いでしょう。
②使いやすさ
サイトの使いやすさも重要なポイントです。登録やプロフィールの入力が簡単か、企業とのやり取りがしやすいかどうかなどを確認しましょう。また、スカウトが届いた後の選考スケジュール管理がしやすいかどうかも考慮すると、就職活動全体をスムーズに進められます。
③評判・口コミ
評判や口コミを見ることで、公式の説明や宣伝からは見えないリアルな情報を得ることができます。口コミを通じてそのサイト特有の強みや弱点を把握することで、自分に合ったものが選びやすくなるでしょう。
新卒向け逆求人サイトを利用するメリット3選

上のグラフは、就職みらい研究所が逆求人サイト利用者を対象に「スカウトサービスを使って良かった点」を調査した結果です。
このように、企業からスカウトを受けられる逆求人サイトを活用することで、通常の就職活動では得られない多くのメリットがあります。
逆求人サイトを利用する具体的なメリットは以下の通りです。
▼逆求人サイトを利用するメリット
①知らなかった企業に出会える
②内定に繋がりやすい
③就職活動の練習になる
それぞれ解説していきます!
①知らなかった企業に出会える
逆求人サイトを活用すれば、知らなかった企業や業界との出会いが広がります。実際、利用者の65.4%が「知らなかった企業に出会えた」と回答しており、これが最も大きなメリットとして挙げられています。
大手企業だけでなく、隠れた優良企業や成長中のベンチャー企業からスカウトを受けることも珍しくありません。これまで考えていなかったキャリアの可能性を知るきっかけにもなり、視野を広げる点でも役に立つでしょう。
②内定に繋がりやすい
逆求人サイトを活用することで、内定に繋がる確率が高まることも大きなメリットです。実際に、逆求人サイトを利用した学生の23.2%が「内定に繋がりやすいと感じた」と回答しており、これは利用者が感じたメリットの第2位となっています。
逆求人サイトは企業が直接スカウトを送ってくる仕組みのため、企業側が求める人材像と自分のプロフィールがマッチしやすいという特徴があります。そのため、通常のエントリーに比べて選考が進むスピードが早く、短期間で内定を得られるケースもあるでしょう。
③就職活動の練習になる
逆求人サイトを活用することで、就職活動の練習になります。実際に、逆求人サイトを利用した学生の20.7%が、「就職活動の練習になった」と答えており、これはメリットの第3位です。
特に複数の企業からスカウトが届くと、短期間で多くの面接経験を得られるため、本命企業の選考前に自分の改善点を把握することができます。
また、逆求人サイトでスカウトを得るためには、魅力的な自己PRを作成する必要があります。この作業がエントリーシートの作成にも応用できるため、逆求人サイトでの試行錯誤がエントリーシートの作成にも役立つでしょう。
さらにスカウトには、企業がどの部分を評価したのか具体的に記載されている場合があります。企業の反応を見ることで、自分のプロフィールの強みや改善点を知ることができ、効率的に就活スキルを磨くことができるでしょう!
新卒向け逆求人サイトのオファー数を増やすコツ7選
逆求人サイトは、多くのメリットがある一方で、ただ登録するだけではオファー数が少ない場合もあります。そこで、以下のポイントを押さえてオファー数を効率的に増やしましょう。
▼オファー数を増やすコツ
①必要な情報をすべて登録する
②わかりやすい文章を心がける
③企業が検索しそうな単語を組み込む
④こまめにログインする
⑤就活の軸のチェック数を増やす
⑥逆求人サイトを併用する
⑦ほかの企業からの内定情報を入れる
それぞれ解説していきます!
①必要な情報をすべて登録する
プロフィールが未完成ではオファーを逃す可能性があります。実際、ほとんどの逆求人サイトにプロフィール入力によってオファー数が大きく変わると記載されています。写真や自己PRを含むすべての情報を登録し、企業に自分の魅力を伝えましょう。
②わかりやすい文章を心がける
プロフィールや自己PRを書く際には、抽象的な表現を控えて、誰が読んでもわかりやすい文章を書くように心掛けましょう。
たとえば、「アルバイトでリーダー経験があります」と書くより、「アルバイトでは5人のチームをまとめて売上を前年比120%に伸ばしました」といった具体例を添えることで、採用面接官は内容をしっかりと理解できます。
③企業が検索しそうな単語を組み込む
企業はスカウトを送る際に、サイト内でキーワード検索をして自社の求めるスキルや性格を有した学生を探すことが多いです。そのため、プロフィールや自己PRには企業が検索するであろう単語を意識的に組み込みましょう。
たとえば、「商社」「営業」などの業界や職種に関連するキーワードや、主体性やリーダーシップなど多くの企業が求める資質を適切に盛り込むことで、企業の目に留まりやすくなるでしょう。
④こまめにログインする
サイトへのこまめなログインも重要です。多くのサイトでは、最近ログインした学生ほど企業に優先的に表示されます。スカウトメールに迅速に対応できるようにするためにも、毎日逆求人サイトを確認する習慣をつけましょう。
⑤就活の軸のチェック数を増やす
オファー数を高めるためには、プロフィール設定の幅を広げることが効果的です。「勤務地」「職種」「業界」などの就活の軸を柔軟に設定することで、企業とのマッチング率を上げることができます。
たとえば、「勤務地を東京のみ」ではなく「関東全域」としたり、希望職種に多くのチェックをつけたりすることで、より多くの企業からアプローチを受ける可能性が高まります。
自分が許容できる範囲内で、就活の軸のチェック数を増やすことをオススメします!
⑥複数のサイトを併用する
ひとつのサイトだけに頼るのではなく、目的に応じて複数の逆求人サイトを使い分けましょう。サイトごとに強みや特徴は異なるため、複数の逆求人サイトを併用することで、多くのメリットを享受することができます。
⑦ほかの企業からの内定情報を入れる
ほかの企業から内定をもらっている場合は、それをプロフィール欄で適切にアピールしましょう。内定があるという事実は、他社が採用するだけの魅力があることを示し、企業側の関心を引く要素になります。
ただし、ほかの企業からの内定情報を入れる際は、相手の印象を考えて、「現在、複数の内定をいただいていますが、自分のキャリアにおける優先順位を元に比較検討をしています」という姿勢で伝えましょう。
新卒向け逆求人サイトの注意点
ここでは、逆求人サイト利用時にありがちな誤解を解消し、効果を最大化するための注意点を解説します。新卒向け逆求人サイトを利用する際の注意点は以下の2つです。
▼新卒向け逆求人サイトの注意点
①自己PRを充実させないとオファーされにくい
②スカウトをもらっても選考落ちはよくある
それぞれ解説していきます!
①自己PRを充実させないとオファーされにくい
逆求人サイトでは、企業が求職者のプロフィールを閲覧してスカウトを送ります。そのため、自己PRやスキルの記載が不十分だと、企業の検索に引っかからず、オファーの機会を逃してしまうことがあります。
実際に、就職みらい研究所が逆求人サイトを利用して悪かった点を調査したところ、「志望する企業からスカウトがこなかった」が35.4%で1位になっています。
上記の「オファー数を増やす新卒向け逆求人サイトのコツ」で紹介した7つを参考に、オファー数を増やして逆求人サイトを最大限活用しましょう!
②スカウトをもらっても選考落ちはよくある
スカウトを受けると、企業から特に興味を持たれていると感じるかもしれません。実際、逆求人サイトを利用するメリットとして「内定につながりやすい」という点が多くの利用者から挙げられており、一般的な就職活動に比べて選考通過率が高いと考えられます。
しかし、スカウトが届いたからといって内定が保証されるわけではありません。企業側は、多くの候補者を集めた上で最適な人材を選ぶため、スカウトを受けても選考に落ちるケースは珍しくありません。
そのため、スカウトは「企業との接点を持つきっかけ」として捉えることが重要です。通常の選考と同様に、しっかりと面接対策を行い、自分の強みをアピールする準備を整えましょう。
OB・OG訪問をして逆求人サイトの自己PRを磨こう

逆求人サイトでは、プロフィールの内容がスカウト率に大きく影響します。しかし、自分一人で魅力的なプロフィールを作成するのは、なかなか難しいものです。そこで、就活を経験したOB・OGの力を借りることをおすすめします!
OB・OG訪問をする際にぜひ利用していただきたいのが、Matcherです。
Matcherであれば、OB・OG訪問を進めながら、マッチ度の高い企業からのスカウトを受けることができ、効率的に就職活動を進めることが可能です。
Matcher(マッチャ―)とは
Matcherとは、所属大学や住んでいる地域に関係なくOB・OG訪問ができるアプリです。
就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?
そういった人は、ぜひMatcherを活用してみてください。
Matcherをおすすめする5つの理由
・大手企業からベンチャー企業の社会人3.5万人が登録している!
・出身大学関係なく、OB・OG訪問できる!
・住んでいる地域に関係なく、オンラインでOB・OG訪問できる!
・ワンクリックで簡単にOB・OG訪問依頼できる!
・あなたにマッチ度が高い企業のみから特別選考スカウトが届く!
以下のボタンから登録して、内定獲得への一歩を踏み出しましょう!MatcherでOB訪問できる相手を探してみる(無料)
新卒向け逆求人就活サイトを使いこなして内定を勝ち取ろう
いかがでしたか?
本記事では、新卒向け逆求人サイトを11個ご紹介してきました。自分に合った逆求人サイトに登録したあとは、オファー数が増えるようにこの記事で紹介したことを試し、効率的な就活を進めましょう!