3分で読める|適性検査の性格診断対策3選!落ちる原因や例題を紹介

2023/12/28
就活準備
就活の悩み
目次
1.
企業が性格診断を設ける目的や見ているポイント
2.
性格診断で選考に落ちる原因
3.
適性検査の性格診断対策3選
4.
選考でよく使われる性格診断の種類と特徴、コツを解説
5.
就活における性格診断でよくある疑問
6.
性格診断の前に企業の社風やどんな人が多いのかを把握しよう 
就活における性格診断とは、人材のスキル、適性、および性格を客観的に評価するテストです。
会社との適性を簡単に測れることから、選考では必ずといっていいほど性格診断があります。
特に人気企業など、応募者が多い企業は面接やESを読むのに手間がかかります。
性格診断の結果で絞りこむことも少なくありません。

「性格診断で落ちたくはないけど、対策のしようがないので不安」
「性格診断で落ちる時ってどんな時なんだろう」
と漠然とした不安がある人も多いのではないでしょうか。

そんな方に向けて本記事では、企業が性格診断を設ける目的や落ちる原因、対策方法について徹底的に解説します。
SPIなど能力テストに不安がある方、下記の記事をご覧ください!

企業が性格診断を設ける目的や見ているポイント

応募者を評価している‌企業が性格診断を行う目的は、性格から企業との相性を測るという点にあります。
例え学力など能力面で問題がなくても、社風と合ってない人材や相性が悪い人材を採用してしまうと早期退職や入社後のトラブルに繋がる可能性があるため、多くの企業の採用で行われています。
性格診断の結果で特に企業が見ているポイントは主に以下の
・行動特性
・ストレス耐性
・属性や特徴
など、個人の資質的な部分を見ています。
そのため、性格の良し悪しなどを気にする必要はありません。

性格診断だけを行う企業もある

基礎学力を測る能力検査は行わず、性格診断だけを実施する企業もあります。
近年は性格診断の精度が上がり、細かい部分まで分析できるようになりました。
また性格診断は能力検査の後に実施する場合が多く、能力検査後だと疲れから正確性が失われるなどの可能性があります。
そのため人柄重視で採用がしたいと考えている企業などは、性格診断だけでも問題がないのでしょう。

他にも、サマーインターンなど以前の診断結果を本選考で再利用するといったケースもあります。

性格診断で選考に落ちる原因

不安な様子の男性‌性格診断で落ちる確率は低いとされていますが、選考の一環であるため落ちてしまうことも珍しくありません。
性格診断で落ちてしまう原因は主に以下の3つです。

回答時間に間に合わない

性格診断も回答時間が設けられており、直感で回答させるためにタイトな時間で設定されています。
気の緩みで時間をかけてやろうとしたり、考えすぎたりすると回答時間に間に合わず無回答のまま次に行ってしまいます。
無回答だと当然正しい診断結果が出ないので、落とされる対象になるでしょう。

企業の社風や求める人物像との不一致

企業の社風や求める人物像と性格検査の結果がかけ離れてしまった場合は、選考で落ちる可能性が高いです。
性格検査の結果をそこまで気にしていない企業でも、実施する以上基準は設けています。

一貫性がない

性格診断で企業に良い印象を与えたいから自分の考えとは別の選択をする人が多いです。
‌しかし、嘘の回答は一貫性を失ってしまうため、避けたほうが良いでしょう。
一貫性がないと「真面目に取り組んでいない」「事実通りに回答していない」と判断されてしまい、落とされる原因に繋がってしまいます。
性格診断は意識しすぎると、一貫性を失われやすいので気を付けましょう。

適性検査の性格診断対策3選

おすすめのツールを表す‌性格診断は自信のなさが落ちる原因に繋がります。
とはいえ、性格診断の対策ってなにをすればいいのかわからない人も多いでしょう。
ここでは、性格診断対策を3つご紹介します。

①性格診断ツールを利用して慣れる

性格診断ツールを使って慣れておくと、本番時に時間をかけることなくスムーズに進めることができます。
性格診断ツールは結果まででるので、直感での回答に時間がない人などは本番前にツールを使って確認してみると良いです。

おすすめの無料性格診断ツール

回答時間:5分
質問数:23問

回答時間:約23分
質問数:60問

②自己分析で一貫性を保つ

自己分析を通して自分がどんな人物であるかを理解しておくと、性格診断の際に一貫性を保ちやすいです。
性格診断前に簡単に、これまでに取り組んだ自己分析を確認したり、まだ自己分析が不十分だと感じる方はやってみたりするといいでしょう。
性格診断に限らず、面接など自身について話す際には必ず一貫性があるかを見られています。

③OB・OG訪問をする

OB・OG訪問では自分が志望する企業、業界で働く人に話を聞くことができます。
冒頭でもお伝えしたように、性格診断は志望企業の社風などに自分の性格や特性が合わないのではないかといった不安、自信のなさが落ちる原因に繋がります。

OB訪問を通して、具体的にどんな人が多いのか、活躍する人の特徴などを聞いて自分と合うのかを確認してみることで自信を付けられると良いです。
性格診断に限らず、OB訪問は就活全般で活用できるので、是非就活中に沢山利用してみましょう。

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選考でよく使われる性格診断の種類と特徴、コツを解説

企業の選考でよく用いられる、性格診断の種類や特徴、コツなどをご紹介します!

SPI

SPIの性格検査は、約300問の日頃の行動や考え方に関する質問への回答を統計的に処理することで仕事への取り組みや目標の持ち方など、様々な性格特徴を測定するものです。
中小〜大手企業の多くは、このSPIの性格検査を導入しているケースが多いです。

とにかく質問数が多く時間がかかるので、疲れて途中から適当にやってしまいがちです。
集中力が保てる環境や状態を作っておきましょう。

【例題】SPIの性格検査

・あるプロジェクトで新しいアイデアを提案する場面で、あなたはどのような役割を果たしますか?
a)チームの中で積極的にアイデアを提案します。
b)アイデアが求められた場合に限り提案します。
c)他のメンバーがアイデアを出し尽くした後に提案します。
d)アイデアを提案することは得意ではありません。

・以下の質問はあなたの日常の行動や考えにどの程度あてはまりますか。
最も近い選択肢を1つ選んでください。

1.いろいろなところに出かけるのが好きだ
2.何ごとも継続が大切だ
3.あまり欲がないほうだ
4.立ち直りは早いほうだ
5.新しいものは何でも試してみたい

〔選択肢〕
あてはまる
どちらかといえばあてはまる
どちらかといえばあてはまらない
あてはまらない

玉手箱

玉手箱はSPIに並ぶメジャーな適性検査です。
性格検査には本格版と簡易版の2種類があり、企業によってどちらが出るかわからないので特徴はつかみにくいです。
ただ、本格版でも質問数は65問〜70問で約20分とSPIよりも質問数が少ないので気楽に受けられるでしょう。
玉手箱は「性格」と「意欲」に分かれています。
「性格」では自分のパーソナリティに関する質問、「意欲」ではどのような仕事・職場であればモチベーションが発揮されるのかを知るための質問があります。

【例題】玉手箱の性格検査

GAB

GABの性格診断では、パーソナリティ質問といって日常生活や学生生活の中でどのように過ごしてきたのかを見ることで、仕事への取り組み方、特性などを測定します。
能力検査の難易度がSPIや玉手箱より少し高いことで有名ですが、性格検査はそこまで変わった質問や難しい質問などはありません。
ただ傾向がつかみにくいので、初めての方は特に落ち着いて取り組むことが重要です。

ミキワメ

ミキワメは、受検結果が見やすく性格の分析に特化していることから近年ベンチャーから中小、大手まで多くの企業で導入されています。
性格診断は10分間で100問近くの質問に答えなければならないので、時間に余裕がありません
またミキワメはSPIや玉手箱のように質問ごとに時間が設けられているのではなく、全ての質問を10分間で答えなければいけないため、自身で時間配分を行わなければなりません。
これは直感で答えるしかないので、考えすぎずに答えることや回答したら基本的には変えないことを意識しましょう。

TAL

TALは、自社の仕事環境に置かれた時のメンタルへの影響やストレス耐性を知るのに特化した適性検査です。
15問30分の文章形式と1問5分の図形配置の問題が2種類出題されます。
これまで紹介してきた適性検査とは大きく異なり、かなり独特であるため初めて受検される方は戸惑うかもしれません。
例題と一緒に解説も紹介するので、どんな問題がでるのか是非確認してください!

【例題】TALの性格検査

文章形式の問題
「あなたが手に持っても良い卵を2つ、選んでください」
・カラを剝いていないゆで卵
・カラを剥いたゆで卵
・カラを剥いて切ってあるゆで卵
・カラを剥いて切ってお皿に盛ってあるゆで卵
・生卵
・模型の卵
・ウズラの卵
解説
この場合は、卵をどのように扱うのかで考えてみると良いです。
正解はありませんが、この場合生卵をそのまま手で持つことは考えにくいでしょうし、模型の卵を扱う機会はなかなかないでしょう。
卵を手に持った時の想像をした時に、すぐに出てきそうな回答を選ぶのが良いです。
図形形式の問題
TALの図形問題の例題
TALでは図形の問題が出ます。
左のアイテム(図形)を1つずつ右のキャンバスにあてはめていくといったやり方です。
アイテムを置く位置を決めてしまうと動かせないので注意しましょう。

こちらも正解はありませんが、右のキャンバスが最終的に人を表すようになっていると良いです。
メンタルやストレス耐性などを測ることを目的にしており、絵のセンスや工夫が問われるものではないのでご安心ください。

就活における性格診断でよくある疑問

最後に、性格診断で就活生が抱きやすい疑問とその回答を解説します。

企業の社風に合わせるために嘘はついていい?

嘘をついても問題はありませんし、面接と違って各個人で行うためばれるリスクはありません。
しかし性格診断の結果は選考の間ずっと使われるものなので、その後の面接やESでの印象と結果があまりにも違うと嘘がばれやすいので、その点は気を付けましょう。

性格診断結果と自身で考える性格が一致しないときどうすればいい?

自己分析の一環などで性格診断ツールを使ったはいいものの、結果に納得いかないという人もいるかもしれません。
あくまで1つのツールであり人がやっているわけでもないので、正確で完璧な結果は難しいです。
ただ正直に答える分には、そこまで大それた結果は出ないと考えられます。
また適性検査はESの後、もしくは併せて行うことが多く、選考においては適性検査のみ実施されるケースは少ないです。
そのため性格診断の結果だけを見て、どんな人かと判断することはありません。

質問数が多すぎて時間がない時は適当に回答してもいい?

結論、無回答よりは適当に回答した方が良いです。
無回答だと検査結果が出ない可能性があり、倍率の高い人気企業などでは足切りにあう恐れがあります。
時間がなく答えられないと感じたら、まずは適当に選択しましょう。
ただ、常識を問う問題などでは注意が必要です。
例えば「チームのメンバーが困っていた時どうしますか」などの質問に対し、いくつかの回答がある中で「助けずに見捨てる」などを選んでしまうなどです。
質問内容はある程度理解しておくことを、おすすめします。

性格診断の前に企業の社風やどんな人が多いのかを把握しよう 

いかがだったでしょうか。
本記事では適性検査で行われる性格診断について紹介しました。

性格診断では企業との適性を測るものです。
そのため、性格診断の適性について気になる方は、是非企業研究の中でどんな人が多いのか、社風などを見てみてください。
企業の社風や人柄を知るためには是非OB・OG訪問のMatcher(マッチャー)を使ってみてください!

Matcher(マッチャ―)とは

OBOG訪問サービスMatcherの紹介画像‌所属大学や住んでいる地域に関係なくOB・OG訪問ができるアプリです。

就職活動において、「近くに頼れる先輩がいない」「OB・OGの人にメールや電話をする勇気がない」「キャリアセンターに行くのが面倒だ」などの悩みはありませんか?

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