【最新版】就活の面接の時事問題どう答えるの?対策と回答例を紹介
2024/02/28
目次
6.
多くの就活生が選考対策として取り組んでいる時事問題。
しかし、日頃からニュースをチェックしていない人にとって、いきなり時事問題についての質問をされると、戸惑ってしまう就活生も多いでしょう。
「時事問題の勉強方法を知りたい」「おすすめの時事問題を知りたい」「時事問題の質問への対策方法について知りたい」
これらの悩みを解決するために、本記事では具体的な勉強方法、おすすめの時事問題、質問への対策方法などを解説します。
面接で時事問題を聞かれる意図は?
最初に、企業側が就活の面接で時事問題を聞くのはなぜなのでしょうか?面接で時事問題を聞く理由を紹介します。
周囲に対して関心があるのかを図るため
採用側としては、日頃から社会に対してどれぐらい関心があるのか、どの程度情報を収集しているのかを知りたい、という目的があります。
時事問題について的確に回答できることは、企業で活躍するために必要な「情報収集能力」や「分析力」を示す指標の1つとなります。
新卒採用では、今後の成長を見越しての採用になるケースが多いので、周囲へのアンテナの強度が高いと「成長する下準備が整っている」という見方をされるそうです。
社会問題についての関心を図るため
面接で時事問題を聞かれる意図の2つ目は、社会問題についての関心を知りたいからです。
社会で話題になっているニュースや時事問題について自分の意見があると、世間に対して目が向けられているという証拠になります。
時事問題の質問に答えられない場合、「社会に対して無関心なんだ」と思われてしまい、採用側はあまり良い印象を持ちません。
人となりや個性を知るため
就活生によって、選ぶニュースや社会問題に違いがあります。
面接官の中には、時事問題で選んだトピックから、応募者の個性や人柄を判断する人もいます。
選んだニュースによって、「どのようなことに関心を持っているのか」「どのような価値観を持っているのか」が透けて見えるためです。
【業界別】最新の時事問題のトピック一覧
ここでは、最新の時事問題のトピックを解説しています。業界ごとに、関連性がある時事問題を見ていきましょう。
食品業界『飲酒ガイドラインの策定』
近年、健康志向の人が増えたことにより、お酒の販売量や売上に大きな影響を及ぼしています。
2001年の就活人気ランキングで、10位以内に大手ビール会社のサントリー、アサヒ、キリンが入っていましたが、2025年卒のランキングではサントリーが36位に。しかし、お酒以外の飲料を扱うアサヒ飲料が5位にランクインする結果となりました。
2025年卒 就職人気企業ランキング
2025年卒 就職人気企業ランキング
そしてさらに、最新のニュースでは、「飲酒ガイドライン」が2024年1月に策定されました。
このガイドラインによって影響が及ぶのは、サントリーの「-(マイナス)196°Cストロングゼロ」のようなアルコール度数が高い飲料です。
お酒に含まれる「純アルコール量」に注目するべきとして、厚生労働省が、ガイドラインで、健康リスクを明示しました。
これまでは、アルコール度数や飲んだ量で、飲酒量を知ることが一般的でしたが、アルコールの害を飲酒量で示したのです。
食品業界や飲料業界を志望する学生は、ストロング系をはじめとする酒類の動きやニュースをチェックして、面接で自分の意見を伝えることをおすすめします。
健康に配慮した飲酒に関するガイドライン
自動車業界『ダイハツの試験不正問題』
2023年の春頃、海外向けの2つの車種と日本向けの4つの車種の側面衝突実験の認証手続きで、不正があったことが発表されました。
車を発売するにあたって、安全かどうかを判断する認証実験のうち、25項目が不正をしていることが分かったのです。
このような不正は1989年からあったことが、調査により判明したのですが、要因は以下のようにあるといわれています。
・短期開発の推し進め
・一回で実験に合格をしなければいけないプレッシャー
・管理職と現場に深い溝
ダイハツの今回の問題を、ただの企業問題と捉えずに、なぜ、「不祥事が起きてしまったのか」という点でチェックしてみてください。
他にも自動車業界に関心がある人におすすめの時事問題を紹介します。
・半導体不足の影響
・ビッグモーターの車保険金の不正請求問題
金融業界『自民党の裏金問題』
近年、世間を騒がしている自民党の裏金問題ですが、「政治」と「お金」について、ここでは詳しく解説します。
政治家は、国や自治体とは別に、政治資金をたくさんの切り口で調達しています。例えば、政党に税金を元に支払われる「政党助成金」や、個人や企業から集める「寄付金」があります。
「寄付金」は、多く寄付をしてくれた企業や個人に有利な政治をするという汚職に繋がりかねないため、規制が加わってきました。
しかし、この規制には抜け道がたくさんあり、今回で明るみになってきたのです。
抜け道として1つ挙げるのが、「政治資金パーティー」で、みなさん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
パーティー券を売った収入から、会場費や飲食代を引き、残りのお金を利益として得ることができるシステムです。
寄付金よりも高額なお金を献金することができるので、陰で、政治家と繋がりたい企業にとって都合の良いものです。
さらに今回の裏金事情が世にでてきた、悪徳な手法は、派閥が主催するパーティーで、集めたお金を政治規制報告書に載せずに議員に直接戻したり、議員が派閥に収めずに自分のものにしていたことが発覚しました。
今回の問題を受けて、派閥を解散すると表明した今後の政治の動きや、裏金問題の対策に注目ですね。
【最新版】時事問題一覧
・自殺をきっかけに過重労働やパワハラが告発されている宝塚歌劇団
・創業者ジャニー喜多川の性暴力が明るみに出て社名変更に至った旧ジャニーズ事務所
・部員の薬物問題で廃部となった日本大学アメリカンフットボール部
・円安による影響
・ロシアがウクライナ侵攻をして2年
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数々のOB訪問アプリなどツールがある中でも、就活生にはMatcher(マッチャー)をおすすめします。
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詳しくは下記の記事と合わせてご覧ください。
【解答例つき】時事問題を聞かれた時の答え方のポイントを解説
「最近気になった時事問題を教えてください」という質問に対して、どう答えれば良いのかわからないという人に向けて、正しい答え方とポイントを解説します。
①時事問題の概要を話す
ポイント1つ目は、「時事問題の概要をしっかり説明し、理解しているかを伝える」ことです。
ニュースを単に「知っている」だけでなく、「どう活かせるか」を意識することが重要です。
情報収集は、大きなニュースだけでなく、日常生活の中で見聞きする小さなニュースにも目を向けることが大切です。
小さなニュースからでも、有益な情報を得たり、重大なリスクを回避するヒントを学ぶことができます。
ニュースに対する自分なりの理解を説明できれば、企業側にも好印象を与えることができます。
②見解を話す
ポイント2つ目は、「選んだ時事問題に対して、自分の見解を述べる」ことです。
単にニュースを知っているだけでは、浅い理解に留まってしまいます。重要なのは、
・そのニュースから何を学び、人生のヒントや行動に移せるのかを考えること
・コメンテーターや記事の意見を鵜呑みにするのではなく、自分なりに情報を整理して、独自の意見を持つこと
です。
時事問題から得た情報と自身の考えを結びつけることで、論理的思考力や問題解決能力をアピールできます。
③社会に対する影響を話す
ポイントの3つ目は、「社会に対する影響を話す」ことです。
選んだ時事問題が、社会にどのような影響があるのかを、述べることで、社会に関心があることをアピールすることができます。
例
私が選んだ時事問題は、AIの進化です。AIの進化は、社会に大きな影響を与える可能性があります。例えば、医療や介護などの分野において、AIは人手不足解消に貢献することが期待されています。一方、AIの普及で、なくなってしまう仕事が多くあるといわれています。
私は、AIの進化は社会にとって大きなチャンスであると考えています。しかし、同時に、AIの進化によって生じる課題にも目を向ける必要があると思います。具体的には、AIによって失われる仕事に対して、新たな雇用を創出する必要があると考えます。また、AIが倫理的に利用されるように、ルール作りも必要です。
例のように、ニュースが社会に与える影響について考えることで、社会問題への関心を示すことができます。
就活と並行して、時事問題を勉強することはなかなか難しいことでしょう。以下の記事では、時事問題を勉強する時におすすめのサービスが紹介されています。
ぜひチェックしてみてください。
面接で「気になるニュース」を聞かれたときの答え方
面接で「気になるニュース」を聞かれたときの答え方
面接で好印象を持たれる時事問題とNG時事問題を比較
面接で、最近の時事問題について企業側から指定がなかった場合、「何を選ぶのか?」を評価の指標としてみている可能性が高いです。
そこで、取り上げてもいい時事問題の例と、取り上げてはいけない時事問題をそれぞれ紹介します。
OK例①:社会や政治の時事問題
社会や政治などの問題を取り上げるのは「OK」です。
なぜなら企業は、社会問題を無視することはできず、変化に対応していく必要があるからです。
どの企業や業界も、社会や経済システムの一部であり、ニュースで取り上げられる話題はほとんど関係があります。
話題になっている社会や政治の時事問題を挙げる際は、自分が詳しく話せる話題を選ぶことをおすすめします。
OK例②:志望先の業界や企業に関連する時事問題
志望先の業界や企業に関連するニュースを選ぶのも「OK」です。
志望先の企業に関係する時事問題について述べることで、志望度の高さをアピールすることができます。
注意点としては、ネガティブなニュースは避けましょう。志望先の企業と関連していても、企業側へのアピールにつながるとは限らないからです。
NG例①:宗教・思想に関する時事問題
宗教や思想に関する話題は、場合によって相手が不快な思いをする可能性があるため、「NG」です。
理由は3つあります。1つ目は、人によって宗教や思想に対する考え方は異なるため、議論が紛糾する可能性があるからです。
2つ目は、採用担当者が支持しているものや、立場が不明であるため、相手の気分を下げてしまう恐れがあるから。最後は、企業活動とは関係のない話題であるため、アピールポイントとして弱いことがあげられます。
もし、どうしても宗教や思想に関する時事問題について話したい場合は、以下の点に注意する必要があります。
・自分の意見を押し付けない
・相手の意見を尊重する
・議論が紛糾しそうになったら、話題を変える
NG例②:芸能に関する時事問題
NG例の2つ目は、「芸能に関する時事問題」です。
芸能ニュースは、企業活動とは関係のない話題であるため、アピールポイントとして弱いといえます。
芸能のニュースを日頃からチェックしていて、個性や嗜好をアピールしたいと考える人もいるかもしれませんが、時事問題では、なるべく芸能関連のニュースは避けたほうが良いでしょう。
もし、どうしても芸能に関する時事問題について話したい場合は、以下の点に注意する必要があります。
①芸能ニュースから、社会問題に繋がる話題を見つけて話す
②芸能人の活動から、自分の人生に活かせる教訓を話す
③芸能ニュースに対する自分なりの考えや提案を具体的に話す
NG例を参考に、適切な時事問題を選び、自分の考えを論理的に説明することで、面接官に好印象を与えることができます。参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
時事問題を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
・社会問題や経済問題や、企業活動に関連する話題を選ぶ
・ポジティブな視点から考える
・自分なりの考えや提案を論理的に具体的に述べる
企業の面接でいきなり時事問題を聞かれて、「焦って上手く答えることができなった、、」という事態が起きないよう、日頃から新聞を読んだりTVニュースを視る習慣をつけることをおすすめします。
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企業の選考を受ける際に、質問に対してちゃんと答えれるかどうかは誰しもが抱えている悩みです。
第三者に聞いてもらい、FBをもらうことで、より面接官に伝わる話し方や伝え方ができるようになります。
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