【新卒】逆求人サイトおすすめ13選|オファー数を増やすコツも解説

2025/10/02
就活準備
目次
1.
新卒向け逆求人サイトとは
2.
新卒向け逆求人サイトを利用するメリット
3.
【総合】おすすめの新卒向け逆求人サイト10選
4.
【理系】おすすめの新卒向け逆求人サイト3選
5.
新卒向け逆求人サイトの選び方
6.
新卒向け逆求人サイトのオファー数を増やすコツ
7.
新卒向け逆求人サイトの注意点
8.
‌新卒向け逆求人サイトに関するよくある疑問
9.
OB・OG訪問をして逆求人サイトの自己PRを磨こう
10.
さいごに
逆求人サイトが気になるけど、どれに登録すればいいか分からない
新卒向け逆求人サイトの特徴を比較してほしい
以上のようなお悩みを持つ就活生に向けて、本記事ではおすすめの逆求人サイトの特徴を比較していきます。

逆求人サイト経由で企業の情報収集をした25卒学生は12.3%、応募した学生は10.9%。つまり、就活生の10人に1人は逆求人サイトを就活に役立てていることが分かります。

‌年々利用者が増えている逆求人サイトを活用し、短期間で効率よく自分にマッチした企業と出会いましょう!

新卒向け逆求人サイトとは

新卒向け逆求人サイトとは、学生がプロフィールを登録することで、企業から直接スカウトが届く就活サービスのことです。「スカウトサービス」や「オファーサービス」と呼ばれることもあります。

通常の就活は、学生が企業に応募して選考が始まりますが、逆求人サイトではその矢印が「逆」になります。プロフィールを見た企業側が「会ってみたい」とアプローチするのが大きな特徴です。

自分では気づいていなかった業界や企業から声がかかる可能性もあり、選択肢を広げたい就活生にとって有効な手段となっています。

逆求人サイトを利用する流れ

逆求人サイトを利用する流れを示した図
逆求人サイトに登録したら、まずは自己PRや学生時代に力を入れたことなどを入力し、プロフィールを充実させましょう。内容がしっかりしているほど企業の目に留まりやすくなります。

プロフィールを公開すると、興味を持った企業からスカウトが届きます。スカウトには大きく2種類あり、ひとつは会社説明会やカジュアル面談への招待、もうひとつは選考への直接招待です。どちらの場合も、ES免除や一次面接免除といった優遇を受けられる可能性があります。

その後の流れは通常の応募と同様で、企業ごとの選考プロセスを経て、最終的に内定へとつながります。

新卒向け逆求人サイトを利用するメリット

なぜ逆求人サイトを使うと良いのでしょうか?

ここでは、就職みらい研究所の調査で2025年卒が「逆求人サイトを使ってよかったこと」として挙げた上位3つのメリットをご紹介します。

①知らなかった企業に出会える

逆求人サイトを利用した65.4%が、「知らなかった企業に出会えた」ことをメリットとして挙げています。

大手企業だけでなく、隠れた優良企業や成長中のベンチャー企業からスカウトを受けることも珍しくありません。これまで考えていなかったキャリアの可能性を知るきっかけにもなり、視野を広げる点でも役に立つでしょう。

②内定に繋がりやすい

逆求人サイトを利用した就活生の23.2%が、「内定に繋がりやすいと感じた」と回答しています。

逆求人サイトは企業側が気になる学生にスカウトを送っているため、スカウトが届いた=選考に通過しやすい素質がある、といえます。そのため、通常のエントリーに比べて選考が進むスピードが早く、短期間で内定を得られるケースも多いです。

③就職活動の練習になる

逆求人サイトを利用した就活生の20.7%が、「就職活動の練習になった」ことをメリットとして挙げています。

スカウト経由で様々な企業の選考に進むことで、実践的にESや面接の回答を試すことができます。仮に本命企業でなくても、実際の選考フローを経験することで自分の強みや課題を把握でき、第一志望の選考に活かすことが可能です。

【総合】おすすめの新卒向け逆求人サイト10選

「どの逆求人サイトを使えばいいのか分からない…」と悩んでいる方もいるでしょう。数多くのサイトがある中で、自分に合ったサービスを見つけるのは難しいですよね。

ここでは、新卒向け逆求人サイトを8つ厳選しました。逆求人サイトはサイトごとにそれぞれ異なる長所をもっています。そのため、使うサービスを1つに絞り込むのではなく、複数のサイトを併用して良いとこどりをすることをおすすめします!
新卒逆求人サイトのサービス比較表
‌‌※オファー受信率とは、「登録している学生のうち、どれくらいの割合でオファーをもらっているか?」を示した数値です。‌オファー受信率が100%であれば、スカウトサイトに登録したすべての学生が1社以上の企業からスカウトをもらえたことを意味します。数値が9割以上あれば、ほぼすべての学生が1社以上の企業からスカウトが届くと思ってよいでしょう。

①Matcher

逆求人サイト Matcherのサービス画像
「OB・OG訪問 × スカウト」で効率的に就活ができるMatcher。

Matcherの特徴
・就活の軸とのマッチ度が高い企業からスカウトが届く
・Matcher限定の特別選考ルートあり
・OBOG訪問機能でES添削や面接対策などの就活相談ができる

Matcherとは、大学や学年関係なく誰でもOB・OG訪問ができる国内最大級の就活相談サービスです。

スカウト機能では、Matcher社が厳選した優良企業からのスカウトが届きます。例えば、DMM.comやコロプラといった新進気鋭の有名ベンチャーから、精鋭ぞろいのコンサルティングファームなども。フレックスタイム制といった働きやすい環境がある企業や、実力評価制で若手からどんどん実績を積める企業など、幅広い特徴をもった企業と出会うことができます。

スカウトには「あなたにマッチしているポイント」が記載されているため、各企業がどの条件や希望と合致しているのかすぐに判断可能です。月に1回、就活の軸を選択式で答えることで、最新の就活状況にマッチする企業からのスカウトが届く仕組みとなっています。

またOB・OG訪問機能を使えば、社会人や内定者にES添削や面接対策をお願いすることも可能。効率的に就活を進めるのに最適なサービスとなっています。

‌【参考】【公式】Matcherのスカウト機能を活用して内定を獲得するコツ

Matcherはこんな人にオススメ!

・スカウトの質を重視する人
・選考免除などの特別ルートで効率的に選考を進めたい人
・ES添削や面接対策、自己分析などもしたい人‌
Matcher厳選企業からスカウトをもらう(無料)

②キミスカ

6,500社の企業と20,000人の学生が登録するキミスカ。

キミスカの特徴
・企業の熱意がわかる3種類のスカウトが届く
・適性検査TPIが受けられる

キミスカのスカウトはゴールド/シルバー/ノーマルの3種類に分かれています。企業側はそれぞれのスカウトごとに送信制限があり、ゴールドスカウトは月に50通、シルバースカウトは月に150通、ノーマルスカウトは月に1000通となっています。そのため、学生は企業の熱意をスカウトで見分けることができ、ゴールドスカウトに絞って選考を受けるというような効率的な使い方もできるでしょう。

‌また、キミスカでは累計400万件を超えるビッグデータから生成された適性検査TPIを提供しています。80問に回答することで物事に取り組む姿勢や資質、考え方や性格などを診断できます。適性検査も一緒に行いたい人に向いているでしょう。

キミスカはこんな人にオススメ!

・企業の熱意を重視して選考を進めたい人
・自己分析を深めたい人

【PR】キミスカ

③OfferBox

逆求人サイト OfferBoxのサービス画像‌企業登録数最多の逆求人サイトであるOfferBox。

OfferBoxの特徴
・登録企業数とオファー数の豊富さ
・適性診断AnalyzeU+の利用

他の逆求人サイトと比べても企業登録数が多く、スカウトを受けるチャンスが広がります。さらに、東証プライム上場企業の68%が利用しているため、大手企業との出会いも期待できます。

また、100万人以上が受検した適性診断「AnalyzeU+」を無料で受けられる点も魅力です。251の質問に回答することで、マッチする職種や強み・弱み、自己PR作成に役立つアドバイスがわかります。

OfferBoxはこんな人にオススメ!

・多くの企業や大企業からスカウトを受け取りたい人
・自己分析を深めたい人

‌【参考】OfferBox 公式サイト

④dodaキャンパス

逆求人サイト dodaキャンパスのサービス画像
学生登録数最多の逆求人サイトであるdodaキャンパス。

dodaキャンパスの特徴
・登録企業数が多い
・キャリアサポートが手厚い

dodaキャンパスでは、幅広い業界の企業が登録しており、その数は7,600社以上。大手企業から成長中のベンチャー企業まで、多様な選択肢から自分に合った企業を見つけることができます。

‌また、dodaキャンパスは求人情報の提供に加えて、キャリアサポートにも力を入れています。「プロのアドバイザーによるアドバイス」「学生の強みや適性を活かすマッチング」「就活スケジュール管理や面接対策」など、初めての就職活動でも安心して利用できるサポートを受けられるでしょう。

dodaキャンパスはこんな人にオススメ!

・多くの選択肢から自分に合った企業を見つけたい人
・初めての就活で手厚いサポートが欲しい人

⑤ABABA

逆求人サイト ABABAのサービス画像最終選考まで進んだ実績のある就活生のみが登録できる逆求人サイトのABABA。

ABABAの特徴
・他社の最終選考実績が評価される
・LINEでやり取りが完結する

ABABAの最大の特徴は、学生がこれまで積み重ねてきた努力を評価する仕組みです。他社の最終選考まで進んだ実績をプロフィールに登録できるため、選考でアピールしやすくなります。実際に、ABABAを利用する学生の94%が、スカウトを受けた企業でエントリーシートや一次面接を省略できています。選考にかかる負担を減らし、効率的に就活を進めることができるでしょう。

‌また、スカウト通知や企業とのやり取りがすべてLINE上で完結します。日常的に使うアプリを活用することで、通知を見逃す心配がなく、迅速な対応ができるでしょう。

ABABAはこんな人にオススメ!

・最終選考まで進んだことのある人
・Lineでスムーズに企業と連絡を取りたい人

【参考】ABABA 登録画面

⑥iroots (アイルーツ)

逆求人サイト Irootsのサービス画像
審査通過率10%の厳選企業からスカウトが届くiroots。

irootsの特徴
・厳しい審査を通過した企業からスカウトがもらえる
・プロフィール欄が最大6000字で詳細に書ける

「会社の成長性・将来性」「20代の成長環境」「クチコミによる評判」の軸での厳しい審査をクリアした厳選企業からのスカウトが届きます。外務省やNTT東日本、住友不動産などの官公庁や大手企業、有名ベンチャーなどと出会える可能性が高いです。

またirootsでは、通常の自己PRやガクチカでは伝えきれない魅力を最大6,000文字までアピールすることができます。「カルチャー」や「今後のビジョン」などの記入欄もあり、選考が始まる前から相互理解を深められるため、選考中のミスマッチが起こりにくいと言えるでしょう。

irootsはこんな人にオススメ!

・厳選企業からのスカウトがほしい人
‌・詳細にプロフィールを設定したい人

⑦キャリアチケットスカウト

逆求人サイト キャリアチケットスカウトのサービス画像
キャリアチケットは、価値観でのマッチングを重視したスカウトサービスです。

キャリアチケットスカウトの特徴
・価値観ベースで就活できる
・計画的に就職活動ができる

‌キャリアチケットスカウトでは、5つの質問に答えることで、キャリアに対する考え方が明確になります。質問数が少ないので、短時間で自己分析をすることができるでしょう。スカウトが届くのは、学生のもつ価値観に共感した企業のみ。企業がどの価値観に共感したか記載されているため、価値観ベースで就活することが可能です。
さらに、毎週月曜日に選考チケットが配布され、最大で保有できる枚数は5枚までという制限があります。同時に選考を受けられる企業が5社までという制限があるため、どの企業の選考に進むべきかを慎重に考えなければならず、計画的に選考に進められそうです。

キャリアチケットスカウトはこんな人におすすめ!

・価値観重視の就活を進めたい人
・計画的に就活を進めたい人

⑧Lognavi(ログナビ)

逆求人サイト ログナビのサービス画像
動画を使った就活に強みをもつログナビ。

Lognaviの特徴
・動画で自己PRが送れる
・SNS機能がある

ログナビは自己PRを動画で登録します。文章では伝わりにくい人柄や限られた字数では伝えきれない想いを動画で企業に伝えることができます。企業の紹介動画を見ることもできるため、文章だけでは分かりにくい会社の雰囲気や実際の業務内容を詳しく知ることができるでしょう。

また、ログナビは就活SNSアプリとしても利用することができます。同じ大学の学生を見つけたり、ほかの学生とのやり取りができたりする点が特徴的。タイムラインに自分の疑問や考えを投稿し、他のユーザーからコメントやアドバイスをもらうことができます。

ログナビはこんな人にオススメ!

・動画で自己PRしたい人
・学生同士で情報交換をしたい人

【参考】ログナビ 登録画面

‌⑨チアキャリア

チアキャリアの公式HP
成長企業・ベンチャー企業からのスカウトが届く逆求人サイトのチアキャリア。

チアキャリアの特徴
・ベンチャー・成長企業に特化
・キャリアメンターに就活相談ができる

チアキャリアは、企業のネームバリューやブランド力よりも、働きがい・やりがい・成長できる環境を重視する学生におすすめの逆求人サイトです。上場を目指すスタートアップや急成長中のベンチャーからスカウトが届き、20代のうちから裁量を持って働きたい人には特に向いています。

さらに、チアキャリアには独自の自己分析ツールやスキルアップ講座といったコンテンツも用意されています。キャリアメンターに就活の悩みを相談したり、1on1の面接対策をお願いすることも可能。実践的な対策で、自信を持って選考に挑めます。

チアキャリアはこんな人にオススメ!

・ネームバリューよりも”企業の中身”を重視したい
・選考対策も同時に進めたい

⑩BaseMe

BaseMeの公式HP
スカウト機能に合わせて、求人掲載のあるナビサイトとしての側面をもつBaseMe。

BaseMeの特徴
・面倒な自己分析や企業探しをAIがサポート
・インターンやイベント情報も一括でチェック可能

BaseMeは、AIがあなたの価値観や強みを解析し、最適なキャリアの選択肢を提案してくれる逆求人サービスです。従来は時間がかかる自己分析や企業研究を効率化できるため、就活のスタート段階で「自分を知る」ことができ、最短ルートで理想の仕事にたどり着けるのが特徴です。

また、企業が募集しているインターンシップや開催予定のイベント情報をまとめて確認できるのも便利なポイント。スカウトを受けるだけでなく、イベント参加を通じて企業理解を深められるため、幅広く就活を進めたい学生におすすめです。

BaseMeはこんな人にオススメ!

・自分の価値観や強みに合った企業と出会いたい
・インターンやイベントから就活を始めたい

【理系】おすすめの新卒向け逆求人サイト3選

ここからは、理系学生に向けた逆求人サイトをご紹介します。理系学生におすすめする逆求人サイトは以下の3つです。

理系学生におすすめの新卒向け逆求人サイト
①アカリク
②LabBase
③TECH OFFER

それぞれご紹介していきます!

①アカリク


‌理系・大学院生に特化した逆求人サイトのアカリク。

アカリクの特徴
・研究に忙しい大学院生でも効率よく就活を進められる
・理系に特化した専門職の求人とスカウトが豊富

アカリクは、大学院生や理系学生向けに特化した逆求人サービスです。研究内容を登録するだけで企業からスカウトが届くため、就活に多くの時間を割けない学生でも効率的に内定獲得を目指せます。

独自に厳選したニッチトップ企業や研究を活かせる求人に絞っているため、ミスマッチを減らしやすいのも特徴です。

さらに、大学院出身の専任コンサルタントが在籍する<アカリク就職エージェント>では、自己分析、ES添削、面接対策などのサポートを受けられます。また、企業の現場技術者や研究者と直接話せる<アカリクイベント>も毎月開催されており、選考直結の機会を得ることが可能です。

アカリクはこんな人にオススメ!

・研究と就活を両立したい大学院生・理系学生
・自分の研究内容やスキルを活かせる専門職に就きたい

②LabBase

逆求人サイト LabBaseのサービス画像
研究テーマやスキルをもとに高精度のマッチングを行うLabBase。

LabBaseの特徴
・研究内容やスキルまでプロフィールに登録できる
・「興味あり」機能で学生からも企業にアプローチ可能

LabBaseは、研究テーマやスキル、志向性まで細かく登録できるプロフィールが強みです。自分の研究や強みを効果的に伝えられるため、よりミスマッチの少ない企業と出会えるのが特徴です。

また、LabBase独自の「興味あり」機能を使えば、学生側から企業に意思表示をすることも可能です。さらに、どの企業が自分のプロフィールを閲覧したかを確認できるため、興味を持っている企業に対して積極的にアプローチしやすい環境が整っています。

LabBaseはこんな人にオススメ!

・マッチングの精度にこだわりたい人
・積極的に企業と接点を持ちたい人

③TECH OFFER

逆求人サイト TECHOFFERのサービス画像
理系学生のための総合就活サービスであるTECH OFFER。

TECH OFFERの特徴
・オファー数が1人あたり平均27社と、圧倒的に多い
・特許取得済みの仕組みによるマッチ度の高さ

TECH OFFERは、700社以上の企業と3万人以上の学生が利用している逆求人サービスです。最大の特徴は、一人あたり平均27社というオファー数の多さ。幅広い企業から声がかかるため、自分に合った選択肢を効率的に見つけられます。複数の企業からスカウトを受けることで、自分の市場価値や強みを客観的に把握できる点もメリットです。

さらに、全国4万件以上の研究室・教員データと100万件以上の技術キーワードを組み合わせた特許取得済みシステムを採用しており、学生の専門性に合った高精度なマッチングが可能です。そのため、ミスマッチが少なく、スカウトの質も高い傾向があります。結果として選考がスムーズに進みやすく、効率的に就活を進めたい理系学生に適したサービスといえるでしょう。

TECH OFFERはこんな人にオススメ!

・多くの選択肢から最適な企業を選びたい人
・マッチング精度にこだわりたい人

新卒向け逆求人サイトの選び方

どの逆求人サイトに登録すればいいかお悩みの方に向けて、ここでは「逆求人サイトの選び方」を分かりやすくご紹介します。

▼新卒向け逆求人サイトの選び方
①利用企業数
②使いやすさ
③評判・口コミ

それぞれ解説していきます!

①利用企業数

利用企業数が多いほど、多種多様な業界や職種の企業からスカウトを受けられる可能性が高まります。また、大手企業が多いのか、中小・ベンチャー企業が多いのかといった特徴もチェックして、自分の志望に合うサイトを選ぶと良いでしょう。

②使いやすさ

サイトの使いやすさも重要なポイントです。登録やプロフィールの入力が簡単か、企業とのやり取りがしやすいかどうかなどを確認しましょう。また、スカウトが届いた後の選考スケジュール管理がしやすいかどうかも考慮すると、就職活動全体をスムーズに進められます。

③評判・口コミ

評判や口コミを見ることで、公式の説明や宣伝からは見えないリアルな情報を得ることができます。口コミを通じてそのサイト特有の強みや弱点を把握することで、自分に合ったものが選びやすくなるでしょう。

新卒向け逆求人サイトのオファー数を増やすコツ

逆求人サイトは、多くのメリットがある一方で、ただ登録するだけではオファー数が少ない場合もあります。そこで、以下のポイントを押さえてオファー数を効率的に増やしましょう。

オファー数を増やすコツ
①必要な情報をすべて登録する
②わかりやすい文章を心がける
③企業が検索しそうな単語を組み込む
④こまめにログインする
⑤就活の軸のチェック数を増やす
⑥逆求人サイトを併用する
⑦ほかの企業からの内定情報を入れる

それぞれ解説していきます!

①必要な情報をすべて登録する

プロフィールが未完成ではオファーを逃す可能性があります。実際、ほとんどの逆求人サイトにプロフィール入力によってオファー数が大きく変わると記載されています。写真や自己PRを含むすべての情報を登録し、企業に自分の魅力を伝えましょう。

②わかりやすい文章を心がける

プロフィールや自己PRを書く際には、抽象的な表現を控えて、誰が読んでもわかりやすい文章を書くように心掛けましょう。

たとえば、「アルバイトでリーダー経験があります」と書くより、「アルバイトでは5人のチームをまとめて売上を前年比120%に伸ばしました」といった具体例を添えることで、採用面接官は内容をしっかりと理解できます。

③企業が検索しそうな単語を組み込む

企業はスカウトを送る際に、サイト内でキーワード検索をして自社の求めるスキルや性格を有した学生を探すことが多いです。そのため、プロフィールや自己PRには企業が検索するであろう単語を意識的に組み込みましょう。

たとえば、「商社」「営業」などの業界や職種に関連するキーワードや、主体性やリーダーシップなど多くの企業が求める資質を適切に盛り込むことで、企業の目に留まりやすくなるでしょう。

④こまめにログインする

サイトへのこまめなログインも重要です。多くのサイトでは、最近ログインした学生ほど企業に優先的に表示されます。スカウトメールに迅速に対応できるようにするためにも、毎日逆求人サイトを確認する習慣をつけましょう。

⑤就活の軸のチェック数を増やす

オファー数を高めるためには、プロフィール設定の幅を広げることが効果的です。「勤務地」「職種」「業界」などの就活の軸を柔軟に設定することで、企業とのマッチング率を上げることができます。

たとえば、「勤務地を東京のみ」ではなく「関東全域」としたり、希望職種に多くのチェックをつけたりすることで、より多くの企業からアプローチを受ける可能性が高まります。

自分が許容できる範囲内で、就活の軸のチェック数を増やすことをオススメします!

⑥複数のサイトを併用する

ひとつのサイトだけに頼るのではなく、目的に応じて複数の逆求人サイトを使い分けましょう。サイトごとに強みや特徴は異なるため、複数の逆求人サイトを併用することで、多くのメリットを享受することができます。

⑦ほかの企業からの内定情報を入れる

ほかの企業から内定をもらっている場合は、それをプロフィール欄で適切にアピールしましょう。内定があるという事実は、他社が採用するだけの魅力があることを示し、企業側の関心を引く要素になります。

ただし、ほかの企業からの内定情報を入れる際は、相手の印象を考えて、「現在、複数の内定をいただいていますが、自分のキャリアにおける優先順位を元に比較検討をしています」という姿勢で伝えましょう。

新卒向け逆求人サイトの注意点

ここでは、逆求人サイト利用時にありがちな誤解を解消し、効果を最大化するための注意点を解説します。新卒向け逆求人サイトを利用する際の注意点は以下の2つです。
新卒向け逆求人サイトの注意点
①自己PRを充実させないとオファーされにくい
②スカウトをもらっても選考落ちはよくある

それぞれ解説していきます!

①自己PRを充実させないとオファーされにくい

逆求人サイトでは、企業が求職者のプロフィールを閲覧してスカウトを送ります。そのため、自己PRやスキルの記載が不十分だと、企業の検索に引っかからず、オファーの機会を逃してしまうことがあります。

実際に、就職みらい研究所が逆求人サイトを利用して悪かった点を調査したところ、「志望する企業からスカウトがこなかった」が35.4%で1位になっています。上記の見出し「オファー数を増やす新卒向け逆求人サイトのコツ」で紹介した7つを参考に、オファー数を増やして逆求人サイトを最大限活用しましょう!

②スカウトをもらっても選考落ちはよくある

スカウトを受けると、企業から特に興味を持たれていると感じるかもしれません。実際、逆求人サイトを利用するメリットとして「内定につながりやすい」という点が多くの利用者から挙げられており、一般的な就職活動に比べて選考通過率が高いと考えられます。
しかし、スカウトが届いたからといって内定が保証されるわけではありません。企業側は、多くの候補者を集めた上で最適な人材を選ぶため、スカウトを受けても選考に落ちるケースは珍しくありません。
そのため、スカウトは「企業との接点を持つきっかけ」として捉えることが重要です。通常の選考と同様に、しっかりと面接対策を行い、自分の強みをアピールする準備を整えましょう。

‌新卒向け逆求人サイトに関するよくある疑問

逆求人サイトを利用するにあたってよくある疑問にお答えしていきます。

Q. 逆求人サイトはいつから利用するべき?

A. できるだけ早い時期からの登録がおすすめです。

本命企業の選考前に、スカウト経由でいくつかの企業の選考を受けておくことで、就職活動に慣れていくことができます。インターン募集や早期選考につながるスカウトも多いため、大学3年生の春〜夏頃には登録しておくとよいでしょう。

Q. 人気企業からのスカウトは届くの?

A. プロフィールを充実させれば、人気企業からのスカウトが届く可能性が高まります。

大手や人気企業からスカウトが届くケースもありますが、全員に届くわけではありません。企業が求める人物像やスキルに合致しているかどうかが重要です。プロフィールを丁寧に書き込み、自己PRや経験を具体的に記載しておくことで、人気企業の目に留まる可能性は高まります。

また、逆求人サイトごとにどの企業からスカウトが届くかが変わるため、各種サービスのホームページを確かめて、どんな企業からのスカウトが届くか確認しておきましょう。

Q. 複数の逆求人サイトを併用しても問題ない?

A. 問題ありません。むしろ複数サイトに登録することがおすすめです。

サービスごとに登録している企業が異なるため、複数のサービスに登録したほうが、出会える企業の幅を広げられるメリットがあります。登録先を検討する際は、似たサービスに偏らず、特徴が異なるサイトを組み合わせると効果的です。

Q. スカウト経由と採用HP、どっちから応募すべき?

A. スカウトが届いた場合は、スカウト経由での応募がおすすめです。

「スカウト経由だと志望度が低いと思われるのでは?」と不安に感じるかもしれません。しかし志望度の高さは、面接やエントリーシートで十分にアピールできます。むしろスカウト経由では、限定の選考ルートや特別イベントに招待されるケースもあるため、有利に進められる可能性があります。スカウトが届いた際は、積極的に応じてみるとよいでしょう。

OB・OG訪問をして逆求人サイトの自己PRを磨こう

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像
逆求人サイトでは、プロフィールの内容がスカウト率に大きく影響します。しかし、自分一人で魅力的なプロフィールを作成するのは、なかなか難しいものです。

そんなときは、国内最大級のOB・OG訪問サービスMatcherを活用し、就活を経験したOB・OGの力を借りることをオススメします!

Matcherで相談できること(例)
‌・志望企業に受かった内定者にESを添削してもらいたい
‌・志望企業に所属する社会人に面接対策をしたもらいたい
‌・相談経験豊富なエージェントに自己分析を深めてもらいたい
‌・就活初期にやっておくべきことを教えてほしい
‌・とりあえず誰かに就活の相談に乗ってほしい など

‌社会人や内定者に気軽に就活相談ができ、さらに厳選企業からのスカウトも貰えるサービス Matcher。
‌ぜひ以下のボタンから登録してみてください。

さいごに

いかがでしたか?

本記事では、新卒向け逆求人サイトを13個ご紹介してきました。自分に合った逆求人サイトに登録したあとは、オファー数が増えるようにこの記事で紹介したことを試し、効率的な就活を進めましょう!

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